4022 ラサ工 2020-08-13 14:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月13日
上場会社名 ラサ工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4022 URL http://www.rasa.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)坂尾 耕作
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理部長 (氏名)望月 哲夫 TEL 03-3278-3892
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 7,524 9.2 611 68.4 594 64.5 440 71.3
2020年3月期第1四半期 6,888 △3.8 363 △37.5 361 △40.4 257 △50.7
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 427百万円 (93.0%)
2020年3月期第1四半期 221百万円(△49.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 55.57 -
2020年3月期第1四半期 32.44 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 37,261 15,858 42.4
2020年3月期 37,563 15,748 41.8
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 15,803百万円 2020年3月期 15,695百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - - - 40.00 40.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) - - 40.00 40.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 15,200 0.1 900 3.1 850 1.9 600 △1.2 75.70
通期 31,000 4.2 1,900 1.5 1,800 4.3 1,300 △5.6 164.02
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 7,944,203株 2020年3月期 7,944,203株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 18,557株 2020年3月期 18,492株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 7,925,680株 2020年3月期1Q 7,925,961株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言に伴
う外出自粛の影響から個人消費の低迷や、企業収益の急激な落ち込みなどがあり、景気は大幅に悪化致しまし
た。海外においても感染症拡大が継続しており、また、米中貿易摩擦の影響も加わり、景気の先行きは非常に厳
しい状況が見込まれております。
このような環境のなかで、当社グループは中期経営計画の最終年度を迎え、引き続き「事業基盤の更なる安定
と強化」を目指すことを基本方針として、収益力の向上、持続的成長に向けた新規事業の育成、財務体質の更な
る強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高75億24百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益6億11百万
円(前年同期比68.4%増)、経常利益5億94百万円(前年同期比64.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利
益は4億40百万円(前年同期比71.3%増)となりました。
当社グループのセグメント別の概況は、次のとおりであります。
①化成品事業
燐酸などの燐系製品につきましては、電子工業向け高純度品は、半導体向けが好調に推移し増収となりまし
た。一般品及び二次塩類等は、関連業界の低迷により減収となりました。
凝集剤関連製品につきましては、水処理用は浄水場向けが低調に推移し、エッチング用途向けも低迷しまし
た。
コンデンサー向け原料は、顧客の在庫調整の影響により減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、56億31百万円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益は、5億20百
万円(前年同期比42.6%増)となりました。
②機械事業
破砕関連機械につきましては、本体販売が新型コロナウイルス感染症の影響による納期遅れなどで、減収と
なりましたが、プラントの販売は増収となりました。消耗部品販売は堅調に推移致しましたが、鋳鋼品は大幅
な減収となりました。
下水道関連の掘進機は、本体販売が海外向けで増収となり、レンタル物件も堅調に推移しました。
精密機械加工は、減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、11億55百万円(前年同期比34.6%増)、セグメント利益は、54百万円
(前年同期比0.5%減)となりました。
③電子材料事業
化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウム、酸化ホウ素は増収となり堅調に
推移しましたが、赤燐は減収となりました。また、高純度ホウ酸は大幅な増収となりました。なお、在庫評価
の益要因もあり大幅な増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、4億62百万円(前年同期比20.9%増)、セグメント利益は、92百万円
(前年同期比873.2%増)となりました。
④その他
石油精製用触媒の再生事業は、増収となりました。不動産の賃貸は、ほぼ前年並みに推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は、2億75百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は、1億85百
万円(前年同期比7.3%増)となりました。
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産につきましては、流動資産が前連結会計年度末に比べて1億34百
万円減少し、165億38百万円となりました。この主な増減理由としては、受取手形及び売掛金が2億5百万円
減少した一方、現金及び預金が78百万円増加したことなどによるものであります。固定資産は前連結会計年度
末に比べて1億67百万円減少したことにより、207億23百万円となりました。この主な増減理由としては、有
形固定資産の減少2億33百万円などによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末に比べて4億12百万円減少
し、214億2百万円となりました。この主な増減理由としては、流動負債その他(主に未払金)が8億58百万
円減少した一方、短期借入金及び長期借入金が合わせて3億54百万円増加したことなどによるものでありま
す。
当第1四半期連結会計期間末における純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を4億40
百万円計上した一方、配当金の支払により3億17百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べて1
億10百万円増加し158億58百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における資産合計は372億61百万円となり、自己資本比率は42.4%
となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2020年5月15日公表の予想数値から変更はありません。
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,737 4,815
受取手形及び売掛金 8,159 7,954
商品及び製品 1,771 1,860
仕掛品 809 664
原材料及び貯蔵品 928 989
その他 265 253
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 16,672 16,538
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,311 4,289
機械装置及び運搬具(純額) 4,736 4,527
工具、器具及び備品(純額) 582 567
土地 6,922 6,922
建設仮勘定 1,000 1,019
その他(純額) 97 91
有形固定資産合計 17,651 17,417
無形固定資産 37 35
投資その他の資産
投資有価証券 1,498 1,557
その他 1,714 1,722
貸倒引当金 △9 △9
投資その他の資産合計 3,202 3,270
固定資産合計 20,890 20,723
資産合計 37,563 37,261
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,803 3,745
短期借入金 5,333 6,322
未払法人税等 204 240
賞与引当金 335 496
その他 2,387 1,529
流動負債合計 12,064 12,333
固定負債
長期借入金 6,257 5,623
退職給付に係る負債 3,111 3,064
環境対策引当金 19 20
その他 363 361
固定負債合計 9,751 9,069
負債合計 21,815 21,402
純資産の部
株主資本
資本金 8,443 8,443
利益剰余金 7,659 7,782
自己株式 △42 △42
株主資本合計 16,059 16,182
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △0 44
為替換算調整勘定 33 △34
退職給付に係る調整累計額 △397 △390
その他の包括利益累計額合計 △364 △379
非支配株主持分 53 55
純資産合計 15,748 15,858
負債純資産合計 37,563 37,261
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 6,888 7,524
売上原価 5,436 5,853
売上総利益 1,451 1,671
販売費及び一般管理費 1,088 1,059
営業利益 363 611
営業外収益
受取配当金 16 17
受取地代家賃 8 9
持分法による投資利益 59 38
その他 9 9
営業外収益合計 94 74
営業外費用
支払利息 50 45
休止鉱山鉱害対策費用 18 22
その他 27 23
営業外費用合計 96 91
経常利益 361 594
税金等調整前四半期純利益 361 594
法人税、住民税及び事業税 87 178
法人税等調整額 15 △27
法人税等合計 103 150
四半期純利益 257 443
非支配株主に帰属する四半期純利益 0 3
親会社株主に帰属する四半期純利益 257 440
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 257 443
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △29 45
繰延ヘッジ損益 △3 -
為替換算調整勘定 △4 △24
退職給付に係る調整額 11 7
持分法適用会社に対する持分相当額 △9 △44
その他の包括利益合計 △36 △15
四半期包括利益 221 427
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 220 425
非支配株主に係る四半期包括利益 0 2
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用)
当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設され
たグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目
については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務
対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額に
ついて、改正前の税法の規定に基づいております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
化成品 電子材料 (注)1 (注)2
機械事業 計 計上額
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 5,386 858 382 6,627 261 6,888 - 6,888
セグメント間の内部売上高
3 - - 3 8 11 △11 -
又は振替高
計 5,389 858 382 6,630 269 6,900 △11 6,888
セグメント利益 365 54 9 429 172 602 △239 363
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油精製用触媒再生及び不動産
の賃貸等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△239百万円には、各報告セグメントに配賦していない全社費用△239百万円などが
含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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ラサ工業㈱ (4022) 2021年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
化成品 電子材料 (注)1 (注)2
機械事業 計 計上額
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 5,631 1,155 462 7,249 275 7,524 - 7,524
セグメント間の内部売上高
1 - - 1 8 10 △10 -
又は振替高
計 5,632 1,155 462 7,251 283 7,534 △10 7,524
セグメント利益 520 54 92 667 185 853 △241 611
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油精製用触媒再生及び不動産
の賃貸等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△241百万円には、各報告セグメントに配賦していない全社費用△241百万円などが
含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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