4061 デンカ 2020-08-07 11:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上 場 会 社 名 デンカ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4061 URL http://www.denka.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)山本 学
問合せ先責任者 (役職名)コーポレートコミュニケーション部長 (氏名)福岡 智 (TEL)03(5290)5511
四半期報告書提出予定日 2020年8月11日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 76,233 △16.1 4,402 △34.8 5,011 △21.3 4,190 △16.5
2020年3月期第1四半期 90,884 △3.3 6,747 △2.7 6,367 △20.5 5,018 △19.4
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 5,512 百万円 ( 37.4%) 2020年3月期第1四半期 4,011 百万円 ( △18.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 48.58 ―
2020年3月期第1四半期 57.75 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 503,269 253,873 49.8
2020年3月期 501,448 254,014 50.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 250,707 百万円 2020年3月期 250,720 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 60.00 ― 65.00 125.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 60.00 ― ― ―
(注) 1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2.2021年3月期の期末配当予想につきましては未定と致しますが、当社は経営計画「Denka Value-Up」で
定めた株主還元方針に則り配当金を決定し、公表が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
なお、株主還元方針につきましては、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)
連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 160,000 △16.6 12,000 △21.8 12,000 △17.4 10,000 △7.9 115.94
通期 360,000 △5.5 31,000 △1.9 29,000 △3.4 21,000 △7.5 243.48
(注) 1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
2.業績予想の詳細につきましては、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 88,555,840株 2020年3月期 88,555,840株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 2,307,469株 2020年3月期 2,307,067株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 86,248,498株 2020年3月期1Q 86,904,391株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………12
2020年度 第1四半期決算概要 ………………………………………………………………………12
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響により経済活動が制限され、個人消
費や輸出が急速に減少しました。また、世界経済も、感染症の世界的な流行により景気が大きく下振れし、極めて厳
しい状況となりました。
このような経済環境のもと、当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、3つの成長ビジョン
「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」を掲げ、2018年度より5か年の経営計画「Denka
Value-Up」における2つの成長戦略「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡
大と収益性向上に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、一部の電子・先端プロダクツ製品で販売数量が増加したものの、全体的には
世界的な景気後退による需要減のため販売数量が減少したほか、原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しもあり、
売上高は762億33百万円と前年同期に比べ146億51百万円(16.1%)の減収となりました。利益面では、営業利益は44
億2百万円(前年同期比23億45百万円減、34.8%減益)、経常利益は50億11百万円(前年同期比13億56百万円減、
21.3%減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は41億90百万円(前年同期比8億28百万円減、16.5%減益)とな
りました。
<エラストマー・機能樹脂部門>
当部門の売上高は271億26百万円と前年同期に比べ122億62百万円(31.1%)の減収となりました。
クロロプレンゴムの販売は、感染症拡大の影響を大きく受け自動車産業を中心に全般的に生産活動が停滞したこと
から、前年を下回りました。また、スチレンモノマーやデンカシンガポール社のポリスチレン樹脂およびMS樹脂の
販売は、原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しを行ったことから減収となりました。
<インフラ・ソーシャルソリューション部門>
当部門の売上高は117億6百万円と前年同期に比べ11億77百万円(9.1%)の減収となりました。
特殊混和材や農業・土木用途向けのコルゲート管の販売は概ね堅調となりましたが、セメントや肥料、耐火物・鉄
鋼用材料は前年を下回りました。
<電子・先端プロダクツ部門>
当部門の売上高は155億54百万円と前年同期に比べ46百万円(0.3%)の増収となりました。
球状アルミナはxEV関連を中心に販売数量が増加し、電子部品・半導体関連分野向け機能フィルムや球状溶融シリカ
フィラーは、5G関連やデータセンターの世界的な需要の拡大により堅調に推移しました。また、高純度導電性カー
ボンブラックや高信頼性放熱プレート“アルシンク”、LED用サイアロン蛍光体“アロンブライト”は概ね前年並
となりましたが、金属アルミ基板ヒットプレートなどの自動車産業用製品の販売は前年を下回りました。
<生活・環境プロダクツ部門>
当部門の売上高は78億51百万円と前年同期に比べ9億77百万円(11.1%)の減収となりました。
食品包材用シートおよびその加工品の販売は、テイクアウト需要の増加により堅調に推移しましたが、プラスチッ
ク雨どいおよび合繊かつら用原糸“トヨカロン”、工業用テープの販売は前年を下回りました。
<ライフイノベーション部門>
当部門の売上高は52億74百万円と前年同期に比べ1億38百万円(2.7%)の増収となりました。
試薬の販売は、感染症の影響で健康診断の実施を控える動きがあったことなどから、前年を下回りました。なお、
感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガンⓇ錠」の原料であるマロン酸ジエチルの出荷を行
いました。
<その他部門>
当部門の売上高は87億20百万円と前年同期に比べ4億18百万円(4.6%)の減収となりました。
YKアクロス株式会社等の商社は取扱量が前年を下回りました。
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ18億20百万円増加の5,032億69百万円となりま
した。流動資産は、売上債権の減少などにより前連結会計年度末に比べ6億30百万円減少の1,978億22百万円となり
ました。固定資産は、投資有価証券の評価額の増加などにより前連結会計年度末に比べ24億51百万円増加の3,054億
47百万円となりました。
負債は、有利子負債の増加などにより前連結会計年度末に比べ19億61百万円増加の2,493億95百万円となりまし
た。
非支配株主持分を含めた純資産は前連結会計年度末に比べ1億40百万円減少して2,538億73百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の50.0%から49.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期連結業績予想につきましては、2020年5月13日に公表した「2020年3月期決算短信〔日本基準〕
(連結)」において、通期業績予想のみ開示しておりましたが、現時点で入手可能な情報をもとに2021年3月期
第2四半期(累計)業績予想を以下のとおりといたしましたのでお知らせいたします。
なお、通期業績予想につきましては、2020年5月13日に公表した数値からの見直しは行っておりません。
また、配当予想につきましては、中間(第2四半期末)のみ開示し、期末は未定と致しますが、当社は経営計画
「Denka Value-Up」で定めた株主還元方針に則り配当金を決定し、公表が可能となった時点で速やかに開示する予
定です。
1.2021年3月期連結業績予想の修正
2021年3月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正(2020年4月1日~2020年9月30日)
親会社株主に
1株当たり
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益 帰属する四半
四半期純利益
期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) ― ― ― ― ―
今回修正予想(B) 160,000 12,000 12,000 10,000 115.94
増 減 額(B-A) ― ― ― ― ―
増 減 率( % ) ― ― ― ― ―
(参考)前期実績
(2020年3月期第2四半期)
191,953 15,348 14,533 10,852 125.25
(参考)2021年3月期連結業績予想 (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 160,000 △16.6 12,000 △21.8 12,000 △17.4 10,000 △7.9 115.94
通期 360,000 △5.5 31,000 △1.9 29,000 △3.4 21,000 △7.5 243.48
※上記の業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
2.2021年3月期配当予想の修正
年間配当金
第2四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭
前回予想 ― ― ―
今回修正予想 60.00 ― ―
(参考)前期実績(2020年3月期) 60.00 65.00 125.00
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(株主還元方針)
当社は、2017年11月に策定した経営計画「Denka Value-Up」において、企業の持続的成長に必要不可欠な「安全
最優先」「環境への配慮」「人財の育成・活用」「社会貢献」を基本精神に掲げ、グローバルで飛躍的な成長を遂
げるための新たな成長戦略により、当社が「スペシャリティーの融合体“Specialty-Fusion Company”」となり、
「持続的成長」かつ「健全な成長」を実現することを目指しております。
これらの実現に向けて、投融資計画を策定する一方、株主還元については、2014年11月に策定した前経営計画
「Denka100」の最終成果である収益について、株主様への配分を定めた総還元性向50%を基準とする「株主還元方
針」を、経営計画「Denka Value-Up」でも、継続してまいります。
<経営計画「Denka Value-Up」における株主還元方針>
・総還元性向50%(基準)を継続
・配当を重視し、資金需要や株価推移などに応じ、機動的な自己株式取得も実施する。
※ 総還元性向=(配当+自己株式取得)÷連結当期純利益
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 29,172 32,748
受取手形及び売掛金 85,637 73,020
商品及び製品 52,159 57,530
仕掛品 4,037 6,036
原材料及び貯蔵品 19,582 20,124
その他 8,156 8,643
貸倒引当金 △293 △281
流動資産合計 198,452 197,822
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 62,503 62,636
機械装置及び運搬具(純額) 69,789 68,889
工具、器具及び備品(純額) 4,146 4,286
土地 63,370 63,372
リース資産(純額) 2,260 2,074
建設仮勘定 29,745 31,695
有形固定資産合計 231,815 232,954
無形固定資産
のれん 7,544 7,259
特許権 523 495
ソフトウエア 1,002 1,038
その他 2,737 2,731
無形固定資産合計 11,808 11,525
投資その他の資産
投資有価証券 51,200 54,260
長期貸付金 178 178
繰延税金資産 3,160 1,890
その他 4,949 4,755
貸倒引当金 △117 △117
投資その他の資産合計 59,371 60,966
固定資産合計 302,995 305,447
資産合計 501,448 503,269
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 43,005 40,458
短期借入金 51,929 44,810
コマーシャル・ペーパー 9,000 24,000
1年内返済予定の長期借入金 10,010 10,008
未払法人税等 3,550 1,970
未払消費税等 1,431 174
賞与引当金 2,992 5,306
その他 38,888 36,504
流動負債合計 160,807 163,234
固定負債
社債 37,000 37,000
長期借入金 26,400 26,386
繰延税金負債 3,245 2,219
再評価に係る繰延税金負債 8,403 8,403
退職給付に係る負債 7,874 8,520
株式給付引当金 58 63
その他 3,644 3,567
固定負債合計 86,626 86,161
負債合計 247,434 249,395
純資産の部
株主資本
資本金 36,998 36,998
資本剰余金 49,365 49,412
利益剰余金 156,857 155,439
自己株式 △7,593 △7,594
株主資本合計 235,628 234,255
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,691 12,391
繰延ヘッジ損益 △551 △515
土地再評価差額金 10,259 10,259
為替換算調整勘定 △876 △1,412
退職給付に係る調整累計額 △4,429 △4,270
その他の包括利益累計額合計 15,092 16,452
非支配株主持分 3,294 3,166
純資産合計 254,014 253,873
負債純資産合計 501,448 503,269
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 90,884 76,233
売上原価 67,649 55,886
売上総利益 23,235 20,346
販売費及び一般管理費 16,487 15,944
営業利益 6,747 4,402
営業外収益
受取利息 18 31
受取配当金 711 811
持分法による投資利益 66 562
その他 168 129
営業外収益合計 964 1,533
営業外費用
支払利息 217 214
為替差損 259 12
固定資産処分損 275 224
操業休止等経費 260 165
その他 332 306
営業外費用合計 1,345 924
経常利益 6,367 5,011
特別利益
投資有価証券売却益 ― 158
特別利益合計 ― 158
特別損失
合併関連費用 ― 252
特別損失合計 ― 252
税金等調整前四半期純利益 6,367 4,917
法人税等 1,252 800
四半期純利益 5,115 4,116
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
96 △73
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,018 4,190
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 5,115 4,116
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,032 2,102
為替換算調整勘定 3 △549
退職給付に係る調整額 118 159
持分法適用会社に対する持分相当額 △192 △315
その他の包括利益合計 △1,104 1,396
四半期包括利益 4,011 5,512
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,907 5,549
非支配株主に係る四半期包括利益 103 △36
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
インフ 四半期連結
その他
エラス ラ・ソ 電子・ 生活・ ライフ 調整額 損益計算書
事業 合計
トマ ーシャ 先端プ 環境プ イノベ (注)2 計上額
計 (注)1
ー・機 ルソリ ロダク ロダク ーショ (注)3
能樹脂 ューシ ツ ツ ン
ョン
売上高
外部顧客への 39,388 12,883 15,507 8,829 5,136 81,746 9,138 90,884 - 90,884
売上高
セグメント間
の内部売上高 - 23 - - - 23 1,846 1,869 △1,869 -
又は振替高
計 39,388 12,907 15,507 8,829 5,136 81,769 10,984 92,754 △1,869 90,884
セグメント利益
3,811 255 2,597 △184 78 6,558 181 6,739 8 6,747
又は損失(△)
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額8百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 51,142 26,265 13,477 39,742 90,884
連結売上高に占める割合(%) 56.3 28.9 14.8 43.7 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。
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デンカ㈱(4061) 2021年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
インフ 四半期連結
その他
エラス ラ・ソ 電子・ 生活・ ライフ 調整額 損益計算書
事業 合計
トマ ーシャ 先端プ 環境プ イノベ (注)2 計上額
計 (注)1
ー・機 ルソリ ロダク ロダク ーショ (注)3
能樹脂 ューシ ツ ツ ン
ョン
売上高
外部顧客への 27,126 11,706 15,554 7,851 5,274 67,512 8,720 76,233 - 76,233
売上高
セグメント間
の内部売上高 35 7 - - - 43 1,287 1,331 △1,331 -
又は振替高
計 27,161 11,714 15,554 7,851 5,274 67,556 10,008 77,564 △1,331 76,233
セグメント利益
1,287 171 2,813 81 30 4,383 △46 4,337 65 4,402
又は損失(△)
(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング
事業、商社事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額65百万円は、セグメント間取引消去によるものです。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.地域ごとの売上高に関する情報
(単位:百万円)
海外
日本 合計
アジア その他 計
売上高 44,519 20,713 10,999 31,713 76,233
連結売上高に占める割合(%) 58.4 27.2 14.4 41.6 100.0
(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。
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3.補足情報
2020年度 第1四半期決算概要
2020年8月7日
デンカ株式会社
1. 業 績 (単位:億円)
2020年度 2019年度 2020年度 2020年度
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 第2四半期予想 通期予想
(4-6月) (4-6月) (4-9月) (4-3月)
売 上 高 762 909 △ 147 1,600 3,600
営 業 利 益 44 67 △ 23 120 310
経 常 利 益 50 64 △ 14 120 290
親会社株主に帰属する当期純利益 42 50 △8 100 210
2.総括(前年同期比)
・ 当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」
を掲げ、2018年度より5か年の経営計画「Denka Value-Up」における2つの成長戦略「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を
推進し、業容の拡大と収益性向上に注力いたしました。
・当 第 1 四 半 期 は 、 電 子 部 品 ・ 半 導 体 搬 送 用 部 材 の 高 機 能 フ ィ ル ム 、 半 導 体 封 止 材 向 け 溶 融 シ リ カ フ ィ ラ ー な ど の
半導体関連製品は、5G関連やデータセンターの世界的な需要拡大で堅調な出荷となりましましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、クロロプレンゴムをはじめ、一部主要製品で低調な出荷となりました。
ま た 、 原 材 料 価 格 下 落 に 応 じ た ス チ レ ン 系 製 品 の 販 売 価 格 を 改 訂 し た こ と な ど か ら 、 売 上 高 は 147 億 円 減 収 の 762 億 円
(前年同期比16.1%減)となりました。
利益面で は 、感染症拡大によ る大幅な需 要減の影響を 受ける中、スプレッドの改善や本社 費 ・ 工場 固定 費の 減少 も あ りま した が、
営業利益は前年に比べて23億円減益の44億円となりました(同34.8%減)。経常利益は50億円(同21.3%減)、親会社株主に帰属する
当期純利益は42億円(同16.5%減)と、それぞれ減益となりました。
・ 第2四半期以降、経済情勢は、感染症の再拡大の恐れもあり、先行きの不透明感は 依然として残りますが、電子・先端プロ ダク ツや
ライフイノベーションのスペシャリティー事業を中心に、「Denka Value-Up」の成長戦略を強力に推進し、期初予想の達成を目指します。
3.参考数値・前提 (単位:億円)
2020年度 2019年度 2020年度 2020年度
増 減
第1四半期実績 第1四半期実績 第2四半期予想 通期予想
投 資 71 53 18 230 470
減価償却費 57 55 2 120 240
研究開発費 38 35 3 80 160
有利子負債残高 1,422 1,158 264 1,420 1,520
2020年度 2019年度
第1四半期実績 第1四半期実績
為替レート [円/$] 107.7 110.8
国産ナフサ [円/kl] 26,000 45,800
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4.セグメント別状況(前年同期比)
・ エ ラ ス ト マ ー ・ 機 能 樹 脂 部 門 は 、 新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症 拡 大 の 影 響 を 大き く受 け、 自動 車 産 業を 中心 に全 般的 に生 産活 動が
停滞したことから、クロロプレンゴムの販売数量が昨年を下回り、大幅な減益となりました。
当第2四半期以降は、クロロプレンゴムの需要回復の兆しは一部みられるものの、通期では前年同期比減益の見通しです。
・ インフラ・ソーシャルソリューション部門は、改定した価格の維持や、コストダウンが寄与しましたが、石灰窒素、アヅミンなどのアグリプロダクツや
耐火物・鉄鋼用材料の販売数量が昨年を下回ったことなどにより減益となりました。
第2四半期以降も、改定した価格の維持に努めるとともに、更なるコストダウンをはかり、通期では前年比増益を目指します。
・電 子 ・ 先 端 プ ロ ダ ク ツ 部 門 は 、 金 属 ア ル ミ 基 板 ヒ ッ ト プ レ ー ト な ど の 自 動 車 産 業 用 製 品 の 需 要 減 少 が あ り ま し た が 、 5 G 関 連 や
データセンターの世界的な需要拡大で堅調な電子部品・半導体搬送用部材の高機能フィルムや半導体封止材向け溶融シリカフィラー、
またxEV関連の球状アルミナの販売が前年を上回ったことなどから増益となりました。
第2四半期以降も、半導体関連やxEV関係の出荷が堅調に推移する見通しであることから、通期では前年比増益の見通しです。
・ 生活・環境プロダクツ部門は、感染症拡大の影響などにより、工業用テープ等の販売数量は昨年を下回りましたが、原材料価格の下落や
固定費削減が寄与したことなどにより、増益となりました。
第2四半期以降も、同じような状況が続く見通しであることから、通期では前年比増益の見通しです。
・ ライフイノベーション部門は、感染症拡大の影響で、コロナ以外の検査件数や健診件数が減少し、検査試薬の販売が昨年を下回った一方、
政府の要請を受け、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®」の原料であるマロン酸ジエチルの出荷を行いました。第1四半期の営業利益は、
概ね前年並みとなりました。
第2四半期以降も、社会のニーズに応えられるよう安定供給に努めてまいります。
*「アビガン」は富士フイルム富山化学株式会社の登録商標です。
(単位:億円)
2020年度 2019年度 2020年度 2020年度
連結売上高・営業利益(実績・予想) 増 減
第1四半期実績 第1四半期実績 第2四半期予想 通期予想
エラストマー・ 売上高 271 394 △ 123 550 1,250
機能樹脂 営業利益 13 38 △ 25 30 75
インフラ・ソーシャル 売上高 117 129 △ 12 250 550
ソリューション 営業利益 2 3 △1 10 20
電子・先端 売上高 156 155 0 330 730
プロダクツ 営業利益 28 26 2 65 135
生活・環境 売上高 79 88 △ 10 160 330
プロダクツ 営業利益 1 △2 3 5 5
ライフ 売上高 53 51 1 150 380
イノベーション 営業利益 0 1 △0 10 70
その他 売上高 87 91 △4 160 360
消去差 営業利益 0 2 △2 0 5
合 計 売上高 762 909 △ 147 1,600 3,600
営業利益 44 67 △ 23 120 310
売 上 高
連結売上高増減 2020年度 2019年度
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 販売価格差 数量差
エラストマー・機能樹脂 271 394 △ 123 △ 55 △ 68
インフラ・ソーシャルソリューション 117 129 △ 12 1 △ 13
電子・先端プロダクツ 156 155 0 △1 2
生活・環境プロダクツ 79 88 △ 10 △2 △8
ライフイノベーション 53 51 1 △0 2
そ の 他 87 91 △4 - △4
合 計 762 909 △ 147 △ 56 △ 90
営 業 利 益
連結営業利益増減 2020年度 2019年度
第1四半期実績 第1四半期実績 増 減 販売価格差 数量差 コスト差等
エラストマー・機能樹脂 13 38 △ 25 △ 55 △ 34 63
インフラ・ソーシャルソリューション 2 3 △1 1 △4 2
電子・先端プロダクツ 28 26 2 △1 4 △0
生活・環境プロダクツ 1 △2 3 △2 △2 7
ライフイノベーション 0 1 △0 △0 2 △2
その他、消去差 0 2 △2 - △0 △2
合 計 44 67 △ 23 △ 56 △ 34 67
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