2019年11月期第1四半期
決算説明資料
株式会社マネーフォワード
2019.4.15
目次 1
ハイライト P.2
2019年11月期第1四半期 業績 P.5
全社 P.6
Money Forward Business P.12
Money Forward Home P.16
Money Forward X P.22
Money Forward Finance P.25
事業ポートフォリオの見直し P.29
その他の戦略的取り組み P.33
Appendix P.38
ハイライト
2019年11月期第1四半期 業績ハイライト 3
• 連結売上高は前年同期比+54％の14.0億円。Businessドメイン
売上高が8.5億円(前年同期比+60％)と成長を牽引。
• Businessドメインのストック収入の成長は過去最大に。
新プラン提供によりユーザーの複数サービス利用を促進し、
更なる業務効率化を追求。
• 成長投資を加速。『マネーフォワード ME』のテレビCM実施
により、連結EBITDAは△9.4億円。期初計画通り、EBITDA
損失は1Qに偏重する見通し。
• 事業ポートフォリオの見直しを実行。仮想通貨交換業者登録へ
向けた手続きの中止、『mirai talk』の店舗閉鎖を決定し、
7,393万円の特別損失を計上。
2019年11月期第1四半期以降の主なトピックス 4
• 『マネーフォワード クラウド勤怠』をリリース。給与サービス
とのクロスセルを推進し、成長・大規模企業への導入を促進。
• 『マネーフォワード ME』 はテレビCM実施により、
新規サービス登録数*が過去最高水準に。課金ユーザーの更なる
定着率向上を狙い、年額プランを提供開始。
• Xドメインにおいて『マネーフォワード for JAバンク』など
8つの金融機関にサービスを提供開始。
• 企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』が急速に拡大。
成長企業の業務効率化・キャッシュフロー改善需要に訴求。
• Money Forward Labを設立。テクノロジーとデータを駆使し、
家計・資産・会計の少し先の未来の可視化を推進。
※ 各四半期において『マネーフォワード ME』全ユーザーが銀行/カード/証券/年金/ポイント/マイルなどの金融サービスを新たに登録した数
2019年11月期
第1四半期 業績
主要サービス一覧 6
法人向けサービス 個人向けサービス 金融機関とのサービス開発 新たな金融ソリューション
for ○○
バックオフィス向け お金の見える化サービス 企業間後払い決済サービス
金融機関お客様向け自動家計簿・
業務効率化ソリューション
資産管理サービス
通帳アプリ
金融商品の比較・申し込みサイト ブロックチェーン・仮想通貨関連事業
金融機関お客様向け通帳アプリ
MF Unit
くらしの経済メディア 金融機関のアプリへの AI融資審査モデルの開発
一部機能提供
for ○○
自動貯金アプリ
金融機関お客様向けクラウドサービス
記帳代行自動化サービス ライフプラン診断
クラウド経営分析ソフト クーポンアプリ
連結売上高（四半期推移） 7
連結売上高は、前年同期比+54%と大きく拡大。
+54%
（百万円） ■Business ■Home ■X □ Finance ■ その他
1,469
36
1,398 (前年同期比)
1,400 +44百万円
48
197
125 +23%
1,200 1,130
1,091
17
7 97
965 397 370 +39%
1,000
2 906 178
173 3 299
102
800 732
693 304
117 265
126 311
600
510
212
65 211 +60%
400 833 853
172 715
599
477 533
200
354 401
272
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
※ 「その他」売上高のグラフ内での表記は省略
売上総利益 / EBITDA 8
売上の拡大に伴い、売上総利益は順調に増加。マネーフォワードフィナン
シャル社（以下、「MFF社」）の影響を除く売上総利益率は62%*。
EBITDAは△9.4億円、広告宣伝費とMFF社1Q実績を除くEBITDAは△2.0億円。
（百万円） □売上総利益 ■売上総利益率 （百万円） □EBITDA □ EBITDA(広告宣伝費除く)
18/11期 19/11期 18/11期 19/11期
1Q 1Q 1Q 1Q
1 53
0
700 746
0.8
600 △94
△200
610
500
67% 0.6
△400
400 △374*
53%*
0.4 △600
300
200
0.2 △800
100
△1,000 △941*
0 0
※ 1QのMFF社を除く売上総利益率は62%、EBITDAは△7.7億円、広告宣伝費を除くEBITDAは△2.0億円
1QのMFF社の営業損失は1.7億円（売上原価は1.2億円、販売管理費は0.6億円）
※ EBITDA＝営業損益＋減価償却費＋のれん償却額
費用内訳（売上原価・販売費及び一般管理費） 9
前期末比コスト増6.2億円、内4.8億円は広告宣伝費。
（百万円） 人件費 外注費 支払手数料 地代家賃 その他 広告宣伝費
2,382 主な広告宣伝費の内訳は
2,400
『マネーフォワード ME』の
テレビ CM実施費用*1。
567
2,000 Businessドメインも
1,757 マーケティングを加速
84
1,600
1,416 425
371 外注費の主な内訳は、
1,188 106 113
113 Businessドメインにおける
1,200 1,029 125
114 344 153 営業関連費用や、MFF社の開発
147 235 308 一時費用
115 313
800 196 64 103
34 98
75 160 エンジニア・ビジネス職ともに
143
109
400 844 採用が順調に進捗
723
534 588
468
0
18/11期 18/11期 18/11期 18/11期 19/11期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※ 2019年1Qの「その他費用」は通信費(101百万円)、採用教育費(75百万円)、旅費交通費(38百万円)など
※1 2018年12月22日～2019年1月31日にかけて『マネーフォワード ME』のテレビCMを放映
正社員数推移 10
正社員数は449名(前期末比+55名)。Businessドメインを筆頭に人材採用は順
調に進捗。MFF社の人員数は33名。
（人） Business Home X Finance 共通エンジニア/デザイナー コーポレート
500
449
450
394 57
400
55 51
350
43 64
300
241 52 26
250
35 23 55
200
29 44
10
150 15
32
100
177 196
50 120
0
17/11末 18/11末 19/2末
(連結) (連結) (連結)
※ 共通エンジニア/デザイナーは、CISO室、CTO室、アカウントアグリゲーション本部、MONEY FORWARD VIETNAMなど
コーポレートは、社長室、経営企画本部、財務経理本部 、管理本部、人事本部、Fintechリサーチ室など
今後の投資に耐えうる財務基盤の維持 11
2018年12月に公募増資を実施し約66億円を調達。
積極的な事業投資、M&Aを可能にする財務基盤を確立。
現金及び預金 ネットキャッシュ* 純資産
（百万円）
12,000
10,000
8,000
6,000
10,460
8,942
4,000
6,817
4,952
2,000
3,383
1,462
0
18/11期 19/11期 18/11期 19/11期 18/11期 19/11期
4Q 1Q 4Q 1Q 4Q 1Q
*※ 現金及び預金から有利子負債を差し引いて算出
Money Forward Business
Money Forward Business 売上高 13
前期末比でストック収入の伸びは過去最大*。
フロー収入の減少要因はイベント収入及びIT導入補助金関連売上の反動。
MFクラウドExpo開催/
（百万円）■ストック収入 □フロー収入 IT導入補助金関連売上が拡大
833 853
800 71
『STREAMED』を提供する
クラビス社をグループ化
715 140
599 74
15
600 533
16
477
401 60
400 354 30 782
272 40 693
641
17 584
518
200 416
371
314
255
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
※ 2018年11月期1Qのストック収入は、クラビス社の連結開始の影響を含むため、実態として本1Qの伸びが過去最大となっている
※ フロー収入は導入支援手数料、事業会社お客様向け『マネーフォワード クラウドシリーズ』OEM提供に伴う開発売上、イベントの協賛金・参加費収入
(MFクラウドExpo等)、ナレッジラボ社におけるコンサルティング売上、ワクフリ社における売上を含む
※ 2018年11月期まで開示していた「マネーフォワード クラウドサービス売上高」の内、「アライアンス事業収入」に含まれていた金融機関向け開発・利用料売上に
ついては今期よりMoney Forward X 売上高に計上しているため、Money Forward Business 売上高からは除かれている
『マネーフォワード クラウド』新プラン発表 14
『マネーフォワード クラウド』の5サービスが利用可能となる新プランを発表。
ユーザーの複数サービス利用を促進し、更なる業務効率化実現を目指す。
新プランには2019年5月以降に移行予定。
『マネーフォワード クラウド勤怠』提供開始 15
「働き方改革」をサポートする勤怠管理システム。法改正に対応し、労働
時間や休暇取得状況をリアルタイムに把握、魅力的な労働環境作りを実現。
Money Forward Home
プレミアム課金収入（売上高推移） 17
『マネーフォワード ME』の利用者数は750万人、プレミアム課金ユーザー数
は18万人を突破*。前期末比のプレミアム課金収入の成長は足元で加速。
（百万円）
250
200
150
244
226
213
100 199
174
158
139
128
50 110
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
※ 2019年2月末時点
※ プレミアム課金収入はお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の月額課金
メディア/広告収入（売上高推移） 18
メディア/広告収入は前年同期比で37%成長。
ユーザー数拡大に伴い、イベント収入が好調。
+37%
（百万円） お金のEXPO2018開催
▼
お金のEXPO2017開催
▼
150
100
172
153
126
50 105
92 86
83
73
62
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
※ メディア／広告収入は、くらしの経済メディア『MONEY PLUS』での広告収入、イベント開催（お金のEXPO等）における協賛金・参加費収入、
『mirai talk』などのPFM事業収入を含む
『マネーフォワード ME』新規サービス登録数の推移 19
CM効果により新規サービス登録数*は過去最高を達成。
今回CM
▼
前回CM
▼
前々回CM
▼
14/11期 15/11期 16/11期 17/11期 18/11期 19/11期
※ 各四半期において『マネーフォワード ME』全ユーザーが銀行/カード/証券/年金/ポイント/マイルなどの金融サービスを新たに登録した数
『マネーフォワード ME』年額プランを開始 20
継続利用者数増加を目指し、『年額プラン』の提供を開始。
自動貯金アプリ『しらたま』、貯金総額5億円突破 21
おつり貯金、つみたて貯金、値引き貯金など、アプリ内で手軽に始められる
新しい貯金体験を提案、貯金総額は5億円を突破。（2019年4月時点）
※ 値引き貯金は機能を開始した2018年2月から2018年12月までの集計データ
Money Forward X
Money Forward X 売上高推移 23
サービス提供先の増加（詳細は次頁）により、ストック収入は増加トレンドに。
今後更なる増加を見込む。
（百万円） ■ストック収入 □フロー収入
200 197
173 178
150
126 118 125
117 94
103
102
97 42
100
71 54 23 15
65
17
50
79 84 82 79 84
64 71
49 55
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
※ 初期開発費に伴うフロー収入の売上計上は金融機関への検収が完了した時点で行われるため、サービスのリリース時期とは必ずしも一致しない
金融機関との連携強化 24
新たに8つの金融機関にサービスを提供開始。金融機関のお客様が口座の入出
金明細や残高情報などをアプリ内で閲覧できる通帳アプリの導入先が増加。
『マネーフォワード for ◯◯』：
1 金融機関お客様向けマネーフォワード MEを開発
通帳アプリ：
2 金融機関お客様向け通帳アプリを開発
『MF Unit』シリーズ：
3 金融機関の既存アプリにPFMの各機能を提供
『資産管理Unit』
『家計簿Unit』 『資産管理Unit』 『資産管理Unit』
『家計簿Unit』
※ ロゴ記載はプレスリリース発表日順。北陸銀行及び京都信用金庫へは通帳アプリと『MF Unit』シリーズをそれぞれ１つのアプリで提供
※ 初期開発費に伴うフロー収入の売上計上は金融機関への検収が完了した時点で行われるため、サービスのリリース時期とは必ずしも一致しない
Money Forward Finance
Money Forward Finance 売上高推移 26
企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』が順調に成長。
（百万円）
40
30
48
20
36
10
17
2 3 7
0
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17/11期 18/11期 19/11期
(連結) (連結) (連結)
『MF KESSAI』有力企業への導入が進む 27
企業のサービス成長に伴う業務効率化ニーズ、新規事業の開始に伴う
請求フロー構築ニーズ等を捉え、有力企業への導入が進捗。
※ 掲載ロゴは導入企業の一例
オンライン融資の新サービスを開始予定 28
クラウド会計データなどを活用するオンライン融資サービスを近日リリース
予定*。中小企業の資金繰りまで支援を拡充へ。
※ 連結子会社であるマネーフォワードファイン社を通じてサービス提供予定
事業ポートフォリオの見直し
マネーフォワードフィナンシャル設立の背景 30
メディア事業・仮想通貨交換所を通じて、ブロックチェーン・仮想通貨の
普及と実用化を目指し、2018年3月にMFF社を設立。
知る 交換する 利用する 管理する 申告する
（メディア） （交換所） (送金・決済) （資産管理） （確定申告）
2019年の仮想通貨 あらゆる決済や
交換所開設を目指 送金の手段のハブ
して、金融庁への となる決済・送金
申請とシステムの のプラットホーム
開発を進めた 事業も念頭に
仮想通貨交換業者登録へ向けた手続きの中止について 31
• 仮想通貨市場の急速な冷え込みと体制構築のコスト上昇に
より収益性に関するダウンサイドリスクが大きく拡大。
• 仮想通貨関連事業の参入延期と仮想通貨交換業者の登録
申請の取り下げを行い、システム開発を停止。
• ブロックチェーン／仮想通貨に関するメディア『Onbit』の
サービス提供を2019年5月31日をもって終了予定。
• ブロックチェーン技術の開発研究は継続。
• 1Qに特別損失6,140万円を計上。
お金の相談窓口『mirai talk』事業縮小について 32
• 東京・新宿の実店舗『mirai talk』を閉店予定。
• 高い顧客満足度を得ていた一方で、当初の事業仮説が
プロダクトマーケットフィットに到達するまでに想定以上
の時間を要する見込み。
• 2019年6月末までに各サービスの新規募集を順次停止予定。
• 『mirai talk』において開発したコンテンツやサービスは、
『マネーフォワード ME』など他サービスに活用。
• 1Qに特別損失1,253万円を計上。
その他の戦略的取り組み
Money Forward Lab設立 34
テクノロジーとデータを駆使し、家計・資産・会計の少し先の未来を可視化。
事業インパクト、データ優位性の高い研究テーマ・技術領域に取り組む。
北岸 郁雄
Money Forward Lab 所長
1998年日本電信電話株式会社に入社。ロボット教示方式等の研究開発業
務に従事。2004年ヤフー株式会社に入社。技術競争力の基盤作りとして
研究所の設立を構想し、2007年にYahoo! JAPAN研究所を設立。以来、研
究開発マネジメント、新規事業領域の開拓、関連会社の取締役等の業務を
執行。早稲田大学非常勤講師（2007年度）。2018年Zコーポレーション株
式会社の経営に参画。ファンドマネージャとしてモビリティ領域の投資と
ハンズオン業務に従事。同12月に当社に入社し、2019年3月Money
Forward Lab所長に就任。
関根 聡
Money Forward Lab 技術顧問
・国立研究開発法人 理化学研究所 革新知能統合研究センター
言語情報アクセス技術チーム チームリーダー
・ニューヨーク大学 コンピューターサイエンス学科 准教授
・合同会社ランゲージ・クラフト 代表
・元・楽天技術研究所ニューヨーク所長
・博士（コンピュータサイエンス）
自然言語処理技術、特に情報抽出、言語的知識獲得、言語解析などの研究
で最前線に立つ。2019年3月当社Money Forward Lab技術顧問に就任。
Chatwork社と資本業務提携 35
国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatwork社と資本業
務提携。相互送客などの共同マーケティングやサービス連携での協業を加速。
×
金融機関との連携強化（API連携） 36
参照系・更新系ともにFintech企業として国内最多の契約を締結。『未来投資
戦略2018』においては2020年までに80 行以上の銀行におけるAPI 導入が目標。
個人 法人 個人 法人
金融機関名 金融機関名
参照系 更新系 参照系 更新系 参照系 更新系 参照系 更新系
1 住信SBIネット銀行 ◯ ◯ ◯ ◯ 23 中国銀行 ◯
2 静岡銀行 ◯ 24 東邦銀行 ◯
3 群馬銀行 ◯ ◯ 25 足利銀行 ◯
4 みずほ銀行 ◯ ◯ 26 熊本銀行 ◯ ◯ ◯
5 セブン銀行 ◯ ◯ ◯ 27 親和銀行 ◯ ◯ ◯
6 愛知銀行 ◯ ◯ 28 福岡銀行 ◯ ◯ ◯
7 三井住友銀行 ◯ ◯ ◯ 29 仙台銀行 ◯
8 みなと銀行 ◯ 30 北陸銀行 ◯
9 ジャパンネット銀行 ◯ ◯ 31 京都信用金庫 ◯ ◯
10 みちのく銀行 ◯ 32 滋賀銀行 ◯
11 三菱UFJ銀行 ◯ ◯ ◯ 33 JAバンク ◯
12 栃木銀行 ◯ 34 ソニー銀行 ◯
13 千葉銀行 ◯ 35 大和ネクスト銀行 ◯
14 北洋銀行 ◯ 36 筑邦銀行 ◯ ◯
15 大光銀行 ◯ 37 秋田銀行 ◯
16 京葉銀行 ◯ ◯ 38 武蔵野銀行 ◯
17 伊予銀行 ◯
18 第四銀行 ◯
19 北九州銀行 ◯
20 もみじ銀行 ◯
21 山口銀行 ◯
22 じぶん銀行 ◯
*※ 赤字は新規の連携先
37
お金を前へ。人生をもっと前へ。
Appendix
会社概要
Mission/Vision/Value 40
個人のお金の悩みや不安の解消、事業者の経営改善に貢献し、
日本でNo.1の「お金のプラットフォーム」になることを目指しています。
「お金」は、人生においてツールでしかありません。
しかし「お金」とは、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
私たちは「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」サービスを提供することにより、ユー
ザーの人生を飛躍的に豊かにすることで、より良い社会創りに貢献していきます。
代表者紹介 41
辻 庸介(つじ ようすけ)
代表取締役社長 CEO
京都大学農学部を卒業後、ペンシルバニア大学
ウォートン校MBA修了。ソニー株式会社、マネック
ス証券株式会社を経て、2012年に株式会社マネー
フォワード設立。新経済連盟の幹事、経済産業省
FinTech検討会合の委員も務める。
【受賞歴】
2014年1月 「日本起業家賞2014(The Entrepreneur Awards Japan = TEAJ)」で米国大使館賞受賞。
2014年2月 「ジャパンベンチャーアワード2014」にて、JVA審査委員長賞受賞。
2014年3月 「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2014」にて大賞受賞。
2016年11月 Forbes Japan「日本のベスト起業家ランキング」を2年連続受賞。
2016年12月 日経ビジネス「2017年日本に最も影響を与える100人」として選出。
2018年2月 「第4回日本ベンチャー大賞」にて審査委員会特別賞受賞。
経営陣紹介 42
金融 x IT に深い知見ある経営陣。
瀧 俊雄 中出 匠哉
取締役執行役員 取締役執行役員 CTO
マネーフォワードFintech研究所長
2001年ジュピターショップチャンネル株式会社に入社。IT
慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券株式会社入社。野 マネージャーとしてCRMシステムの開発等を統括。2007年、
村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビ シンプレクス株式会社に入社し、証券会社向け株式トレー
ジネスモデル等の研究に従事。スタンフォード大学MBA修 ディングシステムの開発等に注力。2015年に株式会社マ
了。2012年に株式会社マネーフォワード取締役に就任。 ネーフォワードに入社し、Financialシステムの開発に従事。
2016年4月金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有 2016年にCTO、2018年に取締役に就任。
識者会議」にメンバーとして参加。
市川 貴志 坂 裕和
取締役執行役員 CISO 取締役執行役員 管理本部長
マネックスグループ株式会社にて証券取引システムの開 2001年証券会社に入社し2年間営業職に従事。2007年法科大
発・運用、子会社合併等の各種プロジェクトマネジメント 学院を卒業し、2008年弁護士登録。2009年SBI証券に入社し、
を担当。その後、大手金融システム開発会社にて、インフ 法務部を経て経営企画部にて全社プロジェクトの推進・管理
ラ部門の責任者として為替証拠金取引サイトの新規構築に を担当。2011年SBIホールディングスに出向し、社長室長と
従事。2012年に株式会社マネーフォワード入社。2017年に して主にグループ戦略推進、子会社管理に従事。2012年SBI
取締役に就任。 マネープラザの立ち上げを担当し、同社の管理部門管掌取締
役に就任。2016年1月に株式会社マネーフォワード入社。
2018年に取締役に就任。
金坂 直哉 竹田 正信
取締役執行役員 コーポレートディベロップメント担当 取締役執行役員 事業推進本部長
東京大学経済学部卒業。ゴールドマン・サックス証券株 2001年インターネット広告代理店にて企画営業職に従事。
式会社の東京オフィス、サンフランシスコオフィスにて、 2003年株式会社マクロミルに入社し、2008年取締役就任。
テクノロジー・金融業界を中心にクロスボーダーM&Aや 同社の経営企画部門を主に管掌し、事業戦略、人事戦略、
資金調達のアドバイザリー業務、投資先企業の価値向上 企業統合、新規事業開発を主導。2012年株式会社イオレに
業務に従事。2014年に株式会社マネーフォワード入社。 転じ、取締役経営企画室長に従事。2016年株式会社クラビ
2017年に取締役に就任。 ス取締役・CFOを経て、2017年株式会社クラビスのグルー
プ会社化に伴い、マネーフォワードに参画。
経営陣紹介 43
日本有数の知見を誇る社外取締役・顧問を招聘。
車谷 暢昭 岡島 悦子
社外取締役 社外取締役
株式会社東芝 取締役 代表執行役会長CEO 株式会社プロノバ代表取締役社長
株式会社三井銀行に入行。株式会社三井住友フィナンシャ 三菱商事、ハーバードMBA、マッキンゼー・アンド・カンパ
ルグループ副社長執行役員、株式会社三井住友銀行代表取 ニーを経て、2002年、グロービス・グループの経営人材紹介
締役兼副頭取執行役員に就任。2017年にシーヴィー サービス会社であるグロービス・マネジメント・バンク事業立
シー・アジア・パシフィック・ジャパン株式会社代表取締 上げに参画、2005年より代表取締役。2007年、プロノバ設立、
役兼共同代表に就任。2018年に株式会社東芝 取締役、代 代表取締役就任。経営チーム強化コンサルタント、ヘッドハン
表執行役会長CEOに就任。 ター、リーダー育成のプロ。
田中 正明
社外取締役 御立 尚資
日本ペイントホールディングス株式会社 代表取締役会長 顧問（前 社外取締役）
ボストンコンサルティンググループ
元三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ取締役副社長、 シニア・アドバイザー
元株式会社産業革新投資機構 代表取締役社長CEO。
2011年から2015年までモルガンスタンレー取締役。 日本航空株式会社を経て、BCG入社。2006年から2013年
「金融審議会 金融制度スタディ・グループ」等、複数の までBCGグローバル経営会議メンバーを務める。楽天株式
政府系会議メンバー。2016年から2018年までPwC シニア 会社社外取締役、京都大学経営管理大学院客員教授なども
グローバルアドバイザー。2017年２月より金融庁参与に 務める。
就任。
倉林 陽 春田 真
社外取締役
DNX Ventures Managing Director 顧問
株式会社ベータカタリスト 代表取締役CEO
富士通株式会社・三井物産株式会社にて日米でのベン
チャーキャピタル業務を担当後、Globespan Capital 株式会社住友銀行に入行。その後、株式会社ディー・エ
Partners及びSalesforce Venturesの日本投資責任者を歴 ヌ・エーに入社、常務取締役CFOを経て取締役会長に就任。
任。2015年3月よりDNX Venturesに参画しManaging DeNAの上場を主導するとともに大手企業とのJV設立や横
Director就任。 浜DeNAベイスターズの買収等M＆Aを推進。2015年に株
式会社ベータカタリスト設立、代表取締役就任。
マネーフォワードグループ各社の事業概要 44
持株比率 主な事業内容
PFMサービス、マネーフォワード クラウド
マネーフォワード サービスの企画・開発・運営
クラウド記帳サービス『STREAMED』の
クラビス 100％ 企画・開発・運営
企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』の
MF KESSAI 100％ 企画・開発・運営
『MF KESSAI』事業における債務保証・
MF HOSHO 100％ 信用調査の実施
お金のスクール、ライフプラン診断事業
mirai talk 90％ 『mirai talk』の企画・運営
マネーフォワードファイン 100％ AI融資審査モデルの開発
ブロックチェーン・仮想通貨関連事業の
マネーフォワードフィナンシャル 100％ 企画・運営・開発
経営分析クラウド『Manageboard』の企画・
ナレッジラボ 51％ 開発・運営、財務戦略コンサルの実施
クラウド活用サポート、バックオフィス
ワクフリ 56％ 業務改善コンサルの実施
MONEY FORWARD VIETNAM 100％ サービス開発拠点
※ ナレッジラボ、ワクフリ、MONEY FORWARD VIETNAMは2018年11月期3Q末より連結開始
上場以来の当社株価・出来高推移 45
（円） ━ 株価(左軸) ■出来高(右軸) (千株)
5,000
6000
2019年4月12日 4,000
終値 4,820円
5000
3,000
4000
2,000
3000
1,000
2000
1000 0
※ 2019年4月12日時点
サービス概要
SaaSプラットフォーム 47
『マネーフォワード クラウドシリーズ』
バックオフィス業務における領域を包括的にカバーするサービスを提供する
企業向けSaaS型サービスプラットフォーム。
クラウドコンピューティングの普及を背景に、これまで多額の初期投資を必要としていたシステムを
SaaS 形態で提供することで、小規模事業者から大企業まですべての事業者にITの恩恵をもたらします。
クラウド記帳サービス『STREAMED』 48
スキャナで領収書等の画像を取り込むだけで、オペレーターが正確かつ
迅速にデータ入力するクラウド記帳サービス。
2017年11月にグループ化したクラビス社が提供。
取引データの収集 会計ソフトへの入力
*
*
*※ 営業日の10時から19時依頼分が対象
経営分析クラウド『Manageboard』 49
『Manageboard』は主に収益向上を目的とした機能を搭載。『マネーフォ
ワード クラウドシリーズ』との組み合わせで、中小企業の収益向上を実現。
業務効率化 収益向上
入力作業 会計業務 予実管理 経営アクション
• AI監査(仕訳チェック) • 予実分析
• データ入力の自動化 • 業績・決算予測
• AI自動仕訳 • キャッシュフロー予測
• 経営数値の見える化 • 財務戦略顧問による予算策
定・資金調達サポート
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 50
家計簿アプリシェアNo.1。利用者数は750万人を突破し、家計簿アプリ
利用者の約4人に1人は『マネーフォワード ME』を利用。
対応数No.1(*) 2,650以上の金融関連サービスに対応。
口座一括管理で自動で家計簿作成 利用者数及びシェア
利用者数
シェア
出所：2017年03月23日～2017年3月27日、楽天リサーチ
*※当社調べ、2019年3月末日現在 「現在利用している家計簿アプリ」
調査対象者：20～60代家計簿アプリ利用者685名
くらしの経済メディア『MONEY PLUS』 51
難しく捉えられがちなお金の話を、読者が自分事とすることを目的としたメ
ディア。お金を賢く使いこなすために、幅広い情報をお届け。
金融サービスの比較・申込みプラットフォーム 52
『Money Forward Mall』
クレジットカードや証券口座など、あらゆるお金のサービスを比較・検討し、
申し込みができるサービス。
人生を楽しむ貯金アプリ『しらたま』 53
「日々の生活をもっと楽しく、ちょっとだけ贅沢に」（しら）ずにお金が
（たま）る自動貯金アプリ。
おトクが飛び出すクーポンアプリ『tock pop』 54
『tock pop』は、グルメやエンターテイメント、レジャー、ECなど様々な
ライフシーンで、割引や優待が受けられるクーポンまとめアプリ。
企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』 55
企業の請求回収代行業務の完全なアウトソーシングと資金繰りの改善を実現
するサービス。
①
商品or役務
（債権発生）
売上
＝
＝
売り手（原債権者） ⑤ ③ 買い手（債務者）
手数料控除後の 請求
代金お支払い
② ④
業務代行依頼 代金
＋債権譲渡 支払い
審査 保険料 保険
保険会社
金融機関との連携 （個人向けサービス） 56
『マネーフォワード for ◯◯』： 通帳アプリ：
金融機関お客様向けマネーフォワード MEを開発 金融機関お客様向け通帳アプリを開発
『MF Unit』シリーズ：
金融機関の既存アプリにPFMの各機能を提供
『資産管理Unit』
『レンディングマネージャー』：
融資サービス契約者向けアプリの
アドバイス機能を共同開発
『記事配信Unit』
※『レンディングマネージャー』は、株式会社NTTドコモの商標
金融機関との連携 （法人向けサービス） 57
『マネーフォワード クラウド資金調達』：
マネーフォワード クラウドのデータを活用し資金調達をスムーズに実現するサービス
『マネーフォワード クラウド会計・確定申告for BANK』：
金融機関のお客様向け会計・確定申告サービスを開発
58
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動向及び市場環境や当社グループの関連する業界動向、その他内部・外部要因等により変動する可能性があります。
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