3987 M-エコモット 2019-02-12 15:30:00
2019年3月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]

                                                               エコモットはIoTを通じて
                                                          より安心な社会の実現に貢献します




                                                                   証券コード:3987
2019年3月期                                                        エコモット株式会社
第3四半期 決算説明資料                                                        2019年2月12日
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会社概要
                     社                   名       エコモット株式会社
                     代         表         者       代表取締役 入澤 拓也
                     設                   立       2007年2月(決算期:3月)
                     資         本         金       295百万円(2018年12月末現在)
                     本                   社       北海道札幌市中央区北1条東2丁目5-2
                     所         在         地       札幌泉第一ビル1F
                     従         業         員       100名(2019年2月1日現在、臨時従業員含む)
                     事 業 概 要                     IoTインテグレーション事業
                                                   代表取締役      入澤 拓也
                                                    経歴
                                                     1980年   北海道札幌市生まれ
                                                     2002年   米ワシントン州HighlineCommunityCollege卒
                                                     2002年   クリプトン・フューチャー・メディア株式会社入社
                                                     2007年   クリプトン・フューチャー・メディア株式会社退職
                                                     2007年   エコモット株式会社設立
                                                     2010年   小樽商科大学大学院 商学研究科
                                                             アントレプレナーシップ専攻修了
                                                              経営学修士(MBA)

                                 企業理念

                          未来の常識を創る
                         コーポレートスローガン

                          あなたの「見える」をみんなの安心に。
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事業概要

当社は創業以来、IoTインテグレーション事業を専業としています

     IoTとは
Internet of Thingsの略で「モノのインターネット化」と訳され
「あらゆるモノ」をインターネットに接続、データ収集により
「現状の見える化」を実現すること


IoTで収集したデータをクラウド上に蓄積(ビッグデータ化)し
統計解析、人工知能(AI)等の分析手法を活用して
データを知識に変え、サイバー空間から現実世界にフィードバック
することで効率化、高速化、安心・安全を提供し課題解決
                                                                  (出典)総務省「平成28年版 情報通信白書」




当社が提供してきたIoT

 「データを収集・分析し、現実世界にフィードバックするサービス」を
          提供し続け、課題解決を実現
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当社のIoTソリューション提供形態
IoT事業を展開する企業の多くはサイバー空間におけるサービス提供であるが、当社は現実世界のあらゆる
「モノ・コト」からのデータ収集から、サイバー空間のクラウドサービスまでをワンストップで提供
                                                    顧          客

 パートナー企業の      IoTクラウド
 サービスとして提供     Standard


                通信キャリア                                                                          クラウドインテグレーター
             クラウドインテグレーター                                                                       システムインテグレーター
             システムインテグレーター                                    販売店



              パートナー企業への                                パッケージサービスの                              インテグレーションソリューションの
                                                                                        直接販売
               IoT技術の提供                                   販売協力                                       販売協力

                            現実世界のデータ収集から
                          サイバー空間のクラウドサービスまでを
                              ワンストップで提供



   工事・保守会社                                             通信キャリア                            クラウドベンダー
                          センサー      ハード                                                                 アプリケーション
                          メーカー     メーカー                                                                   ベンダー


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事業紹介
創業以来、一貫してIoTインテグレーション専業プロバイダーとしてソリューションを提供

              提供スタイル・ソリューション分類                                                  プラットフォーム・パッケージサービス

                    IoTプラットフォームをベースとした                                                    IoTデータコレクト
                                                                                           プラットフォーム
                        SIによるソリューション
                    顧客ニーズに合わせて的確にIoT導入を支援                                                 FASTIO
                                                                                         融雪システム遠隔監視
                                   モニタリング ソリューション                                          ソリューション

                              遠隔でのカメラ監視によるソリューションを提供
                                                                                          ゆりもっと
                                                                                         建設情報化施工支援
     IoT                       コンストラクション ソリューション                                           ソリューション
インテグレーション事業
               パッケージサービス        ・工事現場の「安全管理」「生産性向上」                                       現場ロイド
                                    「作業精度向上」等の
                を中心とした            総合情報化ソリューションを提供
                ソリューション       ・増水、豪雨、突風、倒壊、土石流、土砂崩                                      自然災害の予兆を見える化
                                れなどの自然災害の予兆・監視等の
                                    ソリューションを提供                                          防災ソリューション

                                                                                           交通事故削減
                                         GPSソリューション                                         ソリューション

                                 GPS技術を活用したソリューションを提供                                      Pdrive
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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. KDDIとの資本業務提携について
4. 今期業績予想
5. Appendix
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  2019年3月期 第3四半期決算トピックス
  全ソリューションで前年同期売上高を上回り
売上高拡大(対前期+11.1%)
    通期人員計画をほぼ完了させながら
 単期営業利益45.8百万円
  (対前期+14.3%)
「経営基盤強化期間」の1期目として、「売上拡大」「人員強化」双方を
  順調に進捗させながら、対前期を上回る単期営業利益を創出
     ※「経営基盤強化期間」については次ページ参照(「2018年3月期 決算説明資料」からの抜粋資料)

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(参考)10年後の成長イメージ
                                               2018年3月期 決算説明資料
                                                 (2018.5.14)より抜粋


          10年後に「日本を代表するIoTリーディングカンパニー」へ成長するため
      2019年3月期からの3年は飛躍的成長に向けた「経営基盤強化期間」と位置付ける




                                                                                10年後

                   現在
                                                                           その後の7年(10年後)
                                                                            ソリューションの多様化
                                                                            様々な社会課題の解決
 創業                      これからの3年
                      飛躍的成長に向けた                                                日本を代表する
                       経営基盤の強化                                             IoTリーディングカンパニーへ
   創業から12年                                                                 ・売 上:飛躍的成長を目指す
                   ・売 上:安定した成長を目指す
     IoT黎明期から      ・利益率:人員・開発投資のためマイナス・横ばい
                                                                           ・利益率:利益拡大も併せて追求

  IoTインテグレーターとして
       市場開拓

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(参考)売上高・営業利益の季節的変動について
提供ソリューションの性質上、売上高が下半期に集中するため、営業利益は第1四半期、第2四半期はマイナスとなるが、
第3四半期から単期黒字化、第4四半期に累計黒字化の見込み

■四半期ごとの売上高・営業利益のイメージ
            第1四半期                   第2四半期                                    第3四半期            第4四半期
                                                                              インテグレーションソリューションの売上高ピーク
                          コンストラクションソリューションの売上高ピーク                              (顧客の決算直前期納品希望が多い)
                             (公共工事需要による影響)
    フロー
売
上
高
                                   モニタリングソリューション(ゆりもっと)の
    ストック                          冬期間ロードヒーティング遠隔監視代行業務



                 売上高(フロー)に伴う変動
    売上原価
費
用
    販管費


              :単期営業利益                                                        第4四半期に通期黒字見込み
              :累計営業利益                第3四半期に単期黒字見込み
    営
    業
    利
    益



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業績ハイライト
売上高、売上総利益率はともに前年同期比で上回ったものの、人員体制強化に伴う費用増により、営業損失は△24
百万円(対前年比△25百万円)で着地
※売上高の増加は12ページ、費用の増加は13ページを参照                                                               (単位:百万円)

                      2018年                                   2019年                    前年同期比
                     3月期 3Q                                  3月期 3Q                     (%)

     売上高                       1,018                                           1,131    +113
                                                                                       (+11.1%)

    売上総利益                           330                                         410      +79
                                                                                       (+24.1%)
   売上総利益率                    32.4%                                             36.2%    +3.8pt
     営業利益                                 0                                     △24      △25
                                                                                         (-)
    営業利益率                       0.0%                                      △2.2%         △2.2pt
     経常利益                         △11                                           △30      △19
                                                                                         (-)
    経常利益率                  △1.1%                                          △2.7%         △1.6pt
     純利益                          △12                                           △23      △10
                                                                                         (-)
     純利益率                  △1.3%                                          △2.1%         △0.8pt
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四半期業績推移
人員体制強化に伴い、販売費及び一般管理費は逓増を続ける一方で、ストック売上の積上げ等により売上総利益も
拡大し、営業利益は前年同期比5百万増加で着地
(単位:百万円)




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ソリューション別売上高の増減要因
全ソリューションの売上が対前年を上回り、合計売上高は1,131百万円(対前年+11.1%)で着地
特にアライアンスを強化しているインテグレーションソリューションで前年同期比で+80.7%と伸長
                                                                                           (単位:百万円)


              2018年    2019年
                                            前年同期比
               3月期      3月期                                                 主な増減要因(対前年同期比)
                                             (%)
                3Q       3Q

                                                                   ・KDDIとのアライアンス強化に伴う受注拡大、および大口案件受
  インテグレーション
                  85        153                 +68                 注によるフロー売上増
   ソリューション
                                         (+80.7%)                  ・前期からの累計契約数拡大によるストック売上増


                                                                   ・高速道路工事の安全対策、九州北部豪雨、北海道胆振東部
  コンストラクション
                 476        505                 +29                 地震対応等の防災案件等の大口案件受注によるフロー売上増
   ソリューション
                                          (+6.1%)                  ・受注件数拡大に伴う継続利用現場数増による、ストック売上増


                                                                   ・モニター物件の受注、メンテンナンス受注増によるフロー売上増
   モニタリング
                  82            89               +6                ・新規導入案件が堅調に推移し、前期からの累計契約数拡大に
   ソリューション
                                          (+8.2%)                   伴うストック売上増


                                                                   ・大口案件の需要一巡により、フロー売上減少
     GPS
                 374        383                  +8                ・新規導入案件が堅調に推移し、前期からの累計契約数拡大に
   ソリューション
                                          (+2.3%)                   伴いストック売上増



     計         1,018    1,131                 +113                                -
                                         (+11.1%)
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営業利益増減分析
事業特性上、第3四半期では単期間は営業利益を計上(45百万円)するも、累計期間では営業損失となる
※下期偏重の事業特性については「(参考)売上高・営業利益の季節的変動について」(9ページ)を参照

売上高及び粗利率の向上により粗利額が79百万円増加した一方、人員数の増加(66人→87人)に伴い、人件費
関連費用や、事業規模拡大に伴う租税公課等、更なる成長に向けた費用が増加し、対前期△25百万円の減益
                                                                                               (単位:百万円)
                                           旅費交通費
 前期3Q      売上拡大に      人件費・                 ・地代家賃                                               当期3Q
                                                                        租税公課          その他
 営業利益      伴う粗利増     採用関連費用               ・福利厚生費                                               営業利益




                                               人員体制強化に伴う費用増
                                           (12月末現在正社員数:66人→87人)


            +79        △71

                                                                                増資に伴う登録免許税、
                                                                              外形標準部分の法人事業税等、
                                                                               事業規模拡大に伴う費用増
   0
                                             △13
 △25              人員増に伴い、増床や
                                                                         △5                    △24
                  旅費交通費等の費用増                                                         △15
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貸借対照表
東京証券市場マザーズ上場に伴う公募増資により、自己資本が793百万円(+356百万円)となり、
自己資本比率は52.5%(+18.2pt)と向上
なお、公募増資での調達資金は、事業拡大に向けた製品製造、体制強化に向けた人件費に充当予定
                                                                               (単位:百万円)


              2018年3月期 4Q                             2019年3月期 3Q              増減
              (2018年3月31日)                             (2018年12月31日)


    流動資産                        1,109                                  1,298     +189

  (現金及び預金)                           248                                391      +143

    固定資産                             166                                214         +47

    総資産                         1,275                                  1,512     +237

   有利子負債                             578                                460     △117

    自己資本                             436                                793      +356

 自己資本比率(%)                    34.3%                                    52.5%   +18.2pt
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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. KDDIとの資本業務提携について
4. 今期業績予想
5. Appendix
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今期事業運営の主な進捗状況、トピックス(サマリー)
期首に掲げた3つの事業運営方針は、それぞれ順調に進捗しており、事業計画達成に向け第3四半期も継続して
事業運営の推進を強化 ※「期首に掲げた3つの事業運営方針」については次ページ参照(「2018年3月期 決算説明資料」からの抜粋資料)

   今期事業運営方針                                    第3四半期の進捗状況、トピックス

                 ■営業関連人員強化(現場ロイド)
                  ・全営業所において計画を上回る人員増強を達成、早期戦力化に向けて育成強化を推進
  収益基盤安定に向けた     ■i-Constructionコンソーシアムでの活動強化
コンストラクションソリューション  ・「技術開発・導入WG」主催のマッチングイベントにおいて、エッジAIカメラを用いたリアルタイム画像
  (現場ロイド・防災)       解析技術がi-Constructionに対応する技術シーズとして採択
  への営業リソース集中
                 ■防災ソリューションへの取り組み
                  ・大規模災害に対する防災ソリューション、 「危機管理型水位計」、及び国交省防災事業における
                   各種システムを受注、日本コムシスとのアライアンスによる全国エリアへのローラー営業活動実施

                 ■セルラーLPWA(LTE-M)への対応
                  ・LPWA観光振興・災害支援サービス「MOTENAZ CLOUD」において北海道庁とタイアップ
新規市場創造も視野に入れた ■「IoT×AI」での付加価値提供
新製品・サービスの開発推進  ・処理性能が向上したエッジAIカメラ「MRM-900-TX2」、「AIカメラPoCパッケージ」の提供開始
                 ■「IoT×新技術」で目指す、将来の市場拡大~MaaS分野へのチャレンジ~
                  ・「CES2019」デンソーブースにおける「CaaS/MaaS基盤技術」出展への技術協力


営業・開発体制強化に向けた    ■人員採用・育成強化
   人員採用強化         ・今期純増計画19名に対し17名純増(進捗率89.5%)
                  (参考)2月1日時点では21名純増(進捗率110.5%)であり、年間人員計画は達成する見込み

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(参考)2019年3月期業績予想の考え方
                                                                      2018年3月期 決算説明資料
                                                                        (2018.5.14)より抜粋



   2019年3月期から2021年3月期の3ヶ年は、経営基盤の強化期間と位置付け、
         その1年目となる今期は以下の方針に基づき事業運営を推進

1. 収益基盤安定に向けたコンストラクションソリューション
   (「現場ロイド」「防災ソリューション」)への営業リソース集中
2. 新規市場創造も視野に入れた新製品・サービスの開発推進
3. 営業・開発体制強化に向けた人員採用強化


 ■2019年3月期業績予想

  売上高 :1,924百万円(対前年+18.4%)
  営業利益: 133百万円(対前年+13.1%)
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「現場ロイド」への営業リソース集中
「現場ロイド」は、営業関連人員増強を計画以上に達成し、早期戦力化に向けて育成強化を推進していると共に、
今期6月に加盟した「i-Constructionコンソーシアム」での活動が成果を生み出しており、今後も活動を強化していく
   営業人員(フィールドセールス)の強化                                        i-Constructionコンソーシアムでの活動強化
■営業人員の採用状況                                                ■「技術開発・導入WG」主催マッチングイベントにおいて
・全営業拠点の人員増強(対前期末比1.75倍)を達成                                 新技術マッチングに採択
・営業サポートもパート社員を含めた人員増強により、フィールド                              ・国交省関東地方整備局にて実施されたマッチングイベントへ参加
 セールスの活動効率化を推進し、売上拡大に貢献                                      し、エッジAIカメラによる新技術が採択
◇拠点別フィールドセールス人員数                                            ◇エコモットが採択された「技術シーズ」のマッチング
       FY2018         FY2019
                                        対前期末差
                                                                     国交省関東地方整備局がとりまとめた「現場ニーズ」
 拠点    昨期末      計画     3Q末     2/1時点
                                         (2/1時点)                ・CCTV画像により落下物等を検知できる技術
       人員数      人員数   人員数      人員数
                                                                ・交通量調査、旅行速度調査を画像等による解析システム
 札幌     1名      2名     3名       3名          +2名                   (高崎河川国道事務所)
 仙台     2名      2名     3名       3名          +1名
                                                                                      新技術マッチングに採択
 東京     1名      2名     2名       2名          +1名
 北信越    1名      1名     1名       1名          ±0名
                                                                                  エコモットが提案した「技術シーズ」
 関西     1名      2名     3名       3名          +2名
                                                                ・普及型エッジAIカメラ「MRM-900」
 九州     2名      2名     2名       2名          ±0名
                                                                 (定点監視カメラによるAI画像解析技術)
 合計     8名      11名    14名      14名         +6名               ※エコモットが新技術マッチングに採択された「技術シーズ」は、19、20ページ参照
※札幌の増員については社内異動により対応


■今後の取り組み                                                   ■今後の取り組み
 ・採用人員の育成強化による早期戦力化の推進                                       ・採択された「技術シーズ」を「i-Construction」準拠の新製品・
 ・今期利益計画進捗状況、来期人員計画を踏まえながら、                                   サービス化に向けた活動強化
  優秀な営業人員獲得に向けた採用活動を継続                                       ・今後予定される他地方整備局のマッチングイベントへの水平展開
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(参考)マッチングに採択された「技術シーズ」(1/2)




   出典:「i-Construction”貫徹の年”を目指した新技術の導入を加速~”×Tech.”(クロステクノロジー)を実現する新技術マッチング結果を公表~」
       関東地方整備局 記者発表資料(2018.2.1)
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(参考)マッチングに採択された「技術シーズ」(2/2)




   出典:「i-Construction”貫徹の年”を目指した新技術の導入を加速~”×Tech.”(クロステクノロジー)を実現する新技術マッチング結果を公表~」
       関東地方整備局 記者発表資料(2018.2.1)
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防災ソリューションへの取り組み
大規模災害に対する防災ソリューション、 「危機管理型水位計」、及び国交省防災事業における各種システムを受注
(一部4Q計上)、更なる受注拡大に向け、日本コムシスとのアライアンスによる営業活動等の活動強化

大規模災害に対する活動状況
■「平成29年7月北九州北部豪雨」
・「河川増水状況監視システム」の継続提案中(昨期、今期受注案件の水平展開)
■「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」
・ 「河川増水状況監視システム」の継続提案中
■「北海道胆振東部地震」
・「緊急災害用監視カメラシステム」の受注(3Q計上)に加え、冬期間対策案件受注(4Q計上予定)
 ※システム設置状況は次ページ参照

「危機管理型水位計」受注拡大に向けた活動状況
・危機管理型水位計対応通信デバイス、ファームウェアカスタマイズ等(33件)の受注(3Q計上)に加え、約10案件
 受注済み(4Q計上予定)、その他継続提案あり
・日本コムシスとの全国エリアへのローラー営業活動実施(約10拠点での勉強会実施、4Q以降も継続)

国交省防災事業、各地方自治体等に対する活動状況
・国交省防災事業(火山、砂防、地すべり監視等)における監視システム等の複数受注(3Q計上)
 その他、国交省防災事業、地方自治体等への継続提案多数あり
・2018年度補正予算成立(第一次:11月7日成立、第二次:2月7日成立)に対して、国交省、地方自治体、
 防災コンサルティング会社等への活動強化
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(参考)「北海道胆振東部地震」における防災システム設置状況
北海道胆振東部地震により厚真町において地滑りが多数発生するとともに地盤も緩んでいる状態であり二次災害防止に
向けて、危険個所を24時間監視する必要が生じたため、「緊急災害用監視カメラシステム」9セットを設置




      厚真町へ設置時の被災状況                 設定済みの状態でシステムをワンストップで提供するため、どのような場所でも簡単に設置可能




     ソーラー電源、モバイル回線を利用するため、電源、通信回線がない場所でも設置可能                                     遠隔での監視により二次災害を防止
 ※写真はエコモット社員が撮影

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セルラーLPWA(LTE-M)への対応
セルラーLPWA(LTE-M)対応のハンディ位置情報デバイス「HLP-200」、及びLPWA観光振興・災害支援サービス
「MOTENAZ CLOUD(モテナス クラウド)」による実証事業を開始と共に、北海道庁とのタイアップによりコンテンツ拡充
セルラーLPWA(LTE-M)対応の通信デバイス、サービスの提供
■ハンディ位置情報デバイス「HLP-200」                                  ■北海道庁とのタイアップによるコンテンツ拡充
                低コストで手軽に人やモノの動体管理を可能とする                   ・北海道へのインバウンド観光需要拡大に向け、北海道庁が運営するコンテンツ
                小型で軽量なハンディ位置情報デバイス                         から外国人観光客向けの情報を抜粋し、多言語化(14言語)して提供

                今期提供開始を予定し、2020年までに3万台の                   ◇「MOTENAZ CLOUD」と連携する北海道庁が運営するコンテンツ
                販売を目指す                                     「北海道庁広報Twitter※1」「北海道庁ブログ 超!!旬ほっかいどう※1」
                                                           「北海道庁インターネット放送局 Hokkai・Do・画※1」「北海道ミライノート※2」
                本端末に対応したLPWA観光振興・災害支援サービス                  「北海道防災情報※3」
                「MOTENAZ CLOUD」にて、実証事業を開始                 ※1:外国語での閲覧は不可 ※2:英語での閲覧が可能 ※3:5ヶ国語(英語、繁体字、簡体字、韓国語、ロシア語)での閲覧が可能



■LPWA観光振興・災害支援サービス「MOTENAZ CLOUD」
・「HLP-200」を活用し、平常時は外国人観光客に有益な各種情報を提供、
 災害時は位置情報も活用した防災情報の提供、安否確認が可能




  ※「MOTENAZ CLOUD」は実証事業で提供中      Copyright © 2019 Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                  23
「IoT×AI」での付加価値提供
従来製品より処理性能を2倍に高めたエッジAIカメラ「MRM-900-TX2」、及びAI活用に向けた大きな課題である「学習
モデル構築」を含めた「AIカメラPoCパッケージ」の提供により、「IoT×AI」ソリューションの普及拡大に努める
処理性能を高めたエッジAIカメラ、及び「PoCパッケージ」の提供開始
■エッジAIカメラのラインナップ拡充「MRM-900-TX2」                              ■エッジAIカメラと学習モデル構築を含めたPoCパッケージを提供
                                                               ・「MRM-900-TX2」の処理能力を最大限活かした学習モデル構築、カメラへの
・ 「NVIDIA Jetson TX2モジュール」搭載
                                                                学習モデルのインストール等をパッケージ化
  処理性能が約2倍向上しており、より複雑なニューラルネットワークの
  構築可能
・2種類の通信方式の提供
  PoE-LAN/WiFi、LTE(KDDI/NTTドコモ)から選択可能
・設置場所・用途にあわせたカメラハウジングの提供
  屋外タイプ(IP66 準拠)、屋内タイプ(IP3x 準拠)から選択可能




                                                              (参考)学習モデルの例




                                                                  交通量・スピード調査               斜面の地滑り検知   ハーネス着用検知

※ NVIDIA、Jetson TX1、Jetson TX2は、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標または登録商標です。
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「IoT×新技術」で目指す、将来の市場獲得~MaaS分野へのチャレンジ~
「CES2019」デンソーブースにおける「CaaS/MaaS基盤技術」出展に対し、エコモットの「LTE通信搭載ドライブレコーダー
映像のストリーミング配信技術」により協力、今後普及が見込まれるMaaS分野での市場獲得に向けて開発を強化
「CES2019」デンソーブースにおける「CaaS/MaaS基盤技術」出展への技術協力
■業界初※の「LTE通信搭載ドライブレコーダー映像のストリーミング ■「CES2019」での展示模様
 配信技術」※LTE通信搭載ドライブレコーダーでは業界初(当社調べ)
・LTE通信対応高性能カーテレマティクス端末「HDL-900」を搭載した複数の
 運行車両から任意に選択したカメラの映像を、LTE回線により遠隔地にて
 リアルタイムで把握可能な技術
◇「リアルタイムストリーミング技術」の主な特徴
 1.4G通信下での安定した映像送信
 2.HLSによるマルチデバイス対応(スマフォ、タブレット、PC等)
 3.AES、及びSSL/TLSでの暗号化によるセキュアなストリーミング配信



                 セキュアな
   HDL-900      リアルタイム
                ストリーミング
                  配信


                           複数車両の同時閲覧も可能




■今後の取り組み
 ・今後普及が見込まれるMaaS分野でのリアルタイムストリーミング技術の
  積極的な展開を推進
 ・関連技術開発を進めると共に、カーテレマティクスサービスで培ったノウハウを
  組み合わせ、MaaS分野での製品・サービス提供を目指す
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営業・開発体制強化に向けた人員採用強化
第3四半期は、今期純増計画19名に対し17名純増(進捗率89.5%)と順調に推移、2月1日時点で21名純増
(進捗率110.5%)と採用活動が困難な状況ながらも優秀な人員採用ができ、通期人員計画は達成の見込
(単位:人)
 ※臨時雇用者数含まず


                                                                         2/1時点
                                                                         今期人員計画(89名)

                                                                         第3四半期末実績




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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. KDDIとの資本業務提携について
4. 今期業績予想
5. Appendix
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         2019年1月15日
KDDI株式会社と資本提携を伴う業務提携契約を締結




 (左)KDDI株式会社ビジネスIoT推進本部ビジネスIoT企画部長                             原田圭悟氏
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  KDDIとの資本提携を伴う業務提携のトピックス
■本提携の目的
・KDDIとの関係強化による「法人向けIoTビジネスのスケール化」
■業務提携概要
・5G時代も見据えた「KDDI IoTクラウド Standard」の強化、及び
 KDDI IoTプラットフォームでのコンポーネント化
・新技術を活用した通信デバイスの共同開発
・新規IoTパッケージ商品の共同開発、及び拡販
・地方創生に向けた地域産業の高度化に関わる施策推進
・「両社の強みの融合」に向けたノウハウの相互流通、人材交流
■資本提携概要
・エコモットに対するKDDIの持株比率は21.07%
■今期業績予想への影響
・本提携を契機に各種施策展開するため今期での影響はなし
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エコモットの歩みとKDDIとの関係
エコモットの現在までの成長にはKDDIとの協力関係が不可欠であり、今後の更なる成長に向けてKDDIとの
協力関係強化のために資本提携を伴う業務提携契約を締結

創   ・創業事業である雪のIoT「ゆりもっと」開発時に技術協力を受ける
                                                                             スムーズな
業        融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」                                           スタートアップ
時
    ・パッケージサービス拡充、販売拡大に伴い、多くのKDDIモバイル回線を活用
         建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」
                                                                           パートナー企業との
         交通事故削減ソリューション「Pdrive」                                               マッチング

現   ・「KDDI IoTクラウドStandard」のベースシステムを提供                                      顧客の紹介
在              IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」
                                                                             共同提案

                                                                           株式公開への成長


今   ・資本提携を伴う業務提携契約の締結                                                      IoTリーディング
     協力関係を強化し「法人向けIoTビジネスのスケール化」を目指す                                        カンパニーへ
後
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「エコモットの強み」と「KDDIの強み」
IoT分野における、「KDDIのサイバー空間でのクラウドプラットフォーム・アプリケーション、及びネットワークの
強み」、「エコモットの現実世界での『つなぐ力』の強み」を融合させ、垂直統合的な強みが生み出される
               IoT利活用に必要な                                                                「KDDIの強み」
                  エコシステム
                                   「エコモットの強み」
                                                                                        「通信」「プラットフォーム」
    アプリ
    ケーション    STORE       ANALYSE                                                        「アプリケーション」が強み
サ             蓄積          分析                                                                 「特化した強み」を有した    一般的な
イ                                                                                                              IoT
バ                                                                                              パートナー企業の
             ネットワークを      クラウドに                  IoT                                           アプリケーション     プラットフォーム
ー                                             データコレクト
空   クラウド     経由して       蓄積された
間   サーバー    「クラウド」に     データを分析               プラットフォーム
             データを蓄積                                                                        クラウドプラットフォーム


     ネット                                                                                通信キャリアのネットワークサービス
     ワーク                                 自社サービスとして提供
                                                                                         高度で先進的な通信技術


                                                                                        新技術に対応した通信モジュール
     通信      COLLECT     ACTION            IoTに適した                                                            つなぐ
現
実
    デバイス
              収集          活用             自社開発通信デバイス                                                          サービスは
                                                                                                            有していない
世
界              センサーで     分析結果を                                                             パートナー企業との
             「モノ・コト」から   「モノ・人」に          豊富な実績に基づく                                      アライアンスによる開発、及び
              データを取得     フィードバック          センサー選定ノウハウ                                         ラインナップ
    センサー

                                        「つなぐ力」が強み

                                   「顧客基盤」「営業力」が強み                                         豊富な顧客基盤、営業力

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業務提携概要
業務提携による実施施策実現に向けた土台作りのため「両社の強み」を融合すべく人材交流等を実施
なお、IoT市場での早期市場獲得が必要であることから「土台作り」と「施策推進」は並行して実施

  ・業務提携による実施施策

  1.「KDDI IoTクラウド Standard」の強化、及び
    KDDI IoTプラットフォームでのコンポーネント化
  2.新技術を活用した通信デバイスの共同開発
    センサー端末ラインナップ強化
  3.新規IoTパッケージサービスの共同開発、及び拡販
  4.地方創生に向けた地域産業の高度化に関わる施策推進

 ・施策実現に向けた土台

5.「両社の強みの融合」に向けたノウハウの相互流通、人材交流
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「KDDI IoTクラウド Standard」を中心とした協業イメージ
「KDDI IoTクラウドStandard」の強化、5Gを見据えたKDDI IoTプラットフォームでのコンポーネント化など
のサービス・製品の拡充と併せ、営業体制強化により「法人向けIoTビジネスのスケール化の促進」を目指す




                                                                                             法人の
                                                                                             お客さま



                   LTE・LPWA                       更なる安定運用体制の構築
STEP1                                            機能拡張・アプリケーション開発
(直近)               通信デバイス
                    共同開発                      「KDDI IoTクラウドStandard」の強化



                                                                                     KDDI
                   5G・新技術      KDDI IoTプラットフォーム                                     各種サービス
STEP2
5G時代               5G等の新技術
に向けて                を活用した
                    通信デバイス    「KDDI IoTクラウドStandard」をKDDIの様々なサービスと融合
        センサーラインナップ   共同開発       (KDDI IoTプラットフォームの1コンポーネントとして機能)                             営業体制
            拡充
                                                                                              強化

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新規IoTパッケージサービスの共同開発イメージ
KDDIの多種多様なお客さまからの課題に対して、両社の強みを活かした共同開発によりエコモットのIoT
パッケージサービスのラインナップ拡充、及び共同販売による販売拡大を目指す

 現在のエコモットの業種業界に特化したパッケージサービス                                             新規パッケージサービスの共同販売
  雪のIoT      工事現場のIoT                   車のIoT                               業種A           業種B
融雪システム遠隔監視   建設情報化施工支援                交通事故削減                                〇〇〇          △△△
  ソリューション      ソリューション                 ソリューション                             ソリューション      ソリューション




                                                                           パッケージサービスのラインナップ拡充

 KDDIの多種多様なお客さまからの課題                                          両社の強みを活かした共同開発

                                                    エコモットの強み                          KDDIの強み

                                                                                       「通信技術」
                                                      「つなぐ力」                         「プラットフォーム」
                            ・・・                                                      「アプリケーション」

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地方創生に向けた地域産業の高度化への取り組み
KDDIの地域産業の高度化への取り組みにおいて、北海道の現地パートナーとして、北海道ならではの地
域課題に対して、IoTを活用した課題解決に向けて積極的に支援

      農業×IoT                                                          防災×IoT




                               観光×IoT




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KDDIとの業務提携による成長イメージ
「『KDDI IoTクラウド Standard』を中心とした協業」、「新規IoTパッケージ商品の共同開発・拡販」を
KDDIと取り組み、未攻略市場攻略により売上拡大を目指す
■「KDDI IoTクラウド Standard」を中心とした協業による成長
       STEP2
  KDDI IoTプラットフォームの   ・未攻略市場攻略による売上拡大
      コンポーネント化        ・KDDI IoTプラットフォームへのコンポーネント化による売上単価向上

                                                           STEP1                  ・既存ユーザーへのサービス充実
                                              既存サービスの充実
                                           (安定運用強化・機能拡張等)・新規ユーザーの売上拡大


■新規IoTパッケージ商品の共同開発・拡販による成長
             現在のエコモットのパッケージ商品
                                                                                共同拡販
    雪のIoT       工事現場のIoT                     車のIoT                         ・未攻略市場攻略による売上拡大
                                                                               による売上拡大
 融雪システム遠隔監視     建設情報化施工支援                  交通事故削減
   ソリューション        ソリューション                   ソリューション                                   共同開発・拡販
                                                                                業種A             業種B
                                                                                〇〇〇          △△△
                                                                               ソリューション      ソリューション

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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. KDDIとの資本業務提携について
4. 今期業績予想
5. Appendix
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通期業績予想
各ソリューションの売上高は堅調に推移しているが、下半期偏重のビジネスモデルのため売上高の進捗に不確実性が
伴うことから、現段階においては通期業績予想を据え置く
なお、今回の提携を契機に各種施策展開するため、KDDIとの資本業務提携による今期への業績予想への影響はなし
※「下期偏重の事業構造」については、「(参考)売上高・営業利益の季節的変動について」(9ページ)を参照                                       (単位:百万円)

                    2018年3月期                               2019年3月期                     前期比
                      通期実績                                   通期予想                      差額・比率

                                                                                        +298
     売上高                        1,625                                         1,924
                                                                                      (+18.4%)
                                                                                        +15
    営業利益                             117                                       133
                                                                                      (+13.1%)
    営業利益率                        7.3%                                         6.9%     △0.3pt
                                                                                        +4
    経常利益                             115                                       120
                                                                                      (+4.1%)
    経常利益率                        7.1%                                         6.3%     △0.9pt
                                                                                        +3
     純利益                                79                                      82
                                                                                      (+5.0%)
    純利益率                         4.9%                                         4.3%     △0.6pt
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1. 第3四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況、トピックス
3. KDDIとの資本業務提携について
4. 今期業績予想
5. Appendix
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インテグレーションによるソリューション
                 IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」により、センシングからデータの蓄積・分析、フィードバック
                 までワンストップで提供することで、顧客ニーズに合ったIoT導入を実現し、課題解決を支援
                                                                                                      ■売上高実績(4カ年)
               FASTIOアプリケーション                                        外部アプリケーション                       (単位:百万円)


             データ計測      遠隔操作   位置情報                                        人工       データ解析   グループ                          182
    アプリ      表示等      画像監視等   運行管理等                                       知能        表示等      ウェア等
    ケーション

サ                                                                          AI         BI
                                                                                                                       121
イ
バ                                                                      データ蓄積
ー                    データ蓄積
                                               APIで外部クラウドと連携
空                                                                            外部クラウド
間   クラウド               IoTデータコレクトプラットフォーム                                                                   49
                                                                                                                  45
    サーバー



                                                                            フィードバック
     ネット
                     利用形態合わせたモバイルネットワーク
     ワーク                                                                                              ■導入事例
                                                                                                      ・会議室の効率的運用
     通信                                                                                                会議室のドア開閉センサー、室内の人感
    デバイス                                                                                             センサーから取得したデータをクラウド上で連携
                                                                                                       した会議室予約システム上のステータスを突合
                 多様なニーズに対応する自社開発通信デバイス                                                                 することで、会議室の効率的運用を実現
現
実
世    センサー
界
                 接続実績のある豊富なセンサー類(約2,000種)
                                                               IoTに必要な全ての要素を
                             データ収集                          顧客ニーズに合わせてワンストップで提供
    あらゆる
    モノ・コト



                                       Copyright © 2019 Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                          40
「ゆりもっと」紹介(雪のIoT)
    創業事業として融雪システム遠隔制御代行サービス「ゆりもっと」を提供、北海道・北東北を中心に2,000台弱
    設置し、冬期間の大幅な省エネルギーを実現
■サービスイメージ                                                 ■設置実績                            ■売上高実績(4カ年)
                                                        (単位:台)                             (単位:百万円)

                                                                                  累計設置
                             監視センター                                               1,989台                            174
   AIによる画像解析                                                                                      168   171

                効率化                                                           (2018.3)                        157



                                                                                                 フロー




     データ蓄積                  画像データの解析                                                             ストック



               ボイラースイッチ
   画像データ収集
                  制御
                          センサーの誤検知による
                           ロードヒーティングの                      ■導入事例
                           3大ムダ運転を解消                          札幌市西区賃貸マンションへの導入
                                                               ・融雪面積:1,116㎡
                                                               ・設備状況:融雪ボイラー8台



                                                                 1シーズン平均効果額
                                                                   1,414,800円
                                                                         導入後8シーズンで
                          ロードヒーティング運用                                   平均56%の削減効果
                           コストの大幅削減


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「現場ロイド」紹介(土木工事のIoT)
     建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」を2010年以来、6,500件以上の工事現場に設置し、工事
     現場の安全性向上、業務効率化、品質向上に大きく貢献
■サービスイメージ                                               ■設置実績
                                                       (単位:現場)
                                                                                                   ■売上高実績(4カ年)
                                                                                              (単位:台)
                                                                                                   (単位:百万円)

                                                                                  累計
                                                                               6,796現場                                        621
                     ・各種データの集計、表示                                                  (2018.3)                            557


                     ・画像、動画データの蓄積                                                                         461
                                                                                                                 440
                     ・レポート機能によるデータ生成

    データ蓄積


                         工事現場に関わる
 各種データ収集                様々な情報を「見える化」                                                                            ※「防災ソリューション」の売上も含む

         データの見える化                                       ■サービス事例
                                                          ・クラウドロガー(遠隔クラウド計測システム) ・ミルモット(遠隔監視カメラシステム)
                                                          風速、雨量、水位など                             スマートフォン等で遠隔地
                                                          現場の様子を自動計測                             から現場状況を動画監視
                         約300種類のサービスラインナップ                データはクラウド保存され                           可能
                                                          どこからでも確認可能                             赤外線照射機能により
                                                          設定値に応じ警報装置と                            夜間撮影対応し、ソーラー
                          業務効率化の実現                        連動し、安全対策を強化                            バッテリーでの運用可能
                           安心安全の確立                       ・おんどロイド(コンクリート養生温度管理                    ・ Tbox(ワイヤレス警報検知システム)
                                                          システム)                                  赤外線センサー、衝撃検
(参考)NETIS(新技術情報提供システム)について                               厳寒期のコンクリート養生                            知センサーなど、現地の
                                                         温度管理等に採用                                警報システムをモバイル
 NETISとは、民間の有用な新技術を積極活用するための国土交通省のデータベース
                                                         現場事務所は1キロ以上                             ネットワークで遠隔地でも
 であり、総合評価落札方式にて、NETIS登録技術を提案した場合、加点対象となる                 離れているが、リアルタイム                           検知できるよう、防犯・
 現場ロイドでは6技術がNETIS登録されており、多くの公共事業にて導入されている                にモニタリングすることができ、                         安全対策を強化
                                                         品質向上を実現

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「防災ソリューション」紹介
       大雨や短時間に降る強い雨の頻度の増加、台風や豪雨による風水害・土砂災害発生リスクが高まっていること
       から、クラウドを活用した安価で早期に構築可能な「防災ソリューション」を提供
■サービスイメージ                                                        ■危機管理型水位計パッケージ(国土交通省観測基準対応)
                                                                  ・国土交通省が従来型の1/10以下のコスト(100万円/台以下)、長期間メンテナンスフリー
                  状況の見える化                                          等の自治体負担が軽減する観測基準に準拠した「危機管理型水位計パッケージ」
   データ蓄積         災害発生時に通知
                                                                    ◇システム構成図


             各種データ収集
              災害検知




                          役所・消防署
                                     火山防災監視
           屋外・自宅 等       災害対策本部 等    (監視カメラ)

                                              各種データ収集
                         火山土石流監視               災害検知
 各種データ収集                (ワイヤーセンサー)
  災害検知




                                                                        水位計・データロガー等収納ボックス              河川水位確認画面
                       防災警戒用警光灯
                        モーターサイレン
                                                                                  国土交通省管轄の河川で多数の水位観測実績を有する

                                                                 ■エコモットの防災ソリューション提供事例
                                            危機管理型水位計

           土砂災害の緊急対応
           (土砂移動監視)




                                                                          火山防災監視           火山土石流監視        土砂災害の緊急監視
                                                                          (監視カメラ)         (ワイヤーセンサー)      (土砂移動監視)
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「Pdrive」紹介(車のIoT)
     モバイル通信を搭載した高性能ドライブレコーダー「Pdrive」をわずか4年で15,000台以上提供
     導入により安全意識向上が事故の減少につながり、安心安全の実現へ貢献
■サービスイメージ                                                 ■設置実績                                  ■売上高実績(4カ年)
                       ・運行データ集計、動画データ生成                   (単位:台)
                                                                                       累計       (単位:百万円)

                       ・安全運転レポートの生成                                                  15,452台
                                                                                     (2018.3)                              647


                                                                                                                    515




     データ蓄積
                                                                                                                    フロー

              急挙動時のメール配信
               安全レポートの配信                                                                                       75

急挙動時動画・運行状況                                                                                                6        ストック
   データ収集                   交通事故の潜在要因の見える化

                                                          ■導入事例
          事業所                                                 札幌市 卸売業へ導入                        月次ランキングによる評価

                                                               ・導入台数:46台
                                                                          事故件数削減



                                                               7
                                  ハインリッヒの法則


                                                                        件            1件         ドライバーごとの特性を把握し、個別指導


                                                                   保険料事故対応諸経費の削減

                                                                      削減効果額
                             安心安全の実現
                                                                   1,710,000円/年
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