3979 M-うるる 2019-02-14 16:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月14日
上場会社名 株式会社うるる 上場取引所 東
コード番号 3979 URL https://www.uluru.biz/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)星 知也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)近藤 浩計 TEL 03(6221)3069
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 1,618 20.2 343 28.1 343 28.1 237 20.3
2018年3月期第3四半期 1,346 5.0 268 23.8 268 27.6 197 20.2
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 236百万円 (20.0%) 2018年3月期第3四半期 197百万円 (21.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 72.98 71.65
2018年3月期第3四半期 61.04 59.53
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 3,127 2,182 69.8
2018年3月期 2,813 1,942 69.0
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 2,182百万円 2018年3月期 1,942百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2019年3月期 - 0.00 -
2019年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,137 12.1 376 △3.6 354 △9.1 279 △2.9 85.69
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 3,266,000株 2018年3月期 3,257,900株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 101株 2018年3月期 -株
2018年3月期3
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 3,260,251株 3,241,100株
Q
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社うるる(3979) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社うるる(3979) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における我が国経済は、政府による経済政策や
金融政策を背景に、雇用環境や企業業績の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外では
米国の通商政策による輸出企業への影響、朝鮮半島情勢を巡る警戒感の高まりなど先行き不透明な状況が続いてお
ります。
当社グループを取り巻く経営環境につきましては、当社グループのビジネスの中核である、クラウドソーシング
のクラウドワーカーを活用して生み出されたサービスを展開するCGS事業(Crowd Generated Service)におい
ては、官公庁等の入札情報を提供する入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」が業績を牽引しておりま
すが、国内情報サービス業の売上高規模は2017年においては11兆3,814億円(前年比3.5%増加)と6年連続で成長
を続けております(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)。また、CGSのリソース供給源であるクラ
ウドソーシングの市場規模は、矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の実態と展望
2016-2017」によると、2016年度の流通金額規模(仕事依頼金額ベース)は前年比46.2%増の950億円となってお
り、2020年度には2,950億円に達すると予測されています。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、CGS事業で展開する入札情報速報サービス「NJS
S」の拡大、その他のCGSの拡大、新規CGSの創出に注力して参りました。また、CGSのリソース供給源で
ある、クラウドソーシングサービス「シュフティ」のUI・UXの改善、そして企業のアウトソーシング・ニーズ
に対応するBPO事業については、将来の売上・利益につながる受注獲得のための営業活動に注力いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,618,345千円(前年同四半期比20.2%増)と堅調に推移
し、営業利益は343,867千円(前年同四半期比28.0%増)、経常利益は343,588千円(前年同四半期比28.1%増)、親
会社株主に帰属する四半期純利益は237,943千円(前年同四半期比20.3%増)と増収増益を達成いたしました。
各セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、CGS事業におけるNJSS以外のサービスの重要性が増してきており、
報告セグメントを従来の「CGS事業」、「BPO事業」及び「クラウドソーシング事業」の3区分から、「CG
S事業 NJSS」、「CGS事業 その他」、「BPO事業」及び「クラウドソーシング事業」の4区分に変更し
ております。なお、以下の前年同四半期比較においては、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替
えた数値で比較しております。
① CGS事業 NJSS
CGS事業のうち、当社グループの業績を牽引する「NJSS」については、インターネットでのリスティング
広告やSEOによるマーケティングに加え、展示会出展等のリアルな場でのマーケティング実施の成果もあり、有
料契約件数は順調に推移しました。この結果、2018年12月31日現在のNJSS有料契約件数は2,959件となりまし
た。また、高単価なプレミアムプラン・プラチナプランの受注が引き続き順調に獲得できたこと及び営業のマネジ
メント体制強化により、顧客単価の向上もいたしました。さらに、入札資格の管理支援サービスの提供及び入札に
関するデータ販売についても順調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間におけるCGS事業 NJSSの売上高は908,983千円(前年同四半期比
13.2%増)となり、セグメント利益は591,528千円(前年同四半期比12.7%増)となりました。
② CGS事業 その他
CGS事業 その他の業績は、CGS事業の「NJSS」以外のサービスの業績から算出しております。その
内、多くを占める、保育園・幼稚園向け写真販売システムを提供する「えんフォト」では、営業活動の拡大により
サービスを利用して頂いている保育園・幼稚園が増加しました。また、前連結会計年度にサービス提供を開始した
新規CGSである、クラウドワーカーを活用したコール代行サービス「フレックスコール」の受注状況が順調に推
移しました。また、それ以外の新規CGSについては、事業検証のための投資を引き続き行いました。
この結果、当第3四半期連結累計期間におけるCGS事業 その他の売上高は126,952千円(前年同期比48.5%
増)となり、セグメント損失は19,210千円(前年同四半期は18,579千円の損失)となりました。
③ BPO事業
BPO事業については、中規模な案件の受注が好調であることや受発注における見積金額の算出方法を見直した
ことが功を奏し、当第3四半期連結累計期間におけるBPO事業の売上高は555,176千円(前年同四半期比28.9%
増)となり、セグメント利益は64,055千円(前年同四半期比99.4%増)となりました。
④ クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業については、登録クラウドワーカーが39万人を超えるまでに増加しました。また、CG
S事業やBPO事業のプラットフォームとしての位置付けから、ユーザー利便性を高めるためのシステム改修を継
続しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間におけるクラウドソーシング事業の売上高は27,232千円(前年同四半期比
1.5%増)となり、セグメント損失は91,443千円(前年同四半期は67,725千円の損失)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産については、前連結会計年度末と比べ313,959千円増加し、3,127,801千円と
なりました。これは主に現金及び預金の増加54,198千円、売掛金の増加30,750千円、流動資産にかかるその他の増
加182,816千円によるものです。
負債については、前連結会計年度末と比べ73,936千円増加し、945,051千円となりました。これは主に前受金の
増加59,241千円、未払法人税等の増加32,751千円によるものです。
純資産については、前連結会計年度末と比べ240,023千円増加し、2,182,749千円となりました。これは主に利益剰
余金の増加237,943千円によるものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半
期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値
で前連結会計年度との比較を行っております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期累計連結期間の業績は順調に推移しておりますが、第4四半期連結会計期間において人材採用やシ
ステム開発へ更に投資を行う方針である他、当社子会社である株式会社うるるBPOが徳島県小松島市にBPOセ
ンターを開設することによりコストの発生が見込まれることから、通期の連結業績予想については、現段階では
2018年5月14日に決算短信で公表しました内容に変更はございません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,534,407 2,588,606
売掛金 110,171 140,921
仕掛品 3,940 8,449
その他 49,123 231,939
貸倒引当金 △844 △1,173
流動資産合計 2,696,798 2,968,744
固定資産
有形固定資産 42,308 57,970
無形固定資産 6,142 28,984
投資その他の資産 68,591 72,102
固定資産合計 117,043 159,057
資産合計 2,813,841 3,127,801
負債の部
流動負債
買掛金 63,869 61,592
1年内返済予定の長期借入金 8,843 3,905
未払法人税等 41,751 74,502
前受金 474,522 533,764
賞与引当金 - 12,758
その他 280,443 258,528
流動負債合計 869,430 945,051
固定負債
長期借入金 1,685 -
固定負債合計 1,685 -
負債合計 871,115 945,051
純資産の部
株主資本
資本金 945,102 946,772
資本剰余金 927,402 929,072
利益剰余金 71,422 309,365
自己株式 - △228
株主資本合計 1,943,926 2,184,981
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,358 △2,393
その他の包括利益累計額合計 △1,358 △2,393
非支配株主持分 157 161
純資産合計 1,942,725 2,182,749
負債純資産合計 2,813,841 3,127,801
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 1,346,094 1,618,345
売上原価 405,605 493,198
売上総利益 940,489 1,125,147
販売費及び一般管理費 671,833 781,279
営業利益 268,655 343,867
営業外収益
受取利息 27 43
ポイント収入額 447 180
貸倒引当金戻入額 - 131
債務免除益 - 489
その他 62 -
営業外収益合計 537 843
営業外費用
支払利息 181 123
為替差損 848 961
その他 - 37
営業外費用合計 1,030 1,123
経常利益 268,162 343,588
特別利益
固定資産売却益 - 5
特別利益合計 - 5
特別損失
固定資産除却損 - 188
特別損失合計 - 188
税金等調整前四半期純利益 268,162 343,405
法人税、住民税及び事業税 31,447 93,715
法人税等調整額 38,865 11,738
法人税等合計 70,313 105,453
四半期純利益 197,849 237,951
非支配株主に帰属する四半期純利益 7 8
親会社株主に帰属する四半期純利益 197,841 237,943
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株式会社うるる(3979) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 197,849 237,951
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △415 △1,025
その他の包括利益合計 △415 △1,025
四半期包括利益 197,433 236,926
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 197,429 236,928
非支配株主に係る四半期包括利益 3 △1
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株式会社うるる(3979) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
クラウドソ
CGS事業 CGS事業 (注)1. 計上額
BPO事業 ーシング事 計
NJSS その他 (注)2.
業
売上高
外部顧客への売上高 803,046 85,517 430,698 26,831 1,346,094 - 1,346,094
セグメント間の内部
売上高 12,615 1,860 5,788 1,504 21,768 △21,768 -
又は振替高
計 815,661 87,378 436,487 28,335 1,367,863 △21,768 1,346,094
セグメント利益又は損
525,021 △18,579 32,131 △67,725 470,848 △202,192 268,655
失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△202,192千円は、セグメント間取引消去171千円、各報告セグメントに配
分していない全社費用(主に販売費及び一般管理費)△202,363千円であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
クラウドソ
CGS事業 CGS事業 (注)1. 計上額
BPO事業 ーシング事 計
NJSS その他 (注)2.
業
売上高
外部顧客への売上高 908,983 126,952 555,176 27,232 1,618,345 - 1,618,345
セグメント間の内部
売上高 13,038 10,454 6,079 1,834 31,406 △31,406 -
又は振替高
計 922,021 137,407 561,255 29,067 1,649,752 △31,406 1,618,345
セグメント利益又は損
591,528 △19,210 64,055 △91,443 544,930 △201,062 343,867
失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△201,062千円は、セグメント間取引消去159千円、各報告セグメントに配
分していない全社費用(主に販売費及び一般管理費)△201,222千円であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、CGS事業におけるNJSS以外のサービスの重要性が増してきたこ
とから、報告セグメントを「CGS事業」、「BPO事業」及び「クラウドソーシング事業」の3区分
から、「CGS事業 NJSS」、「CGS事業 その他」、「BPO事業」及び「クラウドソーシン
グ事業」の4区分に変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報について
は、変更後の区分に基づいて作成しています。
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