3999 M-ナレッジスイート 2021-08-13 15:30:00
連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                           2021 年8月 13 日
各   位
                                      会   社   名        ナ レ ッ ジ ス イ ー ト 株 式 会 社
                                      代 表 者 名          代 表 取 締 役 社 長           稲 葉 雄 一
                                                       (コ ー ド 番 号   3999 東 証 マ ザ ー ズ )
                                      問 合 せ 先          常務取締役 執行役員コーポレートビジネスユニット長 柳沢 貴志
                                                                    (TEL    03-5405-8120)


                  連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、最近の業績動向を踏まえ、2020 年 11 月 13 日に公表いたしました 2021 年9月期通期連結業績予
想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                      記
1. 2021 年9月期 通期連結業績予想(IFRS)(2020 年 10 月1日~2021 年9月 30 日)
                                                       親会社の所有者に            基本的1株当た
              売上収益        営業利益            税引前利益
                                                       帰属する当期利益             り当期利益
                  百万円       百万円               百万円                百万円                円 銭
前回発表予想(A)        2,408           31               26                10              1.95
今回発表予想(B)        2,490      △118              △127               △130            △25.39
増減額(B-A)             81     △150              △153               △140                 -
増減率(%)           3.4%            -                -                 -                 -
(参考)前期実績
                 2,118       △20              △27                   △6            △1.28
(2020 年9月期)
(注)当社は 2020 年9月期より国際財務報告基準(以下、「IFRS」という。)を任意適用しております。


2. 業績予想修正の理由
    新型コロナウイルス感染症拡大抑止に向けた緊急事態宣言等の行動制限に伴い、テレワーク需要の増
    加やデジタルトランスフォーメーション(DX)の広がりが加速しており、当社事業においては引き続
    き追い風となる市場環境となっております。
    このような状況下で、当社グループは、コロナ禍での市場環境の拡大と競争激化の波への早期対応を
    行うため、引き続きDX事業への選択と集中を図り、製品サービス開発及び販売体制強化へ向けた先行
    投資を継続しつつ、積極的なM&Aを実施してまいりました。
    M&Aにつきましては、第1弾として、2021 年3月 31 日付で公表しましたとおり、同年6月1日付
    でコロナ禍によって在宅勤務者のコミュニケーション手段として注目されているビジネスチャット事業
    を譲受いたしました。このことにより、当社グループ顧客基盤の拡大、次世代『Knowledge Suite(ナ
    レッジスイート)』基盤への実装による製品競争力の強化等、多くのシナジー効果を見込んでおりま
    す。また第2弾として、2021 年7月 16 日付で全株式を取得したネットビジネスサポート株式会社の当
    社グループ参加に伴い、当社主力SaaSである『Knowledge Suite』SFA・CRMサービスと親和
    性の高い営業・マーケティング企業データサービス事業が加わり、当社グループが推進する業務の自動
    化、営業の自動化をテクノロジーで実現するDXサービスポートフォリオの拡充をいたしました。
    2021 年9月期における業績につきまして、BPO事業における慢性的なIT人材不足を背景に、稼働
    エンジニア需要が回復傾向にあるため、売上収益は当初計画を上回る見込みであるものの、利益面では
    プロジェクトの入れ替わりを通して外注エンジニアの稼働が増加したことから大きく利益率が低下した
  ため、当初計画よりも下回る見込みであります。一方DX事業においては、TVCMをはじめ積極的な
  広告プロモーションを実施してきたオンライン商談・会議ツール『VCRM(ブイシーアルエム』が当
  初想定していたターゲット顧客と差異が生じているため、当初売上計画より下回る見込みではあります
  が、新たに取得したビジネスチャット事業譲受時から連結対象となるSaaS『InCircle(インサーク
  ル)』のサブスクリプション・リカーリング収益の増加がこれを吸収する見込みとなっております。ま
  た主力SaaSである『Knowledge Suite』のサブスクリプション・リカーリング収益は引き続き着実
  に伸長しており、『Knowledge Suite』を中心にグループ全体のSaaSクロスセルを推進しておりま
  す。


  以上のことから、2021 年9月期の業績予想につきましては、前回発表予想に比べ、売上収益は 81 百
  万円増の 2,490 百万円、営業損失は 150 百万円減の 118 百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失
  は、140 百万円減の 130 百万円となる見通しです。
  なお、第3四半期までの営業損失につきまして、成長が見込まれるDX事業へリソースを集中投下
  し、効率的なリード(見込み客)獲得を主眼としたプロモーション活動の選択と集中、収益性向上へ向
  けたカスタマーサクセス体制整備と人材育成の強化、並びにM&A企業の収益貢献向上を図るPMIの
  実施等、利益改善を図っております。


                                                      以     上


※本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において当社が現在入手
している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、経営環境の変化等の
様々な要因によって異なる場合があります。