4059 J-まぐまぐ 2021-11-11 15:00:00
2021年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年11月11日
上 場 会 社 名 株式会社まぐまぐ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4059 URL https://www.mag2.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松田 誉史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CSO (氏名) 山川 英治 (TEL) 03(5719)5703
定時株主総会開催予定日 2021年12月22日 配当支払開始予定日 2021年12月23日
有価証券報告書提出予定日 2021年12月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 (機関投資家、アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期の業績(2020年10月1日~2021年9月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期 666 △2.5 127 △12.2 127 0.2 86 △6.0
2020年9月期 683 △4.3 145 △29.0 126 △38.4 92 △36.7
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年9月期 31.39 29.44 6.6 8.3 19.2
2020年9月期 41.80 37.88 9.1 10.4 21.3
(参考) 持分法投資損益 2021年9月期 ―百万円 2020年9月期 ―百万円
(注) 1.当社は、2020年6月17日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。2020年9月期の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり当期純利益を算定しております。
2.当社株式は、2020年9月24日に東京証券取引所JASDAQ市場に上場しているため、2020年9月期の潜在株
式調整後1株当たり当期純利益は、新規上場日から2020年9月期の末日までの平均株価を期中平均株価とみな
して算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年9月期 1,575 1,372 87.1 494.66
2020年9月期 1,475 1,257 85.2 460.49
(参考) 自己資本 2021年9月期 1,372百万円 2020年9月期 1,257百万円
(注) 当社は、2020年6月17日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。2020年9月期の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産を算出しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年9月期 102 △47 13 1,330
2020年9月期 143 △23 390 1,262
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年9月期 ― 0.00 ― 7.00 7.00 19 22.3 1.5
2022年9月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3.2022年9月期の業績予想(2021年10月1日~2022年9月30日)
(%表示は対前期増減率)
1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 710 6.7 62 △51.4 62 △51.1 42 △50.8 15.43
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期 2,773,800 株 2020年9月期 2,730,000 株
② 期末自己株式数 2021年9月期 ― 株 2020年9月期 ― 株
③ 期中平均株式数 2021年9月期 2,769,681 株 2020年9月期 2,211,584 株
(注) 当社は、2020年6月17日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。2020年9月期の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均株式
数」を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績判断は当は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績当の概況(4)今後の見通し」をご覧くだ
さい。
株式会社まぐまぐ(4059) 2021年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 5
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 9
(5)財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 10
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 12
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株式会社まぐまぐ(4059) 2021年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞から持ち直す動きが一部
で見られるなか、依然として不安定な状況で推移いたしました。国内外においても、新型コロナウイルスのワクチ
ン接種が開始されており、日本国内の新型コロナウイルスの新規感染者は8月をピークに徐々に減少し、9月末に
は緊急事態宣言が全都道府県で解除されましたが、経済は先行き不透明な状態が続いております。
当社を取り巻く事業環境において、プラットフォーム事業が属する静止画・テキストコンテンツ市場につきまし
ては、「デジタルコンテンツ白書2021」(一般財団法人デジタルコンテンツ協会)によると2020年の市場規模は前
年比96.4%の3兆1,126億円となりました。また、当社のメディア広告事業が属するインターネット広告市場につき
ましては「2020年日本の広告費」(株式会社電通)によると2020年のインターネット広告費(インターネット広告
媒体費のみ)は前年比105.6%の1兆7,567億円となり、前年に引続き高い成長率で推移しております。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① プラットフォーム事業
プラットフォーム事業においては、メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」および記事販売プラットフ
ォーム「mine」が属しております。
当セグメントの主軸である有料メルマガサービスに関して、メディア広告事業と連携して新規クリエイターの
獲得を推進しております。また、ライブ配信サービス「まぐまぐ! Live」に関しては、有料メルマガクリエイタ
ーによるライブ配信の利用促進を進めてまいりました。同時にユーザーインターフェースの改善については継続
的に取り組んでおり、プラットフォームの利便性の改善およびユーザビリティの向上に努めております。
その結果として、プラットフォーム事業の売上高は355,352千円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益は
185,015千円(前年同期比1.1%増)となりました。
② メディア広告事業
メディア広告事業においては、Webメディアの運営および「Webメディアコンテンツ」・「メルマガコンテン
ツ」の広告枠販売サービスが属しております。
Webメディアにおいては、自社メディア「MAG2 NEWS(まぐまぐニュース)」「MONEY VOICE(マネーボイス)」
「TRiP EDiTOR(トリップエディター)」「by them(バイゼム)」の知名度およびユーザー満足度の向上を模索
してまいりました。新規ライターの獲得や話題性のある記事を数多く掲載し、「TRiP EDiTOR」「by them」のPV
およびUU数が好調に推移した一方で、新型コロナウイルスの影響により企業の広告出稿が縮小したことで、広告
単価低下への影響がありました。また、Webメディアコンテンツ・メルマガコンテンツの広告枠販売においては、
新型コロナウイルスの影響で広告需要が減少する影響を受けつつも、需要の高まりのある業種を中心に広告販売
を強化する取り組みにより改善を図りました。
その結果として、メディア広告事業の売上高は306,832千円(前年同期比6.6%減)、セグメント利益は160,619
千円(前年同期比9.6%減)となりました。
③ その他事業
その他事業においては、イベント企画等が属しております。イベント企画は有料メルマガクリエイターの活動
の支援と促進を目的としています。当社がメルマガクリエイターの活動を支援し、活性化のサポートをすること
で、メルマガクリエイターの知名度と信頼性を向上させ、ブランディングに貢献しております。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する観点から、オンラインを中心に有料メルマガクリエイターを講師に
迎えた講演会・イベント等を4件開催しております。
その結果として、その他事業の売上高は3,846千円(前年同期比74.0%減)、セグメント損失は1,241千円(前
年同期はセグメント損失372千円)となりました。
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株式会社まぐまぐ(4059) 2021年9月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における総資産につきましては、前事業年度末に比べ100,010千円増加し、1,575,854千円となりま
した。これは主に、現金及び預金の増加68,019千円、ソフトウエアの増加32,240千円によるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債につきましては、前事業年度末に比べ14,937千円減少し、203,760千円となりました。
これは主に、その他流動負債の減少6,040千円、未払金の減少4,827千円、預り金の減少4,719千円によるものであり
ます。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ114,948千円増加し、1,372,094千円となりました。こ
れは主に、オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資により資本金および資本準備金がそれ
ぞれ11,178千円増加したこと並びに当期純利益の計上により利益剰余金が86,940千円増加したことによるものであ
ります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ68,019千円
増加し、1,330,485千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により獲得した資金は、前事業年度に比べ41,066千円減少し、102,352千円となりま
した。この主な要因は、税引前当期純利益を127,106千円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は、前事業年度に比べ23,868千円増加し、47,583千円となりま
した。この主な要因は、無形固定資産の取得として46,583千円支出したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により獲得した資金は、前事業年度に比べ377,117千円減少し、13,251千円となりま
した。この主な要因は、株式の発行による収入22,356千円によるものであります。
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(4)今後の見通し
今後の見通しにつきまして、当社を取り巻く経営環境は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞
から持ち直す動きが一部で見られるなか、先行きが不透明な状況となっております。当社は、今後も引き続き、新
型コロナウイルスの事業への影響を注視していくとともに、経営環境の変化に対応できる体制の構築を図ってまい
ります。
このような状況のもと、当社は事業活動の主軸であるプラットフォーム事業の拡大を中心にメディア広告事業と
のシナジー効果により更なる成長を目指す方針であります。
プラットフォーム事業においては、クリエイターのニーズに沿ったメルマガおよびライブ配信サービスの機能を
拡充することで、新規クリエイターの獲得及び既存クリエイターの集客を支援します。より高負荷な環境でも高い
安定性のプラットフォームを再構築し、ユーザビリティとサービス利用者の継続性が向上することで有料会員数の
増加に努めてまいります。また、メルマガや自社メディアをアプリ化することで、新たなクリエイターや読者層の
獲得も進めてまいります。
メディア広告事業において、Webメディアの運営では、自社メディアのPV、UUの成長を前提としつつ、プラットフ
ォームへの集客エンジンとしての機能も強化してまいります。新規ライターの獲得や外部メディアとの提携、メル
マガの記事化を継続することで、自社メディアの強化を行い、新規読者層の取り込みやリピーター読者層の増加に
努めてまいります。また、新型コロナウイルスの影響により、広告単価が低下するなどの影響を受けておりますが、
広告枠の最適化を行っていくことで、広告単価の改善を図ってまいります。
Webメディアコンテンツ・メルマガコンテンツの広告枠販売においては、新型コロナウイルスの影響で広告需要が
減少する影響を受けつつも、需要の高まりのある業種を中心に広告販売を強化する取り組みにより改善を図りま
す。また、リモートワーク環境下でより効率的に成果を出すべく、体制やツールの見直しを順次行ってまいりま
す。
以上より、翌事業年度の業績見通しにつきましては、売上高710,425千円(前期比6.7%増)、営業利益62,205千
円(前期比51.4%減)、経常利益62,207千円(前期比51.1%減)、当期純利益42,798千円(前期比50.8%減)を見
込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,262,465 1,330,485
売掛金 107,008 104,285
前払費用 8,125 12,029
その他 329 349
流動資産合計 1,377,929 1,447,150
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 3,041 1,635
工具、器具及び備品(純額) 7,842 4,570
有形固定資産合計 10,883 6,205
無形固定資産
ソフトウエア 61,300 93,541
ソフトウエア仮勘定 2,542 10,031
その他 22 22
無形固定資産合計 63,866 103,595
投資その他の資産
投資有価証券 1,968 2,968
敷金 11,935 11,542
繰延税金資産 9,260 4,392
その他 2 ―
投資その他の資産合計 23,165 18,902
固定資産合計 97,914 128,704
資産合計 1,475,844 1,575,854
負債の部
流動負債
買掛金 11,852 14,327
未払金 30,301 25,474
未払費用 19,248 18,466
未払法人税等 30,250 25,913
前受金 2,160 81
預り金 103,998 99,278
前受収益 10,229 15,601
その他 10,656 4,616
流動負債合計 218,698 203,760
負債合計 218,698 203,760
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 297,478 311,482
資本剰余金
資本準備金 414,978 428,982
その他資本剰余金 77,259 77,259
資本剰余金合計 492,237 506,241
利益剰余金
利益準備金 1,800 1,800
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 465,630 552,571
利益剰余金合計 467,430 554,371
株主資本合計 1,257,145 1,372,094
純資産合計 1,257,145 1,372,094
負債純資産合計 1,475,844 1,575,854
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 683,174 666,031
売上原価 279,588 275,103
売上総利益 403,586 390,927
販売費及び一般管理費 257,913 262,977
営業利益 145,672 127,949
営業外収益
受取利息 1 1
営業外収益合計 1 1
営業外費用
上場関連費用 18,798 546
固定資産除却損 ― 299
営業外費用合計 18,798 845
経常利益 126,875 127,106
税引前当期純利益 126,875 127,106
法人税、住民税及び事業税 28,133 35,297
法人税等調整額 6,294 4,867
法人税等合計 34,427 40,165
当期純利益 92,447 86,940
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 株主資本合 純資産合計
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金 計
剰余金 合計 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 100,000 217,500 77,259 294,759 1,800 373,183 374,983 769,742 769,742
当期変動額
新株の発行 197,478 197,478 197,478 394,956 394,956
当期純利益 92,447 92,447 92,447 92,447
当期変動額合計 197,478 197,478 ― 197,478 ― 92,447 92,447 487,403 487,403
当期末残高 297,478 414,978 77,259 492,237 1,800 465,630 467,430 1,257,145 1,257,145
当事業年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 株主資本合 純資産合計
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金 計
剰余金 合計 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 297,478 414,978 77,259 492,237 1,800 465,630 467,430 1,257,145 1,257,145
当期変動額
新株の発行 11,178 11,178 11,178 22,356 22,356
新株の発行
2,826 2,826 2,826 5,652 5,652
(新株予約権の行使)
当期純利益 86,940 86,940 86,940 86,940
当期変動額合計 14,004 14,004 ― 14,004 ― 86,940 86,940 114,948 114,948
当期末残高 311,482 428,982 77,259 506,241 1,800 552,571 554,371 1,372,094 1,372,094
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(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 126,875 127,106
減価償却費 21,775 24,297
受取利息及び受取配当金 △1 △1
固定資産除却損 ― 299
上場関連費用 18,798 546
売上債権の増減額(△は増加) 5,548 2,722
仕入債務の増減額(△は減少) △5,858 2,475
未払金の増減額(△は減少) △15,374 △3,003
未払費用の増減額(△は減少) △10,763 △486
預り金の増減額(△は減少) 8,640 △4,719
その他 13,604 △11,078
小計 163,244 138,157
利息及び配当金の受取額 1 1
法人税等の支払額 △19,826 △35,805
営業活動によるキャッシュ・フロー 143,419 102,352
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △468 ―
無形固定資産の取得による支出 △23,246 △46,583
投資有価証券の取得による支出 ― △1,000
投資活動によるキャッシュ・フロー △23,715 △47,583
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 394,956 22,356
ストックオプションの行使による収入 ― 5,652
上場関連費用の支出 △4,587 △14,756
財務活動によるキャッシュ・フロー 390,368 13,251
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 510,072 68,019
現金及び現金同等物の期首残高 752,392 1,262,465
現金及び現金同等物の期末残高 1,262,465 1,330,485
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、サービス内容等別の事業部を置き、各事業部はサービスの向上と売上および利益の拡大を目指して事業
活動を展開しております。
したがって、当社は事業部を基礎としたサービス内容等別のセグメントから構成されており、「プラットフォー
ム」および「メディア広告」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
報告セグメント 属するサービスの概要
プラットフォーム メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」の運営等
メディア広告 Webメディアの運営および広告枠販売サービス
(3) 報告セグメントの変更等に関する事項
(報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
当事業年度より、各報告セグメントの業績をより適切に把握するため、従来、各報告セグメントに対応させて
いなかった全社費用の一部を、合理的な算定方法に基づき各報告セグメントに対応させております。
この変更に伴い、従来の方法に比べ、当事業年度のセグメント利益が、それぞれ「プラットフォーム事業」で
8,121千円、「メディア広告事業」で2,849千円減少しております。
なお、前事業年度のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づき作成したものを開示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね
同一であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント その他
合計
プラットフォーム メディア広告 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 339,913 328,480 668,394 14,780 683,174
セグメント間の内部
― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 339,913 328,480 668,394 14,780 683,174
セグメント利益又は損失(△) 183,010 177,688 360,699 △372 360,327
セグメント資産 135,453 35,923 171,377 ― 171,377
その他の項目
減価償却費 13,157 5,759 18,917 ― 18,917
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、イベント企画等を含んでおります。
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株式会社まぐまぐ(4059) 2021年9月期 決算短信
当事業年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント その他
合計
プラットフォーム メディア広告 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 355,352 306,832 662,185 3,846 666,031
セグメント間の内部
― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 355,352 306,832 662,185 3,846 666,031
セグメント利益又は損失(△) 185,015 160,619 345,635 △1,241 344,393
セグメント資産 156,702 34,453 191,156 456 191,612
その他の項目
減価償却費 16,783 4,656 21,439 ― 21,439
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、イベント企画等を含んでおります。
4.報告セグメント合計額と財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 668,394 662,185
「その他」の区分の売上高 14,780 3,846
財務諸表の売上高 683,174 666,031
(単位:千円)
利益 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 360,699 345,635
「その他」の区分の利益 △372 △1,241
全社費用(注) △214,654 △216,443
財務諸表の営業利益 145,672 127,949
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 171,377 191,156
「その他」の区分の資産 ― 456
全社資産(注) 1,304,466 1,384,241
財務諸表の資産合計 1,475,844 1,575,854
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 調整額 財務諸表計上額
その他の項目
前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度
減価償却費 18,917 21,439 2,858 2,858 21,775 24,297
(持分法損益等)
該当事項はありません。
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株式会社まぐまぐ(4059) 2021年9月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
1株当たり純資産額 460.49円 494.66円
1株当たり当期純利益 41.80円 31.39円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 37.88円 29.44円
(注) 1.当社は、2020年6月17日付けで普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。前事業年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調
整後1株当たり当期純利益を算定しております。
2.当社株式は、2020年9月24日に東京証券取引所JASDAC市場に上場しているため、前事業年度の潜在
株式調整後1株当たり当期純利益については、新規上場日から前事業年度末日までの平均株価を期中平均
株価とみなして算定しております。
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであり
ます。
前事業年度 当事業年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 92,447 86,940
普通株主に帰属しない金額 (千円) ― ―
普通株式に係る当期純利益 (千円) 92,447 86,940
普通株式の期中平均株式数 (株) 2,211,584 2,769,681
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額 (千円) ― ―
普通株式増加数 (株) 228,861 183,902
(うち新株予約権 (株)) (228,861) (183,902)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか ― ―
った潜在株式の概要
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