3994 マネーフォワード 2019-01-15 17:00:00
2018年11月期 通期決算説明資料 [pdf]
2018年11月期 通期決算説明資料
株式会社マネーフォワード
2019.1.15
目次 1
ハイライト P.2
2018年11月期業績 P.7
全社 P.8
マネーフォワード クラウドサービス P.18
PFMサービス P.26
その他トピックス P.35
公募増資の実施について P.40
事業ドメイン区分の変更について P.45
2019年11月期業績見通し P.51
Appendix P.56
ハイライト
2018年11月期通期業績ハイライト 3
• 売上高は前期比+58%の45.9億円と大きく成長。
業績見通し(前期比+50%~60%)の上限寄りに着地。
• EBITDAは△6.5億円と業績見通し(△6.7億円~△3.7億円)
内で着地。広告宣伝費を除いたEBITDAは△2.0億円。
• マネーフォワード クラウド(旧MFクラウド)サービスの
売上高は前期比+82%と大きく成長。業績見通し比+12%の
上振れで、グループ全社業績を牽引。
• PFMサービスの売上高は前期比+28%と着実に成長。
業績見通し比+1%の上振れ。
※2018年1月15日に公表した連結売上高見通しは43.5億円~46.5億円。
マネーフォワード クラウドサービス、PFMサービスの業績見通し比は、同日に公表した売上高見通し下限43.5億円を前提とした内訳。
2018年11月期第4四半期以降の主なトピックス 4
• 新サービス『マネーフォワード クラウド勤怠管理』を
2月中旬に開始予定。
• 『マネーフォワード ME』のテレビCMを開始。
• NTTドコモと提携し、融資サービス契約者向けアプリ
『レンディングマネージャー』の一部機能の共同開発を決定。
• マネーフォワードファインにおいて貸金業の登録を完了。
• 海外機関投資家を対象とした公募増資を行い、約66億円の
資金調達を実施。財務基盤を大幅に強化。
2019年11月期の連結業績見通しについて 5
• 売上高見通しは前期比+55~65%成長の71.2億円~75.8億円。
前期(+58%)を上回る成長率の実現を目指す。
• 公募増資による調達資金を活用し、マネーフォワード クラ
ウド事業を中心に人材及びマーケティングへの投資を大幅に
拡大。
• 上記の売上高成長並びに投資の拡大を踏まえ、EBITDAは
△24.2億円~△19.2億円、広告宣伝費を除くEBITDAは
△10.2億円~△5.2億円を見込む。
• PFMサービスのテレビCM実施により、EBITDA損失は
第1四半期に偏重する見通し。
今後の成長投資並びに黒字化の方針について 6
今後の成長投資方針
• サブスクリプションモデルのため、中長期的なキャッシュフローの現在価値最大化
を重視。
• 2019年11月期から2020年11月期にかけては、SaaSビジネスであるBusinessドメ
イン、顧客基盤を活用したFintechサービスであるFinanceドメインへの成長投資
を加速。
• 成長投資については外部環境、競合状況を見極めつつ、経済性指標の健全性を堅持
しながら実行。(詳細は42~43頁)
• M&Aに関しては、成長戦略として今後も前向きに取り組む。
黒字化に関する方針
• 上記投資により収益基盤・キャッシュフローの創出力を強化し、2021年11月期に
はEBITDA黒字化を達成する。
• EBITDA黒字化後は、早期の東証一部上場を目指し、更なる企業価値向上を図る。
2018年11月期業績
売上高推移 8
2018年11月期の連結売上高は45.9億円、前期比+58%と大きく成長。
業績見通し(前期比+50~60%)の上限寄りに着地。
(百万円)
前期比 +58%
5,000
上限 4,650
下限 4,350
4,000
3,000
4,595
2,000
2,900
1,000
1,542
3 76 441
0
13/11期 14/11期 15/11期 16/11期 17/11期 18/11期
※2016年11月期以前は単体、2017年11月期以降は連結
売上高(主要サービス別、前期比) 9
マネーフォワード クラウドサービス売上高は+82%、PFMサービス売上高は
+28%と、前期から共に大きく成長。
マネーフォワード クラウドサービス PFMサービス
(百万円) (百万円)
2,500
前期比 +82% 2,500
前期比 +28%
2,000 2,000
1,500 1,500
2,746
1,000 1,000
1,768
1,508
1,384
500 500
0 0
17/11期 18/11期 17/11期 18/11期
通期 通期 通期 通期
売上高(主要サービス別、四半期推移) 10
2018年11月期第4四半期は、マネーフォワード クラウドサービス・PFMサー
ビスともに、過去最高の四半期売上高を記録。
マネーフォワード クラウドサービス PFMサービス
(百万円) (百万円)
800 800
700 700 お金のEXPO2018開催
BtoBtoCフロー売上が拡大
▼
600 600
500 500
400
838
400
720
300
639
300 586
548
478 483
200 403 200
441
355 390
336 328 352
272 298
100 221 242 100 237
168 175 193
105 128
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結) 16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
売上高 業績見通し比較(マネーフォワード クラウド) 11
マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入の順調な成長により、見通しを
12%上振れ。
(百万円)
■マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入 □アライアンス事業収入
業績見通し比 +12%
3,000 • 法人への直接販売が好調。経費
2,746
アライアンス事業収入 サービス、給与サービスを中心に
2,457 263 +2%
2,500 社員数数百人規模の企業への販売
259 も進展
2,000 • 2017年11月にグループ化したクラ
マネーフォワード ビス社が提供する『STREAMED』
クラウドシリーズ の販売収入が好調
1,500 販売収入
• IT導入補助金制度による増収効果
2,483 +13%
1,000
2,198 • 2018年7月にグループ化したナ
レッジラボ社、 2018年8月にグ
ループ化したワクフリ社の売上高
500
を第4四半期より連結開始
0
18/11期(連結) 18/11期(連結)
業績予想 実績
※業績見通し比は、 2018年1月15日に公表した売上高見通し下限43.5億円を前提とした内訳。
売上高 業績見通し比較(PFMサービス) 12
プレミアム課金収入・メディア/広告収入が順調に進捗し、ほぼ業績見通し
に沿って着地。
(百万円)
■プレミアム課金収入 ■メディア/広告収入 □BtoBtoC事業収入
業績見通し比 +1% • 初期導入費用を抑えられる『デ
ジタル通帳』の導入金融機関が
2,000 増加し、初期導入費用の高い
1,746 1,768
『マネーフォワード for 〇〇』
BtoBtoC事業収入 のリリース数が想定を下回る
1,500 509 △12% • 一部顧客との契約内容見直しに
578
よるストック収入の減少
1,000 449 メディア/広告収入
408
+10%
• イベント収入が好調に推移
500
760 811 プレミアム課金収入
+7% • 利用者数、課金率いずれも順調
0
に進捗
18/11期(連結) 18/11期(連結)
業績予想 実績
※業績見通し比は、 2018年1月15日に公表した売上高見通し下限43.5億円を前提とした内訳。
売上高 業績見通し比較(新規事業その他) 13
MF KESSAI事業は順調に立ち上がったものの、対面事業であるmirai talk事業
の立ち上がりが遅延。
(百万円)
業績見通し比 △45%
150
• MF KESSAI事業は顧客獲得が順
100
調に進捗
• mirai talk事業については、収益
化が想定より大幅に遅延
146
50
81
0
18/11期(連結) 18/11期(連結)
業績予想 実績
※業績見通し比は、 2018年1月15日に公表した売上高見通し下限43.5億円を前提とした内訳。
売上総利益 業績見通し比較 14
売上総利益及び売上総利益率はほぼ当初見通し通りの着地。開発人材の採用
が順調に進捗。
(百万円) □売上総利益 ■売上総利益率
3,000 80%
• 売上高の上振れにより、売上総利益は
2,500 62% 61% 業績見通しを約1億円上回り着地
60%
• 売上総利益率は61%と、期初見通し
2,000
(62%)とほぼ同水準
参考:当社とグローバルSaaS企業における
1,500 40%
2,783 開発費用(主に開発人材人件費)の会計上
2,688
の取り扱いの相違について
1,000
• 当社においては、国内会計基準に基づき、
20%
開発費用は売上原価として計上
500
• グローバルSaaS企業においては、開発
費用はCOGS(売上原価)外のR&D費用
0 0% として計上されることが一般的
18/11期(連結) 18/11期(連結)
業績予想 実績
※ 2018年11月期売上総利益及び売上総利益率は売上高見通し下限43.5億円を前提とした数値。
EBITDA 業績見通し比較 15
EBITDAは△6.5億円と、期初見通しレンジ(△6.7億円~△3.7億円)の範囲内
で着地。
(百万円) □EBITDA □EBITDA(広告宣伝費除く)
18/11期(連結) 18/11期(連結)
見通し 実績
• 売上の順調な進捗に伴い、開発費用、
採用教育費等への費用投下を加速
• 結果、EBITDAは期初見通しレンジの
△100 範囲内の下限で着地
• 広告宣伝費は期初想定金額を投下
△195 △203
△500
△667 △654
△900
※2018年11月期EBITDA、広告宣伝費を除くEBITDAは売上高見通し下限43.5億円を前提とした数値。
EBITDA = 営業損益 + 減価償却費 + のれん償却額
正社員構成比(新事業ドメイン別) 16
期初計画に沿って順調に採用が進捗し、期末正社員数は386名(前期比+145名)。
Finance事業の立ち上げに伴い、当該事業が占める人員比率が増加。
2017/11/30時点 2018/11/30時点
コーポレート コーポレート
15% 14%
共通エンジニア/
共通エンジニア/ デザイナー
デザイナー 9%
Business
12%
Business Finance 46%
Finance
50% 13%
4% X
6% X
Home
6% Home
13%
12%
計:386名
計:241名
(前期比+145名)
※共通エンジニア/デザイナーは、CISO室、CTO室、アカウントアグリゲーション本部など。
コーポレートは、社長室、経営企画・財経本部 、管理本部、Fintechリサーチ室など。
費用内訳(売上原価・販売費及び一般管理費) 17
人件費等の増加により、費用合計は46%増加。
+46%
(百万円)
6,000 前期比
5,391
その他
のれん償却費
508
5,000 支払報酬料 • 人件費(売上原価)の増加は
91
119 通信費 エンジニア/デザイナー、
227 採用教育費
201
地代家賃
人件費(販管費)の増加は
4,000 3,697
326 営業人員等の採用進捗による
支払手数料
430
288
108 広告宣伝費 • 外注費の増加は、主に新規事業立ち
122 451
3,000
92 105 上げに向けた開発業務委託の拡大に
280 外注費 よる
726
837 人件費(売上原価) • 本社移転に伴う地代家賃の増加や
2,000 675
移転一時費用も発生
299
453
• テレビCMを実施しなかった影響
1,000 人件費(販管費)
1,637
により、広告宣伝費が前期比で減少
1,114
0
17/11期 18/11期
マネーフォワード クラウド
サービス
マネーフォワード クラウドサービス売上高 19
マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入が前年同期比+91%と大きく成長。
(百万円)■マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入 □アライアンス事業収入
3,000
2,746
アライアンス事業収入
263
+28%
2,500
2,000
1,507
1,500
205
2,483 マネーフォワード
1,000
クラウドシリーズ販売収入
+91%
1,302
500
0
17/11期 18/11期
通期 通期
マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入:会計事務所や事業者への直接販売収入、Web上での販売収入。 2017年11月にグループ化したクラビス社が提供する
『STREAMED』を2018年11月期第1四半期より、2018年7月、8月にグループ化したナレッジラボ社及びワクフリ社の売上高を2018年11月期第4四半期より計上開始。
アライアンス事業収入:『マネーフォワード クラウドシリーズ』OEM提供等に伴う開発・利用料売上、イベントの協賛金・参加費収入。(MFクラウドExpo等)
マネーフォワード クラウドシリーズ販売収入(売上高推移) 20
ストック収入は着実な成長を継続。第4四半期はサービス導入支援手数料の増
加、ナレッジラボ社の連結開始等によりフロー収入が増加。
(百万円)■ストック収入 □フロー収入
800
761
700 669 100
64
600 561
15
492
500 16
406
400 359 31
306 30
25 662
300
233 605
196 546
5 476
200 166 10
130 11 375
90 6 329
281
100 2 227
154 186
88 124
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
※1 2017年11月にグループ化したクラビス社『STREAMED』を第1四半期より、2018年7月、8月にグループ化したナレッジラボ社及びワクフリ社の売上高を
第4四半期より計上開始。
※2 フロー収入は導入支援手数料、ナレッジラボ社におけるコンサルティング売上、ワクフリ社における売上、セミナー参加料等を含む。
アライアンス事業収入(売上高推移) 21
第4四半期はMFクラウド Expoを開催。
(百万円) MFクラウド
MFクラウド Expo 2018開催
80 ▼
Expo 2017開催
▼
MFクラウド
60 Expo 2016開催
▼
40
78 77
73
55 57
49 52
46 44
20 39
38
15
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
より大規模な企業への導入が加速 22
法人への直販チャネルの強化により、経費及び給与サービスの、成長企業・
大規模企業への導入が加速。顧客単価がより高い導入事例が増加。
マネーフォワード クラウド経費 マネーフォワード クラウド給与
※ロゴは一部導入企業様のみ
(参考)マネーフォワード クラウドシリーズ価格体系 23
マネーフォワード クラウドシリーズのうち、給与、経費、バリューパックは
従量課金制であり、顧客あたり売上の拡大に貢献。
(利用者数ごとの月額料金のイメージ)
10人 50人
会計 2,980円
顧客
あたり 確定申告 800円
定額料金
請求書 2,980円
給与 4,000円 16,000円
経費 5,000円 25,000円
利用者数
によって
料金が変化
バリューパック 9,800円 41,800円
※マネーフォワード クラウド会計/確定申告/請求書:ベーシックプランの料金
マネーフォワード クラウド給与:従業員5人まで2,500円、6人目以降は1人あたり300円の料金が発生
マネーフォワード クラウド経費: アクティブユーザー1人あたり300~900円(料金プランによって変動)
マネーフォワード クラウドバリューパック:セット割りの料金プラン(従業員課金)。会計/確定申告、給与、マイナンバー、経費、請求書の利用が可能。
『マネーフォワード クラウド勤怠』をリリース 24
クラウド型勤怠管理システム『マネーフォワード クラウド勤怠』を来月リリー
ス予定。人事労務領域のクラウド化を加速し、既存顧客あたりの売上拡大を目
指す。勤怠/給与/会計各サービス間の連携を促進し、企業の生産性向上へ。
マネーフォワード クラウド会計に与信機能を追加 25
業界初 、クラウド会計のデータを元に、金融機関からの借入可能額を自動算
※
出、表示。企業与信を見える化し、お金の流れをよりスムーズに。今後は、
与信の見える化に加え、グループ会社を通じて融資サービスも提供予定。
『マネーフォワード クラウド会計・確定申告』
会計データを元にした『借入可能額表示機能』を追加
<協業先金融機関一覧>
※日本国内のクラウド会計ソフト業界初。2019年1月当社調べ
PFMサービス
PFMサービス売上高 27
全てのカテゴリで増収を達成。特にストック型の売上であるプレミアム課金
収入は好調であり、前期比+52%の増収を達成。
(百万円)■プレミアム課金収入 ■メディア/広告収入 □BtoBtoC事業収入
1,768 BtoBtoC事業収入
1,800
1,500 1,384 509 +6%
1,200
478
449
メディア/広告収入
+21%
900
371
600
811
300
534
プレミアム課金収入
0
17/11期
通期
18/11期
通期
+52%
プレミアム課金収入 : お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の月額課金
メディア/広告収入 :くらしの経済メディア『MONEY PLUS』での広告収入、イベント開催(お金のEXPO等)における協賛金・参加費収入
BtoBtoC事業収入 :金融機関・事業会社運営サービス利用者向けの開発・利用料収入
プレミアム課金収入(売上高推移) 28
課金ユーザー数は引き続き増加し、16.5万人を突破(2018年11月末時点)。
課金率も引き続き上昇。
(百万円)
250
200
150
226
213
100 199
174
158
128 139
50 110
80 90
69
50
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
メディア/広告収入(売上高推移) 29
「お金のEXPO2018」の開催に伴う協賛収入が好調。
第4四半期において過去最高の四半期売上高を達成。
(百万円) お金のEXPO2018開催
▼
お金のEXPO2017開催
▼
150
100 お金のEXPO2016開催
▼
168
153
50 104
85 92 85
83
73
60 62
48
37
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
BtoBtoC事業収入(売上高推移) 30
第4四半期において、フロー収入(初期開発売上等) が大幅に増加し、過去最高
の四半期売上高を達成。ストック収入は2019年11月期第1四半期以降回復見込み。
(百万円)□フロー収入 ■ストック収入
200 192
172
150 138
123 125 118
116
103
58
100 92
87
71 54
84 11 15
66 65
46 17
50 41 35
75 80 76 74
27 62 69
28 49 54
31 39
13 19
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結)
テレビCMの実施(2018年12月22日~) 31
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』のテレビCMを開始。
様々な出演者が多様な「お金観」を語ることにより、視聴者が「お金って、」
を考えるきっかけづくりを目指す。
データを活用し、ふるさと納税の利用を促進 32
ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』と連携。『マネーフォワード
ME』内での寄附金額や寄附履歴の確認を可能とし、ユーザーの利便性を向上。
おトクが飛び出すクーポンアプリ『tock pop』 33
クーポン情報に特化したアプリ『tock pop』のサービス提供開始、事前登録
は1万人を突破。『tock pop』と家計簿データが紐付くことで、将来的に
『マネーフォワード ME』の家計データに基づいたクーポン提供を目指す。
NTTドコモと提携、アドバイス機能の共同開発 34
株式会社NTTドコモと提携し、融資サービス契約者向けアプリ『レンディン
グマネージャー』 のアドバイス機能を共同開発。家計データを元に最適な
※
借入額や返済計画をアドバイスする機能を提供。
※『レンディングマネージャー』は、株式会社NTTドコモの商標。
その他トピックス
マネーフォワードファイン、貸金業登録を完了 36
マネーフォワードファインは2018年11月29日に貸金業登録を完了。2019年春頃
(予定)からオンライン融資サービスを試験的に提供開始。
金融機関との連携強化(API連携) 37
参照系・更新系ともに国内最多の契約を締結。『未来投資戦略2018』におい
ては2020年までに80 行以上の銀行におけるAPI 導入が目標。
個人 法人 個人 法人
金融機関名 金融機関名
参照系 更新系 参照系 更新系 参照系 更新系 参照系 更新系
1 住信SBIネット銀行 ◯ ◯ ◯ ◯ 16 京葉銀行 ◯
2 静岡銀行 ◯ 17 伊予銀行 ◯
3 群馬銀行 ◯ ◯ 18 第四銀行 ◯
4 みずほ銀行 ◯ ◯ 19 北九州銀行 ◯
5 セブン銀行 ◯ ◯ 20 もみじ銀行 ◯
6 愛知銀行 ◯ ◯ 21 山口銀行 ◯
7 三井住友銀行 ◯ ◯ ◯ 22 じぶん銀行 ◯
8 みなと銀行 ◯ 23 中国銀行 ◯
9 ジャパンネット銀行 ◯ ◯ 24 東邦銀行 ◯
10 みちのく銀行 ◯ 25 足利銀行 ◯
11 三菱UFJ銀行 ◯ ◯ ◯ 26 熊本銀行 ◯ ◯ ◯
12 栃木銀行 ◯ 27 親和銀行 ◯ ◯ ◯
13 千葉銀行 ◯ 28 福岡銀行 ◯ ◯ ◯
14 北洋銀行 ◯ 29 仙台銀行 ◯
15 大光銀行 ◯
*※赤字は新規の連携先。
金融機関との連携強化(PFMサービス) 38
新規の金融機関顧客を拡大。
その他、今期中のリリースに向けて開発中の案件が多数存在。
『マネーフォワード for ◯◯』: 『デジタル通帳』:
金融機関お客様向けマネーフォワード MEを開発 金融機関お客様向け通帳アプリを開発
『MF Unit』シリーズ:
金融機関の既存アプリにPFMの各機能を提供
『資産管理Unit』 『記事配信Unit』
『レンディングマネージャー』:
融資サービス契約者向けアプリの
アドバイス機能を共同開発
新規公表案件
※『レンディングマネージャー』は、株式会社NTTドコモの商標。
新任取締役候補の選任 39
Money Forward Businessドメイン領域管掌取締役として現執行役員の竹田正
信の選任を予定。また、新任社外取締役として人材開発、組織マネジメント
等のプロフェッショナルである岡島悦子氏を選任予定。
竹田正信 岡島悦子
略歴 略歴
2001年 株式会社メディックス入社 1989年 三菱商事株式会社入社
2003年 株式会社マクロミル入社 2001年 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社
2007年 同社 執行役員に就任 2002年 株式会社グロービス・マネジメント・バンク入社
2008年 同社 取締役に就任 2005年 同社 代表取締役社長に就任
2016年 株式会社クラビス 取締役CSOに就任 2007年 株式会社プロノバ 代表取締役社長(現任)
2017年 同社 取締役CFOに就任(現任) 2014年 アステラス製薬株式会社 社外取締役
2018年 株式会社クラビスのグループジョイン 株式会社丸井グループ 社外取締役(現任)
に伴い株式会社マネーフォワード入社 2015年 株式会社セプテーニ・ホールディングス 社外取締役(現任)
同社 執行役員に就任 2016年 株式会社リンクアンドモチベーション 社外取締役(現任)
2018年 株式会社ユーグレナ 社外取締役(現任)
公募増資の実施について
海外機関投資家からの総額66億円の公募増資について 41
本公募増資により今期以降の戦略的投資の大きな拡大が可能となる。
また、海外機関投資家の更なる取込みを実現。
内訳
Proceeds to be invested in:
マネーフォワード クラウドでの圧倒的市場シェア獲得を目的と
1. した人材・マーケティング投資 56.2億円
2. Money Forward Financeドメイン、主にMF KESSAIへの投資 6.0億円
3. 財務基盤の強化及び経営基盤安定化に向けた借入金返済原資 4.0億円
※本公募増資による増加株式総数は2,400,000株(オーバーアロットメントによる発行株式数400,000株を含む)。
投資ポリシー:規律を持った投資の実行 42
プロダクト開発及び、新規事業への投資
• プロダクト・マーケット・フィット(PMF)を検証するステージでは最小限の資金投
下に抑制し、PMFがある程度確立された段階から投資を強化。
• 新機能や新サービスの継続的なローンチを通じ、課金顧客あたり平均売上の向上・
顧客基盤の拡大・プロダクト競争力の強化を図る。
• 機能拡充や顧客取得の手段としてのM&Aも引き続き検討。
Sales & Marketing / カスタマーサクセスへの費用投下
• 顧客あたり経済性指標の健全性を保ちながらSales & Marketing、カスタマーサクセス
への費用投下を継続。
• 次頁に詳述する経済性指標(ユニットエコノミクス)を踏まえ投資を判断。
事業ポートフォリオの継続的な見直し
• 四半期毎にプロダクトやサービスなど事業ポートフォリオの見直しを継続的に実施。
成長率や成長機会・競争環境次第ではサービスの閉鎖や撤退も検討。
顧客あたり経済性指標に基づく投資判断 43
プロダクト、顧客チャネル毎に、グローバルSaaS企業で一般に使用されてい
るユニットエコノミクスを活用した投資判断を実行。
月次経常売上に基づく解約率
• 前月から引き継いだ顧客からの当月ストック売上と
前月のストック売上を比較
• 当社は顧客解約に伴う減少収益を、既存顧客への
アップセル/クロスセルに伴う増加収益が上回って
おり、解約率はゼロ以下(ネガティブチャーン)状態
課金顧客あたり
平均売上
課金顧客あたり 1mo 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
経常費用
• 既存の課金顧客
を維持する為に
必要なコスト
回収期間 (月数)
• 新規顧客獲得費用の回収に要する期間
新規顧客獲得
費用
累積損益
※上の図はイメージ図であり、実際の投資回収期間を示すものではございません。
今後の投資に耐えうる財務基盤の強化 44
今後の積極的な事業投資、M&Aを可能にする財務基盤を確保。
現金及び預金 ネットキャッシュ※2 純資産合計
(百万円)
12,000
10,000
8,000
6,000
11,572
10,004
4,000 8,082
4,952
2,000
3,383
1,462
0
18/11期 18/11期 4Q 18/11期 18/11期 4Q 18/11期 18/11期 4Q
4Q + 新株発行 ※1 4Q + 新株発行※1 4Q + 新株発行 ※1
※1 2018年11月末数値に新株発行に伴う概算手取金額66.2億円を単純合算。
※2 現金及び預金から有利子負債を差し引いて算出。
事業ドメイン区分の
変更について
主要サービス一覧(旧ドメイン区分) 46
従来は、BtoB領域のマネーフォワード クラウド(旧MFクラウド)サービス、
BtoC領域のPFMサービス、新規サービスの3つに事業ドメインを区分。
BtoB領域 BtoC領域
MFクラウドサービス
マネーフォワード クラウドサービス PFMサービス
PFM*2サービス
事業者向けSaaS*1型サービスプラットフォーム
お金の見える化サービス
くらしの経済メディア
クラウド記帳サービス 経営分析クラウド 金融サービスの比較・申込みプラットフォーム
新規サービス
企業間後払い決済サービス 自動貯金アプリ お金の相談窓口 クーポンアプリ
※1 SaaS:Software as a Serviceの略称
※2 PFM:Personal Financial Managementの略称
主要サービス一覧(新ドメイン区分) 47
提供サービスの増加を受け、次ページに記載したミッションに基づき、
サービスを4つの事業ドメインに区分。
for ○○
デジタル通帳
MF Unit
など
4つの事業ドメインにおけるミッション 48
お金を前へ。人生をもっと前へ。
ビジネスの成長を加速させる。
すべての人生を、便利で豊かにする。
パートナーと共に、新たな金融サービスを創出する。
お金をいい方向へと動かす。
(参考)旧・新ドメイン別売上高比較(2018年11月期) 49
プレミアム課金収入、メディア/広告収入、新規その他に含まれるtoC向け
事業をHomeドメインに統合。
旧PFMサービスのBtoBtoC事業収入と旧マネーフォワード クラウドサービス
に含まれた金融機関向け事業をXドメインとして統合。
旧事業ドメイン 新事業ドメイン
その他 Finance その他
2% 1% 0.2%
PFM
サービス BtoBtoC
38% X
事業収入
13%
11%
メディア/広告収入
10%
マネーフォワード Home
プレミアム Business
クラウドサービス 28%
課金収入 58%
60%
17%
(参考)旧・新ドメイン別のサービス・事業分類表 50
各事業ドメインのミッションに基づき再編成。
旧事業ドメイン 新事業ドメイン
ドメイン 主なサービス・事業 主なサービス・事業 ミッション ドメイン
• マネーフォワード クラウド • マネーフォワード クラウド
マネー シリーズ、STREAMED、 シリーズ、STREAMED、 Money
フォワード Manageboard Manageboard ビジネスの成長
• 事業会社・金融機関お客様向け Forward
クラウド • 事業会社お客様向け を加速させる。
マネーフォワード クラウド マネーフォワード クラウド Business
サービス シリーズ シリーズ
• マネーフォワード ME、
• マネーフォワード ME、Money Money
MONEY PLUS、 すべての人生を、
PFM Forward Mall、MONEY PLUS
• マネーフォワード for 〇〇、
Money Forward Mall 便利で豊かに Forward
サービス • しらたま、mirai talk、 する。
デジタル通帳、MF Unit Home
tock pop
• 金融機関お客様向け
パートナーと共 Money
• しらたま、mirai talk マネーフォワード クラウド
に、新たな金融
新規事業 • MF KESSAI、 シリーズ
サービスを創出 Forward
• マネーフォワード for 〇〇、
その他 マネーフォワードフィナンシャル、 する。 X
マネーフォワードファイン デジタル通帳、MF Unit
• MF KESSAI、 Money
お金をいい方向
マネーフォワードフィナンシャル、
へと動かす。 Forward
マネーフォワードファイン
Finance
2019年11月期業績見通し
2019年11月期連結売上高見通し 52
売上高は71.2億~75.8億円と、前期比+55~65%の成長を見込む。
(百万円)
8,000
上限 7,581
下限 7,122
7,000
6,000
前期比 +55~65%
5,000
4,595
4,000
3,000
2,900
2,000
1,000
1,542
441
0
15/11期(単体) 16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結) 19/11期(連結)
通期実績 通期実績 通期実績 通期実績 通期見通し
※2016年11月期以前は単体、2017年11月期以降は連結
事業ドメイン別売上高見通し 53
Businessドメインが全体を牽引しつつも、全てのドメインでの更なる成長を
見込む。Financeドメインは今期から収益化が加速。
(百万円) ■Business ■Home ■X □ Finance ■ その他
(前期比)
7,122
7,000
339 +2.8億円以上
6,000
860 +50%以上
11
5,000 4,595 1,848 +46%以上
63
573
4,000
1,266
3,000
2,000 4,075 +52%以上
2,681
1,000
0
15/11期(単体) 16/11期(単体) 17/11期(連結) 18/11期(連結) 19/11期(連結)
19/11期(連結)
通期実績 通期実績 通期実績 通期実績 通期見通し
通期見通し
※2019年11月期売上高見通し下限71.2億円の内訳。
EBITDAの変動要因 54
テレビCMを含む広告宣伝費の増加(第1四半期に集中)、人材採用の加速に
よりEBITDA損失は拡大。売上総利益率は回復を見込む。
(百万円)
※1 人件費(売上原価)と外注費(売上原価)の合算
※2 支払手数料の増加(約351百万円) 、通信費の増加(約231百万円) 、地代家賃の増加(約137百万円)を含む
※3 2019年11月期売上高見通し下限71.2億円の場合のEBITDA
第11回新株予約権(2018年2月発行)の行使条件変更 55
今期見通しの公表に伴う業績へのコミットメントとして、発行済みの業績連
動型有償新株予約権について、社内取締役7名を対象に行使可能条件を変更。
対象者:社内取締役7名
対象となる新株予約権の総数/目的となる株式数:782個/78,200株
<旧行使条件>
• (a) 2018年11月期売上高が 4,350 百万円以上の場合、行使可能割合 33%
• (b) 2019年11月期売上高が 6,500 百万円以上の場合、行使可能割合 33%
• (c) 2020年11月期売上高が 10,000 百万円以上の場合、行使可能割合 34%
<新行使条件>
• (a) 2018年11月期売上高が 4,350 百万円以上の場合、行使可能割合 33%
• (b) 2019年11月期売上高が 7,122 百万円以上の場合、行使可能割合 33%
• (c) 2020年11月期売上高が 11,040 百万円以上の場合、行使可能割合 34%
※その他の条件に関する変更、社内取締役7名以外に対する条件変更はございません。
Appendix
会社概要
Mission/Vision/Value 58
個人のお金の悩みや不安の解消、事業者の経営改善に貢献し、
日本でNo.1の「お金のプラットフォーム」になることを目指しています。
「お金」は、人生においてツールでしかありません。
しかし「お金」とは、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
私たちは「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」サービスを提供することにより、ユー
ザーの人生を飛躍的に豊かにすることで、より良い社会創りに貢献していきます。
代表者紹介 59
辻 庸介(つじ ようすけ)
代表取締役社長 CEO
京都大学農学部を卒業後、ペンシルバニア大学
ウォートン校MBA修了。ソニー株式会社、マネック
ス証券株式会社を経て、2012年に株式会社マネー
フォワード設立。新経済連盟の幹事、経済産業省
FinTech検討会合の委員も務める。
【受賞歴】
2014年1月 「日本起業家賞2014(The Entrepreneur Awards Japan = TEAJ)」で米国大使館賞受賞。
2014年2月 「ジャパンベンチャーアワード2014」にて、JVA審査委員長賞受賞。
2014年3月 「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2014」にて大賞受賞。
2016年11月 Forbes Japan「日本のベスト起業家ランキング」を2年連続受賞。
2016年12月 日経ビジネス「2017年日本に最も影響を与える100人」として選出。
2018年2月 「第4回日本ベンチャー大賞」にて審査委員会特別賞受賞。
経営陣紹介 60
金融 x IT に深い知見ある経営陣。
瀧 俊雄 金坂 直哉
取締役執行役員 取締役執行役員 Co-CFO
マネーフォワードFintech研究所長
東京大学経済学部卒業。ゴールドマン・サックス証券株式
慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券株式会社入社。野 会社の東京オフィス、サンフランシスコオフィスにて、テ
村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビ クノロジー・金融業界を中心にクロスボーダーM&Aや資
ジネスモデル等の研究に従事。スタンフォード大学MBA 金調達のアドバイザリー業務、投資先企業の価値向上業務
修了。2012年に株式会社マネーフォワード取締役に就任。 に従事。2014年に株式会社マネーフォワード入社。 2017
2016年4月金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有 年に取締役に就任。
識者会議」にメンバーとして参加。
都築 貴之 中出 匠哉
取締役執行役員 取締役執行役員 CTO
横浜国立大学大学院工学部電子情報工学専攻修了後、ソ 2001年ジュピターショップチャンネル株式会社に入社。
ニー株式会社入社。5GHz帯無線LANルータ開発、 ITマネージャーとしてCRMシステムの開発等を統括。
PlayStationシリーズ向けコンテンツ配信サービス立ち上 2007年、シンプレクス株式会社に入社し、証券会社向け
げ、著作権保護システム開発、製品セキュリティ対策業務 株式トレーディングシステムの開発等に注力。2015年に
等に従事。2013年に株式会社マネーフォワード取締役に 株式会社マネーフォワードに入社し、Financialシステム
就任。 の開発に従事。2016年にCTO、2018年に取締役に就任。
市川 貴志 坂 裕和
取締役執行役員 CISO 取締役執行役員 管理本部長
マネックスグループ株式会社にて証券取引システムの開 2001年早稲田大学社会科学部卒業後、国際証券にて2年間
発・運用、子会社合併等の各種プロジェクトマネジメント 営業職に従事。青山学院大学法科大学院を卒業し、2008
を担当。その後、大手金融システム開発会社にて、インフ 年弁護士登録。2009年SBI証券入社。法務部を経て、経営
ラ部門の責任者として為替証拠金取引サイトの新規構築に 企画部にて全社プロジェクトの推進・管理を担当。2012
従事。2012年に株式会社マネーフォワード入社。2017年 年SBIマネープラザの立ち上げを担当し、同社の管理部門
に取締役に就任。 管掌取締役に就任。2016年1月に当社入社。2018年に取締
役に就任。
経営陣紹介 61
日本有数の知見を誇る社外取締役・顧問を招聘。
車谷 暢昭 御立 尚資
社外取締役 顧問(前 社外取締役)
株式会社東芝 取締役、代表執行役会長CEO ボストンコンサルティンググループ
シニア・アドバイザー
株式会社三井銀行に入行。株式会社三井住友フィナンシャ
ルグループ副社長執行役員、株式会社三井住友銀行代表取 日本航空株式会社を経て、BCG入社。2006年から2013年
締役兼副頭取執行役員に就任。2017年にシーヴィー までBCGグローバル経営会議メンバーを務める。楽天株式
シー・アジア・パシフィック・ジャパン株式会社代表取締 会社社外取締役、京都大学経営管理大学院客員教授なども
役兼共同代表に就任。2018年に株式会社東芝 取締役、代 務める。
表執行役会長CEOに就任。
田中 正明 春田 真
社外取締役 顧問
株式会社ベータカタリスト 代表取締役CEO
元三菱UFJフィナンシャル・グループ取締役副社長、
元株式会社産業革新投資機構 代表取締役社長CEO。 株式会社住友銀行に入行。その後、株式会社ディー・エ
2011年から2015年までモルガンスタンレー取締役。 ヌ・エーに入社、常務取締役CFOを経て取締役会長に就任。
「金融審議会 金融制度スタディ・グループ」等、複数の DeNAの上場を主導するとともに大手企業とのJV設立や横
政府系会議メンバー。2016年から2018年までPwC シニア 浜DeNAベイスターズの買収等M&Aを推進。2015年に株
グローバルアドバイザー。2017年2月より金融庁参与に 式会社ベータカタリスト設立、代表取締役就任。
就任。
倉林 陽
社外取締役
Draper Nexus Venture Partners Managing Director
富士通株式会社・三井物産株式会社にて日米でのベン
チャーキャピタル業務を担当後、Globespan Capital
Partners及びSalesforce Venturesの日本投資責任者を歴
任。2015年3月よりDraper Nexus Venture Partnersに参
画しManaging Director就任。
マネーフォワードグループ各社の事業概要 62
持株比率 主な事業内容
PFMサービス、マネーフォワード クラウド
マネーフォワード サービスの企画・開発・運営
クラウド記帳サービス『STREAMED』の
クラビス 100% 企画・開発・運営
企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』の
MF KESSAI 100% 企画・開発・運営
『MF KESSAI』事業における債務保証・
MF HOSHO 100% 信用調査の実施
お金のスクール、ライフプラン診断事業
mirai talk 90% 『mirai talk』の企画・運営
マネーフォワードファイン 100% AI融資審査モデルの開発
ブロックチェーン・仮想通貨関連事業の
マネーフォワードフィナンシャル 100% 企画・運営・開発
経営分析クラウド『Manageboard』の企画・
ナレッジラボ 51% 開発・運営、財務戦略コンサルの実施
クラウド活用サポート、バックオフィス
ワクフリ 56% 業務改善コンサルの実施
MONEY FORWARD VIETNAM 100% サービス開発拠点
※ナレッジラボ、ワクフリ、MONEY FORWARD VIETNAMは2018年11月期第3四半期末より連結開始。
上場以来の当社株価・出来高推移 63
(円) ━ 株価(左軸) ■出来高(右軸) (千株)
6,000
6000
5,000
5000
4,000
4000
3,000
3000
2,000
2019年1月11日
終値 3,015円
2000
1,000
1000 0
※2019年1月11日時点
サービス概要
SaaSプラットフォーム 65
『マネーフォワード クラウドシリーズ』
バックオフィス業務における領域を包括的にカバーするサービスを提供する
企業向けSaaS型サービスプラットフォーム。
クラウドコンピューティングの普及を背景に、これまで多額の初期投資を必要としていたシステムを
SaaS 形態で提供することで、小規模事業者から大企業まですべての事業者にITの恩恵をもたらします。
クラウド記帳サービス『STREAMED』 66
スキャナで領収書等の画像を取り込むだけで、オペレーターが正確かつ
迅速にデータ入力するクラウド記帳サービス。
2017年11月にグループ化したクラビス社が提供。
取引データの収集 会計ソフトへの入力
*
*※営業日の10時から19時依頼分が対象。
経営分析クラウド『Manageboard』 67
『Manageboard』は主に収益向上を目的とした機能を搭載。『マネーフォ
ワード クラウドシリーズ』との組み合わせで、中小企業の収益向上を実現。
業務効率化 収益向上
入力作業 会計業務 予実管理 経営アクション
• AI監査(仕訳チェック) • 予実分析
• データ入力の自動化 • 業績・決算予測
• AI自動仕訳 • キャッシュフロー予測
• 経営数値の見える化 • 財務戦略顧問による予算策
定・資金調達サポート
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 68
家計簿アプリシェアNo.1。利用者数は700万人を突破し、家計簿アプリ
利用者の約4人に1人は『マネーフォワード ME』を利用。
対応数No.1(*) 2,650以上の金融関連サービスに対応。
口座一括管理で自動で家計簿作成 利用者数及びシェア
利用者数
シェア
出所:2017年03月23日~2017年3月27日、楽天リサーチ
*※当社調べ、2018年12月末日現在 「現在利用している家計簿アプリ」
調査対象者:20~60代家計簿アプリ利用者685名
くらしの経済メディア『MONEY PLUS』 69
難しく捉えられがちなお金の話を、読者が自分事とすることを目的としたメ
ディア。お金を賢く使いこなすために、幅広い情報をお届け。
金融サービスの比較・申込みプラットフォーム 70
『Money Forward Mall』
クレジットカードや証券口座など、あらゆるお金のサービスを比較・検討し、
申し込みができるサービス、12月2日に正式ローンチ。
“未来のおかね”を学べるお店『mirai talk』 71
『mirai talk』1号店を新宿にオープン。『マネーフォワード ME』のデータ
と、FPの知見を組み合わせ、「お金の体質改善」を目指してライフプランや
家計改善アドバイスを提供。
人生を楽しむ貯金アプリ『しらたま』 72
「日々の生活をもっと楽しく、ちょっとだけ贅沢に」(しら)ずにお金が
(たま)る自動貯金アプリ。
おトクが飛び出すクーポンアプリ『tock pop』 73
『tock pop』は、グルメやエンターテイメント、レジャー、ECなど様々な
ライフシーンで、割引や優待が受けられるクーポンまとめアプリ。
企業間後払い決済サービス『MF KESSAI』 74
企業の請求回収代行業務の完全なアウトソーシングと資金繰りの改善を実現
するサービス。2017年6月リリース。
①
商品or役務
(債権発生)
売上
=
=
売り手(原債権者) ⑤ ③ 買い手(債務者)
手数料控除後の 請求
代金お支払い
② ④
業務代行依頼 代金
+債権譲渡 支払い
審査 保険料 保険
保険会社
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