3987 M-エコモット 2021-04-14 15:30:00
2021年8月期 第2四半期_決算説明資料 [pdf]

                                                     あなたの「見える」をみんなの安心に




                                                          エコモットはIoTを通じて
撮影者 磯 真査彦氏                                           より安心な社会の実現に貢献します
撮影地 北海道鶴居村


                                                            証券コード:3987
 2021年8月期
 第2四半期決算説明資料                                                エコモット株式会社
               © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED
                                                             2021年4月14日
事業概要

当社は創業以来、IoTインテグレーション事業を専業としています

       IoTとは
 Internet of Thingsの略で「モノのインターネット化」と訳され
 「あらゆるモノ」をインターネットに接続、データ収集により
 「現状の見える化」を実現すること


 IoTで収集したデータをクラウド上に蓄積(ビッグデータ化)し
 統計解析、人工知能(AI)等の分析手法を活用して
 データを知識に変え、サイバー空間から現実世界にフィードバック
 することで効率化、高速化、安心・安全を提供し課題解決



 当社が提供してきたIoT                                             (出展)総務省「平成28年版 情報通信白書」




  「データを収集・分析し、現実世界にフィードバックするサービス」を提供し続け、
                 課題解決を実現
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IoT市場の成長力

• 国内IoT市場におけるユーザー支出額について、2020年の実績(見込値)は                           6兆3,125億円
• 2020年~2025年の年間平均成長率(CAGR)は10.1%
• 2025年にの同市場規模予測は、10兆1,902億円に(2020年比                           1.6倍)




                                                              2021年4月7日 - IDC Japan 株式会社 国内IoT市場 産業分野別予測
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エコモットのミッション


                 未来の常識を創る
    ~IoT x AI を活用し、社会の課題を解決するリーディングカンパニーを目指す~


              Think                                         Visual

                                                                     Feel




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事業紹介
創業以来、一貫してIoTインテグレーション専業プロバイダーとしてソリューションを提供

                提供スタイル・ソリューション分類                                    プラットフォーム・パッケージサービス

                                                                                IoTデータコレクト
                IoTプラットフォームをベースとしたSIによるソリューション                                   プラットフォーム

                      顧客ニーズに合わせて的確にIoT導入を支援                                     FASTIO

                                                                               融雪システム遠隔監視
                                      モニタリング ソリューション                             ソリューション

                                    遠隔でのカメラ監視によるソリューションを提供
                                                                                ゆりもっと
     IoT
インテグレーション事業
              パッケージサービスを中心とした      コンストラクション ソリューション                           建設情報化施工支援
                                                                                 ソリューション
                  ソリューション             工事現場の「安全管理」「生産性向上」
                                          「作業精度向上」等の
                                        総合情報化ソリューションを提供
                                                                                現場ロイド

                                                                                交通事故削減
                                            モビリティサービス                            ソリューション
                                      GPS技術を活用したソリューションを提供
                                                                                 Pdrive

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IoTプラットフォームをベースとしたSIによるソリューション
         IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」により、センシングからデータの蓄
         積・分析フィードバックまでワンストップで提供することで、お客様のDXを支援

      データ蓄積     ~「クラウド」で集めたデータを蓄積。ダッシュボード閲覧~                     データ解析         ~集めたデータをAIで解析し、現実世界へフィードバック~

  ク    アプリケーション
  ラ                                                                          FASTIO AI
  ウ    センサー   映像    位置情報
  ド
  環
  境                                                                 多種多彩な学習済みAIを活用し、最適なAIを選定。また、自社のデータサイ
                                                                    エンスティストによるオリジナルのアリゴリズムも研究開発。
       収集データの閲覧や設備の遠隔制御、位置情報の確認などのアプリケーション群




      データ収集        ~「センサー」でモノから情報を取得し、クラウド環境に送信。~                    【企業抱えている様々な課題に対してDX支援】

                                                                                         ・   人手不足が深刻だ。
       ゲートウェイデバイス                                                                        ・   生産性を上げるにはどうしたらよいか?
  現                                                                                      ・   新製品を開発したい。
  実    多様なニーズに対応する自社開発の産業用IoT通信デバイス                                                      ・   競合に差をつけられないようにするには?
  世
  界
              FASTIO LINK
       接続実績のある豊富なセンサーパートナープログラム「FASTIO LINK」
                                                                               課題                       解決
                                       © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                         6
「ゆりもっと」紹介(モニタリングソリューション)
     創業事業として融雪システム遠隔制御代行サービス「ゆりもっと」を提供
     北海道・北東北を中心に2,000台以上設置し、冬期間の大幅な省エネルギーを実現
■サービスイメージ                       監視センター
                                                       ■設置実績
                                                        2,500                                                                        2,441
                                                                                                                                 2,352
                                                                                                                                                    ■売上高実績(5か年)
    AIによる画像解析                                                                                                                2,182
                効率化                                                                                                      1,986
                                                          2,000               累計
                                                                            2,441台                                   1,789
                                                                            (2021.2)                             1,621
                                                                                                             1,436
                                                          1,500
                                                                                                         1,221                                                       フロー

      データ蓄積                                               1,000
                                                                                                     1,014
                                                                                                   827
                               画像データの解析                                                      640
                                                                                       478
                                                           500                   333
      画像データ収集     ボイラースイッチ制御                                               241
                                                                                                                                                                    ストック
                                                                      55
                                                                  4
                                                           0                                                                                 0
                                                        (単位:台)
                           センサーの誤検知によるロード                                                                                                        (単位:百万円)
                                                                                                                                                                  ※2020.10より
                          ヒーティングの3大ムダ運転を解消                                                                                                                         ストークの業績を連結


                                                          ■導入事例
                                                              札幌市西区賃貸マンションへの導入
                                                               ・融雪面積:1,116㎡
                                                               ・設備状況:融雪ボイラー8台




                                                                  1シーズン平均効果額
                                                                    1,414,800円
                           ロードヒーティング運用                                            導入後8シーズンで
                            コストの大幅削減                                             平均56%の削減効果


                                     © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                                                                                        7
「現場ロイド」紹介(コンストラクションソリューション)
     建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」を2009年以来、10,000件以上の
     工事現場に設置し、工事現場の安全性向上、業務効率化、品質向上に大きく貢献
■サービスイメージ
                           ・各種データの集計、表示                ■設置実績
                                                       12,000
                                                                                                                                    ■売上高実績(5か年)
                           ・画像、動画データの蓄積
                                                                                                                    10,941

     データ蓄積                                                                                                      9,961

                           ・レポート機能によるデータ生成              10,000
                                                                             累計                             9,198
                                                                          10,941現場                      8,099
                                                                           (2021.2)
                                                         8,000
                                                                                                    6,796

                                                         6,000                                  5,555

     各種データ収集    データの見える化                                                                    4,410

                                                         4,000                          3,528

                                                                                    2,533

                              工事現場に関わる                   2,000
                                                                                1,625

                             様々な情報を「見える化」
                                                                          789
                                                                 51 292
                                                         0                                                                   0
                                                    (単位:現場)                                                                      (単位:百万円)




                                                        ■サービス事例
                           約300種類のサービスラインナップ              ・クラウドロガー(遠隔クラウド計測システム)                                                  ・ミルモット(遠隔監視カメラシステム)

                                                          風速、雨量、水位など現場の様子を                                                        スマートフォン等で遠隔地から現場
                                                          自動計測データはクラウド保存され、                                                       状況を動画監視可能。赤外線照
                                                          どこからでも確認可能。設定値に応じ                                                       射機能により夜間撮影対応し、ソ
                                                                                                                                  ーラーバッテリーでの運用可能
                            業務効率化の実現                      警報装置と連動し安全対策を強化


                            安心安全の確立
                                                          ・おんどロイド(コンクリート養生温度管理システム) ・ Tbox(ワイヤレス警報検知システム)
(参考)NETIS(新技術情報提供システム)について                                厳寒期のコンクリート養生温度管理等                                                       赤外線センサー、衝撃検知センサ
                                                          に採用現場事務所は1キロ以上離れ                                                        ーなど、現地の警報システムをモバ
 NETISとは、民間の有用な新技術を積極活用するための国土交通省のデータベース                  ているが、リアルタイムにモニタリングする                                                    イルネットワークで遠隔地でも検知
 であり、総合評価落札方式にて、NETIS登録技術を提案した場合、加点対象となる                  ことができ、品質向上を実現                                                           できるよう、防犯・安全対策を強化

 現場ロイドでは7技術がNETIS登録されており、多くの公共事業にて導入されている

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「Pdrive」紹介(モビリティサービス)
     モバイル通信を搭載した高性能ドライブレコーダー「Pdrive」を26,000台提供
     導入により安全意識向上が事故の減少につながり、安心安全の実現へ貢献
■サービスイメージ
                    ・運行データ集計、動画データ生成               ■設置実績
                                                    32,000                                       31,693 31,194 30,082                   ■売上高実績(5か年)
      データ蓄積         ・安全運転レポートの生成                        28,000                                                          26,109
                                                                       累計
                                                        24,000       26,109台
                                                                     (2021.2)
                                                        20,000

                                                                                        15,452
                                                        16,000                                                                                                 フロー

              急挙動時のメール配信                                12,000                 10,509


              安全レポートの配信                                  8,000         6,222
                                                                                                                                                               ストック
                                                         4,000
                      交通事故の潜在要因の見える化                         84
                                                        0                                                                        0
                                                    (単位:台) 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2020.8 2021.2
                                                                                                                                     (単位:百万円)



                                                                                                                                                月次ランキングによる評価
急挙動時動画・運行状況                                         ■導入事例
   データ収集                                                   札幌市 卸売業へ導入
                                                            ・導入台数:46台



                                                            7
                                                                                                                                      ドライバーごとの特性を把握し、個別指導
                             ハインリッヒの法則                                              事故件数削減
                                                                           件
                                                                                                                  1件
                                                                    保険料事故対応諸経費の削減

                                                                      削減効果額
                           安心安全の実現                                 1,710,000円/年

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エコモットの強み
14年間顧客と向き合い、これまでに13,000件以上の案件に携わった実績が強みとなっている
        センシング技術                            システム構築力                                   サービス運用力
                                     アプリ・クラウド側のエンジニアと、                  豊富な実績が証明するサービス運用体制により
     センサーの豊富な接続実績                ハード・ファームウェアを同時に構築できる強み
  パートナープログラムを通じ、多数の接続実績のある                                                「当たり前に使えるIoTサービス」を提供
    センサーを用意し、多様なニーズに対応可能

                             ク                             PHP/JAVA
                             ラ
                             ウ                             Javascript
                             ド


                                      ファームウェアアップデート、セキュリティ、カスタマイズ、
                                      死活監視、電力監視、パケット量監視など
                                                                         融雪システム監視                   システム
                                                                                      カスタマーサポート   24時間保守
                                                                        (冬期間24時間)
     自社開発の通信デバイス                                         C,Python
 IoT専業だからこその多様な顧客ニーズに対応した、   製
                                                        組み込みソフト開発、
    多種多様な自社開発の通信デバイスを提供                                 回路設計等
                             品



                                         MCPC認定資格保有者

                                 IoTプロフェッショナル 1名
                                                                        自社エンジニアによる     フィールドでの     キッティング
                                 IoTエキスパート 18名                            カスタマイズ       設置ノウハウ      出荷作業
                                 IoTアドバイザー 13名
                                                         (2021年1月現在)


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アジェンダ
1. 第2四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況
3. Appendix
      © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED
2021年8月期第2四半期 決算トピックス

      コンストラクションソリューションでは当期計画が達成となったが、
    他のソリューションでは未達となり、売上高は対計画で2.2%のマイナス
 昨年同時期に突発した大口案件が今期はなく、前年同時期比で10.8ptのマイナス

 連結売上高計画は未達(対計画△2.2%)
  一方、人員強化や新サービスの浸透によりベースとなる定常的案件は堅調に推移

  営業利益計画を達成(対計画+23.1%)
    ■変則決算の影響について
     2020年8月期は、決算期変更により2019年4月1日から2020年8月31日までの17ヶ月間であったことから、
     2021年8月期と前年同四半期ではなく前年同月数値と比較分析をしております。
     前年同月数値は四半期決算のための会計処理を実施しておらず、
     また監査法人による四半期レビュー等を受けておりませんので、決算説明のための参考値であることをご了承ください。

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業績ハイライト
売上高が1,075百万円(対前期△10.8%)。当第2四半期は大口案件が少なかったこと、
それに加え、戦略的人員体制強化により販管費率も高まったことから、営業利益は43百万円
(対前年△73.3%)で着地                                                                                     (単位:百万円)

                               2019年9月~               2021年             前年同期間比                  対計画比
                                                                                   当初計画
                                2020年2月              8月期 2Q              (%)                    (%)
                                                                     △130                        △22
           売上高                          1,206               1,075                    1,098
                                                                   (△10.8%)                    (△2.1%)
                                                                     △56                         +1
        売上総利益                             537                  480                    479
                                                                   (△10.8%)                    (+0.3%)
       売上総利益率                          44.5%               44.7%          +0.2pt    43.7%       +1.0pt
                                                                        △121                      +8
         営業利益                             165                   43                        35
                                                                      (△73.4%)                 (+23.1%)
        営業利益率                            13.7               4.1%          △9.6pt     3.3%       +0.8pt
                                                                        △99                      △0
           純利益                            122                   22                        23
                                                                      (△81.7%)                 (△3.2%)
         純利益率                            10.1               2.1%          △8.1pt     2.1%        0.0pt
 ※前年同月数値は四半期決算のための会計処理を実施しておらず、また監査法人による四半期レビュー等を受けておりません
                                           © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                13
四半期業績推移



                                                                                                      (単位:百万円)




                                                                                               -404

                                                                                   棚卸資産評価損
※2020年8月期3Qより子会社の損益計算書を連結しており、2020年8月期2Q以前は単体の数値
※2020年8月期6Qは変則決算のため2ヶ月間の数値                   © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED   412百万円を含む                     14
ソリューション別売上高の増減要因
インテグレーションソリューション・モビリティサービスが前年同時期比横ばい、コンストラクションソリュ
ーション・モニタリングソリューションが減少に転じ1,075百万円で着地(対前期△130百万円)
                                                                                                               (単位:百万円)


             2019年9月          2021年
                                           前年同期比                        当初計画比
                ~              8月期                        当初計画                              ソリューションの概況
                                            (%)                          (%)
             2020年2月            2Q

インテグレーショ
                                            +7                          △6
                      90            98                        105
                                                                                 ・ほぼ計画通りの推移
    ン
 ソリューション                                  (+8.2%)                     (△6.5%)    ・AITELLやフリーザー対応UPSの引き合いが増加中


                                                                                 ・対計画で22百万円のプラスとなったものの、前年同期間中に大口案件
コンストラクション                                   △63                         +22
                    645           582                         559
                                                                                 が複数突発したが今期はなく、前年同期比較ではマイナス
 ソリューション                                  (△9.8%)                     (+4.1%)    ・人員強化の奏功や遠隔臨場関連サービスの伸長等によりベース案件は
                                                                                 堅調に推移

                                                                                 ・昨年9月に増税前の3G端末リプレイス大量受注となったため、前年同
 モニタリング                                    △77                          △30
                    264           187                         217
                                                                                 期比較でマイナス
 ソリューション                                 (△29.3%)                     (△14.1%)   ・LTE端末へのリプレイス案件を下期へ回したことに加え、ストークの大型案
                                                                                 件が納期遅延となり下期へずれ込んだことが大きく影響し、対計画で未達


                                            +2                          △8       ・3Gサービス終了を見据えた解約増加によるストック売上の減少を、新規
モビリティサービス           204           206     (+1.1%)             215     (△3.8%)
                                                                                 販売分でカバーしきれず対計画で△8百万円
                                                                                 ・WEBマーケティング強化により下期から売上拡大を見込む


                                           △130                         △22
     計           1,206         1,075     (△10.8%)          1,098      (△2.1%)
※前年同月数値は四半期決算のための会計処理を実施しておらず、また監査法人による四半期レビュー等を受けておりません
                                          © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                             15
営業利益増減分析(対業績予想)
モビリティサービスは計画未達、その他ソリューションはほぼ計画通りの売上総利益を獲得
リモート中心の営業スタイルとなり、旅費交通費等を中心として販管費の圧縮が進行し、
営業利益は対計画+8百万円で着地                                                                                       (単位:百万円)


                 インテグレーション           コンストラクション            モニタリング               モビリティ
 当初計画                                                                                      その他      2020年8月期
                  ソリューション             ソリューション             ソリューション              サービス
2Q営業利益           売上総利益差異             売上総利益差異             売上総利益差異             売上総利益差異
                                                                                         (販管費等)      2Q営業利益


                                        +1                   +0                            +12              +8
                     △0                                                          △6


                                                                                                      43
  35
                                    3Gサービス終了を見据えた3G
                                    端末の解約が増加
                                                                            概ね計画通りの人員強化を進めながら、
                                                                            リモート中心の営業スタイルとなり、旅費交通
                                                                            費等の販管費圧縮が進行




 ※前年同月数値は四半期決算のための会計処理を実施しておらず、また監査法人による四半期レビュー等を受けておりません
                                           © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                    16
営業利益の増減要因
大口案件の減少、3G端末解約等が影響し売上総利益が減少(△47百万円)
加えて、主に人員体制強化に伴う費用増の影響により
営業利益は43百万円で着地(対前年同時期比△120百万円)                                                                          (単位:百万円)


  前年同時期                               人件費・                                                           当2Q
                     粗利増減                               旅費交通費              広告宣伝費           その他
   営業利益                              求人関連費用                                                          営業利益


                                       人員体制強化に伴う費用増
                                       116人→132人(+16人)


                      △56                                                 コロナ禍への対応として
                                                                    出張の減少、WEBマーケティング強化などを実施
                                                                       それぞれコストの増減要因となった
                                                                                                     △120
    165                                 △65
                                                           +11                  △5
                  大口案件の減少、
                                                                                          △13
                 3G端末解約が影響
                                                                                                     43
                                                                                     人員増加や、リモートワーク
                                                                                      対応のためのコスト増
※前年同月数値は四半期決算のための会計処理を実施しておらず、また監査法人による四半期レビュー等を受けておりません
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貸借対照表
当第2四半期は大型の投資を実施しておらず、ほぼ計画通りとなった事業状況を背景に、
現金および預金、電子記録債権が増加し、有利子負債の返済が進行
                                                                               (単位:百万円)

                2020年8月期                           2021年8月期 2Q            増減
               (2020年8月31日)                          (2021年2月28日)

    流動資産                       1,596                           1,692             +96

   (現金及び預金)                       611                               701          +90

    固定資産                          363                               354           △8

     総資産                       1,960                           2,047             +87

    有利子負債                         613                               575         △38

    自己資本                       1,053                           1,083             +30

  自己資本比率(%)                  53.7%                             52.9%       △0.8pt
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キャッシュフロー計算書
税金等調整前四半期純利益の計上等により、現金および現金同等物の増加額は
90百万円となった
                                                                             (単位:百万円)


                 2020年8月期2Q                          2021年8月期2Q
                                                                        増減
                (2019年9月30日)                        (2021年2月28日)

   営業活動による
   キャッシュ・フロー                    △433                           154             587

 うち、たな卸資産の増加額                   △381                                9          390

   投資活動による
   キャッシュ・フロー                          16                           15           △1

   財務活動による
   キャッシュ・フロー                      △43                          △79            △35

  現金及び現金同等物の
     増減額                        △460                               90          550

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従業員数経年推移

  単位:人
 (役員、臨時雇用者数含まず)

  160                                                                                     2021年
                                                                                         8月期計画
                                                                                         150人

  120                                                                                               2021年2月
                                                                                                     28日時点




  80


                                                                                                  123         129

                                                                                    91
  40
                                                                           70
                                          48               54
                   37       44
         28
    0
        2013.3    2014.3   2015.3      2016.3            2017.3           2018.3   2019.3         2020.8      2021.8
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アジェンダ
1. 第2四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況
3. Appendix
      © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED
事業運営の進捗状況、トピックス(サマリー)
2021年1月の中期経営ビジョンで掲げたプランは、それぞれ順調に進捗しており、事業計画達
成に向けて3Q以降も継続して推進を強化

                          ⚫ アライアンス先との連携により24時間365日対応のIoT監視センターが6月に開設予定
                           ◇ 現場ロイドでのアップセル
        監視サービス事業の確立と
                            ・ミルモット等の既存顧客に対して有人監視サービスを提供。IoT監視センター開設準備の最終段階へ突入
        半自動オペレーション構築

 中
                           ◇ 現行サービスの付加価値としての有人監視をOEM提案
                            ・カメラメーカーや販売店に対し、有人監視サービスのみをOEMで提供できるスキームを構築中


 期        安全性に優れたIoT
         蓄電池を新市場へ展開
                          ⚫ 新型独立電源の出荷開始。フリーザー対応UPSの開発も完了
                            ・これまでの独立電源提供実績と監視ノウハウを生かし、より広いマーケットへ電源装置を展開

 経
 営      新型コロナウィルス対策を
         背景に新事業を促進
                          ⚫ AI×IoTのソリューション企画力と開発力で社会に貢献

 ビ
                            ・全国の代理店から引き合いと設置実績が増加中




 ジ      KDDI社との資本業務提携     ⚫ 産業用ボイラのトップメーカーへクラウド型エネルギー管理システムを提供
                             ・メンテナンスサービス付加価値としてのクラウド型エネルギー管理システム導入を支援

 ョ
         におけるシナジーについて        ・製品・サービスの開発と、販売チャネル開発等による既存ソリューションの市場シェア拡大に向けて連携を継続中



 ン
                          ⚫ 測量系IoTサービスとGリポートが好調
       コンストラクションソリューション    ◇ DANA CLOUD および3D地中変位計測システムの導入実績が急増
                            ・地表変位の高精度なクラウド型自動計測が求められる現場で当社の測量系IoTが採用されるケースが増え、出荷好調
          における機会増大         ◇ Gリポート上方修正後の計画進捗率が4割超となる
                            ・全国でウェアラブルカメラニーズが高まり、当社Gリポートは品質と価格で高評価を得て、導入現場が増加している
                            © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                      22
     事業運営の進捗状況

     監視事業の確立と半自動オペレーション構築                                                                      安全性に優れたIoT蓄電池を新市場へ展開
    IoT監視センターは、6月からの稼働開始に向け最終調整段階に突入。現場ロ                                                      建設現場で延べ1,000件の実績を誇る独立電源に安
    イド導入顧客へのアップセル提案と、それに並行しカメラメーカーやカメラ販売店に                                                    全性と耐環境性能に優れた日本製リチウムイオン電池
    対する有人監視OEM提案、BtoC領域も視野に入れたニーズ調査を継続的に                                                      採用モデルを新ラインナップとして出荷開始。さらに、新型コロナワクチンの保管用フ
    行い、市場シェアの獲得を図る。                                                                           リーザーに対応した無停電電源装置も提供開始。3Q以降の売上貢献を見込む。
                    IoT監視センター:2021年6月開設予定                                   IoT監視センター
                                                                                                           新型独立電源システム:2Qから現場導入を開始
                 データ蓄積                      見える化




                     映                                                                                                日本製リチウムイオン電池
                     像            ミルモットHD                                                                             ・高い安全性
                     デ                                                                                                ・急速充電性能
                     ー                                                                                                ・-30度の環境でも稼働する低温性能   発電量と電圧値を常時モニタリング
                     タ
                                                     24時間の遠隔監視により交通事故の
                                                     発生をウォッチ。事故を確認次第エンド    交通事故等の異常
                                                                           を確認しだいエンド
                                                                                                       新型独立電源システム
                                                     ユーザーへ連絡。これによりエンドユー
                                                     ザーは現地確認・復旧の早期対応が      ユーザーへ情報提供
                                                     可能となり、交通渋滞発生の最小限
                                                     化に貢献



                                                        現場復旧              早期対応
                                                                                                                      出力電流を50Aとし保
                                                                          エンドユーザー                                     管用フリーザーの突入
                                                                                                                      電流に対応




そ
の   建物設備分野     エネルギー分野    商業・オフィス分野    コンシューマー分野
他   ・空調設備・ボイラ ・発電所・プラント   ・冷凍・冷蔵ショーケース ・ホームセキュリティ
有   ・監視カメラ・UPS ・定置用蓄電池    ・コインパーキング    ・ウェアラブルデバイス
望   ・AED・建物
                                                                                               フリーザー対応型無停電電源装置(UPS)     クラウドを使用した監視機能や温度センサーをオプション搭載することで、遠
な
市
              生活インフラ分野    農業・畜産分野      モビリティ分野                                                                          隔でUPSの電池残量やフリーザー内部の温度を確認することが可能に
              ・マンホールポンプ   ・農業機械・家畜     ・物流トラック・物流パレット
場
                                                                            © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                               23
 事業運営の進捗状況

新型コロナウィルス対策を背景に新事業を促進                                                    KDDI社との資本業務提携におけるシナジー
市場に先駆け、2020年2月より新型コロナウィルス対策ソリューションをリリース。                                 KDDIとのIoT分野における連携により、IoTパッケージ
当面続くとみられるコロナ禍において、当社の強みであるAI x IoTのソリューション                               製品の共同開発、KDDI ICSのカスタマイズ、大規模
企画力・開発力を生かし、社会に貢献するソリューションを全国で展開している。                                    IoTインテグレーション事業の共同受注を実現している。

         アイテル:全国からの引き合いと設置実績が増加                                                KDDI連携:IoTインテグレーションの共同開発、共同受注
                                                                            専用デバイスの開発→ファームウェア→アプリケーションまでを一気通貫。KDDIの通信技術とクラウド構築基盤にエコモットのIoT技術
                                                                            を組み合わせ、大規模IoT案件を共同で受注 事例紹介:https://ssl4.eir-parts.net/doc/3987/tdnet/1922041/00.pdf




                                                                                                                                             Coming        Coming
                                        新型コロナウイルス対策の一つとして導入が加速。                                                                               Soon          Soon
                                        現在地からの距離により、空いてるお店を探す機
                                        能も搭載

                                                                                     KDDI IoTクラウドStandard さまざまなパッケージ                    3Q、4Qリリースに向けて調整中
                                                                                 新しいIoTパッケージ共同開発製品は期中リリースに向け調整段階に突入

                                                                                                                                               管理しやすい画面、サマリービュー
                                        表面温度の見える化「サーモロイドPro」のほか、二                                                                              や地図表示、演算機能、図面を
                                        酸化炭素の見える化「アイテル Fresh Air」や乾                                                                            取り込み値をプロットする機能など
                                        燥状態の見える化「アイテル Moist Air」を複合的                                                                           顧客要望に応じるカスタマイズ
           混雑状況の見える化「アイテル」              に利用することで、更なる機会創出に貢献
                                                                                                                           KDDI IoTクラウドStandardのカスタマイズ


                                                                                                                    工場で稼働する機械設備の劣化状態
                                                                                                                    診断やメンテナンスアクションの管理に活
                                                                                                                    用できる予兆保全IoTについても共同
                                                                                                                    営業を継続中

                                                                        KDDI IoTクラウドStandard サーマルカメラパッケージ
CO2値から喚気状況の見える化       ウィルス飛散を抑える乾燥状態の見える化       体の表面温度スクリーニング              人物の体表面温度を約0.3秒で計測。マスク着用の有無
   「アイテル Fresh Air」        「アイテル Moist Air」       「サーモロイドPro」              を判断し、未着用の場合に着用を音声で促す機能も搭載

                                                       © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                                                          24
事業運営の進捗状況

                                コンストラクションソリューションにおける機会増大
防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策において、激甚化する災害への対策、予防保全に向けた老朽化対策、デジタル化の
推進にかかる対策の三つが掲げられた。インフラの老朽化が進行する状況下で IoTソリューションはさらに注目を浴びており、当社では、測量
系IoTの提案強化やBIM/CIMの原則適用に向けたサービス提供を開始。また 遠隔臨場の性能向上も図り、競合優位性の高いIoTソリューションの提供を行っている。

   測量系IoT:計画を大きく上回る設置実績となり、3Q以降も増加見込                                                      Gリポート:上方修正後の計画進捗率は4割超
                                                                                     福井コンピュータの「CIMPHONY Plus」では、ウェブブラウザのみでBIM/CIMモデルを可視化するとともに、点群データの
                                                                                     共有や位置情報を伴う写真の管理など、各種データの一元管理が可能。エコモットの「Gリポート」は、滑らかかつ高画
                                                                                     質・低遅延なリアルタイム映像をクラウド上に録画、ウェブブラウザ上で閲覧可能にするサービスで、建設現場とリモート環
                                                                                     境との双方向通話も可能としている。これら両社のシステムの長所を活かし、「CIMPHONY Plus」に対して、「Gリポー
                                                                                     ト」のリアルタイム高画質映像・双方向通話機能を提供することで、クラウドとウェブブラウザで完結したBIM/CIMおよび遠
                                                                                     隔臨場を同時に提供することを可能とした
                                                                                                           CIMPHONY Plus × Gリポート




              DANA Cloud 沈下計測
GNSSスタティック測位法により3次元で高精度な計測を実現。地すべりや火山活動の監視
などの防災用途、鉱山の残壁などの地盤変位の監視や、堤防・護岸、ダム堤体、送電線鉄
塔、橋梁、構造物、のり面、鉄道路盤等の変状監視や管理など、様々な場所での施工管
理段階から維持管理まで幅広く対応が可能

                                                       3D地中変位計測
                                             地すべり、護岸、橋梁、トンネル、鉄道、液状化対策、ダムなど
                                             様々なシーンで、高精度遠隔モニタリングが可能。2D・3Dグラ
                                             フを表示可能。クラウド上に警戒値を最大2つまで設定すること
                                             ができる他、取得データのCSV形式ダウンロードも可能


                                                    © Ecomott, Inc. ALL RIGHTS RESERVED                                                                 25
アジェンダ
1. 第2四半期決算概要
2. 事業運営の進捗状況
3. Appendix
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会社概要


             社                 名        エコモット株式会社
             代        表        者        代表取締役 入澤 拓也
             設                 立        2007年2月(決算期:8月)
             資        本        金        6億1,487万(2021年2月末現在)
             本                 社        北海道札幌市中央区北1条東2丁目5-2
             所        在        地        札幌泉第一ビル1F
             営        業        所        札幌・東京・青森・仙台・北信越
                                        東海・関西・中四国・九州
             従        業        員        129名 (2021年2月現在)
             事 業 概 要                    IoTインテグレーション事業

             2017年6月21日 札幌証券取引所アンビシャス上場
             2018年6月22日 東京証券取引所マザーズ上場
             2019年1月15日 KDDI株式会社と資本業務提携
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