4022 ラサ工 2020-11-06 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 6 日
各 位
上場会社名 ラサ工業株式会社
代 表 者 代表取締役社長 坂尾 耕作
(コード番号 4022)
問合せ先責任者 取締役経理部長 望月 哲夫
(TEL 03-3258-1835)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2020 年 5 月 15 日に公表した 2021 年 3 月期第 2 四半期累計期間及び通期の
業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1. 2021 年 3 月期 第 2 四半期(累計)連結業績予想数値の修正
(2020 年 4 月 1 日~2020 年 9 月 30 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想 (A) 15,200 900 850 600 75.70
今回修正予想 (B) 14,260 1,150 1,130 870 109.77
増 減 額 (B-A) △940 250 280 270
増減率 (%) △6.2 27.8 32.9 45.0
(ご参考)前期第2四半期実績
15,184 873 833 607 76.62
(2020 年3月期第2四半期)
2. 2021 年 3 月期 通期連結業績予想数値の修正
(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想 (A) 31,000 1,900 1,800 1,300 164.02
今回修正予想 (B) 29,400 2,100 2,100 1,500 189.26
増 減 額 (B-A) △1,600 200 300 200
増減率 (%) △5.2 10.5 16.7 15.4
(ご参考)前期連結実績
29,759 1,871 1,726 1,377 173.82
(2020 年 3 月期)
- 1 -
3. 修正の理由
(1)2021 年 3 月期第 2 四半期累計期間の業績予想
第 2 四半期累計期間の世界経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により景気の停滞
は深刻なものとなりました。
このような状況の中、化成品事業においては、一般工業用製品等に新型コロナウイルス感染拡大によ
る影響と思われる比較的大きな売上減少が見られましたが、半導体向け高純度燐酸の売上は順調に推移
したほか、販売費の減少を含むコスト低減効果もあり、期初予想に対し増益となる見込みであります。
機械事業においては、下水道関連の掘進機は海外向けが、新型コロナウイルス感染症の影響から工事の
延期が続き受注が低調となり、予想に対し売上が減少したこと、破砕関連機械がプラント工事の完工時
期の延期等があったことに加え、生産減少による工場の稼働率低下などの影響があり、販売費の減少は
あったものの期初予想に対して減収減益となる見込みであります。電子材料事業においては、電子部品
向けの高純度無機素材の売上が回復基調であったほか、レアメタル商品市況に底打ち感が出てきたこと
から、期初予想に対して増益となる見込みであります。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う一般
管理費の減少もあったことから、2021 年 3 月期第 2 四半期累計期間の業績予想を上記のように修正いた
します。
(2)2021 年 3 月期通期の業績予想
今後の経済見通しにつきましては、世界経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気
の落ち込みから着実な回復を見せていましたが、経済活動の活発化に伴う感染再拡大などから強い不透
明感が継続しており、依然として厳しい状況が続くと思われます。このため、当社の経営環境は第 2 四
半期累計期間と同様の状況が続くものと考えております。
このような状況の中、化成品事業においては、一般工業用製品等の売上は低迷するものの、半導体向
け高純度燐酸は高水準の販売が続くものと見込んでおります。機械事業においては、下水道関連の掘進
機の海外向け販売は低調なものになる見込みです。また破砕関連機械はプラント工事の完工時期の延期
等の影響から売上はやや減少する見通しです。電子材料事業においては、高純度無機素材の販売は堅調
に推移すると見込まれ、レアメタル商品市況も底堅く推移すると思われますが、放射性ヨウ素吸着剤に
ついては試験研究費の増額を見込んでおります。
これらの見通し及び第 2 四半期累計期間の進捗状況を踏まえ、2021 年 3 月期通期の業績予想を上記の
ように修正いたします。
(注)本予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後さま
ざまな要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。
以 上
- 2 -