3995 M-SKIYAKI 2020-09-08 17:30:00
(訂正・数値データ訂正)「2020年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について [pdf]
2020 年9月8日
各 位
会 社 名:株式会社SKIYAKI
代表者名:代表取締役社長 宮瀬 卓也
(コード番号:3995 東証マザーズ)
問合せ先:取締役 酒井 真也
(TEL.03-5428-8378)
(訂正・数値データ訂正)
「2020 年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
当社は、2020 年3月 13 日 15 時 00 分に公表した「2020 年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」に
ついて、一部訂正すべき事項がありましたのでお知らせします。また、数値データについても訂正があり
ましたので、訂正後のデータも送信します。
1.訂正理由
2020 年1月期の連結財務諸表等において、長期前払費用に係る減損損失の計上漏れ、買掛金と未払金
の計上科目誤り、営業外収益と営業外費用の計上区分誤り、法人税、住民税及び事業税の計算誤りがある
こと、また、2020 年1月期の個別財務諸表において、関係会社株式評価損の計算誤りがあることが判明
したため、訂正するものであります。
これに伴い、連結財務諸表の営業外収益のその他と営業外費用のその他がそれぞれ 501 千円増加すると
ともに、減損損失が 15,446 千円、法人税、住民税及び事業税が 6,554 千円、非支配株主に帰属する当期
純損失が 2,002 千円増加しております。また、流動資産のその他が 2,882 千円、投資その他の資産のその
他が 15,445 千円減少するとともに、買掛金が 12,000 千円増加、未払金が 12,000 千円、未払法人税等が
3,672 千円減少し、利益剰余金が 19,998 千円、非支配株主持分が 2,003 千円減少しております。
なお、当該訂正に関する開示について、本来であれば 2020 年4月 22 日の有価証券報告書の提出後に遅
滞なく行うべきところ、開示が漏れていたため本日開示をいたしました。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数あるため、訂正後の決算短信の全文を添付し、訂正箇所には下線を付して表示しており
ます。
以 上
2020年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月13日
上場会社名 株式会社SKIYAKI 上場取引所 東
コード番号 3995 URL https://skiyaki.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)宮瀬 卓也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)酒井 真也 TEL 03(5428)8378
定時株主総会開催予定日 2020年4月21日 配当支払開始予定日 2020年4月22日
有価証券報告書提出予定日 2020年4月22日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年1月期の連結業績(2019年2月1日~2020年1月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年1月期 4,899 20.0 99 △56.6 25 △85.4 △225 -
2019年1月期 4,084 64.2 229 △5.2 172 △20.6 79 △56.0
(注)包括利益 2020年1月期 △243百万円 (-%) 2019年1月期 74百万円 (△58.2%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年1月期 △21.33 - △20.6 0.8 2.0
2019年1月期 7.69 7.49 6.8 5.8 5.6
(参考)持分法投資損益 2020年1月期 △84百万円 2019年1月期 △34百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年1月期 3,140 1,018 31.5 92.66
2019年1月期 3,062 1,225 39.1 114.70
(参考)自己資本 2020年1月期 990百万円 2019年1月期 1,195百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年1月期 278 △223 △9 1,600
2019年1月期 △138 △219 △35 1,555
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年1月期 - 0.00 - 3.00 3.00 31 39.0 2.7
2020年1月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年1月期(予想) - - - - - -
(注)当社は、定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では当該基準日におけ
る配当予想額は未定であります。
3.2021年1月期の連結業績予想(2020年2月1日~2021年1月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,507 12.4 71 △28.4 57 128.4 5 - 0.48
(注)2021年1月期の連結業績予想については、レンジ形式により開示しております。詳細は、添付資料P.4「1.経
営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年1月期 10,687,000株 2019年1月期 10,427,000株
② 期末自己株式数 2020年1月期 260株 2019年1月期 260株
③ 期中平均株式数 2020年1月期 10,561,365株 2019年1月期 10,402,617株
(注)当社は、2018年8月1日付で普通株式1株につき5株の株式分割を行っております。これに伴い、期末発行
済株式数(自己株式を含む)及び期中平均株式数については、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行わ
れたと仮定して算定しております。
(参考)個別業績の概要
2020年1月期の個別業績(2019年2月1日~2020年1月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年1月期 3,688 19.0 178 △12.9 201 5.3 △210 -
2019年1月期 3,098 25.3 204 △17.8 191 △14.2 78 △57.4
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年1月期 △19.96 -
2019年1月期 7.56 7.37
(注)当社は、2018年8月1日付で1株につき5株の株式分割を行っておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が
行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年1月期 2,958 1,005 34.0 94.11
2019年1月期 2,846 1,201 42.2 115.21
(参考)自己資本 2020年1月期 1,005百万円 2019年1月期 1,201百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 20
(1)役員の異動 ………………………………………………………………………………………………………… 20
(2)その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 20
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、景気は緩やかな回復基調で推移しま
したが、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題などによる海外経済の不確実性が増しており、また、新型コロナウイル
ス(COVID-19)の感染拡大が世界経済に及ぼす影響が懸念されるなど、今後の動向は依然として不透明な状況が続
いております。
このような状況の下、当社グループは、世界中で利用されるプラットフォームを目指して、アーティストに係る
ファンクラブ(以下「FC」という。)サービスとアーティストグッズ等のECサービスである「bitfan PRO」を中心
に、電子チケットサービス「SKIYAKI TICKET」、及びQR決済サービス「SKIYAKI PAY」の取引規模を拡大させて参
りました。
これら既存事業で培ったファンビジネスの知見を生かし、オープンモデル(CtoC型)ファンプラットフォーム
「bitfan」による新事業に取り組んでおります。FCとしての月額継続課金機能に加えて、bitfanポイントのトレー
ド機能、EC機能、コメント課金機能、電子チケットの「bitfan PASS」など続々と新機能を追加し、bitfanサービ
スを今後の新たな収益の柱に成長させるための投資・開発を積極的に行って参りました。
一方、グローバルな事業展開を見据え、積極的なM&Aを実施して参りました。シンガポールにおいて100%子会社
であるSKIYAKI 65 Pte. Ltd.を設立し、韓国においてSKIYAKI 82 Inc. (旧Ahago Co., Ltd)を連結子会社化をす
ることで海外拠点を作るとともに、株式会社コンテンツレンジ及びディグ株式会社を持分法適用関連会社としてお
り、これらグループ会社とのシナジーを強化するため、より一層の事業連携を進めております。
これらの事業展開により、2020年1月31日現在における当社が提供するプラットフォームの総登録会員数は、
309.8万人(前連結会計年度末比34.2%増)超となり、総登録会員数のうち有料会員数は、82.7万人(同17.0%
増)超となり、いずれも堅調に増加しました。なお、T-FAN(CCCグループとの協業によるFCサービス)の会員数に
ついて、従前より会員数の集計に含めておりましたが、同サービスの会員数の増減が当社グループの業績に与える
影響は極めて軽微であるため、過去に遡って、総登録会員数及び有料会員数より除外しております。
FCサービスについては、サービス数及び有料会員数ともに前連結会計年度比で堅調に増加し、売上高の増加に貢
献しました。当該売上高の増加に伴い、プロダクション向けロイヤリティ及び決済代行業者向け回収手数料等の変
動費が増加しました。
ECサービスについては、アーティストによるツアー実施等の活動の有無により商品の出荷時期及び出荷金額が変
動する特性があり、ストック型ビジネスであるFCサービスと比較して、四半期ごとの売上高の変動性が大きくなる
傾向にあります。当連結会計年度においては、サービス数は増加したものの商品の出荷金額は概ね前連結会計年度
並みで着地し、売上高は前連結会計年度比で微減となりました。
ライブ制作事業については、前連結会計年度より連結の範囲に含めている株式会社SKIYAKI LIVE PRODUCTIONの
ライブ制作収入により、売上高が前連結会計年度比で増加するとともに、ライブ制作原価の発生により売上原価が
増加しました。
その他、子会社の増加に伴う人件費及び経費の増加、積極採用による人員増及び昇給に伴う人件費の増加、自社
プラットフォーム開発に係る業務委託費の増加、積極的なM&Aの実施に伴う財務デュー・デリジェンス費用及びの
れん償却額の増加等により、販売費及び一般管理費が増加しました。
また、営業外損失として持分法適用関連会社に対する投資の減損処理等により持分法による投資損失を営業外費
用に計上するとともに、特別損失として事業譲受及び連結子会社取得に係るのれんの減損損失を計上しました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高、4,899,028千円(前連結会計年度比20.0%増)、営業利益99,851
千円(同56.6%減)、経常利益25,136千円(同85.4%減)、親会社株主に帰属する当期純損失△225,312千円(前
連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益79,950千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度から、「その他事業」に含まれていた「O2O事業」について量的な重要性が増したため報
告セグメントとして記載する方法に変更しております。また、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年
度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
(プラットフォーム事業)
FCサービスの売上高は、取扱いアーティスト数及び有料会員数の増加により2,991,357千円(同26.0%増)とな
りました。なお、FCサービスは、売上高を総額計上しております。当該売上高の増加に伴い、プロダクション向け
ロイヤリティ及び決済代行業者向け回収手数料等の変動費が増加しました。
ECサービスの売上高(販売手数料収入)は、サービス数は増加したものの商品の出荷金額は概ね前連結会計年度
並みとなり、554,170千円(同4.6%減)となりました。なお、ECサービスは、当社が受領する販売手数料収入を売
上高として純額計上しております。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
その他の売上高は、SKIYAKI TICKET、SKIYAKI GOODS、SKIYAKI PAY及びオープンモデルのbitfan等のサービス提
供、クラウドファンディング・プラットフォームサービスの提供、その他上記に含まれないサービスに係るシステ
ム提供及びサイト構築及び運営業務の受託等により、143,063千円(同0.8%増)となりました。
その他、積極採用による人員増及び昇給に伴う人件費の増加、自社プラットフォーム開発に係る業務委託費の増
加、積極的なM&Aの実施に伴う財務デュー・デリジェンス費用及びのれん償却額の増加等により、販売費及び一般
管理費が増加しました。
この結果、売上高3,688,464千円(同19.1%増)、セグメント利益178,232千円(同12.9%減)となりました。
(ライブ制作事業)
前連結会計年度より連結の範囲に含めている株式会社SKIYAKI LIVE PRODUCTIONにおいて、アーティストのライ
ブ・コンサート等の制作を行っております。
ライブ制作事業では、アーティストのライブ制作収入として売上高1,067,244千円(同19.2%増)を計上した一
方で、内部管理体制強化及び営業機能強化を目的とした役員及び従業員の増員により、先行投資費用として人件費
が増加したこと、及び一部営業債権について回収可能性に疑義が生じたことにより貸倒引当金繰入額49,011千円を
計上したこと等により、セグメント損失△56,445千円(前連結会計年度はセグメント利益75,717千円)となりまし
た。なお、前第2四半期連結会計期間よりライブ制作事業を開始したため、当連結会計年度におけるライブ制作事
業の売上高については、前連結会計年度と比較して相対的に大きな金額となっております。
(O2O事業)
連結子会社である株式会社SKIYAKI APPSにおいて、O2O(インターネットなどのオンラインから、店舗などのオ
フラインへ消費者を呼び込むための施策であり、「Online to Offline」の略称)ファンプラットフォームの開
発・運営を行っております。
O2O事業では、ライブを軸にアーティストとファンを繋ぐ、国内最大級の音楽ライブ情報サービス「LiveFans
(ライブファンズ)」及び自分の趣味嗜好をベースに、イベントに行く仲間を簡単に探すことができるSNSサービ
ス「AMIPLE(アミプル)」の広告・課金収入等を計上し、売上高86,223千円(同362.1%増)、セグメント損失
△28,846千円(前連結会計年度はセグメント損失△26,429千円)となりました。なお、前第2四半期連結会計期間
よりO2O事業を開始したため、当連結会計年度におけるO2O事業の売上高については、前連結会計年度と比較して相
対的に大きな金額となっております。
(その他事業)
その他事業の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社である株式会社ロックガ
レージが行う旅行・ツアー事業、株式会社SEA Globalが行うスポーツマーケティング事業、韓国に所在する在外子
会社であるSKIYAKI 82 Inc. (旧Ahago Co., Ltd)が行う韓国におけるメディア・マネジメント・eコマース運営事
業等であります。
その他事業では、ファンクラブ旅行パッケージ販売収入及びスポーツコンサルティング収入等を計上した一方
で、前連結会計年度末において全株式売却により連結の範囲から除外した株式会社リアニメーションにおける売上
高がなくなった影響により相対的に売上高が減少し、人件費及びのれん償却額等を中心とした先行投資費用の発生
により、販売費及び一般管理費が増加しました。
この結果、売上高57,096千円(同21.4%減)、セグメント損失△5,942千円(前連結会計年度はセグメント損失
△14,775千円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ78,916千円増加の3,140,969千円(前連結会計年度末
は3,062,053千円)となりました。
流動資産については、仕入債務及び預り金の増加等により、現金及び預金が44,835千円増加しました。また、前
払費用(主にプロダクション等へ支払う前払ロイヤリティ)の増加72,267千円等により、流動資産は前連結会計年
度末に比べ145,577千円増加の2,851,134千円となりました。
固定資産については、有形固定資産が15,284千円、無形固定資産が47,796千円、投資その他の資産が226,753千
円となり、前連結会計年度末に比べ66,660千円減少の289,835千円となりました。これは主に、子会社及び関連会
社株式の取得による投資有価証券の増加58,446千円,本社オフィス増床に伴う敷金の差入れによる増加45,542千円
及び連結子会社の投資に係るのれんの償却及び減損処理による減少175,187千円等によるものであります。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ286,073千円増加の2,122,353千円(前連結会計
年度末は1,836,279千円)となりました。
流動負債については、取引規模の拡大に伴うFCサービスに係る買掛金の増加57,077千円及び前受収益の増加
73,872千円、主にECサービスに係るプロダクション向け預り金の増加124,058千円等により、流動負債は前連結会
計年度末に比べ289,722千円増加の2,113,366千円となりなりました。
固定負債については、連結子会社である株式会社SEA Globalが計上している長期借入金の返済により、3,648千
円減少しました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ207,157千円減少の1,018,616千円となりまし
た。これは主に、譲渡制限付株式報酬としての新株の発行及びストック・オプションの行使による新株の発行によ
る資本金及び資本剰余金の増加46,618千円、非支配株主との取引に係る親会社の持分変動による資本剰余金の増加
6,230千円、剰余金の配当及び親会社株主に帰属する当期純損失の計上による利益剰余金の減少256,592千円、連結
子会社の損失計上に伴う非支配株主持分の減少1,506千円等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ44,835千
円増加し、1,600,092千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、278,150千円(前連結会計年度は138,173千円を使用)となりました。これは主
に、税金等調整前当期純損失△165,142千円、減損損失188,804、預り金の増加123,554千円、前払費用の増加
65,134千円、前受収益の増加73,872千円、仕入債務の増加54,084千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、223,147千円(前連結会計年度は219,108千円の使用)となりました。これは主
に、関係会社株式の取得による支出140,000千円、敷金及び保証金の差入による支出45,271千円、連結の範囲の変
更を伴う子会社株式の取得による支出22,161千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、9,167千円(前連結会計年度は35,949千円の使用)となりました。これは、ス
トック・オプションの行使による株式の発行による収入18,088千円、配当金の支払額31,170千円、連結子会社の借
入金の返済による支出6,074千円及び非支配株主からの払込みによる収入9,989千円によるものであります。
(4)今後の見通し
翌連結会計年度(2021年1月期)の連結業績見通しについては、既存案件の成長及び新規案件の獲得による取引
規模の拡大を前提に、FCサービスにおける有料会員数の増加を見込んでいる一方で、連結子会社である株式会社
SKIYAKI LIVE PRODUCTIONが行うライブ制作事業において、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴うイ
ベント自粛の影響による売上高の減少を見込んでおり、売上高5,507百万円、営業利益71百万円、経常利益57百万
円、親会社株主に帰属する当期純利益5百万円を予想しております。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準を適用して連
結財務諸表を作成する方針であります。なお、今後につきましては、グローバルな事業展開や外国人株主比率の推移、
国内の他企業の国際会計基準の適用動向等を踏まえ、国際会計基準の適用について検討を進めていく方針であります。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年1月31日) (2020年1月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,555,257 1,600,092
売掛金 599,633 621,383
商品 520 2,565
前払費用 400,314 472,582
その他 174,052 203,732
貸倒引当金 △24,222 △49,223
流動資産合計 2,705,557 2,851,134
固定資産
有形固定資産
建物 970 970
減価償却累計額 △169 △297
建物(純額) 800 672
車両運搬具 3,664 3,664
減価償却累計額 △2,238 △2,713
車両運搬具(純額) 1,425 951
工具、器具及び備品 32,875 38,731
減価償却累計額 △19,130 △25,070
工具、器具及び備品(純額) 13,745 13,660
有形固定資産合計 15,971 15,284
無形固定資産
ソフトウエア 18,770 15,403
のれん 207,580 32,392
無形固定資産合計 226,350 47,796
投資その他の資産
投資有価証券 30,319 88,765
敷金及び保証金 44,283 89,826
繰延税金資産 16,177 15,368
その他 30,735 64,939
貸倒引当金 △7,341 △32,146
投資その他の資産合計 114,174 226,753
固定資産合計 356,495 289,835
資産合計 3,062,053 3,140,969
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年1月31日) (2020年1月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 510,404 567,482
1年内返済予定の長期借入金 6,074 3,648
未払金 20,436 45,953
未払法人税等 77,194 48,183
前受金 32,683 63,017
預り金 672,927 796,985
前受収益 456,678 530,551
その他 47,244 57,544
流動負債合計 1,823,644 2,113,366
固定負債
長期借入金 12,635 8,986
固定負債合計 12,635 8,986
負債合計 1,836,279 2,122,353
純資産の部
株主資本
資本金 554,267 577,591
資本剰余金 521,073 550,597
利益剰余金 120,958 △135,633
自己株式 △346 △346
株主資本合計 1,195,952 992,208
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 - △1,905
その他の包括利益累計額合計 - △1,905
非支配株主持分 29,820 28,313
純資産合計 1,225,773 1,018,616
負債純資産合計 3,062,053 3,140,969
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
売上高 4,084,074 4,899,028
売上原価 2,878,305 3,482,788
売上総利益 1,205,768 1,416,240
販売費及び一般管理費 975,817 1,316,389
営業利益 229,951 99,851
営業外収益
受取利息及び配当金 378 16
業務受託料 720 -
助成金収入 570 -
受取家賃 431 240
還付消費税等 - 9,557
その他 462 2,318
営業外収益合計 2,562 12,132
営業外費用
支払利息 85 65
為替差損 729 234
持分法による投資損失 34,761 84,896
貸倒引当金繰入額 24,000 864
その他 877 785
営業外費用合計 60,453 86,846
経常利益 172,059 25,136
特別利益
段階取得に係る差益 3,260 -
持分変動利益 8,361 3,343
子会社株式売却益 34,772 -
特別利益合計 46,394 3,343
特別損失
減損損失 25,811 188,804
投資有価証券評価損 26,242 -
出資金評価損 7,272 4,817
特別損失合計 59,326 193,621
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
159,127 △165,142
失(△)
法人税、住民税及び事業税 87,414 75,658
法人税等調整額 △2,825 808
法人税等合計 84,588 76,467
当期純利益又は当期純損失(△) 74,539 △241,609
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △5,411 △16,297
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
79,950 △225,312
帰属する当期純損失(△)
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) 74,539 △241,609
その他の包括利益
為替換算調整勘定(税引前) - △2,323
その他の包括利益合計 - △2,323
包括利益 74,539 △243,933
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 79,950 △227,218
非支配株主に係る包括利益 △5,411 △16,714
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年2月1日 至 2019年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 553,267 527,267 72,184 - 1,152,718
当期変動額
新株の発行 1,000 1,000 2,000
剰余金の配当 △31,176 △31,176
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
79,950 79,950
自己株式の取得 △346 △346
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
連結子会社株式の取得による
持分の増減
△8,305 △8,305
連結子会社株式の売却による
持分の増減
1,111 1,111
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,000 △6,194 48,774 △346 43,233
当期末残高 554,267 521,073 120,958 △346 1,195,952
非支配株主持分 純資産合計
当期首残高 7,751 1,160,470
当期変動額
新株の発行 2,000
剰余金の配当 △31,176
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
79,950
自己株式の取得 △346
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
連結子会社株式の取得による
持分の増減
△8,305
連結子会社株式の売却による
持分の増減
1,111
株主資本以外の項目の
22,069 22,069
当期変動額(純額)
当期変動額合計 22,069 65,303
当期末残高 29,820 1,225,773
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当連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 554,267 521,073 120,958 △346 1,195,952
当期変動額
新株の発行 23,324 23,294 46,618
剰余金の配当 △31,280 △31,280
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△225,312 △225,312
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
6,230 6,230
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 23,324 29,524 △256,592 - △203,744
当期末残高 577,591 550,597 △135,633 △346 992,208
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他の包括利益
為替換算調整勘定
累計額合計
当期首残高 - - 29,820 1,225,773
当期変動額
新株の発行 46,618
剰余金の配当 △31,280
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△225,312
非支配株主との取引に係る親
会社の持分変動
6,230
株主資本以外の項目の
△1,905 △1,905 △1,506 △3,412
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △1,905 △1,905 △1,506 △207,157
当期末残高 △1,905 △1,905 28,313 1,018,616
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 159,127 △165,142
減価償却費 24,622 21,475
のれん償却額 25,356 35,227
貸倒引当金の増減額(△は減少) 14,085 49,805
受取利息及び受取配当金 △378 △16
支払利息 85 65
持分法による投資損益(△は益) 34,761 84,896
投資有価証券売却損益(△は益) △34,772 -
段階取得に係る差損益(△は益) △3,260 -
持分変動損益(△は益) △8,361 △3,343
減損損失 25,811 188,804
固定資産除却損 137 -
投資有価証券評価損益(△は益) 26,242 -
出資金評価損 7,272 4,817
株式報酬費用 - 21,397
売上債権の増減額(△は増加) △61,292 △21,751
たな卸資産の増減額(△は増加) △273 410
前渡金の増減額(△は増加) △95,624 △42,714
前払費用の増減額(△は増加) △105,793 △65,134
仕入債務の増減額(△は減少) 64,557 54,084
未払金の増減額(△は減少) △5,819 23,680
前受金の増減額(△は減少) △39,967 30,333
預り金の増減額(△は減少) △248,898 123,554
前受収益の増減額(△は減少) 105,997 73,872
その他 △5,650 △29,997
小計 △122,035 384,325
利息及び配当金の受取額 378 16
利息の支払額 △85 △65
法人税等の支払額 △16,430 △106,125
営業活動によるキャッシュ・フロー △138,173 278,150
投資活動によるキャッシュ・フロー
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△179,495 △22,161
支出
有形固定資産の取得による支出 △5,219 △5,329
無形固定資産の取得による支出 △7,090 △8,903
事業譲受による支出 △10,000 △1,851
関係会社株式の取得による支出 △29,945 △140,000
貸付金の回収による収入 16,666
敷金及び保証金の差入による支出 - △45,271
出資金の払込による支出 △5,200 -
出資金の回収による収入 1,176 371
投資活動によるキャッシュ・フロー △219,108 △223,147
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 2,000 18,088
自己株式の取得による支出 △346 -
配当金の支払額 △31,092 △31,170
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△10,000 -
よる支出
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
2,000 -
よる収入
借入れによる収入 6,000 -
借入金の返済による支出 △4,512 △6,074
非支配株主からの払込みによる収入 - 9,989
財務活動によるキャッシュ・フロー △35,949 △9,167
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △393,231 45,836
現金及び現金同等物に係る換算差額 - △1,000
現金及び現金同等物の期首残高 1,948,642 1,555,257
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △154 -
現金及び現金同等物の期末残高 1,555,257 1,600,092
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 6社
連結子会社の名称
㈱ロックガレージ
㈱SKIYAKI LIVE PRODUCTION
㈱SKIYAKI APPS
㈱SEA Global
SKIYAKI 65 Pte. Ltd.
SKIYAKI 82 Inc. (旧Ahago Co., Ltd)
上記のうち、SKIYAKI 65 Pte. Ltd.及びSKIYAKI 82 Inc. (旧Ahago Co., Ltd)については、当連結会
計年度において議決権の過半数を取得したため、連結の範囲に含めております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社数 4社
持分法適用の関連会社の名称
Remember㈱
㈱3DAY
㈱コンテンツレンジ
ディグ㈱
(2)持分法適用の範囲の変更
㈱コンテンツレンジ及びディグ㈱については、新たに株式を取得したことから、当連結会計年度より
持分法適用の範囲に含めております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。
会社名 決算日
㈱ロックガレージ 10月31日
㈱SKIYAKI LIVE PRODUCTION 4月30日
㈱SEA Global 3月31日
SKIYAKI 82 Inc. (旧Ahago Co., Ltd) 12月31日
なお、全ての連結子会社について、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎と
しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
その他有価証券
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
ロ たな卸資産
移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
を採用しております。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産
定率法(ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については定額法)を採用しておりま
す。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 6~15年
工具、器具及び備品 3~10年
ロ 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(3~5年)に基づいており
ます。
(3)重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権
等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収
益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非
支配株主持分に含めて計上しております。
(5)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、3~9年間の定額法により償却を行っております。
(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリス
クしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(7)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている
ものであります。
当社グループは、事業内容別のセグメントから構成されており、主にファンクラブ、アーティストグッ
ズ等のEC及び電子チケット等のサービスプラットフォームを提供する「プラットフォーム事業」、アーテ
ィストのライブ・コンサート制作を行う「ライブ制作事業」及び、O2O(インターネットなどのオンライ
ンから、店舗などのオフラインへ消費者を呼び込むための施策であり、「Online to Offline」の略称)
ファンプラットフォームを提供する「O2O事業」を報告セグメントとしております。
当連結会計年度から、「その他事業」に含まれていた「O2O事業」について量的な重要性が増したため
報告セグメントとして記載する方法に変更しております。また、前連結会計年度のセグメント情報は、当
連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年2月1日 至 2019年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他事業
合計
プラット ライブ制作 (注)
O2O事業 計
フォーム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 3,097,168 895,600 18,657 3,992,769 72,646 4,084,074
セグメント間の内部売上高又
1,632 412 - 2,045 - 2,045
は振替高
計 3,098,801 896,013 18,657 3,994,815 72,646 4,086,120
セグメント利益又は損失(△) 204,669 60,194 △26,429 264,864 △14,775 223,658
セグメント資産 2,666,216 459,635 50,197 3,125,851 49,856 3,225,905
セグメント負債 1,644,768 164,924 2,838 1,809,693 49,856 1,838,831
その他の項目
減価償却費 23,567 894 - 24,462 159 24,622
のれん償却額 1,111 15,522 8,369 16,634 352 25,356
持分法適用会社への投資額 26,561 - - 26,561 - 26,561
有形固定資産及び無形固定資
20,996 1,394 33,333 22,391 - 55,725
産の増加額
(注)「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社における旅行・ツア
ー事業及びスポーツマーケティング事業等であります。
当連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他事業
合計
プラット ライブ制作 (注)
O2O事業 計
フォーム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 3,688,464 1,067,244 86,223 4,841,932 57,096 4,899,028
セグメント間の内部売上高又
126 - 3,698 3,824 2,381 6,205
は振替高
計 3,688,590 1,067,244 89,921 4,845,757 59,477 4,905,234
セグメント利益又は損失(△) 178,232 △56,445 △28,846 92,940 △5,942 86,998
セグメント資産 2,927,471 212,817 23,026 3,163,314 93,511 3,256,826
セグメント負債 1,952,720 146,893 11,464 2,111,078 23,422 2,134,500
その他の項目
減価償却費 20,198 1,087 95 21,381 93 21,475
のれん償却額 - 20,697 11,574 32,271 2,956 35,227
持分法適用会社への投資額 85,008 - - 85,008 - 85,008
有形固定資産及び無形固定資
13,610 363 286 14,261 - 14,261
産の増加額
(注)「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、連結子会社における旅行・ツア
ー事業及びスポーツマーケティング事業等であります。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事
項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 4,013,473 4,845,757
その他事業の売上高 72,646 59,477
セグメント間取引消去 △2,045 △6,205
連結財務諸表の売上高 4,084,074 4,899,028
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 238,434 92,940
その他事業の利益又は損失(△) △14,775 △5,942
セグメント間取引消去 6,292 12,852
連結財務諸表の営業利益 229,951 99,851
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 3,176,048 3,163,314
その他事業の資産 49,856 93,511
セグメント間債権消去 △163,852 △115,856
連結財務諸表の資産合計 3,062,053 3,140,969
(単位:千円)
負債 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 1,812,532 2,111,078
その他事業の負債 26,299 23,422
セグメント間債務消去 △2,552 △12,147
連結財務諸表の負債合計 1,836,279 2,122,353
(単位:千円)
報告セグメント計 その他事業 連結財務諸表計上額
その他の項目 前連結会計 当連結会計 前連結会計 当連結会計 前連結会計 当連結会計
年度 年度 年度 年度 年度 年度
減価償却費 24,462 21,381 159 93 24,622 21,475
有形固定資産及び無形
55,725 14,261 - - 55,725 14,261
固定資産の増加額
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
【関連情報】
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の開示をしているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先が存在しないため、記
載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年2月1日 至 2019年1月31日)
(単位:千円)
プラットフォーム
ライブ制作事業 O2O事業 その他事業 合計
事業
減損損失 - - 12,956 12,855 25,811
当連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
プラットフォーム
ライブ制作事業 O2O事業 その他事業 合計
事業
減損損失 - 165,501 16,666 6,636 188,804
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年2月1日 至 2019年1月31日)
(単位:千円)
プラットフォーム
ライブ制作事業 O2O事業 その他事業 合計
事業
当期償却額 1,111 15,522 8,369 352 25,356
当期末残高 - 170,752 27,777 9,049 207,580
当連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
プラットフォーム
ライブ制作事業 O2O事業 その他事業 合計
事業
当期償却額 - 20,697 11,574 2,956 35,227
当期末残高 - - 1,388 31,003 32,392
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
1株当たり純資産額 114.70円 92.66円
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損
7.69円 △21.33円
失(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 7.49円 -
(注)1.当社は、2018年8月1日付で普通株式1株につき5株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当
たり当期純利益を算定しております。
2.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当
期純損失であるため記載しておりません。
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 79,950 △225,312
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
79,950 △225,312
利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 10,402,617 10,561,365
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) 275,892 62,419
(うち新株予約権(株)) (275,892) (62,419)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1 新株予約権4種類(新株予約権 該当事項はありません。
株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在 の数2,936個)。 なお、新株予約権の概要は「第
株式の概要 なお、新株予約権の概要は「第 4 提出会社の状況 1 株式等
4 提出会社の状況 1 株式等 の状況 (2) 新株予約権等の状
の状況 (2) 新株予約権等の状 況」に記載のとおりであります。
況」に記載のとおりであります。
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
(重要な後発事象)
資金の借入
当社は、2020年1月23日開催の取締役会決議に基づき、以下のとおり借入を実行いたしました。
日本生命保険
借入先 ㈱三菱UFJ銀行 ㈱りそな銀行 ㈱三井住友銀行
相互会社
借入金額 500,000千円 400,000千円 100,000千円 100,000千円
基準金利+スプ 基準金利+スプ 基準金利+スプ 基準金利+スプ
借入利率(年利)
レッド、固定金利 レッド、固定金利 レッド、固定金利 レッド、固定金利
資金使途 運転資金 運転資金 運転資金 運転資金
借入実行日 2020年2月28日 2020年2月7日 2020年2月28日 2020年2月28日
返済期限 2021年2月28日 2025年1月31日 2023年2月28日 2023年2月28日
担保等 無担保、無保証 無担保、無保証 無担保、無保証 無担保、無保証
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株式会社SKIYAKI (3995) 2020年1月期 決算短信
4.その他
(1)役員の異動
該当事項はありません。
(2)その他
該当事項はありません。
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