4061 デンカ 2020-02-14 16:00:00
当社米国子会社に対する訴訟の提起に関するお知らせ [pdf]
2020 年 2 月 14 日
各 位
会 社 名 デ ン カ 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 山本 学
(コード番号 4061 東証第一部)
問合せ先 CSR 広報室長 福岡 智
・
(TEL 03 5290-5511)
03-5290
当社米国子会社に対する訴訟の提起に関するお知らせ
当社米国子会社である Denka Performance Elastomer LLC(当社出資比率 70 %。以下「DPE」と
LLC(当社出資比率 70%。以下「
いいます) 米国 DuPont 社およびその関係会社
は、 (以下総称して「DuPont」といいます)
(以下総称して「DuPont」といいます)とともに、
下記のとおり複数の訴訟の提起を受けましたので、お知らせいたします。
下記のとおり複数の訴訟の提起を受けましたので、お知らせいたします。
記
1.訴訟の提起があった裁判所および年月日
(1)裁判所 米国ルイジアナ州第 40 地区地方裁判所
(2)提起日 2020 年1月 27 日(現地時間)
月
2.訴訟を提起した者の概要
(1)原告ら DPE 工場周辺に居住の個人 累計 908 名
(訴状は 10 件に分かれているが、それぞれの請求内容は同一)
件に分かれているが、それぞれの 請求内容は同一)
(2)所在地 米国ルイジアナ州
3.訴訟の原因および提起されるに至った経緯
原告らは、米国ルイジアナ州所在のクロロプレンゴム製造工場(1969 年に DuPont が操業を
原告らは、米国ルイジアナ州所在のクロロプレンゴム製造工場
開始し、
開始し、2015 年 11 月に DPE が DuPont から取得 から排出されたクロロプレンモノマーによっ
から取得)から排出されたクロロプレンモノマーによっ
から排出された
て身体的、財産的、精神的損害を被っているとして、本件訴訟を提起しております。
4.訴訟内容
原告らは、本件訴訟において、DPE および DuPont に対して、原告一人当たり 5 万ドルを超え
原告らは、本件訴訟において、 万ドルを
ない範囲での損害賠償を請求しております。
ない範囲での損害賠償を請求しております。
なお、本件訴訟に関連し、DPE および DuPont に対して、別の複数原告から成る本件訴訟
なお、本件訴訟に関連し、 に対して、別の複数原告から成る本件訴訟の請
求内容
求内容と同一の損害賠償の訴えがこれまでに 8 件提起されております(8 件の原告数累計
損害賠償の訴えがこれまでに 件提起されております( 8 原告数累計は
6,308 名)。
5.当社子会社の概要
(1)名 称 Denka Performance Elastomer LLC
(2)所在地
)所在地 米国ルイジアナ州
(3)代表者
)代表者 President & CEO 高橋和男
(4)事業内容 合成ゴムの製造・販売
)事業内容
(5)資本金
)資本金 6,200 万米国ドル
米国ドル
6.今後の対応
DPE は、訴状の内容を精査したうえで、適切に対処してゆく所存です。
なお、DPE は、法令上のクロロプレンモノマーの排出基準を遵守して操業しているほか、同
物質の大幅な排出削減を実施いたしました。加えて、DPE は、米国環境保護庁による同物質に
対する毒性評価の見直しを同庁に求め、DPE が提出した評価手法を同庁が受入れ、検証される
見込みです。その他、現時点で同社の操業において本件訴訟およびこれに関連する訴訟による
特段の影響は生じておりません。また、これらの訴訟が当社連結業績に与える影響につきまし
ては現時点では不明です。今後の精査により開示すべき事項が発生した場合は、速やかに公表
いたします。
DPE における環境対応に関しましては、当社ホームページ(https://www.denka.co.jp/)に掲
載中の以下のステートメントもご参照ください
①「当社米国子会社における環境負荷低減の取り組みについて」(2019 年 6 月 19 日掲載)
②「アメリカ環境保護庁におけるクロロプレンモノマー毒性評価の見直しについて」
(2020 年 2 月 14 日掲載)
以 上