4047 関電化 2020-02-14 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月14日
上場会社名 関東電化工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4047 URL https://www.kantodenka.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 長谷川 淳一
問合せ先責任者 (役職名) 法務・総務部長 (氏名) 二見 浩司 TEL 03-4236-8801
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 40,541 0.4 6,315 △6.7 6,451 △7.9 4,141 △14.6
2019年3月期第3四半期 40,374 8.3 6,770 2.9 7,005 4.1 4,852 3.3
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 4,172百万円 (26.9%) 2019年3月期第3四半期 3,288百万円 (△44.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 72.00 ―
2019年3月期第3四半期 84.36 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 83,253 47,444 55.4 801.64
2019年3月期 81,601 44,100 52.7 746.88
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 46,113百万円 2019年3月期 42,963百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 6.00 ― 7.00 13.00
2020年3月期 ― 7.00 ―
2020年3月期(予想) 7.00 14.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 54,500 △1.3 7,100 △24.9 7,300 △23.9 4,700 △28.3 81.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 57,546,050 株 2019年3月期 57,546,050 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 22,573 株 2019年3月期 22,531 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 57,523,507 株 2019年3月期3Q 57,523,519 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社と
してその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項は、【添付
資料】3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報........................... 2
...........................
(1) 経営成績に関する説明..............................2
.............................
(2) 財政状態に関する説明..............................3
.............................
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明...................3
..................
2.四半期連結財務諸表及び主な注記........................... 4
...........................
(1) 四半期連結貸借対照表..............................4
.............................
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書................6
...............
(四半期連結損益計算書)............................ 6
.............................
(四半期連結包括利益計算書).......................... 7
...........................
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項.......................8
......................
(継続企業の前提に関する注記)......................... 8
..........................
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記).................
................ 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)................
............... 8
(セグメント情報)................................
............................... 9
1
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中
心に弱さが一段と増しているものの、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きました。
一方、海外においては、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、中東地
域を巡る情勢等に留意する必要があり、先行き不透明な状況が続きました。
このようななか、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に設備事業部門が
増収となったため、 億 41 百万円と前年同期に比べ 1 億 67 百万円、
405 0.4%の増加となりました。
損益につきましては、原材料価格は低下したものの、一部のフッ素系製品の販売価格が低下した
ことや、製造固定費の増加等により、経常利益は 64 億 51 百万円と前年同期に比べ 5 億 54 百万
円、7.9%の減少となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は 41 億 41 百万円と前年同期
に比べ 7 億 10 百万円、14.6%の減少となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
① 基礎化学品事業部門
か性ソーダは、価格修正効果はあるものの販売数量の減少により、前年同期に比べ減収とな
りました。塩酸は、販売価格の低下により、前年同期に比べ減収となりました。
塩素系有機製品につきましては、トリクロールエチレンは、販売数量の増加により、前年同
期に比べ増収となりました。パークロールエチレンは、販売数量の減少により、前年同期に比
べ減収となりました。
以上の結果、基礎化学品事業部門の売上高は、49 億 40 百万円となり、前年同期に比べ 50
百万円、1.0%の減少となりました。 営業損益につきましては、営業利益 1 億 05 百万円となり、
前年同期に比べ 74 百万円、41.6%の減少となりました。
② 精密化学品事業部門
半導体・液晶用特殊ガス類につきましては、三フッ化窒素は、販売数量の減少により、前年
同期に比べ減収となりました。六フッ化タングステンは、販売数量の減少と販売価格の低下に
より、前年同期に比べ減収となりました。ヘキサフルオロ-1,3-ブタジエンは、販売数量の増
加により、前年同期に比べ増収となりました。
電池材料の六フッ化リン酸リチウムは、販売数量の増加により、前年同期に比べ増収となり
ました。
以上の結果、精密化学品事業部門の売上高は、301 億 11 百万円となり、前年同期に比べ 26
百万円、0.1%の減少となりました。営業損益につきましては、原材料価格は低下したものの、
製造固定費の増加等により、 営業利益 52 億 69 百万円となり、前年同期に比べ 7 億 25 百万円、
12.1%の減少となりました。
③ 鉄系事業部門
複写機・プリンターの現像剤用であるキャリヤーは、販売数量の減少により、前年同期に比
べ減収となりました。鉄酸化物は、着色剤の販売減少により、前年同期に比べ減収となりまし
た。
以上の結果、鉄系事業部門の売上高は、18 億 49 百万円となり、前年同期に比べ 43 百万円、
2.3%の減少となりました。営業損益につきましては、営業利益 2 億 92 百万円となり、前年同
期に比べ 75 百万円、20.5%の減少となりました。
④ 商事事業部門
商事事業につきましては、化学工業薬品の販売増加により、前年同期に比べ増収となりまし
た。
以上の結果、商事事業部門の売上高は、18 億 01 百万円となり、前年同期に比べ 34 百万円、
1.9%の増加となりました。営業損益につきましては、営業利益 94 百万円となり、前年同期に
比べ 15 百万円、20.2%の増加となりました。
⑤ 設備事業部門
化学設備プラントおよび一般産業用プラント建設の売上高は、請負工事の増加により、前年
同期に比べ増収となりました。
以上の結果、設備事業部門の売上高は、18 億 39 百万円となり、前年同期に比べ 2 億 53 百
万円、16.0%の増加となりました。営業損益につきましては、営業利益 5 億 52 百万円となり、
前年同期に比べ 2 億 66 百万円、93.6%の増加となりました。
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関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金が減少した一方、有形固定資産やたな卸
資産、受取手形及び売掛金、投資有価証券が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ 16
億 51 百万円増加し、832 億 53 百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金が増加した一方、未払法人税等や借入金が減少したことなどから
16 億 92 百万円減少し、358 億 08 百万円となりました。
純資産は、利益剰余金が増加したことなどから 33 億 43 百万円増加し、474 億 44 百万円となり
ました。自己資本比率は、前連結会計年度末の 52.7%から 55.4%となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020 年 3 月期の業績予想につきましては、製造固定費の減少や原材料価格の低下等の可能性
がある一方、新型肺炎の感染拡大が販売や原材料調達に与える影響については、現時点での予想
が困難であるため、前回発表予想を据え置いております。
なお、 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。
3
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,409 14,534
受取手形及び売掛金 15,219 15,694
電子記録債権 792 847
商品及び製品 3,494 4,152
仕掛品 4,602 4,311
原材料及び貯蔵品 2,982 3,175
その他 1,489 1,592
貸倒引当金 △25 △26
流動資産合計 46,964 44,282
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,348 7,790
機械装置及び運搬具(純額) 9,272 8,682
その他(純額) 10,086 12,844
有形固定資産合計 25,707 29,317
無形固定資産 419 555
投資その他の資産
投資有価証券 6,568 7,033
繰延税金資産 1,411 1,301
その他 534 767
貸倒引当金 △4 △4
投資その他の資産合計 8,509 9,097
固定資産合計 34,636 38,970
資産合計 81,601 83,253
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関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 7,208 7,625
電子記録債務 723 741
短期借入金 4,210 4,255
1年内返済予定の長期借入金 1,343 2,997
未払法人税等 1,750 530
役員賞与引当金 106 47
その他 4,911 4,941
流動負債合計 20,254 21,139
固定負債
長期借入金 15,102 12,425
役員退職慰労引当金 134 134
環境対策引当金 17 36
退職給付に係る負債 1,805 1,818
その他 187 255
固定負債合計 17,246 14,669
負債合計 37,501 35,808
純資産の部
株主資本
資本金 2,877 2,877
資本剰余金 1,829 1,829
利益剰余金 36,567 39,904
自己株式 △12 △12
株主資本合計 41,262 44,599
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,714 2,019
為替換算調整勘定 △15 △521
退職給付に係る調整累計額 2 15
その他の包括利益累計額合計 1,700 1,514
非支配株主持分 1,136 1,330
純資産合計 44,100 47,444
負債純資産合計 81,601 83,253
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関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 40,374 40,541
売上原価 28,129 28,305
売上総利益 12,244 12,236
販売費及び一般管理費 5,473 5,921
営業利益 6,770 6,315
営業外収益
受取利息 4 12
受取配当金 171 203
為替差益 95 -
試作品売却益 - 175
その他 160 85
営業外収益合計 432 476
営業外費用
支払利息 98 139
為替差損 - 84
デリバティブ評価損 12 55
試作品売却損 41 -
その他 45 60
営業外費用合計 197 340
経常利益 7,005 6,451
特別利益
投資有価証券売却益 60 -
特別利益合計 60 -
特別損失
固定資産除却損 152 134
減損損失 - 45
特別損失合計 152 179
税金等調整前四半期純利益 6,913 6,271
法人税等 1,975 1,889
四半期純利益 4,938 4,382
非支配株主に帰属する四半期純利益 85 241
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,852 4,141
6
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 4,938 4,382
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,446 315
為替換算調整勘定 △217 △538
退職給付に係る調整額 14 13
その他の包括利益合計 △1,649 △209
四半期包括利益 3,288 4,172
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,292 3,955
非支配株主に係る四半期包括利益 △3 217
7
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合
理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。但し、見積実効税率を用い
て税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用する方法によって計算し
ております。
8
関東電化工業㈱(4047)2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
基礎化学品 精密化学品 (注)1 計上額
事業 事業
鉄系事業 商事事業 設備事業 計 (注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 4,990 30,137 1,892 1,767 1,585 40,374 - 40,374
(2) セグメント間の内部
993 100 57 3,081 2,001 6,233 △6,233 -
売上高又は振替高
計 5,984 30,238 1,949 4,848 3,586 46,608 △6,233 40,374
セグメント利益 180 5,995 368 79 285 6,907 △137 6,770
(注) 1.セグメント利益の調整額△137百万円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
基礎化学品 精密化学品 (注)1 計上額
事業 事業
鉄系事業 商事事業 設備事業 計 (注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 4,940 30,111 1,849 1,801 1,839 40,541 - 40,541
(2) セグメント間の内部
971 102 26 3,345 2,800 7,247 △7,247 -
売上高又は振替高
計 5,911 30,213 1,875 5,147 4,640 47,789 △7,247 40,541
セグメント利益 105 5,269 292 94 552 6,314 1 6,315
(注) 1.セグメント利益の調整額1百万円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
報告セグメントに配分されていない全社資産のうち、本社移転の意思決定に伴い、本社事務所資産につい
て減損損失を認識しております。当該減損損失の金額は当第3四半期連結累計期間において45百万円であり
ます。
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