2020年度 第2四半期
決算説明資料
2020年11月12日
1
目 次
2020年度 第2四半期業績 2020年度 通期業績予想
■第2四半期業績のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ■通期業績予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
■新型コロナウイルス関連・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ■セグメント別 売上収益・営業利益予想・・・・・・・・・・・・・・・・・22
■連結損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ■年間配当の予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
■セグメント別 売上収益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 補足資料
■セグメント別 営業利益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 ■連結対象会社数・主な新規連結会社・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
■各セグメントの売上収益・営業利益・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ■産業ガス及びエネルギー関連の製品別 売上収益(国内）・・・26
■連結財政状態計算書･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ■新型コロナによる主な事業環境変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
■キャッシュ・フローの状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ■セグメント別 業績予想上方修正のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・28
■設備投資・減価償却費・研究開発費・・・・・・・・・・・・・・・19
注 記 事 項
・本資料に掲載されている目標数値及び将来予想は、現時点で入手可能な情報に基づく当社の判断によるものであり、
潜在的なリスクや不確実な要素が含まれています。そのため、さまざまな要因の変化により、実際の業績は記載している
将来見通しとは大きく異なる可能性があることをご承知おきください。
・当社は2019年度第1四半期よりIFRS（国際会計基準）を適用しております。
2
2020年度 第2四半期業績
3
2020年度 第2四半期業績のポイント
●第2四半期業績：新型コロナの影響により減収減益
• 営業利益は、第1四半期（4-6月度）は前年同期比79.5％に対し
第2四半期（7-9月度）は同97.1％まで回復
• 第2四半期以降、新型コロナの影響は限定的となり、
また、働き方改革等による費用低減効果もあり大きく好転
●通期業績予想：売上収益8,200億円/営業利益500億円へ上方修正
• 対期初予想 売上収益＋100億円、営業利益＋40億円
• 上期実績と足元の事業環境を踏まえ、期初予想における前提条件よりも
早期の回復を見込む
• 下期も働き方改革等による費用低減効果が継続
※1
※
4
新型コロナウイルス関連
●新型コロナによる主な影響
• 産業ガス関連：鉄鋼向けオンサイトガス供給での主要顧客の高炉停止
などにより販売数量が減少
• 医療関連：病院設備工事の延期や遅延が発生。手術件数の減少や外出
自粛による通院患者数の減少
• 海外エンジニアリング（その他）：シンガポールを中心に経済活動が
停滞。高出力UPS（無停電電源装置）分野に影響
●新型コロナを契機とした成長分野やビジネス機会
• 感染症対策分野：医療従事者と患者の院内感染リスク低減に寄与する、
設備・機器や消耗品、アルコール除菌剤の受託等
• エレトクロニクス関連向け：5GやIoTの導入等を背景に、機器・材料
の需要が拡大
→コロナショックを契機とする“新常態”により生まれた新たなニーズを今後の成
長機会とすべく、積極的な市場開拓を推進。人々の命や暮らしを支える様々な
事業領域を有するコングロマリット経営の強みと、地域に密着した事業基盤を
活かしながら、ウィズ・コロナ社会における新たな課題解決に取り組み、さら
※1
※
なる企業成長を図る
5
連結損益計算書
（単位：億円）
増減
2019.2Q 2020.2Q
金額 前年同期比
売上収益 3,854 3,744 ▲109 97.2％
売上原価 ▲3,012 ▲2,906 +106
売上総利益 842 838 ▲4
販売費・一般管理費 ▲646 ▲669 ▲23
その他の収益・費用 18 18 +0
持分法による投資利益 7 8 +1
営業利益 221 196 ▲26 88.4％
金融収益・費用 ▲3 ▲7 ▲5
税引前四半期利益 219 188 ▲31 86.1％
法人所得税費用 ▲73 ▲70 ＋3
非継続事業からの四半期損失 ▲1 ▲0 +1
四半期利益 145 118 ▲27 81.3％
親会社の所有者 122 107 ▲15 87.8％
非支配持分 23 10 ▲12
営業利益率 5.7％ 5.2%
※1 「親会社の所有者に帰属する四半期利益」
ＲＯＥ※※1 4.4％ 3.2％ ÷「親会社の所有者に帰属する持分（期首・四半期末の平均）」
※2 基本的１株当たり四半期利益は
基本的１株当たり四半期利益 ※2 62.27円 47.08円 期中平均発行株式数により算出しています。
6
セグメント別 売上収益 （単位：億円）
増減
2019.2Q 2020.2Q
金額 前年同期比
セグメント別 売上収益構成比
産業ガス関連 907 855 ▲51 94.3％
15.2%
22.8%
ケミカル関連 107 147 +40 136.8％
4.7%
医療関連 905 856 ▲49 94.6％ 7.0%
2020.2Ｑ 3.9%
エネルギー関連 213 208 ▲5 97.8％
17.8%
農業・食品関連 705 668 ▲37 94.7％ 22.9%
5.6%
物流関連 252 263 +11 104.4％
海水関連 182 176 ▲5 97.0％ ■産業ガス関連 ■ケミカル関連
■医療関連 ■エネルギー関連
その他 583 571 ▲12 97.9％ ■農業・食品関連 ■物流関連
■海水関連 ■その他
合計 3,854 3,744 ▲109 97.2％
セグメント別 売上収益増減 （単位：億円）
＋40
＋11
3,854 ▲51 ▲49 ▲５ ▲37 ▲5 ▲12 3,744
▲109
2019.2Q 産業ガス ケミカル 医療 エネルギー 農業・食品 物流 海水 その他 2020.2Q
7
セグメント別 営業利益 （単位：億円）
増減
2019.2Q 2020.2Q セグメント別 営業利益構成比
金額 前年同期比
産業ガス関連 89 80 ▲9 90.1％
5.6%
ケミカル関連 ▲1 6 +6 －％ 9.1%
39 31 4.1%
医療関連 ▲8 79.2％
41.0%
7.1%
エネルギー関連 8 11 +2 128.2％ 2020.2Ｑ
農業・食品関連 22 18 ▲4 81.6％ 9.0%
物流関連 13 14 +1 110.3％ 5.5%
2.9%
15.6%
海水関連 12 8 ▲4 68.4％
その他 30 18 ▲12 59.5％ ■産業ガス関連 ■ケミカル関連
（ 調整額 ※ ） 10 11 +1 108.3％ ■医療関連 ■エネルギー関連
■農業・食品関連 ■物流関連
合計 221 196 ▲26 88.4％ ■海水関連 ■その他
■調整額
※調整額 ：セグメント間取引消去及び各セグメントに配分していない当社本社部門の損益
※従来、各セグメントに計上していた新規事業領域の研究開発費については、当第２四半期より「調整額」に計上する方法に
変更しています。 これに伴い、前年度の比較数値も組み替えています。
セグメント別 営業利益増減 （単位：億円）
＋6 ＋2 ＋1
＋1
221 ▲9 ▲8 ▲4 ▲4
▲12 196
▲26
8
産業ガス関連事業 売上収益・営業利益
（単位：億円）
■売上収益 主な増減要因
●営業利益
■売上収益 ▲51億円
▲51
【－】・鉄鋼向けオンサイトガス供給減
1,000 130
（94.3%）
・ローリー・シリンダー供給減
120
900
907
110
800
855 100 【＋】・Air Water India社の新規連結効果
700
90
・半導体向けガス・関連機器の販売増
89 80 80
▲9
600
500
（90.1％）
70
■営業利益 ▲9億円
60
【－】・鉄鋼向けオンサイトガス供給減
・ローリー・シリンダー供給減
400
50
・炭酸ガスの供給コスト増
40
300
・前年度に計上した土地売却益の反動減
30
200
【＋】・Air Water India社の新規連結効果
20
100
10
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
ガ ス 602 526 ▲76 87.4％
機 器 ・ 工 事 他 274 254 ▲20 92.8％
海 外 31 75 +44 242.6％
計 907 855 ▲51 94.3％
9
ケミカル関連事業 売上収益・営業利益
（単位：億円）
■売上収益
●営業利益
主な増減要因
■売上収益 +40億円
【＋】・㈱FILWEL・大東化学㈱の新規連結効果
300
【－】・無水フタル酸の単価下落および販売減
+40 19
■営業利益 +6億円
（136.8%）
147 【＋】・㈱FILWEL・大東化学㈱の新規連結効果
200
107 ・電子材料向け機能化学品の販売増
100
+６
9
・工場再編に伴う収益改善が進展
（ - %） 6
▲1
0 -1
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
機 能 化 学 品 47 96 +49 204.3％
川 崎 化 成 工 業 61 51 ▲9 84.6％
計 107 147 +40 136.8％
10
医療関連事業 売上収益・営業利益
主な増減要因
（単位：億円）
■売上収益
■売上収益 ▲49億円
●営業利益
【－】・医療サービス（ＳＰＤ）は手術件数・通院
▲49
1,100 110
1,000
（94.6％）
100
患者数減による取扱量減
900 90
・国内及びシンガポールでの病院設備工事の
905 延期・遅延
856
800 80
700 70
【＋】・衛生材料でのマスク・手指消毒剤など感染
600 60
管理製品の販売増
500 50
■営業利益 ▲8億円
400 40
▲8 【－】・国内及びシンガポールでの病院設備工事の
300 30
39 （79.2％） 延期・遅延
200 20
31
【＋】・衛生材料でのマスク・手指消毒剤など感染
100 10
管理製品の販売増
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益 （単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
設 備 131 111 ▲20 84.8%
医 療 サ ー ビ ス 420 367 ▲53 87.4%
医 療 ガ ス 44 40 ▲3 92.7%
医 療 機 器 35 41 ＋6 116.8%
在 宅 医 療 47 49 ＋1 102.5%
衛 生 材 料 119 154 ＋34 128.9%
そ の 他 109 95 ▲15 86.5%
計 905 856 ▲49 94.6% 11
エネルギー関連事業 売上収益・営業利益
（単位：億円）
■売上収益
●営業利益
主な増減要因
■売上収益 ▲5億円
【－】・ＣＰ価格に連動しＬＰガスの販売単価が
低下
・業務用・工業用LＰガスの販売数量減
【＋】・ベトナム子会社の新規連結効果
300
▲5
213 （97.8%） 208 20
200
■営業利益 +2億円
【＋】・民生用ＬＰガスの販売数量増
100
11 10
【－】・エネルギー関連機器の販売・工事減
8 +2
（128.2%）
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
Ｌ Ｐ ガ ス 207 202 ▲5 97.7％
天然ガス関連ほか 6 6 +0 103.0％
計 213 208 ▲5 97.8％
12
農業・食品関連事業 売上収益・営業利益
（単位：億円）
■売上収益
●営業利益
主な増減要因
1,000 110
900
100
■売上収益 ▲37億円
▲37 【－】・青果小売分野での店舗休業や時短営業
705
90
（94.7%）
800
668 80
・外出自粛による飲料の受託量減
・外食・ホテル向け業務用食品の需要減
700
70
600
60
■営業利益 ▲4億円
500
50
【－】・外食・ホテル向け業務用食品の需要減
400
40
▲4
300
・農作物の在庫処理に伴う影響
（81.6%）
30
【＋】・スイーツは収益改善が進展
18
200
20
100
22 10
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益 （単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
農 産 ・ 加 工 282 276 ▲6 97.9％
飲 料 266 253 ▲13 94.9％
そ の 他 156 139 ▲18 88.7％
計 705 668 ▲37 94.7％
13
物流関連事業 売上収益・営業利益
■売上収益
（単位：億円） 主な増減要因
●営業利益
■売上収益 +11億円
【＋】・㈱桂通商の新規連結効果
・スーパー向け低温物流の荷扱量増
【－】・ 一般物流・シャーシ輸送の荷扱量減
+11
252 （104.4%） 263
■営業利益 +1億円
300
【＋】・軽油価格の下落によるコスト改善
20
・㈱桂通商の新規連結効果
200
14
+1
【－】・ 一般物流・シャーシ輸送の荷扱量減
13
10
100
（110.3%）
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
運 送 110 117 +8 106.9％
３ Ｐ Ｌ 114 117 +3 102.6％
車 体 28 29 +1 102.4％
計 252 263 +11 104.4％
14
海水関連事業 売上収益・営業利益
（単位：億円）
■売上収益
●営業利益
主な増減要因
■売上収益 ▲5億円
【＋】・水処理設備、下水管更生の受注増
【－】・一般窯業用マグネシアの販売減
300
▲5
（97.0%）
182 ■営業利益 ▲4億円
176
20
【－】・讃岐工場での大型定期修繕
200
・小名浜発電所での定期修繕（隔年実施）
12
10
100
▲4 8
（68.4％）
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
塩 関 連 ※ 131 136 +5 103.9％
マ グ ネ シ ア 51 40 ▲10 79.4％
計 182 176 ▲5 97.0％
※㈱日本海水の塩事業、環境事業、電力事業、食品事業等で構成されています。
15
その他の事業 売上収益・営業利益
主な増減要因
（単位：億円）
■売上収益
●営業利益 ■売上収益 ▲12億円
【－】・建設関連子会社での工事案件減
・車載向け電子材料の販売減
100
【＋】・海外エンジニアリングでの新規連結効果
900 90
・防府発電所の稼働（2019年7月より操業）
▲12
80
750
（97.9%） ■営業利益 ▲12億円
571
70
583
600 60
【－】・高出力UPS分野におけるプロジェクト案件
50
の遅延
▲12
450
40
・防府発電所での定期設備点検（稼働後初）
（59.5%）
300 30
・建設関連子会社での工事案件減
30
150
18
20
【＋】・エアゾールでのアルコール除菌剤の
受託量増
10
0 0
2019.2Q 2020.2Q
■サブセグメント別 売上収益 （単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減 前年同期比
ゾ ル 104 103 ▲1 98.9％
情 報 電 子 材 料 199 185 ▲14 92.8％
海外エンジニアリング 92 101 +10 110.5％
そ の 他 188 181 ▲7 96.5％
計 583 571 ▲12 97.9％ 16
連結財政状態計算書
（単位：億円）
増減
2020年３月末 2020年９月末
金額 率
流動資産 3,333 3,104 ▲229 93.1％
非流動資産 5,664 5,865 +201 103.6%
資産合計 8,997 8,969 ▲28 99.7％
流動負債 2,835 2,376 ▲459 83.8％
非流動負債 2,644 2,991 +347 113.1%
負債合計 5,479 5,367 ▲112 98.0％
資本合計 3,518 3,603 +84 102.4%
負債・資本合計 8,997 8,969 ▲28 99.7％
親会社の所有者に帰
属する持分 3,320 3,392
有利子負債 3,342 3,300
親会社所有者帰属持
分比率 36.9% 37.8%
ネットD/Eレシオ ※ 0.88 0.87 ※ 「ネット有利子負債」 ÷ 「親会社の所有者に帰属する持分」
17
キャッシュ・フローの状況
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減
営業キャッシュ・フロー（①） 189 388 +199
投資キャッシュ・フロー（②） ▲618 ▲325 +294
財務キャッシュ・フロー（③） 474 ▲128 ▲602
キャッシュ･フロー合計（①+②+③） 45 ▲64 ▲109
現金及び現金同等物の四半期末残高 366 365 ▲2
フリーキャッシュ・フロー（①＋②） ▲430 +63 +493
18
設備投資・減価償却費・研究開発費
（単位：億円）
2019.2Ｑ 2020.2Ｑ 増減
設備投資 326 276 ▲50
減価償却費 174 189 +15
研究開発費 14 17 +2
＜セグメント別 設備投資＞ （単位：億円）
2019.2Ｑ 2020.2Ｑ 増減
産業ガス関連 94 78 ▲16
ケミカル関連 5 10 +5
医療関連 40 41 +1
エネルギー関連 15 15 ▲0
農業・食品関連 37 14 ▲24
物流関連 33 34 +1
海水関連 53 53 ▲0
その他 49 33 ▲16
（内、発電関連） (67) (47) (▲20)
計 326 276 ▲50
19
2020年度 通期業績予想
20
2020年度 通期業績予想
上期業績と足元の事業環境を踏まえ、通期業績予想を修正
（単位：億円）
2019年度 2020年度 増減 2020年度
(実績) (見直予想) 金額 前年比 (期初予想)
売上収益 8,091 8,200 +109.2 101.3% 8,100
営業利益 506 500 ▲６ 98.8% 460
税引前利益 498 485 ▲13 97.3% 450
親会社の所有者に帰属する 270
304 290 ▲14 95.3%
当期利益
有利子負債 3,342 3,467 +124 103.7% 3,365
親会社の所有者に帰属する持分 3,320 3,475 +155 104.7% 3,486
資産合計 8,997 9,580 +583 106.5% 9,479
営業利益率 6.3% 6.1% 5.7%
ＲＯＥ ※1 10.0% 8.5％ 7.9％
基本的１株当たり当期利益 147.43円 128.21円 118.69円
親会社所有者帰属持分比率 36.9% 36.3％ 36.8％
ネットＤ/Ｅレシオ ※2 0.88 0.89 0.84
※1 「親会社の所有者に帰属する当期利益」 ÷ 「親会社の所有者に帰属する持分（期首・期末の平均） 」
※2 「ネット有利子負債」 ÷ 「親会社の所有者に帰属する持分」
21
セグメント別 売上収益・営業利益予想 （単位：億円）
2019年度
2020年度通期 増減 2020年度通期
通期
実績 期初予想 見直予想 差 金額 前年比 上期実績 下期見直予想
売上収益 1,890 1,960 1,910 ▲50 +20 101.1％ 855 1,055
産業ガス関連
営業利益 192 193 199 +6 +7 103.4％ 80 119
売上収益 275 340 330 ▲10 +55 120.1％ 147 183
ケミカル関連
営業利益 13 15 18 +3 +5 134.5％ 6 12
売上収益 1,879 1,730 1,850 +120 ▲29 98.4％ 856 994
医療関連
営業利益 105 98 105 +7 +0 100.4％ 31 74
エネルギー 売上収益 520 500 560 +60 +40 107.8％ 208 352
関連 営業利益 43 43 46 +3 +3 108.2％ 11 35
農業･食品 売上収益 1,373 1,300 1,360 +60 ▲13 99.1％ 668 692
関連 営業利益 33 30 35 +5 +2 106.6% 18 17
売上収益 504 570 550 ▲20 +46 109.1% 263 287
物流関連
営業利益 24 24 29 +5 +5 121.0% 14 15
売上収益 400 400 400 ‐ +0 100.0％ 176 224
海水関連
営業利益 29 26 28 +2 ▲1 95.4％ 8 20
その他 売上収益 1,251 1,300 1,240 ▲60 ▲11 99.2% 571 669
（ゾル・情報電子・海外
エンジニアリング・その他） 営業利益 73 47 55 +8 ▲18 75.0% 18 37
（調整額） 営業利益 ▲6 ▲16 ▲15 ＋1 ▲9 - 11 ▲26
売上収益 8,091 8,100 8,200 +100 +109 101.3% 3,744 4,456
合 計
営業利益 506 460 500 +40 ▲6 98.8% 196 304
※従来、各セグメントに計上していた新規事業領域の研究開発費については、当第２四半期より「調整額」に計上する方法に変更しています。
これに伴い、前年度の比較数値及び期初予想も組み替えています。 22
年間配当の予想
配当基本方針
配当性向30%を目標とし将来にわたって業績に見合った安定的な配当を行う
（単位：円）
2019年度 2020年度
（実績） （予想）
配当性向 29.8％ 34.3%
基本的１株当たり
147.43 128.21
当期利益 ※
中間配当金 20.00 22.00
期末配当金 24.00 22.00
年間配当金 44.00 44.00
※ 基本的１株当たり当期利益は期中平均発行株式数により算出しています。
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補 足 資 料
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補足資料
連結対象会社数
2020年3月末 2020年9月末 増減
連結子会社 ※ 125 127 2社増加
持分法適用会社 17 13 4社減少
合 計 142 140 2社減少
※連結子会社の数には、当社が直接連結経理処理を実施している会社のみを含めており、連結子会社が連結経理処理を実施している関係会社は
その数から除外しています。なお、上記連結子会社には、ジョイント・オペレーション（共同支配事業）を含んでいます。
2020年度 主な新規連結会社
会社名 セグメント 連結開始時期
Air Water Vietnam Co., Ltd. 産業ガス 2020.1Q
Pacific Petoroleum
Import and Export Trading Joint Stock Company エネルギー 2020.1Q
㈱桂通商 物流 2020.1Q
（参考）2019年度 主な新規連結会社
会社名 セグメント 連結開始時期
Air Water India Pte. Ltd. 産業ガス 2019.2Q
Ecofroz S.A. 農業・食品 2019.2Q
㈱FILWEL ケミカル 2019.2Q
大東化学㈱ ケミカル 2019.3Q
Hitec Holding B.V. その他 2019.3Q 25
補足資料
産業ガス及びエネルギー関連の製品別 売上収益（国内）
（単位：億円）
2019.2Q 2020.2Q 増減
金額 金額 金額 前年同期比
酸 素 149 108 ▲41 72.6％
窒 素 149 148 ▲1 99.2％
アルゴン 63 58 ▲6 91.1％
炭酸ガス 112 102 ▲10 90.8％
水 素 24 21 ▲4 85.0％
ヘリウム 14 11 ▲3 82.0％
その他ガス 89 77 ▲12 86.7％
産業ガス 計 602 526 ▲76 87.4％
ＬＰガス 115 110 ▲6 95.1％
灯 油 24 19 ▲5 77.5％
※ 海外における産業ガス及びLPガスの売上収益は含めていません。
26
補足資料
新型コロナによる主な事業環境変化
主なマイナス要因 主なプラス要因
高炉の一時休止（鹿島、和歌山、小倉）に伴う産業ガスの需
要減 エレクトロニクス関連向け需要増（ガス供給、関連機器、材
産業ガス関連 自動車関連をはじめとした国内製造業の停滞に伴う産業ガス 料）
及び設備工事の需要減 インドにおける医療用酸素の需要増
石油精製所の稼働率低下に伴う炭酸ガスの粗ガス原料減
エレクトロニクス関連向け需要増（電子材料、精密研磨パッ
ケミカル関連 特になし
ド）
感染管理製品（手指消毒剤、マスク等）の需要増
※川本産業・歯愛メディカル
設備工事及び保守・メンテナンスの延期・中止
医療関連 ワクチン針（新型コロナウイルス感染症用）の需要増
手術件数減少に伴うガス・サービスの需要減
陰圧空気装置・紫外線照射殺菌装置等の需要増
ICUの増設やゾーニング対応設備・機器の中期的な需要増
エネルギー関連 工業用、業務用LPガスの需要減 在宅率の上昇に伴うLPガスの単位消費量増
外食や観光産業の停滞に伴う業務用冷凍・加工食品の需要
農業・食品関連 減 業務用宅配商材の需要増
外出自粛による飲料需要減
物流関連 建築資材をはじめとした荷扱量減 スーパー向け食品の荷扱量増（低温物流事業の拡大）
海水関連 外食・食品加工向けの業務用塩の需要減 特になし
デジタルシフトに伴う中期的なデータセンター建設増（高出力
欧州・シンガポールでの経済活動停滞に伴う高出力UPS案件 UPS）
その他
の工事延期 エレクトロニクス関連向け需要増（情報電子材料・半導体製
造装置向けOリング）
27
27
補足資料
セグメント別 業績予想上方修正のポイント
期初予想において、下期まで新型コロナの影響が継続することを計画に織り込んでいたが
一部の事業を除き上期中に事業環境が回復し、下期以降は当初想定していたよりも事業環境は上向くとの認識。
費用低減については上期の実績を踏まえ、下期の継続実行が可能と判断 （単位：億円）
下期 下期
差異 主な差異要因
期初予想 見直予想
売上収益 1,070 1,055 ▲15 インド事業の好調（下期コロナ影響なし、医療用酸素・アルゴンの需要増）
産業ガス関連 エレトクロニクス関連の拡大
営業利益 110 119 ＋9
売上収益 180 183 ＋3 精密研磨パッド・電子材料(ディスプレイ用ポリイミド樹脂）の需要増
ケミカル関連 コハク酸（入浴剤向け）の需要増
営業利益 10 12 ＋2
売上収益 890 994 +104 感染管理製品（手指消毒剤、陰圧空気装置等）の需要増
医療関連 ワクチン針（新型コロナウイルス感染症用）の需要増
営業利益 72 74 +2 医療サービス（SPD）の新規受託
売上収益 290 352 +62 CP価格の上昇
エネルギー関連 在宅率の上昇に伴うLPガスの単位消費量増
営業利益 34 35 +1
売上収益 630 692 +62 巣篭もり需要に伴う青果卸・業務用宅配商材の拡大
農業・食品関連 GoToキャンペーンを背景としたホテル需要の回復
営業利益 14 17 +3 青果小売（九州屋）・食品加工（スイーツ）の収益改善
売上収益 290 287 ▲3 低温物流センター（厚木・北関東）の稼働率向上による収益改善
物流関連 ㈱桂通商の収益貢献
営業利益 9 15 +6
売上収益 220 224 +4
海水関連 ヒーター用マグネシアの原料価格低下に伴う収益改善
営業利益 18 20 +2
売上収益 730 669 ▲61 エアゾールにおいてアルコール除菌剤の受託量増
車載向け情報電子材料の需要回復
その他 半導体製造装置向けOリングの需要増
営業利益 32 37 +5 建設関連子会社における建設需要の停滞
調整額 営業利益 ▲29 ▲26 ▲3
売上収益 4,300 4,456 +156
合 計
営業利益 270 304 +34
28
28
29