2020年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年５月15日
上 場 会 社 名 住友精化株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4008 URL http://www.sumitomoseika.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 小川 育三
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理企画室長 (氏名) 町田 研一郎 (TEL) 06-6220-8515
定時株主総会開催予定日 2020年６月29日 配当支払開始予定日 2020年６月９日
有価証券報告書提出予定日 2020年６月30日
決算補足説明資料作成の有無 ： 有
決算説明会開催の有無 ： 有 （ 機関投資家、アナリスト向け ）
(百万円未満切捨て)
１．2020年３月期の連結業績（2019年４月１日～2020年３月31日）
（１）連結経営成績 (％表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期 99,701 △9.1 7,775 △14.3 6,866 △20.5 4,285 609.1
2019年３月期 109,634 3.5 9,072 △6.8 8,636 △13.1 604 △91.0
(注) 包括利益 2020年３月期 2,142百万円( 166.1％) 2019年３月期 805百万円( △88.7％)
潜在株式調整後
１株当たり 自己資本 総資産 売上高
１株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 ％ ％ ％
2020年３月期 310.74 － 6.7 6.7 7.8
2019年３月期 43.82 － 0.9 8.0 8.3
(参考) 持分法投資損益 2020年３月期 －百万円 2019年３月期 －百万円
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 １株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円 銭
2020年３月期 100,261 66,730 64.1 4,659.35
2019年３月期 105,779 66,002 60.1 4,609.39
(参考) 自己資本 2020年３月期 64,262百万円 2019年３月期 63,573百万円
（３）連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年３月期 10,767 △3,838 △5,564 14,279
2019年３月期 4,869 △8,281 △3,558 12,788
２．配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 ％ ％
2019年３月期 － 50.00 － 50.00 100.00 1,379 228.2 2.2
2020年３月期 － 50.00 － 50.00 100.00 1,379 32.2 2.2
2021年３月期(予想)
－ 50.00 － 50.00 100.00 －
３．2021年３月期の連結業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による当社業績への影響について、現時点で算定することが困難であるた
め、2021年３月期（2020年４月１日～2021年３月31日）の連結業績予想につきましては、未定としております。合理
的な算定が可能になりましたら、速やかに公表いたします。
また、当社は業績管理方法を見直し、2021年３月期より年次での業績管理を行うこととしました。これに伴い、連
結業績予想は、今後通期のみ記載することといたします。
※ 注記事項
（１）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) ： 無
新規 －社 (社名)－ 、 除外 －社 (社名)－
（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 有
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（３）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2020年３月期 13,972,970株 2019年３月期 13,972,970株
② 期末自己株式数 2020年３月期 180,875株 2019年３月期 180,854株
③ 期中平均株式数 2020年３月期 13,792,103株 2019年３月期 13,792,143株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件については、添付資料2ページ「１．経営成績等の概況」をご覧ください。
○添付資料の目次
１．経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………… 2
（１）当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………… 2
（２）当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………… 2
（３）当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………… 2
（４）今後の見通し ………………………………………………………………………………… 3
２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………… 3
３．連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………… 4
（１）連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………… 6
（３）連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………… 8
（４）連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………10
（５）連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………11
（会計方針の変更） ………………………………………………………………………………11
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………11
（１株当たり情報） ………………………………………………………………………………14
（重要な後発事象） ………………………………………………………………………………14
４．その他 ………………………………………………………………………………………………15
５．2020年３月期 連結決算概要 ……………………………………………………………………17
-1-
１．経営成績等の概況
（１）当期の経営成績の概況
当期のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費にも持ち直しの動きが見られ、設備投資も
増加しました。海外経済も総じて緩やかな景気回復が続きましたが、第４四半期会計期間には新型コロナウイルス
感染症の国内外における感染拡大などの影響により、先行きが懸念される状況となりました。
このような状況のもとで、当期の当社グループの売上高は997億1百万円（前期比9.1％減）、営業利益は77億7千5
百万円（前期比14.3％減）となりました。
経常利益は、為替相場の変動の影響により親会社及び海外子会社の外貨建債権債務などに係る為替差損が11億2千
万円発生したことなどにより、68億6千6百万円（前期比20.5％減）となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に海外子会社において固定資産の減損損失40億４千万円を計上したこ
となどにより、前期比36億8千1百万円増益の42億8千5百万円（前期比609.1％増）となりました。
また、１株当たり当期純利益は310.74円、ROEは6.7％となりました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計期間より、従来「化学品」としていた報告セグメントの名称を「機能化学品」に変更しており
ます。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。
＜機能化学品セグメント＞
当セグメントでは、売上高は184億4千6百万円（前期比1.0％減）、営業利益は19億9千1百万円（前期比7.0％減）
となりました。営業利益については、研究開発費の増加などにより減益となりました。
＜吸水性樹脂セグメント＞
当セグメントでは、売上高は658億9千4百万円（前期比11.4％減）、営業利益は35億4千4百万円（前期比27.9％
減）と減収減益となりました。これは、販売数量の減少に加え、中国市場において販売価格の下落と人民元安の影
響を受けたことなどによるものであります。
＜ガス・エンジニアリングセグメント＞
当セグメントでは、売上高は153億6千1百万円（前期比7.6％減）、営業利益は22億2千8百万円（前期比11.1％
増）と減収増益となりました。売上高は、エレクトロニクスガスなどの販売数量が減少したことにより減収となり
ましたが、営業利益は、エンジニアリング事業の利益率が改善したことなどにより増益となりました。
（２）当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ55億1千8百万円減少し、1,002億6千1百万円となりまし
た。これは主に受取手形及び売掛金、有形固定資産が減少したことによるものです。負債は、前連結会計年度末に
比べ62億4千6百万円減少し、335億3千万円となりました。これは主に借入金を返済したことなどによるものです。
純資産（非支配株主持分を含む）は、前連結会計年度末に比べ、7億2千8百万円増加し、667億3千万円となりまし
た。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ4.0ポイント上昇し、64.1％となりました。
（３）当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物（以下「資金」という。）は、前連結会計年度末に比べ、14億9
千1百万円増加し、142億7千9百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動による資金の増加は、107億6千7百万円（前期比58億9千7百万円の増加）となりま
した。主な内訳は、税金等調整前当期純利益が64億3千7百万円、減価償却費が54億3千万円、法人税等の支払額
が23億8百万円などであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の投資活動による資金の減少は、38億3千8百万円（前期比44億4千2百万円の減少）となりまし
た。主な内訳は、固定資産の取得による支出38億8千万円などであります。
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財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の財務活動による資金の減少は、55億6千4百万円（前期比20億5百万円の増加）となりまし
た。主な内訳は、長期借入金の返済による支出が50億円、短期借入金の純増額が9億6千2百万円、配当金の支払
による支出が13億7千8百万円などであります。
（４）今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による当社業績への影響について、現時点で算定することが困難である
ため、2021年３月期（2020年４月１日～2021年３月31日）の連結業績予想につきましては、未定としております。
合理的な算定が可能になりましたら、速やかに公表いたします。
また、当社は業績管理方法を見直し、2021年３月期より年次での業績管理を行うこととしました。これに伴い、
連結業績予想は、今後通期のみ記載することといたします。
２．会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、ＩＦＲＳの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
-3-
３．連結財務諸表及び主な注記
（１）連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年３月31日) (2020年３月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,979 15,366
受取手形及び売掛金 26,898 23,208
商品及び製品 14,015 14,315
仕掛品 341 660
原材料及び貯蔵品 2,973 2,916
その他 3,198 2,982
貸倒引当金 △20 △8
流動資産合計 61,385 59,440
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 28,387 28,599
減価償却累計額 △13,140 △13,865
建物及び構築物（純額） 15,246 14,733
機械装置及び運搬具 78,532 78,762
減価償却累計額 △60,618 △63,282
機械装置及び運搬具（純額） 17,914 15,479
土地 4,425 4,305
リース資産 5,917 6,293
減価償却累計額 △5,917 △5,841
リース資産（純額） － 452
建設仮勘定 1,226 574
その他 5,343 5,495
減価償却累計額 △4,403 △4,464
その他（純額） 939 1,031
有形固定資産合計 39,752 36,576
無形固定資産
ソフトウエア 211 261
その他 7 7
無形固定資産合計 219 268
投資その他の資産
投資有価証券 1,445 1,043
退職給付に係る資産 1,129 954
繰延税金資産 802 994
その他 1,056 993
貸倒引当金 △10 △10
投資その他の資産合計 4,422 3,975
固定資産合計 44,394 40,820
資産合計 105,779 100,261
-4-
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年３月31日) (2020年３月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 13,738 11,945
短期借入金 10,280 10,866
1年内返済予定の長期借入金 5,000 －
リース債務 7 114
未払法人税等 1,167 773
賞与引当金 859 852
役員賞与引当金 － 60
その他 3,491 3,132
流動負債合計 34,543 27,744
固定負債
長期借入金 3,912 3,564
リース債務 － 308
繰延税金負債 61 79
退職給付に係る負債 1,260 1,833
固定負債合計 5,233 5,786
負債合計 39,777 33,530
純資産の部
株主資本
資本金 9,698 9,698
資本剰余金 7,539 7,539
利益剰余金 43,458 46,364
自己株式 △261 △261
株主資本合計 60,433 63,340
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 616 281
為替換算調整勘定 1,916 514
退職給付に係る調整累計額 606 125
その他の包括利益累計額合計 3,139 921
非支配株主持分 2,429 2,468
純資産合計 66,002 66,730
負債純資産合計 105,779 100,261
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（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
売上高 109,634 99,701
売上原価 85,192 77,316
売上総利益 24,441 22,384
販売費及び一般管理費
発送運賃 3,873 3,555
従業員給料及び賞与 2,949 2,608
賞与引当金繰入額 361 350
退職給付費用 207 146
研究開発費 2,896 3,177
その他 5,080 4,771
販売費及び一般管理費合計 15,369 14,609
営業利益 9,072 7,775
営業外収益
受取利息 211 198
受取配当金 46 52
補助金収入 154 172
その他 37 80
営業外収益合計 450 503
営業外費用
支払利息 157 225
為替差損 699 1,120
その他 28 67
営業外費用合計 885 1,412
経常利益 8,636 6,866
特別利益
固定資産売却益 241 32
受取保険金 117 －
特別利益合計 358 32
特別損失
固定資産除却損 276 284
災害による損失 113 －
減損損失 4,040 176
特別損失合計 4,430 461
税金等調整前当期純利益 4,564 6,437
法人税、住民税及び事業税 2,596 1,971
法人税等調整額 1,207 83
法人税等合計 3,804 2,055
当期純利益 760 4,382
非支配株主に帰属する当期純利益 156 97
親会社株主に帰属する当期純利益 604 4,285
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連結包括利益計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
当期純利益 760 4,382
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △145 △334
為替換算調整勘定 240 △1,425
退職給付に係る調整額 △50 △480
その他の包括利益合計 44 △2,240
包括利益 805 2,142
（内訳）
親会社株主に係る包括利益 545 2,103
非支配株主に係る包括利益 259 39
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（３）連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年４月１日 至 2019年３月31日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,698 7,539 44,232 △261 61,208
当期変動額
剰余金の配当 △1,379 △1,379
親会社株主に帰属す
604 604
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額（純
額）
当期変動額合計 － － △774 △0 △774
当期末残高 9,698 7,539 43,458 △261 60,433
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 761 1,779 657 3,198 2,169 66,576
当期変動額
剰余金の配当 △1,379
親会社株主に帰属す
604
る当期純利益
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額（純 △145 136 △50 △59 259 200
額）
当期変動額合計 △145 136 △50 △59 259 △574
当期末残高 616 1,916 606 3,139 2,429 66,002
-8-
当連結会計年度(自 2019年４月１日 至 2020年３月31日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,698 7,539 43,458 △261 60,433
当期変動額
剰余金の配当 △1,379 △1,379
親会社株主に帰属す
4,285 4,285
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額（純
額）
当期変動額合計 － － 2,906 △0 2,906
当期末残高 9,698 7,539 46,364 △261 63,340
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 616 1,916 606 3,139 2,429 66,002
当期変動額
剰余金の配当 △1,379
親会社株主に帰属す
4,285
る当期純利益
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目
の当期変動額（純 △334 △1,402 △480 △2,217 39 △2,178
額）
当期変動額合計 △334 △1,402 △480 △2,217 39 728
当期末残高 281 514 125 921 2,468 66,730
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（４）連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,564 6,437
減価償却費 5,790 5,430
固定資産除却損 88 145
災害損失 113 －
減損損失 4,040 176
退職給付に係る資産の増減額（△は増加） △113 △172
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） 245 228
受取利息及び受取配当金 △258 △250
補助金収入 △154 △172
支払利息 157 225
固定資産売却損益（△は益） △241 △32
受取保険金 △117 －
売上債権の増減額（△は増加） △2,049 3,166
たな卸資産の増減額（△は増加） △4,149 △1,056
仕入債務の増減額（△は減少） △669 △1,666
その他 214 451
小計 7,462 12,910
利息及び配当金の受取額 258 251
補助金の受取額 172 143
保険金の受取額 117 －
利息の支払額 △173 △228
災害損失の支払額 △18 －
法人税等の支払額 △2,948 △2,308
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,869 10,767
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △8,360 △3,880
固定資産の売却による収入 289 42
その他 △210 0
投資活動によるキャッシュ・フロー △8,281 △3,838
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額（△は減少） 5,054 962
長期借入れによる収入 2,991 －
長期借入金の返済による支出 △10,200 △5,000
自己株式の取得による支出 △0 △0
リース債務の返済による支出 △24 △147
配当金の支払額 △1,378 △1,378
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,558 △5,564
現金及び現金同等物に係る換算差額 528 126
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） △6,441 1,491
現金及び現金同等物の期首残高 19,229 12,788
現金及び現金同等物の期末残高 12,788 14,279
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（５）連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループのIFRS適用子会社は、当連結会計年度の期首よりIFRS第16号「リース」を適用しております。これ
に伴い、借手のリース取引については、原則すべてのリースについて使用権資産及びリース債務を認識するととも
に、使用権資産の減価償却費とリース債務に係る支払利息を計上しております。本基準の適用にあたっては、経過
措置として認められている、基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当連結会計年度の期首において、主に使用権資産（有形固定資産のリース資産）が560百万円、リース
債務（流動負債及び固定負債）が560百万円それぞれ増加しております。
なお、当連結会計年度の損益及び１株当たり情報に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
１ 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社に製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海
外の包括的な戦略を立案し、事業活動を行っております。
したがって、当社は事業部門を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「機能化学品」、
「吸水性樹脂」及び「ガス・エンジニアリング」の３つを報告セグメントとしております。
なお、当連結会計年度期首より従来の３研究所を、より効率化とスピードアップを図ることを目的に、全社組織
として２研究所に集約したこと等により、従来、各報告セグメントに含めていた関連するセグメント資産およびそ
の他の項目につき、全社として集計する方法に変更しております。それに伴い、前連結会計年度のセグメント情報
については変更後の区分により作成しており、「３ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他
の項目の金額に関する情報」の前連結会計年度に記載しております。
また、当連結会計期間より、従来「化学品」としていた報告セグメントの名称を「機能化学品」に変更しており
ます。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。
２ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、最近の有価証券報告書（2019年６月28日提出）における
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価
格に基づいております。
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３ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度（自 2018年４月１日 至 2019年３月31日）
（単位：百万円）
報告セグメント
ガス・エンジニアリ
機能化学品 吸水性樹脂 計
ング
売上高
外部顧客への売上高 18,641 74,365 16,627 109,634
セグメント間の内部
3 0 175 180
売上高又は振替高
計 18,645 74,366 16,803 109,814
セグメント利益 2,140 4,912 2,005 9,058
セグメント資産 13,544 53,994 15,315 82,854
その他の項目
減価償却費 851 3,930 823 5,606
減損損失 － 4,040 － 4,040
有形固定資産及び
250 5,137 1,067 6,455
無形固定資産の増加額
当連結会計年度（自 2019年４月１日 至 2020年３月31日）
（単位：百万円）
報告セグメント
ガス・エンジニアリ
機能化学品 吸水性樹脂 計
ング
売上高
外部顧客への売上高 18,446 65,894 15,361 99,701
セグメント間の内部
－ 0 76 77
売上高又は振替高
計 18,446 65,895 15,438 99,779
セグメント利益 1,991 3,544 2,228 7,763
セグメント資産 14,014 49,232 14,258 77,506
その他の項目
減価償却費 892 3,440 888 5,221
減損損失 － 176 － 176
有形固定資産及び
865 728 1,871 3,464
無形固定資産の増加額
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４ 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容（差異調整に関する事項）
（単位：百万円）
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 109,814 99,779
セグメント間取引消去 △180 △77
連結財務諸表の売上高 109,634 99,701
（単位：百万円）
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 9,058 7,763
セグメント間取引消去 13 12
連結財務諸表の営業利益 9,072 7,775
（単位：百万円）
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 82,854 77,506
全社資産（注） 22,925 22,754
連結財務諸表の資産合計 105,779 100,261
(注) 全社資産は、主に各報告セグメントに配分していない当社の余資運用資金（現金及び預金等）、長期投資資金
（投資有価証券）、繰延税金資産および研究開発にかかる資産等であります。
（単位：百万円）
報告セグメント計 調整額（注） 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 5,606 5,221 184 209 5,790 5,430
有形固定資産及び
6,455 3,464 1,219 231 7,674 3,695
無形固定資産の増加額
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産にかか
る資本的支出であります。
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(１株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
１株当たり純資産額 4,609円39銭 4,659円35銭
１株当たり当期純利益金額 43円82銭 310円74銭
(注) １ 潜在株式調整後１株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。
２ １株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 604 4,285
普通株主に帰属しない金額(百万円) － －
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
604 4,285
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 13,792 13,792
３ １株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2019年３月31日) (2020年３月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 66,002 66,730
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 2,429 2,468
(うち非支配株主持分)(百万円) (2,429) (2,468)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 63,573 64,262
１株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
13,792 13,792
株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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４．その他
当社は、本日開催の取締役会において、2020年６月29日開催予定の定時株主総会および同総会終了後の取締役会にて、
下記のとおり役員等の異動を行うことを内定および決定しましたのでお知らせします。なお、同日付で機構改革を予定
しております（内容詳細は当社ＨＰをご覧ください）。
（１） 役員の異動
①新任取締役候補者
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
取締役常務執行役員 執行役員
東 矢 健 宏
吸水性樹脂部門統括、吸水性樹脂事業部長 吸水性樹脂事業部長
②退任予定取締役
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
常務執行役員 取締役常務執行役員
桝 本 弘 信
住友精化貿易（上海）有限公司董事長 吸水性樹脂部門統括
③新任監査役候補者
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
公認会計士
公益財団法人世界自然保護基金（ＷＷＦ）
岸 上 恵 子 監査役（非常勤）（社外監査役）
ジャパン理事
株式会社オカムラ社外監査役
④退任予定監査役
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
吉 田 裕 明 退任 監査役（非常勤）（社外監査役）
⑤新任執行役員
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
執行役員 理事
前 田 暢 浩
知的財産、研究担当、開発研究所長 開発研究所長
⑥執行役員の分掌変更
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
代表取締役常務執行役員 代表取締役常務執行役員
重 田 裕 基 技術、生産技術、ＲＣ、知的財産、研究統 研究所統括、技術室長兼エンジニアリング
括、技術室長兼生産技術室長 室長
取締役常務執行役員
取締役常務執行役員
総務人事、法務、内部監査、物流購買統
濱 谷 和 弘 法務、内部監査、物流購買統括、総務人事
括、総務人事室長兼セイカテクノサービス
室長
株式会社社長
執行役員 執行役員
山 口 聖
ＲＣ担当、ＲＣ室長 機能化学品事業部長
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氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
執行役員
スミトモ セイカ シンガポール プライベ
執行役員
ート リミテッドManaging Director
小 林 浩 機能化学品事業部担当、機能化学品事業部
兼スミトモ セイカ アジア パシフィック
長
プライベート リミテッド
Managing Director
⑦退任執行役員
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
執行役員
林 俊 夫 顧問
ガス事業部長
（２） その他の人事異動（理事の人事）（2020年６月29日付）
氏 名 新役職および業務分担 現役職および業務分担
理事 理事
溝 淵 文 章
ガス事業部長 ガス事業部業務部長
理事 住友精化貿易(上海)有限公司董事長、総経
住友精化貿易(上海)有限公司総経理 理
青 山 聡 兼住精高分子技術(上海)有限公司董事長 兼住精高分子技術(上海)有限公司董事長
兼住精科技（揚州）有限公司董事長、総経 兼住精科技（揚州）有限公司董事長、総経
理 理
以 上
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５．２０２０年３月期 連結決算概要
２０２０年５月１５日
住友精化株式会社
１．連結業績 （単位：百万円）
2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期 前期比増減 前期比増減
（予 想）
売 上 高 109,634 99,701 △ 9,933 － －
営 業 利 益 9,072 7,775 △ 1,296 － －
経 常 利 益 8,636 6,866 △ 1,769 － －
親会社株主に帰属する
604 4,285 3,681 － －
当 期 純 利 益
１株当たり当期純利益 43円82銭 310円74銭 266円92銭 － －
自己資本当期純利益率（ＲＯＥ） 0.9％ 6.7％ 5.8％ －％ －％
平均為替レート（円/＄） 110.92 108.75 － － －
平均為替レート（円/元） 16.53 15.60 － － －
ナフサ価格（円/ＫＬ） 49,400 42,900 － － －
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による当社業績への影響について、現時点で算定することが困難であるた
め、2021年３月期（2020年４月１日～2021年３月31日）の連結業績予想につきましては、未定としております。合理的な
算定が可能になりましたら、速やかに公表いたします。
２．セグメント別売上高・営業利益 （単位：百万円）
2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期 前期比増減 前期比増減
（予 想）
売 上 高 18,641 18,446 △ 195 － －
機能化学品
営業利益 2,140 1,991 △ 149 － －
売 上 高 74,365 65,894 △ 8,471 － －
吸水性樹脂
営業利益 4,912 3,544 △ 1,368 － －
売 上 高 16,627 15,361 △ 1,266 － －
ガス・エンジ
ニアリング
営業利益 2,005 2,228 222 － －
売 上 高 － － － － －
消 去
営業利益 13 12 △1 － －
売 上 高 109,634 99,701 △ 9,933 － －
合 計
営業利益 9,072 7,775 △ 1,296 － －
（注）当連結会計年度より、従来「化学品」としていた報告セグメントの名称を「機能化学品」に変更しております。
この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。
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