3999 Ｍ－ナレッジスイート 2021-06-02 13:00:00
2021年9月期第2四半期決算説明会 質疑応答要旨 [pdf]
2021 年６月２日
各 位
会 社 名 ナ レ ッ ジ ス イ ー ト 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 稲 葉 雄 一
(コ ー ド 番 号 3999 東 証 マ ザ ー ズ )
問 合 せ 先 常務取締役 執行役員コーポレートビジネスユニット長 柳沢 貴志
（TEL 03-5405-8120）
2021 年９月期第２四半期決算説明会 質疑応答要旨
2021 年５月 19 日に開催いたしました 2021 年９月期第２四半期決算説明会の質疑応答要旨を下記の通り
お知らせいたします。
記
この質疑応答要旨は、2021 年５月 19 日（水）に開催したアナリスト・機関投資家向けオンライン決算説
明会および決算発表後の１on１ミーティングにて、ご出席の皆様からいただいた主なご質問をまとめたもの
です。ご理解いただきやすいよう、一部内容の加筆・修正を行っております。
Q：SaaS 製品の解約率について教えてください。
A：解約率は大体 1.5％以内で推移しています。コロナによる変化は見られません。
Q：次世代ナレッジスイートになった場合、１社当たりの売上はどれくらい増えますか？
A：当社の方針として、お客様のニーズにジャストフィットしたサービス提供がございます。次世代ナレッ
ジスイートは様々なサービス・機能が統合連携され、各お客様に寄り添ったサービス・機能を提案するた
め、顧客ごとに価格が変わる場合があると考えています。そのような価格体系を検討している段階です。
Q：契約件数が順調に伸びていますが、コロナの影響はありますか？
A：コロナの影響としては、リアルのイベント開催が縮小されているため、コロナ前と比較しリード数が減
少している点が挙げられます。ただ、今までの実績で考えますと、リード獲得から、それらのリードを成約
までつなげられる期間は約 2 年間です。そのため、2 年前のリードもターゲットとして現在の契約が獲得で
きている状況です。そのリードデータをうまく活用しながら受注を増やしています。また、新卒で採用した
営業人材が順調に活躍してきています。今回の SaaS 契約数の伸び、DX 事業の売上が順調なのも営業人材
が活躍しているためと考えています。
コロナの影響ですが、緊急事態宣言で動きが一時的に停止したのは事実です。ただ、オンライン商談も機能
しており、当社製品が売れているのは事実です。引き続き当社製品への需要は高いと考えています。
Q：競合している企業はどこになりますか？
A：Salesforce.com 社と言いたいところですが、例えば、大企業が使用している会計ソフトを日本の中小企
業が使いこなせるかというと、そうではないケースが多々あります。勘定科目の多さ、機能が多くて使いこ
なせない等。営業ツールソフト各社の多くはターゲットを大企業に合わせています。一方、当社製品は中小
企業にジャストフィットするものを考え、製品を企画、開発しています。また今後については、強いて考え
られるのは人材ビジネス会社かもしれません。IT 人材が不足している中で、DX 化と言っていますが、中小
企業でも IT 人材は 1，2 名必要です。当社の製品は今後デジタルレイバーとして機能していきますので、
IT 人材が不足していてもその企業が DX 化できるように支援してまいります。
Q：DX 事業が１Q と２Q ともに前年同期比 30%以上の成長で推移しています。会社としてこの伸びをどの
ように評価していますか？
A：目標としている、DX 事業 3 年間の CAGR130％に向けて順調に推移していると考えています。当社は
ナレッジスイートを核に多くのサービスを展開しています。それらの中で期待値に達していないサービス、
期待以上の成果をだしてるコア製品のナレッジスイートなどがあり、製品ポートフォリオでお互いをカバー
して 30%以上の伸びを維持しています。サービスや製品を多く展開していますが、やはり中小企業のニー
ズを捉えたナレッジスートが多くの顧客から評価、支持され、DX 事業の伸びにつながっていると考えてい
ます。
以上