3981 ビーグリー 2021-02-12 15:00:00
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社ビーグリー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3981 URL https://www.beaglee.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 吉田 仁平
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部担当役員兼社長室長 (氏名) 櫻井 祐一 (TEL) 03-6706-4000
定時株主総会開催予定日 2021年3月25日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2021年3月31日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 12,378 - 1,136 - 990 - 470 -
2019年12月期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2020年12月期 470百万円( -%) 2019年12月期 -百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 79.55 78.30 9.0 5.0 9.2
2019年12月期 - - - - -
(参考) 持分法投資損益 2020年12月期 -百万円 2019年12月期 -百万円
(注)当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、2019年12月期の数値及び対前期増減率は記載
しておりません。また、自己資本当期純利益率及び総資産経常利益率は、連結初年度のためそれぞれ期末自己資本
及び期末総資産に基づいて計算しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 19,741 5,224 26.5 881.22
2019年12月期 - - - -
(参考) 自己資本 2020年12月期 5,216百万円 2019年12月期 -百万円
(注)当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、2019年12月期の数値は記載しておりません。
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 901 △3,938 4,302 3,230
2019年12月期 - - - -
(注)当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、2019年12月期の数値は記載しておりません。
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年12月期(予想)
- - - - - -
(注)当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では当該基準日における
配当予想額は未定であります。
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 9,374 - 449 - 376 - 91 - 14.82
通 期 19,682 - 1,350 - 1,210 - 524 - 84.87
(注)当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名)株式会社ぶんか社 、 除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 6,175,661株 2019年12月期 6,150,198株
② 期末自己株式数 2020年12月期 246,723株 2019年12月期 250,223株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 5,914,179株 2019年12月期 5,880,993株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
に当たっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧くだ
さい。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法について)
当社は、2021年2月15日(月)に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用
する決算説明資料は、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………12
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における日本経済は、1月までは雇用環境は改善傾向となり、企業収益や設備投資の一部に弱さ
が見られるものの緩やかな回復傾向でありましたが、2月以降は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に
よる緊急事態宣言の発令等により経済活動の制限がなされ、急速な景気減速となり、先行きは依然として不透明な
状況にあります。
コミックを中心とする電子書籍市場は、ユーザーの拡大及びユーザー平均購入量の増加が続いており、今後も電
子 書 籍 及 び 電 子 コ ミ ッ ク 市 場 の 拡 大 が 続 く こ と が 予 想 さ れ て お り ま す 。 ま た、 新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症
(COVID-19)の影響で巣ごもり消費も促されており、さらなるユーザーの増加、定着に寄与することが予想されて
おります。(出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」)
しかしながら、電子書籍のビジネスモデルの多様化や成熟によって電子書籍市場が徐々に飽和していくことも想
定されます。
このような市場環境の中で、当社は「まんが王国」連載作品の創出や独占先行配信タイトル等による品揃え及び
編集機能の強化を進め、コンテンツの差別化に努めております。また、ユーザーの訪問・定着・課金の流れを促し、
課金者数と顧客単価を増やすべく、サービス改善やお得感を訴求するキャンペーン実施等のブランディング強化に
注力いたしました。加えて、2020年10月には、コンテンツプロデュースカンパニーとしての機能拡充、コンテンツ
制作の強化を目的として、総合出版社である株式会社ぶんか社を中核企業とするぶんか社グループの株式取得を行
い、事業ポートフォリオの強化に努めました。
なお、当社グループでは当連結会計年度を通じて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の情勢に鑑み、
お取引先の皆様、従業員並びに関係者の皆様の安全確保と感染予防・拡大防止に向けた対応を進めるとともに、事
業成長との両立に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は123.7億円となりました(2020年12月期第4四半期より連結決算へ移行)。
以下、当連結会計年度における当社グループのプラットフォームセグメント及びコンテンツセグメントの主な活
動状況であります。
プラットフォームセグメントの主力サービスであるコミック配信サービス「まんが王国」においては、累計126作
品となる「まんが王国」連載作品の配信によってコンテンツの差別化を推進しております。「まんが王国」サイト
内においては、ポイント購入と消費の両方であわせて毎日最大50%還元されるポイントプログラムを常時実施する
とともに各種キャンペーンを実施する等、お得感の訴求や幅広いユーザー層獲得のための販売促進活動を積極的に
行いました。なお、2020年10月から11月に実施された第三者調査機関による電子コミックサービスに関する調査で
は、「お得感No.1」(最もお得に感じるサービス第1位)を獲得しております。また、2020年8月より、当社が提
供する新ラジオ番組「まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている!」を放送開始、さらに2021年1月よりTVCM
の放映が決定する等、ユーザーの興味・関心を促進し、サイトへの流入を促す幅広い広告宣伝活動を実施しており
ます。
これらの取り組みにより、2020年12月に累計ダウンロード数が14億冊、2021年1月に会員登録数が450万人を突破
する等、継続的に成長しております(累計ダウンロード数は、無料タイトル及びコマ形式のタイトルを冊数換算し
たものを含んでおります)。
小説投稿サービス「ノベルバ」においては、2020年4月より、最優秀賞として株式会社竹書房での書籍化を確約
した「恋愛小説コンテスト」を株式会社パブリッシングリンクと共同で開催するとともに、2020年11月にオリジナ
ルレーベル「ノベルバノベルズ」を創刊する等、作家デビュー支援とサービスの差別化を行っております。
また、同年8月には、大人気ライトノベル「転生したらスライムだった件」をはじめとする株式会社マイクロマ
ガジン社作品の配信を開始し、また同年12月には株式会社小学館ガガガ文庫の配信を開始する等、投稿作品だけで
なく商業作品の許諾獲得にも注力し、幅広いジャンルでのコンテンツ拡充を進め、サイトの活性化に努めておりま
す。
IPプロデュースにおいては、MFブックスより書籍化されシリーズ累計発行部数は400万部を超える超人気小説であ
る「無職転生〜異世界行ったら本気だす〜」のスマートフォンゲームの配信を発表する等、「まんが王国」とのシ
ナジーを見据えたプロジェクトへの投資を行っております。また、オンラインイベントの開催やオンラインくじ発
売等、様々なコンテンツのプロデュースやプロモーション支援活動にも取り組んでおります。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
コンテンツセグメントにおいては、株式会社ぶんか社を中心に新規・既存タイトルの発刊、新人作家の発掘のた
めぶんか社グループが運営するスマートフォン向けコミックサイト「マンガよもんが」にて「マンガよもんが新人
賞」を年4回実施する等精力的な活動を実施いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は12,378,124千円、営業利益は1,136,084千円、経常利益は990,695千円、親
会社株主に帰属する当期純利益は470,492千円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変
更しております。
(プラットフォームセグメント)
当セグメントの売上高は11,102,481千円、営業利益は894,533千円となりました。
(コンテンツセグメント)
当セグメントの売上高は1,322,209千円、営業利益は242,684千円となりました。
なお、当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較はして
おりません。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は19,741,111千円となりました。
流動資産は7,853,272千円となり、その主な内容は、受取手形及び売掛金が4,433,602千円、現金及び預金が
3,230,336千円であります。
固定資産は11,887,838千円となり、その主な内容は、無形固定資産が11,611,210千円であります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は14,516,399千円となりました。
流動負債は8,232,976千円となり、その主な内容は、支払手形及び買掛金が2,943,123千円、短期借入金が
2,000,000千円、1年内返済予定の長期借入金が940,000千円、繰延収益が631,739千円であります。
固定負債は6,283,423千円となり、その主な内容は、長期借入金が6,245,000千円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は5,224,711千円となりました。その主な内容は、資本金が1,875,831千
円、資本剰余金が1,875,331千円、利益剰余金が1,841,717千円であります。
この結果、自己資本比率は26.5%となりました。
なお、当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率は記載しておりませ
ん。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は3,230,336千円となりまし
た。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動においては、税金等調整前当期純利益864,115千円から、主な加算項目とし
て、仕入債務の増加額659,382千円、のれん償却額386,554千円、減価償却費246,646千円等がありました。これに
対して主な減算項目として、売上債権の増加額649,084千円、法人税等の支払額327,823千円、未払費用の減少額
237,057千円等がありました。
この結果、獲得した資金は901,524千円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動においては、主な資金減少要因として、連結範囲の変更を伴う子会社株式の
取得による支出3,479,524千円等がありました。
この結果、使用した資金は3,938,102千円となりました。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動においては、主な資金増加要因として、長期借入れによる収入7,000,000千
円、短期借入金の増加額2,000,000千円等がありました。これに対して主な減算項目は長期借入金の返済による支
出4,595,000千円等がありました。
この結果、獲得した資金は4,302,386千円となりました。
なお、当社は2020年12月第4四半期から連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率は記載しておりませ
ん。
(4)今後の見通し
当社グループは、「固定観念にとらわれる事なく、新しい発見と進歩を求め続ける」という理念に基づき、電子
書籍サービスを中核にクリエイターの創作物を配信するサービスやプロジェクトの提供を進めてまいりました。
今後の電子書籍市場は、さらなる競争の激化が予想されます。このような事業環境において、当社グループは電
子書籍サービスの成長とIPプロデュースの収益化を実現することでコンテンツプロデュースの拡大およびグループ
間でのシナジーの加速を図ってまいります。
プラットフォームセグメントにおいては、「まんが王国」の継続成長に注力するとともに、他サービスの収益化
も推進してまいります。中核サービスである「まんが王国」では、幅広いユーザーに向けたポイント購入と消費の
両方であわせて毎日最大50%還元されるポイントプログラムを常時実施するとともに、多種多様なキャンペーン等
を積極的に行うことで、顧客満足度向上に努め、訪問・定着・課金を促し、売上高向上を目指してまいります。ま
た、「まんが王国」連載作品の創出にさらに注力することで「ここでしか読めない」作品数を拡大していき、また
未契約作品の許諾獲得も進める等、品揃えを強化します。これらの取り組みによって、付加価値の高いサービスを
提供し顧客満足度向上に努め、定着率の改善や課金者数の増加を目指します。なお、プロモーション活動につきま
しては従来のインターネット広告の効率性をより重視した運用を引き続き実施するとともに、ユーザーの興味・関
心を促進し、サイトへの流入を促す幅広い広告宣伝活動等にも取り組んでまいります。小説投稿サービス「ノベル
バ」においては、引き続きコンテンツの拡充によるサービス単体での収益化とコミカライズ化による既存サービス
とのシナジー創出に取り組みます。
IPプロデュースにおいては、着実に伸長させたマーケティング支援を軸に引き続き将来の柱となるサービスの育
成に努め、ゲームにおいては、「まんが王国」とのシナジーを見据えたプロジェクトへの投資と収益化を目指しま
す。
コンテンツセグメントにおいては、デジタルコンテンツの強化及び紙出版の最適化を行っていくとともに、グル
ープ間でのシナジーを加速させるべく、「ノベルバ」配信作品のコミカライズや、新規ジャンルの開拓等の売上増
加施策の実施とコスト削減とを並行して行い、グループ全体での利益の増加を図ってまいります。
以上を踏まえ、中期経営計画数値は目標として掲げつつ、2021年12月期の通期業績見通しについては、売上高は
19,682百万円、営業利益は1,350百万円、経常利益は1,210百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は524百万円を
予想しております。
なお、上期においては「まんが王国」の成長のためのサイト流入を促す広告宣伝活動に注力するため2021年12月
期の第2四半期累計の見通しについては、売上高は9,374百万円、営業利益は449百万円、経常利益は376百万円、親
会社株主に帰属する四半期純利益は91百万円を予想しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際財務報告基準(IFRS)の適用時期等につきまして、我が国における適用動向を注目してい
る状況であり、今後の適用については未定であります。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,230,336
受取手形及び売掛金 4,433,602
商品及び製品 76,524
貯蔵品 1,265
前渡金 10,438
前払費用 36,506
未収入金 51,805
その他 42,314
貸倒引当金 △29,522
流動資産合計 7,853,272
固定資産
有形固定資産
建物 14,662
建物附属設備 48,838
工具、器具及び備品 185,683
減価償却累計額 △188,816
減損損失累計額 △9,426
有形固定資産合計 50,941
無形固定資産
のれん 10,882,880
ソフトウエア 262,490
コンテンツ資産 296,127
ソフトウエア仮勘定 3,742
コンテンツ資産仮勘定 164,586
その他 1,382
無形固定資産合計 11,611,210
投資その他の資産
敷金及び保証金 148,955
繰延税金資産 58,170
その他 18,560
投資その他の資産合計 225,686
固定資産合計 11,887,838
資産合計 19,741,111
5
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(単位:千円)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,943,123
短期借入金 2,000,000
1年内返済予定の長期借入金 940,000
未払金 347,247
未払費用 163,321
未払法人税等 442,286
未払消費税等 104,818
繰延収益 631,739
返金負債 596,896
預り金 28,240
その他 35,300
流動負債合計 8,232,976
固定負債
長期借入金 6,245,000
繰延税金負債 38,423
固定負債合計 6,283,423
負債合計 14,516,399
純資産の部
株主資本
資本金 1,875,831
資本剰余金 1,875,331
利益剰余金 1,841,717
自己株式 △368,169
株主資本合計 5,224,711
純資産合計 5,224,711
負債純資産合計 19,741,111
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
売上高 12,378,124
売上原価 7,670,886
売上総利益 4,707,237
販売費及び一般管理費 3,571,153
営業利益 1,136,084
営業外収益
受取利息 16
受取配当金 68
受取返戻金 14,834
助成金収入 2,423
その他 54
営業外収益合計 17,397
営業外費用
支払利息 38,001
融資手数料 116,416
消費税等調整額 6,796
その他 1,572
営業外費用合計 162,786
経常利益 990,695
特別利益
新株予約権戻入益 486
特別利益合計 486
特別損失
減損損失 126,869
その他 196
特別損失合計 127,066
税金等調整前当期純利益 864,115
法人税、住民税及び事業税 402,719
法人税等調整額 △9,096
法人税等合計 393,622
当期純利益 470,492
親会社株主に帰属する当期純利益 470,492
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
当期純利益 470,492
包括利益 470,492
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 470,492
8
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,868,930 1,868,430 1,371,988 △373,392 4,735,957
当期変動額
新株の発行 6,901 6,901 13,802
親会社株主に帰属す
る 470,492 470,492
当期純利益
自己株式の処分 △763 5,222 4,459
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 6,901 6,901 469,728 5,222 488,753
当期末残高 1,875,831 1,875,331 1,841,717 △368,169 5,224,711
新株予約権 純資産合計
当期首残高 486 4,736,443
当期変動額
新株の発行 13,802
親会社株主に帰属す
る 470,492
当期純利益
自己株式の処分 4,459
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △486 △486
額)
当期変動額合計 △486 488,267
当期末残高 - 5,224,711
9
株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 864,115
減価償却費 246,646
減損損失 126,869
のれん償却額 386,554
支払利息 38,001
融資手数料 116,416
売上債権の増減額(△は増加) △649,084
仕入債務の増減額(△は減少) 659,382
立替金の増減額(△は増加) 69,322
未払金の増減額(△は減少) △230,482
未払費用の増減額(△は減少) △237,057
繰延収益の増減額(△は減少) △78,452
未払又は未収消費税等の増減額 △44,473
その他 △1,259
小計 1,266,498
利息及び配当金の受取額 85
利息の支払額 △37,236
法人税等の支払額 △327,823
営業活動によるキャッシュ・フロー 901,524
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △8,943
無形固定資産の取得による支出 △408,581
敷金及び保証金の差入による支出 △41,054
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△3,479,524
る支出
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,938,102
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 2,000,000
長期借入れによる収入 7,000,000
長期借入金の返済による支出 △4,595,000
融資手数料の支払による支出 △116,416
株式の発行による収入 13,802
財務活動によるキャッシュ・フロー 4,302,386
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,265,808
現金及び現金同等物の期首残高 1,964,528
現金及び現金同等物の期末残高 3,230,336
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの変更
当社は、株式会社ぶんか社およびそのグループ会社である株式会社海王社、新アポロ出版株式会社、株式会社文友
舎、株式会社楽楽出版の持株会社である株式会社NSSK-C(2020年10月8日に株式会社ぶんか社グループに商号変更)
のさらに持株会社である株式会社NSSK-CC(2020年10月8日に株式会社ぶんか社ホールディングスに商号変更)の全株
式の取得に伴い、2020年12月期第4四半期会計期間より「プラットフォームセグメント」及び「コンテンツセグメン
ト」に変更しました。
(2)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社グループのうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配
分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、事業種類別の
セグメントから構成されており、「プラットフォームセグメント」及び「コンテンツセグメント」を報告セグメント
としております。
(3)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「プラットフォームセグメント」は、当社の既存事業であるまんが王国を中心としたユーザー課金ビジネス及びそ
の付帯ビジネス等で構成されております。
「コンテンツセグメント」は、当社の子会社であるぶんか社グループの既存事業を中心とした電子書籍、出版及び
それらの付帯ビジネス等で構成されております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部利益及び振替高は市場実勢価額
に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
プラットフォー コンテンツセグ 調整額(注)1
計 計上額(注)2
ムセグメント メント
売上高
外部顧客への売上高 11,102,481 1,275,643 12,378,124 - 12,378,124
セグメント間の内部
- 46,566 46,566 △46,566 -
売上高又は振替高
計 11,102,481 1,322,209 12,424,690 △46,566 12,378,124
セグメント利益 894,533 242,684 1,137,218 △1,133 1,136,084
セグメント資産 11,582,169 16,414,056 27,996,226 △8,221,890 19,774,335
その他の項目
減価償却費 240,721 5,925 246,646 - 246,646
のれん償却額 292,149 94,405 386,554 - 386,554
有形固定資産及び無
712,300 3,121 715,421 △160 715,261
形固定資産の増加額
(注) 1.セグメント利益の調整額△1,133千円は、全社費用及びセグメント間取引相殺消去額であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
(1株当たり情報)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 881.22円
1株当たり当期純利益 79.55円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 78.30円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 470,492
普通株主に帰属しない金額(千円) ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 470,492
普通株式の期中平均株式数(株) 5,914,179
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) ―
普通株式増加数(株) 94,662
(うち新株予約権(株)) (94,662)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
―
期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
連結子会社間の合併
当社は、2020年10月30日開催の取締役会において、当社連結子会社である株式会社ぶんか社ホールディングス及
び株式会社ぶんか社グループの吸収合併を実施することを決議し、2021年1月1日に実行いたしました。
1.企業結合の概要
(1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容
① 結合企業
名称 株式会社ぶんか社ホールディングス
事業の内容 出版
② 被結合事業
名称 株式会社ぶんか社グループ
事業の内容 持株会社
(2) 企業結合日
2021年1月1日
(3) 企業結合の法的形式
株式会社ぶんか社ホールディングスを存続会社とし、株式会社ぶんか社グループを消滅会社とする吸収
合併
(4) 結合後企業の名称
株式会社ぶんか社グループ
(注)株式会社ぶんか社ホールディングスは2021年1月1日付で上記商号に変更いたしました。
(5) その他取引の概要に関する事項
当社グループの経営の一環として、グループ管理の効率化を図ること、関係会社の統括会社であること
を明確にするために吸収合併及び商号変更をいたしました。
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株式会社ビーグリー(3981) 2020年12月期決算短信
2.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づ
き、共通支配下の取引として処理します。
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