4022 ラサ工 2019-08-09 14:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 ラサ工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4022 URL http://www.rasa.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)坂尾 耕作
問合せ先責任者 (役職名) 経理部次長 (氏名)桐山 知之 TEL 03-3278-3892
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 6,888 △3.8 363 △37.5 361 △40.4 257 △50.7
2019年3月期第1四半期 7,158 12.2 580 13.5 606 32.9 521 46.3
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 221百万円 (△49.0%)
2019年3月期第1四半期 434百万円(6.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 32.44 -
2019年3月期第1四半期 65.81 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 37,354 14,650 39.1
2019年3月期 38,619 14,746 38.1
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 14,604百万円 2019年3月期 14,700百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - - - 40.00 40.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) - - 40.00 40.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 15,300 △1.8 900 △24.8 900 △27.8 650 △40.9 82.01
通期 31,000 0.0 2,000 △22.3 2,000 △23.6 1,500 △34.1 189.25
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 7,944,203株 2019年3月期 7,944,203株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 18,251株 2019年3月期 18,227株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 7,925,961株 2019年3月期1Q 7,926,449株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、上
記予想に関する事項は、四半期決算短信(添付資料)P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の緩やかな改善が続き内需は堅調に推移
したものの、米中貿易摩擦の長期化懸念、中国経済の成長鈍化や半導体需要の停滞などが生産活動に影響し、景
気の先行きは不透明さを増してきました。
このような環境のなかで、当社グループは、中期経営計画の2年目を迎え、引き続き「事業基盤の更なる安
定と強化」を目指すことを基本方針として、収益力の向上、持続的成長に向けた新規事業の育成、財務体質の更
なる強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高68億88百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益3億63百万円
(前年同期比37.5%減)、経常利益3億61百万円(前年同期比40.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
は、2億57百万円(前年同期比50.7%減)となりました。
当社グループのセグメント別の概況は、次のとおりであります。
①化成品事業
燐酸などの燐系製品につきましては、一般品については微減で推移しました。電子工業向け高純度品は半導
体向けにやや増収となりましたが、原料価格の上昇や減価償却費の増加によるコストアップがありました。一
方、二次塩類は光学分野向け材料が大幅に減少したことから減収となったほか、購入品販売の減少もあり、燐系
製品全体としては減収となりました。
凝集剤関連製品につきましては、水処理向けが上水道向けに堅調に販売数量を伸ばした一方、エッチング用
途向けは減収となりましたが、凝集剤全体としては増収となりました。
コンデンサー向け原料は、増産投資効果も寄与し増収となり、消臭剤も増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、53億86百万円(前年同期比1.0%減)、セグメント利益は、3億65百万円
(前年同期比27.1%減)となりました。
②機械事業
破砕関連機械につきましては、本体販売、プラントの販売が、前期から販売時期のずれ込みもあり増収とな
りました。消耗部品販売も比較的に堅調に推移し増収となり、鋳鋼品は横這いとなりました。
下水道関連の掘進機の本体販売が、納期のずれ込みの結果低調な結果となりましたが、レンタル物件は増収
となりました。
精密機械加工はほぼ前期並みとなりました。
この結果、当セグメントの売上高は、8億58百万円(前年同期比7.8%減)、セグメント利益は、54百万円(前
年同期比、93.4%増)となりました。
③電子材料事業
化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムの市況が年明け以降低迷し続けて
いることなどから減収となり、損益も大幅に悪化しました。赤燐は販売数量を伸ばし増収となりましたが、酸化
ホウ素は減収となりました。タッチパネル等に用いられる塗布剤も減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、3億82百万円(前年同期比24.7%減)、セグメント利益は、9百万円(前
年同期比89.4%減)となりました。
④その他
石油精製用触媒の再生事業は出荷時期の関係で減収となりました。不動産の賃貸はほぼ前年並みで推移いた
しました。
この結果、当セグメントの売上高は、2億61百万円(前年同期比6.2%減)、セグメント利益は、1億72百万円
(前年同期比2.6%減)となりました。
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産につきましては、流動資産が前連結会計年度末に比べて12億14百
万円減少し、168億4百万円となりました。この主な増減理由としては、現金及び預金が20億39百万円減少し
た一方、たな卸資産が10億54百万円増加したことなどによるものであります。固定資産は前連結会計年度末に
比べて50百万円減少したことにより、205億49百万円となりました。この主な増減理由としては、有形固定資
産の減少53百万円などによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べて11億69百万円減少
し、227億3百万円となりました。この主な増減理由としては、短期借入金及び長期借入金が合わせて17億94
百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が2億96百万円増加したことなどによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を2億57
百万円計上した一方、配当金の支払により3億17百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べて95
百万円減少し146億50百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における資産合計は373億54百万円となり、自己資本比率は39.1%
となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年5月15日公表の予想数値から変更はありません。
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,333 3,294
受取手形及び売掛金 8,625 8,404
商品及び製品 1,487 1,816
仕掛品 1,265 1,882
原材料及び貯蔵品 1,000 1,108
その他 306 298
貸倒引当金 △0 -
流動資産合計 18,019 16,804
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,574 4,496
機械装置及び運搬具(純額) 5,015 4,863
工具、器具及び備品(純額) 520 540
土地 6,971 6,970
建設仮勘定 63 144
その他(純額) 30 105
有形固定資産合計 17,176 17,122
無形固定資産 36 35
投資その他の資産
投資有価証券 1,736 1,745
その他 1,661 1,658
貸倒引当金 △11 △11
投資その他の資産合計 3,387 3,391
固定資産合計 20,599 20,549
資産合計 38,619 37,354
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,121 4,417
短期借入金 6,542 5,376
未払法人税等 270 180
賞与引当金 364 538
その他 2,351 2,570
流動負債合計 13,649 13,084
固定負債
長期借入金 6,850 6,222
退職給付に係る負債 3,048 3,014
環境対策引当金 19 19
その他 305 362
固定負債合計 10,222 9,619
負債合計 23,872 22,703
純資産の部
株主資本
資本金 8,443 8,443
利益剰余金 6,598 6,538
自己株式 △42 △42
株主資本合計 14,999 14,939
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 40 11
繰延ヘッジ損益 2 △1
為替換算調整勘定 40 26
退職給付に係る調整累計額 △382 △371
その他の包括利益累計額合計 △298 △335
非支配株主持分 45 46
純資産合計 14,746 14,650
負債純資産合計 38,619 37,354
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 7,158 6,888
売上原価 5,504 5,436
売上総利益 1,653 1,451
販売費及び一般管理費 1,072 1,088
営業利益 580 363
営業外収益
受取配当金 15 16
受取地代家賃 9 8
持分法による投資利益 69 59
その他 26 9
営業外収益合計 120 94
営業外費用
支払利息 48 50
休止鉱山鉱害対策費用 21 18
その他 23 27
営業外費用合計 94 96
経常利益 606 361
特別損失
減損損失 1 -
特別損失合計 1 -
税金等調整前四半期純利益 605 361
法人税、住民税及び事業税 150 87
法人税等調整額 △69 15
法人税等合計 81 103
四半期純利益 524 257
非支配株主に帰属する四半期純利益 2 0
親会社株主に帰属する四半期純利益 521 257
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 524 257
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3 △29
繰延ヘッジ損益 2 △3
為替換算調整勘定 △72 △4
退職給付に係る調整額 7 11
持分法適用会社に対する持分相当額 △24 △9
その他の包括利益合計 △90 △36
四半期包括利益 434 221
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 433 220
非支配株主に係る四半期包括利益 0 0
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を、当第1四半
期連結会計期間より適用しております。これに伴い、借り手のリースは、原則としてすべてのリースについて
資産及び負債を認識しております。
なお、当第1四半期連結会計期間において、四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
化成品 電子材料 (注)1 (注)2
機械事業 計 計上額
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 5,440 931 508 6,879 278 7,158 - 7,158
セグメント間の内部売上高
2 - - 2 8 11 △11 -
又は振替高
計 5,443 931 508 6,882 287 7,170 △11 7,158
セグメント利益 501 28 89 618 177 796 △215 580
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油精製用触媒再生及び不動産
の賃貸等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△215百万円には、各報告セグメントに配賦していない全社費用△215百万円などが
含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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ラサ工業㈱ (4022) 2020年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
化成品 電子材料 (注)1 (注)2
機械事業 計 計上額
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 5,386 858 382 6,627 261 6,888 - 6,888
セグメント間の内部売上高
3 - - 3 8 11 △11 -
又は振替高
計 5,389 858 382 6,630 269 6,900 △11 6,888
セグメント利益 365 54 9 429 172 602 △239 363
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油精製用触媒再生及び不動産
の賃貸等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△239百万円には、各報告セグメントに配賦していない全社費用△239百万円などが
含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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