3986 M-ビーブレイク 2021-08-17 08:50:00
2021年6月期 決算説明資料 [pdf]

    2021年6月期 決算説明会
                              株式会社ビーブレイクシステムズ
                                (東証マザーズ:3986)
                                  2021年8月17日




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目次

                   1             2021年6月期 決算概要

                   2             2022年6月期 業績予想

                   3             成長戦略

                   4             参考資料(会社及び事業の概要)


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1 2021年6月期 決算概要




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    2021年6月期 決算概要
                            2020/6期           2021/6期                         2021/6期
    単位:百万円                                                      前期比                       計画比
                              実績                実績                             計画※
    売上高                           1,157              1,166     +10   +0.8%        1,146    +1.8%
    営業利益                             139                120    ▲18   ▲13.1%          90   +33.9%
    経常利益                             139                121    ▲18   ▲13.0%          90   +34.0%
    当期純利益                            104                  92   ▲13   ▲12.2%          68   +34.6%
                                                                              ※2021年2月12日公表分

•    パッケージ事業においては、前期の第4四半期以降、新型コロナウイルス感染拡大の影
     響を受け、一部の新規提案先に発注の延期や結論の先延ばし等が見られ、その影響から
     新規受注が減少し、売上減となりました。
•    システムインテグレーション事業においては、単価・稼働率とも安定的に推移したほか、
     前期より本格稼働したフリーランス専用の案件紹介サイト“Humalance”の貢献もあり、
     売上・利益とも増加しました。
•    上記のほか、期末にかけて、パッケージの新規受注及び既存ユーザーからの追加開発に
     関する受注が2月に公表した計画を上回ったこと、及び、システムインテグレーション
     事業においてスポット的に関連商材の販売に関する手数料収入(756万円)が発生した
     ことなどから、7月12日に公表済計画を上方修正いたしました。

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 セグメント別売上
                                       単位:百万円               2020/6期    2021/6期
                                                                                  増減額
                                                              実績         実績
 売上高                                                           1,157      1,166    +10
    パッケージ事業                                                     726        692     ▲34
    システムインテグレーション事業                                             431        474     +43


                                                               パッケージ事業の売上が減少する一
  2020/6期                               2021/6期                方、Humalanceの貢献もあり、シス
SI事業       パッケージ事業                  SI事業          パッケージ事業      テムインテグレーション事業の売上
 37%          63%                    41%             59%       が増加したことから両事業の構成比
                                                               率の差は縮小しました。

                                                               なお、パッケージ事業における利益
                                                               率の高いストック型売上については、
                                                               3期前に比べて42.9%増加しています。

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  セグメント別利益
                                      単位:百万円                 2020/6期   2021/6期
                                                                                 増減額
                                                               実績        実績
  セグメント利益                                                        430       411    ▲18
       パッケージ事業                                                   326       289    ▲37
       システムインテグレーション事業                                           104       123    +19

                                                                パッケージ事業は、売上減少を見越
    2020/6期                               2021/6期               して技術者を研究開発タスクに多く
                                                   パッケージ事業
SI事業
 24%
             パッケージ事業
                76%
                                     SI事業
                                      30%             70%       アサインしたことにより利益率が低
                                                                下しました。

                                                                システムインテグレーション事業は、
                                                                利益率は大きく変わらないものの売
                                                                上高増加に伴い増益となりました。
                                                                関連商材の手数料収入も増益に寄与
                                                                しております。
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経常利益の増減要因
 • パッケージ事業の売上減に伴い発生した余剰工数を、研究開発タスク
   に多く投入したことにより販管費が増加しました。
                                                           単位:百万円




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新型コロナウイルスへの対応
• 国内での感染拡大が報じられるようになった2020年2月以降、
  弊社内において以下のように対策を進めてまいりました。
   2020年        不要不急の外出自粛要請
    2月          病欠時の、37.5度以上の発熱及び咳の有無の報告義務化
                全社イベントの中止、土日振替出勤の推奨
     3月         コアタイム短縮による時差出勤の推奨
                在宅勤務の推奨、対面会議の原則禁止
                全社ミーティングの中止(後にオンライン化)、社内サークル活動の禁止
     4月         「緊急事態宣言」を受け、全社的な在宅勤務に移行
     現在         緊急事態宣言の初回解除後も、上記対策及び全社的な在宅勤務を継続中
                在宅勤務率=80%(2021年6月実績)

• これまで当社役職員に感染者は出ておらず、また、在宅での業務遂行に必要
  な機器及びネットワークは正常に稼働していることから、当社の基本的な業
  務の遂行に支障は発生しておりません。
• 明確に終息したと判断できる状況になるまでは対策を継続し、感染拡大防止
  に取り組んでまいります。

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トピックス:開発①
クラウドERPの機能拡張(アプリケーション部分)
メインターゲットである主要5業種※向けの機能拡張を継続して
行っております。     ※主要5業種=システム、派遣、広告、インターネット、コンサル



2021年6月期の主な開発実績:
1.SAML認証の対象となる他社サービスの追加
2.ファイル取込機能の拡張(費目、仕訳、銀行支店、入金、勤務予定)
3.レポート機能の拡張(プロジェクト管理、アサイン管理他)
4.他社会計ソフトとの連携追加
5.モバイル版の機能強化
6.その他既存機能のパワーアップ




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  トピックス:開発②
 MA-EYESの新バージョンの販売開始
開発を進めてきた「次世代MA-EYES」の中核アプリケーションを今期上期
に完成し、下期に販売を開始する計画となっております。
新バージョンは次世代の基盤技術を用いている為、以下の特長を有します。
    1.プログラム実装効率の向上
    2.テストの一部自動化
    3.開発プロセスの効率化

  <短期メリット>                                                 <長期メリット>
  案件毎の導入コストを抑えられ                                           長期利用可能な基盤技術を用いて
  利益率がアップ                                                  おり大規模開発が当面不要に
  顧客への導入のリスクが減り                                            新業種参入のための開発コストが
  赤字プロジェクト発生頻度が減少                                          減り対象業種追加が容易に

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トピックス:販売①
販売強化施策
✓ 独立行政法人中小企業基盤整備機構が推進する「サービス等生産性向上IT
  導入支援事業費補助金(通称「IT導入補助金2021」)において支援事業者
  として認定され、当社のクラウドERP「MA-EYES」等が、IT導入補助金対象
  ITツールに認定されました。




業種アプローチ
新たな業種として「電子デバイス販売製造業」
の企業様にMA-EYES導入が決定いたしました。


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トピックス:販売②
地域アプローチ

直近約1年で 新潟・石川・愛知などから受注
しており、受注エリアが日本全国に拡大してお
ります。




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トピックス:販売③
職業紹介サービス                                                    の提供開始

✓ 2018年よりサービス提供開始したフリーランス向け案件紹介サイト
  “Humalance” において、企業とフリーランスとのマッチングを行う中
  で、求職者と求人企業のさまざまなニーズに対応すべく、サービス提
  供を開始しました。
✓ 主な特徴
   ① 「IT・Web系の求人に強い」
   ② 「安心の上場会社が運営」
   ③ 「完全成果報酬型」




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2 2022年6月期 業績予想




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2022年6月期業績予想
       単位:百万円                    2021/6期              2022/6期
                                                                   増減額    増減率
                                   実績                   予想
      売上高                                1,166             1,205    +39   +3.3%
      営業利益                                  120             124     +4    +2.9%
      経常利益                                  121             124     +3    +2.9%
      当期純利益                                  92              93     +1    +1.6%

• 新型コロナが終息に向かうことで、パッケージ事業の販売環境も好転す
  るものと見込んでおります。現時点で受注は順調に推移しております。
• システムインテグレーション事業においては、パッケージ事業の増収に
  伴い、本事業から一部エンジニアをシフトさせることから減収になると
  見込んでおります。
• また、当期についても引き続き次世代パッケージ開発のために相応の工
  数を投入する必要があることから、販管費が増加し、小幅な増益に留ま
  るものと見込んでおります(工数については後述)。
• 2021/6期のスポット的な関連商材の手数料収入(756万円)がなかったもの
  としますと、当期の営業利益は、10%程度の増加見込となります。
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セグメント別売上予想

                                    単位:百万円                 2021/6期    2022/6期
                                                                                 増減率
                                                             実績         予想
売上高                                                           1,166      1,205    +39
   パッケージ事業                                                     692        794     +102
   システムインテグレーション事業                                             474        411     ▲63


    2021/6期                               2022/6期              ●パッケージ事業
                                    SI事業            パッケージ事業    コロナ禍の悪影響が大幅に減り、前期
SI事業         パッケージ事業
 41%            59%                  34%               66%     比増収となると見込んでいます。
                                                               ここ数年に渡り連続して増加している、
                                                               利益率の高いストック型売上も引続き
                                                               増加する見込みです。
                                                               ●システムインテグレーション事業
                                                               開発リソースの一部をパッケージ事業
                                                               にシフトすることから減収を見込んで
                                                               います。

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研究開発工数の推移及び見通し
• ここ数年研究開発に対し、次世代パッケージ開発のために大きな工数を投
  入してまいりましたが、2022/6期で大規模な体制での開発には一区切りを
  つけ、以後工数は減少する見通しです。
• 2023/6期以降は、減少した工数を顧客向けプロジェクトに投入できること
  から、社員数にかかわらず売上・利益を増加させられるものと考えており
  ます。
                                        予想工数 (人月)
                                          220

                            189                                         顧客案件プロジェクト
                                                                         (売上が立つ)
               126


                                                                        研究開発プロジェクト
                                                                        (売上が立たない)

            2020/6期       2021/6期      2022/6期      2023/6期   2024/6期


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配当
• 当社は財務の健全性、競争力強化に向けた投資機会等を踏まえた
  内部留保の重要性に留意しつつ、業績に応じた配当を実施するこ
  とを方針とし、基本的に配当性向10%~15%を目標としておりま
  す。
• 2021年6月期の配当は、直近の業績推移や内部留保の状況等を総合
  的に勘案し、2020年6月期と同額の1株当たり12円といたします。
• 2022年6月期につきましては、予想利益の水準が2021年6月期と同
  程度のため、配当予想を2021年6月期と同額の1株当たり12円とい
  たします。
                                 2018/6期           2019/6期         2020/6期   2021/6期   2022/6期
                                                                                       (予想)
   1株当たり配当                            12.0円                12.0円     12.0円     12.0円     12.0円
   配当性向                               15.1%                16.5%     17.7%     20.2%     19.8%



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3 成長戦略




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市場動向①
DX(デジタルトランスフォーメーション)
• スウェーデンのウメオ大学、エリック・ストルターマン教授が
  2004年に提唱。日本政府においても経済産業省や総務省が中心
  になり、DXを積極的に推進。

• 経済産業省によるDXの定義:
  企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル
  技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、
  ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、
  プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立す
  ること
                                                             企業のDX≒当社事業
• ビーブレイクシステムズの対応:
  企業の業務効率化による競争優位性確立 → パッケージ事業
  ITによる企業の業務変革のサポート → システムインテグレーション事業
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市場動向②
国内ERPライセンス売上高
 コロナ禍の影響で2021年は一時的にマイナスに転じるも、基幹システムの
 見直し需要は底堅く、さらに、ウィズコロナ時代のニューノーマルに対応
 するために「DX」を推進し、それに伴うERPのリプレイスを行う企業も多
 いと見込まれ、リーマン・ショック後のような大幅な市場の落ち込みは起
 こらないと予想されます。
       単位:億円
          1,300

          1,200

          1,100

          1,000

            900

            800

            700

            600

            500
                    2015年       2016年      2017年       2018年   2019年   2020年 2021年 2022年
                                                                       (予測) (予測) (予測)
               出展:株式会社矢野経済研究所「ERP市場動向に関する調査を実施(2020年)」(2020/9/7)
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   市場動向③
   国内クラウドサービス市場
   オンプレミスからの移行に加え、クラウド利用を前提としたシステ
   ム開発が盛んに進められ、高い成長率を維持すると予想されます。


単位:億円                                  国内クラウド市場 実績と予測
  70,000
               パブリッククラウド(SaaS/FaaS/IaaS/PaaS)
  60,000
               プライベートクラウド(コミュニティ/デディケイテッド/オンプレミス)
  50,000

  40,000

  30,000

  20,000

  10,000

       0
              2019年度           2020年度          2021年度         2022年度   2023年度   2024年度   2025年度
                  出展:株式会社MM総研「国内クラウドサービス需要動向調査」(2021年7月15日発表)

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成長戦略①
事業ポートフォリオ
                                                           売上高 (イメージ)




                 パッケージ事業




              システムインテグレーション事業                                          安定事業

   2018/6期        2019/6期        2020/6期         2021/6期   2022/6期   2023/6期   2024/6期   2025/6期

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     成長戦略②
     パッケージ事業のアクション
                                                                                         未参入
                                                      サービス業5業種以外向けの拡販に
  サービス業以外                                              メドがついた後、長期的に参入
  全業種                                                    【対象:約14,700社】

                                                      5業種以外の業種向け機能開発着手                   本格参入前
                                                       ※MA-EYESの構造上、業種追加は比較的容易           有望市場
  サービス業
  5業種以外                                                     見込み客名簿の拡充など
                                                           マーケティング活動の強化
                                                             【対象:約41,600社】

                                            需要を捉えた機能の追加・拡張                               現在の
 サービス業                                        営業要員の拡充・教育
 主要5業種                                          全国での拡販                                   主戦場
 (システム, 派遣, 広告,
  インターネット, コンサル)                              【対象:約8,600社】

                              小企業                      中企業・中堅企業              大企業
                              (30~99人)                     (100~999人)        (1000人以上)
                                                                   出展:「平成28年経済センサス‐活動調査」(総務省統計局)
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成長戦略③
クラウドERPの対象業種の拡大
市場セグメント                    企業数(100名以上)                 拡大倍率
国内5業種                             3,204                       1倍
国内サービス業                          44,834                  約14倍
国内全業種
出展:「平成28年経済センサス‐活動調査」(総務省統計局)
                                 59,537                  約19倍
                                                                   全   業   種

                                         サービス業

      5業種
 システム・派遣・広告
  インターネット・コンサル




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成長戦略④
関連商材によるビジネス拡大


                                        RPA
                                       【基幹業務システム】
                      ID                     クラウドERP                 請
                      管                                              求
                      理                                              書
                                                           グループウェア
                                    財務会計


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成長戦略⑤
営業組織・マーケティング体制の強化
1 パッケージ販売ルートの新設・強化
  1.新型コロナ影響下でも顧客にアプローチできる体制の確立
           ・Zoom等を用いた個別商談やライブセミナーの実施
           ・当社HPにチャットボット設置
   2.従来型施策の強化・効率化
           ・執筆、広告、SEO、DM、商品HPの拡充など
   3.他社ソフトウェアとの連携強化
           ・RPAツール「WinActor」
           ・「BtoBプラットフォーム 請求書」「トラスト・ログインbyGMO」
            「desknet‘s NEO」「V-ONEクラウド」「Live On」など取扱い商材を拡大
           ・共催セミナーの開催


2 システムインテグレーション事業の強化
           Humalanceによる開発リソースの拡充
           職業紹介事業の定着、収益化


3 組織・体制の強化
           営業要員の継続的な増員および教育
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具体的アクションおよび進捗

1
          MA-EYES[一括版]の拡販                                  全国拡販は順調
                 全国への拡販、1件当たり受注規模・単価の拡大                    中規模案件を中心に
                 →機能拡張、営業組織・マーケティング活動強化                    順調に受注

          MA-EYES[SaaS版]の拡販                                サポート拡充・

2                ノンカスタマイズ版を重点的に拡販
                 →導入サポートサービスの拡充、導入体制強化、
                  営業活動拡大
                                                           体制強化実施
                                                           コロナ禍でも
                                                           順調に受注

          システムインテグレーション事業の売上・利益アップ
3                パッケージ事業とのシナジー追及、高単価案件を受注
                 Humalanceによる外部リソースの活用推進
                                                           Humalance経由を
                                                           中心に新規受注増加


          中期的な投資
4
                                                           進捗は順調
                 次世代MA-EYESの開発に集中的にリソースを投入し、               当期下期に販売開始
                 早期に次世代版への移行を図る                            予定



5        その他
                 大規模失敗案件の防止
                                                           PMO機能の改善
                                                           大規模失敗案件なし


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4                                             参考資料
                    (会社及び事業の概要)




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会社概要
                                                           (2021年6月末時点)

会社名                     株式会社ビーブレイクシステムズ
設立                      2002年7月
資本金                     2億3263万円
代表者                     代表取締役社長                   白岩 次郎
事業内容                    ①パッケージ事業
                         サービス業向けクラウドERP「MA-EYES」等の製造・販売
                        ②システムインテグレーション事業
                         システムの受託開発およびIT技術者派遣
本店所在地                   東京都品川区西五反田2-19-3 五反田第一生命ビル
拠点                      関西支社(大阪市)、名古屋営業所(名古屋市)
従業員数                    124名
社名の由来                   情報システムを構築する際の障害(“B”arrier)や境界(“B”order)を
                        破壊(Break)することを実現したいとの思いから
企業理念                    一、世界が認めるシステム及びサービスを世に広める活動を通じて、
                          社会の発展に貢献する
                        一、従業員は常に一流を目指す

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事業概要
1   パッケージ事業
    ・クラウドERP                                          の開発および販売
               【一括導入版】                                          【SaaS版】
    指定の環境にインストールして利用                                       必要な機能のみを月額料金制で利用
    “開発規模”によって価格を決定                                        “利用者数”に応じて料金が変動

    初期導入費用・・・1000~3000万円*                                  初期導入費用・・・0~500万円*
    保守費用・・・・・初期費用に連動                                       月額利用料・・・・利用者数に連動
    追加開発費用・・・開発規模に依存                                       追加変更費用・・・作業量に依存
                                                              *金額は目安であり、この範囲外のものもあります
          フロー型売上 =初期導入費用
          ストック型売上=保守費用、月額利用料、追加開発費用

2   システムインテグレーション事業
    ・顧客現場への常駐によるシステム開発支援
    ・常駐する技術者のスキル・経験年数等により月額単価が決定
    ・契約は1ヶ月単位で、稼働時間によって請求額が変動
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「ERP」とは
ERP= Enterprise Resource Planning
日本語では、統合型基幹業務パッケージソフトウェア
グループウェア             販売/案件管理               作業実績・勤怠           入   金




                                                                    財務会計

                                                                           サービス業の
                                                                           生産性向上、
 ←営業から財務会計まで基幹業務を網羅→                                                       働き方改革
 SFA                 購買・経費                  帳票・分析           支 払            に貢献




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両事業の比較・位置付け
          パッケージ事業                                 事業セグメント        システムインテグレーション事業
  クラウドERPの開発・保守                                       事業内容         顧客システムの構築支援
                  請負                                  契約形態          主に委任または派遣
       692百万円(59%)                                         売上高      474百万円(41%)
       289百万円(70%)                                セグメント利益           123百万円(30%)
                41.7%                                 同利益率             25.9%
                  70名                               配置人員数*              29名
景気変動の影響を受けやすい                                              特徴     景気変動の影響を受けにくい
   「成長事業」                                                            「安定事業」
リソースを投入し拡大を図る                                                    パッケージ事業へのリソース供給源
                                                      位置付け
                                                                 開発案件のトレンドやノウハウ吸収
                                                                  パッケージ顧客化(クロスセル)
*配置人員数は、2021年6月末時点、その他は2021/6期実績




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                                                       エムエーアイズ

クラウドERP                                                            とは
                 当社の主力製品                                    「ERPの導入が難しい」と言われて
         売上高                      セグメント利益                      きたサービス業向けに特化
                                                                     ↓
                                                            「労働集約型・プロジェクト型」
                                                            の業種に特化した機能構成で、
                                                            汎用パッケージではカバーしきれ
                                                            ない領域をサポート
           MA-EYES                     MA-EYES                       +
                                                             ユーザー固有の仕様・要望には
                                                                「セミオーダー」で対応
                                                               契約形態や提供形態は
        特に業務適合度の高い業種
                                                                ユーザーが選択可能
             システム                                           一括         パブリック
                                                            導入          クラウド
        インターネット                          コンサル
                                                                         プライベート
                                                            SaaS
 主要                                                                        クラウド
5業種              広告                 派遣
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                                     の優位性①
                                 “セミオーダー”

                                                         コスト・導入期間○

                              セミオーダー                                 スクラッチ開発
業務適合度→




                                                                     業務適合度○
                                                                     コスト・導入期間×
                  業務適合度○


                                 パッケージ                          パッケージとスクラッチの
                                 ソフトの購入                         「いいとこ取り」を実現!
                                コスト・導入期間○
                                業務適合度×
   0
         0
                                                       コスト・導入期間→
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                                            の優位性②
                                         “開発能力”
1        経営陣に世界的大手ERPベンダーの元技術者がいる
        2      サービス業の特定業種に対象を絞って業務への適合度をUP
                 3      独自の開発稼働環境により高い開発効率を実現

1        正しい基盤(フレームワーク・DB)の設計
        2       高い顧客要望の実現
                 3       品質の高い開発


                   高品質かつ業務適合度の高い
                      ERPパッケージ
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                                      の優位性③
                                   “導入実績”
• 当社が上場以前から優位性を持っていたカテゴリー
       • 主要5業種で従業員300名~1000名程度の企業
       • 東証マザーズ、JASDAQ上場会社およびその子会社・関連会社
• 上場後は、対象企業規模が大きくなる傾向
業種別導入実績(一部)
システム開発                          インターネット                    広   告   コンサルティング




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