3988 J-SYSHD 2020-12-10 15:00:00
2021年7月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月10日
上 場 会 社 名 株式会社SYSホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3988 URL https://www.syshd.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役会長兼社長 (氏名)鈴木 裕紀
問合せ先責任者 (役職名)取締役常務執行役員管理本部長 (氏名)後藤 大祐 (TEL)052-937-0209
四半期報告書提出予定日 2020年12月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年7月期第1四半期の連結業績(2020年8月1日~2020年10月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年7月期第1四半期 1,419 △1.2 67 △23.7 72 △17.9 62 5.4
2020年7月期第1四半期 1,437 25.1 88 456.9 88 380.2 59 563.0
(注) 包括利益 2021年7月期第1四半期 46 百万円 ( △25.5%) 2020年7月期第1四半期 62 百万円 ( 941.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年7月期第1四半期 24.25 -
2020年7月期第1四半期 23.01 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年7月期第1四半期 3,660 2,038 55.7
2020年7月期 3,530 2,025 57.4
(参考) 自己資本 2021年7月期第1四半期 2,038 百万円 2020年7月期 2,025 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年7月期 - 0.00 - 13.00 13.00
2021年7月期 -
2021年7月期(予想) 0.00 - 14.00 14.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年7月期の連結業績予想(2020年8月1日~2021年7月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 2,930 △0.2 105 △48.0 105 △48.5 69 △49.7 27.14
通期 6,000 1.9 300 △12.9 300 △12.1 197 △10.6 76.82
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年7月期1Q 2,572,000株 2020年7月期 2,572,000株
② 期末自己株式数 2021年7月期1Q -株 2020年7月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年7月期1Q 2,572,000株 2020年7月期1Q 2,572,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたって
の注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社SYSホールディングス(3988) 2021年7月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………8
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株式会社SYSホールディングス(3988) 2021年7月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響等により大き
く減退しており、今後の国内外の経済活動への影響に対する懸念等から、日本経済の先行きは不透明感が増してお
ります。
当社グループが属する情報サービス産業においては、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査2020年9月
分 確報」の情報サービス業の売上高合計は、前年同月比6.7%減と2か月連続の減少、「受注ソフトウェア」は、
同8.9%減と5か月連続の減少となりました。
このような経済状況のなか当社グループは、新型コロナウイルスの流行に対応し、テレワークの実施やリモート
会議の活用等により事業の継続に努め、顧客からの信頼を獲得し、リスクが低く安定した収益が期待できるリピー
トオーダーの提案・受注に努めました。また、採用の抑制により、顧客のソフトウェア投資の抑制に伴う受注の減
少による待機工数の増加に備えました。
それらの結果、新型コロナウイルスの影響等により顧客が新規のソフトウェア投資に慎重であったことや、新規
採用を抑制したこと等により受注が伸び悩んだこと等が売上高減少の要因となりました。
また、受注の減少等に伴い技術者の待機工数が増加したこと、売上高減少に伴う利益の減少に加え、前年同期に
計上した一部の高収益プロジェクト相当の利益が計上されなかったこと等が、利益減少の要因となりました。一方
で、投資有価証券の売却益を計上したことにより税金等調整前四半期純利益が増加しました。
以上の要因により、当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高1,419,954千円(前年同期比1.2%
減)、営業利益67,215千円(前年同期比23.7%減)、経常利益72,991千円(前年同期比17.9%減)、親会社株主に
帰属する四半期純利益62,361千円(前年同期比5.4%増)となりました。
当社グループは、総合情報サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません
がソリューション別の概況は、次のとおりであります。
グローバル製造業ソリューションにおいては、搬送機や鉄鋼関連顧客からの受注が堅調に推移したものの、車載
ECU(電子制御ユニット)関連顧客からの受注が減少したこと等により、売上高は616,205千円(前年同期比1.1
%減)となりました。
社会情報インフラ・ソリューションにおいては、不動産関連顧客等からの受注は堅調に推移したものの、前年同
期に計上した電力関連顧客に対する大型プロジェクトと同規模の売上高が当第1四半期連結累計期間は計上されな
かったこと等により、売上高は762,192千円(前年同期比0.2%減)となりました。
モバイル・ソリューションにおいては、受託開発の減少等により、売上高は41,556千円(前年同期比17.7%減)
となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,146,552千円となり、前連結会計年度末に比べ114,114千円増
加いたしました。
これは主に、現金及び預金が33,916千円、仕掛品が27,087千円増加したこと等によるものであります。
固定資産は514,277千円となり、前連結会計年度末に比べ15,858千円増加いたしました。
これは、投資その他の資産が23,342千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,261,680千円となり、前連結会計年度末に比べ123,628千円増
加いたしました。
これは主に、未払金が9,363千円減少したものの、賞与引当金が125,005千円増加したこと等によるものでありま
す。
固定負債は360,168千円となり、前連結会計年度末に比べ7,091千円減少いたしました。
これは主に、役員退職慰労引当金が76,852千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は2,038,980千円となり、前連結会計年度末に比べ13,436千円増加い
たしました。
これは主に、その他有価証券評価差額金が15,608千円減少した一方で、利益剰余金が28,925千円増加したこと等
によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響の大きさは、依然、国内外の感染拡大終息の
見通しが立っておらず、国内経済への影響が今後どのように変化するか予測が困難であることから、当社グループ
の業績も現時点で影響を見通すことが難しい状況となっております。このようなことから、2020年9月14日に公表
しました2021年7月期の第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想は据え置き、今後、業績予想の数字に影響を
及ぼす事態が生じた場合は、すみやかに開示を行います。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年7月31日) (2020年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,332,330 2,366,247
受取手形及び売掛金 574,776 575,300
電子記録債権 8,786 6,279
仕掛品 42,344 69,432
その他 74,710 129,799
貸倒引当金 △511 △507
流動資産合計 3,032,437 3,146,552
固定資産
有形固定資産 72,812 70,248
無形固定資産
のれん 118,274 113,105
その他 101,908 102,158
無形固定資産合計 220,183 215,264
投資その他の資産
投資その他の資産 206,671 230,013
貸倒引当金 △1,248 △1,248
投資その他の資産合計 205,422 228,764
固定資産合計 498,418 514,277
資産合計 3,530,856 3,660,829
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年7月31日) (2020年10月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 103,134 114,816
賞与引当金 42,412 167,417
受注損失引当金 6,173 4,464
未払金 354,665 345,302
未払法人税等 69,242 76,919
短期借入金 200,000 200,000
1年内償還予定の社債 20,000 20,000
1年内返済予定の長期借入金 60,000 60,000
その他 282,424 272,759
流動負債合計 1,138,051 1,261,680
固定負債
社債 30,000 30,000
長期借入金 230,000 220,000
役員退職慰労引当金 77,352 500
その他 29,907 109,668
固定負債合計 367,260 360,168
負債合計 1,505,312 1,621,848
純資産の部
株主資本
資本金 359,012 359,012
資本剰余金 311,929 311,929
利益剰余金 1,338,725 1,367,650
株主資本合計 2,009,667 2,038,592
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 17,668 2,059
為替換算調整勘定 △1,791 △1,671
その他の包括利益累計額合計 15,876 387
純資産合計 2,025,543 2,038,980
負債純資産合計 3,530,856 3,660,829
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年8月1日 (自 2020年8月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
売上高 1,437,108 1,419,954
売上原価 1,119,494 1,124,009
売上総利益 317,613 295,945
販売費及び一般管理費 229,558 228,729
営業利益 88,054 67,215
営業外収益
受取利息及び配当金 12 7
受取家賃 600 -
助成金収入 240 5,202
固定資産売却益 490 -
その他 504 1,015
営業外収益合計 1,847 6,226
営業外費用
支払利息 345 415
為替差損 466 -
その他 225 34
営業外費用合計 1,036 450
経常利益 88,865 72,991
特別利益
投資有価証券売却益 - 22,966
特別利益合計 - 22,966
税金等調整前四半期純利益 88,865 95,958
法人税、住民税及び事業税 67,551 78,320
法人税等調整額 △37,870 △44,723
法人税等合計 29,681 33,597
四半期純利益 59,184 62,361
親会社株主に帰属する四半期純利益 59,184 62,361
6
株式会社SYSホールディングス(3988) 2021年7月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年8月1日 (自 2020年8月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
四半期純利益 59,184 62,361
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,648 △15,608
為替換算調整勘定 50 120
その他の包括利益合計 3,699 △15,488
四半期包括利益 62,883 46,872
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 62,883 46,872
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株式会社SYSホールディングス(3988) 2021年7月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません
(セグメント情報等)
当社グループは総合情報サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(重要な後発事象)
(譲渡制限付株式報酬としての新株式発行)
当社は、2020年11月13日開催の取締役会において、下記のとおり、譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行(以下
「本新株発行」といいます。)を行うことについて決議し、2020年12月8日に払込が完了いたしました。
1.発行の概要
(1) 払込期日 2020年12月8日
(2) 発行する株式の種類及び数 当社普通株式 12,924株
(3) 発行価額 1株につき1,283円
(4) 発行価額の総額 16,581,492円
(5) 資本組入額 1株につき641円50銭
(6) 資本組入額の総額 8,290,746円
(7) 出資の履行方法 金銭報酬債権の現物出資による
株式の割当ての対象者及びその人数並 取締役(社外取締役を除きます。) 2名 5,891 株
(8)
びに割り当てる株式の数 対象子会社の取締役 12名 7,033 株
本新株発行については、金融商品取引法による有価証券通知書を
(9) その他
提出しております。
2.本新株発行の目的及び理由
当社は、2020年9月23日開催の取締役会において、当社の取締役(社外取締役を除きます。以下「対象取締役」とい
います。)に対して、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、対象取締役と株主の皆
様との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度(以下「本制度」といいます。)を導入す
ることを決議いたしました。なお、2020年10月28日開催の第7回当社定時株主総会において、本制度に基づき、譲渡制
限付株式の交付のために対象取締役に対して年額20,000千円以内の金銭報酬債権を支給すること、年12,000株以内の譲
渡制限付株式を交付すること等につき、ご承認をいただいております。
今般、対象取締役及び一部の子会社(以下「対象子会社」といいます。)の取締役(以下総称して「対象取締役等」
といいます。)に対し本新株発行につき現物出資財産として払い込むことを条件に金銭報酬債権合計16,581,492円を支
給することを決議するとともに、対象取締役等に対し本新株発行を行うことを決議いたしました。なお、本制度の導入
目的である企業価値の持続的向上の実現に向けてのインセンティブの付与及び株主価値の共有を実現するため、譲渡制
限期間は割当日から取締役を退任する日までの間としております。
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