4058 M-トヨクモ 2021-11-12 15:00:00
2021年12月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]
2021年12月期 第3四半期
決算説明資料
トヨクモ株式会社
2021年11月
免責事項
本資料の作成に当たり、当社は当社が入手可能な情報の正確性や完全性に依拠し前提としていますが、その正確性
あるいは完全性について、当社は何ら表明及び保証するものではありません。また、発表日現在の将来に関する前提
や見通し、計画に基づく予想が含まれている場合がありますが、これらの将来に関する記述は、当社が現在入手して
いる情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社として、その達成を約束するものではありま
せん。
当該予想と実際の業績の間には、経済状況の変化や顧客のニーズ及びユーザーの嗜好の変化、他社との競合、法規
制の変更等、今後のさまざまな要因によって、大きく差異が発生する可能性があります。また、本資料発表以降、新
しい情報や将来の出来事等があった場合において、当社は本資料に含まれる将来に関するいかなる情報についても、
更新又は改訂を行う義務を負うものではありません。
2
1 会社概要
(1)会社概要
(2)企業理念
(3)提供しているサービス
(4)提供方法
(5)こだわりの成長サイクル
2 第3四半期 決算概要
(1)第3四半期実績(前年同期比較)
(2)四半期の実績(直前四半期比較)
(3)貸借対照表
(4)営業利益率の推移
(5)通期予想に対する進捗
(6)営業利益増減要因
3 各種指標
(1)月次売上速報
(2)有償契約数の推移
(3)有償契約数の詳細推移
(4)チャーンレート
(5)広告宣伝費と営業利益の推移
(6)提供サービス数
(7)スケジューラーのこれまでの進化について
(8)トヨクモ スケジューラーについて
(9)トヨクモ スケジューラーの取り組み
Appendix
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1 会社概要
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1-1 会社概要
社名 トヨクモ株式会社(Toyokumo, Inc.)
設立 2010年8月
所在地 東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル 14階(2021年9月21日~)
事業内容 クラウドサービスの開発/提供、新サービスの開発と運用
上場証券取引所 東京証券取引所 マザーズ市場(コード番号 4058)
従業員数 38名(開発 16名、マーケティング 18名、経営管理 4名)2021年9月末現在
代表取締役社長 山本 裕次
取締役 田里 友彦 (マーケティング本部長)
取締役 石井 和彦 (経営管理本部長)
取締役 木下 正則 (開発本部長)
役員
取締役(社外) 平野 一雄
常勤監査役(社外) 渡辺 克彦
監査役(社外) 小川 義龍
監査役(社外) 中島 秀樹
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1-2 企業理念
情報サービスをとおして、
世界の豊かな社会生活の実現に貢献する
「ITの大衆化」を志す
簡単・低価格
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1-3 提供しているサービス
連携サービス
災害時の安否確認はもちろんBCP サイボウズ株式会社が提供する
(事業継続計画)による事業復旧 kintoneと連携したBtoB型クラウド
の情報収集が可能 サービスを提供
どちらも初期費用が発生することなく安価な定額サブスクリプションで提供
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参考 安否確認サービス
災害時に、企業や自治体などの従業員の安否情報を収集し、
スピーディに初動対応を行うためのシステム
❶ 災害発生時に一斉送信 ❷ 自動集計 ❸ 対策・指示
議論するための
コミュニケーションツールがあ
ることが特徴
8
参考 トヨクモ安否確認サービス2の実績
2500社、130万ユーザーが利用、後発ながらも順調にシェアを拡大
クラウドサービスの評価レビューサイト「ITreview」にて、他社の安否確認
システムをおさえ、評価スコアNo.1(2021年9月末現在)
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参考 kintone連携サービスとは
❶ kintoneを、社外も巻き込んだWebシステムにできる
❷ 契約数5,000を超えるNo.1のkintone連携サービス
❸ カスタマイズなし、ノンプログラミングで利用可能
ログインしたユーザー【だけ】が、
情報の登録や参照ができる
〜 社内の業務システム 〜
〜 Webシステム 〜
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1-4 提供方法
• インターネットによる直接販売が主体 (全体の65%)
• 案件発掘は、ネットプロモーション、広告、イベント出展で行う
• サービスの試用を通して理解し、契約いただく
ホームページの充実、電話、メールにより効率的にサポートする
• 提案営業は行わず、ノンカスタマイズのパッケージ提供をする
広告
ホームページ
イベント 試用 契約
来訪
ブログなど
マーケティング メール 1契約あたりの
オートメーション 電話 獲得コストが低い
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1-5 こだわりの成長サイクル
トライアルモデルで
低価格にサービスを提供
簡単便利な 効率的な業務で
サービスを創出 高収益を確保
能力が 給料を高くし
発揮できる環境 優秀な人材を採用
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2 第3四半期 決算概要
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2-1 第3四半期の実績(前年同期比較)
売上高は前年同期比+40%を超え、順調に伸長
前年同期と比べ、販管費が増えたものの利益は大きく増加
(単位:百万円 %)
2020年12月期 2021年12月期 前年 2020年12月期 2021年12月期 前年
7-9月実績 7-9月実績 同期比 1-9月実績 1-9月実績 同期比
売上高 283 412 +45.6% 782 1,132 +44.7%
売上総利益 245 366 +49.2% 672 1,001 +48.8%
販売費/一般管理費 210 282 +34.3% 509 627 +23.2%
内)広告宣伝費 95 103 +8.7% 194 181 ▲6.6%
営業利益 34 83 +139.2% 163 373 +128.5%
経常利益 26 85 +227.3% 152 376 +146.6%
当期純利益 22 59 +160.1% 105 261 +146.3%
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2-2 四半期の実績(直前四半期比較)
売上高は直前四半期から+7.9%増と順調
直前四半期と比べ、広告宣伝費の増加、移転に伴う一時的な費用が発生。
共に計画通り
(単位:百万円 %)
2021年12月期 2021年12月期 2021年12月期 直前
1-3月 実績 4-6月 実績 7-9月 実績 四半期比
売上高 337 382 412 +7.9%
売上総利益 295 339 366 +7.9%
販売費/一般管理費 149 194 282 +45.0%
内)広告宣伝費 27 50 103 +105.5%
営業利益 145 144 83 ▲42.2%
経常利益 145 145 85 ▲40.9%
当期純利益 100 100 59 ▲41.1%
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参考 四半期別売上推移
× 1.46
継続的な安定売上成長
× 1.42 412
283
199
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2019年度 2020年度 2021年度
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2-4 営業利益率の推移
今後営業利益率は徐々に改善させる計画。
営業利益率は、中期的に30%程度を目指します。
33.0%
30.0%
28.4%
25.2%
22.5%
12.8%
2018年12月 2019年12月 2020年12月 2021年3Q 2021年12月 中期目標
実 績 実 績 実 績 実 績 計画
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参考 広告活動予定
年間予算 3.7億円
広告活動は、確保できる媒体やイベントなどに影響を受けるため、四半期でのずれなどや
使用せずといったことも有り、あくまで目安としてご認識ください
計画
対象期間 トピックス
ウェート
2021年第1四半期 7%
2021年第2四半期 14%
2021年第3四半期 30% 安否確認サービスの新プロモーション開始
2021年第4四半期 49% 新サービスのプロモーションを開始
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2-5 通期予想に対する進捗
業績予想に対して売上高73.1%達成
広告宣伝費は第4四半期に大きく投資
(単位:百万円 %)
2021年12月期 2021年12月期
計画 第3四半期実績
達成率
売上高 1,550 1,132 +73.1%
売上総利益 1,380 1,001 +72.5%
販売費/一般管理費 990 627 +63.4%
内)広告宣伝費 370 181 +49.1%
営業利益 390 373 +95.8%
経常利益 390 376 +96.6%
当期純利益 250 261 +104.4%
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2-6 営業利益増減要因
(単位:百万円)
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144 ▲1 オフィス移転に伴う消耗品費や家賃
等が45百万円計上されています
▲53
83
▲36
2Q実績 売上 人件費 広告費 その他 3Q実績
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3 各種指標
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3-1 月次売上速報
毎月の月次速報は15日前後に速報値を公開。メールでの購読も可能 登録フォーム→
システムのパフォーマンスを向上するための短期オプションを別表示
2021年12月期の月次売上速報 (単位:百万円 )
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月次 108 112 116 120 125 136 133 137 140 143
前年比 141% 142% 143% 143% 143% 152% 146% 145% 145% 143%
内_
- - - - 0 8 1 2 2 0
短期
累計 108 220 337 457 583 719 853 991 1,132 1,275
前年比 141% 141% 142% 142% 142% 144% 145% 145% 145% 144%
(参考)2020年12月期の月次売上速報
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月次 77 78 81 84 87 89 91 94 97 100 103 105
前年比 151% 149% 147% 145% 145% 143% 143% 142% 141% 142% 142% 141%
累計 77 156 237 321 409 499 590 685 782 883 986 1,092
前年比 151% 150% 149% 148% 147% 146% 146% 145% 145% 145% 144% 144%
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3-2 有償契約数の推移
有償契約数は、安否確認サービスが172件増加して2,502件、kintone連携サービスが455件増加し
て5,812件、合計で627件増加し8,314件。引き続き順調に増加。
有償契約数の推移
8,000件
突破
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3-3 有償契約数の詳細推移
安否確認サービス、kintone連携サービスともに順調に契約数が増加
安否確認サービスは他社製品からの切り替え需要もあり、四半期の増加は過去最高
契約数 安否契約数 kintone連携契約数
件数 前Q比較 前Q増加率 件数 前Q比較 件数 前Q比較
2019年3Q 4,090 +426 +11.6% 1,352 +123 2,738 +303
2019年4Q 4,489 +399 +9.8% 1,491 +139 2,998 +260
2020年1Q 4,879 +390 +8.7% 1,646 +155 3,233 +235
2020年2Q 5,237 +358 +7.3% 1,789 +143 3,448 +215
2020年3Q 5,763 +526 +10.0% 1,921 +132 3,842 +394
2020年4Q 6,289 +526 +9.1% 2,035 +114 4,254 +412
2021年1Q 7,005 +716 +11.4% 2,176 +141 4,829 +575
2021年2Q 7,687 +682 +9.7% 2,330 +154 5,357 +528
2021年3Q 8,314 +627 +8.6% 2,502 +172 5,812 +455
24
参考 kintone連携サービスの同時購入数
1社あたりの契約サービス数の推移(参考値)
複数の同時購入でDXを推進する企業・自治体が増加
1.57契約/社
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3-4 チャーンレート
チャーンレート(注)は全体で1%以下と低水準で安定して推移
2020年12月期の解約率は、フォームクリエイター( kintone連携サービス)のサービス終了に伴う一時的な上昇です
直近の5事業年度末及び当四半期末時点での解約率の推移
0.72%
(注)チャーンレート(Churn Rate)は、サービスにおける契約件数ベースの月次解約率を表しています。
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3-5 広告宣伝費と営業利益の合算推移
稼ぐ力(=営業利益+広告宣伝費)は着実に伸長
マイナスインパクトが大きい第3四半期は45.1%
(単位:百万円)
2021年期
2018年期 2019年期 2020年期
第3四半期
売上高 482 761 1,095 1,132
広告宣伝費 22 212 272 181
売上比 4.6% 28.0% 24.8% 16.0%
営業利益 137 97 247 373
売上比 28.4% 12.9% 22.6% 33.0%
営業利益+広告宣伝費 159 310 521 555
売上比 33.0% 40.9% 47.6% 49.0%
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3-6 提供サービス数
対象年 カテゴリー数 サービス数 新規数 終了数 トピックス
2012年 5 5 4 0 スタートアップのチャレンジ期
2013年 7 8 3 0
2014年 5 8 3 3 MBOを実施(3月)
2015年 3 6 0 2
2016年 2 6 1 1 サービス整理完了
2017年 2 8 2 0 kintone連携サービスの連携開始
2018年 2 9 1 0
2019年 2 9 0 0 トヨクモへ社名変更( 7月)
2020年 2 8 1 2 東証マザーズ上場( 9月)
2021年 3 8 1 1 スケジューラーを提供開始
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スケジューラーのこれまでの進化について
個人利用のスケジューラーがWebの技術を取り入れグループスケジューラーに進化
スケジューラーが施設予約も内包し、企業に必要なグループウェアに進化
その他の社内業務と連携......
トヨクモのスケジューラーは、社内の業務利用だけでなく、
社外利用も含めたスケジューラーの決定版としてリリース
グループ
利用 グループ + 社外調整
利用
+
+
施設予約
グループ 施設予約
利用 +
ポータル +
グループ +
利用 ToDoリスト ToDoリスト
個人 施設予約 などなど
利用
1990年 2000年 2021年
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トヨクモ スケジューラーについて
これまでになかった外部との日程調整を可能とするグループスケジューラー
10ユーザーまではずっと無料で利用できるフリーミアムモデル
日程調整の考え方
社内調整ツール 社外調整ツール
個人的 MS Outlook 多くの日程調整専用ツール
利用 Googleカレンダー
トヨクモ スケジューラー
サイボウズOffice
グループ
利用 desknet's NEO
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トヨクモ スケジューラーの取り組み
1 ユーザーあたり 月額 200円
これまで同様に保守的に事業計画を策定します。
2022年度の売上見込み 数百万円程度を想定しています。
本事業の重要チェックポイント
・100社、200社など有償契約の達成のスピード
・有償化率( 5%想定 )
これまでのサービスには、なかった最速での普及を目指します。
無料ユーザーへの広告ビジネスは有償化率により長期的に検討
31
Appendix
32
9月1日に全国同時一斉訓練を実施
2021年9月1日に、実際の災害を想定し、安否確認サービス2を契約中のお客様
のうち、937社 31万1,987ユーザーに向けて全国一斉訓練を実施いたしました。
災害時のようなアクセス負荷状況であっても、システムが稼働することを確認して
おります。
※一斉訓練の通知と訓練レポート
33
「SmartHR」とシステム連携を開始
2021年9月27日から、当社が提供する「安否確認サービス2」が、株式会社
SmartHRが提供するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」とシステム連携を開始いた
しました。
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SaaS型電子帳票の設計・出力ツールで
導入件数No.1を獲得
当社が提供するプリントクリエイターが株式会社富士キメラ総研が発行する『ソフ
トウェアビジネス新市場2021年版』にて、「SaaS型電子帳票の設計・出力ツール導
入件数No.1(※)」を獲得しました。2021年9月末現在、プリントクリエイターの導入
件数は約1,700件となります。
※電子帳票関連ツール(設計・出力)<SaaS>・2020年度実績。電子帳票関連ツール(設計・出力)の項目では、パッケー
ジとSaaSの各分野で売上数量に基づく市場占有率推移をまとめており、当社が提供するプリントクリエイターをSaaS市場で
第1位(39.4%)として紹介しています。 35