4019 M-スタメン 2021-05-14 15:30:00
2021年12月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
Financial Highlights - 2021 Fiscal Year
株式会社スタメン 証券コード (401 9)
2021年12月期 第1四半期 決算説明資料
May. 2021
目次
01 2021年12月期 第1四半期実績
02 従業員エンゲージメント事業(TUNAG)
03 コミュニティエン ゲージメント事業(FANTS)
04 2021年12月期 業績見通しと直近のトピック
05 補足資料
01
2 0 21 年 1 2 月期 第 1四 半期実 績
01 事業ハイライト - 2021年12月期 第1四半期実績
TUNAG 、FANTS ともに順調に利用企業数、運用サロン数を伸ばしており、計画以上の進捗で推移。
なお、4月発表のデロイトGのアジア太平洋地域ランキングでは、日本企業4年ぶりのトップ10入り。
TUNAGの
利用企業数 349 社
FANTSの
運用サロン数 29 サロン
TUNAGの
平均MRR 160 千円
FANTSの
平均MRR 137 千円
89.3 64.4
TUNAGの FANTSの
ストック高 ストック高
% %
売上比率 売上比率
デロイト アジア太平洋地域 テクノロジーFast500 第6位受賞
※:TUNAG / FANTS の上記主要KPIは、四半期末時点のものを記載しております。 4
01 業績ハイライト - 2021年12月期 第1四半期実績
第1四半期の業績は売上高、営業利益ともに計画を上回る進捗で推移。
売上高は前年同期比+41.3%の増収。売上総利益も着実に伸び、前年同期比+37.1%の増益。
2020/12期 1Q 2020/12期 4Q 2021/12期 1Q
前年同期比 前四半期比
(前年同期) (前四半期) (当四半期)
(千円)
売上高 138,835 176, 684 196, 201 +41. 3% +11. 0%
売上総利益 114,562 142, 362 157, 071 +37. 1% +10. 3%
利益率 82.5% 80.6 % 80.1% -2. 4pt -0. 5pt
営業利益 -3,642 9,98 6 717 - -92 .8%
利益率 -2.6% 5.7% 0.4% - -5. 3pt
経常利益 -3,711 -1,3 92 364 - -
当期純利益 -4,017 -2,2 62 -1,067 - -
5
01 売上高と営業損益の推移 - 2021年12月期 第1四半期実績
売上高は四半期ごとの成長を継続。
営業損益は成長投資を続けながらも、前四半期に引き続き黒字を継続。
売上高
(単位:千円)
四半期別売上高の推移 営業損益
(単位:千円)
四半期別営業損益の推移
200,000 196,201 30,000
176,684
20,000 17,982
160,000 158,163
147,035 9,986
10,000
138,835 5,431
717
123,033 0
120,000 -1,094
111,600 -2,923
-3,642
96,054 -10,000
80,000
-20,000 -17,676
65,762 -21,657
-23,086
-30,000
42,265
40,000 35,681 -32,497
23,280 -40,000
11,791 -41,910
-50,000 -47,671
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY2018 FY2019 FY2020 FY2021 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021
6
01 BS の状況 - 2021年12月期 第1四半期 実績
短期借入金の増加に伴い、自己資本比率が前期末に比べ若干低下したものの、
依然として高い安定性を維持。
2020/12 期末 2021/12 1Q末 増減額
(百万円)
流動資産 1,334 1,448 113
固定資産 68 75 6
資産合計 1,403 1,523 119
流動負債 358 535 177
固定負債 160 103 -56
負債合計 518 639 120
株主資本 885 884 -1
純資産合計 885 884 -1
負債純資産合計 1,403 1,523 119
自己資本比率 63.1% 58.0% -5.1pt
7
02
従 業 員 エン ゲージメン ト 事業
( T U N AG )
02 TUN AGのサービス概要 - TUNAG 事業
「TUNAG」は、SaaSモデルの "社内制度運用クラウド" と "組織コンサルティング" をワンストッ
プサービスとして提供し、顧客の組織課題に貢献するエンゲージメント経営プラットフォーム。
打 ち手 の企 画 と 施策 の自 走化と
設 計を 支援 する 改善 を支 援する
「 組織 コンサルティング 」 「社 内制 度運用 クラウド 」
9
02 TUN AGのビジネスフロー - TUNAG事業
利用企業から月額利用料金と初期導入料金をいただく法人向けSaaSサービスであるため、
ストック収益により、安定した収益基盤を限界利益率の高い形で構築することができる。
【顧客紹介】
パートナー企業
TUNAG TUNAG
(管理画面) (ユーザー向けアプリ)
【紹介料の支払い】 【プラットフォームの提供】 【アプリケーションの運用】
当社 ・社内制度運用クラウド(TUNAG管理画面) 利用企業 ・社内制度の利用を促進 利用企業の
・組織コンサルティング(カスタマーサクセス) (運用担当者) ・全社のコミュニケーションを活性化 従業員
【サービス利用料金の支払い】
・アカウント数に応じた月額利用料金(ストック収益)
・初期導入料金(フロー収益)
10
02 TUN AGの主要な機能一覧 - T UNAG事業
クローズドS NS 社内制度一覧 組織サーベイ 社内ポイント
社内 の情 報が リ アルタイム に蓄 積されていく 会 社で 運用 してい る社 内制 度や 福利 厚生 を 組 織 のエ ンゲージメントスコア を 即時 調 査、 制 度 に合 わせて 自 在 に 設定 し 、 柔軟 な イン セン ティブ 設 計
カスタ マイズ性の 高い クローズドSN S 一 括で 管理 ・ 運用 で きる プラ ットフォ ーム デ ータ で 組 織状 態 を 見 える 化 する 組 織 診断 機 能 や ゲーミ フィケーション が可 能 な リワード 機 能
• 社 内制度 の活 用内容 がタイムラ イン に流 れ込 み、 制度 の • 社 内制 度を カ テゴ リ ー毎に 整 理した り 、要件 や 項目を 自 • 部 署 や役 職 毎 な ど、 組 織に 合 わ せて セグメ ン ト し た分 析 が • 利 用 時に ポイン ト を 自 由に 付 与 した り 消 費し た り と、 柔
自 走化を 促す 在 にカ スタ マイズ で きる T U NAG のメイン機 能 可能 軟 な カス タ マイ ズ が可 能
• オ リジナルスタン プ や必読投稿、メンションコ メン トな • 申 請や 報告 と いっ た 形でワ ー クフロ ー を設定 し たり、 利 • 経 年 比較 や 属 性 比較 な ど、 様 々 な角 度 か ら組 織 の 状 態変 • ポイ ン ト の 名称 も 自 由 に 命名 可 能 で、 ポイ ン ト を社 員 同
ど コミュ ニケーシ ョ ンを活性化させる豊 富な 機能 群 用 条件 や公 開 条件 を 設定し た り、利 用 履歴を 蓄 積した り 化 を 可視 化 士 が 相互 に 送 り 合う こ と も 可能
と 細か な設 定 が可 能 • 診 断 結果 に 合 わ せて、 TU N AG 上 で改 善 施 策 を設 計 ・運 用
• 社 内ポー タル としても 活用で きる 柔軟 なカ スタ マイ ズ性 が
特徴 す る こと が 可 能
• 独 自 のカ ス タ マイ ズ設 問 を 追加 す る こと も 可 能
組織一覧 ビジネスチャット ワークフロー データ分析
社内 の組 織ツリ ーを一覧で見える化 でき、 情 報セキュリティ や組 織 ガバナンス に配 慮した 申 請 ・承 認 などの 社 内 業務 手 続 きを、 部 署や 役 職に 社 内 の活 性 化 状 況や 組 織 運 営における アクション デ ータ を
社員 のプロフィール情報 も一 括管 理で きる 人材DB 運 用が 可能 な チャ ットコミ ュニケーション 機 能 合 わせ て ス ムーズに 電 子 化 する 社 内 決裁 機 能 ワ ン タッ チ で確 認 で き るダッ シュボード 機能
• 組 織毎に 担当 上長や、組織の説明、構成メンバーなど を • 人 材D B と連 携 してチ ャッ トルーム 管理が 可 能 • 社 内 制度 毎 に 自 由で 柔 軟 な電 子 決 裁 の導 入 が可 能 • ロ グイ ン 率 や 制度 利 用 率 、コ メ ント 率 と い った 各 種指 標
一 覧で管 理で き、会 社の 全体 像を 見える化 が 一 目で 確 認 可 能
• 個 別チ ャッ ト やグル ープ作 成 などの可 否が 権限 設 定可能 • 決 裁 履歴 は 、 検 索機 能 で いつ で も 簡 単に 遡 り、 確 認 す る
• プロ フィール項 目 は自在にカスタマイ ズで き 、 制 度 の 投 稿 • オ リジ ナルスタ ン プに も対 応 こ と がで き る • 日 次 、週 次 、 月 次な ど 期 間 や、 部 署 、役 職 で セグメ ント し
内 容と連 動して 自動更 新を かけることも可能で、動 的な た 分 析も 簡 単
• チ ャッ トルーム 毎に ファ イル管 理機 能も 搭載 • 決 裁 者不 在 時 の スキ ップ 処理 や、 部 署単 位 の決 裁 フ ロ ーな
人 材D Bの構 築 が可能 ど も 簡単 に 設 定 • エ ン ゲー ジメ ント 向 上 に おいて重 要 な 企 業毎 の ヘルスス コ
ア も 算出
• ス マー トフォン に は 決裁 依 頼 の 通知 が 飛ぶ の で、や り 取 り
も ス ムーズ • 反 響 の大 き い 投 稿や ユーザー もランキ ン グ形 式 で 把 握が
できる 11
02 TUN AGの競合環境 - T UNAG事業
市場創生期のマーケットでユニークなポジションを取っているため、直接競合する他プロダクト
が非常に少なく、かつ、システム連携により既存ツールとバッティングせずに導入ができる。
組織開発領域
• 組織サーベイ HRテクノロジーサービスにおいて、
• 人材配置
包括可能 組織開発領域における TUNAGが有する競争優位性
• ピアボーナス 複合型ワンストップサービスは、
単
• Eラーニング など プレイヤーが少なく、
ユニークなポジションを取っている。 複
合
‣ 組織に属する全スタッフが活用
機
能
︵
機
能 ‣ ユーザーが日常的にサービスにログイン
︵
バ
ー ホ
リ
‣ 1日のうちに何度もサービスを利用
テ
ィ
カ システム連携 システム連携
ゾ
ン ‣ 1つのサービスで様々な使い方ができる
タ
ル
︶ ル
︶
‣ 活用状況を直感的に分析し、PDCA改善
• 労務管理
• 勤怠管理
‣ 業種業態や規模を問わず、導入検討が可能
• 大企業で利用されるERP
• 目標管理 • グループウェア など ‣ 導入時に開発リソースが一切不要
• 採用管理 など ‣ 他領域のSaaSサービスとの柔軟なシステム連携
人事管理領域 12
02 TUN AGの顧客基盤 - T UNAG事業
従業員数一万名超のグローバル企業から、十数人の企業や団体まで、規模や業種、業態を問わず
様々な企業で契約が広がっており、全方位で成長が継続中。
従業員規模別の顧客基盤 利用企業の業種別分類
従業員数 1,000人以上 の顧客群 従業員数 100∼999人 の顧客群 従業員数 99人以下 の顧客群
その他
サービス
不動産
通信・マスコミ
飲食
小売
商社・物流
IT
製造・建設
13
02 利用企業数と平均MRRの推移 - TUNAG事業
新型コロナウイルスが第3波で拡大する中でも、利用企業数が順調に増加。
平均MRRについては、前四半期から据え置きで推移。
利用企業数
(単位:社)
利用企業数と平均MRRの推移 平均MRR
(単位:千円)
350 175
157 160 160
152 155
151
300 150
139
134
126
250 125
111 109 111
103
200 100
349
310 323
150 293 75
279
249
226
100 198 50
155
123
50 25
93
61
31
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY2018 FY2019 FY2020 FY2021 14
02 売上高ストック比率の推移 - TUNAG事業
ストック収益はこれまで通り順調に増加。売上高ストック比率は90%台の高水準を維持。
安定的な収益基盤を構築しつつ、高い成長性を継続。
ス トッ ク収 益
※1
フ ロー 収益
※2
四半期売上高
(単位:千円)
売上高ストック比率の推移 売 上高 スト ッ ク比 率
200,000
89.3% 89.0% 89.2% 90.5% 90.4% 90.0%
87.1%
83.9% 83.6%
78.7% 80.3%
74.5% 75.9%
150,000
100,000
50,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※1:TUNAGのシステム利用料(月額課金)
FY2018 FY2019 FY2020 FY2021 15
※2:TUNAG初回契約時の初期費用、有料セミナーなど
03
コ ミ ュニティエ ンゲー ジメ ント事 業
( FA NT S)
03 FANTSのサービス概要 - FANTS事業
「FANTS」は、企業向けの従業員エンゲージメントを【BtoBtoC】向けに拡張した、
コミュニティのエンゲージメント向上を支援するSaaS型オンラインサロンプラットフォーム。
オンラインでも、 コミュニティ運営に必要な機能を、
エンゲージメントの高い
コミュニティを創る。 ワンストップで提供するプラットフォームサービス
TUNAGが保有する組織運営・組織活性化に有用な多数の機能を
オンラインサロン向けに拡張・再構築し、決済システムまでカバーした新事業。
ユーザー 会員募集サイト FANTSアプリ
入会申込 ID取得・ログイン
決済 情報連携 ID承認
情報連携
決済 / 課金サイト 会員情報
17
03 FANTSのビジネスフロー - FANTS事業
サロン主がサロン会員から上げた運営収益から、レベニューシェアでサービス利用料金をいただ
くBtoBtoC型のSaaSサービスとなっており、運用サロン数と会員総数が当社収益と連動する。
【サロン主の紹介】
パートナー企業
FANTS FANTS
(管理画面) (ユーザー向けアプリ)
【紹介料の支払い】 【プラットフォームの提供】 【オンラインサロンの運営】
当社 ・オンラインサロン運用クラウド(FANTS管理画面) サロン主 ・様々な形式に対応したコンテンツの配信 サロン会員
・サロン運営支援(カスタマーサクセス) (法人 / 個人) ・会員同士のコミュニケーションの活性化
【サービス利用料金の支払い】 【サロンの月額会費の支払い】
・サロン会員数に応じた月額利用料金(ストック収益) ・FANTSの決済システムによる自動徴収
・初期導入料金(フロー収益)
18
03 FANTSの市場開 拓余地 - FANT S事業
FANTSが対象とするサブスクサービスや、ソーシャルメディアマーケティングの市場は、いずれ
も高い成長性を示しており、1兆円規模に迫っていることから、事業の伸び代は非常に大きい。
(単位:億円)
サブスクリプションサービス国内市場規模予測 (単位:億円)
国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模予測
10,000 10,000
8,947
8,623
8,197
8,000 7,778 8,000 7,833
7,184
6,714
6,485
6,000
5,627 6,000
5,519
5,173
4,186
4,000 4,000
2,000 2,000
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2018年度 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
出 所:三菱 UFJ リサ ーチ &コ ンサル ティ ン グ 「 サ ブス ク リ プシ ョ ン ・ サ ー ビ ス の 動 向 整 理 ( 2 0 1 9 ) 」 出所 :サ イバーバ ズ「国 内ソー シ ャルメディア マーケ ティン グ市 場 動向調 査 (20 2 0)」 19
03 FANTSで運用中 のオンラインサロンのご紹介(一部抜粋) - FANTS事業
サービスリリースから数ヶ月で、プロスポーツチーム、アイドルユニット、著名芸能人、
レジャー施設、YouTuber、協同組合など、幅広いカテゴリーでオンラインサロンを展開。
レバンガ北海道『One Hoop』 Cool-X『X-Rooms』 田村 淳『大人の小学校』 南知多ビーチランド『支援プロジェクト』
NGUラブリッジ名古屋『LOVELEDGE』 SCRAMBLE GUM『オフィシャルファンクラブ』 寺田 有希『STAGE』 鳥羽なかまち『鳥羽なかまちサポーターズアプリ』
ちゃごるTV『公式ゴルフコミュニティ』 投資家k.k『kis』 森咲 智美『Playroom』 小波津式『小波津スポーツメディカルラボ』
20
03 主要KP Iの月別 推移 - FANT S事業
新規サロンの開設と既存サロンからの収益拡大が両輪で進んでおり、主要KPIである
運用サロン数と平均MRRが共に成長。事業立ち上げから早期でのARR 1億円が射程圏内に。
運用サロン数
(単位:件)
月別運用サロン数と平均MRRの推移 平均MRR
(単位:千円)
月別売上高
(単位:千円)
月別売上高ストック比率の推移
30 150 8,000
137
ス トッ ク収 益
※1
25 125 フ ロー 収益
※2
売 上高 スト ッ ク比 率
6,000
20 94 100 64.4%
83 80
76 52.3%
15 70 72 75 4,000
65 64 29
26 38.4%
10 50
18
15 2,000
5 25
9 9
4 5
2
2020年7月 8月 9月 10月 11月 12月 2021年1月 2月 3月 2021年1月 2月 3月
※1:FANTSのシステム利用料(月額課金) 21
※2:FANTSのサロン運用開始時の初期費用
04
2 0 21 年 1 2月 期 業績 見通し と 成長戦 略
04 SaaSモ デルにおける四半期毎の売上構成比 - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略
TUNAG事業、FANTS事業ともに、SaaSモデルのストック型ビジネスであるため、
第3 / 第4 四半期の寄与度が大きくなる。
売上構成比
(単位:%)
FY2021の四半期毎売上構成比イメージ 四半期毎の売上構成比実績
100%
1Q 2Q 3Q 4Q
75%
FY2018 10% 21% 32% 37%
50%
FY2019 17% 24% 28% 31%
25%
FY2020 22% 24% 25% 28%
1Q 2Q 3Q 4Q
23
04 2021年12月期 通期業績見通し - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略
売上高、営業利益ともに計画を上回る進捗で堅調に推移。コロナ禍の影響への懸念は残るものの、
引き続き、成長投資を続けながらストック収益を積み上げ、業績見通しの達成を目指していく。
FY2020 FY2021(業績見通し) FY2021(実績)
(百万円)
上期実績 下期実績 通期実績 上期予想 下期予想 通期予想 1Q実績 上期進捗率 通期進捗率
売上高 285 334 620 394 474 869 196 49.8% 22.6%
営業利益 14 7 21 -30 53 23 0 - -
経常利益 14 -6 7 -30 53 22 0 - -
-1 - -
※1 ※1 ※1 ※1
当期純利益 11 -7 4 -35 48 13
※1:当期純利益の算定にあたって、法人税等は税引前当期(四半期)純利益に対する税効果会計適用後の見積実効税率を乗じて見積計上をしております。 24
法人税等には税効果会計の影響を加味して算定しておりますが、実績の業績 動向に基づく繰延税金資産の回収可能性の見直しによって、実際に計上される金額と予想数値と異なる場合があります。これにより、当期純利益の実績金額が変動する可能性があります。
04 今後の成長戦略 - 2021年12月期 業 績見通しと成長戦略
2つのエンゲージメント事業で、企業向け、コミュニティ向けの異なる市場を開拓することで、
安定的で強固な収益基盤を構築し、同時に、海外展開や第3の事業創出への再投資を行っていく。
東南アジア諸国 を中 心 とした 海 外展開 蓄
積
さ
れ
T UN A G / FA NT S に蓄 積 され た
+
た
日系企業の 在外子 会社 現 地の ローカル 企業 豊
ビッ グデ ータ を 活 用 した 新規 事 業
富
な
デ
ー
タ
と
エ
成長余 地の多 い国内市 場 における 、 ン 国 内 オン ラ イン サロン市 場 における 、
ゲ
顧客基 盤のさらなる 拡大 ー 認 知 度向 上 と 運 用サロン の成 功 実 績 の蓄 積
ジ
メ
ン
ト
を
高
め
契約企業数 受注単価 る
組 運用サロン数 会員総数
の拡大 の向上 の拡大 の拡大
織
運
営
の
ノ
ウ
ハ
ウ
企業 向けのエンゲージメント市場 コミ ュニティ 向 けの エ ンゲージメント 市 場
25
04 TUN AG事業の展望と主要施策 - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略
着実に積み上がっている利用企業の拡大ペースを早めるべく、下記の主要施策を推進。
リード増大、チャネル拡大、ターゲット拡張の3点を並行して進め、一層の高成長を目指す。
• 第1四半期は営業損益が計画を上回る数字で着地したが、
積極的な広告投資 第2四半期では、さらなる事業成長に向けて広告投資を優先。
(リード増大) • それに伴い、第2四半期の営業利益は、売上高が上振れた場合も、
当初計画に沿った水準での着地を見込む。
• 第2四半期より、代理店開拓の専門チームを発足。
販売パートナーの開拓
• 販売パートナーの開拓に一層注力し、規模の大小を問わず、
(チャネル拡大)
パートナーシップの面を広げていく。
株式会社以外への展開 • 既存の顧客基盤に加えて、学校法人や地方公共団体、社会福祉法人などの
(ターゲット拡張) 株式会社以外へもサービス訴求を展開していく。
26
04 FANTS事業の展 望と主要施策 - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略
サービス開始以来、順調に事業成長を続けているが、拡大余地は依然多面的に広がっている
ため、体制を強化しつつ、販売スキームや活用方法のさらなる可能性を追求していく。
• サロンの新規開拓やプロダクトの機能開発を加速化すべく、
積極的な人材採用 ビジネス職 / 開発職 の両面で人材採用を強化していく。
• 事業の急拡大に備えて、事業部の体制強化を推進する。
• 芸能事務所や各種業界団体とのリレーションを強化し、
事業パートナーシップの模索
パートナーシップや事業提携など様々な連携可能性を模索していく。
• 引き続き、幅広いジャンルやカテゴリーでのサロン開設を継続し、
活用事例の蓄積と拡張 コミュニティエンゲージメント事業の活用事例を拡張しながら、
ノウハウや成功事例を蓄積していく。
27
04 当社のCSRとSDGsへの取り組 み - 2021年12月期 業績見通しと成長戦略
上場企業として、CSRやSDGsに対して具体的な取組みを推進すべく、社内方針を定めた上で、
社内委員会を組成。社会の持続的な発展に貢献できるよう活動を行っていく。
従業員へのCSR活動参加への積極推奨 社会貢献団体へのサービス提供と支援 SDGsに向けた本社オフィスの木造化
導入企業さま、ユーザーさま、株主さま、お取引先 障がいのある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、 近年、地球環境にやさしいサステナビリティ素材で
さま、従業員をはじめとするステークホルダーの皆 「心のバリアフリー」を目指すストリート音楽祭 ある木材を活用した木造建築への評価が高まってお
さまからの信頼とご支持を、持続的な成長への礎と 「とっておきの音楽祭in名古屋」に対して、社会貢 ります。
するため、CSR活動を支える指針として「基本方 献活動と東海エリア活性化を目的として、TUNAGの
SDGsに向けた取組みとして、当社は2022年春に予定
針」を定めています。 無償サービス提供と活動の支援を行なっています。
している本社移転に際して、帝人社の新素材である
この基本方針に則して、CSR委員会を組成し、従業 今後も、社会貢献団体への支援を企業として継続的 「LIVELY WOOD」を採用し、オフィスの木造化を
員に対してCSR活動への参加を推奨しています。 に行なっていきます。 推進しています。 28
05
補足資料
05 会社概要 - 補足資料
社名 株式会社スタメン
設立 2016年1月29日
所在地 名古屋本社:愛知県名古屋市中村区井深町1-1
拠点 鎌倉支社 / 大阪支社
代表者 加藤 厚史
従業員数 62名(2021年3月末時点の正社員数)
資本金 6億730万円
事業内容 エンゲージメン ト経営プラットフォーム「TU NAG」の企画・開発・運営
オンラインサロンプラットフォーム「FANTS」の企画・開発・運営
30
05 従業員エンゲージメントとは - 補足資料
「会社と従業員」および「従業員同士」の相互信頼関係のこと。欧米では広く浸透した概念で
あり、数年前から日本国内でも認知が進み、経営の重要指標として注目が高まっている。
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05 従業員満足度との違い - 補足資料
「ウイリス・タワーズワトソン」「ギャラップ」などの世界的コンサル会社の調査・研究により、
「企業の業績向上」との相関関係の有無が明らかにされている。
企業の業績向上に大きな影響を与える 企業の業績とは相関関係がない
従業員エンゲージメントについて、調査や研究、実証実験を進める世界的なコンサルティング企業
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2018年12月期四半期会計期間及び2019年12月期四半期会計期間の財務数値については監査法人による監査を受けておりません。
2021年12月期を「FY2021」と記載し、他も同様に20XX年12月期を「FY20XX」と記載しております。
四半期会計 期間については「1Q∼4Q」と記載しております。
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