4061 デンカ 2019-08-07 11:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月7日
上 場 会 社 名 デンカ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4061 URL http://www.denka.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)山本 学
問合せ先責任者 (役職名)IR室長 (氏名)大町 徹夫 (TEL)03(5290)5532
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 90,884 △3.3 6,747 △2.7 6,367 △20.5 5,018 △19.4
2019年3月期第1四半期 93,969 3.7 6,931 7.8 8,008 8.4 6,228 3.1
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 4,011 百万円 ( △18.6%)2019年3月期第1四半期 4,926 百万円 ( △6.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 57.75 ―
2019年3月期第1四半期 71.07 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 482,193 248,755 50.8
2019年3月期 483,827 250,481 51.0
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 245,054 百万円 2019年3月期 246,861 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 60.00 ― 60.00 120.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 60.00 ― 65.00 125.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 195,000 △1.7 15,000 2.7 14,000 △6.5 10,500 △7.8 120.76
通期 415,000 0.5 38,000 11.0 36,000 9.7 27,000 7.8 310.53
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、(添付資料)8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 88,555,840株 2019年3月期 88,555,840株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 1,739,541株 2019年3月期 1,607,082株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 86,904,391 2019年3月期1Q 87,634,514株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動あった場合の注記) ……………………………………………… 8
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………… 11
2019年度 第1四半期決算概要 ………………………………………………………………………… 11
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、個人消費は持ち直しましたが、輸出や生産に弱さがみられるなど、力
強さに欠ける動きとなりました。また、世界経済は、全体としては緩やかな回復基調が続きましたが、米中貿易摩擦
や英国のEU離脱問題の長期化により、先行きに対する懸念が一層高まりました。
このような経済環境のもと、当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、経営計画「Denka
Value-Up」の3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合帯」「持続的成長」「健全な成長」にもとづき、2つの
成長戦略である「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡大と収益の確保に注
力いたしました。
そうした中で、当第1四半期連結累計期間は、採算是正を目的とした販売価格の改定が進んだ一方で、一部の製品
では原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しや需要減による販売数量の減少がありました。この結果、売上高は
908億84百万円と前年同期に比べ30億84百万円(3.3%)の減収となりました。利益面では、営業利益は67億47百万円
(前年同期比1億83百万円減、2.7%減益)、経常利益は63億67百万円(前年同期比16億40百万円減、20.5%減益)、
親会社株主に帰属する四半期純利益は50億18百万円(前年同期比12億9百万円減、19.4%減益)となりました。
<エラストマー・機能樹脂部門>
当部門の売上高は393億88百万円と前年同期に比べ31億61百万円(7.4%)の減収となりました。
スチレンモノマーやデンカシンガポール社のポリスチレン樹脂およびMS樹脂の販売は堅調に推移しましたが、原
材料価格の下落に応じた販売価格の見直しを行ったことから減収となりました。また、クロロプレンゴムの販売数量
は前年を下回りました。
<インフラ・ソーシャルソリューション部門>
当部門の売上高は128億83百万円と前年同期に比べ7億21百万円(5.9%)の増収となりました。
特殊混和材は出荷増および価格改定により増収となり、農業・土木用途向けのコルゲート管は概ね堅調となりまし
た。一方、セメントや耐火物・鉄鋼用材料の販売は前年を下回りました。
<電子・先端プロダクツ部門>
当部門の売上高は155億7百万円と前年同期に比べ53百万円(0.3%)の減収となりました。
球状アルミナや高純度導電性カーボンブラックの販売は好調に推移し、電子回路基板および高信頼性放熱プレート
“アルシンク”、LED用サイアロン蛍光体“アロンブライト”の販売は堅調に推移しました。一方、電子部品・半
導体搬送用部材の機能フィルムや半導体封止材向け球状溶融シリカフィラーの販売は前年を下回りました。
<生活・環境プロダクツ部門>
当部門の売上高は88億29百万円と前年同期に比べ8億91百万円(9.2%)の減収となりました。
プラスチック雨どいおよび工業用テープの販売は概ね前年同期並となりましたが、合繊かつら用原糸“トヨカロ
ン”や食品包材用シートおよびデンカポリマー株式会社の加工品の販売は前年を下回りました。
<ライフイノベーション部門>
当部門の売上高は51億36百万円と前年同期に比べ3億60百万円(7.6%)の増収となりました。
デンカ生研株式会社の試薬は国内、輸出とも販売数量が増加し増収となりました。
<その他部門>
当部門の売上高は91億38百万円と前年同期に比べ60百万円(0.7%)の減収となりました。
株式会社アクロス商事等の商社は取扱量が前年を下回りました。
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ16億34百万円減少の4,821億93百万円となりま
した。流動資産は、売上債権の減少などにより前連結会計年度末に比べ2億92百万円減少の1,904億37百万円となり
ました。固定資産は、投資有価証券の評価額の減少などにより前連結会計年度末に比べ13億41百万円減少の2,917億
56百万円となりました。
負債は、有利子負債の増加などにより前連結会計年度末に比べ92百万円増加の2,334億38百万円となりました。
非支配株主持分を含めた純資産は前連結会計年度末に比べ17億26百万円減少して2,487億55百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の51.0%から50.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
第2四半期連結累計期間の連結業績予想および通期の連結業績予想につきましては、2019年5月13日に公表した
予想数値から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,902 17,052
受取手形及び売掛金 95,780 88,376
商品及び製品 47,455 50,344
仕掛品 4,389 6,346
原材料及び貯蔵品 19,911 19,780
その他 9,802 9,025
貸倒引当金 △511 △488
流動資産合計 190,730 190,437
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 62,393 61,918
機械装置及び運搬具(純額) 71,155 70,065
工具、器具及び備品(純額) 3,820 3,714
土地 63,366 63,380
リース資産(純額) 307 1,865
建設仮勘定 17,634 18,988
有形固定資産合計 218,677 219,933
無形固定資産
のれん 8,312 8,059
特許権 250 537
ソフトウエア 978 946
その他 2,874 2,862
無形固定資産合計 12,415 12,405
投資その他の資産
投資有価証券 55,028 52,441
長期貸付金 236 236
繰延税金資産 2,736 2,827
その他 4,122 4,035
貸倒引当金 △118 △124
投資その他の資産合計 62,004 59,417
固定資産合計 293,097 291,756
資産合計 483,827 482,193
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 52,924 47,834
短期借入金 43,101 43,758
コマーシャル・ペーパー 2,000 5,000
1年内返済予定の長期借入金 5,062 5,047
1年内償還予定の社債 5,000 5,000
未払法人税等 3,010 1,657
未払消費税等 487 550
賞与引当金 3,122 5,718
その他 39,338 38,386
流動負債合計 154,047 152,953
固定負債
社債 22,000 22,000
長期借入金 34,969 34,970
繰延税金負債 4,961 4,079
再評価に係る繰延税金負債 8,403 8,403
退職給付に係る負債 7,269 7,683
株式給付引当金 44 49
その他 1,650 3,299
固定負債合計 79,298 80,484
負債合計 233,346 233,438
純資産の部
株主資本
資本金 36,998 36,998
資本剰余金 49,353 49,355
利益剰余金 144,638 144,349
自己株式 △5,492 △5,899
株主資本合計 225,498 224,803
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 15,182 14,072
繰延ヘッジ損益 △345 △459
土地再評価差額金 10,260 10,260
為替換算調整勘定 △120 △126
退職給付に係る調整累計額 △3,614 △3,495
その他の包括利益累計額合計 21,362 20,251
非支配株主持分 3,620 3,700
純資産合計 250,481 248,755
負債純資産合計 483,827 482,193
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 93,969 90,884
売上原価 70,393 67,649
売上総利益 23,575 23,235
販売費及び一般管理費 16,644 16,487
営業利益 6,931 6,747
営業外収益
受取利息 18 18
受取配当金 1,645 711
持分法による投資利益 128 66
為替差益 465 ―
その他 85 168
営業外収益合計 2,343 964
営業外費用
支払利息 171 217
為替差損 ― 259
固定資産処分損 115 275
操業休止等経費 366 260
その他 614 332
営業外費用合計 1,266 1,345
経常利益 8,008 6,367
特別損失
災害による損失 117 ―
特別損失合計 117 ―
税金等調整前四半期純利益 7,890 6,367
法人税等 1,626 1,252
四半期純利益 6,264 5,115
非支配株主に帰属する四半期純利益 36 96
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,228 5,018
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 6,264 5,115
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,136 △1,032
為替換算調整勘定 △2,566 3
退職給付に係る調整額 103 118
持分法適用会社に対する持分相当額 △10 △192
その他の包括利益合計 △1,337 △1,104
四半期包括利益 4,926 4,011
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,035 3,907
非支配株主に係る四半期包括利益 △108 103
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準を適用している子会社は、当第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第16号「リー
ス」(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリー
スを貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。 IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに
従っており、会計方針の変更による累積的影響額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に計上しており
ます。この結果、当第1四半期連結会計期間末の有形固定資産の「リース資産(純額)」が1,555百万円増加し、流
動負債の「その他」が233百万円及び固定負債の「その他」が1,627百万円増加しております。当第1四半期連結累
計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高は306百万円減少しております。
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
インフ 四半期連結
その他
エラス ラ・ソ 電子・ 生活・ ライフ 調整額 損益計算書
事業 合計
トマ ーシャ 先端プ 環境プ イノベ (注)2 計上額
計 (注)1
ー・機 ルソリ ロダク ロダク ーショ (注)3
能樹脂 ューシ ツ ツ ン
ョン
売上高
外部顧客への
42,550 12,161 15,561 9,720 4,776 84,770 9,198 93,969 - 93,969
売上高
セグメント間
の内部売上高 0 0 - - - 0 1,652 1,652 △1,652 -
又は振替高
計 42,550 12,161 15,561 9,720 4,776 84,770 10,851 95,622 △1,652 93,969
セグメント利益
4,385 △221 2,669 62 △200 6,695 285 6,980 △49 6,931
又は損失(△)
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△49百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 52,014 27,324 14,630 41,954 93,969
連結売上高に占める割合(%) 55.4 29.1 15.6 44.6 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
インフ 四半期連結
その他
エラス ラ・ソ 電子・ 生活・ ライフ 調整額 損益計算書
事業 合計
トマ ーシャ 先端プ 環境プ イノベ (注)2 計上額
計 (注)1
ー・機 ルソリ ロダク ロダク ーショ (注)3
能樹脂 ューシ ツ ツ ン
ョン
売上高
外部顧客への
39,388 12,883 15,507 8,829 5,136 81,746 9,138 90,884 - 90,884
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 23 - - - 23 1,846 1,869 △1,869 -
又は振替高
計 39,388 12,907 15,507 8,829 5,136 81,769 10,984 92,754 △1,869 90,884
セグメント利益
3,811 255 2,597 △184 78 6,558 181 6,739 8 6,747
又は損失(△)
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額8百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 51,142 26,265 13,477 39,742 90,884
連結売上高に占める割合(%) 56.3 28.9 14.8 43.7 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
3.補足情報
2019年度 第1四半期決算概要
2019年8月7日
デンカ株式会社
1. 業 績 (単位:億円)
2019年度 2018年度 2019年度 2019年
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 第2四半期予想 通期予想
(4-6月) (4-6月) (4-9月) (4-3月)
売 上 高 909 940 △ 31 1,950 4,150
営 業 利 益 67 69 △2 150 380
経 常 利 益 64 80 △ 16 140 360
親会社株主に帰属する当期純利益 50 62 △ 12 105 270
2.総括(前年同期比)
・ 当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、昨年度より5か年の新経営計画「Denka Value-Up」をスタートしました。
その3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」にもとづき、2つの成長戦略「事業ポートフォリオの変革」と
「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡大と収益向上に注力しております。
・ 当第1四半期は、球状アルミナ、セラミックス回路基板、アセチレンブラックなど車両電動化関連製品の販売が好調に推移しましたが、
原材料価格の下落に応じた販売価格の改定や、クロロプレンゴムや電子部品・半導体搬送用部材の高機能フィルム、半導体封止材向け
溶融シリカフィラーの販売数量が減少したことなどにより、売上高は前年に比べて31億円の減収の909億円(前年比3.3%減)となりました。
利益面では、営業利益は前年に比べて2億円減益の67億円となりました(前年比2.7%減)。経常利益は64億円(前年比20.5%減)、
親会社株主に帰属する当期純利益は50億円(前年比19.4%減)と、それぞれ減益となりました。
・第 2 四 半 期 以 降 、 世 界 経 済 の 先 行 き は 不 透 明 感 を 増 し て お り ま す が 、 車 両 電 動 化 関 連 製 品 の 好 調 が 続 く 見 通 し で あ り 、 こ れ に
インフルエンザワクチンや診断キットの収益寄与が加わることなどから、通期予想営業利益380億円達成による3期連続最高益更新を
目指します。
3.参考数値・前提 (単位:億円)
2019年度 2018年度 2019年度 2019年
増 減
第1四半期実績 第1四半期実績 第2四半期予想 通期予想
投 資 設備投資 53 56 △3 220 450
M & A 他 - 1 △1 未定 未定
計 53 57 △4 220 450
減価償却費 55 57 △2 115 240
研究開発費 35 39 △4 80 170
有利子負債残高 1,158 1,131 27 1,220 1,200
2019年度 2018年度
第1四半期実績 第1四半期実績
為替レート [円/$] 110.8 108.1
国産ナフサ [円/kl] 45,800 49,000
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デンカ㈱(4061) 2020年3月期 第1四半期決算短信
4.セグメント別状況(前年同期比)
・ エ ラストマー・機能樹脂部門は 、ク ロ ロ プレ ンゴムの価格改定が進み、デンカシンガ ポール 社のスチレン系樹脂のスプレッドが改善
しましたが、クロロプレンゴムや透明樹脂などの販売数量が減少したことなどから、減益となりました。
当第2四半期はスチレンモノマープラントの非定修年であることなどから、第2四半期累計では前年比増益の見通しです。
・ インフラ・ソーシャルソリューション部門は、各製品の価格改定が進んだことなどにより増益となりました。
第2四半期累計は、特殊混和材などの堅調な販売が続くとともに、引き続き価格改定による採算是正に努めることで前年比増益の見通しです。
・電 子 ・ 先 端 プ ロ ダ ク ツ 部 門 は 、 球 状 ア ル ミ ナ 、 セ ラ ミ ッ ク ス 回 路 基 板 、 ア セ チレ ン ブ ラ ッ ク な ど 車 両 電 動 化 関 連 製 品 の販 売 数 量 が
伸長しましたが、これらに対応した生産体制の強化に伴い固定費が増加したことに加え、電子部品・半導体搬送用部材の高機能フィルムや
半導体封止材向け溶融シリカフィラーの販売が前年を下回ったことなどから減益となりました。
第2四半期も同じような状況が続く見通しであることから、第2四半期累計も前年比減益の見通しです。
・ 生活・環境プロダクツ部門は、プラスチック雨どいおよび工業用テープの販売は概ね前年同期並みとなりましたが、合繊かつら用原糸
”トヨカロン”や、食品包材用シートおよびその加工品などの販売が前年を下回り、営業利益は赤字となりました。
第2四半期は、採算是正や販売拡大を進めることなどで、収益回復に努めます。
・ ライフイノベーション部門は、デンカ生研株式会社の検査試薬の販売が国内、輸出とも前年を上回り、増益となりました。
第2四半期累計も、前年比増益の見通しです。
(単位:億円)
2019年度 2018年度 2019年度 2019年
連結売上高・営業利益(実績・予想) 増 減
第1四半期実績 第1四半期実績 第2四半期予想 通期予想
エラストマー・ 売上高 394 426 △ 32 810 1,650
機能樹脂 営業利益 38 44 △6 80 155
インフラ・ソーシャル 売上高 129 122 7 280 580
ソリューション 営業利益 3 △2 5 5 10
電子・先端 売上高 155 156 △1 340 740
プロダクツ 営業利益 26 27 △1 50 130
生活・環境 売上高 88 97 △9 200 400
プロダクツ 営業利益 △2 1 △2 5 10
ライフ 売上高 51 48 4 130 360
イノベーション 営業利益 1 △2 3 5 65
その他 売上高 91 92 △1 190 420
消去差 営業利益 2 2 △0 5 10
合 計 売上高 909 940 △ 31 1,950 4,150
営業利益 67 69 △2 150 380
売 上 高
連結売上高増減 2019年度 2018年度
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 販売価格差 数量差
エラストマー・機能樹脂 394 426 △ 32 △ 22 △9
インフラ・ソーシャルソリューション 129 122 7 7 △0
電子・先端プロダクツ 155 156 △1 1 △2
生活・環境プロダクツ 88 97 △9 2 △ 11
ライフイノベーション 51 48 4 △1 5
そ の 他 91 92 △1 - △1
合 計 909 940 △ 31 △ 13 △ 18
営 業 利 益
連結営業利益増減 2019年度 2018年度
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 販売価格差 数量差 コスト差等
エラストマー・機能樹脂 38 44 △6 △ 22 △ 13 29
インフラ・ソーシャルソリューション 3 △2 5 7 △0 △2
電子・先端プロダクツ 26 27 △1 1 1 △3
生活・環境プロダクツ △2 1 △2 2 △5 0
ライフイノベーション 1 △2 3 △1 3 1
その他、消去差 2 2 △0 - 0 △0
合 計 67 69 △2 △ 13 △ 14 24
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