4060 M-rakumo 2020-11-12 15:00:00
2020年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 rakumo株式会社 上場取引所 東
コード番号 4060 URL https://corporate.rakumo.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)御手洗 大祐
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO経営管理部長 (氏名)西村 雄也 TEL 050(1746)9891
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 602 - 92 - 72 - 67 -
2019年12月期第3四半期 - - - - - - - -
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 65百万円 (-%) 2019年12月期第3四半期 -百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 19.21 17.23
2019年12月期第3四半期 - -
(注)1.当社は、2019年12月期第3四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年12月期第3
四半期の数値及び対前年同四半期増減率並びに2020年12月期第3四半期の対前年同四半期増減率は記載してお
りません。
2.当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。当連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期
純利益を算定しております。
3.当社は、2020年9月28日付で東京証券取引所マザーズに上場したため、2020年12月期第3四半期の潜在株式調
整後1株当たり四半期純利益については、新規上場日から2020年12月期第3四半期連結会計期間末までの平均
株価を期中平均株価とみなして算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 972 426 43.9
2019年12月期 515 54 10.6
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 426百万円 2019年12月期 54百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 817 23.0 92 274.7 71 252.3 60 - 15.19
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。そのため、連結
業績予想の1株当たり当期純利益については、当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算
出しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 5,292,900株 2019年12月期 2,082,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q -株 2019年12月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 3,506,352株 2019年12月期3Q -株
(注)1.当社は、2019年12月期第3四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年12月
期第3四半期の期中平均株式数(四半期累計)を記載しておりません。
2.当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。前連結会
計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数(自己株式を含む)及び期中平
均株式数(四半期累計)を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3) 連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
・2020年12月期の連結業績予想に記載の「1株当たり当期純利益」の計算の基礎となる期中平均株式数につきまして
は、オーバーアロットメントによる当社株式の売出しに関する第三者割当による増資(198,900株)及び新株予約権
の行使(5,400株)による株式増加数を反映させて算出しております。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料はTDnetで同日開示するとともに、当社ホームページにも掲載しております。
rakumo株式会社(4060)
2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1) 四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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rakumo株式会社(4060)
2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業収益は大幅な減少が続
き、設備投資も弱い動きとなるなど、依然として厳しい状況が続いております。先行きについては、感染拡大の防止
策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直
しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があり
ます。
当社グループが事業展開するソフトウェア業界におきましては、政府が推進する「働き方改革」への取り組みに加
え、新型コロナウイルス感染症の影響によるテレワークや在宅勤務の実施などを背景に、企業の生産性向上や業務効
率化、テレワークに関連したシステム投資需要は引き続き拡大が見込まれております。
このような状況の中、当社グループは、「仕事をラクに。オモシロく。」というビジョンのもと、オフィスの生産
性向上に貢献すべく、企業向けグループウェア製品「rakumo」の機能強化及び更なる拡販に注力しました。新型コロ
ナウイルス感染症への対応による国内企業のテレワーク移行や在宅勤務環境整備が継続的に進んだこともあり、大企
業も含めた新規案件の獲得や、既存顧客の他サービス追加契約(クロスセル)、ライセンス追加契約等により、収益
の拡大に繋がりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高602,759千円、営業利益92,221千円、経常利益72,729
千円、親会社株主に帰属する四半期純利益67,356千円となりました。
なお、当社グループはITビジネスソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はして
おりませんが、サービス別の経営成績は、以下の通りであります。
(SaaSサービス)
当サービスにおいては、新規顧客の増加やライセンス追加等により堅調に推移し、2020年9月末のクライアント数
は1,965社(2019年12月末比161社増)、ユニークユーザー数は404千人(同31千人増)となりました。新型コロナウ
イルス感染症への対応による国内企業のテレワーク移行や在宅勤務環境整備に伴い、第2四半期においては中小規模
顧客からの新規契約が多く生じたことに加え、第3四半期においては継続商談となっていた大企業案件も成約に至り
ました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は492,810千円となりました。
(ソリューションサービス)
当サ―ビスにおいては、大企業からのライセンスサービスに関する導入支援案件の受注・提供の他、業務支援案件
等の受注・提供により、当第3四半期連結累計期間の売上高は35,611千円となりました。
(ITオフショア開発サービス)
当サービスにおいては、既存顧客からのラボ型開発案件が継続的に推移したことに加え、新規顧客からの案件受注
により、当第3四半期連結累計期間の売上高は74,336千円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は972,476千円となり、前連結会計年度末に比べ457,353千円増加
いたしました。これは主に、現金及び預金が434,512千円、ソフトウエア(ソフトウエア仮勘定含む)が14,006千
円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は545,736千円となり、前連結会計年度末に比べ85,243千円増加
いたしました。これは主に、前受収益が72,919千円、未払法人税等が9,978千円増加した一方、長期借入金(1年
内返済予定の長期借入金含む)が16,281千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は426,740千円となり、前連結会計年度末に比べ372,109千円増
加いたしました。これは主に、当社普通株式の東京証券取引所マザーズへの上場に伴う新株発行により、資本金及
び資本準備金が153,180千円ずつ増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上67,356千円による利益
剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は43.9%(前連結会計年度末は10.6%)となりまし
た。
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rakumo株式会社(4060)
2020年12月期 第3四半期決算短信
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月期の連結業績予想につきましては、2020年9月28日に公表した「東京証券取引所マザーズへの上場に伴
う当社決算情報等のお知らせ」から変更はありませんが、当第3四半期連結累計期間の業績は、利益面において通期
の連結業績予想を上回る水準で推移しております。
当社グループの積上げ型ビジネスモデルの特性上、第4四半期連結会計期間においても順調に進捗するものと考え
ておりますが、連結業績予想修正の要否及び当該修正を要する場合の具体的な数値につきましては現在精査中であ
り、修正が必要と判断した場合には速やかに公表いたします。
なお、当該業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一
定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。
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rakumo株式会社(4060)
2020年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 332,795 767,307
売掛金 35,239 38,152
貯蔵品 173 175
その他 34,906 43,855
流動資産合計 403,114 849,490
固定資産
有形固定資産 27,022 24,001
無形固定資産
ソフトウエア 32,421 65,432
ソフトウエア仮勘定 27,863 8,858
その他 16 -
無形固定資産合計 60,301 74,290
投資その他の資産 24,683 24,694
固定資産合計 112,008 122,986
資産合計 515,122 972,476
負債の部
流動負債
買掛金 17,672 20,528
1年内返済予定の長期借入金 20,449 20,004
未払法人税等 913 10,892
前受収益 270,020 342,939
賞与引当金 2,847 5,471
その他 49,873 63,301
流動負債合計 361,776 463,136
固定負債
長期借入金 84,986 69,150
資産除去債務 10,216 10,196
その他 3,513 3,253
固定負債合計 98,716 82,599
負債合計 460,492 545,736
純資産の部
株主資本
資本金 99,000 252,180
資本剰余金 59,850 213,030
利益剰余金 △103,715 △36,359
株主資本合計 55,134 428,850
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △504 △2,110
その他の包括利益累計額合計 △504 △2,110
純資産合計 54,630 426,740
負債純資産合計 515,122 972,476
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日
至 2020年9月30日)
売上高 602,759
売上原価 252,029
売上総利益 350,729
販売費及び一般管理費 258,507
営業利益 92,221
営業外収益
受取利息 30
その他 3
営業外収益合計 33
営業外費用
支払利息 1,841
上場関連費用 9,345
株式交付費 8,023
その他 314
営業外費用合計 19,525
経常利益 72,729
税金等調整前四半期純利益 72,729
法人税、住民税及び事業税 5,536
法人税等調整額 △162
法人税等合計 5,373
四半期純利益 67,356
非支配株主に帰属する四半期純利益 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 67,356
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2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日
至 2020年9月30日)
四半期純利益 67,356
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,606
その他の包括利益合計 △1,606
四半期包括利益 65,749
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 65,749
非支配株主に係る四半期包括利益 -
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2020年12月期 第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年9月28日に東京証券取引所マザーズ市場に上場致しました。上場にあたり、2020年9月25日を払込
期日とする有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)による新株式の発行を行ったことに伴い、普通株式
が266,400株増加しております。この結果、当第3四半期連結累計期間において資本金及び資本準備金がそれぞれ
153,180千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金が252,180千円、資本準備金が183,030千円となっ
ております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
当社グループはITビジネスソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
(第三者割当増資による新株式の発行)
当社は、2020年8月21日及び2020年9月4日開催の取締役会において、みずほ証券株式会社が行うオーバーアロ
ットメントによる当社株式の売出しに関連して、同社を割当先とする第三者割当増資による新株式の発行を決議し
ておりましたが、2020年10月28日に払込が完了いたしました。この結果、資本金は367,033千円、発行済株式総数
は5,497,200株となっております。
概要は以下のとおりです。
(1) 募集株式の種類及び数 :普通株式198,900株
(2) 発行価額 :1株につき1,150円
(3) 発行価額の総額 :228,735千円
(4) 増加する資本金の額 :114,367千円
(5) 増加する資本準備金の額:114,367千円
(6) 払込期日 :2020年10月28日
(7) 割当先 :みずほ証券株式会社
(8) 資金の使途 :公募による募集株式発行による手取額と合わせて、①事業の拡大に伴う人材確保に
関する人件費(各期の増加見込額)、②新製品及び追加機能開発費、③事業の拡大
に向けた広告費及び販売促進費、④事業拡大に伴うクラウドサーバー費用(各期の
増加見込額)、⑤業務の効率化を目的とした販売システム改修費用及び⑥当社の借
入金の返済に充当する予定であります。
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