3979 M-うるる 2020-11-13 15:30:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期
決算説明資料
2020年11月13日
株式会社うるる
証券コード : 3979
Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|目次
1 連結業績ハイライト
2 事業別ハイライト
3 OurPhoto社のグループジョイン
4 Appendix
1 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
1 連結業績ハイライト
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|サマリー ①
(単位:百万円)
20/3期 21/3期 YoY 21/3期 進捗率
2Q累計 2Q累計 前年同期比 修正予想 修正予想
(参考)当初
上限予想
(参考)当初
下限予想
業績好調につき売上高予想上方修正
売上高 1,184 1,411 19.2% 3,000 47.0% 2,920 2,480 ⚫ 2Q累計売上高は前年同期比+19.2%の
NJSS 650 773 18.8% 1,550 49.9% 1,480 1,430 14.1億円。
CGSその他 108 198 82.4% 400 49.5% 405 270
えんフォト
⚫ 主力であるNJSSは、ARPUを上昇させつつ、
79 88 12.2% 160 55.0% 225 90
(CGSその他) 有料契約件数は過去最高の伸び。
fondesk
(CGSその他)
23 103 348.6% 240 42.9% 180 180
売上高は前年同期比+18.8%の7.7億円。
BPO 408 424 4.0% 1,020 41.6% 1,000 745
クラウドソーシング 16 14 ▲ 7.2% 30 46.7% 35 35
⚫ コロナ影響により1Q苦戦のBPOは業績回復。
えんフォトは想定以上の売上を確保。
販管費 761 929 22.0% - - - -
fondeskは売上高前年同期比+348.6%。
販管費率 64.3% 65.8% - - - - -
EBITDA 57 81 41.5% ±0 - ±0 ▲ 300 ⚫ 通期業績予想は当初レンジ開示していたが、
EBITDA率 4.9% 5.8% - - - - - 業績好調を受け、当初のレンジ上限売上高
予想に対して上方修正。
営業利益 41 61 47.8% ▲ 50 - ▲ 50 ▲ 340
前期通期売上高24.8億円に対して、前期比
利益率 3.5% 4.3% - - - - -
+21.0%の30.0億円に予想を修正。
従業員数(名) 164 210 - - - - -
※ 百万円未満は切り捨て
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
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|サマリー ②
(単位:百万円)
20/3期 21/3期 YoY 21/3期 進捗率
M&A関連費用計上前の通期EBITDA
(参考)当初 (参考)当初
2Q累計 2Q累計 前年同期比 修正予想 修正予想 上限予想 下限予想
予想黒字化
売上高 1,184 1,411 19.2% 3,000 47.0% 2,920 2,480
⚫ 2Q累計EBITDAは前年同期比+41.5%の
650 773 1,550
NJSS 18.8% 49.9% 1,480 1,430
8,100万円。
108 198 400
CGSその他 82.4% 49.5% 405 270
⚫ 3Q以降に下記追加コストの発生を見込み、
えんフォト
79 88 12.2% 160 55.0% 225 90 通期EBITDA予想は当初上限予想通り±0。
(CGSその他)
fondesk 【M&A関連費用】
23 103 348.6% 240 42.9% 180 180
(CGSその他) • Our Photo株式会社の子会社化に係るDD費用等
BPO 408 424 4.0% 1,020 41.6% 1,000 745 約3,000万円
• 同社子会社化後の当期中のPMI費用及び追加投資
クラウドソーシング 16 14 ▲ 7.2% 30 46.7% 35 35
による赤字額 最大4,000万円程度
販管費 761 929 22.0% - - - - 【その他】
• 中期経営計画達成のための追加先行投資
販管費率 64.3% 65.8% - - - - - 約4,000万円
EBITDA 57 81 41.5% ±0 - ±0 ▲ 300 ⚫ M&A関連費用計上前21/3期修正予想
EBITDA率 4.9% 5.8% - - - - -
EBITDA 7,000万円
営業利益 41 61 47.8% ▲ 50 - ▲ 50 ▲ 340
営業利益 2,000万円
利益率 3.5% 4.3% - - - - -
NJSSプロダクトリニューアル概ね順調
従業員数(名) 164 210 - - - - -
⚫ NJSSプロダクトリニューアルは、2021年度
※ 百万円未満は切り捨て
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額 上期を計画。
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|売上高 - 四半期推移
連結売上高(YoYは2Qのみ比較)
⚫ NJSS、CGSその他、BPOが好調に推移
NJSS - YoY +21% QoQ +8%
CGSその他 - YoY +91% QoQ +18%
百万円
800
クラウドソーシング 776 BPO - YoY +23% QoQ +57%
BPO
693
CGSその他(えんフォト+fondesk)
636
NJSS売上高
NJSS 625
602 605 604 259 ⚫ ARPU、有料契約件数ともに成長させ、
579
600 560
533 238 売上高は過去最高の伸び。
505 165
483
193
405
436
218
234
247
198
210
107 CGSその他売上高
180
92
400 179 141 85 ⚫ えんフォト - YoY ▲8%
136 56 64
53
116
44 41 40 46 57 ◼ 前2Q比で売上減少を予想していた
35
26 25 ものの、想定以上の売上を確保。
200
361 371 402 ⚫ fondesk - YoY +50%
313 313 320 331 339
282 289 292 304
254 267 ◼ テレワーク浸透に伴い、大きく
成長。
0
18/3 19/3 20/3 21/3 BPO売上高
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
⚫ 当初想定通り、テレワーク浸透に伴う
直近4四半期 スキャン案件の増加により売上高は
合計 2,082百万円 2,411百万円 2,708百万円
大きく成長。
※ 百万円未満は四捨五入
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|SaaS売上高 - 四半期推移
百万円
+32%
600 CGSその他(えんフォト+fondesk) NJSS
+13% 509
+18% 463
447
107
387
402
85
92 SaaS売上高
400 373
359 370 ⚫ ストックビジネスとなるSaaS売上高は、
333 333 344 56
64
317 46 57 53 NJSS及び新規事業である
291 40
44 41
280 35 CGSその他(えんフォト+fondesk)より構成。
25
26
⚫ 2Q YoYは+32%と、NJSS及び新規事業
200 402
ともに成長を加速。
361 371
320 331 339
292 304 313 313
282 289
254 267
0
18/3 19/3 20/3 21/3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
直近4四半期
合計 1,328百万円 1,488百万円 1,821百万円
※ 百万円未満は四捨五入
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|EBITDA - 四半期推移
百万円 全社費用
クラウドソーシング
260 BPO
CGSその他(えんフォト+fondesk)
NJSS 42
220 連結 54
19
22
18 210 22
3 5 11 203
180 9 198
9 185 187 181 182 12 175
168 174
140 158 27
147
133
100 127 123
116
93
3 連結EBITDA
91 89 14
60
74 73
65 74 ⚫ NJSS及びBPOにおいて、黒字増加。
20 46 12 7 ⚫ YoY比、QoQ比、いずれも大きく
増益。
▲ 20 ▲ 21
▲ 20 ▲ 25 ▲ 23 ▲ 31 ▲ 28 ▲ 32 ▲ 32 ▲ 47 ▲ 46 ▲ 40
▲ 34 ▲ 53
▲ 29
▲2
▲ 60 ▲ 29
▲ 31 ▲ 37 ▲ 23
▲ 70 ▲ 66
▲ 61
▲ 67 ▲ 67 ▲ 61
▲ 68
▲ 100 ▲ 72 ▲ 116
▲ 82 ▲ 94 ▲ 97
▲ 101
▲ 100
▲ 140 ▲ 93 ▲ 113
▲ 180
18/3 19/3 20/3 21/3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
※ 百万円未満は四捨五入
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
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|投資概要 - 四半期推移
投資概要
(人件費、広告宣伝費、システム関連委託費)
⚫ 20/3期にトライアルのために投じた
百万円 一時費用(徳島センター開設費用等) NJSS広告宣伝費は当1Qより減少。
システム関連委託費(SES等)
600
広告宣伝費
⚫ NJSSプロダクトリニューアルについて
人件費(含む採用費)
13 517 は、SES(常駐型の業務委託契約エンジニア)を
500 追加投入し、2021年度上期にリリースを
453
69 436 予定。
65 396 ⚫ Our Photo株式会社の子会社化により、
400 368 62
128 61 M&A関連費用を最大7,000万円(内訳下記)
47 55
286 296 108
34 を見込む。
300 55
243 235 26 27 ⚫ 現時点における3Q以降の投資に係る
224 24 30
30 18 29
計画は以下の通り。
19 18
200 30 19 前期末比10-15名程度の増員計画に
306 301 319 人件費 加え、BPO好調に係る臨時雇用者
267 281
239 増加により、微増を見込む。
100 185 199 208
183
前期3.2億円に対し、通期で1億円
広告宣伝費
程度の減少を見込む。
0 NJSSプロダクトリニューアルの
19/3 20/3 21/3 システム関連
ため、3Q以降は2Q比で1,000万円/Q
委託費
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 程度の増加を見込む。
買収に際して発生するDD費用等を
直近4四半期
1,186百万円 1,803百万円 3Qに約3,000万円見込む他、対象
合計 M&A関連費用
会社への追加投資として当期中に
※ 百万円未満は四捨五入 最大4,000万円の投資費用を見込む。
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|従業員の状況
⚫ 前期は+62名の増員だったのに対し、当期は増員を抑制 。ここまで概ね採用計画通りに進捗。
⚫ BPOは足元受注好調につき、臨時雇用者を中心に人員増加。
2020/9末
コーポレート
2020/3末 クラウド
部門
ソーシング 24
11 (▲3) (+2) NJSS
コーポレート
部門 70
クラウド 合計
+18名
22
ソーシング NJSS (+4)
14
合計 66
210名
(内、正社員138名)
192名 BPO
(内、正社員127名) その他
BPO 78 CGS
その他 27
(+10)
68 CGS (+5)
22
(括弧内は2020/3末からの増減)
※ 臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)を含む。 臨時雇用者数は、年間の平均人員を換算。その他CGSは、えんフォト事業部、fondesk事業部。
コーポレート部門は、財務経理部、人事総務部、採用広報部、技術戦略室、情報システムチーム、内部監査室。
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|2021年3月期2Q セグメント情報
(単位:百万円)
クラウド 全社費用
NJSS その他CGS BPO ソーシング (コーポレート部門) 連結
売上高 773 199 425 15 - 1,411
EBITDA 373 ▲ 93 53 ▲ 52 ▲ 199 82
EBITDA率 48.2% - 12.4% - - 5.8%
セグメント利益 371 ▲ 94 40 ▲ 53 ▲ 203 61
利益率 47.9% - 9.3% - - 4.3%
2Q末従業員数(名) 70 27 78 11 24 210
20/3期末従業員数(名) 66 22 68 14 22 192
※ 百万円未満は四捨五入
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
※ 従業員数は臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)を含む。 臨時雇用者数は、年間の平均人員を換算。その他CGSは、えんフォト事業部、
fondesk事業部。コーポレート部門は、財務経理部、人事総務部、採用広報部、技術戦略室、情報システムチーム、内部監査室。
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|2021年3月期2Q 連結BS
(単位:百万円)
20/3期 2Q 20/3期 21/3期 2Q
流動資産 3,386 3,287 3,581
うち、現預金 3,105 2,890 3,239 ⚫ NJSSによって創出された潤沢な
キャッシュ基盤。
うち、売掛金 140 190 192
うち、その他 134 204 138
固定資産 304 324 301
有形固定資産 121 163 151
無形固定資産 27 27 25
投資その他の資産 155 133 124
うち、長期前払費用 110 91 79
資産合計 3,691 3,612 3,882
流動負債 1,166 1,325 1,570
うち、借入金 40 40 40
うち、未払法人税等 38 0 61
うち、前受金 680 691 962 ⚫ 将来の売上となるNJSS前受金が
大きく増加。
固定負債 150 132 116 ⚫ 前受金の増加はキャッシュ・フロー
うち、借入金 139 119 99 に好影響。
負債合計 1,317 1,458 1,687
純資産合計 2,374 2,154 2,195
負債・純資産合計 3,691 3,612 3,882
※ 百万円未満は切り捨て
11 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|2021年3月期2Q 連結CF
(単位:百万円)
19/3期 20/3期 2Q 20/3期 21/3期 2Q
(12ヶ月) (6ヶ月) (12ヶ月) (6ヶ月)
⚫ 営業CF4.1億円の内、
営業活動によるキャッシュ・フロー 431 112 ▲ 52 411 2.7億円はNJSS成長に伴う
前受金増加によるもの。
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 96 ▲ 49 ▲ 81 ▲ 42
財務活動によるキャッシュ・フロー 196 ▲ 22 ▲ 42 ▲ 18
現金及び現金同等物の増減額 530 40 ▲ 175 349
現金及び現金同等物の期末残高 3,040 3,080 2,865 3,214
※ 百万円未満は切り捨て
12 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
2 事業別ハイライト
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|NJSS 成長戦略
解約率を下げ、LTV(顧客生涯価値)を最大化し、
将来に渡る売上高を拡大させる
将来に渡る LTV
NJSS売上高 = (顧客生涯価値) × 契約件数
LTV ARPU 平均契約期間 NJSS粗利率
(顧客生涯価値)
= (顧客単価)
× (1÷解約率)
× 約90%
既存契約
契約件数 = 件数
× (1-解約率) + 新規契約数
14 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|NJSS 中期経営計画に基づく改善施策 (営業体制)
⚫ 中期経営計画に基づき、営業体制を大幅にアップデート。
⚫ 契約期間長期化とCS(カスタマーサクセス)強化を図り、解約率改善に成功。
従来 改善施策
契約期間数ヶ月
契約期間
程度の短期顧客
原則、新規契約
時の契約期間を
契約期間長期化に
長期化 も積極的に獲得 1年以上に設定 より顧客とのタッチ
ポイントが増加、
CS部門が効果的に
機能
CS部門人員を
短期顧客が多く
CS CS部門は顧客
増強、顧客が
(カスタマーサクセス) 落札に辿り着く
強化
の契約更新事務
手続きに終始
ためのNJSS 解約率低下へ
利用支援に注力
15 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|NJSS 中期経営計画に基づく改善施策 (プロダクトリニューアル)
⚫ 中期経営計画に基づき、NJSSプロダクトをフルリニューアルすべくシステム開発実施中。
⚫ 現行スケジュール上、2021年度上期を目処にリリースを予定。
カスタマージャーニーとNJSSが提供するサービス・価値
現在
案件を探す 案件や入札資格を 過去の結果や 入札する 落札する
管理する 競合他社を
提供サービス
分析する
入札データベース
としての価値のみ提供
リニュー
アル後
案件を探す 案件や入札資格を 過去の結果や 入札する 落札する
管理する 競合他社を
提供サービス 分析する
管理・分析機能を新たに開始することで、入札参加プロセスに
おける幅広い価値を提供し、より継続的に利用されるプロダクトへ
16 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|NJSS 有料契約件数・ARPUの推移
⚫ NJSSのサブスクリプション売上高は、有料契約件数×ARPU(一件当たり日割り売上高)で構成。
⚫ 中期経営計画に基づく解約率低減施策等の結果、当2QはYoY比でARPUを伸ばしつつ、有料契約件数は過去最高水準
の伸び。
件 NJSS有料契約件数 ARPU(一件当たり日割り売上高、円) 円
4,000 1,250
1,207
1,188
1,170 1,169 1,167
3,571
1,152
3,500 1,128 3,395 1,150
1,122
1,110 1,115
1,105 3,282
1,092
1,085 1,079 1,084
3,148
1,065
3,028 2,999
1,037 1,034 2,958 2,962
3,000 2,899 1,050
2,884
2,851
2,742
2,587
2,499 2,469
2,500 950
2,360
2,256
2,157
2,000 850
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
17 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|NJSS 解約率・LTVの推移
⚫ 中期経営計画に基づき、 LTV(顧客生涯価値)を向上させるために解約率(チャーンレート)の改善に注力。
⚫ 結果、解約率は継続的に改善し、LTVは上昇傾向。
円
LTV(円)
3.0% 6,000,000
2.8%
解約率
2.5% 5,000,000
2.6%
2.0% 4,000,000
2.0%
1.5% 3,000,000
1.0% 2,000,000
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
※ 解約率は、有料契約件数をベースにした12ヶ月平均
※ LTVは、1/解約率×顧客単価×粗利率90%
18 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|NJSS ARRの推移
⚫ 有料契約件数の増加、ARPUの伸び、解約率の改善の結果、ARR(年間定額収益)は継続的に成長。
百万円
1,800
15.9億円
1,600
1,400
1,200
1,000
8.1億円
800
600
400
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
※ ARRは、各四半期定額収益に4を乗じた数値
19 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|えんフォト 契約園数の推移
⚫ 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて新規契約園獲得のための営業活動が制限されたものの、電話、メール、
及びビデオ会議システムを活用した営業手法に移行することで、契約園数は着実に増加。
園
3,000
+ 92園
2,639
2,547
2,477
2,500 +65園
2,167
+100園 2,034
2,099
1,969
2,000
1,832
1,773
1,673
1,557
+52園
1,500
1,289
1,163 1,215
1,000
500
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
※ 契約園数は、園以外のクラブ・イベント団体向けに提供する写真販売サービス「クラプリ」の利用者を含む。
20 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|fondesk 有料契約件数の推移
⚫ 2019年2月18日にサービスを開始してから、fondeskの有料契約件数は大きく成長。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による
テレワークの急速な普及に伴い、有料契約件数が急増
件
1,800
+523件
1,600
1,540
1,400
1,200 +671件
1,017
1,000
800
600
+178件
+50件 346
400 +54件
+50件 168
200 118
64
14
0
19/3期 20/3期 21/3期
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
21 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
|社会課題の解決に向けた取り組み
⚫ 行政の効率化、働く機会の提供、女性の活躍の推進といった、社会課題の解決に向けた取り組みを実施。
NJSSの入札・落札データベースを、姉妹 女性の活躍を推進するため、執行役員の
サービス「調達インフォ」にて、自治体 野坂枝美が社内プロジェクト「女子塾」を
担当者向けに効率的に情報収集が可能な 立ち上げ。
“ガブテック(Govtech)”として無償で提供。
https://bid-info.jp https://blog.uluru.biz/entry/2020/03/04/161625
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3 OurPhoto社のグループジョイン
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|OurPhoto社のグループジョイン
⚫ 出張撮影マッチングサービス「OurPhoto(アワーフォト)」を運営するOur Photo株式会社(以下、OurPhoto社)が
グループにジョイン。2.3億円で発行済株式の100%を取得(取得は2020/12を予定) 。
マッチングサイト「OurPhoto」 OurPhoto社 コーポレートサイト
https://our-photo.co/ https://our.photo/
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|OurPhoto社のビジネスモデル
⚫ 思い出を写真に残したい依頼者と約1,300名の登録フォトグラファーがOurPhotoサイト上でマッチング。
撮影代金からOurPhoto社が手数料を差し引き、フォトグラファーへ支払い。
① OurPhotoサイト上 ③ 依頼者希望の日時、
でマッチング 場所にて撮影
思い出を写真に
約1,300名の登録
残したい依頼者
フォトグラファー
② 撮影代金を支払い ④ OurPhoto社が手数料(現行35%)を
差し引き、フォトグラファーへ
支払い
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|OurPhotoの撮影取扱高推移
⚫ 少子化にも関わらず、ユーザーの「子供の成長記録を写真に残したい」という強いニーズから、OurPhotoの撮影
取扱高は拡大。
⚫ ユーザーが場所を自由に指定できる「出張撮影」は、コロナ禍における「3密回避」という時代のニーズにも
マッチ。
緊急事態宣言中は撮影件数が一時的に減少も、
コロナ禍において20%超の成長を見込む
千円
180,000
+20%超
160,000
140,000
+18% 123,098
120,000
104,412
+46%
100,000
80,000 71,306
60,000 +350%
40,000
+742% 15,863
20,000
1,884
0
2016年5月 2017年5月 2018年5月 2019年5月 2020年5月 2021年5月
(予想)
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|OurPhoto社と当社「えんフォト」のシナジーと追加投資計画
⚫ 当社の運営する「えんフォト」とのシナジーを見込む。
⚫ シナジーを早期に創出するため、当期及び来期でOurPhoto社への追加システム投資を予定。
想定するシナジー
① フォトグラファーネットワークの共有
OurPhotoで擁する1,300人の登録フォトグラファーを
えんフォトで提供するフォトグラファー派遣にも活用
② えんフォト保護者ユーザーへのリーチ
えんフォトにご登録の保護者ユーザー約16万人と
OurPhotoのメイン顧客層が重なることから、
えんフォトからOurPhotoへの送客が可能
③ えんフォト制作リソースの共有
えんフォトが有する写真現像、アルバム制作、フォト
ブック制作(現在機能開発中)といった制作リソースを
OurPhotoへ提供することで、単価アップが可能
上記シナジーを早期に創出するため、今期から来期にかけて約9,000万円のOurPhotoシステム追加
投資及びPMI費用をOurPhoto社にて計上予定。
当社2021年3月期連結業績に対しては、上記追加投資及びPMI費用の影響により、最大4,000万円
程度の赤字影響を見込む。
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4 Appendix
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|用語集
「Crowd Generated Service(クラウド・ジェネレイティッド・サービス)」の略。クラウドワーカーを活用して生み
CGS 出されたサービスをいう(当社の造語)。CGSの代表格である入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」の他、
「えんフォト」、「fondesk」がある。
クラウド(crowd:群衆)とアウトソーシングを組み合わせた造語。インターネットを介して不特定多数の人々との間で
クラウドソーシング 仕事を受発注することをいう。当社ではクラウドソーシングサイト「シュフティ」を運営。
クラウドワーカー クラウドソーシングを利用して仕事を受注する人々のことをいう。当社の「シュフティ」登録者は主婦がメイン。
「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略。
BPO 企業が業務の一部(主にノンコア業務)を外部の専門業者に委託することをいう。当社では、データ入力やスキャニング
といった電子化業務をはじめとする総合型アウトソーシングの業務受託を行う。
「Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)」の略。 「サース」と読む。
SaaS クラウドで提供されるソフトウェアのことをいう。
製品やサービスなどを利用した期間に応じて代金を支払う方式をいう。
サブスクリプション 近年では、ソフトウェアの利用形態として採用されることが多い。
「Life Time Value(ライフ・タイム・バリュー)の略。「顧客生涯価値」と訳される。一人、あるいは一社の顧客が、
LTV 取引を始めてから終わりまでの期間内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの。
ARPU 「Average Revenue Per User」の略。「アープ」と読む。本資料では、「一件当たり日割り売上高」をいう。
「Annual Recurring Revenue」の略。「年間定額収益」と訳される。毎年決まって得られる1年間分の収益、売上のこ
ARR と。初期費用や追加購入費用、コンサルティング費用などは含まれない。
本資料では、「各四半期定額収益に4を乗じた数値」をいう。
「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization」の略。「イービッダー」「イービットダー」
EBITDA 「イービットディーエー」等と読む。本資料では、営業利益+減価償却費+のれん償却額をいう。
当社では、中期経営計画達成に資するM&A等を積極的に検討するため、重要指標としてEBITDAを設定。
「year over year」/「quarter over quarter」の略。「ワイオーワイ」/「キューオーキュー」と読む。
YoY / QoQ 「前年(同期)比」/「前四半期比」をいう。
「Price to Sales Ratio」の略。株価売上高倍率。時価総額を年間売上高で割ったもの。
PSR 新興成長企業の株価水準をはかる指標として用いられる。
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|ビジョン
人のチカラで 世界を便利に
うるるの考える 『人のチカラ』 とは、
Web上にネットワークされた世界中の人の
英知・マンパワーを指します。
Webの進化によって、場所や時間の制約なく、
私たちは 『人のチカラ』 を運んだり集めたりすることが
できるようになりました。
私たちは 『人のチカラ』 を活用できる仕組みをつくり、
今までにない便利なサービスを世の中に提供することで、
社会に貢献していきます。
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|事業構成
⚫ 当社はCGS(Crowd Generated Service)、BPO、クラウドソーシングの3つの事業で構成。
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|CGS事業 入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」
⚫ 官公庁等が発注する入札情報のデータベースを提供するサービス。
⚫ 数百名のクラウドワーカーが約7,700の入札実施機関から情報を収集し、当社が入札・落札案件
情報のデータベースを構築。
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|NJSSの特徴
① SaaSモデルでサービス提供
クラウドソーシング(Crowd-Sourcing)を用いて作った入札・落札データベースを
クラウド(Cloud)で提供。
高い限界利益率を誇る(売上総利益率 2019/3期 90.7% 2020/3期 90.0%)。
② 売上はサブスクリプション
売上はサブスクリプションから構成されるストック型。
③ 独自ビジネスモデルと参入障壁
クラウドワーカーという大量の人力とWebクローラーの併用により、
網羅性の高い入札・落札データベースを構築。
また、落札データを過去に遡及して収集することは困難であり、参入障壁となる。
④ FCF(フリー・キャッシュ・フロー)貢献度が高い仕組み
原則、契約時に利用料金を前受金として受領。
売上高が増加するほど、FCFが増加。正常運転資金は発生せず。
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|入札市場概観
入札市場の推移 業種の比率
◼ 安定的に年間20兆円超の発注がなされる ◼ 建設・土木工事等の工事案件は金額
巨大市場 ベースで約4割
◼ 6割超が中小企業との契約で成立 ◼ 物品・役務といった工事以外の案件が
約6割を占める
兆円 中小企業向け 中小企業以外向け
25
22.3兆円 22.7兆円 22.1兆円 21.9兆円
21.3兆円
20
7.3 建設・
7.4 7.1 7.5 7.3
15 土木工事等
それ以外
約40%
10
15.4
約60%
14.9 14.2 14.6 14.6
5
0
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
出所:中小企業庁「官公需契約の手引き」 出所:中小企業庁「官公需契約の手引き」
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|NJSSのポテンシャル(TAMの考え方)
⚫ NJSS有料契約件数は落札実績のある企業数約40万社の約0.9%、全省庁統一資格保有企業数約7万社
の約5%であり、ポテンシャルは十分。
TAMの検討においては、
新たに入札市場に参入する
入札参加資格未保有の企業も
ターゲットであり、
落札実績のある企業数 数十倍の有料契約件数
(≒各種入札資格保有社数) 拡大余地あり
約40万社
(TAM: Total Addressable Market、
獲得できる可能性のある最大の市場規模)
(2019年時点、NJSSデータベースより)
NJSS有料契約件数
3,571件
(2020年9月末時点)
全省庁統一資格
保有企業数
約7万社
(平成30年度行政事業
レビューシート総務省より)
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|CGS事業その他「えんフォト」
⚫ 幼稚園・保育園と保護者の手間を大幅に削減する写真販売システム。
⚫ 園のイベント時にクラウドワーカーをカメラマンとして手配することで付加価値を提供。
② 保護者が「えんフォト」上で
写真を閲覧・購入
幼稚園・保育園
① 園が「えんフォト」へ
写真をアップロード
(園は利用無料)
ウェブサイト
「えんフォト」 ③ 当社が保護者へ
写真を送付
保護者
①’ 遠足や運動会などのイベント時には、
クラウドワーカーであるカメラマンを
手配
カメラマン
(クラウドワーカー)
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|CGS事業その他「fondesk(フォンデスク)」
⚫ 「月1万円から使えるスマートな電話番サービス」。
⚫ 企業宛に掛かってくる電話をクラウドワーカーが代理受電し、受電内容をSlack、チャットワーク、
Microsoft Teams等のチャットツールで伝言。
① 電話対応 ② 受電報告
お電話ありがとうございます
株式会社うるるです
fondesk オペレーター
10月22日 15:10
制作部の fondeskオペレーターです
佐藤様はいますか? 以下内容のお電話がありました
ご確認ください
ーーーーー
入電時間: 2018-10-22 15:05:27
あいにく佐藤は不在ですので お名前 : △△社 すずき様
折返しご連絡差し上げます
電話番号: 090-xxxx-xxxx
ご用件 : 制作部のさとう様に入電
折返し : 必要
お名前・お電話番号・ご用件
をうかがえますか?
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|BPO事業
⚫ クライアントのノンコア業務を受託し、国内外の協力会社やクラウドワーカーといった多様な
リソースを活用してソリューションを提供。
⚫ 特に、紙面情報の電子化を行うスキャンやデータ入力に強み。
【業務内容】 • スキャン業務のみ自社センター
• データ入力・集計 • DM発送代行 にて実施
• スキャン • コールセンター代行 • それ以外の業務は、国内外の
• データクレンジング • 事務局運営代行 協力会社やクラウドワーカーの
• データ収集 • ECサイト運営代行 ディレクションに特化
• OCR処理 • システム開発
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|クラウドソーシング事業
⚫ クラウドソーシング・プラットフォーム「シュフティ」で、仕事を依頼したいクライアント(企業)と
時間や場所の制約なく働きたいクラウドワーカーをマッチング。
⚫ 46万人超のクラウドワーカー登録を有する(2020年11月現在)。
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|注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの
基準と異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらのリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一
般的な国内及び国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情
報」の更新・修正を行う義務を負うものではありません。
本資料は当社についての情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売却等の勧誘を目的と
したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断において行っていただくようお願いいた
します。
株式会社うるる
https://www.uluru.biz/
お問合せ先
ir@uluru.jp
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