東証一部：証券コード3992
株式会社ニーズウェル
2021年9月期 第３四半期 決算説明資料
2021年８月５日
１． 2021年９月期第３四半期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 事業の成長戦略
４． 参考資料
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 2
１．1) 決算ハイライト①
新卒社員の早期戦力化と高付加価値案件獲得で
コロナ禍の影響を克服
前年同期を大幅に上回る利益を達成
2021年6月 業績・配当予想を上方修正
2021年9月期
１０期連続増益に向けて着実に進捗
【前年同期比 累計 比較】（2020年10月1日～2021年６月30日）
・売上４．5%増 売上総利益1３．3%増
・経常利益２８．９％増 四半期純利益３２．４％増
【前年同期比 第３四半期期間 比較】（2021年４月1日～2021年６月30日）
・売上１3．８%増 売上総利益２３．６%増
・経常利益８９．０％増 四半期純利益９３．６％増
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 3
１．1) 決算ハイライト②
5000 1400
5000 前年同期比 前年同期比
4500 +４.５% 1200 +１3.3%
前
年 4,262
1000 1,076
4000
同 4000 4,078 950
期 800
前年同期比 前年同期比 前年同期比
3500
累 600 +２９.0% +28.9% +32.4%
計 3000
400
比 434 437
較 2500 337 339 306
200
231
2000 0
0 売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 当期純利益
■２０２０年９月期３Q累計（2019/10/1-2020/6/30) ■■■■■：２０２１年９月期３Q累計(2020/10/1-2021/6/30) 単位：百万円
1600
1600 500
前 前年同期比 450 前年同期比
年 1500
第同 +13.8% 400 +23.6%
３期 1400
1400 1,443
350
366
四 300
297
半 1300 250 前年同期比 前年同期比 前年同期比
200 +82.9% +89.0% +93.6%
期 1200
1,268
150
期 100 135
127
間 1100
50
100
69 71 51
比
1000 0
較 0
売上高 売上総利益 営業利益 経常利益 当期純利益
■２０２０年９月期３Q期間（2020/４/1-2020/6/30) ■■■■■：２０２１年９月期３Q期間(2021/4/1-2021/6/30) 単位：百万円
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 4
１．２)東証市場再編への対応
2022年4月の東証市場再編において、
当社はプライム市場の基準の充足に向けて中長期的に
施策を講じてまいります
※ 当社は現時点においてプライム市場の流通株式時価総額の基準を
充たしておりませんが、「上場維持基準への適合に向けた計画書」を
開示し、経過措置の適用を受けてプライム市場に移行する予定です。
プライム市場移行基準適合状況 企業価値向上により
2021年７月現在 時価総額を向上
流通株式数 適合 ①業績（中期経営計画の実現）
流通株式時価総額 不適合 ②IR・PR
流通株式比率 適合 ③資本政策
売買代金 適合 ④サステナビリティ
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 5
１．３) 業績進捗率
業務系システム開発の通信向け案件と
高付加価値案件の多いソリューション・商品等売上が好調
進捗率, 前年同期比
携帯電話の料金改定需要で通信向
売上高 73.5%, +0.0pts けが好調。
研究開発を進めてきた物流のWMS
業務系システム開発 71.5% は2021年8月提供を開始。
基盤構築 69.1% 「業務系システム開発」や
「ソリューション・商品等売上」と連携
コネクティッド開発 81.9% したトータル受注により、安定して開
発を継続。
ソリューション・商品等売上 96.3%
新型コロナウイルス感染症の影響は
残るものの、安定して開発を継続。
営業利益 74.9%, +9.5pts
経常利益 75.4%, +8.8pts ソリューションのラインナップを拡充。
特に、Concurシリーズ向けの当社独自
のソリューションである Speed EA、
当期純利益 74.8%, +8.5pts
Invoice PAが好調。
企業のDXを支援する
進捗率及び前年同期比は業績の上方修正後の数値で算出しています。 ITリエンジニアリングにも注力。
【参考資料】 2021年6月21日「業績予想の上方修正のお知らせ」
2021年6月24日「（訂正・数値データ訂正）「業績予想の上方修正に関するお知らせ」の一部訂正について」
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 6
１．４） 経常利益（累計）増減要因分析
生産性向上と高付加価値案件獲得による
売上総利益 前年同期比 13.3%増が大きく貢献
経常利益は 前年同期比 28.9%増で着地
’２０/９期に本社移転・長崎開発センター開設等の ■ 増加要因 ■ 減少要因 単位：百万円
特殊要因のため計上した一時的費用が減少
前年同期比
その他、 +28.9%
採用好調のため、
業績向上に向けた
採用募集費が減少
費用等が増加
新卒社員の早期戦力化や 業績向上の努力に
リモート開発等、生産性向 報いるための給与・
上の施策と高付加価値案 賞与等
件の獲得が奏功し、売上 人事関連費用が増加
総利益が大幅に増加
’２０/９期 3Q経常利益 ’2１/９期 3Q経常利益
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 7
１．５） 損益計算書（累計）
経常利益率は１０.３%（前年同期比２．0ｐｔｓ増）と高水準
2020年9月期第3四半期末 2021年9月期第3四半期末
単位：百万円 実績 売上比 実績 売上比 前年比
売上高 4,078 - 4,262 - 104.5%
業務系システム開発 ※ ※ 3,260 76.5% ※
基盤構築 ※ ※ 424 10.0% ※
コネクティッド開発 ※ ※ 147 3.5% ※
ソリューション・商品等 ※ ※ 429 10.1% ※
売上総利益 950 23.3% 1,076 25.3% 113.3%
販管費 613 15.0% 642 15.1% 104.7%
一時的費用（先行投資） 24 0.6% 0 0.0% 0.0%
その他 588 14.4% 642 15.1% 109.1%
営業利益 337 8.3% 434 10.2% 129.0%
営業外収益 2 0.1% 11 0.3% 533.4%
営業外費用 0 0.0% 8 0.2% 5621.6%
経常利益 339 8.3% 437 10.3% 128.9%
当期純利益 231 5.7% 306 7.2% 132.4%
※ 当事業年度よりサービスラインを見直し再編成したため、前年同期との比較は行っておりません。
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 8
１．６） 貸借対照表
自己資本比率 7４．0％
２０２０年9月期末 2021年9月期第３四半期末
※主要科目のみ抜粋
単位：百万円 実績 実績 前期末増減
現金及び預金 1,780 2,403 623 引き続き高水準で安定
売掛金 689 870 180
前払費用 34 34 0
流動資産合計 2,553 3,331 778 資産の部 単位：百万円
資
産 ソフトウエア 58 59 1
の 投資有価証券 83 109 25
部
繰延税金資産 97 165 68
流動資産
敷金・保証金 85 84 -1
流動資産 3,331
保険積立金 76 76 0
2,553
固定資産合計 444 545 100 固定資産 固定資産
資産合計 2,997 3,876 879
444 545
買掛金 101 142 40
未払金 137 153 15 2020年9月期末 2021年9月期第３四半期末
負 未払法人税等 107 127 19
債
未払消費税 106 81 -24
の
部 賞与引当金 265 138 -126
負債・純資産の部 単位：百万円
流動負債合計 765 1,004 238
固定負債合計 0 0 0 流動負債
負債合計 765 1,004 238 流動負債 1004
資 資本金 415 651 236 765
本 純資産
の 資本準備金 271 508 236 純資産
2,871
部 利益剰余金 1,522 1,692 170 2,231
その他有価証券評価差額金 22 16 -6
純資産合計 2,231 2,871 640
2020年9月期末 2021年9月期第３四半期末
負債純資産合計 2,997 3,876 879
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 9
１． 2021年９月期第３四半期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 事業の成長戦略
４． 参考資料
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 10
２．１） 2021年9月期 業績予想
新卒社員の早期戦力化による生産性向上と、高付加価値案件の獲得で
期初（2020年11月）に公表した増収＆１０期連続増益予想から
さらに利益を上方修正（2021年6月）
業務系システム開発 基盤構築 コネクティッド開発 ソリューション・商品等
単位：百万円（対売上高構成比率）
180(3.1%) 445(7.7%)
614(10.6%)
5,800
Total
売上高 前年比 8.1％増
4,559(78.6%)
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
2021年9月期当初予想 2021年９月期上方修正増額分 単位：百万円（前年比）
営業利益 537 43 合計 580 （17.7％増） 営業利益率10.0%
経常利益 537 43
合計 ５８０ （12.8％増） 経常利益率10.0%
当期純利益 370 39
合計 ４１０ （17.8％増） 当期純利益率7.1%
0 200 400 600
【参考資料】 2021年6月21日「業績予想の上方修正のお知らせ」
2021年6月24日「（訂正・数値データ訂正）「業績予想の上方修正に関するお知らせ」の一部訂正について」
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 11
２．２） 配当と株主還元
１株当たり配当金 ２３円00銭/株 ※1
３期連続 前年比 ＋ ７円 大幅還元予定
増配予定 50.1 ％
※2
普通配当1８円・35周年記念配当５円
23.00 円
39.0
32.8 16.00
30.6 32.2
13.50
12.50 12.50
2円増配
+
2.5円増配 5円記念配当
1円増配
2017年９月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期(予想)
配当額（円） 配当性向（％）
※１ 2021年9月期の配当額は配当予想修正後の数値です。 【参考資料】2021年6月28日「配当予想の修正（増配・記念配当）に関するお知らせ」
※2 2021年９月期の配当性向は、配当予想修正後の数値を用いて、当第３四半期末（２０２１年６月末）以降新株予約権の行使がないものと仮定して算出しております。
※3 2017年5月12日付で1株につき100株の割合で株式分割、2018年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割、2019年1月1日付で1株につき2株の割合で
株式分割を行っております。過去の1株当たり年間配当額は、当該株式分割を考慮して算出しております。
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 12
１． 2021年９月期第３四半期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 事業の成長戦略
４． 参考資料
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 13
３．1) 経営理念
広く経済社会に貢献し続ける
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 14
３．2) 成長の軌跡
2020年10月 物流、コネクティッド・ビジネスを開始
売上高 従業員数 2019年 ８月 AIビジネスを開始
2019年 6月 東証一部
2018年 6月 東証二部
2017年10月 ソリューション・ビジネスを開始
2017年 9月 JASDAQ
2013年 4月 組込系開発を開始
2012年10月 基盤構築を開始・大手通信キャリアと取引開始
2005年 4月 大手ホテルと取引開始
543名
1998年 4月 大手生命保険会社と取引開始 第３４期末
1992年 8月
業務系システム開発を開始
設立
2008年 リーマン・ショック 2020年 コロナ・ショック
1986年10月
事業コンサルティングを開始 2021年9月期予想
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 15
３．３) 中期基本方針
派遣型ビジネスからの脱却、
そして真のシステムインテグレータへ
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 16
３．４） ３つの強み
金融系システム 主力の業務系システム開発では金融系が売上高の
50%。
開発力
中でも生命保険・損害保険分野に強み。
銀行・クレジットカード・証券でも多数の実績。
金融系システム
開発力
エンドユーザー 生命保険会社・大手ホテル・通信キャリアなど、
エンドユーザーとの直接取引が売上構成比の
取引力 ３つの
50%超と高水準。
強 み
エンドユーザー ソリューション
取引力 提供力
ソリューション 5G関連、AI、RPA、テレワーク
提供力 など、顧客のビジネスの目的に
合わせた最適なソリューションサービスを提供。
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 17
３．５） 中期経営計画 ①業績目標
2023年9月期
売上高
１００ 億円
経常
利益 １０ 億円
億円 CAGR（年平均成長率） 100 億円 CAGR（年平均成長率） 10
100 10
２３．1 % ２４．８ %
50 5
0 0
'20/9期 '21/9期 '22/期 '23/9期 '20/9期 '21/9期 '22/期 '23/9期
既存事業 M&A 既存事業 M&A
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 18
３．５） 中期経営計画 ②売上拡大
市場規模（当社予測） 物流ビジネス
物流IoTソフトソリューション市場 多様化するニーズが高まる一方、担い手不足
（WMS等）
2025年 1,230億円 が深刻な物流業界。AIやIoTを活用した合理
化・高品質化・環境負荷低減が急務で投資需 既
存
10０億円
要高い。 事
2018年 ６６７億円 業
２０２３年
９月期
コネクティッド・ビジネス
スマートシティ市場 24
IoTやAIの活用で街全体を効率化し便利に 億
住みやすくするスマートシティ等、生活を豊か
2022年 ９,900億円 にするコネクティッド技術にも取り組む。
円
2018年 4,600億円 ソリューション・ビジネス 売上拡大
AI主要市場 ※
2023年 ６４０億円
DXへの構造改革で投資需要高い。
AI、RPAを活用した連携機能等で独自に差
別化した製品を投入。 M
+４７億円
&
A
2018年 １９６億円
M&A 23
億
既存技術の規模拡大と、新規技術の補強・
円
参入。物流、コネクティッド、AI、IoT、Web
等を重点的に探索
53億円
２０２０年
※ AI主要市場： 画像認識、音声認識、音声合成、言語解析、検索・探索、翻訳 ９月期
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 19
３．６） 重点施策
１ 企業価値向上の推進
２ 物流ビジネスの立上げ
３ AIビジネスの拡大
重点施策 ４ ニアショア開発の拡大
５ 事業基盤の確立
６ ソリューション・ビジネスの拡大
７ エンドユーザー取引の拡大
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 20
３．６） 重点施策 ①企業価値向上の推進
NeedsWell Valueの向上により
経営理念「広く経済社会に貢献し続ける」を推進
・公募売出
・新株発行
・機関投資家対応 ・M&A、資本提携
・個人投資家対応
・メディア対応 IR・PR 資本政策
・CI、VIの推進
CI: Corporate Identity
VI: Visual Identity
業績 サステナビリティ
・売上高成長率20% 経常利益率10% ・ESG、SDGｓ
・売上総利益率25% 販管費率10% ・コーポレート
・2023年9月期 売上高100億円 ガバナンス
・２０２２年9月期 流通時価総額100億円
・EPS60円 PER30倍
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 21
３．６） 重点施策 ②物流ビジネスの立上げ
物流 ▶▶▶ ネット社会によりニーズが高まり、担い手不足が深刻
→ システム開発需要が増加
ピッキングリスト不要の
ペーパーレス設計がもたらすスマート倉庫
SmartWMS 2021年8月発売
高度な分析機能 売上目標 2022年9月期 1.5億円
・作業量均等化・最適人員配置の指標 2023年9月期 2.0億円
・ピッキングの作業効率を上げる最適ロケーション 2024年9月期 2.5億円
㈱ニーズウェル ㈱オフィスエフエイ・コム ㈱物流革命
ロボット倉庫 WCS 物流業務のコンサル
SmartWMS マテハン機器導入支援 顧客導入全体まとめ
顧客導入・保守 倉庫内設計 倉庫設計・運用コンサル
3社の得意分野を生かして
WMS導入からロボット倉庫、運用・保守まで迅速対応
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 22
３．６） 重点施策 ③AIビジネスの立上げ
のラインナップ拡充によりAIビジネスを拡大
AIリモート教育
ビジネスシーンのトークを数値やグラフで定量的に見える化。
成績上位者のモデルと比較してAIで改善点をフィードバック。
AI、AI-OCR、RPA等のノウハウを活用し、
企業のDXを支援するソリューションを提案
さまざまな業種のDXを推進
その他の業種
公共社会インフラ業 流通業
情報通信業
金融業 製造業
物流業
建築業
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 23
３．６） 重点施策 ④ニアショア開発の拡大
202４年９月期 長崎開発センター100名体制をめざす
ニアショア拠点の活用で優秀な人材の獲得と人材不足の解消
人材獲得
・地元志向の強い優秀な技術者を採用し育成
地元大学からの採用
Uターン、Iターン採用
ニアショア活用
・持ち帰り案件受注によるニアショア開発体制の拡大
・派遣型・常駐型からの移行を進め、
ニアショア開発を標準化
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 24
３．６） 重点施策⑤事業基盤の確立
上場企業として
将来まで安定した発展を遂げる事業基盤を確立
▶▶▶ サービスライン構成
業務系システム開発 事業基盤を確立する
サービスライン
・業務知識の蓄積とハイスキルの技術者の
育成により、金融分野を拡大 業務系システム開発
・新たに物流分野を開拓
基盤構築
基盤構築 コネクティッド開発
・業務系システム開発と連携しトータル受注
+
事業拡大・付加価値向上を
コネクティッド開発 加速するサービスライン
・自動車、医療機器分野に加え ソリューション・
コネクティッド技術を強化 商品等売上
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 25
３．６） 重点施策 ⑥ソリューションビジネスの拡大
事業拡大・付加価値向上を加速する
ソリューション・ビジネスを拡大
売上高構成比目標
2023年9月期15.0％ （２０２０年９月期実績5.6%）
拡大戦略
自社ソリューション を中核とし
DXを提供
ERPを中心に、周辺システムを連携
• 紙の電子化、ペーパーレス化
• データ連携で転記ミス・二重入力を防止
• RPA活用で人手によるデータ入力を削減
2025年の崖問題を支援する を提供
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 26
３．６） 重点施策 ⑦エンドユーザー取引の拡大
受注安定化と収益性向上
エンドユーザー比率50%超を維持拡大
既存ユーザーの維持拡大
・継続案件の確保 エンドユーザー比率
・ハイスキルの技術者を育成し担当分野の
規模を拡大
・担当分野以外の開拓 60％
55%
新規ユーザーの開拓
・既存ユーザーと類似する会社へ
開発実績、業務ノウハウを紹介し横展開
2020年 将来
ソリューション・ビジネスの拡大
・エンドユーザーへの販売比率が高いソリューション・ビジネスに注力
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 27
３．７） ESG・SDGs ①事業と直結する取組み
ESG・SDGsの視点を取り入れた事業戦略でサステナブル経営をめざす
ニアショア開発促進：長崎開発センターを2024年までに100名体制に
～ニアショアを活用したリモート開発体制でQCD(Quality：品質、Cost：費用、Delivery：納期)に
コミットメントし、開発を促進
2024年までに長崎開発センター100人体制を目指す
地方の優秀な人材の活用で産業基盤と技術革新、雇用の創出による豊かな街づくりに貢献
DXをアシストする新たなソリューションの開発
ITリエンジニアリングサービスは、RPA連携で実現する作業の省力化、AI技術を利用したプラットフォー
ムの構築、データ分析等、顧客企業のDXの実現・推進をアシスト
デジタル社会の産業基盤の構築に貢献
パートナーシップの推進による事業成長
受注先、仕入先の企業とのパートナーシップを推し進め、ともに永く発展できる体制をめざす
2020年０２月： 株式会社アイティフォーと資本業務提携契約を締結
2020年０３月： 明治安田生命保険相互会社、明治安田システム・テクノロジー株式会社と
コアパートナー契約を締結
2020年12月： 株式会社物流革命、株式会社オフィスエフエイ・コムと物流分野で協業を開始
2021年０３月： 株式会社総研システムズと資本業務提携契約を締結
2021年07月： キヤノンITソリューションズ株式会社と資本業務提携契約を締結
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 28
３．７） ESG・SDGs ②制度や支援活動から支える取組み
働き方改革・人材育成
・有給取得奨励日、プレミアムフライデー、残業目標20時間以内
・テレワークの対象者を拡大
・スキルやモチベーションを引き出す制度
女性社員・管理職比率向上
女性管理職比率目標30%、女性社員比率目標30%
学生向けAI教育
学生向けにAIプログラミング体験や、5日間・3週間のインターンシップを開催
電子申請アプリやAIチャットボットのプログラミング教育を実施（2020年）
長崎県ふるさと納税
長崎県立大学において産学連携の拠点を整備し高度専門人材の育成と県内産業の振興
をめざす「Society5.0へ向けた次世代人材創造プロジェクト」(企業版ふるさと納税制
度)を支援
サッカーJリーグ V・ファーレン長崎を応援
スポーツ文化の振興、地域の活性化を目指しサポーターとしてスポンサー契約
その他の取組みや詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.needswell.com/ir/sdgs
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 29
１． 2021年９月期第３四半期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 事業の成長戦略
４． 参考資料
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 30
４．１） 会社概要
商号 株式会社ニーズウェル Needs Well Inc.
本社 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート13階
事業所 ■ 新宿オフィス：東京都新宿区富久町13-15 サウスタワー5階
■ 長崎オフィス：長崎県長崎市興善町2-21 明治安田生命長崎興善町ビル5階
連絡先 TEL：03-6265-6763（代） FAX：03-6265-6764
代表者 代表取締役社長 船津 浩三
設立年月 1986年10月 上場市場 東証一部（証券コード：３９９２）
資本金 ６億51百万円 ２０２１年６月 売上高 53億64百万円 ２０２0年９月
従業員数 565名 ２０２１年4月 決算期 9月
資格 労働者派遣事業 ISO27001（ISMS）認証
プライバシーマーク使用許諾認定 ISO9001（QMS)認証
役員 代表取締役社長 船津 浩三 取締役 柳川 洋輝 社外 独立
2020年12月 取締役専務執行役員 後藤 伸応 取締役 坂上 秀昭 社外 独立
取締役常務執行役員 塚田 剛
取締役執行役員 木村ひろみ 監査役 加藤 和彦
取締役執行役員 秋山 恵穂 監査役 丹羽厚太郎 社外 独立
取締役執行役員 篠原 和広 監査役 安岡 護 社外 独立
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 31
４．２） 事業領域
ニーズウェルは金融向けの業務系システム開発を中心とした
４つのサービスで、ITのトータルサービスを提供しています。
金融 (業務系システム開発)
コネクティッド
(コネクティッド開発) ソリューション
(ソリューション・ビジネス)
IT基盤 (基盤構築) AI
(ソリューション・ビジネス)
流通・サービス Web
(業務系システム開発) (業務系システム開発)
社会インフラ DX
(業務系システム開発)
(業務系システム開発)
物流 (業務系システム開発) 通信キャリア (業務系システム開発)
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 32
４．３） 事業系統図
お客様 当社
業務系
システム 外注先・仕入先
直接取引※
開発
協力会社
エ 基盤構築 （パートナー）
ン システム
ド インテグレータ
ユ
ー
ザ コネク
ー ティッド 仕入先
開発
メーカー ソリュー
ション・商
品等売上
発注
サービス・商品等の提供
※エンドユーザーとの直接取引 は売上全体の 約55% と高水準
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 33
４．４） 主なプレスリリース
日付 種類 内容
2021/0８/０５ 決 算 2021年9月期第３四半期 有価証券報告書・決算短信・決算説明資料
２０２１/０８/０2 適時開示 第三者割当による第5回新株予約権の月間行使状況
請求書のシステム登録をAIで自動化するInvoice PA ～新しいワークスタイルへの移行を短期間で実
２０２１/０７/30 PR情報
現する高品質なサポート コネクシオ株式会社様導入事例～
２０２１/０７/29 PR情報 キヤノンITソリューションズ株式会社との資本業務提携のお知らせ
２０２１/０７/27 PR情報 倉庫管理システム SmartWMS（仮称）販売開始のお知らせ
新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果とプライム市場基準充足への取
２０２１/０７/１２ 適時開示
組みについて
２０２１/０７/０１ 適時開示 第三者割当による第5回新株予約権の月間行使状況
２０２１/０６/２９ PR情報 金融系システム向け「2025年の崖」対策支援ソリューション 2025 Solutions 提供のお知らせ
202１/０６/２８ 適時開示 配当予想の修正（増配・記念配当）に関するお知らせ
2021/06/24 適時開示 （訂正・数値データ訂正）「業績予想の上方修正に関するお知らせ」の一部訂正について
2021/0６/2１ 適時開示 業績予想の上方修正に関するお知らせ
202１/０６/０1 適時開示 第三者割当による第5回新株予約権の月間行使状況
202１/０５/３１ IR資料 2021年9月期 第2四半期決算説明会（全文）
202１/０５/２６ PR情報 当社代表取締役社長 船津がラジオNIKKEI「この企業に注目！相場の福の神」にゲスト出演しました
2021/0５/２６ PR情報 2021年夏季賞与支給総額、前年実績に対し5,000万円を増額
202１/０５/19 PR情報 2021年9月期第2四半期決算説明会 会場開催及びライブ配信のお知らせ
202１/０５/1８ PR情報 株式会社富士薬品様向けの経理管理システムを受注、本番稼働がスタート
202１/０５/１７ 適時開示 非上場の親会社等の決算情報に関するお知らせ
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 34
４．５） 業績推移①
売上高 単位：百万円
営業利益 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
１Q 1,217 1,341 1,418 1,348 １Q 121 110 92 136
２Q 2,470 2,724 2,809 2,818 ２Q 255 266 267 306
３Q 3,801 3,739 4,097 4,078 4,262 ３Q 387 354 375 337 434
通期 4,586 5,063 5,140 5,517 5,364 通期 408 443 476 508 492
経常利益 単位：百万円
当期純利益 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
１Q 121 110 92 130 １Q 82 76 59 89
２Q 255 266 267 301 ２Q 174 185 179 206
３Q 382 343 370 339 437 ３Q 248 236 255 231 306
通期 405 426 467 505 514 通期 256 287 325 347 347
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 35
４．５） 業績推移②
1株当たり当期純利益 自己資本当期純利益率
単位：円 単位：%
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
１Q 9.88 9.04 7.04 10.52 １Q
２Q 20.85 22.02 21.19 23.81 ２Q
３Q 35.51 28.18 30.22 27.30 45.83 ３Q
通期 36.74 40.81 38.78 41.15 40.99 通期 36.7 24.8 20.2 18.8 16.5
■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、 ■本指標は通期ごとに更新
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
総資産 純資産
単位：百万円 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
１Q 2,220 2,478 2,692 3,000 １Q 1,480 1,697 1,918 2,236
２Q 2,507 2,764 2,771 3,466 ２Q 1,573 1,809 2,040 2,628
３Q 2,062 2,772 2,629 2,956 3,876 ３Q 1,042 1,635 1,878 2,105 2,871
通期 1,661 2,438 2,697 2,688 2,997 通期 820 1,496 1,725 1,973 2,231
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 36
４．５） 業績推移③
自己資本比率 1株当たり純資産
単位：% 単位：円
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2016 2017 2018 2019 2020 2021
１Q 66.7 68.5 71.3 74.5 １Q
２Q 62.8 65.4 73.6 75.7 ２Q
３Q 50.5 59.0 71.4 71.2 74.0 ３Q
通期 49.3 61.4 64.0 73.4 74.5 通期 117.2 179.6 204.9 232.6 262.4
■第2四半期（２Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報 ■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
■第３四半期（３Q)は、第1四半期から第３四半期までの累計情報
■本指標は通期ごとに更新
株価：円 出来高：株
1100
株価チャート ■出来高 ■終値
600,000
1000 500,000
900 400,000
800
300,000
700
600 200,000
500 100,000
400 0
2021年9月期第３四半期 決算説明資料 37
• 本資料に記載されている将来の業績に関する予想、計画、戦略などは、現時点で入手可能な情報に基づき当社で
判断したものです。
• 実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
CC室 TEL：03-6265-6763(代) e-mail：ir-contact@needswell.com