2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月28日
上場会社名 イビデン株式会社 上場取引所 東名
コード番号 4062 URL https://www.ibiden.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 青木 武志
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画本部副本部長 (氏名) 佐野 尚 TEL 0584 - 81 - 3111
四半期報告書提出予定日 2020年10月30日 配当支払開始予定日 2020年11月25日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 143,991 △0.3 15,182 98.5 16,134 90.4 11,684 199.9
2020年3月期第2四半期 144,354 0.1 7,647 30.2 8,475 7.9 3,896 △29.3
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 17,611百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期 △452百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 83.61 ―
2020年3月期第2四半期 27.89 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 538,447 288,625 52.5 2,024.96
2020年3月期 518,619 273,934 51.7 1,920.19
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 282,925百万円 2020年3月期 268,318百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 15.00 ― 20.00 35.00
2021年3月期 ― 15.00
2021年3月期(予想) ― 20.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 310,000 4.7 27,000 37.2 27,000 26.4 15,000 32.4 107.35
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 140,860,557 株 2020年3月期 140,860,557 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,141,543 株 2020年3月期 1,124,913 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 139,744,695 株 2020年3月期2Q 139,734,787 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、中国を中心に回復の兆しが見られるものの、前年度終盤からの
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行による経済活動の減速を受け不安定な状況が続いております。
国内経済も、足元では輸出や生産の一部に持ち直しの動きが見られるものの、不安定な世界経済の動向に伴う影響
を受け、企業をとりまく経営環境は依然不透明な状況にあります。
半導体・電子部品業界の市場は、スマートフォン市場は前年対比でマイナス成長となりましたが、世界的なテレ
ワークの急速な普及に伴い、パソコン市場が好調に推移したことに加え、データセンター向けサーバー市場を中心
とした市場も、概ね堅調に推移したこともあり、全体としては成長傾向で推移しました。
自動車業界の排気系部品市場は、第1四半期(4-6月期)を中心に自動車販売台数が世界的に大きくマイナス成長
となったことに加えて、欧州乗用車市場におけるディーゼル車販売比率の低下が継続するなど、厳しい状況が継続
しましたが、第2四半期(7-9月期)に入り、中国市場を中心に急速な回復基調にあります。
このような情勢のもと、当社におきましては、2018年度より5ヵ年の中期経営計画「To The Next Stage 110
Plan」を始動しており、今年度は折り返しの年となります。中期経営計画の達成に向け、人財育成を基盤に、伸び
る市場に対して積極的に経営資源を投入し、既存事業の競争力強化と新規事業の拡大による安定した成長の実現に
向けた取り組みを進めております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,439億91百万円と前年同期に比べ3億62百万円(0.3%)
減少しました。営業利益は151億82百万円と前年同期に比べ75億34百万円(98.5%)増加しました。経常利益は161
億34百万円と前年同期に比べ76億58百万円(90.4%)増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益に関しま
しては116億84百万円と、前年同期に比べて77億87百万円(199.9%)増加しました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
電子事業
パッケージ(PKG)事業におきましては、世界的なテレワークの急速な普及により、パソコン向けパッケージ基板
の需要が好調に推移した結果、売上高は前年同期に比べ増加しました。
マザーボード・プリント配線板(MLB)事業におきましては、ハイエンドスマートフォン向けの売上は減少しまし
たが、モジュール基板の売上が堅調に推移した結果、売上高は前年同期に比べ増加しました。
以上の結果、電子事業の売上高は740億95百万円となり、前年同期に比べ18.0%増加しました。同事業の営業利益
は、PKG事業における売上増加による効果などにより、132億31百万円となり、前年同期に比べ150.1%増加しまし
た。
セラミック事業
自動車排気系部品であるディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)は、COVID-19の影響による自動車メ
ーカーの生産減に加え、欧州市場を中心としたディーゼル乗用車比率の低下による影響を受け、第1四半期を中心
に、売上高は前年同期に比べ大幅に減少しましたが、収益改善に向けた各種の取り組みが奏功し、売上・営業利益
ともに回復基調にあります。
触媒担体保持・シール材(AFP)は、第1四半期においては、自動車市場全体のマイナス成長による影響を受けま
したが、第2四半期以降の中国市場を中心とした自動車市場の回復基調を受け、売上・営業利益ともに堅調に推移
しております。今後の自動車市場の成長の中心となる中国市場におけるシェア拡大に向け、計画通り中国における
新工場の立上げを進めてまいります。
NOx浄化用触媒担体(SCR)は、主に石炭火力発電所で使用される定置式の脱硝触媒の販売がおおむね堅調に推移
したことにより、売上高は前年同期に比べ増加しました。
特殊炭素製品(FGM)は、半導体市場が引き続き調整局面であることに加え、COVID-19の影響による車輌・航空部
門の減速などにより、売上高は前年同期に比べ減少しました。
以上の結果、セラミック事業の売上高は383億65百万円となり、前年同期に比べ17.1%減少しました。同事業の営
業損失は1億43百万円(前年同期は3憶32百万円の営業利益)となりました。
- 2 -
その他事業
建設部門におきましては、COVID-19の流行拡大に伴い、一部民間工事の中断・延期がありましたが、発電プラン
ト事業の受注が堅調に推移し、売上高は前年同期に比べ増加しました。
建材部門・その他事業におきましては、COVID-19によって抗ウイルスへの関心が高まり、抗ウイルスメラミン化
粧板・関連商材は増加しましたが、外出自粛の影響を受け、石油製品等の販売が減少し、全体として前年同期に比
べ売上高は減少しました。
以上の結果、その他事業の売上高は315億30百万円となり、前年同期に比べ10.7%減少しました。同事業の営業利
益は、24億12百万円となり、前年同期に比べ8.0%増加しました。
- 3 -
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 175,151 135,708
受取手形及び売掛金 69,013 73,809
商品及び製品 12,416 13,732
仕掛品 13,248 16,980
原材料及び貯蔵品 19,615 22,985
その他 10,934 15,670
貸倒引当金 △136 △131
流動資産合計 300,244 278,755
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 56,249 73,877
機械装置及び運搬具(純額) 43,322 54,504
土地 19,800 19,859
リース資産(純額) 7 44
建設仮勘定 48,731 47,779
その他(純額) 5,403 5,807
有形固定資産合計 173,514 201,873
無形固定資産 4,486 4,567
投資その他の資産
投資有価証券 34,461 48,373
長期貸付金 8 8
繰延税金資産 4,463 3,279
その他 1,684 1,832
貸倒引当金 △244 △243
投資その他の資産合計 40,374 53,250
固定資産合計 218,374 259,692
資産合計 518,619 538,447
- 4 -
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 45,555 45,610
短期借入金 30,030 30,030
1年内償還予定の社債 - 15,000
未払金 18,188 20,288
未払法人税等 3,016 2,840
賞与引当金 3,906 4,197
役員賞与引当金 132 -
関係会社整理損失引当金 763 321
設備関係支払手形 7,721 9,101
その他 11,422 12,808
流動負債合計 120,736 140,198
固定負債
社債 50,000 35,000
長期借入金 70,000 70,000
リース債務 38 29
再評価に係る繰延税金負債 68 68
退職給付に係る負債 827 849
株式報酬引当金 250 257
繰延税金負債 1,644 2,369
その他 1,118 1,048
固定負債合計 123,948 109,623
負債合計 244,684 249,821
純資産の部
株主資本
資本金 64,152 64,152
資本剰余金 64,579 64,579
利益剰余金 128,578 137,464
自己株式 △2,575 △2,682
株主資本合計 254,734 263,513
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 9,232 14,740
土地再評価差額金 160 160
為替換算調整勘定 4,191 4,511
その他の包括利益累計額合計 13,584 19,412
非支配株主持分 5,615 5,700
純資産合計 273,934 288,625
負債純資産合計 518,619 538,447
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 144,354 143,991
売上原価 112,777 105,282
売上総利益 31,576 38,709
販売費及び一般管理費 23,928 23,527
営業利益 7,647 15,182
営業外収益
受取利息 147 74
受取配当金 556 525
持分法による投資利益 - 0
為替差益 288 194
その他 270 513
営業外収益合計 1,263 1,308
営業外費用
支払利息 49 128
社債発行費 146 -
持分法による投資損失 0 -
その他 239 227
営業外費用合計 435 356
経常利益 8,475 16,134
特別利益
固定資産売却益 95 42
投資有価証券売却益 - 25
その他 17 1
特別利益合計 112 69
特別損失
固定資産除却損 850 696
投資有価証券売却損 45 -
関係会社整理損 458 -
割増退職金 675 -
支払補償費 - 996
災害による損失 - 184
その他 70 42
特別損失合計 2,100 1,920
税金等調整前四半期純利益 6,486 14,283
法人税等 2,520 2,550
四半期純利益 3,966 11,733
非支配株主に帰属する四半期純利益 69 48
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,896 11,684
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 3,966 11,733
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,547 5,560
為替換算調整勘定 △6,966 317
その他の包括利益合計 △4,418 5,878
四半期包括利益 △452 17,611
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △529 17,512
非支配株主に係る四半期包括利益 76 99
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算・・・見積実効税率を利用して税金費用を計算する方法によっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症に伴う会計上見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)「新型コロナウイルス感染症に伴う会計上見積りについ
て」に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について重要な変更はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損
その他 調整額 益計算書計上
合計
(注)1 (注)2 額
電子 セラミック 計 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 62,767 46,268 109,036 35,317 144,354 ― 144,354
セグメント間の内部
0 102 103 8,286 8,390 △8,390 ―
売上高又は振替高
計 62,768 46,371 109,140 43,604 152,744 △8,390 144,354
セグメント利益 5,290 332 5,622 2,232 7,855 △207 7,647
(注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設、建材、合成樹脂加工業、農畜
水産物加工業、石油製品販売業、情報サービス等の各種サービス業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△207百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能費用であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントの利益ごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「セラミック」における子会社の解散に伴い、建物及び構築物、土地について、帳簿価額を回収可能額まで減額
しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては210百万円であります。
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当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損
その他 調整額 益計算書計上
合計
(注)1 (注)2 額
電子 セラミック 計 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 74,095 38,365 112,461 31,530 143,991 ― 143,991
セグメント間の内部
1 82 84 12,141 12,225 △12,225 ―
売上高又は振替高
計 74,097 38,448 112,545 43,672 156,217 △12,225 143,991
セグメント利益
13,231 △143 13,087 2,412 15,499 △317 15,182
又は損失(△)
(注) 1「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設、建材、合成樹脂加工業、農畜
水産物加工業、石油製品販売業、情報サービス等の各種サービス業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△317百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能費用であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントの利益ごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
3 報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、従来「建設」として記載していた報告セグメントについては、量的な重要性が
乏しくなったため、「その他」の区分に含めております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を記載しております。
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