3995 M-SKIYAKI 2021-04-28 17:50:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]

                                                 2021年4月28日
各   位
                                     会社名: 株式会社SKIYAKI
                                 代表者名:代表取締役社長     小久保    知洋
                                   (コード番号:3995   東証マザーズ)
                                       問合せ先:取締役    酒井    真也
                                           (TEL.03-5428-8378)



            財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ



    当社は、金融商品取引法第24条の4の4第1項に基づき、本日、関東財務局に提出した2021年1月期の
    内部統制報告書において、開示すべき重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は有効でない旨を記載
    いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                           記


1. 開示すべき重要な不備の内容
     決算・財務報告プロセスにおいて、決算処理の内容に係る相互チェック及びその承認手続の整備・運用
    が不十分であったことにより、売上高及び売上原価の計上誤り、売掛金及び預り金の表示科目誤りが発生
    しており、その他にも相当数の誤りが発生しておりました。これらの誤りを社内の決算・財務報告プロセ
    スにおいて発見できなかったことについて、財務報告に与える影響が大きく重要性が高いと判断し、開示
    すべき重要な不備として認識いたしました。


2. 事業年度末までに是正できなかった理由
     上記については、当事業年度の末日後の決算作業中に発見されたものであるため、当事業年度の末日に
    おいて是正が完了しておりません。なお、上記の開示すべき重要な不備に関連する取引については再検証
    を行い、その結果必要と認められた修正は、重要性の乏しいものを除き、すべて財務諸表及び連結財務諸
    表に反映しております。


3. 開示すべき重要な不備の是正方針
     上記不備の主な発生原因は、適切な財務・経理マニュアル等が十分に整備されていなかった点に加え、
    業務過多により慢性的な経理担当人員の不足が生じていた点、経理マネージャーの異動を含む経理担当人
    員の大幅な変更等により相互チェックが十分に機能していなかった点、当事業年度における新たな会計シ
    ステムの導入により不慣れな環境下で業務を行っていた点、全社的なリモートワークへの移行によりオン
    ラインでの担当者同士の声掛けや確認等のコミュニケーションが不足していた点にあると認識しておりま
    す。
     上記内部統制の重要な不備を速やかに是正するため、リスクを網羅的に把握して財務・経理マニュアル
    等を適時に更新するとともに、中途採用により経理担当人員を複数名増員し、相互チェックが十分に機能
    する経理体制を早急に整備します。また、内部統制の運用に係る実効性を確保するため、相互チェックに
    費やす時間を大幅に増やし、仕訳の根拠となる集計資料及び起票された仕訳の正確性の確認を強化しま
    す。さらに、財務報告に係る統制環境をより一層強固にするため、会計及び適正な財務報告をテーマとし
    た全社研修を実施し、全社的な会計リテラシーの向上及び役職員のリスク意識向上に努めます。

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4. 財務諸表及び連結財務諸表に与える影響
  上記の開示すべき重要な不備に関連する取引のうち、必要と認められた修正は、重要性の乏しいものを
 除きすべて適正に反映しているため、当事業年度の財務諸表及び連結財務諸表に与える影響はありませ
 ん。


5. 財務諸表及び連結財務諸表の監査報告における監査意見
  無限定適正意見であります。


                                              以 上




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