4004 昭電工 2021-08-03 11:00:00
連結業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2021年8月3日
各 位
上場会社名 昭和電工株式会社
コード番号 4004 東証第1部
代表者 取締役社長 森川宏平
問合せ先 財務・経理部 IR室長 田沼隆昇
TEL (03) 5470 – 3323
連結業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ
当社は、最近の景気動向を踏まえ 2021 年7月8日に公表した 2021 年 12 月期第2四半期累計期
間および 2021 年 12 月期通期連結業績予想を修正いたします。
また、特別損失を計上することとなりましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.2021 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想の修正
(1)2021 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想
(2021 年 1 月 1 日~2021 年6月 30 日)
親会社株主に 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する 四半期純利益
四半期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2021 年7月8日発表) 695,000 34,000 35,000 △16,000 △109.68
今回修正予想(B) 693,000 47,000 50,000 △14,000 △95.97
増減額(B)-(A) △2,000 13,000 15,000 2,000
増減率(%) △0.3% 38.2% 42.9% -
ご参考 前期第 2 四半期実績
326,621 △25,795 △43,225 △54,575 △374.11
(2020 年 12 月期第 2 四半期)
(2)前回予想との差異の理由
売上高は前回予想並みで推移している一方、 営業利益はその他セグメント以外の全セグメントで
増益を見込みます。特に、昭和電工マテリアルズセグメントは半導体関連事業において需給タイト
な状況が続いており、 また石油化学セグメントにおいては原料ナフサ価格の上昇を受け製品価格が
想定を上回ったことに加え製品需給が堅調に推移し、それぞれ増益を見込んでおります。
これを受け、経常利益は営業利益並みの増益を見込んでおりますが、前回予想と比べ特別損益に
おいて 100 億円程度の損失増加を想定しており、親会社株主に帰属する当四半期純損益については
若干の増益となる見込みです。
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2.2021 年 12 月期通期連結業績予想の修正
(1)2021 年 12 月期通期連結業績予想
(2021 年 1 月 1 日~2021 年 12 月 31 日)
親会社株主に 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する 当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2021 年7月8日発表) 1,345,000 68,000 64,000 △14,000 △95.97
今回修正予想(B) 1,400,000 85,000 82,000 △25,000 △171.37
増減額(B)-(A) 55,000 17,000 18,000 △11,000
増減率(%) 4.1% 25.0% 28.1% -
(ご参考)前期実績
973,700 △19,449 △43,971 △76,304 △523.06
(2020 年 12 月期)
(2)業績予想修正の理由
売上高は、石油化学セグメントはナフサ価格の上昇を背景にエチレン等主要製品価格が想定を
上回り、無機セグメントでは黒鉛電極は需給タイトな状況を受け販売数量が増加、昭和電工マテリ
アルズセグメントは半導体関連事業において需給タイトな状況が年後半も継続し、それぞれ増収を
見込みます。
営業利益は、第2四半期累計期間を中心にその他セグメント以外の全セグメントで増益を見込ん
でおります。これを受け、経常利益は営業利益並みの増益を見込んでいるものの特別損失の計上も
あり、親会社株主に帰属する当期純損益は減益となる見込みです。
3.特別損失の計上
当社は、第2四半期累計期間において1月 28 日に公表したアルミニウムセグメント2事業に
おいて譲渡損失 25 億円程度を見込み、また昭和電工マテリアルズセグメントのモビリティ事業に
おける固定資産の減損損失約 35 億円を計上します。
また、当年下期(7~12 月)に特別損失として、昭和電工マテリアルズセグメントにおいて 150
億円程度の追加の事業構造改善費用の計上を想定しております。
以 上
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(ご参考)2021 年 12 月期通期連結業績予想 セグメント別売上高、営業利益(連結)
売上高 (単位:億円)
2021 年通期連結業績予想
前回予想 今回予想
セグメント 前期実績
(2021.1~12) (2021.1~12) 増 減
(2020.1~12)
2021.7.8発表 2021.8.3発表
石油化学 2,250 2,650 400 1,934
化学品 1,710 1,800 90 1,558
エレクトロニクス 1,120 1,150 30 974
無機 870 1,000 130 829
アルミニウム 670 750 80 802
昭和電工マテリアルズ 6,310 6,500 190 3,027
その他 940 400 △540 1,073
調整額 △420 △250 170 △460
計 13,450 14,000 550 9,737
営業利益
石油化学 160 170 10 49
化学品 180 195 15 135
エレクトロニクス 135 155 20 91
無機 75 120 45 △323
アルミニウム 60 75 15 4
昭和電工マテリアルズ 190 265 75 △63
その他 7 2 △5 12
調整額 △127 △132 △5 △100
計 680 850 170 △194
注.上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確実な要
因に係る本資料発表日における仮定を前提として作成したものであり、実際の業績につきましては、さまざ
まな要素により、予想数値と大きく異なる場合があります。業績に影響を与える要素には、COVID-19 感染症
拡大が世界経済に与える影響、経済情勢、ナフサ等原材料価格、黒鉛電極等製品の需要動向および市況、
為替レートなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
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