3992 ニーズウェル 2020-08-07 15:30:00
2020年9月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

                   東証一部:証券コード3992




株式会社ニーズウェル
2020年9月期 第3四半期   決算説明資料
2020年8月7日
                       1. 2020年9月期第3四半期 決算概況


                       2. 2020年9月期 業績予想


                       3. 成長戦略


                       4. 成長戦略を支える取組み


                       5. 参考資料




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                           2
       1) サマリー
                新型コロナウイルスの影響により、3Q業績は苦戦。

          売            上 システム開発案件の中止・延期等が発生。
                         前年同期比99.5%

          経常利益           売上の減少により、前年同期比91.5%

        3Q累計期間前期比較 ■■1Q ■■2Q ■■3Q         単位:百万円

                          売上高                        経常利益
             4,500                        400
             4,000                        350
             3,500      1,373    1,268             104        71
                                          300
             3,000
                                          250
             2,500      1,382    1,391             155       174
                                          200
             2,000
             1,500                        150
             1,000      1,341    1,418    100
               500                         50      110       92
                 0                          0
                        ’19/9期   ’20/9期         ’19/9期      ’20/9期



2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                 3
       2) 業績進捗率
                          新卒者の戦力化により業績好転見込み
  ■3Q累計実績・進捗率・予想
             売上高        4,078 進捗率73.5%                                    5,550


            営業利益          337 進捗率65.5%                                     515

            経常利益           339 進捗率66.5%                                    510

          当期純利益            231 進捗率66.3%                                    349
    ※ 2020年8月7日付適時開示「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。                          (単位:百万円)

  ■サービスライン別3Q累計売上高                           ■業務系システム開発
                                             要員確保とエンジニア育成に努めたが、一部の案件で中止・延期が発生。
   組込系開発, 239           ソリューション・商品等売上, 224   前年同期比99.1%
           (5.9%)                   (5.5%)
                                             ■基盤構築
                                             比較的安定的に開発を継続。前年同期比101.1%
  基盤構築, 403
        (9.9%)                               ■組込系開発
                       売上高                   将来性のある「自動車」「医療」を中心に取り組んだが、製造業向け案件で中止・
                       4,078                 延期が発生。前年同期比83.6%
                                             ■ソリューション・商品等売上
       業務系システム開発, 3,210                      ソリューションのラインナップを拡充。
                       (78.7%)               ソフトウェア開発の強みを活かして提供する様々な連携機能が好評。
                                 (単位:百万円)    前年同期比131.6%

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                 4
       3) 営業利益増減要因分析
                       新卒者増加の先行投資が影響し、減益

                                              ■ 増加要因 ■ 減少要因   単位:百万円
                375
                                                              337
                                                              前年同期比
                       感染拡大による
                                                              ▲10.1%
                       売上減少により
                       売上総利益減少           新卒者の増加
                                       (前期比23名増)等の
                                      先行投資費用により減少


                       本社移転、長崎開発センター開設等、
                       1Qに増加した先行投資に伴う
                       一時的費用により減少          ・ 徹底した経費削減により増加
                                           ・ ソリューション・ビジネスの
                                             成長により増加




          ’19/9期3Q 営業利益(累計)                        ’20/9期3Q 営業利益(累計)

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                   5
       4) 損益計算書
                       経常利益率8.3%(高水準を維持)
                       売上が期初計画を下回ったが、
              今後の成長のための先行投資(新卒者の増加・教育等)は期初計画を維持
                          2019年9月期3Q               2020年9月期3Q
                                                                  前年
          単位:百万円          実績       売上比       実績        売上比
                                                                 同期比
          売上高             4,097          -   4,078           -     99.5%
           業務系システム開発      3,240    79.1%     3,210      78.7%     99.1%
           基盤構築             399     9.7%      403        9.9%     101.1%
           組込系開発            286     7.0%      239        5.9%     83.6%
           ソリューション・商品等      170     4.2%      224        5.5%    131.6%
          売上総利益             970    23.7%      950       23.3%     97.9%
          販管費               595    14.5%      613       15.0%    102.9%
           一時的費用(先行投資)         0    0.0%          24     0.6%         ー
           その他              595    14.5%      588       14.4%     98.7%
          営業利益              375     9.2%      337        8.3%     89.9%
           営業外収益               0    0.0%          2      0.1% 14331.2%
           営業外費用               4    0.1%          0      0.0%      3.7%
          経常利益              370     9.1%      339        8.3%     91.5%
          四半期純利益            255     6.2%      231        5.7%     90.8%
2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                       6
       5) 貸借対照表
   ※主要科目のみ抜粋
   単位:百万円
                       2019年9月期末

                          実績
                                       2020年9月期3Q末

                                       実績           前期末増減
                                                                  引き続き 安定した財務体質
       現金及び預金                  1,548        1,735       186            自己資本比率 71.2%
       売掛金                      705          665        -39
       前払費用                      47           44            -2
      流動資産合計                2,326       2,476           149                  資産の部
  資                                                                                         単位:百万円
  産    ソフトウエア                    65           53            -11
  の    投資有価証券                     0           70            70
  部
       繰延税金資産                   102          143            40
                                                                     流動資産             流動資産
       敷金・保証金                    85           86             0
                                                                                      2,476
       保険積立金                     76           76             0       2,326
      固定資産合計                    361          479        118                    固定資産           固定資産
   資産合計                     2,688       2,956           268                     361            479
       買掛金                      146          106        -40
                                                                   2019年9月期末      2020年9月期3Q末
       未払金                      128          133             5
  負    未払法人税等                   100           86         -13
  債
  の
  部
       賞与引当金                    241          138        -102            負債・純資産の部
      流動負債合計                    714          851        136                                 単位:百万円
      固定負債合計                      0            0             0                        流動負債
                                                                     流動負債
   負債合計                         714          851        136                           851
                                                                      714
  資    資本金                      414          414             0
  本                                                                  純資産              純資産
  の    資本準備金                    270          271             0
  部    繰越利益剰余金                 1,287        1,404       117          1,973            2,105
       有価証券評価差額金                  0           13            13
   純資産合計                       1,973        2,105       131
   負債純資産合計                  2,688       2,956           268        2019年9月期末      2020年9月期3Q末


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                                 7
                       1. 2020年9月期第3四半期 決算概況


                       2. 2020年9月期 業績予想


                       3. 成長戦略


                       4. 成長戦略を支える取組み


                       5. 参考資料




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                           8
       1) 業績予想①

                          新型コロナウイルスの影響により、業績予想を修正

                                  9期連続 増収増益を予想

                       ‘20/9期業績予想            5,550 (0.6%増)
        売上高
                       ’19/9期実績              5,517


                        515(1.4%増)
      営業利益                                営業利益率        9.3%
                        508


                        510(1.0%増)
      経常利益                                経常利益率        9.2%
                        505


                        349(0.5%増)
    当期純利益                                 当期純利益率 6.3%
                        347

                                                             単位:百万円
                       2020年9月期        2019年9月期              ()内は前年比
     ※ 2020年8月7日付適時開示「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                   9
       1) 業績予想②
     足元の業績は足踏みしているが
             中長期的には、IT投資需要は今後も拡大すると予測
               当社の現状        受注の獲得と収益性の改善をめざす
         ■   顧客企業の現場で開発する常駐型から、
             当社の本社や長崎のニアショア拠点で開発を進めるリモート型への移行を進める
         ■   対面や展示会に主眼を置いてきた営業活動を、Web会議などのオンライン営業にシフト
         ■   新規ソリューションの品揃えの充実
         ■   新たに物流業界向けのシステム開発に取り組み、事業領域の拡大をめざす

     アフターコロナ/ウィズコロナでの成長戦略
       今後の成長のための投資          国内需要の回復に伴い増加する開発案件に機動的に対応
         ■   新卒を中心に優秀な人材を確保し、既存社員とともに育成

             その他の取組み        積極的に検討
         ■   AI技術を活用したソリューションの研究開発
         ■   M&Aグロースを積極的に追求するため対象企業の探索

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                    10
       2) 配当と株主還元

                                 配当予想は据え置き
                       1株当たり配当金 前年比+2円50銭増配予定
                       年間配当予想 16円00銭/1株      配当性向予想 38.9%
        18.00 円                                                       45 %
                                                        16.00   円
        16.00                                                         40

        14.00                                13.50                    35
                       12.50    12.50                    38.9 %
        12.00                                32.8                     30
                       30.6     32.2
        10.00                                                         25

         8.00                                                         20

         6.00                                                         15

         4.00                                                         10

         2.00                                                         5

         0.00                                                         0
                   2017年9月期    2018年9月期    2019年9月期   2020年9月期(予想)
 1株あたり年間配当金(円)                   配当額(円)   配当性向(%)                    配当性向(%)

 ※ 2017年5月12日付で1株につき100株の割合で株式分割、2018年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割、2019年1月1日付で1株に
   つき2株の割合で株式分割を行っております。過去の1株当たり年間配当額は、当該株式分割を考慮して算出しております。

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                           11
                       1. 2020年9月期第3四半期 決算概況


                       2. 2020年9月期 業績予想


                       3. 成長戦略


                       4. 成長戦略を支える取組み


                       5. 参考資料




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                           12
       1) 経営理念



                       広く経済社会に貢献し続ける




                                   長崎県稲佐山からの夜景

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                             13
       2) 成長の軌跡
                                            2019年 8月AIビジネスを開始
                                            2019年 6月 東証一部
                 売上高       従業員数     2018年 6月 東証二部
                                    2017年10月 ソリューション・ビジネスを開始

                                         2017年 9月 JASDAQ

                       2013年 4月 組込系開発を開始
                       2012年10月 基盤構築を開始・大手通信キャリアと取引開始


                  2005年 4月 大手ホテルと取引開始

   1998年 4月
   大手生命保険会社と取引開始
                                                            538名
  1992年 8月                                                 2019/9期
  業務系システム開発を開始


     設立

  1986年10月                                                          ▲
  事業コンサルティングを開始                                            2020年9月期予想

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                 14
       3) 基本方針




  派遣型ビジネスからの脱却、


         そして真の         システムインテグレータ へ



2020年9月期第3四半期 決算説明資料                   15
       4) 目標

      2010 (ニーゼロイチゼロ) 成長                  近い将来
                                     目標
      売上高成長率20% 経常利益率10%
                                      時価総額    250億円
      2510 (ニーゴーイチゼロ) 経営体質               or
      売上総利益率25% 販管費率 10%            流通時価総額    100億円
                                       売上高    100億円

        2019年9月期



         派遣型ビジネス       ▶▶▶   真の システムインテグレータ

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                              16
       5) 当社の強み
              3つの「 強み    (高さ) 」と、それを支えるノウハウ・実績


                       ① 金融系システム開発力       の高さ
                       主力の業務系システム開発では金融系が売上高
                       の50%。中でも生命保険・損害保険分野に強み。
                       銀行・クレジットカード・証券でも多数の実績。



    ② エンドユーザー                             ③ ソリューション
      直接取引比率 の高さ                            提案・提供力 の高さ
    生命保険会社・大手ホテル・                         5G関連、AI、RPA、テレワーク
    通信キャリアなど、エンドユーザー                      など、顧客のビジネスの目的に合
    との直接取引が売上構成比の                         わせた最適なソリューションサー
    50%超と高水準。                             ビスを提供。


            高品質なシステム構築               幅広い業種・技術の実績
            システム開発20年超の歴史で蓄積した       取引実績顧客数約300社
            知識とノウハウ


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                          17
       6) 成長戦略

                            6つの重点項目
      1        企業価値の向上

           2       事業基盤の確立

               3       ソリューション・ビジネスの拡大

               4       エンドユーザー取引の拡大

           5       AIビジネスの立上げ

      6        ニアショア開発の立上げ

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                     18
       6) 成長戦略 -        1.企業価値の向上①
             さまざまなアプローチで企業価値の向上を追求

                                              資本
      ・機関投資家対応
                                  IR                 ・新株発行
      ・個人投資家対応
      ・メディア対応
                                              政策     ・公募売出
                                                     ・自社株買い
      ・CI、VIの推進                                      ・M&A
         CI: Corporate Identity
         VI: Visual Identity



                                       企業価値          サステナ
                  業績                    向上           ビリティ
   将来目標
    ・売上高成長率20% 経常利益率10%                            ・ESG、SDGs
    ・売上総利益率25% 販管費率10%                             ・コーポレート・ガバナンス
    ・売上高100億円


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                               19
       6) 成長戦略 -       1.企業価値の向上②
                   内部資源を活用した業績の成長に加えて
                     M&Aグロースを積極的に追求

                       企業価値の向上と業績の拡大にむけて、シナジー効果の高い
            方針         提携・M&Aに積極的に取り組みます
                       相手方と協働・共栄し、ともに成長をめざします


                       当社が有していない技術、顧客、商圏、ブランド等の獲得
            目的
                       ニアショア拠点としての開発要員確保




          スキーム         業務提携、資本提携、買収 等



2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                 20
       6) 成長戦略 -       2.事業基盤の確立

上場企業として将来まで安定した発展を遂げる事業基盤を確立

             業務系システム開発
                  ・金融系の業務知識を蓄積      金融系分野
                  ・上流工程から参画可能な       拡大
                     ハイスキルの技術者を育成


              基盤構築                  大型案件
                  ・業務系システム開発と連携      受注

              組込系開発                 特化分野
                  ・自動車、医療機器分野に特化     受注

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                        21
       6) 成長戦略 - 3.ソリューション・ビジネスの拡大①


       ビジネスの目的に合わせた最適なソリューションを提供
   ■ 情報セキュリティソリューション            5G時代の到来とテレワークで、更に重要となるセキュリティ対策

                                         Disarmer
                                                                 Web Isolation




   ■ 業務効率化ソリューション RPAやクラウドで働き方改革推進と人手不足解消。テレワークを効率化



                                  Concur導入を短期間で実現       請求書の入力をAIで自動化
                                   Speed EA サービス        Invoice PA サービス

   ■ AIソリューション         AI技術でDX(Digital Transformation)の推進をアシスト




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                             22
       6) 成長戦略 - 3.ソリューション・ビジネスの拡大②


      当社独自のパッケージで導入期間を半減!                 Speed EAサービス
         自社に合わせたConcur Expense導入フルサービスは7ヶ月の期間が掛かります。

         当社は、この導入フルサービスとは別に
         Concur Expenseの運用開始に必要なものだけをパッケージ化し、最短3ヶ月で
         導入を実現する当社独自の導入パッケージサービス

                       Speed Expense Assist (Speed EA)
         を提供しています。

         Speed EA導入期間           本番稼働
          テンプレートを活用し、             ■ 稼働が早まり、初年度ライセンスの

          要件定義やテスト工程を                        活用効率が最大化
          最小化!                    ■   稼働後3か月間しっかりサポート。
                                        利用しながらブラッシュアップ
                最短     3か月
                         標準導入期間 最短7か月             本番稼働


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                     23
       6) 成長戦略 - 3.ソリューション・ビジネスの拡大③


    請求書入力業務をAI(人工知能)で自動化           Invoice PAサービス
               導入前       請求書を1枚ずつスキャン                   導入後

                           ・・・するだけ!
     請求書を1枚ずつスキャン

                                                 画像・文字認識
                                               AIエンジン(AI-OCR)が
                                                  自動で読み取り
                                                     ↓
                                              請求書明細の経費タイプを
        支払情報を                                    AIが学習し判断
      オペーレータが手入力                                     ↓
                                               自動でConcur Invoice
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                                  省力化!       ※ 2020年10月より提供開始予定
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2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                          24
       6) 成長戦略 -       4.エンドユーザー取引の拡大
     受注安定化と収益性向上
             エンドユーザー比率50%超を維持拡大
     ① 既存ユーザーの維持拡大
                                  売上構成比
        ・継続案件の確保                  エンドユーザー比率
        ・ハイスキルのエンジニアを育成し
         担当分野の規模を拡大
        ・担当分野以外の開拓

     ② 新規ユーザーの開拓                           60%

        ・既存ユーザーと類似する会社へ
                                    55%
         開発実績、業務ノウハウを紹介し横展開
                                   2019年   将来
     ③ ソリューション・ビジネスの拡大
      ・エンドユーザーへの販売比率が高いソリューション・ビジネスに注力

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                             25
       6) 成長戦略 -       5.AIビジネスの立上げ

             DX(Digital Transformation)の実現をアシストする
                         業種別AIソリューションを
                Work AI と名付け、自社ブランドとして展開

                                            公共社会
                                  金融向け                製造業向け
                                           インフラ向け

                                流通サービス向け              その他業種
                                           情報通信向け
                                                        向け




              Work AIブランドの自社ソリューション製品第一弾(2020年4月9日販売開始)。
              営業マンや接客スタッフ、コールセンターのオペレーター等、ひとりひとりのビジネストークを
              AIで分析・評価。成績上位者のトークモデルと比較し、課題を明確にします。
              遠隔で指導できるためテレワークでも有効。表情、感情の分析可能なモデルを開発予定。


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                          26
       6) 成長戦略 -       6.ニアショア開発の立上げ
          2019年10月 長崎開発センター開設
                           2024年9月期   100名体制をめざす


                               長崎での新卒・Uターン採用を
                               推し進め、地元で就職したい優秀な
                               人材を確保




                               ニアショア開発で人手不足による
                               機会損失を克服

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                               27
                       1. 2020年9月期第3四半期 決算概況


                       2. 2020年9月期 業績予想


                       3. 成長戦略


                       4. 成長戦略を支える取組み


                       5. 参考資料




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       1) 人材育成
                  働き方改革と、スキルやモチベーションアップへの取組み
                  各種の制度やツールを活用して人材育成に取り組んでいます。


                   働き方改革

                                               RPA活用
                   有給休暇取      プレミアム    残業目標
                                                による    BPR制度   テレワーク
                   得奨励日       フライデー    20時間
                                                効率化



                   スキルアップ

                       内定者・
                              マネジメント     e     資格奨励    業務向上    ニーズウェル
                       新入社員     研修                             カンファレンス
                                       ラーニング    制度      委員会
                        研修



                   モチベーションアップ

                                        任命
                    シャッフル     メンター
                   ミーティング
                                       リーダー    社長賞
                               制度
                                        制度



2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                     29
       2) ESG/SDGs -      1.事業と直結する取組み
           「広く経済社会に貢献し続ける」経営理念を実現するために
             SDGs・ESG・CSRの視点を取り入れた事業戦略で
                    サステナブル経営をめざす

                  ニアショア開発促進:長崎開発センターを2024年までに100名体制に
                   ~ニアショアを活用したリモート開発体制でQCD(Quality:品質、Cost:費用、Delivery:納期)に
                    コミットメントし、開発を促進。

                  2024年までに長崎開発センター100人体制を目指します。
                  地方の優秀な人材の活用で産業基盤と技術革新、雇用の創出による豊かな街づくりに貢献します。

                  DXをアシストする新たなソリューションの開発
                  AI技術を利用したプラットフォームの構築、システムの提供、データ分析、RPA連携で実現する作業の省
                  力化等により、顧客企業が「2025年の崖」を越えるDXの実現・推進をアシスト。
                  デジタル社会の産業基盤の構築に貢献しています。


                  パートナー企業との協働
                  受注先、仕入先の企業とのパートナーシップを推し進め、ともに永く発展できる体制をめざしています。
                  2020年3月には、明治安田生命保険相互会社・明治安田システム・テクノロジー株式会社と
                  将来にわたる強力なパートナー関係の構築と長期的な開発技術者の維持を目的にコアパートナー契約を
                  締結しました。

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                          30
       2) ESG/SDGs -      2.制度や支援活動から支える取組み①

                  テレワーク制度の促進
                  「働きたい気持ちはあるけれど、育児や介護でこれまでのような働き方ができない」という社員の声
                  に応えて、これまでも育児短時間勤務や育休・介護休業中の社員を対象に、在宅のまま勤務が可能な
                  テレワーク制度を導入してきました。
                       通勤負荷の軽減
                        従業員の感染リスクやストレス、疲労を軽減
                       在宅勤務
                        男女ともに家庭と仕事の両立のハードルが下がることで、家庭の負担が多くなりがちだった
                        女性の活躍を促進
                       Web会議の利用
                        ペーパーレス化を一層促進し、森林資源を保護


                  2020年4月からは、新型コロナウイルス感染症対策としてその対象範囲の拡大とともに、
                  社内への当社テレワーク関連ソリューション製品の導入・活用、お客様への提供も行っています。



                        テレワーク環境を狙う不正接続を          単純作業や定型業務をRPAで自動化。
                        シャットアウト                  テレワークの作業効率を向上



                        リモート研修でビジネストークのスキルアップ。   クラウドでいつでもどこからでも
                        AIが弱点をフィードバック            経費精算、請求書管理

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                  31
       2) ESG/SDGs -       2.制度や支援活動から支える取組み②

                  ダイバーシティ・ジェンダー平等の推進
                  一般的にIT企業の女性比率は10%ほどと言われていますが、当社では結婚、出産、育児をしながら
                  長く働き続けられる企業風土を育み、現在20%となりました。
                  これまで出産した女性社員はほぼ全員が復帰し、時短制度やテレワークなどを活用して勤務を続けて
                  います。


                          取締役      2020年新卒    社員全体          管理職



                          17%           50%   20%           6%

                                                    目標30%
                            ■女性   ■男性



                       2020年4月、「ながさき女性活躍推進会議」で女性活躍に向けた自主宣言を実施しました。
                       ニーズウェルの女性たちが、いきいきと活躍できる後押しをしていきます。

                       ・女性管理職比率30%以上
                       ・会社全体の女性社員の比率30%以上
                       ・従業員全体の残業時間月平均20時間以内
                       ・育児休暇中の社員が復帰しやすく、柔軟な働き方を実現するためにテレワークを推進


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                 32
       2) ESG/SDGs -   2.制度や支援活動から支える取組み③

                スポーツ振興支援
                サッカーJリーグ V・ファーレン長崎とのスポンサー契約を締結。
                スポーツ文化の振興と地域の活性化を応援しています。
                                                    ©2005 VVN   ©2018 VVN




                AIを活用したIT教育・普及
                AIの魅力を実感できるプログラムで、学生向けのAI体験セミナーを開催しています。


                地方創生プロジェクトを支援
                長崎県が取り組む地方創生、「地域の将来を担い支える若者の人材育成」
                プロジェクトを支援しています。


                            電気・紙の使用量削減
                            ESG委員を各部門から選任し、社内のエコ意識を啓蒙・醸成しています。
                             ~節電活動、社内文書やワークフローの電子化 etc.



                 透明性の高いガバナンス体制を構築する
                 より透明で公正な企業体制を確立するために、ガバナンス体制の自己評価と見直しを随時すすめて
                 います。
                  ~取締役会実効性評価、諮問委員会等の検討 etc.
2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                        33
                       1. 2020年9月期第3四半期 決算概況


                       2. 2020年9月期 業績予想


                       3. 成長戦略


                       4. 成長戦略を支える取組み


                       5. 参考資料




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                           34
       1) 会社概要
                                                                     ※ 基準日:2019年9月

       商号              株式会社ニーズウェル Needs Well Inc.
       本社              東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート13階
       事業所             ■ 新宿オフィス:東京都新宿区富久町13-15 サウスタワー5階
                       ■ 長崎オフィス:長崎県長崎市興善町2-21 明治安田生命長崎興善町ビル5階
       連絡先             TEL:03-6265-6763(代)    FAX:03-6265-6764
       代表者             代表取締役社長 船津 浩三
       設立年月            1986年10月           上場市場         東証一部(証券コード:3992)
       資本金 ※           4億14百万円            売上高 ※        55億17百万円
       従業員数 ※          538名

       資格              労働者派遣事業                    ISO27001(ISMS)認証
                       プライバシーマーク使用許諾認定            ISO9001(QMS)認証
       役員              代表取締役社長    船津 浩三                監査役   加藤 和彦
                       常務取締役      塚田  剛                監査役   山本 敏夫    社外    独立
                       常務取締役      後藤 伸応                監査役   䑓  祐二    社外
                       取締役        木村ひろみ                監査役   丹羽厚太郎    社外
                       取締役        柳川 洋輝      社外   独立
                       取締役        坂上 秀昭      社外   独立



2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                 35
       2) 事業領域
          ニーズウェルは金融向けの業務系システム開発を中心とした
          4つのサービスで、ITのトータルサービスを提供しています。

                                                          ソリューション・
                                      金融                    ビジネス
      業務系
     システム開発               流通・サービス             情報セキュリティ



                       社会インフラ
                                                    業務効率化




                          通信
                                                     AI



                                Web                 基盤構築
                                             IT基盤

                                自動車・医療機器   組込系開発
2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                 36
       3)事業系統図
                       お客様                当社


                                         業務系
                                         システム             外注先・仕入先
                         直接取引※
                                          開発



                                                           協力会社
          エ                              基盤構築
                          システム                             (パートナー)
          ン
          ド              インテグレー
          ユ                ター
          ー
          ザ
          ー                               組込系               仕入先
                                          開発


                             メーカー        ソリュー
                                         ション・商
                                         品等売上
                                                     発注
                                                     サービス・商品等の提供


                        ※エンドユーザーとの直接取引 は売上全体の 約55% と高水準

2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                 37
       4) プレスリリース
         日付            種類                             内容
    2020/08/07         適時開示    業績予想の修正に関するお知らせ

    2020/08/07         適時開示    2020年9月期 第3四半期決算短信

    2020/08/07         四半報     2020年9月期 第3四半期報告書

    2020/08/07         IR資料    2020年9月期 第3四半期決算説明資料(日本語・英語)

    2020/07/27         PR 情報   請求書入力業務をAI(人工知能)で自動化する「Invoice PAサービス」を提供開始

    2020/07/20         PR 情報   ポルシェジャパン株式会社様からサポートパッケージ「Speed Expense Assist」を受注

    2020/07/15         PR 情報   人事異動に関するお知らせ

    2020/06/15         PR 情報   人事異動に関するお知らせ

    2020/05/25         適時開示    非上場の親会社等の決算情報に関するお知らせ

    2020/05/25         IR資料    2020年9月期 第2四半期決算説明会(全文)

    2020/05/14         適時開示    2020年9月期 第2四半期決算短信

    2020/05/14         四半報     2020年9月期 第3四半期報告書

    2020/05/14         IR資料    2020年9月期 第2四半期決算説明資料(日本語・英語)


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                               38
       5) 業績推移①
                          売上高                  単位:百万円
                                                                     営業利益             単位:百万円




             2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                   2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
        1Q                     1,217   1,341    1,418   1Q                121   110     92
        2Q                     2,470   2,724    2,809   2Q                255   266    267
        3Q             3,801   3,739   4,097    4,078   3Q          387   354   375    337
        通期 4,586       5,063   5,140   5,517            通期    408   443   476   508




                        経常利益                   単位:百万円
                                                                    当期純利益             単位:百万円




             2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                   2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
        1Q                     121     110       92     1Q                82    76      59
        2Q                     255     266      267     2Q                174   185     179
        3Q             382     343     370      339     3Q          248   236   255     231
        通期    405      426     467     505              通期    256   287   325   347


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                           39
       5) 業績推移②
               1株当たり当期純利益                                        自己資本当期純利益率
                                                 単位:円                                           単位:%




             2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                     2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
        1Q                     9.88    9.04     7.04     1Q
        2Q                     20.85   22.02    21.19    2Q
        3Q             35.51   28.18   30.22    27.30    3Q
        通期 36.74       40.81   38.78   41.15             通期    36.7   24.8    20.2    18.8

    ■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、                  ■本指標は通期ごとに更新
    2019年1月1日付の2分割調整後の数値

                          総資産                                            純資産
                                               単位:百万円                                         単位:百万円




             2016年 2017年 2018年 2019年 2020年                     2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
        1Q                     2,220   2,478    2,692     1Q                  1,480   1,697    1,918
        2Q                     2,507   2,764    2,771     2Q                  1,573   1,809    2,040
        3Q             2,062   2,772   2,629    2,956     3Q          1,042   1,635   1,878    2,105
        通期 1,661       2,438   2,697   2,688              通期    820   1,496   1,725   1,973


2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                                   40
       5) 業績推移③
                       自己資本比率                                 1株当たり純資産
                                            単位:%                                      単位:円




               2016年 2017年 2018年 2019年 2020年              2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
          1Q                  66.7   68.5   71.3     1Q
          2Q                  62.8   65.4   73.6     2Q
          3Q           50.5   59.0   71.4   71.2     3Q
          通期   49.3    61.4   64.0   73.4            通期 117.21 179.63 204.99 232.63

    ■第2四半期(2Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報                ■2017年5月12日付の100分割、2018年4月1日付の2分割、
                                                   2019年1月1日付の2分割調整後の数値
    ■第3四半期(3Q)は、第1四半期から第3四半期までの累計情報
                                                   ■本指標は通期ごとに更新
       株価:円                                                                       出来高:株
       900
                       株価チャート                         ■出来高   ■終値
                                                                                  500,000
       800                                                                        450,000
                                                                                  400,000
       700                                                                        350,000
       600                                                                        300,000
                                                                                  250,000
       500                                                                        200,000
       400                                                                        150,000
                                                                                  100,000
       300                                                                        50,000
       200                                                                        0




2020年9月期第3四半期 決算説明資料                                                                         41
• 本資料に記載されている将来の業績に関する予想、計画、戦略などは、現時点で入手可能な情報に基づき当社で
  判断したものです。
• 実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。

       CC室 TEL:03-6265-6763(代) e-mail:ir-contact@needswell.com