4051 M-GMO-FG 2021-05-13 12:00:00
2021年9月期 第2四半期 決算説明会資料 [pdf]

2021年9月期 第2四半期 決算説明会
決 済 プ ラ ッ ト フ ォ ー マ ー と し て の シ ェ ア 拡 大 戦 略




2021年5月13日                                                                第 4 回
GMOフィナンシャルゲート株式会社
(東証マザーズ 4051)                                               https://www.gmo-fg.com/




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アジェンダ



        1. 2021年9月期 第2四半期 業績サマリー


        2. 成長戦略と取り組み状況


        3. 財務ハイライト


        4. 補足資料




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1.   2021年9月期 第2四半期 業績サマリー




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1.1       2021年9月期第2四半期             総括
緊急事態宣言の再発出も、堅調な進捗。端末稼働も順調に拡大
          P6

      •   進捗状況(当初通期計画比):売上:58.7%                          営業利益:54.2%
          ‐ 売上高:2Q累計 yoy+37.3%成長(+30%の通期計画を上回る進捗)

定量
          ‐ 営業利益:2Q累計 yoy△7.7%は計画通り(前期1Qでの特殊要因影響)
      •   稼働端末台数(2Q末):93.1千台(1Q末比:+12.4千台)
          P16

      •   通期売上予想を上方修正:4,800百万円→5,249百万円 (+9.4%)


      •   stera中心に決済端末販売が堅調。稼働も順調に進捗
          ロングテール領域でも新しい取組
定性
      •   IoT/Unattended領域における取組は、概ね想定通りの進捗
      •   モビリティ領域へも展開

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1.2    業績サマリー
端末販売が着実に進展、稼働によるストック型売上も伸長。営業減益は
想定通りで通期計画にオンスケ。KPIも順調
             2020年9月期     2021年9月期     前年同期間比                 2021年9月期                    2021年9月期
 (単位:百万円)     2Q累計実績       2Q累計実績                               通期計画                     通期計画進捗率
                                                               (上期計画)                   (上期計画進捗率)

                                                                      4,800                        58.7%
  売上高           2,050          2,816   +37.3%
                                                                      (2,367)                    (119.0%)

                                                                      1,894                        51.7%
 売上総利益            924           980       +6.1%
                                                                         (902)                  (108.6%)
                                                                          589                      54.2%
 営業利益             345           319      △7.7%
                                                                         (284)                   (112.3%)
親会社株主に帰属する                                                                368                      57.6%
                  198           212       +7.1%
四半期純利益                                                                   (178)                   (119.1%)


                   稼動端末数                  決済処理件数                                      決済処理金額
                       (2Q末)                 (単2Q)                                     (単2Q)

      KPI          93,093台              約27.7百万件                                 約2,361億円
  (前年同期比)          (+61.7%)              (+85.7%)                                 (+53.9%)


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 1.3          業績の変動要因
 低粗利のstera端末の販売増や、将来成長への先行投資を反映した
 計画通りの利益成長
                                              ◼ 売上高
                                               (+)stera端末の販売が増加
          (単位:百万円)                             (+)多業種への加盟店開拓、コロナ禍でのIoT/セルフ化需要の高まり
         3,000            売上高                     により、ストック型売上が拡大
                       (yoy+37.3%)             (±)今期においても、ポイント決済関連等の開発案件
                        特因勘案後
         2,500
                       yoy+46.2%                           ◼ 売上総利益
                                                            (+)売上の拡大
                                                            (-)高原価率(=低粗利)のstera端末販売増による収益率低下
         2,000           124                                (-)今後の決済件数増に備えたシステム増強
【特殊要因】
キャッシュレスポイント
還元関連開発の売上                                                                             ◼ 営業利益
                                                            売上総利益
         1,500
                                      2,816                (yoy+6.1%)                 (±)成長を支える継続的な人財採用
                                              【特殊要因】                                  (+)適正なコストマネジメントの継続
                                              キャッシュレスポイント
                                              還元関連開発の利益  特因勘案後
         1,000                                                 yoy+16.1%
              2,051
                        1,927
                                                          80
                                                                                            営業利益
                                                                                          (yoy△7.7%)
                                                                                                特因勘案後
          500                                   924                    980                     yoy+20.1%
                                                         844
                                                                                          80
                                                                                345      265                319
            0
                      20/9期 2Q累計   21/9期 2Q累計         20/9期 2Q累計   21/9期 2Q累計         20/9期 2Q累計       21/9期 2Q累計

                                                                      Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   7
 1.4       営業利益(四半期毎)の推移
 今期は、四半期毎のバランスがとれた利益成長を企図
 コロナ禍影響あるも、通期計画のyoy+30%成長に向け着実に進捗
                                                                                         通期では
      ◼ 営業利益                                                                          yoy+30%を計画
250   (単位:百万円)           20/9期   21/9期                                               (単位:百万円)
                                                                                   600
                                                                                                 yoy+30%
                                           今期残存期間
                                         270百万円(計画)
200      195                                                                       500
               (実績)     (実績)

               164
                      150 155                                                      400
150

                                                                                   300
                                                                                                                589
100
                                                                                               452
                                  71                                               200



 50                                                36                              100




                                                                                     0
  0
                                                                                          20/9期(実績) 21/9期(計画)
          単1Q          単2Q         単3Q               単4Q

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1.5    品目別売上実績
stera端末販売によりイニシャル売上増、端末起点の成長モデルに貢献
スプレッド売上にコロナ禍影響も、ストック・フィー売上は着実に伸長

                 2020年9月期      2021年9月期                   構成比                       前年同期比
      (単位:百万円)    2Q累計実績        2Q累計実績


      イニシャル売上        1,320          1,959                     69.6%                    +48.4%


      ストック売上          228              282                    10.0%                    +23.3%


      フィー売上           145              201                      7.1%                   +38.6%


      スプレッド売上         358              375                    13.3%                       +4.8%


      売上高合計          2,051          2,816                  100.0%                      +37.3%

                  コロナ前              コロナ禍
                            ※1/8-3/21は緊急事態宣言下

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1.6   品目別売上 四半期実績推移
イニシャル売上は順調に拡大。稼働端末増にてストック売上も伸長
スプレッド売上はコロナ禍の影響を受けるも、クリニックや美容系の
加盟店開拓がすすみ、コロナ前水準の前2Qレベルは堅持
                                緊急事態①                                                     緊急事態②

            2020/9期   2020/9期   2020/9期         2020/9期             2021/9期                2021/9期
 (単位:百万円)
            単1Q実績     単2Q実績     単3Q実績           単4Q実績               単1Q実績                    単2Q実績


イニシャル売上        626       693        451                 465                855                    1,103
                           端末販売前倒し需要

 ストック売上        110       118        128                 132                136                         146


 フィー売上           75        70         80                  80               101                          99


スプレッド売上        178        180       125                 179                193                         182
                                緊急事態宣言                                                      緊急事態宣言

 売上高合計         990      1,061       784                 856             1,286                     1,531


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1.7   ストック型売上の成長
ストック及びフィー売上が好調で、スプレッド売上のコロナ禍影響による
成長鈍化を吸収。withコロナでのスプレッド売上向上施策も展開中

            ストック型売上(ストック・フィー・スプレッド売上合計)
                       yoy+15.7%
                   特因勘案後 (yoy+19.6%)

           (単位:百万円)

                                                    282
                                                                       ストック及びフィー売上
                          228                                             yoy+29.5%
                        ストック                                           特因勘案後 (yoy+38.4%)
                                                    201
        フィー:145           121
                           24
         【特殊要因】
         キャッシュレスポイント
         還元関連開発の売上                                                       withコロナでの施策
                          358       +4.8%           375                 1. IoT領域における展開
                        スプレッド                                                 (精算機・券売機・セルフレジ)
                                                                        2.    医療系加盟店の開拓

                       20/9期 2Q累計              21/9期 2Q累計

                       コロナ前                   コロナ禍
                                      ※1/8-3/21は緊急事態宣言下
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1.8       連結KPI推移(稼働端末数)
steraを中心に、決済端末(除くIoT)が全体の伸びを牽引
IoT、提携先販売分もバランス良く成長
          20年9月期    20年9月期    20年9月期   21年9月期             21年9月期             21年9月期                前年同期増減
(単位:千台)    2Q実績      3Q実績      4Q実績     1Q実績               2Q実績             1Q→2Q増減                  同、率
                                                                               同、率


 決済端末                                                                                +8.7                  +18.9
             26.5      27.7     30.3        36.7               45.4
(除くIoT)                                                                          +23.7%                    +71.3%



                                                                                     +1.8                   +9.4
  IoT        21.5      26.1     28.0        29.1               30.9
                                                                                     +6.2%                 +43.7%



当社提携先                                                                                +1.8                   +7.1
              9.6      13.6     14.4        14.9               16.7
 販売分                                                                             +12.1%                    +73.9%



                                                                                 +12.4                     +35.5
 合計          57.6      67.3     72.7        80.7               93.1
                                                                                 +15.4%                    +61.7%




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 1.9             連結KPI推移(決済処理件数・金額/四半期毎)
 単2Qにおける決済処理件数・金額のyoyは、コロナ禍影響も乗り越え
 目標とする年率+50%を上回り伸長

     ◼ 決済処理件数                   緊急事態宣言                                       ◼ 決済処理金額                        緊急事態宣言

30                                                                          2,600
       (単位:百万件)
                                                 yoy+85.7%                                    (単位:億円)
                                                                                                                                 yoy+53.9%
                                                                            2,400

                                                                  緊急事態                                                                             緊急事態
25                                                                          2,200

                                                                            2,000

20                                                                          1,800
                                                                                              コロナ前
                コロナ前                                                        1,600

15                                                                          1,400


                           ①                             ②         ③        1,200
                                                                                                         ①                                ②          ③
10                                                                          1,000
      20/9 1Q   20/9 2Q   20/9 3Q   20/9 4Q   21/9 1Q   21/9 2Q   21/9 3Q           20/9 1Q    20/9 2Q   20/9 3Q   20/9 4Q    21/9 1Q    21/9 2Q   21/9 3Q




     ※     今年度2Qは、年初の消費落ち込みといった季節要因に加え、緊急事態宣言が発出されたが、コロナ禍の
           影響を受けづらいスーパーやドラッグストアといった業態での加盟店獲得や、stera端末の本格稼働開始
           により、決済処理件数及び金額は着実に伸長



                                                                               Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   13
 1.10               連結KPI推移(決済処理件数・金額/月次)
 21年1月・2月は季節要因及び緊急事態宣言により低下したものの、
 3月には拡大基調に回帰

◼ 決済処理件数                緊急事態宣言                                  ◼ 決済処理金額                      緊急事態宣言

     (単位:百万件)                                                        (単位:億円)
14                                                           1,200

12
                                                             1,000
10                                                   緊急事態                                                                                 緊急事態
                                                              800
8

                                            季節要因              600
6                                                                                                                            季節要因
                                              +
                                                                                                                               +
                                            緊急事態
                                                              400                                                            緊急事態
4

2
                ①                            ②        ③       200
                                                                                    ①                                          ②          ③
0                                                               0
     1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月           1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月

     ※2020年1月から2021年3月までの期間における当社決済処理件数                              ※2020年1月から2021年3月までの期間における当社決済処理金額




                                                                 Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   14
1.11                  市場推移と当社の成長比較
緊急事態宣言が再発令された2Qにおいても市場を上回る成長を実現
      左軸:決済処理金額yoy(前年同月比)                                当社               全体               その他の小売                    飲食店                旅館・ホテル
      右軸:当社 決済処理金額 月次推移
                                                                                                                                                                (単位:億円)

  (単位:%)                                                緊急事態宣言①                                                                           緊急事態宣言②               1,200
250



                          216     215                                                                   216                                                     1,000
                                          211                                193
200                                                                                            202               203

                  186                             186                                 192
                                                                                                                         183
                                                                                                                                                   176
                                                                                                                                 173                            800
          160                                              153
                                                                                                                                         140
150                                                                 148
                                                                                                                                                   143
                                                                                                                                                                600

                  110     111     113     113
          108
100                                               99                                                             102     101     98
                                                                             96       97       97                                                  93
                                                                                                        91                                91                    400
                                                           84       82


50
                                                                                                                                                                200




  0                                                                                                                                                             0
      19/10   19/11   19/12   20/01   20/02   20/03    20/04    20/05    20/06    20/07    20/08    20/09    20/10   20/11   20/12    21/01    21/02    21/03

※2019年10月から2020年12月までの期間における当社月次決済処理金額(前年同月比)と、各産業のクレジットカード取扱高(前年同月比)を比較
※各産業における決済処理金額(前年同月比)は「経済産業省特定サービス産業動態統計調査」より抜粋

                                                                                      Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.       All Right Reserved.     15
1.12       通期売上予想の修正(利益予想は修正無し)
売上高は、決済端末販売を中心に順調。下期はコロナ禍影響等を見極める
べく当初予想は据え置くが、上期過達分にて通期予想を上方修正
利益面は、コロナ禍影響や将来投資等を考慮し、当初予想からは修正せず
             2020年9月期   2021年9月期   2021年9月期                  前年同期間比                            増減率
(単位:百万円)      通期実績       通期業績予想     通期業績予想                 (今回修正予想後)                     (前回発表対比)
                        (前回発表予想)   (今回修正予想)                                          修正



  売上高           3,691      4,800           5,249                 +42.2%                           +9.4%


 売上総利益          1,617      1,894           1,894                  +17.1%                                    -


 営業利益             452        589               589                +30.1%                                    -

親会社株主に帰属する
                  291        368               368                +26.1%                                    -
 当期純利益

  一株あたり
              79円84銭     92円76銭      91円27銭                                      ー                          -
 当期純利益


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 1.13      業績予想について
 売上 :上期実績の超過分449百万円を、当初通期予想に上乗せ
 利益 :上期実績の超過分34百万円は、今後のコロナ禍による影響等や
     成長投資等も考慮し、通期予想は修正せず

◼ 売上(修正有り)                                  ◼ 営業利益(修正無し)
 21/9期 1H(予)                                21/9期 1H(予)


                                   超過実績                                                                超過実績

 21/9期 1H(実)                                21/9期 1H(実)

                              449百万円                                                            34百万円
               0   1,000   2,000    3,000                         0         100           200        300        400


• 当初通期予想4,800百万円に、上期実績の                     • コロナ禍影響等を考慮し、通期計画は589
  超過分449百万円をプラスし、5,249百万円                     百万円から修正無し
  へ修正
                                            • 上期分含め計画の超過分は、成長投資や
                                              人財への成果還元等へ充当予定
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2.   成長戦略と取り組み状況




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2.1     営業利益成長に向けた施策の評価
毎年25%以上の成長を継続し、経営目標である2024年9月期での
営業利益10億円超の達成に向け、各成長戦略が着実に進捗
              *実績
              2020   2021          2024         2025                                          2035頃


経営    営業利益   4.5億円   5.9億円        10億円超       15億円                                           100億円
目標           0.6兆円   1.0兆円                     5兆円                                             30兆円
      GMV


◼ 成長戦略と進捗状況(施策の評価)                                      ◼ 中長期成長戦略(2025~)


 1 次世代マルチ決済端末の投入による多業種/高成長企業の獲得
 ①                                                     ①     アライアンス戦略の多角化(決済手段・
    ⚫ stera端末は着実に設置及び稼働が進む                                   付加機能・顧客獲得ルート)による25%
    ⚫ 医療・大手飲食チェーンを中心として順調に新規案件を積み上げ                          以上成長カーブの持続

② 非接触化(タッチ決済)・無人化対応によるIoT決済の拡大
2
   ⚫ 精算機(ホテル、駐車場、セルフレジ等)に加え、飲料自販機領域                    ②     金融事業によるストック型収益の拡大
     における展開強化
   ⚫ モビリティ領域へも展開
                                                       ③     IoTデータ活用による収益ポイントの拡充
 3 QR・ポイント等とのアライアンス拡充による大口顧客の獲得
 ③
    ⚫ 系列ウォレット・ポイントの新規アライアンス拡大
                                                             ⚫ 成長継続に向けた仕込み
    ⚫ IoT領域におけるQR展開
 4 決済センター機能強化による付加価値の拡充
 ④
    ⚫ WEBデータ還元サービスの拡充
    ⚫ バックオフィス(請求精算業務等)の機能高度化


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  2.2      決済ボリューム拡大施策                                                                  施策: 1              2    3   4



  新ルートの決済ネットワークを開発。加盟店のコストダウン、
  アライアンス先の競争力向上に寄与することでGMV拡大
           加盟店                                                               決済事業者
                           他社決済端末

            小売         従
                       来             決済                 決済
                       ル            センター              ネットワーク
            飲食         ー
                       ト
                                           1                         2
           サービス                                                                 カード会社


         飲料自販機
        コーヒーマシン            当社決済端末       従来ルート比                                       銀行
                       当             大幅なコスト減
                       社
             駐車場       新
           EVメーター      ル
                       ー                           gateway
                       ト                   グローバル決済ネットワーク
              etc・・・


加盟店が負担する                                                                                       決済事業者が負担する
  コスト↓                                                                                            コスト↓

              ◼ コストを抑えた新ルートにより、アライアンス先の競争力が向上

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2.3   グローバル決済ネットワークの進捗状況                                                                               施策: 1              2    3   4



今期残存期間(3Q~4Q)の高確度フォーキャストは約17千台
21/9期販売計画の達成に向け堅調に進捗
◼ 稼働台数推移(決済端末・除くIoT)
            20年9月期     20年9月期         20年9月期          21年9月期            21年9月期            21年9月期               前年同期増減
 (単位:千台)
 (単位:千台)     2Q実績       3Q実績           4Q実績            1Q実績              2Q実績            1Q→2Q増減                 同、率
                                                                                            同、率

                                          stera販売開始
  決済端末                                                                                          +8.7               +18.9
              26.5          27.7            30.3              36.7           45.4
 (除くIoT)                                                                                      +23.7%               +71.3%


                     +1.2          +2.6            +6.4              +8.7

◼ 3Q~4Qにおける販売フォーキャスト

       ク
       リ医
                             サ                            来期以降も確実に案件を積み上げ
              飲      小       ー
       ニ療     食      売       ビ
       ッ             り       ス                            •   業種の偏り無くバランス良く積み上げ
       ク

           などの業種を中心とし、                                    •   ロングテール領域についても新たな
           17千台以上を積み上げ                                        取り組みを開始



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  2.4        IoT決済-マーケットの拡大                                                          施策: 1              2    3         4



  リアル店舗の決済端末市場と同等以上の台数が見込める
  Unattended Market(=自動販売・サービス機市場の総称)は
  労働人口減少等の外部環境変化により、更なる市場拡大の見通し                                                                                  3.1
                                                                                             着実に成長
                                                                                             (+0.2万台)
                                                  ◼ 当社IoT端末の稼働台数推移                                2.9

             約450万台                                 (単位:万台)
                                                                                       2.8


                                                                           2.6
                       ◼ 外部環境変化に伴う押上要因
                       ・労働人口減少                                  2.2

当社が捉える                 ・省人化対応                        1.4
Unattended
Market                 ・インバウンド需要獲得

                       ・小売業のオフィス進出

                       ・割販法改正                        1Q末       2Q末        3Q末         4Q末         1Q末            2Q末

                                                  20年9月期 20年9月期 20年9月期              20年9月期 21年9月期 21年9月期
                       ・新型コロナウィルス




リアル店舗                            出典:日本自動販売システム機械工業会データ2018年版
                                    厚生労働省「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」
の決済端末         約400万台                コイン式(時間貸)自動車駐車場市場に関する実態分析調査2018年版

  市場                                「EV/PHEV充電インフラの国別整備実態と普及計画 2019」
                                    矢野経済「2017年度の国内POSターミナル市場」



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 2.5       IoT決済事業に関する進捗状況                                                                  施策: 1              2    3   4


 ホテル精算機での包括事業が順調にスタート、新規分と合わせて既存の切替で
 導入を加速。また、大飲料自販機ベンダーと飲料自販機/コーヒーマシン業種に
 向けた次世代端末の導入が開始
     開始済                          2021年                              2022年                        進捗状況
     開始予定                 3月      6月      9月              12月                3月

ホテル/ゴルフ場精算機     フロー型事業     約4万台の決済端末納入が完了                                                        ホテル精算機において包括
                                                                                                 事業が開始され順調に推移
                           端末稼働によるフィー収益                                                          。新規開設がメインであっ
                ストック型事業                                                                          たが、既存先の切替を中心
                           包括事業への展開                                                              に導入を加速予定

   駐車場精算機                  大手駐車場事業者への導入開始                                                        大手駐車場事業者への導入
                フロー型事業                                                                           が開始、2年間で1万台規模
                                                                                                 で導入を計画。5月以降に
                           端末稼働によるストック、フィー、スプレッド収益                                               本格展開予定。DX展開は
                ストック型事業                                               DX展開                       検討開始
                           DX: 駐車券をデジタル化、オンライン予約と入金精算の一本化を企図
    券売機         フロー型事業
                                                                                              New
                           新しい生活様式に伴う需要拡大                                                        関西圏でのパーキングエリ
                                                                                                 アに導入が開始され、順調
                ストック型事業    電子マネー全ブランド検定完了し、ストック型収益拡大                                             に推移。QRコード決済の展
                                                                                                 開は21/12以降へ延期
                                                       QRコード決済への展開

   セルフレジ        フロー型事業     大手飲食店・スーパー様に導入開始                                                   New
                                                                                                 百円均一ショップのレジ・
                                                                                                 セルフレジでの本格導入開
                ストック型事業    端末稼働に伴うストック、フィーに寄与                                                    始


飲料自販機/コーヒーマシン   フロー型事業     大手オペレーター様に導入開始                                                       大手飲料自販機ベンダーと協
                                                                                                業し、自販機向け次世代端末
                ストック型事業    端末稼働に伴うストック、スプレッドに寄与                                                 の展開を開始。DX展開は検討
                                                       DX展開                                     開始
                               DX: 商品補充ルートの最適化、商品ラインナップの最適化を企図

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 2.6         モビリティ領域での導入が加速                                                                               施策: 1              2    3   4


 「決済プラットフォーム」×「タッチ決済」による少額決済のモビリティ
 領域での導入も着実に進捗 New 2021/4~
                                                 ◼ 福岡市営地下鉄 「Visa のタッチ決済」を利用したきっぷ購入、乗
                                                   車の実証実験 (SMCC、アクアビットスパイラルズ、QUARDRAC、凸版印
                                                     刷、VISA、福岡銀行、GMO-PG、GMO-FGとの協業)出所:当社HP

                                    New    2021/4~
                                           ◼ 南海電鉄 Visaのタッチ決済で南海電鉄に乗車
                                             エリア限定実証実験始動! (南海電鉄、SMCC、
                                            QUADRAC、VISAとの協業)出所:南海電鉄HP
                                 2021/4~
                                 ◼ 北都交通 道内で初めて公共交通機関でVisaのタッチ決済を
                                   導入(SMCC、QUADRAC、小田原機器、北海道アトラス、VISAとの協
                                  業) 出所:北都交通 HP
                      2020/12~

                      ◼ Fasstap (Soft Spaceとの提携)
                        端末レスによるNFCタッチ決済サービスを本格提供開始
                       出所:当社HP
           2020/11~
          ◼ 京都丹後鉄道(WILLER子会社が運行) 日本初、鉄道で
            Visaのタッチ決済を導入 ~タッチするだけで乗車可能!運賃
            支払いがますます便利に(SMCC、QUADRAC、VISA、三井住友                                        Cashless Platform
           銀行との協業) 出所:WILLER HP
2020/7~

◼ 茨城交通(みちのりHDが運行) 高速バスにおけるキャッシュレス
  決済の展開― 日本初!Visaのタッチ決済のバス車内導入
 (SMCC、VISA、小田原機器との協業) 出所:みちのりHD HP

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3.財務ハイライト




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3.1    損益計算書
2Qも継続しstera販売が進捗、これにより売上増加に加え原価水準も上昇
販管費は売上成長の中でガバナンスを効かせたコストマネジメントを実施

                                        前年同期                                      前四半期
                                  (2020/9期第2Q(累計))                             (2021/9期 第Q)
                    2021/9期
                   第2Q(累計)
         (単位:千円)                      実績                    増減率                        実績


 売上高                 2,816,315        2,050,754                37.3%                   1,285,793

 売上原価                1,836,706        1,127,211                62.9%                      819,605

 売上総利益                979,608            923,542                 6.1%                     466,187

 販売費及び一般管理費           660,695            578,069               14.3%                      302,684

 営業利益                 318,912            345,472                -7.7%                     163,502

 経常利益                 319,549            335,350                -4.7%                     163,539

 親会社株主に帰属する           211,636            197,613                 7.1%                     110,204
 四半期純利益


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3.2     貸借対照表
実業を通じた安定的なキャッシュフロー創出により、安定的に一定の現預金を
保持。純資産は厚く、財務健全性について維持
           2021年9月期 2Q末(単位:千円)
                                      ◼ ポイント
                      流動負債
      現預金 (43%)                        •    steraを中心とした決算端末の販売フォーキ
                      2,393,753             ャストに対し、十分な在庫を確保
      2,850,391
                                            (在庫:その他流動資産のうち18.6億円)
                      固定負債
                       48,933


  その他流動資産
      2,578,445      純資産 (63%)
                      4,171,566


       固定資産
      1,185,416

        資産              負債

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3.3       品目別売上収益(対前年同期)
コロナの影響を受ける前(20/1~3)との比較でも着実な成長を実現

3,000   (単位:百万円)
                        +37.3%
                                     375     13.3%       ◼ ポイント
2,500
                                     201      7.1%
                                                          •    コロナ前(20/1~3)と比較しても
                                                               yoy+30%を超える売上成長を実現
2,000
                                     282     10.0%
              358    17.4%                                •    イニシャルの構成比率が向上。stera端末
                        7.1%                                   販売が売上を牽引
              145
1,500
              228    11.1%
                                                          •    スプレッドの構成比率が低下。21年1月の
                                                               緊急事態宣言後、主に小規模飲食業を中心
1,000                                1,959   69.6%             とした加盟店での消費低下が影響

             1,320   64.4%
 500



   0
           20/9期 2Q累計            21/9期 2Q累計

        イニシャル       ストック       フィー    スプレッド
                                                     Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   28
4.補足資料




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当社の事業領域
GMOペイメントゲートウェイ連結企業群 において有人・無人の
新旧「対面決済領域」を担う


                                                      (リアル店舗決済 + IoT決済)
   社名

  決済対象        リアル店舗決済 + IoT決済                                       EC決済



             物理カードを渡す(かざす)決済                      PC・スマホへカード情報を入力し決済


  決済手段




  決済媒体           決済端末                                   EC決済(端末は基本不要)

  決済センター    端末ハードと物理的なネットワーク                          多様な決済機能を統合
 決済ネットワーク   独自の電文仕様・レギュレーション                          導入から運用までワンストップ提供



                                Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   30
決済端末起点のモデルとGMO-PGとの違い
対面決済のイニシャル売上は、端末販売の一括納入等時期により変動
しやすく、加えてその比率が高いため、GMV成長と、売上高・利益成長
に乖離が生ずる特徴

             対面決済の売上                                         非対面決済の売上
              (イメージ)                                           (イメージ)
   売上                                           売上




                                 決算期                                                             決算期
        1Q   2Q   3Q   4Q   1Q                      1Q       2Q      3Q      4Q          1Q


        イニシャル売上(決済端末販売・開発売上)                             イニシャル売上(初期手数料等)

        ストック・フィー・スプレッド売上                                 ストック・フィー・スプレッド売上



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3つの決済事業をワンストップ提供
加盟店と決済事業者の間で、決済に関わる全ての業務をワンストップ提供


エンドユーザー                加盟店                                  当社                                        決済事業者

 様々な                   決済端末                                   1
 決済方法
                                                         決済端末事業
          様々な決済方法                     決済端末提供                                                             カード会社
                                                         フロー型収益



                                                                                                             銀行
                        提供先
                       対面決済端末
                                                               2
 決済シーン
 (イメージ)              小売    飲食                          決済センター事業                                      電子マネー事業者
                    サービス 交通機関         決済処理                                         決済処理
                                                        ストック型収益
                                  等
                                                                                                      ポイント事業者
                        提供先
                        IOT端末
          サービス利用
                                                               3
                      飲料自販機
                     コーヒーマシン                                                                           QR決済事業者
                                                     アクワイアリング事業
                       精算機                                                           入金精算
                                      一括精算
                     (ゴルフ場/ホテル)                         ストック型収益

                     EVメーター
                     駐車場決済機 等



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端末販売起点のストック型収益拡大
フロー型収益の端末販売を起点に、ストック型収益の基盤が拡大するモデル


  収益の特性    3つの決済事業                         4つの売上カテゴリー


 フロー型収益     ①決済端末事業                   イニシャル
                                                            端末販売台数等に応じて
                                                            発生する一時的な売上



                                                            端末稼働台数等に応じて
                                      ストック                  月額固定で発生する固定売上

           ②決済センター事業

                                                            クレジット等の決済処理件数
 ストック型収益                               フィー                  に応じて発生する処理料売上



                                                            クレジット等の決済処理金額
           ③アクワイアリング事業                スプレッド                 に応じて発生する手数料売上



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GMVに対するスプレッド売上比率の考え方
クレジットカード会社は旧来より大手加盟店を直接開拓してきたため、当
社がスプレッド売上を享受しないケースも存在。そのため、スプレッド売
上は「GMV×テイクレート×寄与率」により算出
◼ 直接加盟店契約                                                                                           当社収益
               決済情報伝達                               決済情報伝達
                                                                                                     イニシャル

                                加盟店料率                                                                 ストック


                           売上代金の入金精算                                                                   フィー


         加盟店                                                        決済事業者

◼ 包括加盟店契約(※包括加盟店契約によるGMV÷全体GMV=寄与率)

               決済情報伝達                               決済情報伝達                                           イニシャル
                           スプレッド売上(B)

                                                                                                      ストック

               売上代金の入金精算(A-B)       売上代金の入金精算(A)                                                       フィー
                                加盟店料率
                        (決済事業者と直接契約する場合)                                                             スプレッド
         加盟店                                                        決済事業者
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  2次曲線型成長の収益構造
  市場拡大・顧客成長と連動して、フィー・スプレッド売上が増加する
  収益構造
                                                                  2次曲線型の成長
                                                                             N+1期の
                                                                             ストック型収益



                                                                             N期の
                                                                             ストック型収益



                                                                           スプレッド
                                                                                                     ストック型収益
                                                                                                     市場拡大・顧客成長に連動
N-1期以前の                                                                       フィー
ストック型収益                                                                                              ストック型収益
                                                                             ストック
                                                                                                     加盟店舗数に連動
          1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q    3Q     4Q

                N期                 N+1期                N+2期

      N-1期(ストック)         N-1期(フィー)           N-1期(スプレッド)
      N期(ストック)           N期(フィー)             N期(スプレッド)
      N+1期(ストック)         N+1期(フィー)           N+1期(スプレッド)


                                                            Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   35
  TAM(Total Addressable Market)
  巨大な対面決済市場におけるキャッシュレス化、Unattended領域拡大
  の潮流はより一層加速
   ◼ 対面キャッシュレス決済市場                                              ◼ IoT・Unattended領域
                                                                                                          Unattended化し得る
                                                                                                          マーケットポテンシャル
 現金決済含む
                                                                                                             (当社想定)
民間最終消費支出
                    298兆円*2
                      (2019年)                                                      33兆円*3
                                                                                    (2019年)



                     118兆円*1
                      (2025年)                                                                                     自動販売機出荷額
                                                                                     920億円*4
                                                                                      (2019年)


                     92兆円*1                                                             180
                                                                                        億円
                      (2021年)
                                                                                                当社のIoT・Unattended領域における
                                                                                                       決済処理金額
                        0.6
                                                           ◼ 営業利益の飛躍に向けた施策の一つ:
                        兆円
                                                             非接触化(タッチ決済)・無人化対応によるIoT決済の拡大
対面キャッシュレス決済市場                    当社決済処理金額(2020/9期)
(*1)一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」及び矢野経済研究所「2018年版オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成
(*2)内閣府「2019 年度国民経済計算」における「家計の形態別最終消費支出の構成」より抜粋
(*3)内閣府「国内家計最終消費支出の内訳」、一般社団法人「日本自動販売システム機械工業会」、一般社団法人日本パーキングビジネス協会「コイン式(時間貸)自動車駐車場市場に関する実態分析調査
    」等を参考とし、今後IoT/Unattended化が進展するであろう領域であるバス・鉄道、ホテル・旅館、アミューズメント、自販機、駐車場/EVの市場規模に基づき、独自にUnattended化し得る潜在市場
    規模を推計して算出
(*4)経済産業省「生産動態統計」の自動販売機出荷額より抜粋

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国内対面キャッシュレス市場のトレンド
非対面決済市場(EC)の6倍に相当する対面キャッシュレス市場は現在
92兆円。更に国家政策でキャッシュレス比率40~80%が見込まれる

120                                                                                                      80.0%                                             80%
                                                                                                                                                        (238兆円)

                                                                                                         70.0%
100                                                                                            96.7
                                                                                    91.9
      (単位:兆円)
                                                                     87.4                                60.0%                                         長期ビジョン
                                                     81.6
 80
                                      73.8
                                                                                                         50.0%
                       64.5                                                                                                      40%
                                                                                                                              (119兆円)
       59.6
 60                                                                                                      40.0%


                                                                                                                              2025年頃
                                                                                                         30.0%
 40                                                                         29.4%          30.9%      32.5%
                                                             26.8%
                                             24.1%                                                       20.0%
                              21.3%
               20.0%
 20
                                                                                                         10.0%



 0                                                                                                       0.0%
       2016年       2017年          2018年              2019年     2020年(予) 2021年(予) 2022年(予)

                       対面キャッシュレス決済市場                            対面キャッシュレス決済比率

                                                ※一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」
                                                 矢野経済研究所「2018年版オンライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成

                                                                                              Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   37
 国策による市場拡大の後押し
 2018年4月に経産省が発表したキャッシュレス・ビジョンを契機とし
 て2025年までキャッシュレス決済市場の拡大が見込まれる
                       発生イベント                                                当社影響
     18/4      キャッシュレス・ビジョン発表(経産省)
                                                               加盟店のクレジットIC化対応義務
     18/6           改正割賦販売法 施行                                 化に伴い、キャッシュレス端末の
                                                               需要拡大

     19/3    クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向け
             た実行計画発表(クレジット取引セキュリティ対策協議会)
                                                               消費者還元事業により、決済処理
     19/10      キャッシュレス・消費者還元事業開始                              金額が増大
     20/7        GoToキャンペーン事業開始

     20/9           マイナポイント事業開始
                                                               インバウント需要によりキャッシ
現在                                                             ュレス決済端末のニーズ拡大
     21/7       東京オリンピック・パラリンピック開催

     24/9               新紙幣発行                                  新紙幣への対応コストに伴いキャ
                                                               ッシュレス決済端末の導入喚起
     25/4              大阪万博開催



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 決済ボリューム拡大施策
 新決済ネットワークとアライアンス営業により、GMVの拡大を図る

  2025年時点の
  対面キャッシュレス市場(*1)            決済金額 :約118兆円/年


  2021年時点の
  対面キャッシュレス市場                決済金額 :約92兆円/年                                  更なる成長余地



                                                                                                         市場成長速度を凌駕
                                                                                                         し今後10~15年間で

  アライアンスパートナー                                                                                              37倍超+α
                                                                                                          の決済金額の成長を
三井住友カード含む (*2)                                                                                               目指す
VJAグループの決済ボリューム              決済金額 :約22兆円/年

                                                          当社現状
                                                        約37倍
                             決済金額:約0.6兆円/年
       当社現状


(*1)一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ2019」及び矢野経済研究所「2018年版オン
                                                                      2020年                 2030年~2035年
   ライン決済サービスプロバイダーの現状と将来予測」に基づき当社作成。キャッシュレス比率40%前提
(*2)公表資料より当社作成




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キャッシュレス決済の支払手段別割合
キャッシュレス決済手段の多様化が進むも、クレジットカードの構成割合
は高水準で推移
 ◼ キャシュレス支払額の推移                                                                 ◼ クレジットカード ブランド別シェア(2020年)
(単位:兆円)
          クレジットカード           デビットカード             電子マネー
   100                                                                  50.0%
          QRコード              キャッシュレス決済比率(右軸)
                                                          1.1兆円
    80                                      0.2兆円                       40.0%
                                                          5.8兆円
                                             5.5兆円
    60                           5.2兆円                                  30.0%
                     5.1兆円
          4.5兆円                                           26.8%
                                             24.1%
    40               20.0%       21.3%                                  20.0%
          18.2%                                                                                  その他
           49.5       53.7       58.2        66.8          73.0
    20                                                                  10.0%
           兆円         兆円         兆円          兆円            兆円
                                                                                                31.4%
     0                                                                  0.0%                                          VISA
          2015年      2016年      2017年       2018年         2019年
                                                                                                                     50.8%
 ◼ 構成割合の推移(キャッシュレス支払い手段別)
100.0%
          8.3%                   8.0%
                                               0.2%
                                               7.4%
                                                           1.4%
                                                                                                 Master
                     8.5%                                  7.1%
 80.0%
                                                                                                 17.8%
 60.0%
          91.0%      90.0%       90.3%       90.5%         89.5%
 40.0%

 20.0%

 0.0%

          2015年    2016年    2017年           2018年         2019年
          クレジットカード     デビットカード           電子マネー        QRコード
 ※(一般)日本クレジット協会調査、日本デビットカード(2015年)、2016年以降は日本銀行「決済システムレポート」                     ※イプソスファイナンシャルサービス「キャッシュレス決済大規模調査」に
  ・「決済動向」、日本銀行「決済動向」、(一般)キャッシュレス推進協議会「コード決済利用動向調査」、                              基づき当社作成
  内閣府「国民経済計算」(名目)に基づき当社作成

                                                                   Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   40
 当社の特長
 ワンストップでトータルソリューションを提供。各フェーズでのセールス
 ポイントを有することで、競合先をも含めた柔軟なアライアンススキーム
 が実現可能
 ■対面決済事業におけるソリューション

          個社別        上位機                                                                         保守・
                              端末設置            決済処理                    入金精算
          カスタマイズ     連動対応                                                                        サポート


 当社


 N社                  ー        ー                                          ー                               ー
大手決済ネット
 ワーク事業者




 R社
大手事業会社     ー                                   ー
                   自社レジのみ対応



 P社        ー         ー        ー                ー
大手決済事業者




                                     Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.   41
参入障壁(準拠すべきレギュレーション)
各種決済手段毎に準拠する法令・基準等のレギュレーションが存在且つ
増加中。決済手段の多様化に合わせて高まるエントリーバリア



  準拠している法律                                                                               依拠している電子マネー
                                                                                         レギュレーション


改正割販法                                                                              ブランド検定

        依拠している                                                             依拠しているクレジット
        セキュリティ基準                                                           レギュレーション
                                依拠している決済センター

      PCI DSS                   レギュレーション
                                                                           EMV検定
                                 JCCA認定
Visa・Mastercard・JCB・American
Express・Discoverの国際クレジットカード
                                 センター                               EMV:Europay、Mastercard、Visaの3社が
                                                                    取り決めたICカードの世界共通規格を指します
ブランド5社が共同で策定した、クレジット           JCCA:日本クレジットカード協会
業界におけるグローバルセキュリティ基準



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決済手段別のマネタイズポイント
キャッシュレスプラットフォームとして、決済手段毎に異なるビジネス
モデルを有しており、各決済市場の成長が当社の成長にも寄与する

                      フロー型売上                            ストック型売上
                       ①イニシャル          ➁ストック                     ③フィー                  ④スプレッド


 クレジット・銀聯・J-debit決済



     電子マネー決済
                                                                   ー

     QRコード決済                                                       ー

    共通ポイント機能                                                       ー                         ー

ハウスポイント・ハウス電子マネー機能                                                 ー                         ー

      免税機能                                                         ー                         ー

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加盟店規模別の収益モデルイメージ
大手金融機関を通じたアライアンスにより中~大規模の加盟店を獲得
小規模(ロングテール)加盟店のアクワイアリングは子会社を中心に対応


◼ 4種類の収益モデル               ◼ 加盟店の規模に連動した収益モデル


          決済端末売上、開発受託                         大規模
 ①イニシャル
          売上、初期登録売上等
                                 ①         ➁         ③         ④
          月額固定売上
➁ストック     端末台数単位通信売上
                                              中規模

 ③フィー     決済件数に応じた処理売上           ①         ➁         ③         ④
          ロール紙売上等


 ④スプレッド   決済金額に応じた手数料売上
                                              小規模

                                 ①                             ④


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中期・成長戦略 アライアンスによる大口顧客獲得
クレジット決済に加え、QR・ポイント事業者等とのアライアンスに
より、多様な決済手段・付加機能をデバイスに搭載し、大手企業のニーズ
に応える
クレジット決済                   電子マネー決済                                                   共通ポイント機能




QRコード決済                   J-debit決済         ハウスポイント・ハウス電子マネー                                 免税機能




          据置型決済端末   モバイル決済型端末         組込型決済型端末                     加盟店POS端末




                        当社が提供する
                      Cashless Platform

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アライアンスの状況
アライアンス群との連携により安定的な案件獲得




                      アライアンスパートナー群

                                                                                GMOグループ
 決済・金融事業者        POSメーカー            無人機器メーカー
                                                                                  シナジー




                           加盟店
                                                                                               コ飲
             ホ                                                          ラ




                                                                                    EV
         バ        医   職                                    メア                        駐         ー料
         ス   テ    療   域     不                              ンミ           ン          メ車          ヒ自
 小   飲       ル                       卸          旅
 売       ・        ・   ・     動                              トュ           ド          ー場          ー販
     食       ・                       売          行                       リ
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 steraネットワークに関する導入事例
                             (2020/7/21)                                                                       (2020/11/20)
公共交通機関で日本初「Visaのタッチ決済」                     日本初、鉄道でVisaのタッチ決済を導入
茨城交通の高速バス                                  ~タッチするだけで乗車可能!第一弾は京都丹後鉄道で~
◼ 日本で初めて公共交通機関の車内で「Visaのタッチ決               ◼ WILLER、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワール
  済」が利用可能に。茨城交通が運行する勝田・東海-東                  ドワイド・ジャパン、三井住友銀行は、日本で初とな
  京線の高速バスがVisaのタッチ決済に対応                      る鉄道でのVisaのタッチ決済によるキャッシュレス決
                                             済サービスを京都丹後鉄道で開始
◼ 対応のクレジットカードやスマートフォンなどをかざ
  すだけで、バス料金の支払いが完了。三井住友カード                 ◼ 海外では広く利用されている鉄道のVisaのタッチ決済
  とビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)が協力し、三               の仕組みに、日本国内で求められる高速処理のニーズ
  井住友カードの「Stera」プラットフォームを活用する                に対応したシステムを導入しており、スピーディーに
                                             決済が完了
◼ 世界の500以上の都市の公共交通機関でVisaのタッチ決
  済導入プロジェクトが進行する。ニューヨーク、ロン                 ◼ これにより、日常利用するユーザーに加え訪日外国人
  ドン、シンガポールやシドニーなどに加え、最近は、                   を含む来街者も、券売機で切符を購入する手間がなく
  ブリュッセル、ブラチスラヴァ、ブカレスト、香港、                   、日常的に利用している決済手段がそのまま利用可能
  サントドミンゴやトリノなどの公共交通機関も対応し                   なり、公共交通の利便性が飛躍的に向上
  た。日本でも今回初めて、公共交通機関でのVisaのタ
  ッチ決済利用が可能に




                                                                                          ※WILLER株式会社 HPより抜粋
                  ※Impress Watchより抜粋       Copyright (C) 1999 GMO Financial Gate, Inc.   All Right Reserved.     47
会社概要
■会社名         GMOフィナンシャルゲート株式会社 (東証マザーズ      4051)

■設立年月        1999年9月
■所在地         東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル(受付7階)
■資本金         15億94百万円(2021年3月31日現在)
■主要株主        GMOペイメントゲートウェイ株式会社 ほか
■役員構成        代表取締役社長    杉山 憲太郎
             取締役会長      髙野 明
             取締役        青山 明生     (営業本部長)
             取締役        池澤 正光     (管理本部長 兼 経営企画部長)
             取締役        福田 知修     (システム本部長)
             取締役        吉岡 優      (GMOペイメントゲートウェイ株式会社 常務執行役員)
             社外取締役      嶋村 那生
             社外監査役      長澤 孝吉
             社外監査役      小澤 哲
             監査役        飯沼 孝壮     (税理士法人飯沼総合会計代表社員 公認会計士)

■監査法人        有限責任監査法人トーマツ
■連結子会社       グローバルカードシステム株式会社    持分100%

             GMOデータ株式会社          持分51.0%   (三井住友カード(株)49.0%)

■事業内容        クレジットカード、デビットカード、電子マネー等のキャッシュレス決済インフラ提供事業




         据置決済型端末     モバイル決済型端末         組込型決済端末                         加盟店POS端末
                                                                                             (2021年5月13日時点)



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ありがとうございました


  GMOフィナンシャルゲート株式会社
      (東証マザーズ              4051)
     IRサイトURL   https://www.gmo-fg.com/ir/




 お問合せ・個別取材のお申込みは、経営企画部までご連絡ください。
             TEL:03-6416-3881
         E-mail:irpr@mail.gmo-fg.com


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