2021年3月期 通期決算説明会
(2021年3月31日に終了した1年間)
2021年5月20日
東京(日本)
重要な注意事項
本注意事項において、「プレゼンテーション」とは、本プレゼンテーションにおいて、日本酸素ホールディングス株式会社(以下、「日本酸素HD」 )によって説明または配布された本書類、口頭でのプレゼンテーション、質
疑応答及び書面または口頭等の資料を意味します。本プレゼンテーション(それに関する口頭の説明および質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売
却その他の処分の提案、案内もしくは勧誘、または、いかなる投票もしくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明または形成するものではありません。また、これを行うことを意図しておりません。本プレゼンテーションに
より、株式または有価証券の募集を公に行うものではありません。本プレゼンテーションは、投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく、情報提供のみを目的として、受領者に使用されるという条件の下で、
受領者に対して提供される追加情報とともに提供されております。この制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券関連法規の違反となる可能性がございます。日本酸素HDが直接的に、または間接的に投資し
ている会社は別々の会社になります。本プレゼンテーションにおいて、「日本酸素HD」という用語は、日本酸素HDおよびそのグループ会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがありえます。また、同様に
「当社、当社グループ」という用語は、子会社全般またはそこで勤務するものを参照していることもありえます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることがありえます。
・将来に関する見通し情報
本プレゼンテーションおよび本プレゼンテーションに関して配布された資料には、日本酸素HDの理念または見解、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジションおよび業績に関する将来見通し情報、見積
もり、予測が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする」「計画する」「信じる」「望む」「継続する」「期待する」「めざす」「意図する」「確実にする」「だろう」「かもしれない」「すべきである」「であろう」「することができ
た」「予想される」「見込む」「予想する」などの意思や推量をあらわす用語もしくは同様の表現またはそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られません。これらの将来見通しに関する情報は、多くの重要な
要因に関する前提や想定に基づいており、実績としてあらわれる業績では、将来見通し情報を通じて明示または暗示された将来の業績とは異なる可能性があります。その重要な要因には、国内外の一般的な経済
条件を含む、当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の開発・出現、関連法規の変更、規制当局による判断とその時期、金利及び為替の変動、販売された製品または試験・候補製品の安全性ま
たは有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルス感染症のような健康危機が当社の事業を行う国・地域の政府を含む当社とその顧客および供給業者に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(Post
Merger Integration:買収後統合)の時期及び影響、日本酸素HDの事業資産を売却する能力およびかかる資産売却のタイミング、当社のWebサイトにおいて閲覧可能な日本国の有価証券報告書関連法規に
沿って提出された最新の年次有価証券報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。日本酸素HDは、関連法規や証券取引所の関連規制により要請される場合を除き、本プレゼ
ンテーションに含まれる情報または当社が提示するあらゆる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は、将来の経営結果の指針とはなりません。本プレゼンテーションにおける日本酸素
HDの経営成績は、日本酸素HDの将来の経営成績またはその公表を示すものではなく、その予測、予想、保証または見積もりではないことにご留意ください。
・国際会計基準(IFRS)に準拠しない財務指標
本プレゼンテーションには、コア営業利益、EPS(1株あたりの当期利益)、有利子負債、純有利子負債、調整後ネットD/Eレシオ、フリー・キャッシュ・フローのように、IFRSに準拠しない財務指標(以下、「当社独
自指標」)が含まれています。当社役員及び執行役員は、業績評価ならびに経営および投資判断をIFRSおよびIFRS以外の指標に基づき実施しています。当社独自指標においては、最も近しいIFRS財務指標で
は含まれることとなる、または異なる数値となる一定の利益、費用およびキャッシユ・フロー項目を除外しております。当社独自指標を提供することで、当社役員及び執行役員は、投資家の皆さまに対して、当社の経営
状況、主要な業績および動向のさらなる分析のための付加的な情報を提供したいと考えており、当社独自指標は、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません。投資家の皆
さまにおかれましては、当社独自指標について、これらによく対応するIFRSに準拠した財務指標との照合を行っていただきますように、お願い申し上げます。
・財務情報
当社の財務情報は、国際会計基準(IFRS)に基づき作成しております。
2
代表取締役社長 CEO
1. Introduction 市原 裕史郎
執行役員
財務・経理室長 兼 CFO
2. 2021年3月期 総括 Alan Draper
Agenda 取締役
副社長執行役員
3. 2022年3月期 事業計画 濱田 敏彦
4. 質疑応答
3 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
1. Introduction 2. 2021年3月期 3. 2022年3月期 4. 質疑応答
総括 事業計画
1. Introduction
代表取締役社長 CEO
市原 裕史郎
4 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
1. Introduction 2. 2021年3月期 3. 2022年3月期 4. 質疑応答
総括 事業計画
2. 2021年3月期 総括
執行役員
財務・経理室長 兼 CFO
Alan Draper
5 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
中期経営計画「Ortus Stage 2」総括
(2017年4月~2021年3月までの4か年計画)
中期経営計画「Ortus*1 Stage 2」 4つの重点戦略:
構造改革 グローバリゼーション イノベーション M&A
私たちの主な取組み、注力したテーマ、そして達成した成果は以下の通りです。
1.グローバル化を企図し、欧州事業及び米国HyCO*2事業を買収して事業を大きく拡大
2.米国で、新たに獲得した5件のオンサイト案件が稼働開始
3.東アジアで、エレクトロニクス(半導体)向けの電子材料ガス事業を強化
4.アジア・オセアニア地域で、供給基地等の設備投資案件が順次稼動開始
5.持株会社化で地域事業会社に権限委譲を進め、機動的に意思決定していく体制に移行
2021年3月期 第1四半期での新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社グループの製造業のお客さまの多くの生産活動が大幅に落ち込み、産業ガスの需要の減少とともに当社
グループの売上にも影響がでましたが、その後の四半期では力強い回復が見られ、2021年3月期 第3四半期には危機以前の水準まで利益が回復しました。
*1 Ortus (オルタス):ラテン語で 「はじまり、誕生」という意味
*2 HyCO(ハイコ)事業:石油精製・石油化学メーカー向けに水素(Hydrogen)と一酸化炭素(Carbon monoxide)をオンサイトで供給する事業
6 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
中期経営計画「Ortus Stage 2」総括
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2021年3月期
通期 通期 通期 通期 通期 計画値
(単位:億円) (初年度) (第2年度) (第3年度) (最終年度) (2019年2月発表)
売上収益 5,815 6,462 7,403 8,502 8,182 9,100
コア営業利益*1 547 600 658 903 872 1,000
コア営業利益率 9.4% 9.3% 8.9% 10.6% 10.7% 11.0%
海外売上収益比率 40.8% 43.3% 47.9% 55.5% 56.1% 55.0%
*2
ROCE(使用資本利益率) 8.4% 8.4% 6.2% 6.4% 6.1% 7.1%
*3
調整後ネットD/Eレシオ ー ー 1.54 1.45 1.15 1.27
1株あたり年間配当金(円) 20 23 25 28 30 ー
<今後の課題>
1.地域横断的なグループ総合力の強化
2.成熟した産業ガス市場(主に日本、欧州)における成長性・収益性の追求
3.成長する産業ガス市場(米国、アジア・オセアニア)でのM&A・設備投資の実行
4.エレクトロニクス向け電子材料ガス関連の積極的な営業活動、先端技術のR&D
5.サステナビリティ社会実現(脱炭素社会、食糧問題解決 等)に貢献する事業施策の実行
*1 コア営業利益:営業利益から非経常的な要因により発生した損益(非経常項目)を除いて算出した数値で、非経常項目とは構造改革費用(事業縮小・撤退、特別退職金)、災害や重大な事故による損失、その他(遊休資産の処理など)が該当
*2 ROCE(Return on Capital Employed:使用資本利益率):コア営業利益/(有利子負債+親会社の所有者に帰属する持分)で算出する収益性指標
*3 調整後ネットD/Eレシオ:Appendix_P.27参照
7 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
要旨:財務目標に向けた進捗
必要とされている産業ガスや医療機器の安定した生産・供給
コロナ禍中で 産業ガスの需要が急激に減少した欧米では、数量減少の一部を補うために、コスト管理、原価低減、
精励した 生産性向上などの諸施策を実施
2021年3月期 サーモス事業では、主力製品であるアウトドア関連の需要が大きく落ち込むも、外出制限や在宅勤務
通期業績 により変化した人々のライフスタイルを捉えて家庭用品(タンブラーやフライパン)の新たな需要を喚起
する拡販を実施
持株会社体制への移行により、各地域の強みや優位点をグローバルに共有展開したシナジーの創出
グループ
欧州事業で先行する「Productivity」など、グローバル各極のベストプラクティスを他極に積極展開
総合力発揮
の取組み 強力なグローバル事業ネットワークを通じて、販売、物流、企画などグループ統一戦略にてエレクトロニクス
関連事業(電子材料ガスや関連機器・工事)を展開
着実に 事業の拡大を背景に生み出されたキャッシュをもとに、堅実な運転資金管理を行った上で、有利子負債
の削減し、着実な株主への還元*1を実施
財務健全化
を推進 2019年2月に定めた「2023年3月期までに、調整後ネットD/Eレシオ*2 1.0倍を下回る」という目標
に沿って、有利子負債を所期の計画通りに削減
*1 着実な株主への還元:P.7参照
*2 調整後ネットD/Eレシオ:格付機関により、ハイブリッドファイナンスで調達した金額(2,500億円)の50%を「資本」として認められていますので、この部分を考慮して算出した安全性(財務健全性)を示す指標。Appendix_P.27参照
8 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
連結決算要約(通期累計)
2020年3月期 2021年3月期 前期比 2021年3月期
通期 通期 増減額 増減率 通期予想
(単位:億円) (2/2発表)
売上収益 8,502 8,182 -320 -3.8% 8,020
コア営業利益 903 872 -31 -3.4% 830
コア営業利益率 10.6% 10.7% 10.3%
非経常損益 35 15 -20 16
営業利益(IFRS) 939 888 -51 -5.4% 846
営業利益率 11.0% 10.9% 10.5%
税引前利益 791 777 -14 -1.8% 729
親会社の所有者に帰属する当期利益 533 552 +19 +3.5% 481
当期利益率 6.3% 6.7% 6.0%
1株あたり当期利益(EPS)(円) 123.26 127.59 +4.33 111.15
為替レート 米ドル(円) 108.95 105.94 -3.01 105
ユーロ(円) 120.85 124.07 +3.22 123
※2021年3月期(通期)における為替換算による影響額合計:売上収益 -7.5億円 コア営業利益 +1.0億円
9 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
セグメント売上収益(通期累計)
2020年3月期 2021年3月期 前期比 2021年3月期
通期 通期 構成比 増減額 増減率 為替影響 通期予想
(単位:億円) (2/2発表)
国内ガス事業 3,561 3,389 41.4% -172 -4.8% ― 3,309
米国ガス事業 1,988 1,899 23.2% -89 -4.5% -54 1,865
欧州ガス事業 1,655 1,600 19.6% -55 -3.3% +44 1,577
アジア・オセアニアガス事業 1,045 1,053 12.9% +8 +0.7% +3 1,023
サーモス 251 239 2.9% -12 -4.6% -0 246
連結合計 8,502 8,182 100.0% -320 -3.8% -7 8,020
10 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
セグメント利益*1(通期累計)
2020年3月期 2021年3月期 前期比 2021年3月期
通期 通期 構成比 増減額 増減率 為替影響 通期予想
(単位:億円) (2/2発表)
国内ガス事業 287 291 33.4% +4 +1.3% ― 272
利益率 8.1% 8.6% 8.2%
米国ガス事業 222 234 26.9% +12 +5.4% -6 214
利益率 11.2% 12.3% 11.5%
欧州ガス事業 248 212 24.3% -36 -14.5% +6 210
利益率 15.0% 13.3% 13.3%
アジア・オセアニアガス事業 99 94 10.9% -5 -4.6% +0 95
利益率 9.5% 9.0% 9.3%
サーモス 72 52 6.0% -20 -27.6% -0 57
利益率 28.8% 21.8% 23.2%
消去又は全社*2 -26 -13 -1.5% +13 ― ― -18
連結合計 903 872 100.0% -31 -3.4% +1 830
コア営業利益率 10.6% 10.7% 10.3%
*1 セグメント利益:営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示
*2 消去又は全社:セグメント間取引消去、各報告セグメントに配分していない全社費用(基礎研究費用)等を含む
11 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
2. 2021年3月期 総括
キャッシュ・フロー(通期累計)
コロナ禍の事業環境下でも十分なフリー・キャッシュ・フローを創出し、確実に配当金・金利を支払い、負債の削減を実行
フリー・キャッシュ・フロー*1
895
(単位:億円)
1,492
10
607
1,000 529
259 910
121 76
2020年3月31日 営業活動による 設備投資・ その他 長期負債 短期負債 通期配当 その他*3 2021年3月31日
期首キャッシュ キャッシュ・フロー 投融資 (投資CF関連) 返済*2 返済*2 支払 (財務CF関連) 期末キャッシュ
*1 フリー・キャッシュ・フロー:IFRS会計基準に基づいて作成した連結キャッシュ・フロー計算書を内部管理の指標として再構成した項目。詳細はAppendix_P.26参照
*2 長期・短期負債返済:キャッシュ支払金額を記載
*3 その他:為替影響、リースによる支出、投資の取得による支出、短期借入金の純増減額等を含む
12 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
1. Introduction 2. 2021年3月期 3. 2022年3月期 4. 質疑応答
総括 事業計画
3. 2022年3月期 事業計画
取締役
副社長執行役員
濱田 敏彦
13 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
要旨:事業環境認識(見通しの前提)
持株会社体制への移行後、各地域における事業の拡大と成長を積極的に取り込める体制ができました。
地域ごとに経済環境には違いがあり、それぞれの地域の事情に応じて成長を取り込んでいきます。
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大に伴い、当社の事業活動で、さまざまな影響を受けているものの、
不確実・ 現時点までに業績に対する深刻な影響は生じておりません。
不透明な
しかし、中長期的な視野に基づいた具体的で実現可能な計画を立てる環境ではないという認識の下、
経済環境 中期経営計画の策定を1年延期し、次につながる「基盤整備及び準備の1年」と位置づけます。
当社グループが事業進出している国・地域において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、
コロナ禍 私たちの事業運営で、ネガティブな影響が生じたとしても、あらゆる産業で必要とされるガスを安定的に供給するという
産業ガスサプライヤーの使命に変わりはありません。
における
経済回復 2020年1月以降、産業ガス事業では主要顧客の生産稼働が落ち込む中で、需要が前期比で大きく減少しましたが、
2022年3月期に向けてもグローバル各極の需要の回復基調は継続すると見ています。
半導体向けのエレクトロニクス事業(電子材料ガス、関連機器・工事)では、2021年3月期に続き、国内・東アジアで
力強い成長 堅調に成長することを見込みます。
が期待される 欧州・米国ほか進出域内における経済回復の勢いを取り込みます。今期、欧州で稼動するプラントは2件です。
原動力 近年、米国で稼働を開始したオンサイト案件(5件)がユーザーの稼働環境が戻りつつある中での稼働率の向上を
見込みます。
14 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
連結決算見通し要約
2021年3月期 2022年3月期 前期比
通期 通期予想 増減額 増減率
(単位:億円)
売上収益 8,182 8,650 +468 +5.7%
コア営業利益 872 960 +88 +10.0%
コア営業利益率 10.7% 11.1%
非経常損益 15 5 -10
営業利益(IFRS) 888 965 +77 +8.6%
営業利益率 10.9% 11.2%
税引前利益 777 860 +83 +10.7%
親会社の所有者に帰属する当期利益 552 582 +30 +5.4%
当期利益率 6.7% 6.7%
1株あたり当期純利益(EPS)(円) 127.59 134.49 +6.90
ROCE(使用資本利益率) 6.1% 6.7%
調整後ネットD/Eレシオ 1.15 1.01
為替レート 米ドル(円) 105.94 105.00 -0.94
ユーロ(円) 124.07 125.00 +0.93
15 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
セグメント別業績見通し[組換再表示*]
2021年3月期 実績 2022年3月期 見通し 前期比
通期 通期 構成比 増減額 増減率 為替影響
(単位:億円)
売上収益 3,419 3,600 41.6% +181 +5.3% ―
国内ガス事業 セグメント利益 298 311 32.4% +13 +4.1% ―
利益率 8.7% 8.6%
売上収益 1,899 1,980 22.9% +81 +4.2% -16
米国ガス事業 セグメント利益 231 236 24.6% +5 +2.0% -2
利益率 12.2% 11.9%
売上収益 1,600 1,730 20.0% +130 +8.1% +11
欧州ガス事業 セグメント利益 210 248 25.8% +38 +18.0% +1
利益率 13.1% 14.3%
売上収益 1,020 1,060 12.3% +40 +3.9% ―
アジア・オセアニアガス事業 セグメント利益 89 102 10.6% +13 +14.3% ―
利益率 8.7% 9.6%
売上収益 239 280 3.2% +41 +16.8% ―
サーモス セグメント利益 51 74 7.7% +23 +43.2% ―
利益率 21.6% 26.4%
売上収益 2 ― ― ― ―
調整額 セグメント利益 -8 -11 -1.1% -3 ― ―
売上収益 8,182 8,650 100.0% +468 +5.7% -4
連結合計 セグメント利益 872 960 100.0% +88 +10.0% +0
コア営業利益率 10.7% 11.1%
* 組換再表示:2022年3月期でセグメント区分の内訳組換えを実施したため、2021年3月期は新たなセグメント集計基準で再表示
16 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
セグメント利益(通期見通し)
●新型コロナウイルス感染症の収束時期は、ワクチン接種の効果とその接種進捗の見通しが不透明ななかで、想定することが困難ですが、
グローバル各極での産業ガス事業・エレクトロニクス事業、及びサーモス事業では、それぞれの事業環境に適応して、力強い成長に向けた
アクションプランを実行し、投資や買収を通じた資本の活用を通じて、次の中期経営計画につながる1年にします。
●IFRSコア営業利益のセグメント別増減予想額 (単位:億円)
23 960
38 13 (前期比+88)
(含む為替影響 +1)
3
5
(含む為替影響 -2)
13
872
2021年3月期 国内ガス事業 米国ガス事業 欧州ガス事業 アジア・ サーモス事業 調整額 2022年3月期
実績 オセアニアガス事業 見通し
17 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
キャッシュ・フロー(通期見通し)
強靭な現金創出力を活かして、負債を減らし、未来への投資を行いながら、株主還元にも努めていきます
(単位:億円)
734
535
948
910 146
14
2021年3月31日 フリー・キャッシュ・フロー*1 満期予定負債 通期配当 為替変動影響 2022年3月31日
期首キャッシュ 返済*2 支払 期末キャッシュ
(実績) (予想)
*1 フリー・キャッシュ・フロー:営業活動によるキャッシュフロー+公表した売却資産-設備投資で算出。詳細はAppendix_P.26参照
*2 満期予定負債返済:キャッシュ支払金額を記載(リース債務の返済を含む)
18 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
今期の資本配分方針
効率的な事業運営、事業環境変化への適応、生産性向上とコスト管理に取り組み、キャッシュを創出し、
財務健全化、成長投資、株主還元という3つの項目を念頭に置いて、バランスと重みづけを意識し、
お客さまと株主の皆さまへの提供価値を最大化するために、資本を配分していきます。
財務健全化 成長投資 株主還元
レバレッジの早期低下 成長ドライバーへの投資 安定的かつ業績連動を意識
予想 予想 予想
調整後ネットD/Eレシオ 設備投資概算 年間配当額
(2022年3月期末) (資金ベース:億円) (円)
1.01 800 32
配当性向
24%近傍
19 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
カーボンニュートラル社会実現に向けた事業施策
●期待されている企業価値
世界的なカーボンニュートラル社会に向けた潮流を受けて
2050年カーボンニュートラル実現に向けた貢献
●当社グループの主要論点(当社グループが積極的に関わる領域)
自社の事業活動で発生する温室効果ガス排出量 顧客の生産活動で発生する温室効果ガス排出量 次世代エネルギーの産業改革
・ 客先の温室効果ガス排出量は、当社のガス利用技術や産
・ 当社グループの温室効果ガス排出量は、その多くは産業ガス
業ガスの効果的な利用により、抑制・削減に寄与していけるこ 石炭、石油、天然ガス等の既存エネルギー利用による
の生産設備で消費する電力が占めており、バルク・パッケージ とが期待できます。
供給の車両輸送による排出も含まれています。 温室効果ガス排出量を減らすために、次世代エネルギーの
・当社のガス利用技術で顧客の課題解決や生産性向上に向 普及に向けた産業の改革が求められています。
・ 消費電力の削減や輸送効率化に向けDXを活用します。
けたDXの活用が期待できます。
Global HyCO カーボン
消費電力構成の 生産・物流の 燃焼効率の CCUS*2の 部門による ニュートラルに
グリーン化*1 効率化 さらなる追求 取組み推進 新規事業機会の 寄与する技術の
探索・獲得 棚卸し
*1 消費電力構成のグリーン化:再生可能エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を、契約の見直しや証書発行事業者が第三者認証機関の認証などを得て取引する仕組みを活用する手法
*2 CCUS (Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage):二酸化炭素回収・有効利用・貯留
20 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
3. 2022年3月期 事業計画
カーボンニュートラル社会実現に向けた事業機会
●グローバル各極での事業期待性 ●カーボンニュートラル社会に寄与できると期待する当社グループの解決策
脱炭素社会の実現に向けた取組みは、産業構造や各国の政府や政治経済同盟等 貢献する自社技術(ガスアプリケーション&ガスエンジニアリング)
の経済政策に紐付いているため、グローバル各極で、事業期待性の見方が異なりま
す。 再生エネルギー洋上水素製造・供給インフラ整備への共同プロジェクト[日本]
アンモニア(NH3)混焼バーナー[日本] HyCO事業(水素製造・供給)[米国]
工業炉におけるCO2排出量削減に貢献する
アンモニア燃焼利用技術
「欧州グリーン・ディール」「欧州新産業戦略」「新循環型経済行動計画」*1に沿っ
欧州事業会社 て、欧州域内での脱炭素に向けた取組み、勢いが加速しています。
当社グループではこの潮流を新たな好機と捉え、この分野の各極の特性や強みを相
互に共有し、事業の可能性を追求すべくプロジェクトを設置しています。
例えば、製鉄時の添加剤や燃料・エネルギー等、水素のさらなる利活用の可能性や
客先での脱炭素課題を解決する提案が求められる等、社会からの要請に応えるべ
く、グループ内にある技術・知見・経験を結集して、対応しています。
メタン-アンモニア30%混焼
*1 (ご参考)A European Green Deal(European Commission website): https://ec.europa.eu/info/strategy/priorities-2019-2024/european-green-deal_en
出所: JETRO「欧州グリーン・ディールの概要と循環型プラスチック戦略にかかわるEUおよび加盟国のルール形成と企業の取り組み動向(2020年3月)」 https://www.jetro.go.jp/world/reports/2020/01/a4731e6fb00a9859.html
21 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
Closing remarks
取締役
副社長執行役員
濱田 敏彦
22 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
質疑応答
代表取締役社長 CEO 取締役 取締役 サーモス株式会社 執行役員 執行役員 執行役員
副社長執行役員 大陽日酸株式会社 代表取締役社長 経営企画室長 技術・環境統括室長 兼 CSO 財務・経理室長 兼 CFO
市原 裕史郎 代表取締役社長
濱田 敏彦 中條 啓一郎 諸石 努 三木 健 Alan Draper
永田 研二
23 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
Appendix
25 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
フリー・キャッシュ・フロー及び負債の状況
2020年3月期 2021年3月期 前期比 2022年3月期 予想比
(単位:億円) 通期 通期 増減額 増減率 通期予想 増減額 増減率
税引前当期利益 791 777 -14 -1.8% 860 +83 +10.7%
減価償却費・償却費 837 863 +26 870 +7
運転資金増減 31 5 -26 -48 -53
その他 -160 -153 +7 -143 +10
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,500 1,492 -8 -0.6% 1,538 +46 +3.1%
設備投資 -728 -600 +128 -773 -173
投融資 -5 -7 -2 - -
その他(資産売却等) 107 11 -96 -30 -41
投資活動によるキャッシュ・フロー -626 -596 +30 -4.7% -804 -208 +34.7%
フリー・キャッシュ・フロー 874 895 +21 +2.4% 734 -161 -18.0%
(負債の状況)
*
純有利子負債 8,983 8,581 -402 7,858 -723
(うちハイブリッドファイナンス調達額) 2,500 2,500 +0 2,500 +0
調整後ネットD/Eレシオ 1.45 1.15 -0.30 1.01 -0.14
* この金額には、為替換算の影響により175億円の減少が含まれております。
26 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
デット・エクイティ・レシオ(当社財務健全性指標)
調整後 財務管理
ネット・デット・エクイティ・レシオ ネット・デット・エクイティ・レシオ ネット・デット・エクイティ・レシオ
(一般的なネットD/Eレシオ) (従来から開示している指標) (社内財務規律管理指標)
2021年3月期 2021年3月期 2021年3月期
1.67 1.15 1.09
純有利子負債 純有利子負債 ― 資本性負債* 純有利子負債 ― リース債務 ― 資本性負債*
親会社の所有者に帰属する持分 親会社の所有者に帰属する持分+資本性負債* 親会社の所有者に帰属する持分
-その他の資本構成要素+資本性負債*
* 資本性負債:格付機関により、ハイブリッドファイナンスで調達した金額(2,500億円)の50%を「資本」として認められている部分の当社内呼称
27 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
過去5か年の業績推移
売上収益 (億円) 営業利益(IFRS) (億円) 親会社の所有者に帰属する当期利益 (億円)
8,502 8,182 営業利益率 11.0% 10.9% 当期利益率 7.6%
7,403 9.2% 9.3% 9.0% 6.7%
6.0% 6.3%
6,462 5.6%
5,815
939
888
668 533
536 598 489 412 552
347
2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3
純有利子負債 (億円) 設備投資額 (億円) 減価償却額・償却費 (億円)
ハイブリッドファイナンス(HBF)
HBF以外の純有利子負債 調整後ネットD/Eレシオ*
837 863
1.54 1.45
766 728
1.15 561
625 600
400 432
437
6,957 6,483 6,081
3,043 2,749 2,500 2,500 2,500
2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3
*調整後ネットD/Eレシオ:格付機関により、HBFで調達した金額の50%を「資本」として認められていますので、 *2019年3月期までは工事ベースでの計上、2020年3月期以降は資金ベースでの計上です。
この部分を考慮して算出した安全性(財務健全性)を示す指標です。
28 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
代表的な産業ガスの供給モデル
エアセパレートガス その他のガス
空気分離装置
大気
オンサイト On-site
主要な供給先(業種)
液化ガス貯槽
鉄鋼 石油化学 石油精製
酸素 窒素
O2 N2 客先の隣接地に生産工場を設置し、
配管を直接繋いで、常時供給する形態
(大規模供給)
ガス配管で供給 化学工場の副生ガス、海外輸送で運搬されるガスを精製
酸素
O2 バルク Bulk 炭酸 水素 ヘリウム LPガス
主要な供給先(業種) CO2 H2 He
窒素
自動車 造船 ガラス・製紙
N2
建設機械 製薬・医療 食品・飲料 タンクローリー
タンクローリー
液晶パネル 太陽電池 半導体
アルゴン
Ar
客先構内に液化ガスの貯槽を設置し、
ガスの利用方法に応じて供給する形態
液化ガスで供給 (中規模供給) 液化ガスで供給
パッケージ Packaged
充填所 主要な供給先(業種) 充填所
在宅医療 先端医療 公衆衛生
平積みトラック 平積みトラック
技術開発 研究開発 建設工事
客先に充填容器(シリンダー)を配送し、
ガスの利用方法に応じて供給する形態
シリンダーで供給 (小規模供給) シリンダーで供給
29 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
おいしい温度。サーモス
届けてきたのは、毎日のうれしい気持ち。
真夏の午後に飲むスポーツドリンク
しんと冷える朝に飲むコーヒー
仕事でひと息ついた時に食べる、温かいお弁当。
100年以上もの間、届けてきたのは「おいしいね」のすてきな笑顔。
これからも ずっと 一緒に。
30 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
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今後の投資家向け開催予定イベント
定時株主総会 2021年6月18日(金)
2022年3月期 第1四半期決算発表 2021年7月30日(金)
www.nipponsanso-hd.co.jp
日本酸素ホールディングス株式会社(証券コード:4091)
本社所在地:〒142-0062 東京都品川区小山1-3-26
31 May 20, 2021 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2021 results
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