2020年12月期 第3四半期
決算説明資料
ニューラルポケット株式会社
2020年11月13日
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ご挨拶
• 平素より、ニューラルポケットをご支援いただいております株主の皆様、ビジネスパートナー
の皆様、地域の皆様に厚く御礼申し上げます。
• 当社は、皆様からのご支援を賜り、創業3期目の本年、東証マザーズ市場への新規上場
を致しました。株式上場は、資金調達の多様化や当社の信用向上に寄与し、将来の飛
躍と発展を支えるものと考えております。
• 第3四半期決算説明資料では、以下の3点を皆様に共有することで、当社の事業内容
や決算概要への理解を深めていただくことを目的としております。
(1) 当社が取り組む社会課題と事業内容について
(2) 2020年12月期の進捗と決算ハイライトについて
(3) 今後の事業成長方針について
• 当社は今後も、国内外の様々なステークホルダーの皆様と共に歩み、持続的かつ卓越し
た成長を遂げることで、企業価値と株主価値の向上に努めてまいります。今後も、皆様か
らの格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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目次
• 当社が取り組む社会課題と事業内容
• 2020年12月期の進捗と決算ハイライト
• 今後の事業成長方針
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社会課題と提供価値
インターネットやスマホを通じて、オンライン世界の利便性は飛躍的に充実しました
あらゆる情報を瞬時に検索 透明性のある在庫・欠品情報
満たされた
ネット社会
宅配サービスやVR/ネットメディア Zoomや在宅勤務
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社会課題と提供価値
リアルでの体験価値が見直される中、街なかには多くのアナログな課題が存在しています
紙媒体での情報収集 待ち時間や目視での商品探し
リアル空間
での課題
車や電車での混雑 自宅や職場の防犯・健康課題
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社会課題と提供価値
ニューラルポケットは眼をもったAIカメラを街にもたらすことで
リアル空間のデジタル化と社会課題の解決を目指しております
「AIスマートシティ革命」
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社会課題と提供価値
スマートシティ領域は大きな新規市場が創出されると期待されています
スマートシティ市場規模は100-200兆円 スマートシティ市場はアジアが成長源
調査会社・レポート名 世界市場規模*1 スマートシティ市場 地域別の成長率 (2019-2024)
Allied Market Research 2025年に
Smart Cities Market by Functional Area :
Global Opportunity Analysis and Industry 252兆円
Forecast, 2018 – 2025
Mordor Intelligence 2025年に
Smart Cities Market - Growth, Trends, and
Forecast (2020 - 2025) 179兆円
IMARC 2025年に
Smart Cities Market: Global Industry Trends,
Share, Size, Growth, Opportunity and 101兆円
Forecast 2020-2025 期待成長率
Markets And Markets 高成長
Smart Cities Market by Smart 2023年に
Transportation, Smart Buildings, Smart 中
Utilities, Smart Citizen Services - Global 76兆円 低成長
Forecast to 2023
Source: Mordor Intelligence
*1 米ドル/円為替レート105円として計算。
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サービス紹介：全体像
ニューラルポケットは、スマートシティを形成するサービスを独自に開発してまいりました
人流・防犯 駐車場・モビリティ 3D都市マップ
サイネージ広告 在宅勤務支援 ファッション解析
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サービス紹介：人流・防犯
人流・防犯サービスは、AI企業の基本的な検知技術として、不可欠なサービスです
顔認証による防犯や迷子検知 街頭における鳥観図からのミクロ人流計測 検温機能付き人流把握
4000
3000
1時間当たり
平均横断者数 人流検知は都市のスマートシティ化
2000
における最も基本的な技術として
1000
ほぼ全てのサービスにて活用
0
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
単眼カメラでの人流・奥行検知（特許技術） 大規模施設における人流・密検知
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サービス紹介：駐車場・モビリティ
駐車場・モビリティサービスは、国や地域を問わず、車両・駐車場情報を可視化します
AIカメラによるリアルタイム満空検知
東京建物が運営する商業施設「SMARK伊勢崎」 （左：昼間の様子、右：夜間の様子）
駐車場管理システムの画面
XXロケーション
プロロジスが管理する物流施設
CG*によるナンバープレート学習データの自動生成
駐車場管理システム * コンピュータグラフィックスの略
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サービス紹介： 3D都市マップ
3D都市マップサービスは、自動運転やマーケティングに必要な交通情報を提供します
10万ダウンロードのユーザー
より匿名化したデータを
集積し、顧客に提供
スマホ端末に内蔵されているセンサー アウターカメラ情報を用いたAI解析*1
- GPS(緯度、経度) - 周囲の物体の情報:
- 速度 乗用車/トラック/バス(ナンバープレート、色、車間
- 加速度: 距離、 大きさ)、自転車、バイク、信号、標識、
X-軸:道路のくぼみ、穴 歩行者、踏切、駐車場、駐車場価格、ガソリン
Y-軸:急ハンドル 価格
Z-軸:急発進、急ブレーキ - 道路の情報:
- 高度情報 白線欠損、道幅、その他落下物
- 道路の傾き - 天候の情報:
ワイパー挙動、雨粒
*1 現在未実装の機能も一部含む。
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サービス紹介：サイネージ広告
サイネージ広告サービスは、リアル空間の広告をオンライン接続します
AIカメラ
館内情報や
大型液晶
広告放映
エッジAI
ボックス
消費者人流・ 広告閲覧
属性分析 状況測定
当社の広告・コンテンツ配信システム（CMS*） サイネージ内エッジ端末での店舗解析
エッジ処理により、
個人情報を取得
せずにデータを集約
* コンテンツ・マネジメント・システムの略
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サービス紹介：在宅勤務支援
在宅勤務支援サービスは、在宅での安心・安全な業務遂行を支援します
PC内蔵カメラの活用が可能 遠隔監視でガバナンスを担保 検知する内容の例
内蔵カメラ 在籍・離席 なりすまし
のぞき見 スマホ撮影
外付けカメラ機器でも可能
外付けカメラ
業務外行動（飲食） 挙手
WebブラウザからURLにログインするだけで、ブラウザ上 凝視・集中 疲労・笑顔
でユーザーのPCのカメラアクセスを取得し、AI検知は
ユーザーが使用しているPCのCPUを用いてブラウザ上
でPC内でエッジ処理される
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サービス紹介：ファッション解析
ファッション解析サービスは、商品企画やECのレコメンド、O2O*化を実現します
SNS画像から服を物体検知 検知された服を自動分類 トレンドの経年・時系列推移
全国での貢献 ディープラーニングビジネス活用アワードを受賞
アパレルの商品企画をデジタル化 服の焼却廃棄縮小への貢献や
全国3,000店舗向けの商品企画 アパレル企業の粗利率向上の
に活用されています 実績で受賞（ESGへ貢献）
AI MDエンジンを用いて、街なかの消費者属性
（ビジネスシーン・カジュアルシーン）の解析も実施
* Online to Offlineの略で、オンラインとオフラインを連携させて購買活動を促進させるためのマーケティング施策のこと。
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営業戦略：単体施設
AIサービスの導入方法1：施設単体への展開
当社AI設置例（リリース済） 今後のAIサービス展開先の広がり（拠点数は国内を例示*1）
駐車場 小売店舗 ビル
520万 箇所 100万 店舗 20万 棟
コールセンター カーナビ 自動販売機
90万 席 610万 万台 410万 機
・・・
・・・
・・・
*1 それぞれの出所は次のとおり 駐車場箇所数：一般社団法人全日本駐車協会 全国駐車場整備状況調査2019調べ、カーナビ台数：電子情報技術産業協会調べ 2018年カーナビゲーションシステムの国内出荷台数より、
小売店舗数：経済産業省 商業統計より、ビル棟数：国土交通省建築物ストック統計 非住宅建築物 1棟当り平均延床面積を1万m2とし試算、コールセンター数：コールセンター人材評価システム事業推進コンソーシアム調べ
コールセンター就労人口より、自販機：一般社団法人 日本自動販売システム機械工業会調べ。
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営業戦略：都市開発・自治体
AIサービスの導入方法2：都市開発や自治体への展開
日本国内 都市政策及び観光分野に
海外
おけるAIを活用したまちづくりで グリーンフィールドの大規模
地域活性化を促進 スマートシティ開発
ICTスマートシティ事業による
地方創生・地域活性化
都心オフィスタワーのスマー
トビル・スマートシティ開発
大規模都市開発
自治体の運営する屋外
環境における人流・属性・ 交通の可視化を 都市再開発
特定行動検知実証 通じた都市再開発
スマート・コンパクト
シティの構築
加盟団体 （スマートシティ関連一部抜粋）
街頭での混雑度可視化による
過観光の解消
自治体の管理する大規模
イベントホールでの混雑見える化
10を越える拠点でスマートシティ活動展開
*注 赤丸は当社が活動に取り組んでいる案件拠点の例示。
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目次
• 当社が取り組む社会課題と事業内容
• 2020年12月期の進捗と決算ハイライト
• 今後の事業成長方針
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2020年12月期 第3四半期：ハイライト
成長持続性 売上成長性 収益性
7四半期連続 売上高前年同期比 四半期営業利益率
増収・増益 +104%成長 24%
技術：保有特許 財務：浮動比率 体制：従業員数
累計保有件数 7件 浮動株比率
15.2% 35人 *2 (+10人)
出願中10件 (+3件) 以上 *1
( ) 内は20年Q2比較 ( ) 内は昨年12月末比較
*1 公募株式、売出株式、上場前からの株主の売却分の合計。10月31日時点の発行済株式総数13,971,200株に占める、公募株式総数415,000株、売出株式数215,800株、会社独自調査の結果認識している上場前
からの株主による売却株式数1,488,600株合計の割合。
*2 9月30日時点。
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2020年12月期 第3四半期：業績の推移
売上高 営業利益 営業利益率
(百万円) (百万円) (%)
新サービスの立ち上げや
新規顧客の獲得が進行中
184
24.0%
163 163
見
見 通
126 通 15.5% し
し
90 16.5%
9.3%
62
44 見
32 25 27 通
11 し
-21
-52
-71
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
FY2 (19/12期) FY3 (20/12期) FY2 (19/12期) FY3 (20/12期) FY2 (19/12期) FY3 (20/12期)
事業業績は通期計画に沿って進捗
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2020年12月期 第3四半期：損益計算書
（百万円） 2019年12月期 2020年12月期 2019年12月期 2020年12月期
Q3実績 Q3実績 前年同期比 Q1-Q3 Q1-Q3 前年同期比
売上高 90 184 +103.9% 185 511 +176.5%
売上総利益 57 162 +181.1% 118 466 +293.0%
売上総利益率 63.8% 87.9% +24.2pt 64.2% 91.2% +27.1pt
営業利益 -21 44 - -144 96 -
営業利益率 - 24.0% - - 18.9% -
経常利益 -22 30 - -150 75 -
当期純利益 -22 30 - -151 75 -
純利益率 - 16.4% - - 14.7% -
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2020年12月期 第3四半期：通期業績予想
（百万円） 2019年12月期 2020年12月期
通期実績 通期予想 前年同期比
売上高 311 776 +149.4%
営業利益 -133 165 -
営業利益率 - 21.3% -
経常利益 -139 139 -
当期純利益 -139 115 -
純利益率 - 14.9% -
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2020年12月期 第3四半期：貸借対照表
（百万円） 2019年12月期 2020年12月期
12月末 9月末 対2019年12月末
流動資産 919 1,528 +608
うち現金及び預金 825 1,371 +545
固定資産 137 205 +68
資産合計 1,056 1,734 +677
負債合計 431 617 +185
うち有利子負債* 378 565 +187
純資産合計 625 1,117 +491
• IPOでの調達 +411百万円
• 有利子負債 +187百万円
など
* 有利子負債は短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金の合計。
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2020年12月期 第3四半期：浮動株比率
IPO IPO
公募・売出*1 公募・売出*1
4.6% 4.6% VC等売却*2
（会社認識分）
浮動株比率 10.6%
4.6%
発行済株式総数 発行済株式総数 浮動株比率
13,784,000株 13,971,200株
15.2% 以上
2020年8月20日（上場直後） 2020年10月末日
*1 8月20日時点の発行済株式総数13,784,000株に占める、公募株式数415,000株と売出株式数215,800株（オーバーアロットメントを含む）合計の割合。
*2 10月末時点の会社独自調査の結果認識している上場前からの株主による売却株式数1,488,600株。
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目次
• 当社が取り組む社会課題と事業内容
• 2020年12月期の進捗と決算ハイライト
• 今後の事業成長方針
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今後の事業成長方針（目指す事業成長のイメージ図）
事業パートナーや商社とも
連携した当社サービスの
自走した拡販
（卓越した成長）
現在 サービス創造と個別拡販
上場
創業 （連続的な成長）
18年 20年 22年
1月 8月 頃
事業創造 事業モデルの深化 スケール感をもった展開
• 企業体制の構築 • サービス品質の成熟化 • 中期経営計画の公表
• 社会課題の特定 • 事業パートナーとの提携 • 事業セグメントとKPIの開示と継続的な
• サービスの創出 • 事業セグメントの定義 モニタリング
• 各事業のKPI策定
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補足資料
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コンパクトにAIを動かすことができ、個人情報も守れる「エッジAI」を強みとしております
クラウドAI エッジAI
AI解析前の元データ（映像など）
AI解析後のメタデータ（数値）
リアルタイムでマーケティングや
セキュリティデータとして活用
大規模サーバーでAI解析
大規模
データサーバー 小規模
データサーバー
大量の映像やデータをネットワークで送受信 少量の処理後データのみ必要に応じて送信
IC IC
IC
IC IC ICIC
拡張性・柔軟性低 拡張性・柔軟性高
高消費電力 低消費電力
高遅延 低遅延 個人情報・
高コスト (通信コスト・サーバー維持費) 低コスト プライバシー
にも配慮
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当社の技術開発力の優位性が、事業における競争力を生み出しております
学習データ収集 AIコード開発 AI機器の対応 ビジネスモデル
（アノテーション）
従来手法 手動 オープンソース クラウド 受託開発
（大規模サーバー）
当社手法
自動 学術理論 エッジ端末 共同事業創出
メリット 高精度 小型サイズ 即時処理 売上継続性
（導入初期から） （エッジ機器搭載可能） （個人情報保護・低コスト） （事業会社とwin-win）
一気通貫のAI開発力
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能性があることにご留意ください。上記の実際の結果に影響を与える要因としては、国内外の経済情勢や当
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