4061 デンカ 2019-02-07 11:00:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月7日
上 場 会 社 名 デンカ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4061 URL http://www.denka.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)山本 学
問合せ先責任者 (役職名)IR室長 (氏名)大町 徹夫 (TEL)03(5290)5532
四半期報告書提出予定日 平成31年2月8日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 310,284 5.9 24,827 △1.2 24,261 △5.3 18,422 △2.8
30年3月期第3四半期 293,130 9.9 25,142 34.0 25,621 46.5 18,947 39.8
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 16,210 百万円 ( △29.2%) 30年3月期第3四半期 22,885 百万円 ( 110.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 210.23 ―
30年3月期第3四半期 215.05 ―
※当社は、平成29年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施しております。前連結会計年度の期首に当該株式併合が
行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
31年3月期第3四半期 495,961 249,426 49.6 2,805.98
30年3月期 473,799 242,780 50.5 2,727.94
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期 245,895 百万円 31年3月期 239,063 百万円
※「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を第1四半期連結会計期間の期首から適用し
ており、平成30年3月期の連結財政状態については、当該会計基準を遡って適用した後の数値となっております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 ― 10.00 ― 55.00 ―
31年3月期 ― 60.00 ―
31年3月期(予想) 60.00 120.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
※当社は、平成29年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施しております。平成30年3月期第2四半期末の1株当たり
配当金については、当該株式併合前の金額を記載し、年間配当金合計は「-」として記載しております。株式併合を考慮した場合の平成30年
3月期第2四半期末の1株当たり配当金は50.00円となり、1株当たり年間配当金は105.00円となります。
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 410,000 3.6 36,000 7.0 34,000 7.9 25,000 8.5 285.27
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 88,555,840株 30年3月期 88,555,840株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 923,225株 30年3月期 920,625株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 87,633,686株 30年3月期3Q 88,107,444株
※当社は、平成29年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施しております。これに伴い、前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定し、期中平均株式数を算定しております。
※期末自己株式数及び期中平均株式数には、株式給付信託が保有する当社株式を含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………10
平成31年3月期 第3四半期決算概要 ………………………………………………………………10
-1-
デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、本年より新経営計画『Denka Value-Up』をスタートさせ、その数値目標を実現するための2つの
成長戦略である「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセス」に沿った取り組みを実施しております。
当第3四半期連結累計期間は、国内では緩やかな景気回復基調が続く一方で、米国、中国間の貿易摩擦の激化など
から、世界経済の先行きが不透明な状況で推移しました。
このような経済環境のもと、当第3四半期連結累計期間の業績は、原材料価格の上昇に応じた販売価格の改定や、
電子・先端プロダクツ製品を中心に販売数量が増加したことなどにより、売上高は3,102億84百万円と前年同期に比べ
171億54百万円(5.9%)の増収となり、第3四半期連結累計期間として過去最高となりました。利益面では、販売数
量の増加や交易条件が改善しましたが、スチレンモノマーの定期修繕やヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資
による費用負担の増加などがあり、営業利益は248億27百万円(前年同期比3億14百万円減、1.2%減益)、経常利益
は242億61百万円(前年同期比13億60百万円減、5.3%減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は184億22百万円
(前年同期比5億24百万円減、2.8%減益)となりました。
なお、平成30年4月1日付で、高純度導電性カーボンブラック「デンカブラック」を、従来の「エラストマー・機
能樹脂部門」から「電子・先端プロダクツ部門」に変更しており、当第3四半期連結累計期間の前年同期との比較分
析は変更後の区分で行っております。
<エラストマー・機能樹脂部門>
当部門の売上高は1,339億54百万円と前年同期に比べ90億22百万円(7.2%)の増収となりました。
クロロプレンゴムは米国の子会社デンカパフォーマンスエラストマー社が寒波の影響により減産となるなど販売数量
は減少しましたが、販売価格は改定が進みました。また、デンカシンガポール社のポリスチレン樹脂、MS樹脂の販
売は好調に推移しました。
<インフラ・ソーシャルソリューション部門>
当部門の売上高は413億39百万円と前年同期に比べ13億59百万円(3.4%)の増収となりました。
特殊混和材や農業・土木用途向けのコルゲート管、耐火物・鉄鋼用材料の販売は堅調に推移しましたが、セメントは
販売価格是正が遅れ、肥料は出荷が低迷しました。一部製品では台風などの自然災害の影響による出荷減がありまし
た。
<電子・先端プロダクツ部門>
当部門の売上高は489億79百万円と前年同期に比べ25億57百万円(5.5%)の増収となりました。
電子回路基板、高信頼性放熱プレート“アルシンク”および高純度導電性カーボンブラックは販売数量が増加し、放
熱材料向け球状アルミナの販売も好調に推移しましたが、電子部品・半導体搬送用部材の機能フィルムは前年並みと
なり、LED用サイアロン蛍光体“アロンブライト” の販売は前年を下回りました。
<生活・環境プロダクツ部門>
当部門の売上高は300億3百万円と前年同期に比べ9億60百万円(3.1%)の減収となりました。
工業用テープは販売数量が増加し、食品包材用シートやデンカポリマー株式会社の加工品の販売も堅調に推移しまし
た。また、合繊かつら用原糸“トヨカロン”の販売は概ね前年並となりましたが、耐候性フッ素系アロイフィルム
“DXフィルム”は前年を下回りました。
<ライフイノベーション部門>
当部門の売上高は268億42百万円と前年同期に比べ19億68百万円(7.9%)の増収となりました。
デンカ生研株式会社のインフルエンザワクチンや試薬は販売数量が増加しました。
<その他部門>
当部門の売上高は291億64百万円と前年同期に比べ32億6百万円(12.4%)の増収となりました。
株式会社アクロス商事等の商社は取扱量が前年を上回りました。
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ221億61百万円増加の4,959億61百万円となりま
した。流動資産は、売上債権の増加などにより前連結会計年度末に比べ202億62百万円増加の2,043億92百万円となり
ました。固定資産は、有形固定資産の増加などにより前連結会計年度末に比べ18億99百万円増加の2,915億69百万円と
なりました。負債は、運転資金の増加に伴う有利子負債の増加などにより前連結会計年度末に比べ155億15百万円増加
の2,465億34百万円となりました。
非支配株主持分を含めた純資産は前連結会計年度末に比べ66億46百万円増加して2,494億26百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の50.5%から49.6%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、平成30年5月10日に公表した予想数値から変更はありません。
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,115 17,516
受取手形及び売掛金 95,583 105,341
商品及び製品 43,761 49,378
仕掛品 3,669 3,649
原材料及び貯蔵品 18,870 19,640
その他 8,595 9,467
貸倒引当金 △466 △601
流動資産合計 184,129 204,392
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 61,536 63,117
機械装置及び運搬具(純額) 67,435 71,817
工具、器具及び備品(純額) 3,249 3,759
土地 63,323 63,323
リース資産(純額) 248 328
建設仮勘定 13,968 13,746
有形固定資産合計 209,761 216,093
無形固定資産
のれん 9,315 8,764
特許権 364 277
ソフトウエア 1,148 954
その他 3,053 3,005
無形固定資産合計 13,880 13,002
投資その他の資産
投資有価証券 58,178 54,989
長期貸付金 552 287
繰延税金資産 2,534 2,937
その他 4,901 4,331
貸倒引当金 △139 △73
投資その他の資産合計 66,027 62,473
固定資産合計 289,670 291,569
資産合計 473,799 495,961
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 53,625 56,073
短期借入金 41,100 42,935
コマーシャル・ペーパー - 13,000
1年内返済予定の長期借入金 634 5,541
1年内償還予定の社債 15,000 -
未払法人税等 5,855 1,579
未払消費税等 1,081 523
賞与引当金 3,002 1,037
その他 37,745 42,212
流動負債合計 158,043 162,903
固定負債
社債 12,000 27,000
長期借入金 39,535 34,999
繰延税金負債 5,318 5,730
再評価に係る繰延税金負債 8,403 8,403
退職給付に係る負債 6,002 5,733
株式給付引当金 18 37
その他 1,696 1,726
固定負債合計 72,975 83,631
負債合計 231,019 246,534
純資産の部
株主資本
資本金 36,998 36,998
資本剰余金 49,391 49,348
利益剰余金 129,278 138,011
自己株式 △3,189 △3,199
株主資本合計 212,479 221,158
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 17,448 15,376
繰延ヘッジ損益 △195 △249
土地再評価差額金 10,260 10,260
為替換算調整勘定 1,241 1,227
退職給付に係る調整累計額 △2,170 △1,878
その他の包括利益累計額合計 26,584 24,736
非支配株主持分 3,717 3,531
純資産合計 242,780 249,426
負債純資産合計 473,799 495,961
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 293,130 310,284
売上原価 218,640 233,856
売上総利益 74,490 76,428
販売費及び一般管理費 49,348 51,600
営業利益 25,142 24,827
営業外収益
受取利息 48 58
受取配当金 1,522 2,157
持分法による投資利益 1,241 837
為替差益 744 69
その他 419 392
営業外収益合計 3,977 3,515
営業外費用
支払利息 530 542
固定資産処分損 527 1,131
操業休止等経費 861 1,136
その他 1,577 1,271
営業外費用合計 3,497 4,081
経常利益 25,621 24,261
特別損失
災害による損失 - 622
事業整理損 1,236 -
特別損失合計 1,236 622
税金等調整前四半期純利益 24,384 23,639
法人税、住民税及び事業税 5,464 5,462
四半期純利益 18,920 18,177
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △27 △245
親会社株主に帰属する四半期純利益 18,947 18,422
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 18,920 18,177
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,326 △2,072
為替換算調整勘定 △617 △20
退職給付に係る調整額 364 291
持分法適用会社に対する持分相当額 △109 △164
その他の包括利益合計 3,964 △1,966
四半期包括利益 22,885 16,210
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 22,884 16,575
非支配株主に係る四半期包括利益 1 △364
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
インフ 連結
その他
ラ・ソ 調整額 損益
エラスト 電子・先 生活・環 ライフイ 事業 合計
ーシャル (注)2 計算書
マー・機 端プロダ 境プロダ ノベーシ 計 (注)1
ソリ 計上額
能樹脂 クツ クツ ョン (注)3
ューシ
ョン
売上高
外部顧客への 124,932 39,979 46,421 30,964 24,874 267,171 25,958 293,130 - 293,130
売上高
セグメント間
の内部売上高 83 3 - - - 86 4,004 4,091 (4,091) -
又は振替高
計 125,015 39,982 46,421 30,964 24,874 267,258 29,962 297,221 (4,091) 293,130
セグメント利益 10,754 738 7,942 958 4,265 24,658 432 25,091 50 25,142
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額50百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 169,092 83,160 40,877 124,037 293,130
連結売上高に占める割合(%) 57.7 28.4 13.9 42.3 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
インフ 連結
その他
ラ・ソ 調整額 損益
エラスト 電子・先 生活・環 ライフイ 事業 合計
ーシャル (注)2 計算書
マー・機 端プロダ 境プロダ ノベーシ 計 (注)1
ソリ 計上額
能樹脂 クツ クツ ョン (注)3
ューシ
ョン
売上高
外部顧客への 133,954 41,339 48,979 30,003 26,842 281,119 29,164 310,284 - 310,284
売上高
セグメント間
の内部売上高 0 40 - - - 40 5,007 5,047 (5,047) -
又は振替高
計 133,954 41,379 48,979 30,003 26,842 281,160 34,172 315,332 (5,047) 310,284
セグメント利益 10,213 △15 8,426 792 4,444 23,862 917 24,779 48 24,827
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額48百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 177,708 88,119 44,456 132,575 310,284
連結売上高に占める割合(%) 57.3 28.4 14.3 42.7 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、高純度導電性カーボンブラック「デンカブラック」の報告セグメントを、従来の
「エラストマー・機能樹脂」から「電子・先端プロダクツ」へ変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については変更後の区分方法により作成したものを記載して
おります。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示しております。
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
3.補足情報
2018年度 第3四半期決算概要
2019年2月7日
デンカ株式会社
1.業績の概要
【 総括(前年同期比) 】
・ 当第3四半期連結累計期間は、原燃料価格の上昇に応じた販売価格改定や、電子・先端プロダクツ製品を中心に販売数量が増加したこと
などにより、売上高は3,103億円と、前年同期に比べ172億円の増収(前年比5.9%)となり、第3四半期連結累計期間として過去最高となりました。
利益面では、販売数量の増加や交易条件が改善しましたが、スチレンモノマーの定期修繕やヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資に
よる費用負担の増加などにより、営業利益は前年並みの248億円(前年比1.2%減益)となりました。そして、経常利益は243億円(前年比5.3%
減益)、親会社株主に帰属する当期純利益は184億円(前年比2.8%減)となりました。
・ 先行きの不透明感は増しておりますが、当社は通期業績予想の営業利益360億円達成による2期連続の過去最高益更新を目指します。
【 セグメント別状況(前年同期比) 】
・ エラストマー・機能樹脂部門は、デンカシンガポール社のポリスチレン樹脂、MS樹脂の販売は好調に推移したものの、スチレンモノマーの定修
費用負担や、クロロプレンゴムが米国子会社の寒波の影響により販売数量が減少したことなどから、減益となりました。
第4四半期も販売は堅調に推移しますが、通期予想営業利益は固定費等の負担増などにより前年比減益の見通しです。
・ インフラ・ソーシャルソリューション部門は、特殊混和材は原燃料コスト上昇の価格転嫁が進み、農業・土木用途向けのコルゲート管や耐火物・
鉄鋼用材料の販売も堅調に推移したものの、セメントは販売価格是正が遅れ、肥料は出荷が低迷しました。また、一部製品では台風など自然
災害の影響による出荷減もあり、減益となりました。
第4四半期には、セメントや特殊混和材などの価格是正が進むことなどにより、通期予想営業利益では増益を見込みます。
・ 電子・先端プロダクツ部門は、電子部品・半導体搬送用部材の機能フィルムが前年並みとなり、LED用サイアロン蛍光体の販売が前年を
下回ったものの、電子回路基板、高信頼性放熱プレート“アルシンク”および高純度導電性カーボンブラックの販売数量が増加し、放熱
材料向け球状アルミナの販売も好調に推移したことから、増益となりました。
第4四半期においても車両電動化分野を中心に好調な出荷が続くことにより、通期予想営業利益は増益を見込みます。
・ 生活・環境プロダクツ部門は、工業用テープの販売数量が増加し、食品包材用シートやデンカポリマー株式会社の加工品の販売も堅調に
推移しました。また、合繊かつら用原糸“トヨカロン”の販売も概ね前年同期並となりましたが、耐候性フッ素系アロイフィルム“DXフィルム”の
出荷が前年を下回ったことに加え、原燃料価格の上昇などもあり、減益となりました。
第4四半期以降も価格是正を進めることなどから、通期予想営業利益では増益を見込みます。
・ ライフイノベーション部門は、デンカ生研株式会社のインフルエンザワクチンや試薬の販売数量が増加し、研究費等の先行投資の負担増
があったものの、増益となりました。
通期予想営業利益では、期初予想の通り前年比増益を見込みます。
【業 績】 (単位:億円)
2018年度 2017年度 2018年度 2017年度
第3四半期実績 第3四半期実績 増 減 通期予想 通期実績
(4-12月) (4-12月) (4-3月) (4-3月)
売 上 高 3,103 2,931 172 5.9% 4,100 3,956
営 業 利 益 248 251 △3 -1.3% 360 337
経 常 利 益 243 256 △ 14 -5.3% 340 315
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 184 189 △5 -2.8% 250 230
2.セグメント別 連結売上高・営業利益 (単位:億円)
2018年度 2017年度 2018年度 2017年度
増 減
第3四半期実績 第3四半期実績 通期予想 通期実績
エラストマー・ 売上高 1,340 1,249 90 1,800 1,701
機能樹脂 営業利益 102 108 △5 150 154
インフラ・ソーシャル 売上高 413 400 14 550 531
ソリューション 営業利益 △0 7 △8 5 2
電子・先端 売上高 490 464 26 685 626
プロダクツ 営業利益 84 79 5 125 109
生活・環境 売上高 300 310 △ 10 400 410
プロダクツ 営業利益 8 10 △2 10 8
ライフ 売上高 268 249 20 345 323
イノベーション 営業利益 44 43 2 60 55
その他 売上高 292 260 32 320 364
消去差 営業利益 10 5 5 10 8
合 計 売上高 3,103 2,931 172 4,100 3,956
営業利益 248 251 △3 360 337
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デンカ㈱(4061) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
3.参考数値・前提 (単位:億円)
2018年度 2017年度 2018年度 2017年度
増 減
第3四半期実績 第3四半期実績 通期予想 通期実績
投 資 設備投資 229 165 64 310 227
M & A 他 1 42 △ 41 未定 43
計 230 207 23 310 270
減価償却費 172 186 △ 14 235 246
研究開発費 114 102 12 150 139
有利子負債残高 1,235 1,235 △0 1,150 1,083
2018年度 2017年度 2018年度 2017年度
第3四半期実績 第3四半期実績 通期予想 通期実績
為替レート [円/$] 110.8 111.8 110.7 111.3
国産ナフサ [円/kl] 51,500 40,000 49,300 42,200
4.セグメント別 連結売上高増減内訳 (単位:億円)
売 上 高
2018年度 2017年度
第3四半期実績 第3四半期実績 増 減 販売価格差 数量差
エラストマー・機能樹脂 1,340 1,249 90 116 △ 26
インフラ・ソーシャルソリューション 413 400 14 16 △2
電子・先端プロダクツ 490 464 26 0 25
生活・環境プロダクツ 300 310 △ 10 7 △ 17
ライフイノベーション 268 249 20 △3 23
そ の 他 292 260 32 - 32
合 計 3,103 2,931 172 136 35
5.セグメント別 連結営業利益増減内訳 (単位:億円)
営 業 利 益
2018年度 2017年度
第3四半期実績 第3四半期実績 増 減 販売価格差 数量差 コスト差等
エラストマー・機能樹脂 102 108 △5 116 △3 △ 118
インフラ・ソーシャルソリューション △0 7 △8 16 △0 △ 23
電子・先端プロダクツ 84 79 5 0 17 △ 13
生活・環境プロダクツ 8 10 △2 7 △4 △5
ライフイノベーション 44 43 2 △3 14 △9
その他、消去差 10 5 5 - 3 2
合 計 248 251 △3 136 27 △ 166
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