3979 M-うるる 2019-08-14 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月14日
上場会社名 株式会社うるる 上場取引所 東
コード番号 3979 URL https://www.uluru.biz/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)星 知也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役財務経理担当役員 (氏名)近藤 浩計 TEL 03(6221)3069
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に
売上高 EBITDA(※) 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 579 20.0 45 △48.6 38 △55.4 38 △55.2 29 △50.4
2019年3月期第1四半期 482 19.2 89 20.6 85 21.1 85 21.3 60 19.2
※EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 30百万円 (△49.2%) 2019年3月期第1四半期 59百万円 (18.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 9.11 9.01
2019年3月期第1四半期 18.51 18.16
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 3,500 2,234 63.8
2019年3月期 3,519 2,204 62.6
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 2,234百万円 2019年3月期 2,204百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,314 3.1 △329 - △366 - △367 - △389 - △118.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2020年3月期は、2019年5月14日に開示した5カ年の中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)における初年度と
して先行投資期間と位置付けていることから、連結EBITDAは329百万円の赤字を見込んでおります。
第2四半期(累計)の連結業績予想は開示しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 3,280,600株 2019年3月期 3,280,600株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 101株 2019年3月期 101株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 3,280,499株 2019年3月期1Q 3,257,913株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)における我が国経済は、これまで政府による金
融・財政政策等を背景とした緩やかな回復が続いてきた中、2019年3月に政府が景気基調判断を3年ぶりに下方修
正するなど弱含みを見せております。一方海外では、米国の通商政策や2018年の利上げ路線から一転しての利下げ
の動向、英国のEU離脱を巡る混乱、朝鮮半島情勢を巡る一進一退の展開など、先行き不透明な状況が依然として
続いております。
当社グループを取り巻く経営環境につきましては、クラウドソーシングによるクラウドワーカーを活用して生み
出されたサービスを展開するCGS(Crowd Generated Service)事業、並びにその主力サービスである官公庁等
の入札情報を提供する入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」を巡る環境として、国内情報サービス業
の売上高規模は、2018年度において11兆5,838億円(前年比2.3%増加)と、7年連続で成長を続けております(経
済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)。また、CGSのリソース供給源であるクラウドソーシングの市場
規模は、矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の実態と展望 2018-2019」による
と、2018年度の流通金額規模(仕事依頼金額ベース)は前年度比34.8%増の1,820億円となっており、2021年度には
2,610億円に達すると予測されています。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、2019年5月14日開示の中期経営計画(2020年3月期~
2024年3月期)で掲げた、「NJSS」の継続成長化、ストックビジネスとなる新規CGSの創出・育成、BPO
の高利益率化、という3つの中期方針の柱に基づき、各種施策に着手いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は579,268千円(前年同期比20.0%増)、EBITDA(営業利益
+減価償却費+のれん償却費(以下同様))は45,885千円(前年同期比48.6%減)、営業利益は38,057千円(前年
同期比55.4%減)、経常利益は38,162千円(前年同期比55.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29,898千
円(前年同期比50.4%減)となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
① CGS事業 NJSS
CGS事業の主力サービスである「NJSS」については、有料契約件数が2019年6月30日時点では2,962
社(2019年3月末比66社減少)となりました。例年、第1四半期は契約件数が減少する傾向にありますが、昨
年度後半から推進してきた顧客単価改善が奏功し、売上高は順調に成長しております。一方で、組織体制変
更・強化に伴う人員増強や各種マーケティング施策の実施等によりコストが増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間におけるCGS事業 NJSSの売上高は320,212千円(前年同期比
9.5%増)となり、セグメントEBITDAは157,752千円(前年同期比12.9%減)、セグメント利益は157,014千円
(前年同期比13.0%減)となりました。
② CGS事業 その他
その他の新規CGS事業については、「えんフォト」「fondesk」いずれも、営業活動の順調な実施
により売上高は増加いたしました。一方で、営業強化・サービス開発/改善等に向けた人員増強およびマーケ
ティング施策の実施等により、コストが増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間におけるCGS事業 その他の売上高は52,678千円(前年同期比29.1%
増)となり、セグメントEBITDAは△7,949千円(前年同四半期は△4,795千円)、セグメント損失は8,079千円
(前年同四半期は4,864千円の損失)となりました。
③ BPO事業
BPO事業におきましては、引き続き受注活動が順調に進み、売上高は増加しました。一方で、2019年4月
に徳島スキャンセンターが稼働を開始したものの、前年同時期の案件に比べると当四半期の案件の利益率がや
や低めであったことや人員増強および勝どきオフィスの増床(2019年10月)等により、コストも増加いたしま
した。
この結果、当第1四半期連結累計期間におけるBPO事業の売上高は198,273千円(前年同期比40.8%増)と
なり、セグメントEBITDAは12,052千円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益は6,892千円(前年同期比
23.2%減)となりました。
④ クラウドソーシング事業
クラウドソーシング事業におきましては、「シュフティ」に登録されているクラウドワーカー数は約40万人
となっておりますが、CGSにリソースを供給するためのプラットフォームとしての位置付けのもと、売上
高・利益水準そのものよりも、ユーザー利便性を高めるためのサービス改修やカスタマーサポートの強化に継
続的に取り組んでおります。
この結果、当第1四半期連結累計期間におけるクラウドソーシング事業の売上高は8,103千円(前年同期比
7.9%減)となり、セグメントEBITDAは△33,819千円(前年同四半期は△30,517千円)、セグメント損失は
33,993千円(前年同四半期は30,554千円の損失)となりました。
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株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産については、前連結会計年度末と比べ18,855千円減少し、3,500,903千円と
なりました。これは主に現金及び預金の増加12,148千円、売掛金の減少45,335千円、流動資産にかかるその他の増
加29,635千円によるものです。
負債については、前連結会計年度末と比べ49,003千円減少し、1,266,445千円となりました。これは主に前受金
の増加122,052千円、未払法人税等の減少108,384千円、流動負債にかかるその他の減少57,742千円によるもので
す。
純資産については、前連結会計年度末と比べ30,147千円増加し、2,234,458千円となりました。これは主に利益
剰余金の増加29,898千円によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想については、2019年5月14日に決算短信で公表しました内容に変更はございません。
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株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,065,208 3,077,357
売掛金 160,532 115,196
仕掛品 19,116 4,928
その他 83,336 112,972
貸倒引当金 △1,314 △1,193
流動資産合計 3,326,879 3,309,261
固定資産
有形固定資産 119,978 124,001
無形固定資産 28,679 26,938
投資その他の資産 44,222 40,702
固定資産合計 192,879 191,642
資産合計 3,519,759 3,500,903
負債の部
流動負債
買掛金 66,859 51,052
1年内返済予定の長期借入金 42,520 40,855
未払法人税等 118,307 9,922
前受金 541,685 663,738
賞与引当金 - 22,609
その他 375,432 317,689
流動負債合計 1,144,805 1,105,868
固定負債
長期借入金 159,720 149,650
その他 10,923 10,926
固定負債合計 170,643 160,576
負債合計 1,315,448 1,266,445
純資産の部
株主資本
資本金 947,746 947,746
資本剰余金 930,046 930,046
利益剰余金 329,250 359,149
自己株式 △228 △228
株主資本合計 2,206,814 2,236,713
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △2,644 △2,397
その他の包括利益累計額合計 △2,644 △2,397
非支配株主持分 140 142
純資産合計 2,204,311 2,234,458
負債純資産合計 3,519,759 3,500,903
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 482,794 579,268
売上原価 134,950 193,912
売上総利益 347,844 385,356
販売費及び一般管理費 262,533 347,299
営業利益 85,310 38,057
営業外収益
受取利息 9 17
ポイント収入額 11 32
貸倒引当金戻入額 131 340
雑収入 80 108
営業外収益合計 233 498
営業外費用
支払利息 22 232
為替差損 291 160
営業外費用合計 313 392
経常利益 85,229 38,162
税金等調整前四半期純利益 85,229 38,162
法人税、住民税及び事業税 9,895 5,655
法人税等調整額 15,018 2,612
法人税等合計 24,914 8,267
四半期純利益 60,314 29,894
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
2 △4
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 60,311 29,898
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株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 60,314 29,894
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,010 249
その他の包括利益合計 △1,010 249
四半期包括利益 59,304 30,143
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 59,311 30,145
非支配株主に係る四半期包括利益 △7 △1
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株式会社うるる(3979) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
CGS事業 CGS事業 クラウドソー (注)1. 計上額
BPO事業 計
NJSS その他 シング事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上
292,320 40,819 140,855 8,798 482,794 - 482,794
高
セグメント間の内
部売上高 4,424 3,452 4,921 719 13,518 △13,518 -
又は振替高
計 296,745 44,272 145,777 9,518 496,313 △13,518 482,794
セグメント利益又は
180,483 △4,864 8,980 △30,554 154,044 △68,734 85,310
損失(△)
(注)1.セグメント利益の調整額△68,734千円は、セグメント間取引消去65千円、各報告セグメントに配分していな
い全社費用(主に販売費及び一般管理費)△68,799千円であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
CGS事業 CGS事業 クラウドソー (注)1. 計上額
BPO事業 計
NJSS その他 シング事業 (注)2.
売上高
外部顧客への売上
320,212 52,678 198,273 8,103 579,268 - 579,268
高
セグメント間の内
部売上高 714 - 5,226 630 6,571 △6,571 -
又は振替高
計 320,927 52,678 203,500 8,733 585,840 △6,571 579,268
セグメント利益又は
157,014 △8,079 6,892 △33,993 121,834 △83,777 38,057
損失(△)
(注)1.セグメント利益の調整額△83,777千円は、セグメント間取引消去66千円、各報告セグメントに配分していな
い全社費用(主に販売費及び一般管理費)△83,843千円であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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