3987 M-エコモット 2020-02-14 15:30:00
2020年8月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]

                                                         エコモットはIoTを通じて
                                                    より安心な社会の実現に貢献します


                                                            証券コード:3987
2020年8月期                                                エコモット株式会社
第3四半期決算説明資料                                                   2020年2月14日
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会社概要
                  社                 名       エコモット株式会社
                  代        表        者       代表取締役 入澤 拓也
                  設                 立       2007年2月(決算期:8月)
                  資        本        金       614百万円(2019年12月末現在)
                  本                 社       北海道札幌市中央区北1条東2丁目5-2
                  所        在        地       札幌泉第一ビル1F
                  従        業        員       122名(2020年2月1日現在、臨時従業員含む)
                  事 業 概 要                   IoTインテグレーション事業


                              企業理念

                        未来の常識を創る
                      コーポレートスローガン

                        あなたの「見える」をみんなの安心に。
                                           2017年6月21日
                                           札幌証券取引所アンビシャス 上場

                                           2018年6月22日
                                           東京証券取引所マザーズ上場
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事業概要

当社は創業以来、IoTインテグレーション事業を専業としています

     IoTとは
Internet of Thingsの略で「モノのインターネット化」と訳され
「あらゆるモノ」をインターネットに接続、データ収集により
「現状の見える化」を実現すること


IoTで収集したデータをクラウド上に蓄積(ビッグデータ化)し
統計解析、人工知能(AI)等の分析手法を活用して
データを知識に変え、サイバー空間から現実世界にフィードバック
することで効率化、高速化、安心・安全を提供し課題解決
                                                                (出典)総務省「平成28年版 情報通信白書」




当社が提供してきたIoT

 「データを収集・分析し、現実世界にフィードバックするサービス」を
          提供し続け、課題解決を実現
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事業紹介
創業以来、一貫してIoTインテグレーション専業プロバイダーとしてソリューションを提供

              提供スタイル・ソリューション分類                                             プラットフォーム・パッケージサービス

                    IoTプラットフォームをベースとした                                               IoTデータコレクト
                                                                                      プラットフォーム
                        SIによるソリューション
                    顧客ニーズに合わせて的確にIoT導入を支援                                            FASTIO

                                                                                    融雪システム遠隔監視
                                 モニタリング ソリューション                                       ソリューション

                            遠隔でのカメラ監視によるソリューションを提供
                                                                                     ゆりもっと

     IoT                     コンストラクション ソリューション
インテグレーション事業
               パッケージサービス     ・工事現場の「安全管理」「生産性向上」                                    建設情報化施工支援
                を中心とした           「作業精度向上」等の                                           ソリューション
                               総合情報化ソリューションを提供
                ソリューション    ・増水、豪雨、突風、倒壊、土石流、土砂崩                                      現場ロイド
                             れなどの自然災害の予兆・監視等の
                                 ソリューションを提供


                                                                                      交通事故削減
                                      GPSソリューション                                       ソリューション

                              GPS技術を活用したソリューションを提供                                    Pdrive
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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. 決算期変更に伴う今期業績予想
4. Appendix


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         2020年8月期 第3四半期決算トピックス
          コンストラクションソリューションが好調に推移すると共に
         ストークの業績が今四半期から連結対象となった影響により

売上高拡大(対前期+15.4%)
        人員体制強化に伴う、人件費、増床等の販管費増を
      売上高拡大、及び売上総利益率を高水準で維持することにより

  単期営業利益61百万円
(対前期+15百万円/+33.9%)
※連結決算への移行について(詳細は、7ページ参照)
 ・ストークの完全子会社化に伴い、今期第2四半期より連結決算へ移行
 ・本第3四半期連より、ストークの経営状況も連結決算対象となることから、本資料において前期個別財務諸表数値と当期連結財務諸表数値を用いて比較分析を説明

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ストーク子会社化による連結決算移行について
今期第2四半期に株式会社ストーク(以下「ストーク」)を完全子会社化したことに伴い、連結決算へ移行
なお、本第3四半期連より、ストークの経営成績も連結決算対象となることから、本資料における対前期の比較分析は、
前期個別財務諸表数値と当期連結財務諸表数値を用いて実施
                      8月30日                9月30日
                      全株式を取得               みなし取得日
                        ▽                     ▽

                    第2四半期                                   第3四半期      第4四半期



                 (2Q会計期間末日の)
     貸借対照表
                 子会社の財政状態を反映




                                                               子会社の財政状態、経営成績及び
                                                                キャッシュ・フローの状況を反映
     損益計算書       子会社の経営成績及び
    包括利益計算書      キャッシュ・フローの状況は
  キャッシュ・フロー計算書    原則、反映されない




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(参考)売上高・営業利益の季節的変動について
提供ソリューションの性質上、売上高が下半期に集中するため、営業利益は第1四半期、第2四半期はマイナスとなるが、
第3四半期から単期黒字化、第4四半期に累計黒字化を見込む
※決算期変更に伴う2020年8月期業績予想(17ヶ月)は、21ページ以降参照
■四半期ごとの売上高・営業利益のイメージ
             第1四半期               第2四半期                                  第3四半期            第4四半期
                                                                         インテグレーションソリューションの売上高ピーク
                        コンストラクションソリューションの売上高ピーク                           (顧客の決算直前期納品希望が多い)
                           (公共工事需要による影響)
    フロー
売
上
高
                                モニタリングソリューション(ゆりもっと)の
    ストック                       冬期間ロードヒーティング遠隔監視代行業務



                 売上高(フロー)に伴う変動
    売上原価
費
用
    販管費


              :単期営業利益                                                   第4四半期に通期黒字見込み
              :累計営業利益              第3四半期に単期黒字見込み
    営
    業
    利
    益



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業績ハイライト
売上高は1,306百万円(対前年+174百万円)と好調に推移すると共に、大口・高利益率案件増により売上総利益
率も39.3%(対前年+3.0pt)と大きく改善し、戦略的人員体制強化による販管費増を概ねカバー
営業損失は対前年同期比を下回る△35百万円(対前年△10百万円)となったものの、営業利益率は△2.7%
(対前年△0.5pt)と2Q決算時の対前年同期比△3.0ptよりも改善している
※売上高のソリューション別内訳は、11ページ「ソリューション別売上高の増減要因」参照
                                                                                               (単位:百万円)

                           2019年                                2020年
                                                                                          前年同期比(%)
                         3月期 3Q累計                             8月期 3Q累計

      売上高                           1,131                                         1,306 +174(+15.4%)

     売上総利益                               410                                        512 +102(+25.0%)

    売上総利益率                         36.2%                                          39.3%    +3.0pt

     営業利益                              △24                                         △35    △10(-)

     営業利益率                        △2.2%                                           △2.7%    △0.5pt

      純利益                              △23                                         △32     △8(-)

     純利益率                         △2.1%                                           △2.5%    △0.4pt
※2020年8月期2Qより連結決算に移行しており、2019年3月期3Q数値は単体の数値
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 四半期業績推移
売上高の大幅な伸長、及び大口・カスタマイズ案件の増加による高粗利率の維持により、売上総利益が前年同四半期比
+51百万円の大幅増となり、戦略的人員体制強化に伴う人件費を中心とした販売費及び一般管理費の+35百万円増
を上回まわることにより、今期第3四半期の営業利益は61百万円(前年同四半期比+15百万円)で着地
(単位:百万円)
                                                                                   売上総利益
                                                                                  前年同四半期比
                                                                                  +51百万円


                                                                                               販売費及び一般管理費
                                                                                                前年同四半期比
                                                                                                 +35百万円




                                                                                              営業利益
                                                                                            対前年同四半期比
                                                                                             +15百万円



※2020年8月期2Qより連結決算に移行しており、2019年3月期3Q数値は単体の数値
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 ソリューション別売上高の増減要因
インテグレーション・GPSソリューションが対前年同期比減となったが、コンストラクション・モニタリングソリューションの好調な
売上推移、及びストークの業績が今四半期から連結対象となった影響により全社1,306百万円で着地
(前年同期比+174百万円)                                           (単位:百万円)

                  2019年         2020年
                                                         前年同期比
                   3月期           8月期                                                 主な増減要因(対前年同期比)
                                                          (%)
                    3Q            3Q

                                                                                 ・前期3Qの大口案件売上により、相対的に前年同四半期比の
 インテグレーション                                                △12
  ソリューション             153              141              (△8.0%)
                                                                                  フロー売上減
                                                                                 ・前期からの累計契約数拡大によるストック売上増


                                                                                 ・ソフトウエア開発を含む大口・カスタマイズ案件の多数納品による、
  コンストラクション                                              +195                     フロー売上増
   ソリューション            505              701             (+38.7%)                  ・2Qから継続し、LoRa無線通信を活用した「ぐらロイド(広域傾斜
                                                                                  検知システム)」の売上が堅調に推移

                                                                                 ・2年後の3G停波に伴う、既存顧客の3G端末からLTE端末への
   モニタリング                                                +75                      多数のリプレイス案件によるフロー売上増
   ソリューション                89           164             (+85.0%)                  ・前期からの累計契約数拡大に伴うストック売上増
                                                                                 ・当3Qより連結子会社(ストーク)の業績を反映


                                                                                 ・新端末開発期における営業活動減に伴うフロー売上減少
     GPS                                                △84
   ソリューション            383              298            (△22.2%)
                                                                                  ⇒3Qより新端末の営業活動強化等のリカバリー策を展開中
                                                                                 ・前期からの累計契約数拡大に伴うストック売上増



                                                         +174
      計             1,131         1,306                (+15.4%)

※2020年8月期2Qより連結決算に移行しており、2019年3月期3Q数値は単体の数値
 連結子会社のストークの業績は、事業の親和性によりモニタリングソリューションに計上(当四半期より業績を反映)
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営業利益増減分析
下期偏重の事業特性により、第3四半期連結累計期間では営業損失となるものの、売上高増、高利益率案件納品等
による売上総利益率改善により、売上総利益は102百万円増加し、戦略的人員体制強化に伴う人件費、地代家賃等
の更なる成長に向けた費用増79百万円をリカバリーしたが、子会社取得、ISMS取得等の一過性的な費用増等もあり、
営業損失は前期比△10百万円拡大
※下期偏重の事業特性については、8ページ「(参考)売上高・営業利益の季節的変動について」を参照
                                                                                                  (単位:百万円)
             売上拡大・                    旅費交通費                                       支払報酬
     前3Q                                                       のれん                                  当3Q
            構成比率変化        人件費         地代家賃                                        ライセンス    その他
    営業利益                                                       償却費                                 営業利益
            に伴う粗利増                    福利厚生費                                        利用料

                                                                   更なる成長に向けた費用増△79

                                          人員体制強化に伴う費用増
                          △50       12月末現在正社員数:87人→111人(+24人)




               +102                                                       子会社取得に伴う           ISMS取得に係る
                                                                          のれんの一括償却        セキュリティ対策や審査費用等
                                        △28
0
                                                                 △8
    △24                                                                           △11
                         人員増に伴う、増床や
                         旅費交通費等の費用増
                                                                                                   △35
         △10                                                                               △13
               参考:今期2Q営業利益の対前年比は△26
※2020年8月期2Qより連結決算に移行しており、2019年3月期3Q数値は単体の数値
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 貸借対照表
2019年3月期末は、期中の新株式発行により調達した増加した現預金を2020年8月期において、
主に製品製造、ソフトウエアの取得、投資有価証券の取得(事業領域拡大に向けたBULB社との資本
提携)等に充当                                    (単位:百万円)


                         2019年3月期 4Q                               2020年8月期 3Q            増減
                          (2019年3月31日)                               (2019年12月31日)


       流動資産                                  1,783                                1,933    +150

   (現金及び預金)                                       766                              412     △354

       固定資産                                       341                              352         +11

        総資産                                  2,124                                2,286    +161

      有利子負債                                       437                              471         +33

       自己資本                                  1,460                                1,432        △28

  自己資本比率(%)                                68.8%                                  62.7%   △6.1pt
※2020年8月期2Qより連結決算に移行しており、2019年3月期4Q数値は単体の数値
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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. 決算期変更に伴う今期業績予想
4. Appendix


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今期事業運営状況、トピックス(サマリー)
期首に掲げた4つの事業運営方針は、それぞれ順調に進捗しており、事業計画達成に向け4Q以降も継続して事業運営
の推進を強化 ※「期首に掲げた4つの事業運営方針」は、21ページ「2020年8月期通期業績予想の考え方」を参照
   今期事業運営方針                  第3四半期の事業運営状況、トピックス                         ※2020年1月以降の実績含む


                  ■前期からの継続施策による売上貢献
                  ・採用人員の営業スキル向上、営業活動量拡大による営業戦力化、東海エリアでの市場開拓に
                   より、「現場ロイド」の売上拡大に大きく貢献
  収益基盤安定に向けた      ・業界特化型イベント出展へのシフト、業界特化型自社セミナー開催により、顧客接点が拡大し
  コンストラクション・GPS    案件創出にも貢献
    ソリューションへの     ■新サービス提供と併せて、既存サービスの国土交通省施策への提供
    営業リソース集中      ・ウェラブルカメラ「「MET-EYE(メットアイ)」の提供開始
                  ・高速道路の老朽化に向けた大規模更新・修繕事業長期プロジェクトに対し、「現場ロイド」の
                   既存サービスを提供し、継続的な売上に貢献

                  ■エッジAIカメラ「MRM-900」の利活用シーン創造
 新規市場創造も視野に入れた    ・「体験型有料ハンズオンセミナー」の実施と共に大手企業へのソリューション提案機会提供
 新製品・サービスの開発推進    ■5G商用サービス開始に向けた開発推進
                  ・「超高速」「多数接続」「超低遅延」といった新たな特徴を利活用したサービス開発を推進中
業務領域拡大に向けた新規事業 ■飲食店向け自動応対サービス「AITELL」の新規事業化に向けた取り組み
                ・「MCPC award 2019 奨励賞」受賞
  M&Aも視野に入れた
                ・今後の本格提供に向けたビジネスパートナー獲得に向けたプロモーション活動を強化
    ベンチャー投資

 営業・開発体制強化に向けた    ■人員採用・育成推進による体制強化
    人員採用強化        ・今期純増計画27名に対し20名純増(進捗率74.0%)

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「現場ロイド」 「GPSソリューション」への営業リソース集中
前期からの営業体制強化、業界特化型イベント・自社セミナー等のプロモーション施策が売上拡大に貢献
新サービス提供と併せて、既存サービスの国土交通省施策への提供により更なる売上拡大を目指す
       前期からの継続施策による売上貢献                                                       「MET-EYE(メットアイ)」の提供開始
■営業体制強化による貢献                                                      新規就業者が着用しているウェラブルカメラを通じて、遠隔地の熟練者が同じ
2018年4月より実施した営業人員強化、営業所開設から1年以上経過し、                               目線での作業行程指示、安全指導が可能となり、安全性・生産性を向上
採用人員の営業スキル向上、営業活動量拡大による営業戦力化、加えて
東海エリアでの地道な市場開拓が、「現場ロイド」の売上拡大に大きく貢献
◇拠点別フィールドセールス人員数

        2018.3末   2019.12末
  拠点
       営業人員数      営業人員数

  札幌      1名        3名                                                                                             システムイメージ図
  仙台      2名        3名

  東京      1名        3名
                                                                           「高速道路リニューアルプロジェクト」への対応
 北信越      1名        1名
                                                                 高速道路の老朽化に向けた大規模更新・修繕事業の長期プロジェクトに対し、
  東海       -        1名
                                                                 「現場ロイド」既存サービスを提供し、継続的な売上拡大に貢献
                                     ●

  関西      1名        3名                      2019年5月
                                           東海営業所開設                  高速道路リニューアルプロジェクト                            ・2013年年度末の高速道路の開通からの経過年数
  九州      2名        3名                     (名古屋市)                                                                ⇒現在、約20%以上が50年以上経過
                                                                    ・2014年から2030年にかけて実施
  合計      8名        17名                                              している長期プロジェクト
                                                                    ・作業の安全性・生産性向上に向け
■業界特化型イベント・自社セミナー開催による貢献                                             「現場ロイド」の各種サービスを提供
業界特化型イベント出展へのシフト、業界特化型自社セミナー開催により、
ターゲットとなる顧客接点が拡大し、案件創出に貢献                                        多くの現場で利用されている遠隔監視カメラ「ミルモットHD」

                   ◇今後のイベント出展予定
                    ・オフィスサービスEXPO(4/15~17 東京・ビックサイト)
                    ・CSPI-EXPO 2020(4/22~24 千葉・幕張メッセ)
                    ・砂防学会(5/19 名古屋)
                                                                   モバイル通信、ソーラー利用により      遠隔地でクラウドサーバーと通じての監視、


                                                                                                                                             16
                                                                    最適な監視環境に設置可能           保存データのダウンロードも可能
                                                                                                                (出典)国土交通省「高速道路の更新の取組等について」
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新規市場創造も視野に入れた新製品・サービスの開発推進
エッジAI、5G等の新技術を活用した製品・サービス開発と併せて、利活用シーン創造による市場開拓を視野に入れた
活動を更に推進
  エッジAIカメラ「MRM-900」の利活用シーン創造                                                  5G商用サービス開始に向けた開発推進
                                                                ■5Gの「超高速」「多数接続」「超低遅延」といった新たな特徴を
                                                                 利活用したサービス開発を推進中
                                                                    ・5G(第5世代通信システム)
                                                                     「超高速」「多数接続」「超低遅延」といった新たな特徴を持つ次世代の
 エッジAIカメラ「MRM-900」                                                   移動通信システムであり、ICT時代のIoT基盤として期待されている
■「体験型有料ハンズオンセミナー」での利活用シーンの創造
2019年11月「Azure IoT Edge+エッジAIカメラ画像解析セミナー」を実施
・協賛企業:東京エレクトロンデバイス株式会社、日本マイクロソフト株式会社
      三井不動産株式会社、株式会社クリューシステムズ
             「体験型有料ハンズオンセミナー」のパッケージ内容

   AIエンジニアからの        エッジAIカメラ
                                    Microsoft Azure
     実機を用いた          「MRM-900」
                                     利用アカウント提供
 AI画像判定体験研修           本体提供


   三井不動産株式会社へのソリューション提案機会提供
           管理するオフィスビルや商業施設に対するエッジAIカメラを
              活用したソリューションの企画・提案を募集




                                                                                         (出典)総務省「平成28年版 情報通信白書」

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業務領域拡大に向けた新規事業創出に向けた取り組み
飲食店向け自動応対サービス「AITELL」(アイテル)が、MCPC award 2019〈サービス&ソリューション部門〉奨励賞
を受賞、今後の本格提供を見据えたビジネスパートナー獲得に向けてプロモーション活動を強化
      MCPC award 2019 奨励賞受賞                                      ビジネスパートナー獲得に向けたプロモーション展開
■「AITELL」サービス概要                                             ■食関連事業者対象のイベント出展
飲食店の店内画像をディープラーニングによる解析で人数カウントし、来店前の                          札幌市、さっぽろ産業振興財団主催の食関連産業の活性に向けた、食関連
空席状況の問い合わせに対してLINEBOTによる自動応答により対応                             事業者対象とした「FOOD FAIR 2020 ~食のビジネスマッチング~」に出展




             店舗内画像イメージ                                       簡単に設置可能な「ピープルカウンター」(画像センサー)と実際のAI画像解析画面を紹介

                                                            ■札幌市内繁華街での大型ビジョンによるCM放映
■「MCPC award」について                                             飲食店事業者、ビジネスパートナー及びサービス利用者が多く集まる繁華街
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が、IoT/AIシステムの                     でのCM放映によるプロモーション施策を実施予定
普及促進に向けて、IoT/AI分野での成果事例に対し顕彰

「飲食店向け自動応対サービス「AITELL」(アイテル)」
・MCPC award 2019〈サービス&ソリューション部門〉奨励賞
  ◇エコモットの過去の受賞実績
   2011年4月 「建設現場の見える化システム『現場ロイド』」
   ・MCPC award 2011 特別賞 受賞
   2015年12月 「IoT プラットフォーム FASTIO(ファスティオ)」
   ・MCPC award 2015 プロバイダー部門グランプリ、優秀賞 受賞

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従業員数経年推移
                                                                 単位:人(臨時雇用者数含まず)
従業員数                                                                        純増数




       ※
                                                                        ※




                                                                         ※ 計画純増数


                                                                            2/1時点
                                                                             純増数

                                                                        3Q末時点
                                                                          純増数




                                                           ※記載人員は2020年3月末までの人員計画

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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. 決算期変更に伴う今期業績予想
4. Appendix


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2020年8月期通期業績予想の考え方
  決算期変更前の考え方を踏襲し、期首に掲げた4つの方針に基づき事業運営を推進
    ただし、「飛躍的成長に向けた経営基盤の強化期間」を今期末までとし、
来期以降は「新・中期経営ビジョン」に基づいた事業運営により、飛躍的成長を目指す

1. 収益基盤安定に向けたコンストラクション・GPSソリューションへ
   営業リソースを集中
2. 新規市場創造も視野に入れた新製品・サービス開発
3. 業務領域拡大(BtoC、BtoBtoCも含む)に向けた新規事業、及び
   M&Aも視野に入れたベンチャー投資
4. 営業・開発体制強化に向けた人員採用強化


 ■2020年8月期通期業績予想サマリー

      ・売上高 :2,750百万円
      ・営業利益: △80百万円
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更なる成長に向けて加速化
                                                                   2019年3月期 決算説明資料
                                                                  (2019.5.14)を抜粋し一部変更


  2019年3月期からの3ヶ年を飛躍的成長に向けた「経営基盤強化期間」と位置付けていたが
        今期にて経営基盤強を完結させ、1期前倒しで次の成長ステージへ進む



                   1期前倒しで
                  次の成長ステージへ                                                      10年後

                   2019年
                    4月~
                                                                         その後の7年(10年後)
                                                                           ソリューションの多様化
                                                                           様々な社会課題の解決
創業                       これからの3年
                       飛躍的成長に向けた                                             日本を代表する
                        経営基盤の強化                                          IoTリーディングカンパニーへ
  創業から12年                                                                  ・売 上:飛躍的成長を目指す
                    ・売 上:安定した成長を目指す
    IoT黎明期から        ・利益率:人員・開発投資のためマイナス・横ばい
                                                                           ・利益率:利益拡大も併せて追求

 IoTインテグレーターとして
      市場開拓

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2020年8月期業績予想
今期は17ヶ月間変則決算に伴い営業活動期間も延伸となることから、売上高は2,750百万円を見込むものの、
操業度が低下する4~8月を2カ年分含むため営業利益は△80百万円と見込む
※今期通期営業損失と見込む理由は次ページ参照
                                                                                 (単位:百万円)

                                                            2020年8月期通期業績予想
            売上高                                                          2,750
   インテグレーションソリューション                                                        375
   コンストラクションソリューション                                                      1,360
   モニタリングソリューション                                                           395
   GPSソリューション                                                              620
           営業利益                                                           △80
          営業利益率                                                             -
           経常利益                                                           △77
          経常利益率                                                             -
           純利益                                                            △68
           純利益率                                                             -
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今期業績予想を通期営業損失と見込む理由
以下のモデルが示す通り、今期は操業度が低下する4~8月を2カ年分含むため通期営業損失と見込む
なお、過去実績に基づくモデルケースを踏まえると、来期以降は12ヶ月決算であることから、特殊要因が無い場合は
通期営業利益と見込む
※来期以降の業績イメージは、次ページ参照
           1Q(4~6月)        2Q(7~9月)             3Q(10~12月)                   4Q(1~3月)

                                                                                                  3月売上ピーク見込
                                                                                            (インテグレーションソリューション売上ピーク)
  (  売                  11~12月に売上ピーク見込
  4  上                (コンストラクションソリューション売上ピーク)                                                   12~3月ストック売上
決~   高                                                                                          (モニタリングソリューション)
            4月から12月まで逓増
算 3
期月
変・               :単期営業利益(損失)             3Qに単期黒字見込
更 12 営           :累計営業利益(損失)
前 ヶ (業
  月 損利
  ) 失益                                                            4Qに累計黒字見込
     )     1Q~2Qまで単期損失、累計損失見込


                                 決算期変更により売上高拡大するものの通期営業損失となる


           1Q(4~6月)        2Q(7~9月)             3Q(10~12月)                   4Q(1~3月)       5Q(4~6月)               6Q(7~8月)

                                                                                             5ヶ月の事業期間伸長による売上増
      売
 今( 上
   4
 期    高
   ~
 ・ 8
                                                                                                             今期は17ヶ月間の変則決算により
 決
 算月                                                                                                        操業度が低下する4~8月を2カ年分含むため
   ・                                                                                                            通期営業損失と見込む
 期 17  営
 変    (業
 更 ヶ 損利
   月
 後 ) 失益
     )
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来期2021年8月期(12ヶ月間)以降の業績イメージ
来期以降は12ヶ月間の事業年度であることから、特殊要因が無い場合は通期営業利益と見込む
※売上高・営業利益(損失)は過去実績に基づくモデルケースのイメージであり、実際の業績を示すものではありません

■四半期毎の売上高・営業利益のイメージ
 ・今期2020年8月期(17ヶ月)の業績予想イメージ
       1Q(4~6月)   2Q(7~9月)       3Q(10~12月)                  4Q(1~3月)             5Q(4~6月)     6Q
                                                                                             (7~8月)

  売
  上
  高

           :単期営業利益(損失)
           :累計営業利益(損失)
   営
 (業
 損利
 失益
 )
                    ・来期2021年8月期(12ヶ月間)以降の通期業績イメージ
                             1Q(9~11月)           2Q(12~2月)                    3Q(3~5月)   4Q(6~8月)
                         売
                         上
 業績予想の精度向上のため            高
 決算期(事業年度末日)を
                                                                                         通期営業利益を見込む
   3月から8月へ変更
                       営
                     (業
                                            1Q~3Qまで単期・累計共に営業利益を見込む
                     損利
                                                                                                    4Q単期は営業損失を見込む
                     失益            :単期営業利益(損失)
                     )             :累計営業利益(損失)




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「新・中期経営ビジョン」策定スケジュール
2020年
  2月      5月                9月                            10月
 ■2020年8月期3Q決算発表
  ・「経営基盤強化期間」の1期前倒しを公表
  ・更なる成長に向けた「新・中期経営ビジョン」策定を公表


               ■ 2020年8月期4Q決算発表
               ・ 「新・中期経営ビジョン」の基本方針を公表


                              2021年8月期スタート


                                                              ■ 2020年8月期通期決算発表
                                                                    ・ 「新・中期経営ビジョン」及び、
                                                                     「経営基盤強化の棚卸し」を公表



                                                              ■決算発表時
                                                              ・「新・中期経営ビジョン」の進捗状況を報告

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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3.決算期変更に伴う今期業績予想
4. Appendix


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インテグレーションによるソリューション
                 IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」により、センシングからデータの蓄積・分析、フィードバック
                 までワンストップで提供することで、顧客ニーズに合ったIoT導入を実現し、課題解決を支援
                                                                                                      ■売上高実績(5カ年)
               FASTIOアプリケーション                                        外部アプリケーション                       (単位:百万円)

                                                                                                                                   221
             データ計測      遠隔操作   位置情報                                        人工       データ解析   グループ
    アプリ      表示等      画像監視等   運行管理等                                       知能        表示等      ウェア等                           182
    ケーション

サ                                                                           AI        BI
イ                                                                                                                      121
バ                                                                      データ蓄積
ー                    データ蓄積
                                                APIで外部クラウドと連携
空                                                                             外部クラウド
間   クラウド               IoTデータコレクトプラットフォーム
                                                                                                             49
    サーバー                                                                                                         45




                                                                            フィードバック
     ネット
                     利用形態合わせたモバイルネットワーク
     ワーク                                                                                              ■導入事例
                                                                                                      ・会議室の効率的運用
     通信                                                                                                会議室のドア開閉センサー、室内の人感
    デバイス                                                                                             センサーから取得したデータをクラウド上で連携
                                                                                                       した会議室予約システム上のステータスを突合
                 多様なニーズに対応する自社開発通信デバイス                                                                 することで、会議室の効率的運用を実現
現
実
世    センサー
界
                 接続実績のある豊富なセンサー類(約2,000種)
                                                                IoTに必要な全ての要素を
                             データ収集                           顧客ニーズに合わせてワンストップで提供
    あらゆる
    モノ・コト



                                          Copyright © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                            28
「ゆりもっと」紹介(雪のIoT)
    創業事業として融雪システム遠隔制御代行サービス「ゆりもっと」を提供、北海道・北東北を中心に2,000台
    以上設置し、冬期間の大幅な省エネルギーを実現
■サービスイメージ                                               ■設置実績                            ■売上高実績(5カ年)
                                                      (単位:台)                             (単位:百万円)

                                                                              累計設置                                      189
                             監視センター                                           2,186台                              174
   AIによる画像解析                                                                                   168    171

                効率化                                                           (2019.3)                      157



                                                                                               フロー




     データ蓄積                  画像データの解析                                                           ストック



               ボイラースイッチ
   画像データ収集
                  制御
                          センサーの誤検知による
                           ロードヒーティングの                    ■導入事例
                           3大ムダ運転を解消                         札幌市西区賃貸マンションへの導入
                                                              ・融雪面積:1,116㎡
                                                              ・設備状況:融雪ボイラー8台



                                                                1シーズン平均効果額
                                                                  1,414,800円
                                                                        導入後8シーズンで
                          ロードヒーティング運用                                  平均56%の削減効果
                           コストの大幅削減


                              Copyright © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                             29
「現場ロイド」紹介(土木工事のIoT)
     建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」を2010年以来、8,000件以上の工事現場に設置し、工事
     現場の安全性向上、業務効率化、品質向上に大きく貢献
■サービスイメージ                                              ■設置実績
                                                      (単位:現場)
                                                                                               ■売上高実績(5カ年)
                                                                                          (単位:台)
                                                                                               (単位:百万円)
                                                                                                                              710
                                                                                  累計
                                                                               8,099現場                                  621
                     ・各種データの集計、表示                                              (2019.3)                           557


                     ・画像、動画データの蓄積                                                                     461
                                                                                                            440
                     ・レポート機能によるデータ生成

    データ蓄積


                         工事現場に関わる
 各種データ収集                様々な情報を「見える化」                                                                        ※「防災ソリューション」の売上も含む

         データの見える化                                      ■サービス事例
                                                        ・クラウドロガー(遠隔クラウド計測システム) ・ミルモット(遠隔監視カメラシステム)
                                                        風速、雨量、水位など                           スマートフォン等で遠隔地
                                                        現場の様子を自動計測                           から現場状況を動画監視
                         約300種類のサービスラインナップ              データはクラウド保存され                         可能
                                                        どこからでも確認可能                           赤外線照射機能により
                                                        設定値に応じ警報装置と                          夜間撮影対応し、ソーラー
                          業務効率化の実現                      連動し、安全対策を強化                          バッテリーでの運用可能
                           安心安全の確立                      ・おんどロイド(コンクリート養生温度管理                 ・ Tbox(ワイヤレス警報検知システム)
                                                         システム)                               赤外線センサー、衝撃検
(参考)NETIS(新技術情報提供システム)について                              厳寒期のコンクリート養生                         知センサーなど、現地の
                                                        温度管理等に採用                             警報システムをモバイル
 NETISとは、民間の有用な新技術を積極活用するための国土交通省のデータベース
                                                        現場事務所は1キロ以上                          ネットワークで遠隔地でも
 であり、総合評価落札方式にて、NETIS登録技術を提案した場合、加点対象となる                離れているが、リアルタイム                        検知できるよう、防犯・
 現場ロイドでは6技術がNETIS登録されており、多くの公共事業にて導入されている               にモニタリングすることができ、                      安全対策を強化
                                                        品質向上を実現

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「Pdrive」紹介(車のIoT)
     モバイル通信を搭載した高性能ドライブレコーダー「Pdrive」をわずか4年で15,000台以上提供
     導入により安全意識向上が事故の減少につながり、安心安全の実現へ貢献
■サービスイメージ                                                ■設置実績                               ■売上高実績(5カ年)
                       ・運行データ集計、動画データ生成                  (単位:台)                    累計       (単位:百万円)

                       ・安全運転レポートの生成                                              31,153台
                                                                                 (2019.3)                             647


                                                                                                                515
                                                                                                                             489



     データ蓄積
                                                                                                                      フロー

              急挙動時のメール配信
               安全レポートの配信
                                                                                                           75
急挙動時動画・運行状況                                                                                            6              ストック
   データ収集                   交通事故の潜在要因の見える化

                                                        ■導入事例
          事業所                                               札幌市 卸売業へ導入                      月次ランキングによる評価

                                                             ・導入台数:46台
                                                                        事故件数削減



                                                              7
                                 ハインリッヒの法則


                                                                       件             1件     ドライバーごとの特性を把握し、個別指導


                                                                  保険料事故対応諸経費の削減

                                                                     削減効果額
                             安心安全の実現
                                                                  1,710,000円/年
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