3985 テモナ 2021-11-26 12:30:00
2021年9月期決算説明資料 [pdf]
テモナ株式会社
証券コード3985
サブスクといえば
テモナ。
2021年9月期(FY21)決算説明資料
2021年11月25日
目次
No カテゴリ 小項目 Page
決算概要 04
損益計算書(前期比) 05
1 決算概要 損益計算書(業績予想比) 06
損益計算書(四半期推移) 07
貸借対照表 08
サブスクストア+たまごリピート 10
2 サービス別概況 その他のサービス 11
流通総額 12
会社概要 15
経営方針・目標 18
3 中期経営計画
成長戦略 22
損益計画 28
4 Appendix 34
2
1.決算概要
3
2021年9月期(FY21) 決算概要
・売上高は4.5%増の24億円。子会社の整理などで販管費負担が減り、利益面は大きく増加。
・ARRは12.5%増の9億円(※)。流通総額は2.2%増の1,557億円。
※ARRは期末月のMonthly Recurring Revenue(後述の新収益認識基準による)に12を乗じて算出。
売上高 経常利益 純利益
24億5百万円 4億57百万円 2億90百万円
(前期比:+4.5%) (前期比:+177.7%) (前期比:+200.9%)
ARR 流通総額 一株あたり純利益
9億35百万円 1,557億円 27.37円
(前期比:+12.5%) (前期比:+2.2%) (前期比:+204.4%)
4
損益計算書(前期比)
・売上高は前期比4.5%増の24億円。
・営業利益は子会社の整理によりに子会社に委託していたAI関連の研究開発費等の負担が減
少し、前期比175%増の4.5億円。 単位:百万円
FY20※ FY21
実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 増減率(%)
売上高 2,301 100.0 2,405 100.0 4.5
売上原価 934 40.6 925 38.5 △0.9
売上総利益 1,367 59.4 1,479 61.5 8.2
販管費 1,200 52.2 1,020 42.5 △15.0
営業利益 166 7.2 458 19.1 175.3
営業外収益 4 0.2 2 0.1 △37.3
営業外費用 5 0.3 3 0.1 △47.9
経常利益 164 7.2 457 19.0 177.7
特別利益 7 0.3 11 0.5 46.3
特別損失 24 1.0 34 1.4 42.6
税引前当期純利益 148 6.5 435 18.1 192.7
当期純利益 96 4.2 290 12.1 200.9
※FY20は単体の実績値
5
損益計算書(業績予想比)
・売上高は、オプションである「サブスク後払い」や「チャットボット」が3Q以降に伸び悩み、計画未達。
・「サブスク後払い」や「チャットボット」などのオプションは原価率が高く、売上の計画未達が利益に与
える影響が小さいことから、売上総利益が計画通りに着地し、利益面では計画達成。
単位:百万円
FY21 FY21
業績予想 構成比(%) 実績 構成比(%) 増減率(%)
売上高 2,814 100.0 2,405 100.0 △14.6
売上原価 1,327 47.2 925 38.5 △30.3
売上総利益 1,487 52.8 1,479 61.5 △0.6
販管費 1,074 38.2 1,020 42.5 △5.0
営業利益 412 14.7 458 19.1 11.0
営業外収益 0 0.0 2 0.1 2536.2
営業外費用 5 0.2 3 0.1 △43.0
経常利益 407 14.5 457 19.0 12.3
特別利益 0 0.0 11 0.5 ―
特別損失 2 0.1 34 1.4 1162.2
税引前当期純利益 404 14.4 435 18.1 7.4
当期純利益 248 8.8 290 12.1 16.6
6
損益計算書(四半期推移)
・「サブスク後払い」と「チャットボット」の売上高が3Qから大きく減少。
・来期以降のさらなる成長に向けて人材への投資を再開し、4Qの販管費は増加。
単位:百万円
1Q 2Q 3Q 4Q
実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 実績 構成比(%)
売上高 592 100.0 676 100.0 539 100.0 595 100.0
売上原価 238 40.2 275 40.8 180 33.4 231 38.8
売上総利益 354 59.8 400 59.2 359 66.6 364 61.2
販管費 255 43.1 240 35.6 249 46.2 275 46.3
営業利益 99 16.7 160 23.7 110 20.4 88 14.9
正社員数 ※1 115 ― 105 ― 111 ― 110 ―
非正社員数 ※2 7 ― 7 ― 7 ― 12 ―
※1 各四半期の末日における正社員、執行役員の人数。
※2 各四半期の末日における契約社員、アルバイト、嘱託社員、派遣社員の人数。
7
貸借対照表(前期比)
・営業活動によるキャッシュ・フローが+471百万円となり、現金及び預金が2億円増加。
・固定負債は、長期借入金の返済による減少。
単位:百万円
FY20 FY21 増減 FY20 FY21 増減
買掛金 118 59 △59
現金及び預金 1,241 1,447 205
その他の流動負債 515 544 29
売掛金 278 247 △30
固定負債 338 223 △115
その他の流動資産 93 92 △1
負債合計 972 827 △144
流動資産計 1,614 1,787 173
資本金 379 385 5
有形固定資産 50 51 1 資本剰余金 369 375 5
利益剰余金 888 1,178 290
無形固定資産 158 179 20
自己株式 △583 △583 0
投資その他の資産 210 170 △39
新株予約権 7 6 △1
固定資産計 419 401 △18
純資産合計 1,061 1,361 299
資産合計 2,034 2,188 154 負債・純資産合計 2,034 2,188 154
8
2.サービス別概況
9
サービス別概況|サブスクストア+たまごリピート
・前期において、新規アカウントが大きく増加するものの、当期において前期にサービス利用を始めたアカ
ウントの早期事業撤退などが増加し、アカウント全体としては伸び悩み。SaaS収益はアカウントに比例。
・その他の収益については「LTV連動型アフィリエイト」など広告系のサービスや「チャットボット」など
従量課金のオプションサービスによる変動要素が大きい。
単位:件数 単位:百万円
課金アカウント数の推移 収益性質別推移
たまごリピート サブスクストア SaaS収益 カスタマイズ収益 その他収益
20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q 21.4Q 20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q 21.4Q
1,139
1,111 1,110 1,121 1,119 548
1,024 1,028
992
204 348 373 406
163 248 424 490 409 396
253 383
360
346
318 321 118 106
106
102 71
56
96 62 61
74 47 49
50 36
829 820 10
780 763 737 715 695
649
211 214 216 231 222 228 228 227
10
サービス別概況|その他のサービス
単位:百万円
売上高
サービス 増減率(%) 説明
FY20 FY21
アカウント数は前期の8件から13件に増加。
サブスクストアB2B 5 12 104.5
引き続き開拓を継続中。
今期から課金を開始。
サブスク@ ― 11 ―
アカウント数(契約法人数)は95件に成長。
決済手数料 コロナ禍による化粧品需要の後退が影響したとみられ、流
561 599 6.8
(サブスク後払い除く) 通総額の伸びが鈍化。
取扱高が大きい顧客の解約が相次ぎ3Q以降は伸び悩んだが、
サブスク後払い 4 158 3,184.8
前期比では大きく収益拡大に貢献。
サブスクビューティの導入支援コンサルティングサービス
の販売高が剥落した一方で、サブスク@に付随するWebペ
その他 130 135 3.8
ージ制作サービスが受注数を積み重ね、トータルでは増加
して着地。
11
流通総額(年度別推移)
流通総額は、前期比2.2%増の1,557億円。
単位:億円
FY18 FY19 FY20 FY21
1,523 1,557
1,322
394
1,193 415
357
310
392
377
318
299
361 378
323
290
322 369 390
292
1Q 2Q 3Q 4Q
12
顧客セグメント別流通総額推移(年度別)
化粧品・医薬品関連の流通総額が減少し、全体として伸びが鈍化。
単位:億円
FY18 FY19 FY20 F21
1,523 1,557
55
55
1,322 67 115
101
1,193 42 6
64
132
37
38
54
544
521 607
438
688 757
626 648
化粧品、医薬品 健康食品 食品、飲料、酒類 生活雑貨、家具、インテリア その他
13
中期経営計画(FY22~FY24)
2021年11月12日に発表いたしました中期経営計画を一部抜粋しております。
中期経営計画の詳細につきましては、同日発表資料をご覧ください。
14
会社概要
15
会社概要
ビジネスと暮らしを“てもなく”する、を理念に、サブスクリプション支援に特化したサー
ビスを提供しています。「フロービジネス」を「サブスクリプションビジネス」に転換さ
せ、効率性、収益性の高い社会の実現を目指しています。
会社基本情報
会社名 テモナ株式会社
設立 2008年10月
資本金 3億8,507万円
代表者 代表取締役 佐川隼人
本社所在地 東京都渋谷区渋谷2-12-19
従業員数 110名(2021年9月末)
主な提供サービス
16
テモナのコアコンピタンス
「リピート(サブスク)」と「IT」を掛け合わせたサービス提供を通して、顧客の資本生
産性の向上と労働生産性の向上の実現を支援しています。
は「リピート(サブスク)支援」企業です。
・ストック型ビジネス ・クラウド
・サブスクリプション ・CRM
コマース ・MA
・定期購入 リピート × IT ・e決裁
・頒布会 ・ビックデータ
・定額制継続課金 ・SNS
…… ……
GMV1,500億円超の購買データに裏付け IT(ソフトウエア開発・EC運営支援)で、
されるリピート(サブスクリプション) サブスク事業者の業務効率化により、
ノウハウで、資本生産性の向上を支援 労働生産性の向上を支援
17
経営方針・目標
18
中長期経営方針
テモナは、サブスクリプションビジネスを支援する多様なソリューションの提供により、
サブスクリプションビジネスの成功に欠かせない”サブスク総合支援企業”を目指します。
事業拡大の方向性
◆システム提供領域の拡大
サブスク総合支援 提供機能の拡充
(WMS・決済・バックオフィス等)
サブスク
総合支援 ◆サブスクバリューチェーンの拡充
支援領域の拡充
(広告・コールセンター・物流・運営代行等)
リピート(サブスク)支援
◆ターゲット領域の拡大
リピート 顧客セグメントの拡大
(サブスク) エンタープライズ領域の拡大
支援
アーリーステージ領域の開拓
◆既存領域での着実な成長
時間軸
3年 5年 10年
19
中期目標と成長戦略
中期経営計画期間の3年間を『さらなる成長のための準備期間』と位置づけ、
① ターゲット領域の拡大と、② サブスクバリューチェーンの拡充を行います。
中期目標は2024年9月期(FY24)に売上高34億円の達成とします。
中期目標 売上高 : 20億円(FY21※)⇒ 34億円(FY24)
ARR : 9億円(FY21)⇒ 16億円(FY24)
KPI
GMV : 1,557億円(FY21)⇒ 2,000億円(FY24)
① ターゲット領域の拡大
①-a. 顧客セグメントの拡大
成長戦略 ①-b. パートナーシップの強化によるエンタープライズ領域の拡大
施策 ①-c. アーリーステージ領域の開拓
② サブスクバリューチェーンの拡充
②-a. 支援領域の拡充(広告、コールセンター、物流、運営代行等)
⓪ 既存領域での着実な成長
既存領域
⓪-a. 健康食品・化粧品業界での着実な成長
※収益認識基準適用後の数値(非監査)
20
収益成長イメージ
「ターゲット領域の拡大」によりリカーリング収益と受託開発収益の最大化を、
「サブスクバリューチェーンの拡充」でGMVの最大化を図り、
収益については、これまで以上の成長を実現したいと考えています。
FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 FY23 FY24 FY25 FY26
60
億円
システム提供領域を拡大
その他オプション
サブスクバリューチェーンの拡充
40
34億円
GMV
連動収益 ターゲット領域の拡大
20億円※ 受託開発
20
既存領域での着実な成長
リカーリング収益
0
※収益認識基準適用後の数値(非監査)
21
成長戦略
22
基本戦略
「ターゲット領域の拡大」によりARR成長を、「サブスクバリューチェーンの拡充」で
GMV成長を図り、収益基盤の拡大を推進します。
収
益 ARR成長 × GMV成長 = 収益拡大
企業
①-b
(流通総額
エンタープライズ領域の拡大
10億円以上)
企業 ⓪-a
②-a
成 (流通総額 既存領域での
①-a 支援領域の拡充
長 10億円未満) 着実な成長
顧客
戦
略 企業 セグメント
個人事業主 ①-c の拡大
(流通総額 アーリーステージ領域の開拓
1,000万円未満)
①ターゲット領域の拡大 ②サブスクバリューチェーン拡充
差別化 差別化
保
有
リ 企業ブランド 購買データ分析
ソ
ー
ス 業界最古参 蓄積データ×ノウハウ
23
顧客セグメントの拡大(ターゲット領域の拡大) P23|①-a
短期的にはリピート通販の中で今後の成長が見込まれる食品や生活雑貨へ拡大し、
中長期的にはデジタルコンテンツ、シェアリング、BtoB等、サブスク全般に関わる領域
への拡大を目指します。
サブスク全般
BtoB
サブスク
シェアリング
サービス
デジタル
コンテンツ
リピート通販(主に消耗品や小物)
生活雑貨 中長期的なターゲットとする
”顧客セグメント”
食品
主要”顧客セグメント”
健康食品 化粧品
短期的に注力する
”顧客セグメント”
現在 短期 中長期
24
エンタープライズ領域の拡大(ターゲット領域の拡大) P23|①-b
パートナーシップ・アライアンスを強化し、エンタープライズ領域での
販売網の拡充と顧客支援体制の強化を推進します。
【顧客のマーケティング領域での連携事例】 【販売領域での連携事例】
LTVの予測力に強みを持ち、LTVの高い新規ユーザ 九州全域にネットワークを構築し、地域金融機関と
ーの集客支援を行っているMacbee Planet社と提携 して日本で最大規模を誇るふくおかフィナンシャル
することで、テモナが保有する購買データと グループ社(以下FFG社)と提携することで、FFG
Macbee Planet社が保有するマーケティングデータ 社の顧客企業に対してサブスク型通販サイトの構築
やノウハウを連携させ、「サブスクストア」を導入 支援を行うなど、九州地域企業の事業拡大に貢献し
している顧客の集客効率や収益力の向上に貢献しま ます。
す。
25
アーリーステージ領域の開拓(ターゲット領域の拡大) P23|①-c
サブスクリプションビジネスを新規に始める事業者が増加しており、
アーリーステージ領域の開拓と事業成長支援を新たに推進します。
現状・背景 短期 中長期
企業
(流通総額
業界シェアNo.1*
10億円以上)
〔メインターゲット〕
流通総額の増加により
企業 手数料収入を拡大
(流通総額
10億円未満)
直近の成長市場
アーリーステージ領域の開拓 獲得した顧客の成長を促し
企業 ミドルステージに押上げ
個人事業主 問合せが増加傾向だが 〔ノウハウ注入/運営代行等〕
アーリーステージ向けの
積極的な獲得はせず
(流通総額 競争力強化とプロモーション
1,000万円未満) 〔未着手の領域〕
• アーリーステージ領域〔成長市場〕での競争力を強化して
今まで積極的に取ってこなかった顧客を獲得
• 中長期的には、獲得した顧客の成長を促すことで
流通総額の増加による手数料収益の拡大を目指す
※2019年6月13日「リピートカート 主要サービス比較」株式会社日本流通産業新聞社調べ
26
支援領域の拡充(サブスクバリューチェーンの拡充) P23|②-a
顧客のビジネスを成功させるためには、カートシステムの提供にとどまらず、広告、コ
ールセンター、物流、運営代行なども含めた総合的な支援が必要です。
様々なサブスクリプションビジネスのニーズ対し、多様なソリューションを提供します。
ECサイト構築 集客 EC運営 顧客対応 ロジスティクス
・ECシステム構築 ・ Web広告 ・商品管理 ・ 顧客管理 ・在庫管理
・決済管理 ・ SNS連携 ・受注管理 ・ 問い合わせ対応 ・離島対応
・初期設定 ・ LP制作 ・頒布会設定 ・ 返品対応 ・定期出荷処理
・デザイン管理 ・ 流入経路分析 ・ディスカウント設定 ・ ステップメール ・請求書同梱処理
… … … … …
テモナの支援領域
LTV連動アフィリエイト テモロジ
チャットボットなど
サブスクリプションビジネスの運営をまとめて代行
&
パートナー各社とさらなる連携強化
デザイン会社
広告代理店 コールセンター 物流会社
決済代行会社
27
損益計画
28
中期3カ年計画(FY22~FY24)
中期経営計画期間を『さらなる成長のための準備期間』と位置づけ、
① ターゲット領域の拡大と、② サブスクバリューチェーンの拡充を行います。
その結果、最終期の2024年9月期(FY24)では、売上高34億円、営業利益7億円を
見込んでいます。
(単位:百万円)
FY22 FY23 FY24
売上高 2,274 2,769 3,436
営業利益 201 423 703
経常利益 202 423 703
当期純利益 127 266 443
29
業績予想(FY22)
2022年9月期(FY22)は、さらなる成長のための投資の結果、減益を見込んでいます。
①ターゲット領域の拡大と、②サブスクバリューチェーンの拡充のための
人員投資を積極的に行います。そのため、売上高は13%成長を予想するものの、利益ベー
スでは投資が先行し、減益となります。
(単位:百万円)
FY21 実績※ FY22 予想 増減率
売上高 2,010 2,274 13.2%
営業利益 458 201 △55.9%
経常利益 457 202 △55.9%
当期純利益 290 127 △56.2%
※収益認識基準適用後の数値(非監査)
30
営業利益増減要因:ウォーターフォールチャート(前期比)
さらなる成長に向け、人材投資の約4億円を中心とした事業基盤の強化を図ります。
ターゲット領域拡大のための
エンジニア・SES増員による原価増
成長
△188 戦略
サブスクバリューチェーン戦略
実行のための人材採用
百万円
458 +57
売上総利益 その他
増加 人件費増
△111 組織開発
人材育成 支払手数料
業務委託費
△81 増加
増加
△30 広告宣伝費
その他
△26 増加
販管費増 201
△36
△18 △9
人材投資
FY21営業利益 FY22営業利益
31
質疑応答
32
33
appendix
34
目次(appendix)
No 項目 タイトル Page
収益認識基準の適用による影響 37
収益認識基準の適用前後の売上高及び売上原価推移 38
損益計算書(前期比) 39
1 収益認識基準の影響
損益計算書(業績予想比) 40
損益計算書(四半期推移) 41
サブスクストア+たまごリピート概況 42
業績推移 44
収益区分別売上高推移 45
2 ファクトシート
経営指標推移 46
ARR推移 47
サブスクストア 49
たまごリピート 50
3 当社サービスについて
サブスクストアB2B 51
サブスク@ 52
4 FAQ FAQ 54
35
1.収益認識基準の影響
36
収益認識基準の適用による影響
○売上高分類と収益認識基準の適用による変更概要
売上高分類 (サービス例示) 適用前 適用後
総額計上
「本人」に該当するサービス サブスクストアのシステム利用料等 総額計上
(変更なし)
純額計上
「代理人」に該当するサービス 代金決済サービス等 総額計上
(売上高と売上原価をNET)
2022年9月期第1四半期より、「収益認識基準に関する会計基準」を適用
適用前 適用後
代理人に該当する取引は、
原則として「本人」「代理人」いずれに 「代理人」に該当するサービスは売 サービス提供会社への
該当するサービスも総額計上 上高と売上原価をNETし純額計上 支払額を控除
売上高 24億 売上高 24億 20億
売上原価 9億 売上原価 9億 5億
売上総利益 14億 売上総利益 14億 変化なし 14億
売上総利益率 62% 売上総利益率 62% より安定 74%
*2021年9月期実績 *2021年9月期実績
収益認識基準の適用で、売上高・売上原価が減少します。その結果、
商材毎の売上総利益率の差が縮み、売上総利益率はより安定的な指標となります。
37
収益認識基準の適用前後の売上高及び売上原価推移
単位:百万円
適用前 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22予測 FY23予測 FY24予測
売上高 1,245 1,557 2,301 2,405 2,579 3,255 4,159
売上原価 294 460 934 925 1,043 1,338 1,702
売上総利益 951 1,096 1,367 1,479 1,536 1,916 2,457
売上総利益率 76.4% 70.4% 59.4% 61.5% 59.6% 58.9% 59.1%
適用後 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22予測 FY23予測 FY24予測
売上高※ 1,206 1,398 1,816 2,010 2,274 2,769 3,436
売上原価 255 301 448 530 738 852 979
売上総利益 951 1,096 1,367 1,479 1,536 1,916 2,457
売上総利益率 78.9% 78.4% 75.3% 73.6% 67.5% 69.2% 71.5%
※収益認識基準適用後の数値(非監査)
38
損益計算書(前期比)~収益認識基準~
・比較のため、FY20およびFY20の業績について「収益認識に関する会計基準」を適用し、算出したもの。
単位:百万円
FY20※ FY21
実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 増減率(%)
売上高 1,816 100.0 2,010 100.0 10.7
売上原価 448 24.7 530 26.4 18.4
売上総利益 1,367 75.3 1,479 73.6 8.2
販管費 1,200 66.1 1,020 50.8 △15.0
営業利益 166 9.2 458 22.8 175.3
営業外収益 4 0.2 2 0.1 △37.3
営業外費用 5 0.3 3 0.2 △47.9
経常利益 164 9.1 457 22.8 177.7
特別利益 7 0.4 11 0.6 46.3
特別損失 24 1.3 34 1.7 42.6
税引前当期純利益 148 8.2 435 21.6 192.7
当期純利益 96 5.3 290 14.4 200.9
※FY20は単体の実績値
39
損益計算書(業績予想比) ~収益認識基準~
・比較のため、FY21の業績および業績予想について「収益認識に関する会計基準」を適用し、算出したもの。
単位:百万円
FY21 FY21
業績予想 構成比(%) 実績 構成比(%) 増減率(%)
売上高 2,105 100.0 2,010 100.0 △4.5
売上原価 617 29.3 530 26.4 △14.0
売上総利益 1,487 70.7 1,479 73.6 △0.6
販管費 1,074 51.1 1,020 50.8 △5.0
営業利益 412 19.6 458 22.8 11.0
営業外収益 0 0.0 2 0.1 2536.2
営業外費用 5 0.3 3 0.2 △43.0
経常利益 407 19.4 457 22.8 12.3
特別利益 0 0.0 11 0.6 ―
特別損失 2 0.1 34 1.7 1162.2
税引前当期純利益 404 19.2 435 21.6 7.4
当期純利益 248 11.8 290 14.4 16.6
40
損益計算書(四半期推移) ~収益認識基準~
・比較のため、FY21の四半期業績について「収益認識に関する会計基準」を適用し、算出したもの。
単位:百万円
1Q 2Q 3Q 4Q
実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 実績 構成比(%) 実績 構成比(%)
売上高 484 100.0 526 100.0 485 100.0 514 100.0
売上原価 129 26.8 125 23.9 125 25.9 149 29.1
売上総利益 354 73.2 400 76.1 359 74.1 364 70.9
販管費 255 52.7 240 45.7 249 51.4 275 53.6
営業利益 99 20.5 160 30.4 110 22.7 88 17.3
正社員数 ※1 115 ― 105 ― 111 ― 110 ―
非正社員数 ※2 7 ― 7 ― 7 ― 12 ―
※1 各四半期の末日における正社員、執行役員の人数。
※2 各四半期の末日における契約社員、アルバイト、嘱託社員、派遣社員の人数。
41
サブスクストア+たまごリピート概況 ~収益認識基準~
・比較のため、サブスクストア+たまごリピートのアカウント数および収益性質別推移について
「収益認識に関する会計基準」を適用し、算出したもの。
課金アカウント数の推移 単位:件数 収益性質別推移 単位:百万円
たまごリピート サブスクストア SaaS収益 カスタマイズ収益 その他収益
20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q 21.4Q 20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q 21.4Q
1,139 333
1,111 1,110 1,121 1,119
313 311
1,024 1,028 300 300 300
992 52
28
268 18 44
34
204 348 373 406 50
163 248 424 490 243 12
62 61
74 47 49
31 50 36
10
829 820 780 763 737 222 219 218 218
715 695 201 204 207 213
649
42
2.ファクトシート
43
業績推移 ※各算出値は収益認識基準適用後の数値(非監査)
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上高※ (百万円) 297 293 304 310 326 336 357 376 399 442 479 495 484 526 485 514
売上高成長率
(%) ― ― ― ― 10.0 14.9 17.4 21.1 22.1 31.2 34.0 31.6 21.3 19.1 1.2 3.9
(YonY)
売上高成長率
(%) ― △ 1.3 4.0 1.9 5.2 3.1 6.2 5.2 6.0 10.8 8.5 3.2 △ 2.2 8.8 △ 7.9 6.0
(QonQ)
売上原価 (百万円) 43 49 80 81 80 91 63 65 77 81 137 151 129 125 125 149
売上総利益 (百万円) 253 244 224 229 246 245 294 311 321 360 341 344 354 400 359 364
売上総利益成長率
(%) ― ― ― ― △ 2.8 0.3 31.2 35.7 30.3 47.1 16.2 10.6 10.3 11.2 5.2 6.0
(YonY)
売上総利益成長率
(%) ― △ 3.7 △ 8.2 2.2 7.6 △ 0.6 20.0 5.8 3.3 12.2 △ 5.2 0.7 3.0 13.1 △ 10.4 1.5
(QonQ)
売上総利益率 (%) 85.3 83.3 73.5 73.7 75.4 72.7 82.2 82.6 80.5 81.5 71.3 69.5 73.2 76.1 74.1 70.9
営業利益 (百万円) 115 96 69 22 65 56 45 115 20 22 54 69 99 160 110 88
営業利益率 (%) 38.9 33.0 22.8 7.3 19.9 16.9 12.8 30.8 5.2 5.0 11.3 14.0 20.5 30.4 22.7 17.3
経常利益 (百万円) 115 96 69 42 64 52 30 140 21 21 55 66 98 161 109 88
経常利益率 (%) 38.8 32.9 22.8 13.6 19.8 15.7 8.6 37.2 5.5 4.9 11.5 13.4 20.3 30.6 22.6 17.2
四半期純利益 (百万円) 81 59 39 32 40 32 18 103 14 10 31 40 59 101 69 61
44
収益区分別売上高推移 ※各算出値は収益認識基準適用後の数値(非監査)
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
リカーリング収益
(百万円) 168 170 175 181 180 182 184 202 198 201 203 205 217 222 228 233
※1
GMV連動収益 ※2 (百万円) 105 103 111 115 123 120 128 133 141 130 129 155 155 149 150 150
受託開発収益 ※3 (百万円) 1 0 0 0 1 1 14 3 1 3 40 63 47 86 64 65
その他収益 (百万円) 21 19 17 13 21 32 30 36 58 107 105 70 63 67 41 64
合計 (百万円) 297 293 304 310 326 336 357 376 399 442 479 495 484 526 485 514
※1 利用した月に応じて定額で課金するサービスの収益
※2 従量課金の利用料のうち、顧客の流通総額に連動して発生する収益
※3 受託開発による収益
45
経営指標推移 ※各算出値は収益認識基準適用後の数値(非監査)
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
ARR ※4 (百万円) 676 686 710 727 726 741 729 772 745 806 827 831 877 894 916 935
ARR成長率(YonY) (%) ― ― ― 7.4 7.9 2.7 6.3 2.6 8.7 13.4 7.6 17.6 11.0 10.8 12.5
流通総額 (億円) 292 290 299 310 322 323 318 357 369 361 377 415 390 378 392 394
流通総額成長率
(%) ― ― ― ― 10.3 11.0 6.4 15.2 14.3 11.9 18.5 16.2 5.9 4.8 3.9 △ 5.0
(YonY)
流通総額成長率
(%) ― △ 0.6 2.9 3.7 4.0 0.0 △ 1.4 12.3 3.2 △ 2.1 4.4 10.1 △ 6.0 △ 3.1 3.6 0.7
(QonQ)
対流通総額
(%) 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.1 1.1 1.1 1.2 1.3 1.2 1.2 1.4 1.2 1.3
売上高比率
GMV連動収益
(%) 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.3 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4
テイクレート ※5
アカウント総数 (件数) 948 966 992 1,006 1,012 1,033 1,013 1,021 1,034 1,095 1,129 1,238 1,275 1,295 1,337 1,369
ARPA (千円) 104 101 102 102 107 108 117 122 128 134 141 133 126 135 120 125
正社員数 ※6 (名) 47 48 52 65 68 66 87 86 93 106 122 115 115 105 111 110
非正社員数 ※7 (名) 1 2 7 11 12 13 5 5 16 18 13 14 7 7 7 12
※4 各四半期の末月のリカーリング収益に12を乗じて算出
※5 GMV連動収益を流通総額で除して算出
※6 各四半期の末日における正社員、執行役員の人数
※7 各四半期の末日における契約社員、アルバイト、嘱託社員、派遣社員の人数
46
ARR推移
・CAGR 9.0%
※FY18.1Q~FY21.4Qの成長率を年率に換算。
※「収益認識に関する会計基準」を適用し、各四半期の末月のリカーリング収益に12を乗じて算出。
単位:百万円
18.1Q 18.2Q 18.3Q 18.4Q 19.1Q 19.2Q 19.3Q 19.4Q 20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q 21.4Q
935
916
877 894
827 831
806
772
741 729 745
710 727 726
676 686
47
3.当社サービスについて
48
サービス概要/サブスクストア
サブスクストアは、ECでの単品通販・D2C・サブスクのビジネス 料金プラン(税抜)
に必要な商品管理、顧客管理等の定期購入システム・カートを
一元管理できるクラウドシステムです。 スタンダードプラン 月額:49,800円
プレミアムプラン 月額:79,800円
エキスパートプラン 開発内容による
49
サービス概要/たまごリピート
たまごリピートは、定期購入(サブスクリプション)や頒布会への対 料金プラン(税抜)
応に特化した、ネット通販全ての業務を自動化するショッピング
カート付き通販システムです。 ASPプラン 月額:49,800円
ゴールドプラン 月額:79,800円
50
サービス概要/サブスクストアB2B
様々な業種のBtoBサブスクリプション事業に対応するワンストッ
プ運営支援ツールです。卸業はもちろん、士業・コンサル等の役務
サービスや賃貸、保守、団体会費などにも対応しています。 料金プラン(税抜)
月額:79,800円
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サービス概要/サブスク@
○○サロン 渋谷店
サブスクアットは、リアル店舗のサブスクリプションを支援する店
舗向け専用クラウドシステムです。会員特典や割引チケット発行、
会員管理、決済、来店予約の機能に加え、来店促進の為のお知らせ 料金プラン(税抜)
機能も実装しています。
お問い合わせください
52
4.FAQ
53
FAQ
Q1 東証プライム市場基準充足への取組みについて
経過措置の適用を受けながらプライム市場上場基準への適合を目指し、流通株式時価総額
向上に向けた施策を進めてまいります。
詳細は、本年12月までに東京証券取引所へ提出・開示予定の「上場維持基準の適合に向け
た計画書」でご説明する予定です。
Q2 重視する経営指標
投資対効果と事業の安定的な成長を適切に図る観点から、今中期経営計画においては、以
下の指標を重視することとし、経営上の目標達成状況を判断してまいります。具体的な目
標数値は中期経営計画にて掲げた通りであります。
・ARR(Annual Recurring Revenue)
・流通総額
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ご留意事項
本資料は、当社の事業内容及び業界動向について、現時点における予定、推定、見込み
又は予想に基づいた将来展望についても言及しております。
これらの将来展望に関する表明の中には、様々なリスクや不確実性が内在します。
既に知られたもしくは未だにに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、将来
の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性があります。
当社の実際の将来における事業内容や業績等は、本資料に記載されている将来展望と異
なる場合があります。
本資料における将来展望に関する表明は、2021年11月25日現在において利用可能な情
報に基づいて当社によりなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して、将来展
望に関するいかなる表明の記載も更新し、変更するものではございません。
(お問い合わせ先)
E-mail:ir@temona.co.jp
URL:https://temona.co.jp/contact/
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