3992 ニーズウェル 2020-08-07 15:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年8月7日
各    位

                                           会 社 名    株 式 会 社 ニ ー ズ ウ ェ ル
                                           代表者名     代表取締役社長        船津 浩三
                                                    (コード番号:3992 東証第一部)
                                           問合せ先     常 務 取 締 役      塚田      剛
                                                            (TEL.03-6265-6763)

                        業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、2019 年 11 月 13 日に
開示した 2020 年9月期(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)の業績予想を修正することとしましたので、お
知らせいたします。


                                    記


1.2020 年9月期 業績予想数値の修正(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
                                                                 1株当たり
                        売上高      営業利益      経常利益     当期純利益
                                                                 当期純利益
                          百万円      百万円       百万円         百万円          円 銭
      前回発表予想(A)
                         6,000       549      550          379       44.72

      今回修正予想(B)          5,550       515      510          349       41.18

         増減額(B-A)        △450       △34      △40          △29

          増減率(%)         △7.5      △6.2      △7.3        △7.9

         (ご参考)前期実績
                         5,517       508      505          347       41.15
         (2019 年9月期)


2.業績予想数値修正の理由
     当社では、2020 年9月期において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により一部のシステム開発案件で
    中止・延期等が発生し、期初に公表した予想を下回る見込みとなりました。
     このため、通期の業績予想を上記のとおり修正いたしました。


3.今後の見通し
(1)配当予想
     当社は、株主のみなさまに対する利益還元を経営の重要な課題の一つとして位置付けており、将来の事業展
    開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本
    方針としております。2020 年 9 月期におきましても、期初に公表した業績予想は下回るものの、売上、利益
    とも前年並みの水準となる見込みであること、当社の継続的な成長の可能性、内部留保の状況等を総合的に勘
    案して、1株当たり 16 円(前年比 2 円 50 銭増)の配当予想を据え置きといたします。業績予想修正後の予想
    配当性向は 38.9%となります。


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(2)当社の状況
  当社では、感染拡大の状況下において開発体制の見直しを図り、顧客企業の現場で開発する常駐型から、当
 社の本社や長崎のニアショア拠点で開発を進めるリモート型への移行をいっそう進める他、これまで対面や展
 示会に主眼を置いてきた営業活動を Web 広告や動画の活用にシフトするなどの対策を取りながら、受注の獲得
 と収益性の改善に努めております。また、新規ソリューションの品揃えや、新たに物流業界向けのシステム開
 発にも取り組み、事業領域の拡大を目指しております。


(3)今後の影響と取組み
  情報サービス産業は DX(Digital Transformation)の取組みの強化・拡大による大きな変革期にあり、中長
 期的には IoT・自動運転・AI・クラウド・エッジコンピューティング・ブロックチェーン・5G 等に加え、テレ
 ワークの広がりによるセキュリティ対策や人手を介さない RPA(Robotic Process Automation:業務自動化ロボ
 ット)等への需要がいっそう増加するものと予測しております。
  アフターコロナ/ウィズコロナにおける国内需要の回復に伴い増加する開発案件に機動的に対応できるよう、
 成長戦略の一環として継続して優秀な人材の確保と育成に取り組むことが重要と考え、次期においても採用や
 教育研修へ積極的な投資を行う方針です。
  また、AI や IoT 等の先端技術を活用したソリューションの研究開発や、シナジー効果の高い提携・M&A にも
 積極的に取り組んでまいります。


※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今
後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。


                                                               以上




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