3985 テモナ 2021-02-12 16:00:00
2021年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 テモナ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3985 URL https://temona.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 佐川 隼人
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員CFO (氏名) 重井 孝之 (TEL) 03-6635-6452
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第1四半期の業績(2020年10月1日~2020年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第1四半期 592 24.8 99 381.7 98 348.2 59 316.8
2020年9月期第1四半期 474 38.3 20 △68.4 21 △66.2 14 △64.6
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第1四半期 5.62 5.52
2020年9月期第1四半期 1.28 1.24
(注)2020年9月期第1四半期は連結業績を発表しておりましたが、当第1四半期は非連結での業績発表としておりま
す。そのため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第1四半期 2,020 1,129 55.6
2020年9月期 2,034 1,061 51.8
(参考) 自己資本 2021年9月期第1四半期 1,122百万円 2020年9月期 1,054百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年9月期 ―
2021年9月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 1,281 31.9 196 358.5 194 347.6 117 379.1 11.18
通期 2,814 22.3 412 148.0 407 147.2 248 158.1 23.66
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
当社は、2021年9月期の連結業績予想を発表しておりましたが、連結子会社の事業活動縮小に伴い、その重要性が
低下したため、当第1四半期決算より非連結決算に移行いたしました。これに伴い、当社は新たに2021年9月期の個
別業績予想を公表いたしました。なお、対前期増減率及び対前年同四半期増減率については、非連結での業績により
算定しております。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(四半期財
務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期1Q 11,373,592株 2020年9月期 11,256,048株
② 期末自己株式数 2021年9月期1Q 745,318株 2020年9月期 745,292株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期1Q 10,520,956株 2020年9月期1Q 11,081,168株
(注)当社は、「役員向け株式交付信託」及び「従業員向け株式交付信託」を導入しており、当該信託が保有する当社
株式(2020年9月期744,500株、2021年9月期1Q744,500株)を自己株式に含めて記載しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記載は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想等の前提となる条件及び業績
予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P4.「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………7
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テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
2020年9月期第1四半期累計期間は連結業績を発表しておりましたが、当第1四半期累計期間は非連結での業績発表と
しております。そのため、前年同四半期については非連結での業績を比較情報として記載しております。
なお、非連結での業績は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日) 増減額 増減率(%)
金額 金額
売上高 474,930 592,660 117,729 24.8
売上原価 153,756 238,333 84,577 55.0
売上総利益 321,174 354,326 33,152 10.3
販売費及び一般管理費 300,603 255,246 △45,356 △15.1
営業利益 20,570 99,079 78,509 381.7
経常利益 21,944 98,362 76,417 348.2
当期純利益 14,188 59,141 44,952 316.8
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響が長引いており、
一部には持ち直しの動きがみられるものの景気の先行きは非常に不透明な状況が続いております。
当社の事業に関連する国内電子商取引市場は、「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業
(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、2019年のBtoC-EC市場規模が前年比7.65%増の19.3兆円、BtoB-EC市
場規模が前年比2.5%増の352.9兆円と堅調に推移しております。また、ECの普及率を示す指標であるEC化率(※1)は、
BtoC-ECで6.76%、BtoB-ECで31.7%と増加傾向にあったことに加えて、新型コロナウイルスに対応するための社会的距
離確保の要請が強まっていることから、商取引の電子化は引き続き進展していくものと見込まれます。そして近年では、
人口減少などを背景に顧客の獲得コストが上がり続けており、クラウド型のビジネスを始めとしたサブスクリプション
ビジネスの需要が高まっております。
このような経営環境のもと、当社では「ビジネスと暮らしを“てもなく”(※2)する」という理念に基づき、スト
ック型のビジネスモデルをより普及させるべく、サブスクリプションビジネスに特化したBtoC事業者向けショッピング
カートシステム「サブスクストア」の機能向上に注力してまいりました。また、「サブスクストア」や「たまごリピー
ト」の提供を通して培ったノウハウと機能を活用し、リアル店舗に特化したサブスクリプション管理システム「サブス
クアット(サブスク@)」の販売を展開するなど、ターゲット市場の拡大を推進しております。
-2-
テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
当社の事業は、EC支援事業の単一セグメントのため、以下、サービス別の業績を示すと次のとおりであります。
(単位:千円)
前第1四半期 当第1四半期
累計期間 累計期間
サービスの名称 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日 増減額 増減率(%)
至 2019年12月31日 至 2020年12月31日
金額 構成比(%) 金額 構成比(%)
a.たまごリピート 275,431 58.0 199,622 33.7 △75,809 △27.5
b.サブスクストア 43,369 9.1 161,163 27.2 117,793 271.6
c.決済手数料 142,187 29.9 202,802 34.2 60,615 42.6
d.その他 13,941 2.9 29,072 4.9 15,130 108.5
合計 474,930 100.0 592,660 100.0 117,729 24.8
a.「たまごリピート」は、後継システムである「サブスクストア」の販売に注力するため新規の販売を停止しており、
サービス利用アカウント数は737件(前年同期比11.1%減)となったことに加えて、オプション等の販売高において
もチャットボットなどの主力オプションサービスが競合企業との価格競争により減少したことなどから、売上高は
199,622千円(前年同期比27.5%減)となりました。
b.「サブスクストア」のサービス利用アカウント数は373件(前年同期比128.8%増)へと順調に伸長いたしました。
また、チャットボットやテモナビなどのオプションサービスの販売高も伸長し、売上高は、161,163千円(前年同期
比271.6%増)となりました。
c.当第1四半期累計期間における当社の提供するサービスの流通総額は、390億円(前年同期期比5.9%増)と若干伸
び悩んだものの、「サブスク後払い」をはじめとする決済サービスの拡充を行い、決済手数料の売上高は、202,802
千円(前年同期比42.6%増)となりました。
d.「サブスクビューティ」「サブスクアット」などのその他のサービスについては、「サブスクアット」のカスタマ
イズの受注などから、売上高は29,072千円(前年同期比108.5%増)となりました。
以上の結果、売上高は592,660千円(前年同期比24.8%増)となりました。
売上原価は、自社決済サービスである「サブスク後払い」や大規模顧客向けカスタマイズ案件の売上高増加に伴う
売上原価の増加などから、238,333千円(前年同期比55.0%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、子会社に委託していた研究開発活動の縮小やリファラル採用の強化に伴う採用費の圧縮、
さらにはリモートワーク環境化で通勤費等が減少し、255,246千円(前年同期比15.1%減)となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の業績は、営業利益99,079千円(前年同期比381.7%増)、経常利益98,362千円
(前年同期比348.2%増)、四半期純利益59,141千円(前年同期比316.8%増)となりました。
※1 EC化率 :全ての商取引市場規模に対するEC市場規模の割合。
※2 てもなく:古くからの日本語である「てもなく(手も無く)」は、「簡単に、たやすく」という意味。当社の社名
の由来であり、「ビジネスと暮らしを"てもなく"する」は、当社の経営理念でもあります。
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テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末に比べて13,347千円減少し、2,020,713千円となりまし
た。この主な要因は、法人税等の納付などにより、現金及び預金が17,764千円減少したことなどによるものでありま
す。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末に比べて81,129千円減少し、891,284千円となりまし
た。この主な要因は、前事業年度において売上高がスポット的に大きくなったLTV連動型アフィリエイトに係る原価の支
払により、買掛金が40,165千円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末に比べて67,781千円増加し、1,129,429千円となりま
した。この主な要因は、利益剰余金が59,141千円増加したことなどによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済環境への影響が長引いており、景気の先行きは非常に不透明な状
況となっておりますが、現時点では、当社の業績に大きな影響はございません。また、拡大する感染症への対策として
2020年3月27日より原則在宅勤務に移行しておりますが、業務への大きな影響もございません。
当社の主な収益は、月額の利用料を基礎とするストック型の収益であり、当社サービスを利用するお客様もサブスク
リプション型のビジネスモデルであるため、新型コロナウイルスによる業績への大きな影響は見込んでおりませんが、
当該感染症の規模拡大などにより当社及び当社のお客様の事業に大きな影響が発生し、業績予想に修正が必要となった
場合には、速やかに公表いたします。
なお、当社は、2020年11月10日付の「2020年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)」にて2021年9月期の連結業績予
想を発表しておりましたが、連結子会社の事業活動縮小に伴い、その重要性が低下したため、当第1四半期決算より非
連結決算に移行しております。これに伴い、最近の業績動向も踏まえた2021年9月期個別業績予想を発表しております
ので、最新の業績予想については、本日(2021年2月12日)公表いたしました「非連結決算への移行及び2021年9月期
個別業績予想に関するお知らせ」をご参照ください。
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テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,241,983 1,224,219
売掛金 278,349 273,904
その他 94,341 92,250
貸倒引当金 △498 △490
流動資産合計 1,614,177 1,589,884
固定資産
有形固定資産 50,594 48,343
無形固定資産 158,832 169,288
投資その他の資産 210,457 213,197
固定資産合計 419,884 430,829
資産合計 2,034,061 2,020,713
負債の部
流動負債
買掛金 118,274 78,109
短期借入金 100,000 100,000
1年内返済予定の長期借入金 139,968 129,966
未払金 88,345 61,637
未払法人税等 34,312 40,427
前受金 129,562 128,852
その他 23,087 40,108
流動負債合計 633,550 579,100
固定負債
長期借入金 336,650 309,983
株式給付引当金 1,281 1,281
ポイント引当金 931 919
固定負債合計 338,862 312,183
負債合計 972,413 891,284
純資産の部
株主資本
資本金 379,790 384,471
資本剰余金 369,790 374,471
利益剰余金 888,574 947,715
自己株式 △583,704 △583,744
株主資本合計 1,054,449 1,122,913
新株予約権 7,198 6,515
純資産合計 1,061,648 1,129,429
負債純資産合計 2,034,061 2,020,713
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テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
当第1四半期累計期間
(自 2020年10月1日
至 2020年12月31日)
売上高 592,660
売上原価 238,333
売上総利益 354,326
販売費及び一般管理費 255,246
営業利益 99,079
営業外収益
受取手数料 100
営業外収益合計 100
営業外費用
支払利息 432
売上債権売却損 385
営業外費用合計 817
経常利益 98,362
特別損失
投資有価証券評価損 2,715
特別損失合計 2,715
税引前四半期純利益 95,646
法人税等 36,505
四半期純利益 59,141
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テモナ株式会社(3985) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項は有りません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前事業年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の
見積り)に記載した会計上の見積りにおける新型コロナウイルス感染症による影響に関する仮定について重要な
変更はありません。
(セグメント情報等)
当社は、EC支援事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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