3985 テモナ 2019-11-20 15:00:00
2019年9月期決算説明資料 [pdf]

テモナ株式会社
証券コード3985

2019年9月期決算説明資料
2019年11月20日
目次




 1. 2019年9月期 通期決算概要    P.03


 2. 2019年9月期 サービス別概況   P.09


 3. テモナの目指す世界          P.14


 4. 成長戦略               P.18


 5. 2020年9月期 業績見通し     P.24


 6. FAQ                P.27




                              2
2019年9月期 通期決算概要




                  3
 2019年9月期 決算実績要約
2019年9月期は売上高17億円、経常利益3.44億円の業績見通しに対して、売上高15.57億円、経常利益2.88億円、
EPS17.88円となりました。
アカウント数は1,021件(※)、流通総額は1,322億円となりました。



         売上高                  経常利益                    純利益


     15億57百万円               2億88百万円               1億95百万円
    (前期比:+25.0%)          (前期比: △10.8%)          (前期比:△8.7%)




      一株当たり純利益               アカウント数                  流通総額



       17.88円              1,021件(※)              1,322億円
     (前期比:△11.0%)          (前期比:+1.5%)            (前期比:+10.8%)




   (※)「サブスクストア」、「たまごリピート」、「サブスクストアB2B」、「ヒキアゲール」のサービス利用アカウント数
                                                                 4
 損益計算書(前期比)

2019年9月期累計期間は、対前期比で売上高25.0%増、営業利益6.9%減、経常利益10.8%減となりました。


                                            (単位:百万円)

              2018/9期(実績)           2019/9期(実績)
                                                              ⇒売上高
                       構成比(%)            構成比(%)    前期比(%)
                                                              ・チャットボットオプションの売上増加
                                                              ・カスタマイズ案件の受注開始
  売上高          1,245     100.0   1,557     100.0      25.0
                                                              ・流通総額の増加
  売上原価          294       23.6    460       29.6      56.5    ⇒売上原価
                                                              ・チャットボットオプションによる原価増加
  売上高総利益        951       76.3   1,096      70.4      15.3    ・サブスクストアの保守コスト増加
  販管費           646       51.9    813       52.2      25.8
                                                              ⇒販管費
  営業利益          304       24.4    283       18.2      △6.9    ・人員強化に伴う人件費の増加
                                                              ・サブスクストアのPR活動に伴い広告宣
  営業外収益          20        1.6     25        1.6      24.7    伝費が増加
                                                              ⇒営業外費用
  営業外費用           1        0.1     20        1.3    1,690.8
                                                              ・市場変更に伴う上場手数料により増加
  経常利益          323       26.0    288       18.5     △10.8

  特別利益           17        1.4      0        0.0     △99.3

  特別損失            4        0.4      0        0.0          -

  税引前当期純利益      336       27.0    288       18.5     △14.2

  当期純利益         214       17.2    195       12.5      △8.7

                                                                                     5
 損益計算書(業績予想比)
2019年9月期累計期間は、対業績予想比で売上高8.4%減、営業利益11.7%減、経常利益16.2%減と、当初の業績予
想を下回る結果となりました。


                                             (単位:百万円)

              2019/9期(予想)           2019/9期(実績)

                       構成比(%)            構成比(%)    予想比(%)
                                                              ⇒売上高
  売上高          1,700     100.0   1,557     100.0      △8.4
                                                              ・新規課金アカウント数が想定を下回る
  売上原価          510       30.0    460       29.6      △9.8

  売上高総利益       1,189      70.0   1,096      70.4      △7.8

  販管費           868       51.1    813       52.2      △6.4

  営業利益          321       18.9    283       18.2     △11.7

  営業外収益          24        1.5     25        1.6        1.5

  営業外費用           1        0.1     20        1.3    1,509.9   ⇒営業外費用
                                                              ・市場変更に伴う上場手数料により増加
  経常利益          344       20.3    288       18.5     △16.2

  特別利益            0        0.0      0        0.0        0.0

  特別損失            0        0.0      0        0.0        0.0

  税引前当期純利益      344       20.3    288       18.5     △16.2

  当期純利益         213       12.6    195       12.5      △8.5

                                                                                   6
 損益計算書
2019年9月期において、売上高はチャットボットなどのオプションを中心に増加したものの、人員の拡大やサブスクストアのPRの強化
等により、第1四半期~第3四半期まで営業利益率が20%を下回って推移しました。

                                                                         (単位:百万円)

                    1Q                 2Q                3Q                4Q

                         構成比                構成比               構成比               構成比
                          (%)                (%)               (%)               (%)

  売上高            343      100.0     358      100.0     401     100.0     453     100.0

   売上原価           96       28.2     113       31.6     107      26.7     142      31.5

  売上高総利益         246       71.8     245       68.4     294      73.3     311      68.5

   販管費           181       52.8     188       52.5     248      61.9     195      43.0

  営業利益            65       18.9      56       15.9     45       11.4     115      25.5
  社員数              68                 66                87                86
                                -                  -                 -                 -
  ()は外数で非正社員     (12)               (13)               (5)               (5)

  ⇒売上高
  ・チャットボットオプション及びカスタマイズ案件による売上増加。流通総額も堅調に推移。
  ⇒売上原価
  ・サブスクストアの保守コスト増加。
  ・チャットボットの売上に伴い原価増加。
  ⇒販管費
  ・人員拡大に伴い人件費が増加、第3四半期には、サブスクストアのPR活動に伴い広告宣伝費が増加。



                                                                                           7
 貸借対照表
主に売掛金が84百万円増加、自社サービスの追加開発に伴い無形固定資産が60百万円増加した結果、総資産合計は215百
万円増加し22.6億円となりました。
負債合計は4百万円増加し、7.3億円となりました。純資産は、15.2億円となりました。


 資産の部                                       負債・純資産の部

(単位:百万円)                                    (単位:百万円)

                           2019/9期末                                 2019/9期末
           2018/9期末                                    2018/9期末
                                  対前期末比増減                                  対前期末比増減

                                             買掛金              22     73         51
  現金及び預金       1,661      1,680        18
                                            未払法人税等           101     27        △74
  売掛金             75       160         84
                                             流動負債計           496    434        △62
  その他             61       113         52
                                             固定負債計           230    297         66
 流動資産計         1,798      1,954       155   負債合計             727    731          4
  有形固定資産          54        48         △5    資本金             363    369          6

  無形固定資産              2     63         60    資本剰余金           353    359          6

                                             利益剰余金           596    792        195
  投資・その他         189       193          4
                                             株主資本計         1,312   1,521       208
 固定資産計           246       306         59
                                            純資産合計          1,317   1,528        211
 総資産合計         2,044      2,260       215   負債・純資産合計       2,044   2,260       215



                                                                                      8
2019年9月期 サービス別概況




                   9
  アカウント数:サブスクストア

サブスクストアの売上高は前期比853.1%増、アカウント数は前期比269.4%増となりました。




              課金アカウント数の推移
140


120                                 • 売上高:93百万円(前期比:+853.1% )


100                                 ※決済手数料除く

                                    • 総アカウント数:133件(前期比:+269.4%)
80
                                    • 大規模顧客向けのカスタマイズが収益化
                            133
60


40
                    61
20     36


 0
      18.4Q        19.2Q    19.4Q

                                                                  10
  アカウント数:たまごリピート

たまごリピートの売上高は前期比24.1%増、アカウント数は前期比6.1%減となりました。




                 課金アカウント数の推移
1000

 900
                                                               • 売上高:9億28百万円(前期比:+24.1% )
 800
                                                               ※決済手数料除く
 700

 600                                                           • 総アカウント数:850件(前期比:△6.1%)


 500                                                           • システム連携の強化により新たなオプション拡大
                                       905     924
                               880                     850
 400           788     820                                     • チャットボットオプションの売上が大きく伸張:売上高 1億81百万円
       730
 300
                                                               • サブスクストアの販売を強化したことから新規申込件数が減少
 200

 100

   0
       16.4Q   17.2Q   17.4Q   18.2Q   18.4Q   19.2Q   19.4Q

                                                                                                11
 アカウント数・流通総額:サブスクストアB2B

2019年4月から販売を開始したサブスクストアB2Bは、2019年9月末時点でアカウント数が4件となりました。




            課金アカウント数の推移



                                     • 売上高:1百万円


                                     • 総アカウント数:4件

                                     • 当初の想定よりリードタイムが長期化



                          4




        1



       19.3Q            19.4Q

                                                           12
 流通総額:サブスクストア/サブスクストアB2B/たまごリピート

当社提供サービスの流通総額は、1,322億円(前年同期比:+10.8%)と堅調に推移しています。



(単位:億円)
                                  流通総額の推移
1400
                                                                                         1,322

                                                         1,193
1200
                                                                                          357

               968                                       310                     964
1000
                                            883

 800           284                                                               318      318
       684                                  299          299
                                                                         645
 600                            583
       247     247
                                                                         323     323      323
                               290          290          290
 400
       227     227
 200
                       292     292          292          292     322     322     322      322
       209     209
   0
       17.3Q   17.4Q   18.1Q   18.2Q        18.3Q        18.4Q   19.1Q   19.2Q   19.3Q   19.4Q
                                       1Q     2Q    3Q     4Q


                                                                                                 13
テモナの目指す世界




            14
経営理念

経営理念 ・・ ビジネスと暮らしを“てもなく”する。

 ビジネス ・・ 事業者のビジネスの効率の向上、成長の加速
  暮らし   ・・ 生活者のより便利な暮らしの実感
 てもなく ・・   「簡単に、たやすく」を意味する古語




                  ビジネスと暮らしを
                  “てもなく”する。




                                15
社会的価値


世の中の「フロービジネス」を「ストックビジネス」へと転換
サブスクリプション化によって持続可能かつ便利な社会を実現させる

                       サブスクリプションモデル
通常の都度購入/来店タイプ
                    (会員制事業/定期購入サービス)

売上                  売上


                                         成長性、効率性、収益性
                                            において優位

               時間                   時間
 外的要因                外的要因


                                         ビジネスの安定化・効率化により
                                          数々の無駄が省け、よりエコな
     フロー型の会社             ストック型の会社
                                            社会が実現できる
                                         計画生産、在庫減少、廃棄リスクの低下等

        事業者                事業者




                                                           16
ロードマップ

長期目標:10年50倍成長


         202X年 世界
           売上(円)      営業利益(円)   時価総額(円)

             1,000億     200億     5,000億

         202X年 サブスク経済圏
           売上(円)      営業利益(円)   時価総額(円)

              500億      100億     3,000億

         202X年 サブスクバリューチェーン
           売上(円)      営業利益(円)   時価総額(円)

              100億       20億     1,000億




                                          17
成長戦略




       18
  戦略コンセプト


サブスクリプションをてもなくするためのバリューチェーンの確立       サブスクを拡大させる
                                     ・カスタマイズ
サブスクリプションを、てもなく始めるためのノウハウ、教育、啓蒙      ・チャットボット
                                     ・LTV連動型アフィリエイト
サブスクリプションを、てもなく行うための運用ツール            ・サブスク支援サービス開発

事業者がてもなくサブスクリプションビジネスを実現できるサービスを提供
することでその普及を促進させ、市場を拡大させる              サブスクを行う
                                     ・サブスクストア
                                     ・サブスクストアB2B
                                     ・たまごリピート


                        サブスクのやり方を知る
                        ・サブスクリプション実践ガイド
                        ・サブスク始めるくん
                        ・サブスク成功くん


                サブスクに触れる
                ・コミュニティ
                ・ウェブマガジン
                ・CM                                   19
①サブスクに触れる




       コミュニティ        ウェブマガジン




                CM

                               20
 ②サブスクのやり方を知る


                   サブスク事業化

サブスクリプション実践ガイド
安定収益を生み出すビジネスモデルのつくり方



                   サブスク事業化




サブスク成功くんの第1回~第3回を受講できる、サブスク事業化までのコース




                   サブスク事業化             損益分岐点突破




サブスク事業化から損益分岐点突破までを支援する、全10回の標準コース


                                             21
③サブスクを行う




           22
④サブスクを拡大させる




       カスタマイズ          チャットボット




     LTV連動型アフィリエイト   サブスク支援サービス開発


                                    23
2020年9月期 業績見通し




                 24
 損益計算書

2020年9月期は売上高 22億円(前期比+42.1%)、経常利益1.7億円(前期比△37.8%)を予想しています。


                                                                     (単位:百万円)

                   1Q          2Q          3Q          4Q         通期累計期間

                  会計期間        会計期間        会計期間        会計期間                前期比(%)

  売上高     (百万円)         448         498         589         675   2,212      42.1

  営業利益    (百万円)      △55            23          67          145    180      △36.3

  経常利益    (百万円)      △56            22          67          145    179      △37.8

  当期純利益   (百万円)      △34            14          41          90     111       △8.1
  一株当たり
           (円)           ―           ―           ―           ―    10.12            -
  当期純利益


  ⇒売上高
  ・サブスクストア及びサブスクストアB2Bの拡販を進めます。
  ・チャットボットオプションやカスタマイズ案件による売上増加を見込んでいます。

  ⇒営業利益
  ・2019年10月から2020年6月までは、政府が推進するキャッシュレス化対策の一環でクレジットカード手数料率を
  3.25%にする対応が求められることから、従来の3.4%との差額が収益のマイナスとして影響する見込みです。



                                                                                       25
2020年9月期業績見通し
創業以来12年連続の増収を予想していますが、キャッシュレス化対策の影響及び事業拡大の投資により、売上高経常利益率は
8.1%を見込んでいます。



  売上高推移                                                                経常利益および売上高経常利益率の推移

 百万円                                                                   百万円
 2500                                                                  400                                                                30.0%
                                                                                             売上高経常利益率(右目盛)
                                                               2,212
                                                                                    26.3%
                                                                       350
                                                                                                                      323
  2000                                                                                                        23.7%         24.1%         24.0%
                                                                       300                                                   288
                                                       1,557                                                    259
                                                                       250                                                      18.5%
  1500                                                                                                                                    18.0%
                                                                                                      16.1%
                                               1,245
                                                                                14.5%
                                                                       200
                                       1,093                                                                                        179
  1000                                                                                                                                    12.0%
                                                                       150
                                 786                                                                    126
                                                                                                 10.5%
                                                                             6.7%           92                                          8.1%
                                                                       100
   500
                           450                                                                                                            6.0%
                     351
               229                                                                               47
                                                                        50          33
         143
                                                                                9
     0                                                                   0                                                                0.0%

                                                          2020/9期                                                               2020/9期
                                                          (予想)                                                                  (予想)



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FAQ




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FAQ

 Q.キャッシュレス対応について
 2019年10月より政府が推進するキャシュレス化対策の一環として、対面取引のみならず、非対面取引
 である電子商取引においても2020年6月までの間、中小加盟店向けクレジットカード手数料率を
 3.25%以下に引き下げる対応が求められております。この対応をしない場合、当社顧客及びその店舗の
 購入者がキャッシュレス還元を受けられないことから、3.25%に引き下げる申込を受け付けております。

 Q.業績予想を四半期ごとにした理由について
 キャッシュレス化対策の一環であるクレジットカード手数料率の引き下げによる影響で、第1四半期から第
 3四半期までは、当該手数料収益の減少が見込まれます。当該対応は、2020年6月までの時限対応
 であることから第4四半期会計期間より影響がなくなり、収益の回復が見込まれることから、その会計期間
 ごとの影響を適切に判断いただけるよう、四半期ごとに分けております。

 Q.中期経営計画の公開について
 取締役会や経営会議において、中長期の事業戦略・成長戦略について協議し、中期経営計画を策定し
 ておりますが、成長過程にある市場においては不確実性が少なくないことから、これまで公表を目的とした
 中期経営計画は策定しておりません。
 決算説明会等において、中長期的な収益力・資本効率を念頭に置きつつ、足もとの市場や事業の短期
 的な経済環境も踏まえた単年度の事業計画を策定し、公表しております。

 Q.株主還元方針
 現時点では事業成長を優先し、企業価値を向上させることで還元していく方針です。
 配当などの直接的な還元については、経営成績等を勘案しながら検討していきますが、現時点においては
 配当実施の可能性及び実施時期は未定です。

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ご留意事項




 本資料は、テモナ株式会社の業界動向及び事業内容について、テモナ株式会社による現時点にお
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 既に知られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、将来の展望に関する
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