2021年９月期 第３四半期 決算説明会
【 今 後 の ス ト ッ ク 型 売 上 伸 長 に 向 け た 戦 略 】
w i t h コ ロ ナ 施 策 決 済 端 末 販 売 / 稼 働 に 注 力 し シ ェ ア 拡 大
2021年8月11日 第 5 回
GMOフィナンシャルゲート株式会社
(東証マザーズ 4051) https://www.gmo-fg.com/
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved.
当資料取扱上の注意
本資料に記載された内容は、2021年8月11日現在に
おいて、一般的に認識されている経済・社会等の情勢
並びに当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて
作成されておりますが、経営環境の変化等の事由に
より、予告なしに変更される可能性があります
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 2
アジェンダ
1. 2021年９月期 第3四半期 業績サマリー
2. 成長戦略と取り組み状況
3. 財務ハイライト
4. 補足資料
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 3
1. 2021年９月期 第3四半期 業績サマリー
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 4
1.1 2021年9月期第3四半期 総括
コロナ長期化も売上･利益は経営目標上回る進捗。各種取り組みも順調
P6
• 進捗状況（通期計画比）：売上：92.2% 営業利益：79.1%
‐ 売上高 ：3Q累計 YoY ＋70.6%（＋30%の通期計画を大きく上回る進捗）
‐ 営業利益：3Q累計 YoY ＋12.0%（前年上期の特殊要因を吸収し、計画通り増益に
転じた。通期では開示通り+30％の着地予想）
定量 P12
• 決済端末
‐ 販売好調により、稼働端末数が着実に増加（2Q→3Q：＋14.1千台）
P16
• 通期売上予想を上方修正：5,249百万円→6,500百万円 (修正前比＋23.8％)
• IoT領域における提携パートナーや展開領域の拡大
定性 • 人財採用は予定通り。来期以降の体制強化に向けて着実な進捗
• ESGに関する現状の取り組みを公表。今後も継続的な強化・発信を計画
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 5
1.2 業績サマリー
端末販売の伸長が牽引し、通期売上予想に対して92.2％の進捗
利益面も確実なラップを刻む。各KPIも順調に推移中
(2021/5/12 修正) (2021/5/12 修正)
2020年9月期 2021年9月期
（単位:百万円） 前年同期間比 2021年9月期 2021年9月期
3Q累計実績 3Q累計実績
通期計画 通期計画進捗率
売上高 2,834 4,837 ＋70.6% 5,249 92.2％
売上総利益 1,297 1,506 ＋16.1% 1,894 79.5%
営業利益 416 466 ＋12.0% 589 79.1％
親会社株主に帰属する
238 311 +30.5% 368 84.5％
四半期純利益
稼動端末数 決済処理件数 決済処理金額
（3Ｑ末） （単3Q） （単3Q）
KPI 107,182台 約38.5百万件 約3,141億円
（前年同期比） （1.6倍） （2.1倍） （2.2倍）
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 6
1.3 業績の変動要因
決済端末販売好調により予想上回る売上伸長。低粗利率のstera構成比の
上昇で利益増は計画通りにとどまるも、市場シェア拡大戦略に大きく寄与
売上高 ◼ 売上高
（単位：百万円）
5,000
（YoY+70.6％） (＋)steraを中心とした決済端末販売増加によりイニシャル売上が伸長
(＋)多業種での加盟店開拓、コロナ禍でのIoT/セルフ化需要の高まりにより
特因勘案後
YoY＋78.4％
ストック型売上も堅調に増加
(±)今期においても、ポイント関連等の各種開発案件
4,000
◼ 売上総利益
【特殊要因】 (＋)売上の拡大
キャッシュレスポイント
還元関連開発の売上 (－)イニシャル売上における低粗利率のstera構成比率の上昇
3,000
(－)高粗利率のスプレッド売上の低い伸び（コロナ長期化の影響）
124
売上総利益 ◼ 営業利益
4,837
（YoY+16.1％）
【特殊要因】 (±)組織体制の強化に向けた採用費支出
キャッシュレス
2,000 ポイント還元関連
特因勘案後
1Q～3Qで16名の増加（連結ベース）
開発の利益
YoY＋23.7％ (＋)適切なコストマネジメントの継続
2,834
2,711
80 営業利益
（YoY+12.0％）
1,000
特因勘案後
1,506
1,297
1,218 YoY＋38.7％
80
416 467
336
0
2020/9期 3Q累計 2021/9期 3Q累計 2020/9期 3Q累計 2021/9期 3Q累計 2020/9期 3Q累計 2021/9期 3Q累計
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 7
1.4 品目別売上実績
steraを中心とした端末販売がイニシャル売上を牽引。端末の稼働に
伴うフィー売上を中心として、ストック型売上が伸長
2020年9月期 2021年9月期 構成比 前年同期比
（単位:百万円）
3Q累計実績 3Q累計実績
イニシャル売上 1,770 3,483 72.0％ +96.8％
ストック型売上 1,064 1,352 28.0% +27.1%
ストック売上 356 442 9.1％ +23.9％
フィー売上 225 350 7.2％ +55.4％
スプレッド売上 483 560 11.6％ +16.3％
売上高合計 2,834 4,835 100.0％ +70.6％
コロナ禍 コロナ禍
※第１回緊急事態宣言下 ※第３回緊急事態宣言下
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 8
1.5 品目別売上 四半期実績推移
端末販売が加速。コロナ長期化も、業種に偏りの無い加盟店開拓により
各品目ともQoQで着実に増収
緊急事態宣言① ② ③
2020/9期 2020/9期 2020/9期 2020/9期 2021/9期 2021/9期 2021/9期
（単位:百万円）
単1Ｑ実績 単２Ｑ実績 単３Ｑ実績 単４Ｑ実績 単1Q実績 単2Q実績 単3Q実績
イニシャル売上 626 693 451 465 855 1,103 1,525
端末販売前倒し需要 stera取扱開始
ストック売上 110 118 128 132 136 146 160
フィー売上 75 70 80 80 101 99 149
スプレッド売上 178 180 125 179 193 182 186
緊急事態宣言 緊急事態宣言 緊急事態宣言
売上高合計 990 1,061 784 856 1,286 1,531 2,020
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 9
1.6 ストック型売上の現状と施策
今後のストック型売上拡大フェーズに向け、各種施策を強化
20/4～6 21/4～6
第1回緊急事態宣言下 第3回緊急事態宣言下
2020/9期 2021/9期 YoY
（単位:百万円） 現状 今後の施策
単3Q 単3Q 増減率
• WEBデータ還元の更なる推進
• 稼働端末数の増加による、
ストック 128 160 +25.0% • ポイント・QR決済の契約数
マネタイズ機会の拡大
増加
• 稼働端末数の増加を継続
• 決済件数増加により従量費及び
フィー 80 149 +85.6% • 決済件数が多い加盟店開拓の
ロール紙販売が増加
強化（少額決済等）
• IoT領域の加盟店開拓
• コロナ禍影響あるも、着実に増 （精算機・券売機・セルフレジ等）
スプレッド 125 186 +49.4%
加
*大きく影響を受けた
第1回緊急事態宣言下
• 医療系加盟店の開拓
との比較
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 10
1.7 キャッシュレス利用の浸透に伴う決済規模の拡大
キャッシュレスを新規導入した加盟店では、数か月～半年程で
認知・浸透がすすみ、決済処理件数・金額が伸長する傾向
◼ 加盟店A（東京）における決済処理件数・金額の推移
25000000 決済処理件数 決済処理金額 6000
20000000 加盟店
15000000
10000000
4000
現金決済のみ⇒キャッシュレス導入
2000
5000000
0 0
N月 N+1月 N+2月 N+3月 N+4月 N+5月
消費者
800000加盟店B（宮城）における決済処理件数・金額の推移
◼ 600
利便性を認知
600000
決済処理件数 決済処理金額
500 （成功体験⇒決済手法の変化）
400
400000 300
200
加盟店
端末当たりの
200000
100
決済処理件数・金額が増加
0 0
N月 N+1月 N+2月 N+3月 N+4月
◼ 加盟店C（和歌山）における決済処理件数・金額の推移
500
決済処理件数 決済処理金額
900000 400
当社ストック型売上が拡大
300
700000
200
500000
100
300000 0
N月 N+1月 N+2月 N+3月 N+4月
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 11
1.8 連結KPI推移（稼働端末数）
steraが牽引役となり稼働端末は着実に増加。セルフ化・省人化の潮流
によりIoTも加速。当社提携先販売分は案件が一巡して横ばい
20年9月期 20年9月期 21年9月期 21年9月期 21年9月期 QoQ YoY
（単位:千台）
3Q実績 4Q実績 1Q実績 2Q実績 3Q実績 (率) (率)
決済端末 +11.4 +29.2
27.7 30.3 36.7 45.4 56.8
(除くIoT) (+25.1％) (+105.5％)
+2.7 +7.5
IoT 26.1 28.0 29.1 30.9 33.6
(+8.6％) (+28.9%)
当社提携先 +0.0 +3.2
13.6 14.4 14.9 16.7 16.7
販売分 (+0.0％) (+23.5％)
+14.1 +39.9
合計 67.3 72.7 80.7 93.1 107.2
(+15.1％) (+59.3％)
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 12
1.9 連結KPI推移（決済処理件数・金額/四半期毎）
コロナ長期化も、業種に偏りの無い加盟店開拓と稼働端末数の増加を
背景に、当社目標YoY＋50％を上回り伸長
◼ 決済処理件数 緊急事態宣言 YoY+2.1倍 ◼ 決済処理金額 緊急事態宣言 YoY+2.2倍
40 3,500
（単位：百万件） （単位：億円）
35 3,000
緊急事態
緊急事態
30
2,500
25
2,000
20
1,500
15
① ② ③ ④ ② ③ ④
①
10 1,000
20/9 1Q 20/9 2Q 20/9 3Q 20/9 4Q 21/9 1Q 21/9 2Q 21/9 3Q 21/9 4Q 20/9 1Q 20/9 2Q 20/9 3Q 20/9 4Q 21/9 1Q 21/9 2Q 21/9 3Q 21/9 4Q
※withコロナにおける安心な決済手段の志向を追い風に、キャッシュレス決済を導入する加盟店は増加傾向。
緊急事態宣言の再々発出も、業種に偏りの無い加盟店獲得により決済処理件数及び金額は着実に伸長
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 13
1.10 連結KPI推移（決済処理件数・金額/月次）
今期2Qは季節要因の影響を受けたものの、3Qは順調に成長基調に回帰
断続的な緊急事態宣言下においても、着実に成長トレンドを継続
◼ 決済処理件数 緊急事態宣言 ◼ 決済処理金額 緊急事態宣言
（単位：百万件） （単位：億円）
14 1,200
緊急事態
12
1,000 緊急事態
10
800
8
季節要因 600
6 季節要因
+
+
緊急事態
400 緊急事態
4
2 ① ② ③ ④ 200 ① ② ③ ④
0 0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
※2020年1月から2021年6月までの期間における当社決済処理件数 ※2020年1月から2021年6月までの期間における当社決済処理金額
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 14
1.11 市場推移と当社の成長比較
前年4-5月は第1回緊急事態宣言下で発射台低く、各産業ともプラス成長
確保(対前年＋10～30%)。当社は全体平均を上回る成長を堅持
左軸：決済処理金額YoY（前年同月比） 当社 全体 その他の小売 飲食店 旅館・ホテル
（単位：億円）
（単位：%） 右軸：当社 決済処理金額 月次推移
緊急事態宣言② 緊急事態宣言③
緊急事態宣言①
400 1,200
1,000
300
260 800
216 215 234
193
211 216
200 202 203 600
186 186 194 190
192 183
153 173 176
160 136
148 143
140 400
124
110 111 113 113 110 130
108 96 97
100 99 97 91 102 122
101 98 93
84 82 91
200
0 0
19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07 20/08 20/09 20/10 20/11 20/12 21/01 21/02 21/03 21/04 21/05 21/06
※2019年10月から2021年6月までの期間における当社月次決済処理金額（前年同月比）と、各産業のクレジットカード取扱高（前年同月比）を比較
※各産業における決済処理金額（前年同月比）は「経済産業省特定サービス産業動態統計調査」より抜粋
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 15
1.12 通期売上予想の再修正（利益予想は修正無し）
売上：6,500百万円に上方修正（前回公表比92％進捗。4Q見通し反映）
利益：修正無し（①stera構成比上昇②コロナ動向③将来投資を勘案）
2021年9月期 2021年9月期
2020年9月期 前年同期間比 増減率
（単位:百万円） 通期業績予想 通期業績予想
通期実績 （今回修正予想後） （前回発表対比）
（前回発表予想） （今回修正予想）
売上高 3,691 5,249 6,500 ＋76.1% +23.8％
修正
売上総利益 1,617 1,894 1,894 － －
営業利益 452 589 589 － －
親会社株主に帰属する
291 368 368 － －
当期純利益
一株あたり
79円84銭 91円27銭 91円22銭 － －
当期純利益
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 16
2. 成長戦略と取り組み状況
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 17
2.1 営業利益成長に向けた施策の評価
CAGR25%以上を保持し、経営目標である2024年9月期での
営業利益10億円超の達成に向け、各成長戦略が着実に進捗
*実績 *計画
2020 2021 2024 2025 2035頃
経営 営業利益 4.5億円 5.9億円 10億円超 15億円 100億円
目標 0.6兆円 1.0兆円 5兆円 30兆円
GMV
◼ 成長戦略と進捗状況（施策の評価） ◼ 中長期成長戦略（2025～）
1 次世代マルチ決済端末の投入による多業種/高成長企業の獲得
①
⚫ 端末販売が着実に進み、稼働端末数が順調に拡大 ① アライアンス戦略の多角化（決済手段・
⚫ 来期以降分も着実に案件を積み上げ 付加機能・顧客獲得ルート）による25％
⚫ stera mobileをリリース。今後新端末のリリースも計画 以上成長カーブの持続
② 非接触化（タッチ決済）･無人化対応によるIoT決済の拡大
2
⚫ 駐車場精算機ベンダーとの連携・開発を強化 ② 金融事業によるストック型収益の拡大
⚫ 百円均一ショップでのセルフレジ展開、及び大手ベンダー物販自販機
のリリースが進展
③ IoTデータ活用による収益ポイントの拡充
3 ＱＲ･ポイント等とのアライアンス拡充による大口顧客の獲得
③
⚫ 系列ウォレット・ポイントの新規アライアンス拡大
⚫ 成長継続に向けた仕込み
⚫ IoT領域におけるQR展開は予定通り準備中
4 決済センター機能強化による付加価値の拡充
④
⚫ WEBデータ還元サービスの拡充
⚫ バックオフィス（請求精算業務等）の機能高度化
⚫ 協業先企業へDXサービスを提供
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 18
2.2 今後の売上及び営業利益成長イメージ
市場シェア拡大フェーズ：決済端末販売/稼働に注力し売上が変動
利益率上昇フェーズ ：ストック型売上が拡大
市場シェア拡大フェーズ 利益率上昇フェーズ
16,000
売上：CAGR25%以上の継続
14,000 売上高
営業利益
12,000
売上は期によって大きく変動する可能性
10,000
8,000
6,000
営業利益：毎期25％以上の成長を継続
4,000
2,000
0
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 19
2.3 決済ボリューム拡大施策 施策： 1 2 3 4
新ルートの決済ネットワークを開発。加盟店のコストダウン、
アライアンス先の競争力向上に寄与することでＧＭＶ拡大
加盟店 決済事業者
他社決済端末
小売 従
来 決済 決済
ル センター ネットワーク
飲食 ー
ト
1 2
サービス カード会社
飲料自販機
コーヒーマシン 当社決済端末 従来ルート比 銀行
当 大幅なコスト減
社
駐車場 新
EVメーター ル
ー gateway
ト グローバル決済ネットワーク
etc・・・
加盟店が負担する 決済事業者が負担する
コスト↓ コスト↓
◼ コストを抑えた新ルートにより、アライアンス先の競争力が向上
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 20
2.4 グローバル決済ネットワークの進捗状況 施策： 1 2 3 4
21/9期の販売計画数を達成。4Q高確度フォーキャストは約1万台
来期もフォーキャストを積み上げ中
◼ 稼働台数推移（決済端末・除くIoT）
（単位：千台） 20年9月期 20年9月期 21年9月期 21年9月期 21年9月期 QoQ YoY
（単位:千台）
3Q実績 4Q実績 1Q実績 2Q実績 3Q実績 (率) (率)
stera販売開始
決済端末 +11.4 +29.2
27.7 30.3 36.7 45.4 56.8
(除くIoT) (+25.1％) (+105.5％)
+2.6 +6.4 +8.7 +11.4
◼ 4Qにおける販売フォーキャスト
14000
12000
来期以降も確実に案件を積み上げ
10000
8000
• 業種の偏り無くバランス良く積み上げ
6000
4000 • ロングテール領域における取り組みに加え、
2000 モバイル型端末の提供も開始しラインナップ
0 を拡充
1Q（実績） 2Q（実績） 3Q（実績） 4Q（ﾌｫｰｷｬｽﾄ）
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 21
2.5 steraラインナップの拡充(stera mobile) 施策： 1 2 3 4
stera端末の機能を踏襲しつつ、軒先決済やテーブル決済に対応
非接触決済手段の一つとして、コロナ禍における新たな決済ニーズを充足
■stera mobileについて
stera mobileはstera terminalの決済機能を踏襲したオールイン
ワン決済端末。各事業者の決済ニーズを満たす無線（LTE）対応
により持ち運びが可能なモバイル端末
■利用シーン
飲食店でのテーブル会計、アパレル店での接客時会計、訪問先
での軒下会計など様々な業態や決済シーンでの利用が可能
オールインワン決済端末「stera mobile」
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 22
2.6 IoT決済-マーケットの拡大 施策： 1 2 3 4
リアル店舗の決済端末市場と同等以上の台数が見込める
Unattended Market（＝自動販売・サービス機市場の総称）は
労働人口減少等の外部環境変化により、更なる市場拡大の見通し
◼ 当社IoT端末の稼働台数推移
着実に成長 3.4
約450万台 （単位：万台）
(+0.3万台)
3.1
◼ 外部環境変化に伴う押上要因 2.9
2.8
・労働人口減少
2.6
当社が捉える ・省人化対応
Unattended 2.2
Market ・インバウンド需要獲得
1.4
・小売業のオフィス進出
・割販法改正
・新型コロナウィルス 1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 2Q末 3Q末
20年9月期 20年9月期 20年9月期 20年9月期21年9月期21年9月期21年9月期
リアル店舗 出典：日本自動販売システム機械工業会データ2018年版
厚生労働省「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」
の決済端末 約400万台 コイン式（時間貸）自動車駐車場市場に関する実態分析調査2018年版
市場 「EV/PHEV充電インフラの国別整備実態と普及計画 2019」
矢野経済「2017年度の国内POSターミナル市場」
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 23
2.7 IoT決済事業に関する進捗状況 施策： 1 2 3 4
駐車場精算機については複数ベンダーとも連動開発を開始。また、大手飲料自
販機ベンダーと協業している次世代端末については物販自販機を中心に拡大
開始済 2021年 2022年 進捗状況
開始予定
3月 6月 9月 12月 3月
ホテル/ゴルフ場精算機 フロー型事業 約4万台の決済端末納入が完了 ホテル精算機において包括事業
が開始され順調に推移。
端末稼働によるフィー収益 新規開設がメインであったが、
ストック型事業 既存先の切替を中心に導入を加
包括事業への展開 *前回より変更なし 速予定
New Topic
駐車場精算機 フロー型事業 大手駐車場事業者への導入開始 大手駐車場事業者での本格
展開は着実に進捗し、その
端末稼働によるストック、フィー、スプレッド収益 他複数の駐車場精算機ベン
ストック型事業 DX展開 ダーとも連動開発を推進中
*前回より変更なし
DX: 駐車券をデジタル化、オンライン予約と入金精算の一本化を企図
券売機 フロー型事業 新しい生活様式に伴う需要拡大 関西圏でのパーキングエリ
アに導入が開始され、順調
ストック型事業 電子マネー全ブランド検定完了し、ストック型収益拡大 に推移。QRコード決済の展
開は21/12以降へ延期
QRコード決済への展開 *前回より変更なし
セルフレジ フロー型事業 大手飲食店・スーパー様に導入開始 New Topic
百円均一ショップのレジ・
ストック型事業 端末稼働に伴うストック、フィーに寄与 セルフレジでの本格導入開
始。職域向け無人店舗との
*前回より変更なし 新規連動開発を検討開始
飲料自販機/コーヒーマシン フロー型事業 大手オペレーター様に導入開始 New Topic
大手飲料自販機ベンダーと協
端末稼働に伴うストック、スプレッドに寄与 業している次世代端末が物販
ストック型事業
自販機（ラーメンや餃子等の
DX展開
新たな領域）を中心に拡大
DX: 商品補充ルートの最適化、商品ラインナップの最適化を企図 *前回「〇」
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 24
3.財務ハイライト
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 25
3.1 損益計算書
3Qも継続しstera販売が進捗、これにより売上増加に加え原価水準も上昇
販管費は売上成長の中でガバナンスを効かせたコストマネジメントを実施
◼ 3Q(単) ◼ 3Q(累計)
20/9期 3Q 21/9期 3Q 20/9期 3Q 21/9期 3Q
(単位：千円) 増減率 (単位：千円) 増減率
(単） (単） (累計） (累計）
売上高 784,131 2,020,904 +157.7% 売上高 2,834,885 4,837,219 +70.6%
売上原価 410,027 1,494,086 +264.4% 売上原価 1,537,238 3,330,792 +116.7%
売上総利益 374,104 526,819 +40.8% 売上総利益 1,297,646 1,506,427 +16.1%
販売費及び 303,107 379,095 +25.1% 販売費及び 881,176 1,039,790 +18.0%
一般管理費 一般管理費
営業利益 70,997 147,724 +108.1% 営業利益 416,469 466,636 +12.0%
経常利益 64,734 148,233 +129.0% 経常利益 400,084 467,782 +16.9%
親会社株主に帰属 41,221 100,001 +142.6% 親会社株主に帰属 238,834 311,637 +30.5%
する四半期純利益 する四半期純利益
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 26
3.2 貸借対照表
安定的なキャッシュフロー創出により、一定の現預金を保持。
純資産比率は６割を超え、財務健全性も相応に有する
2021年9月期 3Q末（単位：千円）
◼ ポイント
流動負債
• 流動負債中、預り金が12.3億円あるも、
現預金 (54%) 2,368,388 同金額を超える現預金35.9億円を有す
3,594,441 固定負債
43,423
• steraを中心とした決算端末の販売フォーキ
ャストに対し、十分な在庫を確保
(在庫：その他流動資産のうち11.0億円)
その他流動資産 純資産 (64%)
1,853,948 4,262,134
固定資産
1,225,558
資産 負債
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 27
3.3 品目別売上収益（対前年同期）
売上高はYoY＋70.6％の成長。steraを中心とした端末販売がイニシャル売上
を牽引、端末稼働開始に伴いストック型売上全体がバランスよく成長
6,000 （単位：百万円）
◼ ポイント
5,000 構成割合
• イニシャル構成比率が9.5%上昇。stera中心
561 11.6%
に端末販売が好調でイニシャル売上を牽引
+70.6％ 349 7.2%
4,000
442 9.1% • ストック型売上(ストック、フィー、
スプレッド)の構成比率が低下するも、端末
3,000 稼働、決済処理件数は着実に増加。ストッ
483 17.0% ク・フィー売上がバランス良く成長
225 7.9%
2,000 356 12.6% 72.0%
• スプレッド売上は引き続きwithコロナ施策
3,483 を継続し、着実に回復基調へ
1,000
1,770 62.5%
0
20/9期 3Q累計 21/9期 3Q累計
イニシャル ストック フィー スプレッド
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 28
4.補足資料
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 29
当社の事業領域
GMOペイメントゲートウェイ連結企業群 において有人・無人の
新旧「対面決済領域」を担う
（リアル店舗決済 ＋ IoT決済）
社名
決済対象 リアル店舗決済 ＋ IoT決済 EC決済
物理カードを渡す（かざす）決済 PC・スマホへカード情報を入力し決済
決済手段
決済媒体 決済端末 EC決済（端末は基本不要）
端末ハードと物理的なネットワーク
独自の電文仕様・レギュレーション
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 30
決済端末起点のモデルとGMO-PGとの違い
対面決済のイニシャル売上は、端末販売の一括納入等時期により変動
しやすく、加えてその比率が高いため、ＧＭＶ成長と、売上高･利益成長
に乖離が生ずる特徴
対面決済の売上 非対面決済の売上
(イメージ) (イメージ)
売上 売上
決算期 決算期
１Q ２Q ３Q ４Q １Q １Q ２Q ３Q ４Q １Q
イニシャル売上（決済端末販売・開発売上） イニシャル売上（初期手数料等）
ストック・フィー・スプレッド売上 ストック・フィー・スプレッド売上
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 31
3つの決済事業をワンストップ提供
加盟店と決済事業者の間で、決済に関わる全ての業務をワンストップ提供
エンドユーザー 加盟店 当社 決済事業者
様々な 決済端末 1
決済方法
決済端末事業
様々な決済方法 決済端末提供 カード会社
フロー型収益
銀行
提供先
対面決済端末
2
決済シーン
（イメージ） 小売 飲食 決済センター事業 電子マネー事業者
サービス 交通機関 決済処理 決済処理
ストック型収益
等
ポイント事業者
提供先
IOT端末
サービス利用
3
飲料自販機
コーヒーマシン QR決済事業者
アクワイアリング事業
精算機 入金精算
一括精算
(ゴルフ場/ホテル) ストック型収益
EVメーター
駐車場決済機 等
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 32
端末販売起点のストック型収益拡大
フロー型収益の端末販売を起点に、ストック型収益の基盤が拡大するモデル
収益の特性 3つの決済事業 4つの売上カテゴリー
フロー型収益 ①決済端末事業 イニシャル
端末販売台数等に応じて
発生する一時的な売上
端末稼働台数等に応じて
ストック 月額固定で発生する固定売上
②決済センター事業
クレジット等の決済処理件数
ストック型収益 フィー に応じて発生する処理料売上
クレジット等の決済処理金額
③アクワイアリング事業 スプレッド に応じて発生する手数料売上
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 33
2次曲線型成長の収益構造
市場拡大・顧客成長と連動して、フィー・スプレッド売上が増加する
収益構造
2次曲線型の成長
N＋1期の
ストック型収益
N期の
ストック型収益
スプレッド
ストック型収益
市場拡大・顧客成長に連動
N-1期以前の フィー
ストック型収益 ストック型収益
ストック
加盟店舗数に連動
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
N期 N+1期 N+2期
N-1期（ストック） N-1期（フィー） N-1期（スプレッド）
N期（ストック） N期（フィー） N期（スプレッド）
N+1期（ストック） N+1期（フィー） N+1期（スプレッド）
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 34
品目別売上の内容 ①
イニシャル 内容
決済端末をメーカーから仕入れ、希望の決済手段をセンター接続し、（時に加盟店
決済端末販売 のニーズに応じたカスタマイズを施し）、加盟店又は決済事業者に販売することで
得られる売上
決済手段の拡充やポイント決済機能の搭載など、事業者のニーズに応じて受注する
開発 開発案件により得られる売上
ストック 内容
当社決済センターでお預かりする加盟店の決済データをweb等で、加盟店へ提供す
データ還元 ることで得られる月額固定売上
ポイント・QR決済利用を希望される加盟店へ当社決済アプリを提供することで得ら
ポイント＆QR れる月額固定売上
屋外環境等で利用されるモバイル決済端末を加盟店へレンタルすることで得られる
モバイル端末 月額固定売上
モバイル通信 モバイル決済端末の利用に必要なデータSIMを提供すること得られる月額利用売上
決済処理 カード会社や加盟店との月額固定契約に応じて得られる処理料売上
(月額固定契約) ※通常はフィー売上(決済処理売上)で計上されるが、月額固定契約の特性によりストック売上として計上
加盟店規模、業種ごとに経済条件が異なるため各加盟店の条件にあわせた契約形態、また、サービス加入されない加盟店も一部あり
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 35
品目別売上の内容 ②
フィー 内容
決済処理 1件当たりの決済処理金額を定め、月間の決済処理件数を乗じて請求する売上
決済端末において使用・消費されるロール紙代金を決済事業者または加盟店に請求
ロール紙 して計上する売上
スプレッド 内容
当社から加盟店への入金精算金額に対し、一定の手数料率（α）を乗じて得る売上
アクワイアリング
（決済代行） ➢ 当社が決済事業者から仕切料率(N)を預かり、入金精算に係る手数料を仕切料
率(N)に上乗せした料率(N＋α＝加盟店手数料率)を以って加盟店を開拓
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 36
GMVに対するスプレッド売上比率の考え方
クレジットカード会社は旧来より大手加盟店を直接開拓してきたため、当
社がスプレッド売上を享受しないケースも存在。そのためスプレッド売上
は「GMV×テイクレート×寄与率」により算出
◼ 直接加盟店契約 当社収益
決済情報伝達 決済情報伝達
イニシャル
加盟店料率 ストック
売上代金の入金精算 フィー
加盟店 決済事業者
◼ 包括加盟店契約（※包括加盟店契約によるGMV÷全体GMV＝寄与率）
決済情報伝達 決済情報伝達 イニシャル
スプレッド売上(B)
ストック
売上代金の入金精算(A-B) 売上代金の入金精算(A) フィー
加盟店料率
（決済事業者と直接契約する場合） スプレッド
加盟店 決済事業者
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 37
TAM(Total Addressable Market)
巨大な対面決済市場におけるキャッシュレス化、Unattended領域拡大
の潮流はより一層加速
◼ 対面キャッシュレス決済市場 ◼ IoT・Unattended領域
Unattended化し得る
マーケットポテンシャル
現金決済含む
（当社想定）
民間最終消費支出
278兆円*2
(2020年)
30兆円*3
※コロナウィルス感染拡大の影響により
リーマンショック時と同水準まで下落
(2020年)
118兆円*1
(2025年) 自動販売機出荷額
729億円*4
(2020年)
92兆円*1 180
億円
(2021年)
当社のIoT・Unattended領域に
おける決済処理金額
1.0
◼ 営業利益の飛躍に向けた施策の一つ：
兆円
非接触化（タッチ決済）･無人化対応によるIoT決済の拡大
対面キャッシュレス決済市場 当社決済処理金額（2021/9期 予想）
（*1）一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」及び矢野経済研究所「2018年版オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成
（*2）内閣府「2020 年度国民経済計算」における「家計の形態別最終消費支出の構成」より抜粋
（*3）内閣府「国内家計最終消費支出の内訳」、一般社団法人「日本自動販売システム機械工業会」、一般社団法人日本パーキングビジネス協会「コイン式（時間貸）自動車駐車場市場に関する実態分析調査
」等を参考とし、今後IoT/Unattended化が進展するであろう領域であるバス・鉄道、ホテル・旅館、アミューズメント、自販機、駐車場/EVの市場規模に基づき、独自にUnattended化し得る潜在市場
規模を推計して算出
（*4）経済産業省「生産動態統計」の自動販売機出荷額より抜粋
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 38
国内対面キャッシュレス市場のトレンド
非対面決済市場（EC）の6倍に相当する対面キャッシュレス市場は現在
92兆円。更に国家政策でキャッシュレス比率40～80%が見込まれる
120 80.0%
80％
(222兆円)
70.0%
100 96.7
91.9
（単位：兆円）
86.3 60.0% 長期ビジョン
81.6
80
73.8
50.0%
64.5 40％
59.6 (111兆円)
60 40.0%
30.0%
2025年頃
40
29.7% 30.9% 32.5%
26.8% 20.0%
24.1%
20.0% 21.3%
20
10.0%
0 0.0%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年（予） 2022年（予）
対面キャッシュレス決済市場 対面キャッシュレス決済比率
※一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」
矢野経済研究所「2018年版オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 39
キャッシュレス決済の支払手段別割合
キャッシュレス決済手段の多様化が進むも、クレジットカードの構成割合
は高水準で推移。電子マネーの構成割合は低下、QRコードは上昇
◼ キャシュレス支払額の推移
◼ クレジットカード ブランド別シェア(2020年)
（単位：兆円）
クレジットカード デビットカード 電子マネー
QRコード キャッシュレス決済比率
100 50.0%
1.1兆円 4.2兆円
80 0.2兆円 5.8兆円 6.0兆円
40.0%
3.1
5.5兆円 （単位：％） 0.3 0.1
60 5.2兆円 30.0%
5.１兆円 29.7%
26.8%
24.1%
40 20.0% 21.3% 20.0%
20 53.7 58.2 66.8 73.0 73.8 10.0%
兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 17.8
0 0.0%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
50.8
◼ 構成割合の推移(キャッシュレス支払い手段別) 28.0
0.2%
100.0% 1.4% 4.9%
8.5% 8.0% 7.4% 7.1% 7.0%
80.0%
60.0%
90.0% 90.3% 90.5% 89.5% 85.5%
40.0%
20.0% VISA JCB
Master アメリカン・エキスプレス
0.0%
ダイナースクラブ 銀聯
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
クレジットカード デビットカード 電子マネー QRコード
※(一般)日本クレジット協会調査、日本デビットカード(2015年)、2016年以降は日本銀行「決済システムレポート」 ※イプソスファイナンシャルサービス「キャッシュレス決済大規模調査」に
・「決済動向」、日本銀行「決済動向」、(一般)キャッシュレス推進協議会「コード決済利用動向調査」、 基づき当社作成
内閣府「国民経済計算」(名目)に基づき当社作成
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 40
決済ボリューム拡大施策
新決済ネットワークとアライアンス営業により、ＧＭＶの拡大を図る
2025年時点の
対面キャッシュレス市場(*1) 決済金額 ：約118兆円/年
2021年時点の
対面キャッシュレス市場 決済金額 ：約92兆円/年 更なる成長余地
市場成長速度を凌駕し
今後10～15年間で
アライアンスパートナー 22倍超+α
の決済金額の成長を
三井住友カード含む (*2) 目指す
ＶＪＡグループの決済ボリューム 決済金額 ：約22兆円/年
当社現状
約22倍
決済金額：約1兆円/年
当社現状
2021年 2030年～2035年
（*1）一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」及び矢野経済研究所「2018年版オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成。
キャッシュレス比率40％前提
（*2）公表資料より当社作成
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 41
国策による市場拡大の後押し
2018年4月に経産省が発表したキャッシュレス・ビジョンを契機とし
て2025年までキャッシュレス決済市場の拡大が見込まれる
発生イベント 当社影響
18/4 キャッシュレス・ビジョン発表（経産省）
加盟店のクレジットIC化対応義務
18/6 改正割賦販売法 施行 化に伴い、キャッシュレス端末の
需要拡大
19/3 クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向け
た実行計画発表（クレジット取引セキュリティ対策協議会）
消費者還元事業により、決済処理
19/10 キャッシュレス・消費者還元事業開始 金額が増大
20/7 ＧｏＴｏキャンペーン事業開始
20/9 マイナポイント事業開始
現在
インバウント需要によりキャッシ
ュレス決済端末のニーズ拡大
21/7~9 東京オリンピック・パラリンピック開催
24/9 新紙幣発行
新紙幣への対応コストに伴いキャ
25/4 大阪万博開催 ッシュレス決済端末の導入喚起
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 42
当社の特長
ワンストップでトータルソリューションを提供。各フェーズでのセールス
ポイントを有することで、競合先をも含めた柔軟なアライアンススキーム
が実現可能
■対面決済事業におけるソリューション
個社別 上位機 保守・
端末設置 決済処理 入金精算
カスタマイズ 連動対応 サポート
当社
N社 ー ー ー ー
大手決済ネット
ワーク事業者
R社
大手事業会社 ー ー
自社レジのみ対応
P社 ー ー ー ー
大手決済事業者
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 43
参入障壁（準拠すべきレギュレーション）
各種決済手段毎に準拠する法令・基準等のレギュレーションが存在且つ
増加中。決済手段の多様化に合わせて高まるエントリーバリア
準拠している法律 依拠している電子マネー
レギュレーション
改正割販法 ブランド検定
依拠している 依拠しているクレジット
セキュリティ基準 レギュレーション
依拠している決済センター
PCI DSS レギュレーション
EMV検定
JCCA認定
Visa・Mastercard・JCB・American
Express・Discoverの国際クレジットカード
センター EMV：Europay、Mastercard、Visaの3社が
取り決めたICカードの世界共通規格を指します
ブランド5社が共同で策定した、クレジット JCCA：日本クレジットカード協会
業界におけるグローバルセキュリティ基準
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 44
決済手段別のマネタイズポイント
キャッシュレスプラットフォームとして、決済手段毎に異なるビジネス
モデルを有しており、各決済市場の成長が当社の成長にも寄与する
フロー型売上 ストック型売上
①イニシャル ➁ストック ③フィー ④スプレッド
クレジット・銀聯・J-debit決済
電子マネー決済
ー
QRコード決済 ー
共通ポイント機能 ー ー
ハウスポイント・ハウス電子マネー機能 ー ー
免税機能 ー ー
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 45
加盟店規模別の収益モデルイメージ
大手金融機関を通じたアライアンスにより中～大規模の加盟店を獲得
小規模（ロングテール）加盟店のアクワイアリングは子会社を中心に対応
◼ ４種類の収益モデル ◼ 加盟店の規模に連動した収益モデル
決済端末売上、開発受託 大規模
①イニシャル
売上、初期登録売上等
① ➁ ③ ④
月額固定売上
➁ストック 端末台数単位通信売上
中規模
③フィー 決済件数に応じた処理売上 ① ➁ ③ ④
ロール紙売上等
④スプレッド 決済金額に応じた手数料売上
小規模
① ④
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 46
中期･成長戦略 アライアンスによる大口顧客獲得
クレジット決済に加え、ＱＲ・ポイント事業者等とのアライアンスに
より、多様な決済手段・付加機能をデバイスに搭載し、大手企業のニーズ
に応える
クレジット決済 電子マネー決済 共通ポイント機能
QRコード決済 J-debit決済 ハウスポイント・ハウス電子マネー 免税機能
据置型決済端末 モバイル決済型端末 組込型決済型端末 加盟店POS端末
当社が提供する
Cashless Platform
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 47
アライアンスの状況
アライアンス群との連携により安定的な案件獲得
アライアンスパートナー群
GMOグループ
決済・金融事業者 POSメーカー 無人機器メーカー
シナジー
加盟店
コ飲
ホ ラ
EV
バ 医 職 メア 駐 ー料
ス テ 療 域 不 ンミ ン メ車 ヒ自
小 飲 ル 卸 旅
売 ・ ・ ・ 動 トュ ド ー場 ー販
食 ・ 売 行 リ
鉄 福 学 産 ー タ・ マ機
道 旅 祉 校 ズ ー ー シ・
館 ン
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 48
モビリティ領域での導入が加速
「決済プラットフォーム」×「タッチ決済」による少額決済のモビリティ
領域での導入も着実に進捗 2021/4～
◼ 福岡市営地下鉄 「Visa のタッチ決済」を利用したきっぷ購入、乗
車の実証実験 （SMCC、アクアビットスパイラルズ、QUARDRAC、凸版印
刷、VISA、福岡銀行、GMO-PG、GMO-FGとの協業）出所：当社HP
2021/4～
◼ 南海電鉄 Visaのタッチ決済で南海電鉄に乗車
エリア限定実証実験始動！ （南海電鉄、SMCC、
QUADRAC、VISAとの協業）出所：南海電鉄HP
2021/4～
◼ 北都交通 道内で初めて公共交通機関でVisaのタッチ決済を
導入（SMCC、QUADRAC、小田原機器、北海道アトラス、VISAとの協
業） 出所：北都交通 HP
2020/12～
◼ Fasstap (Soft Spaceとの提携)
端末レスによるNFCタッチ決済サービスを本格提供開始
出所：当社HP
2020/11～
◼ 京都丹後鉄道(WILLER子会社が運行) 日本初、鉄道で
Visaのタッチ決済を導入 ～タッチするだけで乗車可能！運賃
支払いがますます便利に（SMCC、QUADRAC、VISA、三井住友 Cashless Platform
銀行との協業） 出所：WILLER HP
2020/7～
◼ 茨城交通(みちのりHDが運行) 高速バスにおけるキャッシュレス
決済の展開― 日本初！Visaのタッチ決済のバス車内導入
（SMCC、VISA、小田原機器との協業） 出所：みちのりHD HP
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 49
steraネットワークに関する導入事例
(2020/7/21) (2020/11/20)
公共交通機関で日本初「Visaのタッチ決済」 日本初、鉄道でVisaのタッチ決済を導入
茨城交通の高速バス ～タッチするだけで乗車可能！第一弾は京都丹後鉄道で～
◼ 日本で初めて公共交通機関の車内で「Visaのタッチ決 ◼ WILLER、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワール
済」が利用可能に。茨城交通が運行する勝田・東海-東 ドワイド・ジャパン、三井住友銀行は、日本で初とな
京線の高速バスがVisaのタッチ決済に対応 る鉄道でのVisaのタッチ決済によるキャッシュレス決
済サービスを京都丹後鉄道で開始
◼ 対応のクレジットカードやスマートフォンなどをかざ
すだけで、バス料金の支払いが完了。三井住友カード ◼ 海外では広く利用されている鉄道のVisaのタッチ決済
とビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)が協力し、三 の仕組みに、日本国内で求められる高速処理のニーズ
井住友カードの「stera」プラットフォームを活用する に対応したシステムを導入しており、スピーディーに
決済が完了
◼ 世界の500以上の都市の公共交通機関でVisaのタッチ決
済導入プロジェクトが進行する。ニューヨーク、ロン ◼ これにより、日常利用するユーザーに加え訪日外国人
ドン、シンガポールやシドニーなどに加え、最近は、 を含む来街者も、券売機で切符を購入する手間がなく
ブリュッセル、ブラチスラヴァ、ブカレスト、香港、 、日常的に利用している決済手段がそのまま利用可能
サントドミンゴやトリノなどの公共交通機関も対応し なり、公共交通の利便性が飛躍的に向上
た。日本でも今回初めて、公共交通機関でのVisaのタ
ッチ決済利用が可能に
※WILLER株式会社 HPより抜粋
※Impress Watchより抜粋 Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 50
関係会社一覧
GMO-PGの連結子会社として、当社グループは対面決済分野を担う
GMOインターネットグループ （インターネットインフラ事業）
GMOペイメントゲートウェイ （非対面決済事業/GMOグループの決済部門）
100%出資
GMOイプシロン （非対面決済事業/ロングテール）
GMOペイメントサービス （非対面決済事業/後払い）
100%出資
連
持分法 連結子会社
結
SMBC GMO PAYMENT （非対面/対面決済事業）
40%出資
当社 （対面決済事業） 三井住友カード
65%出資
連 グローバルカードシステム* （対面決済事業/ロングテール）
100%出資
結 *2021/10/1にGMOカードシステムへ商号変更予定
GMOデータ
51%出資 49%出資
（対面決済センター事業）
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 51
ESGへの取り組み
ESGへの取り組み強化に向けて、当社グループの対応状況を公表
今後も継続的な強化・発信を計画
当社開示内容 SDGs対応項目
ESG
取り組み
環境（Environment）
7/15公表 環境負荷の低い社会の実現 ロール紙に再生紙を利用、決済端末における環境配慮素材
の利用、ペーパーレス化の推進 等
社会（Social）
人的資源、人材育成・福利厚生制度、働き方改革 各種人材育成・福利厚生制度の整備、働生き方改革の
積極的な推進 等
ガバナンス（Governance)
体制強化に向け各種施策を検討中
基本的な考え方、取締役会、幹部会、監査役会
役員の報酬、IR活動
詳細はURLご参照 https://gmo-fg.com/news/8d448cfaba24ece540af1ae2a83d95c2.pdf
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 52
クレジットカード業界のトピック
経産省により「カード会社間手数料」の開示が要請され、今後における
手数料率の引き下げトレンドが考えられるが、当社への影響は軽微と想定
経済産業省、カード会社間の手数料の開示要請へ
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 53
会社概要
■会社名 GMOフィナンシャルゲート株式会社 （東証マザーズ 4051）
■設立年月 1999年9月
■所在地 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル（受付7階）
■資本金 15億94百万円（2021年6月30日現在）
■主要株主 GMOペイメントゲートウェイ株式会社 ほか
■役員構成 代表取締役社長 杉山 憲太郎
取締役会長 髙野 明
取締役 青山 明生 （営業本部長）
取締役 池澤 正光 （管理本部長 兼 経営企画部長）
取締役 福田 知修 （システム本部長）
取締役 吉岡 優 （GMOペイメントゲートウェイ株式会社 常務執行役員）
社外取締役 嶋村 那生
社外監査役 長澤 孝吉
社外監査役 小澤 哲
監査役 飯沼 孝壮 （税理士法人飯沼総合会計代表社員 公認会計士)
■監査法人 有限責任監査法人トーマツ
■連結子会社 グローバルカードシステム株式会社 持分100％ *2021/10/1にGMOカードシステム㈱へ商号変更予定
GMOデータ株式会社 持分51.0％ (三井住友カード(株)49.0％）
■事業内容 クレジットカード、デビットカード、電子マネー等のキャッシュレス決済インフラ提供事業
据置決済型端末 モバイル決済型端末 組込型決済端末 加盟店POS端末
（2021年8月11日時点）
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved. 54
ありがとうございました
GMOフィナンシャルゲート株式会社
(東証マザーズ 4051)
IRサイトURL https://www.gmo-fg.com/ir/
お問合せ・個別取材のお申込みは、経営企画部までご連絡ください。
TEL：03-6416-3881
E-mail：irpr@mail.gmo-fg.com
Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc. All Right Reserved.