4019 M-スタメン 2021-08-13 15:30:00
2021年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

Financial Highlights - 2021 Fiscal Year
株式会社スタメン 証券コード  (4019)
2021年12月期 第2四半期 決算説明資料
Aug. 2021
             目次
01 2021年12月期 第2四半 期実績

02 従業員エンゲージメント事業(TUNAG)

03 コミュニティエンゲージメント事業(FANTS)

04 2021年12月期 業績見通しと成長戦略

05 補足資料
            01

2 0 2 1 年 1 2 月 期 第 2 四半期実績
 01       事業ハイライト                     - 2021年12月期 第2四半期実績




  TUNAGの
 利用企業数                  376           社
                                                  TUNAGの
                                                  平均MRR     161   千円
                                                                             TUNAGの
                                                                        売上高ストック比率        87.3     %




  FANTSの
運用サロン数                  43       サロン
                                                  FANTSの
                                                  平均MRR     105   千円
                                                                             FANTSの
                                                                        売上高ストック比率        43.1     %




       TUNAGで初の学校法人への導入が決定                         HACCPに沿った衛生管理に対応開始    FANTSの月次売上高が1,000万円を突破

 ※:TUNAG / FANTS の上記主要KPIは、四半期末時点のものを記載しております。                                                        4
                                                                                                      
01     業績ハイライト                  - 2021年12月期 第2四半期実績



前四半期に続き、第2四半期の業績も売上高、営業利益ともに計画を上回る進捗で推移。

売上高は前年同期比+49.5%の増収。売上総利益も着実に伸び、前年同期比+45.6%の増益。

                          2020/12期 2Q                2021/12期 1Q              2021/12期 2Q
                                                                                                          前年同期比           前四半期比
                          (前年同期)                     (前四半期)                   (当四半期)
(千円)


売上高                        147,035                     196,201                 219,832                      +49.5%         +12.0%


売上総利益                      118,671                     157,071                 172,840                      +45.6%         +10.0%


 利益率                         80.7%                      80.1%                    78.6%                      -2.1pt         -1.5pt

                                      ※1                                                   ※1                        ※1
営業利益                        17,982                        717                    4,956                      -72.4%        +591.0%


 利益率                         12.2%                       0.4%                     2.3%                      -9.9pt         +1.9pt


経常利益                        17,928                        364                    4,836                      -73.0%        +1226.0%


当期純利益                       15,505                     -1,067                    2,565                      -83.5%           -
※1:FY2020 2Qについては、コロナ禍第1波による緊急事態宣言発令の影響で、新規の広告プロモーションや旅費交通費の大幅な圧縮や新規採用の休止措置を行なっていたため、販管費の大幅低減によって営業利益を従来より大きく確保しておりました。              5
                                                                                                                                     
   FY2020 3Q以降については、従来通りの成長投資を再開したため、前年同期比の変動幅は圧縮される見込みです。
 01           売上高と営業損益の推移                                                 - 2021年12月期 第2四半期実績



  第2四半期も売上高は安定的な成長を継続。
  営業損益は成長投資を続けながらも前四半期からの黒字を継続し、上期は黒字で着地。

 売上高
(単位:千円)
                                 四半期別売上高の推移                                                                   営業損益
                                                                                                              (単位:千円)
                                                                                                                                                   四半期別営業損益の推移
 250,000                                                                                                        30,000



                                                                                                    219,832
                                                                                                                20,000                                                                       17,982
 200,000                                                                                     196,201
                                                                                                                                                                                                              9,986
                                                                                                                10,000
                                                                                     176,684                                                                             5,431                                              4,956
                                                                              158,163                                                                                                                                 717
                                                                                                                    0
 150,000                                                                147,035
                                                                  138,835                                                                                                        -1,094
                                                                                                                                                                                       -3,642        -2,923
                                                           123,033                                             -10,000
                                                     111,600
 100,000                                     96,054
                                                                                                               -20,000                                          -17,676
                                                                                                                         -21,657
                                                                                                                                                        -23,086
                                      65,762
                                                                                                               -30,000
  50,000
                             42,265                                                                                             -32,497
                       35,681
                                                                                                               -40,000
                 23,280
           11,791                                                                                                                        -41,910

                                                                                                               -50,000                           -47,671
             1Q    2Q       3Q   4Q     1Q     2Q      3Q    4Q      1Q    2Q   3Q      4Q     1Q      2Q                  1Q      2Q       3Q     4Q      1Q     2Q       3Q      4Q   1Q      2Q     3Q      4Q     1Q     2Q

                        FY2018                      FY2019                  FY2020              FY2021                                  FY2018                         FY2019                    FY2020                FY2021
                                                                                                                                                                                                                                    6
                                                                                                                                                                                                                                    
01   BSの状況    - 2021年12月期 第2四半期実績



借入金の返済を行なったことで自己資本比率が改善。

流動比率も300%以上の高い水準を継続しており、引き続き、高い安全性を維持。

                              2020/12 期末   2021/12 2Q末   増減額
     (百万円)

      流動資産                      1,334        1,251        -83

      固定資産                          68         81         12

     資産合計                       1,403        1,332        -71

      流動負債                       358          412         54

      固定負債                       160           33        -126

     負債合計                        518          445         -72

      株主資本                       885          886          1

     純資産合計                       885          886          1

     負債純資産合計                    1,403        1,332        -71

     自己資本比率                     63.1%        66.6%       +3.5pt
                                                                  7
                                                                  
         02

従 業 員 エ ン ゲー ジメント事業
     ( T U N A G)
02   TUNAGのサービス概要          - TUNAG事業



「TUNAG」は、SaaSモデルの "社内制度運用クラウド" と "組織コンサルティング" をワンストッ
プサービスとして提供し、顧客の組織課題に貢献するエンゲージメント経営プラットフォーム。




          打ち手の企画と
                       施策の自走化と

          設 計 を 支 援 する                   改善を支援する
       「 組 織 コン サルティン グ」               「社内制度運用クラウド」




                                                       9
                                                       
 02   TUNAGのビジネスフロー       - TUNAG事業



 利用企業から月額利用料金と初期導入料金をいただく法人向けSaaSサービスであるため、

 ストック収益により、安定した収益基盤を限界利益率の高い形で構築することができる。


            【顧客紹介】



パートナー企業




                            TUNAG
                             TUNAG

                           (管理画面)                          (ユーザー向けアプリ)

【紹介料の支払い】             【プラットフォームの提供】                        【アプリケーションの運用】
             当社       ・社内制度運用クラウド(TUNAG管理画面)       利用企業
   ・社内制度の利用を促進         利用企業の

                      ・組織コンサルティング(カスタマーサクセス)     (運用担当者)   ・全社のコミュニケーションを活性化    従業員




                     【サービス利用料金の支払い】
                     ・アカウント数に応じた月額利用料金(ストック収益)
                     ・初期導入料金(フロー収益)


                                                                                        1
                                                                                        0
02         TUNAGの主要な機能一覧                                 - TUNAG事業




            クローズドS NS                                       社内制度一覧                                              組織サーベイ                                                  社内ポイント
      社内の情報がリアルタイムに蓄積されていく                          会 社 で 運 用 してい る 社 内 制 度 や 福 利 厚 生 を                組 織 の エ ンゲージメントスコア を 即 時 調 査 、                   制 度 に 合 わせ て 自 在 に 設 定 し 、 柔 軟 な イン セン ティブ 設 計
       カスタマイズ性 の 高 い クローズド S N S                    一 括 で 管 理 ・ 運 用 で き る プラ ットフォ ーム                  デ ータ で 組 織 状 態 を 見 える 化 する 組 織 診 断 機 能                 や ゲーミ フィケーション が 可 能 な リワード 機 能

• 社 内制度の活用内容がタイムラインに流れ込み、制度の                 • 社内制度をカテゴリー毎に整理したり、要件や項目を自                        • 部 署 や 役 職 毎 な ど、 組 織 に 合 わ せ て セグメ ン ト し た 分 析 が      • 利 用 時 に ポイ ン ト を 自 由 に 付 与 し た り 消 費 し た り と 、 柔
 自 走化を促す                                      在 に カ ス タ マイ ズ で き る T U NAGの メイ ン 機 能             可能                                                      軟 な カ ス タ マイ ズ が 可 能

• オ リジナルスタンプや必読投稿、メンションコメントな                 • 申請や報告といった形でワークフローを設定したり、利                        • 経 年 比 較 や 属 性 比 較 な ど、 様 々 な 角 度 か ら 組 織 の 状 態 変      • ポイントの名称も自由に命名可能で、ポイントを社員同
 ど コミュニケーションを活性化させる豊富な機能群                     用条件や公開条件を設定したり、利用履歴を蓄積したり                          化を可視化                                                   士が相互に送り合うことも可能
                                              と細かな設定が可能                                         • 診 断 結 果 に 合 わ せ て、 TU N A G 上 で 改 善 施 策 を 設 計 ・ 運 用
• 社 内ポータルとしても活用できる柔軟なカスタマイズ性が
 特徴                                                                                              することが可能

                                                                                                • 独 自 の カ ス タ マイ ズ 設 問 を 追 加 す る こ と も 可 能




               組織一覧                                       ビジネスチャット                                               ワークフロー                                                  データ分析
     社内の組織ツリーを一覧で見える化でき、                          情 報 セキュリ ティ や 組 織 ガバナンス に 配 慮 した                 申 請 ・ 承 認 などの 社 内 業 務 手 続 きを、 部 署 や 役 職 に            社 内 の 活 性 化 状 況 や 組 織 運 営 における アクション デ ータ を
   社員のプロフィール情報も一括管理できる人材DB                        運 用 が 可 能 な チ ャ ットコミ ュニケーション 機 能                    合 わせ て ス ムーズ に 電 子 化 する 社 内 決 裁 機 能                     ワ ン タッ チ で 確 認 で き る ダッ シュボード 機 能

• 組 織毎に担当上長や、組 織の説明、構成メンバーなどを                • 人 材 D B と 連 携 して チ ャ ッ トル ーム 管 理 が 可 能           • 社内制度毎に自由で柔軟な電子決裁の導入が可能                                • ロ グイ ン 率 や 制 度 利 用 率 、 コ メ ン ト 率 と い っ た 各 種 指 標
 一 覧で管理でき、会社の全体像を見える化                                                                                                                                    が一目で確認可能
                                             • 個 別 チ ャ ッ ト や グル ープ 作 成 な どの 可 否 が 権 限 設 定 可 能   • 決裁履歴は、検索機能でいつでも簡単に遡り、確認する
• プロ フィール項目は自在に カ ス タ マイ ズ で き 、 制 度 の 投 稿   • オ リ ジ ナルス タ ン プ に も 対 応                           ことができる                                                 • 日 次 、 週 次 、 月 次 な ど 期 間 や、 部 署 、 役 職 で セグメ ン ト し
 内 容と連動して自動更新 をかけることも可能で、動的な                                                                                                                             た分析も簡単
                                             • チ ャ ッ トル ーム 毎 に フ ァ イル 管 理 機 能 も 搭 載             • 決 裁 者 不 在 時 の スキ ップ 処 理 や、 部 署 単 位 の 決 裁 フ ロ ーな
 人 材D Bの構築が可能                                                                                    ども簡単に設定                                                • エ ン ゲー ジメ ン ト 向 上 に お いて 重 要 な 企 業 毎 の ヘ ルス ス コ
                                                                                                                                                         アも算出
                                                                                                • ス マー トフォン に は 決 裁 依 頼 の 通 知 が 飛 ぶ の で、 や り 取 り
                                                                                                 も ス ムーズ                                                • 反 響 の 大 き い 投 稿 や ユー ザー も ラン キ ン グ 形 式 で 把 握 が
                                                                                                                                                         できる                                                 1
                                                                                                                                                                                                             1
    02   TUNAGの競合環境         - TUNAG事業



    市場創生期のマーケットでユニークなポジションを取っているため、直接競合する他プロダクト
    が非常に少なく、かつ、システム連携により既存ツールとバッティングせずに導入ができる。
                      組織開発領域




         • 組織サーベイ                                       HRテクノロジーサービスにおいて、
         • 人材配置                                           TUNAGが有する競争優位性
                     包括可能    組織開発領域における
         • ピアボーナス            複合型ワンストップサービスは、


単
         • Eラーニング など         プレイヤーが少なく、
                             ユニークなポジションを取っている。   複
                                                 合
                                                     ‣ 組織に属する全スタッフが活用
機
能
(
                                                 機
                                                 能   ‣ ユーザーが日常的にサービスにログイン
バ
ー
                                                 (
                                                 ホ
                                                 リ
                                                     ‣ 1日のうちに何度もサービスを利用
テ
ィ
カ                 システム連携          システム連携
                                                 ゾ
                                                 ン   ‣ 1つのサービスで様々な使い方ができる
ル
)
                                                 タ
                                                 ル
                                                 )
                                                     ‣ 活用状況を直感的に分析し、PDCA改善
          • 労務管理
          • 勤怠管理
                                                     ‣ 業種業態や規模を問わず、導入検討が可能
                               • 大企業で利用されるERP
          • 目標管理               • グループウェア など          ‣ 導入時に開発リソースが一切不要
          • 採用管理 など                                  ‣ 他領域のSaaSサービスとの柔軟なシステム連携

                      人事管理領域                                                     1
                                                                                 2
02    TUNAGの顧客基盤                 - TUNAG事業



従業員数一万名超のグローバル企業から、十数人の企業や団体まで、規模や業種、業態を問わず
様々な企業で契約が広がっており、全方位で成長が継続中。

                  従業員規模別の顧客基盤                                           利用企業の業種別分類

 従業員数 1,000人以上 の顧客群   従業員数 100∼999人 の顧客群   従業員数 99人以下 の顧客群

                                                                その他
                                                                                     サービス
                                                                不動産
                                                             通信・マスコミ



                                                                 飲食




                                                                                     小売
                                                              商社・物流




                                                                   IT
                                                                                     製造・建設
                                                                                             1
                                                                                             3
02         利用企業数と平均MRRの推移                          - TUNAG事業



足元で新型コロナウイルスの収束が見通せない中でも、利用企業数はこれまで通り順調に増加。

平均MRRについては、前四半期に続き、据え置きで推移。

 利用企業数
 (単位:社)
                                                    利用企業数と平均MRRの推移                                                                   平均MRR
                                                                                                                                     (単位:千円)



     400                                                                                                                               200 





                                                                                                    157   160   160        161
                                                                          151   152   155
     300                                                                                                                               150 

                                                                 139
                                                      134
                                             126
                  111            109   111
            103
     200                                                                                                                               100 

                                                                                                                               376
                                                                                                                349
                                                                                                    310   323
                                                                                279   293
                                                                          249
                                                                 226
     100                                              198                                                                              50
                                             155
                                       123
                                 93
                  61
            31
            1Q    2Q             3Q    4Q    1Q       2Q             3Q   4Q    1Q    2Q            3Q    4Q    1Q             2Q

                        FY2018                              FY2019                         FY2020                     FY2021                   1
                                                                                                                                               4
02         四半期売上高と収益比率の推移                                - TUNAG事業



ストック収益についてもこれまでと同様、順調に増加。売上高ストック比率も高水準を維持。

BtoB SaaSモデルの強みを活かし、安定的かつ成長性の高い状態を継続。
                                                                                                                                        ※1
                                                                                                                          ストック収益
                                                                                                                                   ※2
                                                                                                                          フロー収益
四半期売上高
(単位:千円)
                                                         四半期売上高と収益比率の推移                                                   売上高ストック比率

 200,000

                                         89.3%                                        89.0%   89.2%      90.5%    90.4%   90.0%         89.8%
                                                                              87.1%
                     83.9%                       83.6%
           78.7%                                                    80.3%
                                74.5%                     75.9%
 150,000




 100,000




  50,000




            1Q        2Q            3Q    4Q      1Q       2Q            3Q    4Q      1Q      2Q            3Q    4Q      1Q                2Q

※1:TUNAGのシステム利用料(月額課金)
                           FY2018                               FY2019                              FY2020                      FY2021            1
                                                                                                                                                  5
※2:TUNAG初回契約時の初期費用、有料セミナーなど
02   直近の事業トピック       - TUNAG事業




今期の主要施策と位置付けている「販売パートナーの開拓」や「株式会社以外への事業展開」
において、一定の成果があらわれ始めているため、下期についても同様の戦略を継続。




     初の学校法人への導入が決定               HACCPに沿った衛生管理に対応開始        販売パートナーの開拓が順調に進行中

 本年5月にTUNAGでは初となる教育機関向けとし    食品衛生法の改正により、本年6月1日から、原則と     販売パートナーの開拓が足元で順調に進行してお
 て、中京大学(学校法人 梅村学園)での導入が決     してすべての食品等事業者の方々にHACCPに沿った   り、すでに開示済みのR4社やウィル・シード社と
 定しました。デジタル・ネイティブ世代の学生に対     衛生管理が義務付けられました。             いった採用支援、人材開発に強みを持つ企業との支
 し、TUNAGを活用した「バーチャル・キャンパス」                                援体制の構築を始め、金融機関や導入企業からの紹
                             それに伴い、TUNAGではHACCPに沿った衛生管理
 の構築に取り組んでおります。                                           介案件などの動きが活性化しております。
                             の運用をTUNAG上で可能とする制度リリースを行い
 本導入を皮切りに、今後は教育機関向けの営業活動     ました。すでにカフェ・カンパニー株式会社を始め      下期以降に業績寄与を高めていけるよう、引き続
 の強化を計画しています。                とした導入企業での活用が始まっています。         き、注力していきます。               1
                                                                                    6
           03

コ ミ ュ ニティエ ン ゲージメント事業
       ( FA N T S)
03   FANT S のサービス概要   - FANTS事業



「FANTS」は、企業向けの従業員エンゲージメントを【BtoBtoC】向けに拡張した、

コミュニティのエンゲージメント向上を支援するSaaS型オンラインサロンプラットフォーム。


                 オンラインでも、               コミュニティ運営に必要な機能を、
                 エンゲージメントの高い
                 コミュニティを創る。          ワンストップで提供するプラットフォームサービス

                                        TUNAGが保有する組織運営・組織活性化に有用な多数の機能を
                                    オンラインサロン向けに拡張・再構築し、決済システムまでカバーした新事業。


                                  ユーザー           会員募集サイト                   FANTSアプリ


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                                                                                      1
                                                                                      8
 03   FANT S のビジネスフロー      - FANTS事業



 サロン主がサロン会員から上げた運営収益から、レベニューシェアでサービス利用料金をいただ
 くBtoBtoC型のSaaSサービスとなっており、運用サロン数と会員総数が当社収益と連動する。


          【サロン主の紹介】



パートナー企業




                             FANTS
                                 FANTS

                            (管理画面)                              (ユーザー向けアプリ)

【紹介料の支払い】              【プラットフォームの提供】                            【オンラインサロンの運営】
             当社        ・オンラインサロン運用クラウド(FANTS管理画面)     サロン主
     ・様々な形式に対応したコンテンツの配信    サロン会員
                       ・サロン運営支援(カスタマーサクセス)          (法人 / 個人)   ・会員同士のコミュニケーションの活性化




                      【サービス利用料金の支払い】                            【サロンの月額会費の支払い】
                      ・サロン会員数に応じた月額利用料金(ストック収益)                 ・FANTSの決済システムによる自動徴収
                      ・初期導入料金(フロー収益)


                                                                                               1
                                                                                               9
03        FANT S の市場開拓余地                           - FANTS事業



 FANTSが対象とするサブスクサービスや、ソーシャルメディアマーケティングの市場は、いずれ
 も高い成長性を示しており、1兆円規模に迫っていることから、事業の伸び代は非常に大きい。

(単位:億円)
           サブスクリプションサービス国内市場規模予測                                                    (単位:億円)
                                                                                                国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模予測
 10,000                                                                                10,000


                                                                                                                                         8,947
                                                                          8,623
                                                             8,197
  8,000                                         7,778                                   8,000                                    7,833
                                   7,184
                                                                                                                         6,714
                      6,485
  6,000                                                                                 6,000
          5,627                                                                                                  5,519
                                                                                                         5,173

                                                                                                4,186
  4,000                                                                                 4,000




  2,000                                                                                 2,000




          2018年度     2019年度       2020年度       2021年度       2022年度       2023年度                 2018年度   2019年   2020年   2021年   2022年   2023年

出所:三菱UFJリサー チ & コ ン サル ティ ン グ 「 サ ブス ク リ プシ ョ ン ・ サ ー ビ ス の 動 向 整 理 ( 2 0 1 9 ) 」     出所:サイバーバズ「国内ソーシャルメディアマーケティング市場動向調査(2020)」                  2
                                                                                                                                                 0
03    FANT S で運用中のオンラインサロンのご紹介(一部抜粋)                                - FANTS事業



プロスポーツチーム、アイドルユニット、タレントや著名人、レジャー施設、YouTuber、

協同組合、スクールや習い事など、幅広いカテゴリーでオンラインサロン展開が拡大中。




       レバンガ北海道『One Hoop』      ちゃごるTV『公式ゴルフコミュニティ』          田村 淳『大人の小学校』             南知多ビーチランド『支援プロジェクト』




       滋賀レイクスターズ『LAKES+』      小波津式『小波津スポーツメディカルラボ』   田中大輔&吉見一起『バッテリー教室 大吉塾』          JAしまね『こども倶楽部アプリ』




     NGUラブリッジ名古屋『LOVELEDGE』     Nextep『オンライン英会話教室』   SCRAMBLE GUM『オフィシャルファンクラブ』   鳥羽なかまち『鳥羽なかまちサポーターズアプリ』   2
                                                                                                            1
03        月別運用サロン数と平均MRRの推移                      - FANTS事業



前四半期に引き続き、毎月順調に運用サロン数の積み上げが進行中。平均MRRについては、
ビジネスモデルの特性上、今後も一定の範囲でボラタイルな増減が継続する見込み。

運用サロン数
 (単位:サロン)
                                          月別運用サロン数と平均MRRの推移                                             平均MRR
                                                                                                        (単位:千円)



     50                                                                                                   150
                                                                       137            135

                                                                                            120
     40                                                                                                   120
                                                                                                  105
                                           94
     30     83                                                                                            90
                                    80
                                                             76
                      70                                          72
                 65                                 64
                                                                                                  43
     20                                                                                                   60
                                                                                            37
                                                                                      34
                                                                       29
                                                                  26
     10                                                                                                   30
                                                             18
                                                    15
                                     9      9
                 4    5
            2
            7月   8月   9月            10月    11月     12月       1月   2月   3月             4月    5月    6月

                           FY2020                                            FY2021                               2
                                                                                                                  2
03           月次売上高と収益比率の推移                      - FANTS事業



事業開始から1年に満たないこともあり、現在もPMFを探る段階が継続中。
一方で、6月に月次売上高1,000万円を突破。成長投資を継続し、一層の垂直立上げを目指す。

月次売上高
(単位:千円)                          ※1
                                                  月次売上高と収益比率の推移
                  ストック収益
  12,000          フロー収益
                            ※2




                  売上高ストック比率


  10,000


                                                             69.2%   67.9%
     8,000                                           64.4%

                 52.3%
     6,000
                                                                             43.1%
                                        38.4%
     4,000



     2,000




               2021年1月                   2月           3月      4月      5月      6月

※1:FANTSのシステム利用料(月額課金)                                                               2
                                                                                     3
※2:FANTS初回契約時の初期費用、サロンプロモーションサイト制作費など
03   直近の事業トピック   - FANTS事業



短期的な目標として、まずはFANTS事業でARR1億円の突破を目指す。それと並行して、
来期以降の急拡大を実現するため、以下3つの達成に向けたアクションを優先する。




           管理画面を中心としたプロダクトの機能強化により、

      “量” サービス利用の申込受付∼サロン開設までの業務フローを効率化し、
       の強化
           年内に運用数で100サロン突破を実現する。

      “質” 年内にブランド力のある大型サロンを10サロン以上生み出し、

       の強化 サービスの知名度向上と運営ノウハウの更なる充実を図る。

      “幅” マーケットニーズにそったプライシングや、今はないサービスの

       の強化 新たな利活用のバリエーションを広げ、事業のTAMを拡張させていく。

                                               2
                                               4
              04

2 0 2 1 年 1 2 月 期 業 績 見 通しと成長戦略
04       SaaSモデルにおける四半期毎の売上構成比        - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略



TUNAG事業、FANTS事業ともに、SaaSモデルのストック型ビジネスであるため、
第3 / 第4 四半期の寄与度が大きくなる。

売上構成比
(単位:%)
          FY2021の四半期毎売上構成比イメージ                     四半期毎の売上構成比実績
 100%

                                                  1Q     2Q    3Q    4Q



 75%
                                         FY2018   10%   21%    32%   37%


 50%

                                         FY2019   17%   24%    28%   31%

 25%



                                         FY2020   22%   24%    25%   28%

          1Q     2Q     3Q       4Q

                                                                           2
                                                                           6
04     2021年12月期 通期業績見通し                             - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略



上期については売上、利益ともに見通しを上回る進捗となり、売上高は105.5%で着地。
下期では、通期での業績見通しを確実なものとしつつ、売上高の更なる上振れを目指す。

                          FY2020                        FY2021(業績見通し)                                      FY2021(実績)

(百万円)
             上期実績        下期実績         通期実績         上期予想        下期予想         通期予想            上期実績               上期進捗率         通期進捗率



売上高            285         334         620          394          474         869             416             105.5%          47.9%

営業利益            14           7           21         -30           53          23                5            黒字着地            24.0%

経常利益            14          -6            7         -30           53          22                5            黒字着地            23.1%

                                                          ※1           ※1          ※1               ※1

当期純利益           11          -7            4         -35           48          13                1            黒字着地            11.0%
※1:当期純利益の算定にあたって、法人税等は税引前当期(四半期)純利益に対する税効果会計適用後の見積実効税率を乗じて見積計上をしております。
                                                              2
                                                                                                                                     7
   法人税等には税効果会計の影響を加味して算定しておりますが、実績の業績 動向に基づく繰延税金資産の回収可能性の見直しによって、実際に計上される金額と予想数値と異なる場合があります。これにより、当期純利益の実績金額が変動する可能性があります。
04   今後の成長戦略     - 2 021年12月期 業績見通しと成長戦略



2つのエンゲージメント事業で、企業向け、コミュニティ向けの異なる市場を開拓することで、
安定的で強固な収益基盤を構築し、同時に、海外展開や第3の事業創出への再投資を行っていく。

         東南アジア諸国を 中 心 とした 海 外 展 開          蓄
                                           積
                                           さ
                                           れ
                                                   T U N A G / FA N T Sに 蓄 積 され た
                                           た
      日系企業の在外子会社    +    現 地 の ローカル 企 業    豊
                                           富
                                                   ビッ グデ ータ を 活 用 した 新 規 事 業
                                           な
                                           デ
                                           ー
                                           タ
                                           と
                                           エ
          成長余地の多い国内 市 場 における 、 
           ン      国 内 オ ン ラ イン サロン 市 場 における 、 

                                           ゲ
             顧客基盤のさら なる 拡 大                ー    認 知 度 向 上 と 運 用 サロン の 成 功 実 績 の 蓄 積
                                           ジ
                                           メ
                                           ン
                                           ト
                                           を
                                           高
                                           め
       契約企業数
               受注単価
          る
                                           組   運用サロン数                      会員総数

                                           織
        の拡大                  の向上           運    の拡大                         の拡大
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                                           ウ




          企業向けのエンゲージメント 市 場                     コミ ュニティ 向 けの エ ンゲージメント 市 場



                                                                                      2
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04   TUNAG事業の展望と主要施策   - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略



前四半期に示した下記の主要施策を下期についても引き続き推進。
リード増大、チャネル拡大、ターゲット拡張の3点を基点として、一層の高成長を目指す。

                    • 上期は四半期黒字が続いたことで、営業損益が計画を上回る数字で

        積極的な広告投資
   着地したが、下期には、さらなる事業成長に向けた広告投資、体制強化を優先。
         (リード増大)    • それに伴い、通期の営業利益は、売上高が上振れた場合も、

                    当初計画に沿った水準での着地を見込む。


                    • 代理店開拓の専門チームが順調に稼働しており、パートナーからの

      販売パートナーの開拓
   経由受注は増加傾向。
        (チャネル拡大)    • 今後も販売パートナーの開拓に注力し、規模の大小を問わず、

                    パートナーシップの面を広げていく。



                    • 期初より想定していた株式会社以外のターゲットである学校法人や

      株式会社以外への展開

                    労働組合からの受注実績が形となってきたため、この流れを単発で終わらせず、

       (ターゲット拡張)
                    営業チャネルの厚みを確かなものにしていく。

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04    FANT S 事業の展望と主要施策   - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略



期初想定を上回る推移で事業成長を続けているが、現時点でも事業としてはPMFを探っている

模索段階と認識。販売スキームや活用実績の可能性追求を多方面で継続する。


                     • サロンの新規開拓やプロダクトの機能開発を加速化すべく、

         積極的な人材採用
                     ビジネス職 / 開発職 の両面で人材採用の強化を継続。




                     • 芸能事務所や各種業界団体とのリレーションを強化し、

     事業パートナーシップの模索
                     パートナーシップや事業提携など様々な連携可能性を模索していく。




                     • 引き続き、幅広いジャンルやカテゴリーでのサロン開設を継続し、

       活用事例の蓄積と拡張    コミュニティエンゲージメント事業の活用事例を拡張しながら、

                     ノウハウや成功事例を蓄積していく。

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04    当社のCSRとSDGsへの取り組み        - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略




上場企業として、CSRやSDGsに対して具体的な取組みを推進すべく、社内方針を定めた上で、

社内委員会を組成。社会の持続的な発展に貢献できるよう活動を行っていく。




     従業員へのCSR活動参加への積極推奨       プレ・ステーションAi へのメンター参画      とっておきの音楽祭in名古屋 への運営支援

 社内で定めたCSRへの基本方針に則って、社内の     愛知県が国際的なイノベーション創出拠点の形成を    当年7月31日、8月1日の2日間に渡って実施された社
 CSR委員会を中心に、従業員へのCSR活動の参加推   目的として推進するスタートアップ支援施策「ス     会貢献コンサート「とっておきの音楽祭in名古屋」
 進を行なっております。                 テーションAiプロジェクト」において、プレ期の    において、当社では活動のコミュニケーションプ
                             参画スタートアップへのメンターとして参画。      ラットフォームとしてTUNAGを提供しました。
 特に、管理職に対しては、模範例を示していくため
 に、年度内に一度以上の関連活動への参加を必須と     スタメンのこれまでの事業創出、事業育成における    今後も引き続き、当社の運営するサービスや強み、
 しており、上場企業としての社会的責任に対して真     ノウハウ共有を地元愛知への還元として積極的に行    リソースを活かしながら、社会の持続的な発展に貢
 摯に取り組んでおります。                なっております。                   献できるよう取り組んでまいります。            3
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補足資料
05   会社概要   - 補足資料




     社名     株式会社スタメン

     設立     2016年1月29日

     所在地    名古屋本社:愛知県名古屋市中村区井深町1-1

     拠点     鎌倉支社 / 大阪支社

     代表者    加藤 厚史

     従業員数   68名(2021年6月末時点の正社員数)

     資本金    6億730万円

     事業内容   エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の企画・開発・運営

            オンラインサロンプラットフォーム「FANTS」の企画・開発・運営


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05   従業員エンゲージメントとは   - 補足資料



「会社と従業員」および「従業員同士」の相互信頼関係のこと。欧米では広く浸透した概念で
あり、数年前から日本国内でも認知が進み、経営の重要指標として注目が高まっている。




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05   従業員満足度との違い   - 補足資料



「ウイリス・タワーズワトソン」「ギャラップ」などの世界的コンサル会社の調査・研究により、
「企業の業績向上」との相関関係の有無が明らかにされている。




       企業の業績向上に大きな影響を与える              企業の業績とは相関関係がない


           従業員エンゲージメントについて、調査や研究、実証実験を進める世界的なコンサルティング企業




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2018年12月期四半期会計期間及び2019年12月期四半期会計期間の財務数値については監査法人による監査を受けておりません。

2021年12月期を「FY2021」と記載し、他も同様に20XX年12月期を「FY20XX」と記載しております。

四半期会計期間については「1Q∼4Q」と記載しております。




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