4045 東亜合 2020-01-30 16:00:00
中期経営計画(2020~2022年)について [pdf]
2020年1⽉30⽇
各位
会社名 東亞合成株式会社
(URL http://www.toagosei.co.jp/)
代表者名 代表取締役社⻑ 髙村 美⼰志
(コード番号 4045 東証1部)
問合せ先 グループ管理本部IR広報部⻑ 根本 洋
(TEL 03−3597−7215)
中期経営計画(2020〜2022 年)について
− 東亞合成グループ中期経営計画「Stage up for the Future」 −
東亞合成グループは、「素材と機能の可能性を追求し、化学の⼒で新しい幸せをあなたへ届けます。」
との企業理念の下、新製品・新事業の創出による持続的な成⻑と中⻑期的な企業価値の向上を⽬指し
ます。2020 年から 2022 年を対象とする中期経営計画「Stage up for the Future」 においては、前中
期経営計画「成⻑への軌道 2019」で注⼒してきた新製品開発と積極的な設備投資を継続するとともに、
新事業創出と研究開発の機能をより⼀層強化することにより、⾼付加価値製品事業のさらなる拡⼤を
図ってまいります。
1. 基本⽅針
(1) ⾼付加価値事業の拡⼤
⾼付加価値製品事業の拡⼤に向けて、成⻑牽引事業の販売強化と新製品開発に着実に取り組み、
2022 年に売上⾼ 1,630 億円を達成する。
(2) 将来を⽀える「第 4 の柱」事業を含む新ビジネスユニットの創出
当社グループのコア技術を起点として、従来の事業領域を超えた新規キーマテリアルやサービスを
新たなビジネスユニットとして複数創出する。
(3) 基盤事業の強靭化
収益基盤を強化するため、基盤事業の計画的投資と継続的合理化を進め、成⻑が⾒込めない事業を
整理、縮⼩する。
2. 重要施策
(1) 新事業創出機能と研究開発機能の強化
新設した新事業企画部による新事業創出機能を加速し、オープンイノベーションや知財戦略強化、
マテリアルズインフォマティクス(MI)導⼊により研究開発の効率化と⾼度化を推進する。
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(2) 瞬間接着剤等の海外展開推進
北⽶における事業を再構築するとともに、アジア等の新興国市場へ本格参⼊する。
(3) デジタルトランスフォーメーション(DX)による競争優位性拡⼤と機能強化
全社情報処理網の⼀元化と情報の⾼度利⽤により、顧客ニーズに応える製品開発と⽣産⾰新を推進
する。
(4) 成⻑戦略の担い⼿となる⼈材の確保と育成
⼈材採⽤・育成⽅法を⾒直し強化し、海外⼈材の登⽤、多様化する社会に対応した社内環境の整備
などを推進する。
(5) サスティナブル経営の推進、ステークホルダーとの共存共栄
新設したサスティナビリティ推進部を中⼼に、地球環境保全に資する新ビジネス・新製品開発の推
進およびステークホルダーとの対話を強化する。
3. 数値⽬標
2022年⽬標
売上⾼ 1,630億円
営業損益 170億円
(参考)売上⾼営業利益率 10.4%
利払い前、税引き前、減価償却前利益
270億円
(EBITDA)
⾼付加価値製品⽐率(売上⾼⽐) 47%
440億円
設備投資額(検収ベース)
(2020年から2022年の3年間累計)
海外売上⾼ 325億円
(参考)海外売上⾼⽐率 20%
1株当たり純利益(EPS) 106円
総資産経常利益率(ROA) 7.0%
(1) 設備投資計画
前中期経営計画に引き続き、⾼付加価値製品の投資に注⼒するとともに、基幹化学品事業の設備更
新と⼯場⾃動化、情報関連の投資を強化し、2020〜2022 年の 3 年累計で 440 億円を⽬標とする。
(2) 海外展開計画
ポリマー・オリゴマー事業、接着材料事業、⾼機能無機材料事業を中⼼に、⾼付加価値製品事業の積
極的な海外展開を推進し、2022 年の海外売上⾼⽐率 20%超を⽬指す。
(3) 資本政策
資本効率性の向上、株主還元の強化に向け、次の資本政策を推進する。
・1株当たり純利益(EPS)と総資産経常利益率(ROA)を数値指標とし、収益⼒と資本効率性の
強化・向上を図る。
・配当性向 30%以上を⽬途とした安定配当を継続するとともに、⾃⼰株式の取得(2020〜2022 年
3 年累計で 100 億円程度)により、連結総還元性向および 1 株当たり純利益(EPS)の向上を
図る。
以上
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