3981 ビーグリー 2020-05-15 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月15日
上 場 会 社 名 株式会社ビーグリー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3981 URL https://www.beaglee.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 吉田 仁平
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 兼 社長室長 (氏名) 櫻井 祐一 (TEL) 03-6706-4000
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 2,684 8.9 402 144.9 401 145.3 225 133.9
2019年12月期第1四半期 2,464 14.4 164 ― 163 ― 96 ―
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 38.29 37.75
2019年12月期第1四半期 16.44 16.25
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 7,807 4,965 63.6
2019年12月期 7,753 4,736 61.1
(参考) 自己資本 2020年12月期第1四半期 4,965百万円 2019年12月期 4,735百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) ― ― ― ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注) 当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では当該基準日における
配当予想額は未定であります。
3.2020年12月期の業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 5,446 8.3 376 31.7 371 30.5 220 30.3 37.47
通期 11,538 10.9 1,009 23.4 1,001 23.3 586 18.0 99.67
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 6,156,462株 2019年12月期 6,150,198株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 250,223株 2019年12月期 250,223株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 5,902,004株 2019年12月期1Q 5,877,251株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項等については、添付資料P3.「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第1四半期累計期間における日本経済は、1月までは雇用環境は改善傾向となり、企業収益や設備投資の一部
に弱さが見られるものの緩やかな回復傾向でありましたが、2月以降は新型コロナウィルス感染症の拡大により、
急速な景気減速となりました。
コミックを中心とする電子書籍市場は、ユーザーの拡大及びユーザー平均購入量の増加が続いており、今後も電
子書籍及び電子コミック市場の拡大が続くことが予想されております。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍
ビジネス調査報告書2019」)さらに、新型コロナウィルス感染症の影響で巣ごもり消費も促されており、足元では
堅調に推移していると考えられます。
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想
定されます。
このような市場環境の中で、当社はオリジナルコンテンツの創出や独占先行配信タイトル等による品揃え及び編
集機能の強化を進めるとともに、未契約ライセンサーとの許諾獲得にも注力し、コンテンツ拡充に繋げておりま
す。また、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、課金者の絶対数を増やすべく、サービス改善やお得感を訴
求するキャンペーン実施等のブランディング強化に注力いたしました。
この結果、当第1四半期の売上高は前年同期比で2.2億円増の26.8億円となりました。
以下、当第1四半期累計期間における当社コンテンツプラットフォーム事業の主な活動状況であります。
電子書籍ビジネスの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」においては、累計93作品となるオ
リジナルコンテンツの配信や独占先行配信作品を含んだオリジナルレーベルの配信によってコンテンツの差別化を
推進しております。2020年2月には、テレビアニメ「SHIROBAKO」の本編完全コミカライズの独占連載がスタートし
たほか、同年4月には当社と株式会社講談社の共同プロジェクト作品としてまんが王国で独占先行配信している人
気漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」がドラマ化され、読売テレビ・日本テレビ系で放映されておりま
す。「まんが王国」サイト内においては、来訪や課金、消費に応じて特典が得られる魅力的な施策を拡大するとと
もに、各種キャンペーンの実施や幅広いユーザー層定着のための様々な販売促進活動を積極的に行いました。さら
に2020年3月からは、キャッシュレス・ポイント還元事業に加盟し、ポイント購入時のクレジット決済を還元対象
とする等、より一層“お得感”を訴求してまいりました。これらの取り組みにより、2020年3月に会員登録数が350
万人、累計ダウンロード数が12億冊を突破する等、継続的に成長する一方で効率を重視した広告宣伝活動にも努め
ております(累計ダウンロード数は、無料タイトル及びコマ形式のタイトルを冊数換算したものを含んでおりま
す)。なお、2020年4月より、ポイント購入と消費の両方であわせて毎日最大45%還元される新たなポイントプロ
グラムを開始し、いつでもお得に作品を楽しめる店舗運営を推進しております。
無料マンガアプリ「コミックevery」においては、継続してコンテンツ拡充を推進し、新作から旧作までの幅広い
品揃えにより、基本無料で読める作品数を1,400作品、40,000話以上にまで拡大いたしました。2020年4月には、毎
日無料で1話ずつ読み進められる新機能「毎日無料」を開始し、お客様により多くの作品を継続的にお楽しみいた
だけるよう、サービス改善に取り組んでおります。
電子小説サービス「ノベルバ」においては、2020年3月に株式会社竹書房の竹書房文庫の配信を開始する等、投
稿作品だけでなく、商業作品の許諾獲得にも注力し、幅広いジャンルでのコンテンツ拡充を進めております。なお、
作品数は15,000作品以上にまで拡大いたしました。
ゲームビジネスにおいては、株式会社オルトプラスと共同開発している当社原作の新作スマートフォン向け絆体
感ゲーム「RenCa:A/N(レンカ アルバニグル)」について、アプリ内でのイベントの実施や新機能の実装等のコン
テンツ拡充を進めました。また、コラボカフェの開催や公式WEBラジオの公開等、様々なイベントの実施やキャラク
ターグッズの商品化といったアプリゲームに留まらない、メディアミックス展開を行っております。
その他ビジネスにおいては、イベント等の様々なコンテンツのプロデュースやプロモーション支援活動に取り組
みました。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
この結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,684,469千円(前年同期比8.9%増)、営業利益は402,917千円(前
年同期比144.9%増)、経常利益は401,798千円(前年同期比145.3%増)、四半期純利益は225,990千円(前年同期
比133.9%増)となりました。
当社はコンテンツプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませ
ん。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は7,807,378千円となり、前事業年度末に比べ54,304千円増加しまし
た。
流動資産は3,382,308千円となり、前事業年度末と比べ90,276千円増加しました。これは主に、現金及び預金が
259,378千円減少した一方で、売掛金が337,260千円増加したことによるものです。
固定資産は4,425,069千円となり、前事業年度末と比べ35,972千円減少しました。これは主に、投資その他の資
産が40,776千円増加した一方で、無形固定資産が75,377千円減少したことによるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は2,842,218千円となり、前事業年度末に比べ174,411千円減少しま
した。
流動負債は2,542,218千円となり、前事業年度末に比べ114,411千円減少しました。これは主に、買掛金が
88,230千円増加した一方で、未払金が70,540千円、未払法人税等が53,130千円、繰延収益が58,552千円、賞与引
当金が45,783千円減少したことによるものです。
固定負債は300,000千円となり、前事業年度末と比べ60,000千円減少しました。これは、長期借入金が60,000千
円減少したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は4,965,159千円となり、前事業年度末に比べ228,715千円増加し
ました。これは主に、利益剰余金が225,990千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、63.6%となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2020年2月14日の「2019年12月期決算短信」で公表いたしました通期の業績予想に変
更はありません。
引き続き「まんが王国」では、幅広いお客様に向けた多種多様なキャンペーン等を積極的に行うことで付加価値
の高いサービスを提供し、顧客満足度向上に努めます。これによってサイト活性化を図り、訪問・定着・課金を促
すことでさらなる売上高向上を目指してまいります。また、その他のサービスやビジネスにおいては、サービス改
善やコンテンツ拡充を進めるとともに、サービスの垣根を超えた様々なメディアミックス展開を目指し、コンテン
ツプラットフォーム事業の拡大を図ります。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,664,528 1,405,150
売掛金 1,279,639 1,616,899
有価証券 300,000 300,000
商品 2,987 3,189
貯蔵品 1,323 1,279
前渡金 19,728 10,905
前払費用 25,263 45,942
その他 404 373
貸倒引当金 △1,843 △1,432
流動資産合計 3,292,031 3,382,308
固定資産
有形固定資産
建物 14,662 14,662
建物附属設備 11,655 11,655
工具、器具及び備品 131,853 133,109
減価償却累計額 △110,579 △113,206
減損損失累計額 △9,426 △9,426
有形固定資産合計 38,165 36,793
無形固定資産
のれん 3,717,017 3,643,980
商標権 432 404
ソフトウエア 188,135 205,530
コンテンツ資産 403,767 393,038
ソフトウエア仮勘定 8,264 2,372
コンテンツ資産仮勘定 34,371 31,285
無形固定資産合計 4,351,988 4,276,611
投資その他の資産
敷金 43,919 84,696
繰延税金資産 26,968 26,968
その他 0 0
投資その他の資産合計 70,888 111,664
固定資産合計 4,461,042 4,425,069
資産合計 7,753,074 7,807,378
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,087,702 1,175,932
1年内返済予定の長期借入金 240,000 240,000
未払金 284,377 213,836
未払費用 21,648 22,212
未払法人税等 216,586 163,455
未払消費税等 30,927 61,578
繰延収益 710,192 651,639
預り金 7,850 13,559
賞与引当金 45,783 ―
その他 11,561 4
流動負債合計 2,656,630 2,542,218
固定負債
長期借入金 360,000 300,000
固定負債合計 360,000 300,000
負債合計 3,016,630 2,842,218
純資産の部
株主資本
資本金 1,868,930 1,870,536
資本剰余金 1,868,430 1,870,036
利益剰余金 1,371,988 1,597,978
自己株式 △373,392 △373,392
株主資本合計 4,735,957 4,965,159
新株予約権 486 ―
純資産合計 4,736,443 4,965,159
負債純資産合計 7,753,074 7,807,378
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 2,464,434 2,684,469
売上原価 1,371,740 1,534,031
売上総利益 1,092,694 1,150,438
販売費及び一般管理費 928,157 747,521
営業利益 164,537 402,917
営業外収益
受取利息 234 7
受取配当金 19 22
還付加算金 504 ―
受取返戻金 691 990
賞与引当金戻入額 408 ―
その他 45 0
営業外収益合計 1,903 1,020
営業外費用
支払利息 1,332 943
融資手数料 1,089 1,089
その他 246 106
営業外費用合計 2,667 2,138
経常利益 163,773 401,798
特別利益
新株予約権戻入益 ― 486
特別利益合計 ― 486
特別損失
減損損失 ― 21,913
特別損失合計 ― 21,913
税引前四半期純利益 163,773 380,371
法人税等 67,172 154,380
四半期純利益 96,600 225,990
6
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第1四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後
の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実
効税率を使用する方法によっております。
(セグメント情報等)
当社の事業セグメントは、コンテンツプラットフォーム事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいた
め、セグメント情報の記載を省略しております。
(追加情報)
表示方法の変更
前事業年度において、「投資その他の資産」の「その他」に含めて表示しておりました「敷金」は、金額的
重要性が増したため、当第1四半期会計期間より独立掲記することといたしました。この表示方法の変更を反
映させるため、前事業年度の財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「投資その他の資産」の「その他」に表示しておりました
43,919千円は、「敷金」43,919千円、「その他」0千円として組み替えております。
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