東証一部：証券コード3992
株式会社ニーズウェル
2020年9月期 決算説明資料
2020年１１月12日
１． 2020年９月期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 成長戦略
４． 参考資料
2020年9月期 決算説明資料 2
1) 決算ハイライト
新型コロナウイルス感染拡大により売上高は減収、
経費削減により経常利益は増益
（百万円） 売上高
6000
5000
4000
売上高 53億 ６４０１万円
3000 （前年比97.2%）
2000
1000
0
（百万円）
経常 5億 １４２６万円
経常利益・当期純利益・経常利益率 利益
600 10% （前年比101.８%）
500 8%
400
6%
300
4%
200
2%
100
0 0% 当期 ３億 47９８万円
純利益
（前年比100.１%）
経常利益 当期純利益 経常利益率
2020年9月期 決算説明資料 3
２) 業績
・ 業務系システム開発、組込系開発は新型コロナウイルス感染拡大の影響を
受け苦戦
・ ソリューション・商品等売上は好調を維持
■業務系システム開発
組込系開発, ソリューション・商品等売上,
要員確保とエンジニア育成に努めたが、一部の
293 (5.５%) 303 (5.６%)
案件で中止・延期が発生。
前年比97.0%
■基盤構築
基盤構築,
比較的安定的に開発を継続。
542 (１０．１%)
前年比１０3.9%
■組込系開発
売上高 将来性のある「自動車」「医療」を中心に取り組
5,364 んだが、製造業向け案件で中止・延期が発生。
前年比76.0%
業務系システム開発, ■ソリューション・商品等売上
4,225 (78.８%) ソリューションのラインナップを拡充。
AI-OCR連携、RPA連携等、ソフトウェア開発の
強みを活かして提供する連携機能が好評。
単位：百万円 (売上構成比)
前年比118.5%
2020年9月期 決算説明資料 4
３） 経常利益増減要因分析
売上減少による影響を経費削減等によりカバーし、増益
■ 増加要因 ■ 減少要因 単位：百万円
５０５ ５１４
前年比
+1.8%
新型コロナウイルス
感染拡大による
配当金、助成金
売上減少により 新卒者の増加 等により増加
売上総利益減少
（前期比23名増）等の
先行投資費用により減少
本社移転、長崎開発センター開設等、 ・ 徹底した経費削減により増加
１Qに増加した先行投資に伴う ・ ソリューション・ビジネスの
一時的費用により減少 成長により増加
’19/９期 経常利益 ’20/９期 経常利益
2020年9月期 決算説明資料 5
４） 損益計算書
経常利益率は9.6%（前年比０．４ｐｔｓ増）の高水準を維持
2019年9月期 2020年9月期
単位：百万円 実績 売上比 実績 売上比 前年比
売上高 5,517 - 5,364 - 97.2%
業務系システム開発 4,354 78.9% 4,225 78.8% 97.0%
基盤構築 521 9.5% 542 10.1% 103.9%
組込系開発 385 7.0% 293 5.5% 76.0%
ソリューション・商品等 255 4.6% 303 5.6% 118.5%
売上総利益 1,300 23.6% 1,280 23.9% 98.5%
販管費 792 14.4% 787 14.7% 99.4%
一時的費用（先行投資） 0 0.0% 24 0.5% ー
その他 792 14.4% 763 14.2% 96.3%
営業利益 508 9.2% 492 9.2% 97.0%
営業外収益 1 0.0% 21 0.4% 1658.5%
営業外費用 4 0.1% 0 0.0% 4.0%
経常利益 505 9.2% 514 9.6% 101.8%
当期純利益 347 6.3% 347 6.5% 100.1%
2020年9月期 決算説明資料 6
５） 貸借対照表
※主要科目のみ抜粋
2019年9月期末 2020年9月期末 引き続き 安定した財務体質
単位：百万円 実績 実績 前期末増減
現金及び預金 1,548 1,780 231
自己資本比率 ７４．5％
売掛金 705 689 -15 前年比 １.0pts 増
前払費用 47 34 -13
資
流動資産合計 2,326 2,553 226 資産の部 単位：百万円
産 ソフトウエア 65 58 -6
の 投資有価証券 0 83 83
部
繰延税金資産 102 97 -5
流動資産 流動資産
敷金・保証金 85 85 0
2,553
保険積立金 76 76 0 2,326
固定資産合計 361 444 82 固定資産 固定資産
資産合計 2,688 2,997 309 361 444
買掛金 146 101 -44
2019年9月期末 2020年9月期末
未払金 128 137 9
負
債 未払消費税 47 106 59
の
部
賞与引当金 241 265 23 負債・純資産の部 単位：百万円
流動負債合計 714 765 50
固定負債合計 0 0 0 流動負債
流動負債
負債合計 714 765 50 765
資
714
資本金 414 415 0
本 純資産 純資産
資本準備金 270 271 0
の
部 繰越利益剰余金 1,287 1,521 233 1,973 2,231
有価証券評価差額金 0 22 22
純資産合計 1,973 2,231 258
2019年9月期末 2020年9月期末
負債純資産合計 2,688 2,997 309
2020年9月期 決算説明資料 7
１． 2020年９月期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 成長戦略
４． 参考資料
2020年9月期 決算説明資料 8
１） 業績予想
新たに参入した物流ビジネスやソリューション強化等により増収増益を狙う
業務系システム開発 基盤構築 コネクティッド開発 (注) ソリューション・商品等
売上高 5,800
Total
2021年9月期 4,559(78.6%) 614(10.6%)
前年比 8.1％増
予想
180(3.1%) 445(7.7%)
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
単位：百万円（対売上高構成比率）
(注) 2021年9月期より、コネクティッド技術の強化のために「コネクティッド開発」を新設するとともに、全サービスラインを再編成
しました。このため、サービスライン毎の前期比較は行っておりません。
537 （9.0％増） 営業利益率9.3%
営業利益
492
2021年9月期(予想)
537 （4.4％増） 経常利益率9.3% 2020年9月期(実績)
経常利益
514
370 （6.5％増） 当期純利益率6.4%
当期純利益
347
0 100 200 300 400 500 600
単位：百万円（前年比）
2020年9月期 決算説明資料 9
２） 配当と株主還元
１株当たり配当金 前年比 ＋1円 増配予定(2021年9月期 )
年間配当予想 17円00銭/株 配当性向予想 39.0％
円 ％
18.00 17.00 円 45
16.00
16.00 40
14.00 13.50 35
12.50 12.50 39.0 39.0 ％
12.00 32.8 30
30.6 32.2
10.00 25
8.00 20
6.00 15
4.00 10
2.00 5
0.00 0
2017年９月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期(予想) 2021年9月期
１株あたり年間配当金（円） 配当額（円） 配当性向（％） 配当性向（％）
※ 2017年5月12日付で1株につき100株の割合で株式分割、2018年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割、2019年1月1日付で1株に
つき2株の割合で株式分割を行っております。過去の1株当たり年間配当額は、当該株式分割を考慮して算出しております。
2020年9月期 決算説明資料 10
１． 2020年９月期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 成長戦略
４． 参考資料
2020年9月期 決算説明資料 11
３． 成長戦略
１ 企業価値向上の推進
２ 物流、コネクティッド・ビジネスの立上げ
３ AIビジネスの拡大
重点施策 ４ ニアショア開発の拡大
５ 事業基盤の確立
６ ソリューション・ビジネスの拡大
７ エンドユーザー取引の拡大
2020年9月期 決算説明資料 12
１） 企業価値向上の推進
NeedsWell Valueの向上により
経営理念「広く経済社会に貢献し続ける」を推進
・機関投資家対応 ・公募売出
・個人投資家対応 ・新株発行
・メディア対応 IR 資本政策 ・M&A
・CI、VIの推進
CI: Corporate Identity
VI: Visual Identity
業績 サステナビリティ
・売上高成長率20% 経常利益率10% ・ESG、SDGｓ
・売上総利益率25% 販管費率10% ・コーポレート
・2023年9月期 売上高100億円 ガバナンス
・２０２２年9月期 流通時価総額100億円
2020年9月期 決算説明資料 13
２） 物流、コネクティッド・ビジネスの立上げ
AI × ビッグデータがもたらすデジタル社会
新たに物流、コネクティッド・ビジネスに参入
物流ビジネス
物流業界との業務提携を模索し、共同で物流システムを構築
・ AGV(無人搬送ロボット)等を制御するWCS（倉庫制御システム）
・ WCSと最適な連携を実現するWMS（倉庫管理システム）
物流現場の省人化、効率化を実現
コネクティッド・ビジネス
データ集積・活用でテレマティクスやスマートシティの可能性を探り、
コネクティッド技術を強化
2020年9月期 決算説明資料 14
３） AIビジネスの拡大
のラインナップ拡充によりAIビジネスを拡大
AIリモート教育
ビジネスシーンのトークを数値やグラフで定量的に見える化。
成績上位者のモデルと比較してAIで改善点をフィードバック。
AI連携、AI-OCR連携、RPA連携等のノウハウを活用し、
2025年の崖を乗り越えるソリューションを提案
さまざまな業種のDXを推進
その他の業種
公共社会インフラ業 流通業
情報通信業
金融業 製造業
物流業
建築業
2020年9月期 決算説明資料 15
４） ニアショア開発の拡大
202４年９月期 長崎開発センター100名体制をめざす
ニアショア拠点の活用で優秀な人材の獲得と人材不足の解消
人材獲得
・地元志向の強い優秀な技術者を採用し育成
地元大学からの採用
Uターン、Iターン採用
ニアショア活用
・持ち帰り案件受注によるニアショア開発体制の拡大
・派遣型・常駐型からの移行を進め、
ニアショア開発を標準化
2020年9月期 決算説明資料 16
５） 事業基盤の確立
上場企業として
将来まで安定した発展を遂げる事業基盤を確立
▶▶▶ サービスライン構成
業務系システム開発 事業基盤を確立する
サービスライン
・業務知識の蓄積とハイスキルの技術者の
育成により、金融分野を拡大 業務系システム開発
・新たに物流分野を開拓
基盤構築
基盤構築 コネクティッド開発
・業務系システム開発と連携しトータル受注
+
事業拡大・付加価値向上を
コネクティッド開発 加速するサービスライン
・自動車、医療機器分野に加え ソリューション・
コネクティッド技術を強化 商品等売上
2020年9月期 決算説明資料 17
６） ソリューション・ビジネスの拡大
事業拡大・付加価値向上を加速する
ソリューション・ビジネスを拡大
拡大戦略
plus
・他社ソリューションにAI、RPA等で
+
売上高構成比 Well
ニーズウェル独自の機能をプラス
売上高の15%まで ・ITリエンジニアリングサービス等、ラインナップの
拡大をめざす 充実
・ （不正端末接続防止ソリューション）
のサブスクリプション販売を開始
・物流ビジネスで開発するWMS（倉庫管理システム）を
パッケージ化し、物流業界向けソリューションとして
横展開
１５.0％
５．6% ・顧客ニーズ及びマーケットのトレンドを踏まえ、
2020年 2023年 将来を見据えた先端技術をいち早く取り込む
9月期実績 9月期計画
研究開発を継続
2020年9月期 決算説明資料 18
７） エンドユーザー取引の拡大
受注安定化と収益性向上
エンドユーザー比率50%超を維持拡大
既存ユーザーの維持拡大
・継続案件の確保 エンドユーザー比率
・ハイスキルの技術者を育成し担当分野の
規模を拡大
・担当分野以外の開拓 60％
55%
新規ユーザーの開拓
・既存ユーザーと類似する会社へ
開発実績、業務ノウハウを紹介し横展開
2020年 将来
ソリューション・ビジネスの拡大
・エンドユーザーへの販売比率が高いソリューション・ビジネスに注力
2020年9月期 決算説明資料 19
１． 2020年９月期 決算概況
２． 2021年9月期 業績予想
３． 成長戦略
４． 参考資料
2020年9月期 決算説明資料 20
プレスリリース
日付 種類 内容
2020/11/12 適時開示 2020年9月期 決算短信
2020/11/12 IR資料 2020年9月期 決算説明資料
2020/11/12 IR資料 2021年9月期-2023年9月期 中期経営計画
2020/10/31 PR情報 ITリエンジニアリングサービスの提供を開始
2020/10/16 PR情報 大手通信機器販売会社から経理・財務関連クラウドとInvoice PAサービスを受注
2020/10/13 お知らせ WinActorラウンジ2020へのご来場、ありがとうございました
2020/10/01 お知らせ 当社の新サービス「物流」ページ新設のお知らせ
2020/09/28 お知らせ 「Invoice PAサービス」がJR品川駅自由通路をジャック中
2020/０9/25 お知らせ インターンシップ・レポート「 AIチャットボット構築・３weeks」
2020/０9/18 お知らせ 2020年10月9日(金) WinActorラウンジ2020 出展のお知らせ
2020/０9/17 お知らせ 株主手帳（2020年10月号）の「誌上会社説明会」に当社の記事が掲載されました
２０２０/09/15 PR情報 組織変更並びに役員の担当変更及び人事異動に関するお知らせ
2020/０9/07 お知らせ インターンシップ・レポート「IT業界体感ワーク・５days」
2020/08/11 お知らせ 日経新聞「資産効率が高い中堅上場企業」の３位にランクインしました
2020年9月期 決算説明資料 21
業績推移①
売上高 単位：百万円
営業利益 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2016 2017 2018 2019 2020
１Q 1,217 1,341 1,418 １Q 121 110 92
２Q 2,470 2,724 2,809 ２Q 255 266 267
３Q 3,801 3,739 4,097 4,078 ３Q 387 354 375 337
通期 4,586 5,063 5,140 5,517 5,364 通期 408 443 476 508 492
経常利益 単位：百万円
当期純利益 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2016 2017 2018 2019 2020
１Q 121 110 92 １Q 82 76 59
２Q 255 266 267 ２Q 174 185 179
３Q 382 343 370 339 ３Q 248 236 255 231
通期 405 426 467 505 514 通期 256 287 325 347 347
2020年9月期 決算説明資料 22
業績推移②
1株当たり当期純利益 自己資本当期純利益率
単位：円 単位：%
2016 2017 2018 2019 2020 2016 2017 2018 2019 2020
１Q 9.88 9.04 7.04 １Q
２Q 20.85 22.02 21.19 ２Q
３Q 35.51 28.18 30.22 27.30 ３Q
通期 36.74 40.81 38.78 41.15 40.99 通期 36.7 24.8 20.2 18.8 16.5
■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、 ■本指標は通期ごとに更新
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
総資産 純資産
単位：百万円 単位：百万円
2016 2017 2018 2019 2020 2016 2017 2018 2019 2020
１Q 2,220 2,478 2,692 １Q 1,480 1,697 1,918
２Q 2,507 2,764 2,771 ２Q 1,573 1,809 2,040
３Q 2,062 2,772 2,629 2,956 ３Q 1,042 1,635 1,878 2,105
通期 1,661 2,438 2,697 2,688 2,997 通期 820 1,496 1,725 1,973 2,231
2020年9月期 決算説明資料 23
業績推移③
自己資本比率 1株当たり純資産
単位：% 単位：円
2016 2017 2018 2019 2020 2016 2017 2018 2019 2020
１Q 66.7 68.5 71.3 １Q
２Q 62.8 65.4 73.6 ２Q
３Q 50.5 59.0 71.4 71.2 ３Q
通期 49.3 61.4 64.0 73.4 74.5 通期 117.21 179.63 204.99 232.63 262.41
■第2四半期（２Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報 ■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、
2019年1月1日付の2分割調整後の数値
■第３四半期（３Q)は、第1四半期から第３四半期までの累計情報
■本指標は通期ごとに更新
株価：円 出来高：株
1100
株価チャート ■出来高 ■終値
500,000
1000 450,000
400,000
900 350,000
800 300,000
250,000
700 200,000
600 150,000
100,000
500 50,000
400 0
2020年9月期 決算説明資料 24
• 本資料に記載されている将来の業績に関する予想、計画、戦略などは、現時点で入手可能な情報に基づき当社で
判断したものです。
• 実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
CC室 TEL：03-6265-6763(代) e-mail：ir-contact@needswell.com