3992 ニーズウェル 2021-11-11 15:30:00
2021年9月期 決算説明資料 [pdf]
東証一部:証券コード3992
株式会社ニーズウェル
2021年9月期 通期 決算説明資料
2021年11月11日
1. 2021年9月期 通期決算概況
2. 2022年9月期 業績予想
3. 事業の成長戦略
4. 参考資料
2021年9月期 通期 決算説明資料 2
1.1) 決算ハイライト①
10 期連続増益・過去最高益を達成
通信、物流、ソリューションが好調で、コロナ禍の影響を克服
売上高
5,752 百万円 前期比 +7.2 % -
経常利益 経常利益率
582 百万円 前期比 +13.2 % 10.1 %
当期純利益 当期純利益率
421 百万円 前期比 +21.0 % 7.3 %
2021年9月期 通期 決算説明資料 3
1.1) 決算ハイライト②
売上 第1四半期期間で足踏みしたものの、第2四半期以降、前年同期を上回る
利益 第4四半期期間では優秀な人材確保のための賞与・教育費の増加、
コロナの助成金減少等により営業利益以下で前年同期を下回ったものの
累計期間ではいずれも2桁成長を確保
売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 当期純利益
6000
1400
合計5,752 合計1,414
5000 (+7.2%) (+10.4%)
1,285 1200 337
1,490
330
4000 1000
1,443 366
1,268
800 297
3000 合計580 合計582
(+17.7%) (+13.2%)
600 合計421
2000 1,391 1,470 377 145 145 (+21.0%)
350
400 155 175
127 135 114
69 71 116
1000 1,418 331 100
1,348 200 302 170 170 51
174 174
120 116
136
92 92 130 89
59
0 0
'20/9期 ’21/9期 '20/9期 ’21/9期 '20/9期 ’21/9期 '20/9期 ’21/9期 '20/9期 ’21/9期
■■第1四半期 ■■第2四半期 ■■第3四半期 ■■第4四半期 単位:百万円(前期比)
2021年9月期 通期 決算説明資料 4
1.2)東証市場再編への対応
2022年4月の東証市場再編において、
当社はプライム市場の基準の充足に向けて中長期的に
施策を講じてまいります
※ 当社は現時点においてプライム市場の流通株式時価総額の基準を充たして
おりませんが、「上場維持基準への適合に向けた計画書」を開示し、
経過措置の適用を受けてプライム市場に移行します。
プライム市場移行基準適合状況 企業価値向上により
適合判定基準日:2021年6月末日 時価総額を向上
流通株式数 適合 ①業績(中期経営計画の実現)
流通株式時価総額 不適合 ②資本政策
流通株式比率 適合 ③IR・PR
売買代金 適合
④サステナビリティ
株主数 適合
2021年9月期 通期 決算説明資料 5
1.3) 業績達成率
業務系システム開発の通信、物流関連と
高付加価値案件の多いソリューション・商品等売上が好調
業務系システム開発
業績達成率, 売上実績, (計画)
携帯電話の料金改定に伴うシステム開発
売上高 99.2% 5,752 (5,800) やペーパーレス対応、強化傾向が続くEC
サイトの改修等、通信向けが好調。物流も
業務系システム開発 95.6% 4,360 (4,559) 増加。
基盤構築 94.4% 580 (614) 基盤構築
ECサイトや官公庁向け案件の基盤増強の
コネクティッド開発 105.8% 191 (180) 需要を取り込み、安定して開発を継続。
ソリューション・商品等
売上
139.3% 620 (445) コネクティッド開発
新型コロナウイルス感染症の影響は残るも
営業利益 100.0% 580 (580) のの、安定して開発を継続。
経常利益 100.4% 582 (580) ソリューション・商品等売上
経費管理クラウド向けの独自ソリューション
当期純利益 102.7% 421 (410) Speed EA、Invoice PAや、RPAが好
調。企業のDXを支援するITリエンジニア
100% リング、業種別AIソリューションWork AI
業績達成率は業績の上方修正後の数値で算出しています。
に注力。
【参考資料】 2021年6月21日「業績予想の上方修正のお知らせ」
2021年6月24日「(訂正・数値データ訂正)「業績予想の上方修正に関するお知らせ」の一部訂正について」
2021年9月期 通期 決算説明資料 6
1.4) 経常利益(累計)増減要因分析
生産性向上と高付加価値案件獲得により
売上総利益 前期比 10.4%増が大きく貢献
経常利益は 前年同期比 13.2%増で着地
■ 増加要因 ■ 減少要因 単位:百万円
前期比
採用好調のため、 その他、 +13.2%
採用募集費が減少 業績向上に向けた
費用等が増加
新卒社員の早期戦力化や 業績向上の努力に
リモート開発等、生産性向 報いるための給与・
上の施策と高付加価値案 賞与等
件の獲得が奏功し、売上 人事関連費用が増加
総利益が大幅に増加
’20/9期 通期 経常利益 ’21/9期 通期 経常利益
2021年9月期 通期 決算説明資料 7
1.5) 損益計算書(累計)
経常利益率は10.1%(前年同期比0.5pts増)と高水準
2020年9月期 通期 2021年9月期 通期
単位:百万円 実績 売上比 実績 売上比 前年比
売上高 5,364 - 5,752 - 107.2%
業務系システム開発 ※ ※ 4,360 75.8% ※
基盤構築 ※ ※ 580 10.1% ※
コネクティッド開発 ※ ※ 191 3.3% ※
ソリューション・商品等 ※ ※ 620 10.8% ※
売上総利益 1,280 23.9% 1,414 24.6% 110.4%
販管費 787 14.7% 833 14.5% 105.8%
一時的費用(先行投資) 24 0.5% 0 0.0% 0.0%
その他 763 14.2% 833 14.5% 109.3%
営業利益 492 9.2% 580 10.1% 117.7%
営業外収益 21 0.4% 12 0.2% 58.7%
営業外費用 0 0.0% 10 0.2% 6114.5%
経常利益 514 9.6% 582 10.1% 113.2%
当期純利益 347 6.5% 421 7.3% 121.0%
※ 当事業年度よりサービスラインを見直し再編成したため、前年同期との比較は行っておりません。
2021年9月期 通期 決算説明資料 8
1.6) 貸借対照表
80.2% 前年比+5.8pts
2020年9月期末 2021年9月期末
※主要科目のみ抜粋
単位:百万円 実績 実績 前期末増減
自己資本比率
現金及び預金
売掛金
1,780
689
2,868
938
1,088
248
引き続き高水準で安定
前払費用 34 25 -8
資
流動資産合計 2,553 3,842 1,289 資産の部 単位:百万円
産 ソフトウエア 58 82 23
の 投資有価証券 83 114 31
部
繰延税金資産 97 118 21 流動資産
敷金・保証金 85 83 -1 3,842
保険積立金 76 76 0 流動資産
固定資産合計 444 517 73 2,553
固定資産 固定資産
資産合計 2,997 4,360 1,362
444 517
買掛金 101 143 41
未払金 137 149 11 2020年9月期末 2021年9月期末
負 未払法人税等 107 124 16
債
未払消費税 106 91 -14
の
部 賞与引当金 265 302 37
負債・純資産の部 単位:百万円
流動負債合計 765 861 95
流動負債
固定負債合計 0 0 0
861
負債合計 765 861 95 流動負債
資 資本金 415 907 492
本
765 純資産
の 資本準備金 271 763 492 純資産 3,498
部 利益剰余金 1,522 1,807 285 2,231
その他有価証券評価差額金 22 20 -2
純資産合計 2,231 3,498 1,266
2020年9月期末 2021年9月期末
負債純資産合計 2,997 4,360 1,362
2021年9月期 通期 決算説明資料 9
1. 2021年9月期 通期決算概況
2. 2022年9月期 業績予想
3. 事業の成長戦略
4. 参考資料
2021年9月期 通期 決算説明資料 10
2.1) 2022年9月期 業績予想
新卒社員の早期戦力化による生産性向上と、高付加価値案件の獲得で
2期連続増収&11期連続増益予想
コネクティッド開発 単位:百万円(前期比)
売上高 基盤構築 604(104.2%)
210(110.2%)
2022年9月期予想 ソリューション・商品等
合計6,206百万円 業務系システム開発 4732(108.5%) 658(106.1%)
前期比 7.9%増
基盤構築 580 コネクティッド開発 191
2021年9月期実績 ソリューション・商品等
業務系システム開発 4360 620
合計 5,752百万円
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
単位:百万円(前期比)
597 (前期比2.9%増) 営業利益率9.6%
営業利益
580 2022年9月期(予想)
620 (前期比6.5%増) 経常利益率10.0% 2021年9月期(実績)
経常利益
582
427 (前期比1.4%増) 当期純利益率6.9%
当期純利益
421
0 100 200 300 400 500 600
2021年9月期 通期 決算説明資料 11
2.2) 配当と株主還元
2022年9月期 1株当たり配当金 20円00銭/株
普通配当ベースでは2円増配 4期連続増配予定
配当額(普通配当・記念配当)・配当性向推移
49.3 %
配当性向
(合計23.00) 47.5%
39.0 % 5.00
32.8 % 普通配当
32.2 % 18.00 20.00円
16.00
普通配当
13.50 普通配当 +2円
12.50
+2円
普通配当
普通配当 記念配当
+2.5円
+1円 記念配当 △5円
+5円
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期(予想) 2022年9月期(予想)
普通配当額(円) 設立35周年記念配当額(円) 配当性向(%)
※ 2021年9月期は設立35周年を記念し、18円00銭の普通配当に加えて、5円00銭の記念配当を行う予定です。
※ 2017年5月12日付で1株につき100株の割合で株式分割、2018年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割、2019年1月1日付で1株につき2株の割合で
株式分割を行っております。過去の1株当たり年間配当額は、当該株式分割を考慮して算出しております。
2021年9月期 通期 決算説明資料 12
1. 2021年9月期 通期決算概況
2. 2022年9月期 業績予想
3. 事業の成長戦略
4. 参考資料
2021年9月期 通期 決算説明資料 13
3.1) 経営理念・経営スローガン
経営理念 広 く 経済社会 に 貢献 し 続 ける
経営スローガン T ry & I nnovation
常 に進 化 するニーズウェ ルは挑 戦と革新 を 掲げ
広 く経 済 社 会に貢献し続 けます
2021年9月期 通期 決算説明資料 14
3.2) 成長の軌跡
2021年10月 零壱製作の総発行済株式数の7割を譲受
売上高 従業員数 2020年10月 物流、コネクティッド・ビジネスを開始
2019年 8月 AIビジネスを開始
2019年 6月 東証一部
2018年 6月 東証二部
2017年10月 ソリューション・ビジネスを開始
2017年 9月 JASDAQ
2013年 4月 組込系開発を開始
2012年10月 基盤構築を開始・大手通信キャリアと取引開始
2005年 4月 大手ホテルと取引開始
552名
1998年 4月 大手生命保険会社と取引開始 第35期末
1992年 8月
業務系システム開発を開始
設立
2008年リーマン・ショック 2020年 コロナ・ショック
1986年10月
2022年9月期予想
経営コンサルティングを開始
2021年9月期 通期 決算説明資料 15
3.3) 中期基本方針
派遣型ビジネスからの脱却、
そして真のシステムインテグレータへ
2021年9月期 通期 決算説明資料 16
3.4) 3つの強み
金融系システム 主力の業務系システム開発では金融系が売上高の
約50%。
開発力
中でも生命保険・損害保険分野に強み。
銀行・クレジットカード・証券でも多数の実績。
金融系システム
開発力
エンドユーザー 生命保険会社・大手ホテル・通信キャリアなど、
エンドユーザーとの直接取引が売上構成比の
取引力 3つの
50%超と高水準。
強 み
エンドユーザー ソリューション
取引力 提供力
ソリューション 5G関連、AI、RPA、テレワーク
提供力 など、顧客のビジネスの目的に
合わせた最適なソリューションサービスを提供。
2021年9月期 通期 決算説明資料 17
3.5) 中期経営計画 ①業績目標
2023年9月期
売上高
100 億円
経常
利益 10 億円
億円 CAGR(年平均成長率) 100 億円 CAGR(年平均成長率) 10
100 10
23.1 % 24.8 %
50 5
0 0
'20/9期 '21/9期 '22/9期 '23/9期 '20/9期 '21/9期 '22/9期 '23/9期
既存事業 M&A 既存事業 M&A
2021年9月期 通期 決算説明資料 18
3.5) 中期経営計画 ②売上拡大
市場規模(当社予測) 物流ビジネス
物流IoTソフトソリューション市場 多様化するニーズが高まる一方、担い手不足
(WMS等)
2023年 1,030億円 が深刻な物流業界。AIやIoTを活用した合理
化・高品質化・環境負荷低減が急務で投資需 既
存
100億円
要高い。 事
2020年 800億円 業
2023年
9月期
コネクティッド・ビジネス
スマートシティ市場 24
IoTやAIの活用で街全体を効率化し便利に 億
2023年 1兆2,000億円 住みやすくするスマートシティ等、生活を豊か
にするコネクティッド技術にも取り組む。
円
2020年 6,800億円 ソリューション・ビジネス 売上拡大
AI主要市場 (画像認識、音声認識、音
声合成、言語解析、検索・探索、翻訳)
DXへの構造改革で投資需要高い。
AI、RPAを活用した連携機能等で独自に差
M
+47億円
2023年 640億円 別化した製品を投入。
&
A
2020年 320億円 等
M&A、資本業務提携
23
既存技術の規模拡大と、新規技術の補強・
億
参入。物流、コネクティッド、AI、IoT、Web
円
等を重点的に探索
53億円
2020年
9月期
2021年9月期 通期 決算説明資料 19
3.6) 重点施策
1 企業価値向上の推進
2 物流ビジネスの拡大
3 AIビジネスの拡大
重点施策 4 ニアショア開発の拡大
5 事業基盤の確立
6 ソリューション・ビジネスの拡大
7 エンドユーザー取引の拡大
2021年9月期 通期 決算説明資料 20
3.6) 重点施策 ①企業価値向上の推進 ⅰ
NeedsWell Valueの向上により
経営理念「広く経済社会に貢献し続ける」を推進
・M&A
・資本提携
・機関投資家対応
・個人投資家対応
・メディア対応 IR・PR 資本政策
・CI、VIの推進
CI: Corporate Identity
VI: Visual Identity
業績 サステナビリティ
・売上高成長率20% 経常利益率10% ・ESG、SDGs
・売上総利益率25% 販管費率10% ・コーポレート
・2023年9月期 売上高100億円 ガバナンス
・2023年9月期 流通株式時価総額100億円
・EPS60円 PER30倍
・M&A、資本業務提携
2021年9月期 通期 決算説明資料 21
3.6) 重点施策 ①企業価値向上の推進 ⅱ
M&A、資本業務提携等、協業関係の構築を積極的に推進
資本業務提携 協業 資本業務提携 株式譲受
(株)アイティフォー (株)物流革命 キヤノンITソリューションズ 零壱製作(株)
(株)
(株)オフィスエフエイ・コム
開発案件の要員確保の 同社の発行済株式の7割
ローコード開発ツール・
ため両社の技術者を活 WMS導入からロボット倉 を取得し、ゼネコン向け受
WebPerformer を 活
用。新規顧客を開拓 庫、運用・保守まで一気通 託 開 発 と MVNO 事 業 で
用した開発案件拡大と
貫の新たな物流ビジネス 取引基盤を拡大
受注支援、技術者の育
を提案
成
2020. 2020. 2021. 2021.
02 12 07 10
2020. 2021. 2021.
03 03 09
コアパートナー 資本業務提携 業務提携
明治安田生命保険(相) (株)総研システムズ コネクシオ(株)
明治安田システム・テクノロジー
(株) 開発人材の供給を受け、 異業種コラボレーション
同社の得意とする分野の に よ り 、 Two-Stop ビ
将来にわたる強力な 開発案件で受注を強化 ジネスを展開。顧客層の
パートナー関係の構築と 拡大を目指す
長期的な開発技術者の
維持
2021年9月期 通期 決算説明資料 22
3.6) 重点施策 ②物流ビジネスの拡大
ネット社会によりニーズが高まり、担い手不足が深刻
→システム開発需要が増加
(開発元:ニーズウェル 2021年8月提供開始) が 3つのスマートを実現
省人化・ペーパーレス化 課題を見える化 シンプル設計で迅速
• ハンディーターミナルの活用 • 高度な分析機能で生産性を向 • 倉庫管理に必要十分な機能に
により、現場のオペレーション 上 絞ったシンプル設計。
を改善 • 倉庫内の人員配置を最適化 • 迅速かつ安価に提供
• 倉庫内の一連の作業をペー • 入出庫、在庫管理
パーレス化 • 棚卸管理
• 帳票・ラベル発行
• データ分析機能
WMS導入からロボット倉庫、運用・保守まで
(株)物流革命、(株)オフィスエフエイ・コムとの協業で迅速対応
2021年9月期 通期 決算説明資料 23
3.6) 重点施策 ③AIビジネスの拡大
Work AIのラインナップ拡充によりAIビジネスを拡大
※ Work AIは、当社がAIやRPA等のノウハウを活用し企業のDXを支援するために開発する
業種別AIソリューションの総称です
AIリモート教育
ビジネスシーンのトークを数値やグラフで定量的に見える化。
成績上位者のモデルと比較してAIが改善点をフィードバック。
部材の概算見積りをAIが自動化
実証実験中 建設業界の部材の概算見積りの自動化と精度向上をめざしてい
ます。
さまざまな業種のDXを推進
その他の業種
公共社会インフラ業 流通業
情報通信業
金融業 製造業
物流業
建設・建機業
2021年9月期 通期 決算説明資料 24
3.6) 重点施策 ④ニアショア開発の拡大
2024年9月期 長崎開発センター100名体制をめざす
ニアショア拠点の活用で優秀な人材の獲得と人材不足の解消
ニアショア活用
・持ち帰り案件によりニアショア開発体制を拡大
・派遣型・常駐型からの移行を進めニアショア開発を標準化
人材獲得
・地元志向の強い優秀な技術者を採用し育成
・ 地元大学からの採用
・ Uターン、Iターン採用
2021年9月期 通期 決算説明資料 25
3.6) 重点施策 ⑤事業基盤の確立
上場企業として
将来まで安定した発展を遂げる事業基盤を確立
▶▶▶ サービスライン構成
業務系システム開発 事業基盤を確立する
サービスライン
・業務知識の蓄積とハイスキルの技術者の
育成により、金融分野を拡大 業務系システム開発
・新たに物流分野を開拓
基盤構築
基盤構築 コネクティッド開発
・業務系システム開発と連携しトータル受注
+
事業拡大・付加価値向上を
コネクティッド開発 加速するサービスライン
・自動車、医療機器分野に加え ソリューション・
コネクティッド技術を強化 商品等売上
2021年9月期 通期 決算説明資料 26
3.6) 重点施策 ⑥ソリューションビジネスの拡大
事業拡大・付加価値向上を加速する
ソリューション・ビジネスを拡大
売上高構成比目標 2023年9月期15.0% (2021年9月期実績10.8%)
拡大戦略
自社ソリューション を中核とし、DXを提供
社内システムの運用改善コンサルティング
ERPを中心に、周辺システムを連携
• 紙の電子化、ペーパーレス化
• データ連携で転記ミス・二重入力を防止
• RPA活用で人手によるデータ入力を削減
2025年の崖問題を支援する を提供
RPAツール × ビジネスチャットツール連携ソリューションを提供予定(2022年1月)
AIチャットボットでユーザーの問い合わせを受け付け、ユーザーの要望する処理・動作をRPAで起動
2021年9月期 通期 決算説明資料 27
3.6) 重点施策 ⑦エンドユーザー取引の拡大
受注安定化と収益性向上
エンドユーザー比率50%超を維持拡大
既存ユーザーの維持拡大
・継続案件の確保 エンドユーザー比率
・ハイスキルの技術者を育成し担当分野の
規模を拡大
・担当分野以外の開拓
60.0%
新規ユーザーの開拓 57.7%
・既存ユーザーと類似する会社へ
開発実績、業務ノウハウを紹介し横展開
2021年 将来
9月期
ソリューション・ビジネスの拡大
・エンドユーザーへの販売比率が高いソリューション・ビジネスに注力
2021年9月期 通期 決算説明資料 28
3.7) ESG・SDGs ①事業と直結する取組み
ESG・SDGsの視点を取り入れた事業戦略でサステナブル経営をめざす
ニアショア開発促進:長崎開発センターを2024年までに100名体制に
~ニアショアを活用したリモート開発体制でQCD(Quality:品質、Cost:費用、Delivery:納期)に
コミットメントし、開発を促進
2024年までに長崎開発センター100人体制を目指す
地方の優秀な人材の活用で産業基盤と技術革新、雇用の創出による豊かな街づくりに貢献
DXをアシストする新たなソリューションの開発
ITリエンジニアリングサービスは、RPA連携で実現する作業の省力化、AI技術を利用したプラットフォー
ムの構築、データ分析等、顧客企業のDXの実現・推進をアシスト
デジタル社会の産業基盤の構築に貢献
パートナーシップの推進による事業成長
グループ企業、受注先・仕入先企業とのパートナーシップを推し進め、ともに永く発展できる体制をめざす
2020年02月: 株式会社アイティフォーと資本業務提携契約を締結
2020年03月: 明治安田生命保険相互会社、明治安田システム・テクノロジー株式会社と
コアパートナー契約を締結
2020年12月: 株式会社物流革命、株式会社オフィスエフエイ・コムと物流分野で協業を開始
2021年03月: 株式会社総研システムズと資本業務提携契約を締結
2021年07月: キヤノンITソリューションズ株式会社と資本業務提携契約を締結
2021年09月: コネクシオ株式会社と業務提携契約を締結
2021年10月: 零壱製作株式会社の発行済み株式の7割を取得
2021年9月期 通期 決算説明資料 29
3.7) ESG・SDGs ②制度や支援活動から支える取組み
働き方改革・人材育成
・有給取得奨励日、プレミアムフライデー、残業目標20時間以内
・テレワークの対象者を拡大
・スキルやモチベーションを引き出す制度
女性社員・管理職比率向上
女性管理職比率目標30%、女性社員比率目標30%
学生向けAI教育
学生向けにAIプログラミング体験や、5日間・3週間のインターンシップを開催
電子申請アプリやAIチャットボットのプログラミング教育を実施(2020年)
長崎県ふるさと納税
長崎県立大学において産学連携の拠点を整備し高度専門人材の育成と県内産業の振興
をめざす「Society5.0へ向けた次世代人材創造プロジェクト」(企業版ふるさと納税制
度)を支援
サッカーJリーグ V・ファーレン長崎を応援
スポーツ文化の振興、地域の活性化を目指しサポーターとしてスポンサー契約
その他の取組みや詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.needswell.com/ir/sdgs
2021年9月期 通期 決算説明資料 30
1. 2021年9月期 通期決算概況
2. 2022年9月期 業績予想
3. 事業の成長戦略
4. 参考資料
2021年9月期 通期 決算説明資料 31
4.1) 会社概要
2021年9月末日現在
商号 株式会社ニーズウェル Needs Well Inc.
本社 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート13階
事業所 ■ 新宿オフィス:東京都新宿区富久町13-15 サウスタワー5階
■ 長崎オフィス:長崎県長崎市興善町2-21 明治安田生命長崎興善町ビル5階
連絡先 TEL:03-6265-6763(代) FAX:03-6265-6764
代表者 代表取締役社長 船津 浩三
設立年月 1986年10月 上場市場 東証一部(証券コード:3992)
資本金 9億7百万円 売上高 57億52百万円
従業員数 552名 決算期 9月
資格 労働者派遣事業 ISO27001(ISMS)認証
プライバシーマーク使用許諾認定 ISO9001(QMS)認証
役員 代表取締役社長 船津 浩三 取締役 柳川 洋輝 社外 独立
取締役専務執行役員 後藤 伸応 取締役 坂上 秀昭 社外 独立
取締役常務執行役員 塚田 剛
取締役執行役員 木村ひろみ 監査役 加藤 和彦
取締役執行役員 秋山 恵穂 監査役 丹羽厚太郎 社外 独立
取締役執行役員 篠原 和広 監査役 安岡 護 社外 独立
2021年9月期 通期 決算説明資料 32
4.2) 事業領域
ニーズウェルは金融向けの業務系システム開発を中心とした
4つのサービスで、ITのトータルサービスを提供しています。
2021年9月期 通期 決算説明資料 33
4.3) 事業系統図
お客様 当社
業務系
システム 外注先・仕入先
直接取引※
開発
協力会社
エ 基盤構築 (パートナー)
ン システム
ド インテグレータ
ユ
ー
ザ コネク
ー ティッド 仕入先
開発
メーカー ソリュー
ション・商
品等売上
発注
サービス・商品等の提供
※エンドユーザーとの直接取引 は売上全体の 約57% と高水準
2021年9月期 通期 決算説明資料 34
4.4) 主なプレスリリース
日付 種類
2021/11/11 決算 2021年9月期通期 決算短信・決算説明資料
2021/10/14 適時開示 プライム市場選択申請書及び計画書提出のお知らせ
2021/10/08 PR情報 ニーズウェル、電子契約を導入し社内業務を一段と効率化
2021/10/06 PR情報 東京ファブリック工業株式会社様から部材の概算見積りをAIにより自動化する実証実験を受注
2021/10/01 PR情報 ニーズウェルは設立35周年を迎えました
2021/10/01 PR情報 零壱製作株式会社の役員人事に関するお知らせ
2021/09/28 PR情報 零壱製作株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
第5回新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権(停止指定条項付))の大量行使、行使の完了及び月間行使状
2021/09/24 適時開示
況に関するお知らせ
2021/09/15 PR情報 コネクシオ株式会社との業務提携のお知らせ
2021/09/15 PR情報 人事異動に関するお知らせ
第三者割当による第5回新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権(停止指定条項付))の大量行使に関するお
2021/09/13 適時開示
知らせ
第三者割当による第5回新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権(停止指定条項付))の月間行使状況に関す
2021/09/01 適時開示
るお知らせ
2021/08/25 PR情報 SAP CONCUR FUSION EXCHANGE 2021 JAPANセッション登壇のお知らせ
第三者割当による第5回新株予約権(行使価額修正条項付新株予約権(停止指定条項付))の大量行使に関するお
2021/08/24 適時開示
知らせ
2021/08/18 PR情報 人事異動に関するお知らせ
2021年9月期 通期 決算説明資料 35
4.5) 業績推移①
売上高 単位:百万円
営業利益 単位:百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
1Q 1,217 1,341 1,418 1,348 1Q 121 110 92 136
2Q 2,470 2,724 2,809 2,818 2Q 255 266 267 306
3Q 3,801 3,739 4,097 4,078 4,262 3Q 387 354 375 337 434
通期 4,586 5,063 5,140 5,517 5,364 5,752 通期 408 443 476 508 492 580
経常利益 単位:百万円
当期純利益 単位:百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
1Q 121 110 92 130 1Q 82 76 59 89
2Q 255 266 267 301 2Q 174 185 179 206
3Q 382 343 370 339 437 3Q 248 236 255 231 306
通期 405 426 467 505 514 582 通期 256 287 325 347 347 421
2021年9月期 通期 決算説明資料 36
4.5) 業績推移②
1株当たり当期純利益 自己資本当期純利益率
単位:円 単位:%
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
1Q 9.88 9.04 7.04 10.52 1Q
2Q 20.85 22.02 21.19 23.81 2Q
3Q 35.51 28.18 30.22 27.30 34.75 3Q
通期 36.74 40.81 38.78 41.15 40.99 46.64 通期 36.7 24.8 20.2 18.8 16.5 14.7
■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、 ■本指標は通期ごとに更新
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
総資産 純資産
単位:百万円 単位:百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
1Q 2,220 2,478 2,692 3,000 1Q 1,480 1,697 1,918 2,236
2Q 2,507 2,764 2,771 3,466 2Q 1,573 1,809 2,040 2,628
3Q 2,062 2,772 2,629 2,956 3,876 3Q 1,042 1,635 1,878 2,105 2,871
通期 1,661 2,438 2,697 2,688 2,997 4,360 通期 820 1,496 1,725 1,973 2,231 3,498
2021年9月期 通期 決算説明資料 37
4.5) 業績推移③
自己資本比率 1株当たり純資産
単位:% 単位:円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
1Q 66.7 68.5 71.3 74.5 1Q
2Q 62.8 65.4 73.6 75.7 2Q
3Q 50.5 59.0 71.4 71.2 74.0 3Q
通期 49.3 61.4 64.0 73.4 74.5 80.2 通期 117.2 179.6 204.9 232.6 262.4 344.6
■第2四半期(2Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報 ■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
■第3四半期(3Q)は、第1四半期から第3四半期までの累計情報
■本指標は通期ごとに更新
株価:円 出来高:株
1000
株価チャート ■出来高 ■終値
600,000
900 500,000
800 400,000
700 300,000
600 200,000
500 100,000
400 0
2021年9月期 通期 決算説明資料 38
• 本資料に記載されている将来の業績に関する予想、計画、戦略などは、現時点で入手可能な情報に基づき当社で
判断したものです。
• 実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
株式会社ニーズウェル CC室 e-mail:ir-contact@needswell.com