2021年3月期 第1四半期
決算説明資料
2020年8月14日
株式会社うるる
証券コード : 3979
Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
｜目次
1 新型コロナウイルス感染症の影響と対応
2 連結業績ハイライト
3 事業別ハイライト
４ Appendix
1 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
1 新型コロナウイルス感染症の影響と対応
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｜当社の対応状況 (2020年3月期 決算説明資料 より一部アップデート)
⚫ 原則全従業員テレワークとした以降において、全ての事業が業務を停止することなく継続。
2020/5(前回決算発表時)までの対応状況 2020/5(前回決算発表時)以降の対応状況
◼ 2月18日より、雇用形態に依らず、希望者全員が ◼ 7月1日より、雇用形態に依らず、出社、時差
時差勤務(時差通勤)及びテレワーク(在宅勤務)を 勤務及びテレワークを組み合わせた柔軟な勤務
実施。 制度の運用を開始。
◼ 4月6日より、雇用形態に依らず、原則全従業員
がテレワークを実施。 うるるブログ 2020-04-15 うるるブログ 2020-04-21
『全社原則在宅勤務を開始して』 『全社原則在宅勤務が2週間経過して』
(BPO従事者の一部を除く)
◼ 社内に「新型コロナウイルス対策室」を
設置。万が一、東京都がロックダウンした場合で
も事業を継続できるよう、社内体制を整備。
https://blog.uluru.biz/entry/2020/04/15/170458 https://blog.uluru.biz/entry/2020/04/21/162028
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｜各事業の状況等 (2020年3月期 決算説明資料 より一部アップデート)
前期(2020/3期)
業務の状況 業績へ影響を与えうる事象 売上構成
• 業務への影響なし。 • 民需の減少に危機感を感じる企業からの新規契約が増加
傾向。
NJSS • 対面による営業から、 54％
ビデオ会議システムを用いた • 一方、一部業種(イベント、旅行関連等)の入札案件の
オンライン営業へ移行。 停止、及び一部企業の予算完全凍結に伴う解約が発生。
• 緊急事態宣言中は多くの保育園・幼稚園が休園、もしくは
• 業務への影響なし。
登園自粛要請を実施。当社実施アンケートにおいて、緊急
事態宣言解除後のイベントについて約8割が規模縮小開催
えんフォト • 対面による営業から、電話、
と回答するなど、売上高にネガティブな影響あり。 8%
(その他CGS) メール、及びビデオ会議
システムを用いたオンライン
• 但し、当1Qは予想を上回る売上高を確保。ネガティブな
営業へ移行。
影響は2Q以降発生を見込むも、影響は限定的と予想。
• 企業のテレワークの急速な普及に伴い、有料契約件数が
• 業務への影響なし。 急増。
fondesk 有料契約件数 2020/3末 346件 → 2020/6末 1,017件と
2%
(その他CGS) • 従来より、申込から利用開始 3ヶ月で約3倍に。
まで全てオンラインで完結。
• 有料契約件数の増加は、売上にポジティブな影響がある。
• イベント関連案件に係る問い合わせが大幅減。
• 在宅では作業が不可能な また、受注済みの案件について、顧客の一時出勤停止を
スキャン業務従事者、及び 受け、施工が進まないものが一部発生。
BPO 案件施工上で必要な業務 34%
従事者のみ、感染防止策を • テレワークの普及は中長期的に紙の電子化ニーズが強まる
講じた上で出社。 と考えられるものの、企業の一時出勤停止は、短期的には
売上にネガティブな影響を与えると考えられる。
※2020年３月期 決算説明資料よりアップデートした箇所を下線表示
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｜withコロナ時代における社内コミュニケーション活性化施策
⚫ 当社の武器である「カルチャー」の醸成を目的とした社内コミュニケーション活性化施策は、オンラインとオフライン
を組み合わせて継続。
社内LT(ライトニングトーク)大会「うる水」は 部署横断コミュニケーション施策
オンラインとオフラインのハイブリッドで開催 「飲みゅーん」もオンラインで実施
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2 連結業績ハイライト
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｜サマリー
(単位：百万円)
20/3期 21/3期 YoY 21/3期 21/3期
主力事業のNJSSが好調に推移
進捗率 進捗率
1Q 1Q 前年同期比 上限予想 対上限予想 下限予想 対下限予想 ⚫ 連結売上高は前年同期比+9.7%の6.4億円。
売上高 579 635 9.7％ 2,920 21.7% 2,480 25.6% 20/3期赤字計上の連結EBITDAは黒字確保。
NJSS 320 371 16.0％ 1,480 25.1% 1,430 25.9%
⚫ 主力であるNJSS売上高は前年同期比
+16.0%の3.7億円。例年1Qは有料契約
CGSその他 52 91 73.7％ 405 22.5% 270 33.7%
えんフォト
件数が減少していたが、当該1Qは有料契約
38 46 20.3％ 225 20.4% 90 51.1%
(CGSその他) 件数が増加し、加えてARPUも上昇。
fondesk
(CGSその他)
8 41 367.4％ 180 22.8% 180 22.8% ⚫ また、テレワーク普及に伴って新規事業で
BPO 198 165 ▲ 16.7％ 1,000 16.5% 745 22.1% あるfondeskが大きく成長。
クラウドソーシング 8 7 ▲ 8.5％ 35 20.0% 35 20.0%
コロナ影響によりBPOは軟調
販管費 347 449 29.3％ - - - - ⚫ BPO売上高は新型コロナウイルス感染拡大の
販管費率 60.0% 70.7% - - - - - 影響を受け、前年同期比▲16.7%の1.7億円。
⚫ えんフォトは緊急事態宣言前に撮影された
EBITDA 45 7 ▲ 83.7％ ±0 - ▲ 300 -
写真の販売が好調であったことから、一定
EBITDA率 7.9% 1.2% - - - - -
程度の売上高を確保。
営業利益 38 ▲2 - ▲ 50 - ▲ 340 -
投資概要
利益率 6.6% - - - - - -
⚫ NJSSシステムリニューアルは、若干の
従業員数(名) 146 202 - - - - -
遅れはあるものの、開発は着実に進行。
※ 百万円未満は切り捨て ⚫ 当期は前期ほどの増員計画無し。
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額 (前期は+62名の192名)
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｜21/3期業績予想の考え方 及び 2Q以降の見通し
(単位：百万円)
20/3期 21/3期 YoY 21/3期 進捗率 21/3期 進捗率
⚫ 2020/5に開示した21/3期業績予想の前提は
1Q 1Q 前年同期比 上限予想 対上限予想 下限予想 対下限予想 下記の通りであるが、依然として緊急事態宣
売上高 579 635 9.7％ 2,920 21.7% 2,480 25.6% 言の再発令可能性等を含めた先行き不透明感
は変わらないことから、現時点においては
NJSS 320 371 16.0％ 1,480 25.1% 1,430 25.9%
開示済み業績予想の修正は行わない。
CGSその他 52 91 73.7％ 405 22.5% 270 33.7% 【参考~2020/5開示業績予想の前提】
えんフォト [上限予想]
38 46 20.3％ 225 20.4% 90 51.1% 政府・自治体による外出・営業自粛要請が1Q末で
(CGSその他)
fondesk 終了し、各事業のKPIへのネガティブな影響が軽微。
8 41 367.4％ 180 22.8% 180 22.8%
(CGSその他) [下限予想]
BPO 198 165 ▲ 16.7％ 1,000 16.5% 745 22.1%
同要請が4Q末まで継続し、各事業のKPIへの
ネガティブな影響が大きく見込まれる。
クラウドソーシング 8 7 ▲ 8.5％ 35 20.0% 35 20.0%
⚫ 現時点における2Q以降の売上見通しは以下の
販管費 347 449 29.3％ - - - - 通り。
販管費率 60.0% 70.7% - - - - -
NJSS 引き続き好調な推移を見込む。
EBITDA 45 7 ▲ 83.7％ ±0 - ▲ 300 -
2Q以降に前期比で売上減少を見込
EBITDA率 7.9% 1.2% - - - - - えんフォト むも減少は限定的、通期売上高は
下限予想を上回ると予想。
営業利益 38 ▲2 - ▲ 50 - ▲ 340 -
fondesk 業績予想程度の売上進捗を見込む。
利益率 6.6% - - - - - -
テレワーク浸透に伴うスキャン
従業員数(名) 146 202 - - - - -
BPO 案件が足元で増加、2Q以降回復を
見込む。
※ 百万円未満は切り捨て
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額 クラウドソーシング 1Qと同程度の推移を見込む。
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｜売上高 - 四半期推移
百万円
800
クラウドソーシング 連結売上高(YoYは1Qのみ比較)
BPO
693
⚫ NJSS、CGSその他が好調に推移
CGSその他(えんフォト+fondesk)
636
NJSS - YoY +16% QoQ +3%
NJSS 625
602 605 604 CGSその他 - YoY +74% QoQ +8%
579
600 560
533 238 BPO - YoY ▲17％ QoQ ▲31%
505 165
483
436 234
247
198
210 193 NJSS売上高
405 218 180
179 92 ⚫ 例年1Qは有料契約件数が減少していた
400 141 85
136 56 64 が、当該1Qは有料契約件数が増加し、
116 46 57 53
35 44 41 40 加えてARPUも上昇。
26 25
200
CGSその他売上高
361 371
292 304 313 313 320 331 339 ⚫ えんフォト - YoY+20%
267 282 289
254
⚫ fondesk - YoY+367%
0 BPO売上高
18/3 19/3 20/3 21/3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
⚫ イベント関連案件に係る問い合わせが
大幅減。また、受注済みの案件につい
直近4四半期 て、顧客の一時出勤停止を受け、施工が
合計 1,984百万円 2,340百万円 2,537百万円
進まないものが一部発生。
※ 百万円未満は四捨五入
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｜SaaS売上高 - 四半期推移
百万円
CGSその他(えんフォト+fondesk)
600
NJSS +24%
+12% 463
447
402 92
387 85
400 373
359 370 SaaS売上高
333 333 344
64
56
317 53
40
46 57 ⚫ ストックビジネスとなるSaaS売上高は、
291 44 41
280 35 NJSS及び新規事業である
25
26 CGSその他(えんフォト+fondesk)より構成。
⚫ 1Q YoYは+24%と、NJSS及び新規事業
200
361 371 ともに成長を加速。
320 331 339
304 313 313
282 289 292
254 267
0
18/3 19/3 20/3 21/3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
直近4四半期
合計
1,275百万円 1,445百万円 1,699百万円
※ 百万円未満は四捨五入
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｜EBITDA - 四半期推移
百万円 全社費用
クラウドソーシング
260 BPO
CGSその他(えんフォト+fondesk)
NJSS 42
220 連結
19
22
18 210 22
3 5 11 203
180 9
9 185 187 181 182 12 175
168 174
140 158 27
147
100
116
127 123
133
連結EBITDA
91 93
3
14
⚫ NJSSにおいて、売上高増加及び広告
89
60
74 73
65 宣伝費減少により、大きく黒字増加。
20 46 12 7 ⚫ 結果、BPO赤字転落も連結黒字転換。
▲ 20 ▲ 21
▲ 20 ▲ 25 ▲ 23 ▲ 31 ▲ 28 ▲ 32 ▲ 32 ▲ 47 ▲ 46 ▲ 40
▲ 34
▲ 29
▲2
▲ 60 ▲ 29
▲ 31 ▲ 37
▲ 61 ▲ 70 ▲ 66
▲ 67 ▲ 67 ▲ 61
▲ 68
▲ 100 ▲ 72 ▲ 116
▲ 82 ▲ 94 ▲ 97
▲ 100
▲ 140 ▲ 93 ▲ 113
▲ 180 18/3 19/3 20/3 21/3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※ 百万円未満は四捨五入
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
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｜投資概要 - 四半期推移
百万円 一時費用(徳島センター開設費用等) 投資概要(YoYは1Qのみ比較)
システム関連委託費(SES等)
600
広告宣伝費 (人件費、広告宣伝費、システム関連委託費)
人件費(含む採用費) 517
13 ⚫ YoY +34% QoQ ▲23%
500
453
69
⚫ 20/3期にトライアルのために投じた
65 396 NJSS広告宣伝費は当1Qより減少。
400 368
128 61
⚫ NJSSシステムリニューアルについて
286 296
47 108
34
は、社内エンジニア及びSES
300
27
55 (常駐型の業務委託契約エンジニア)を活用し、
243 235 26
224 30
30 18
24
29
22/3期初リリース計画に対して若干の
19 18
200 30 19 遅れはあるものの、開発は着実に進行。
306 301 ⚫ 現時点における2Q以降の投資に係る
267 281
239
100 183 185 199 208 計画は以下の通り。
前期末比10-15名程度の増員計画に
0 人件費
より、微増を見込む。
19/3 20/3 21/3
2Q以降は１Q比で増加予定。
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
広告宣伝費 なお、前期3.2億円に対し、通期で
1億円程度の減少を見込む。
直近4四半期
合計 1,041百万円 1,735百万円 システム関連
当1Qと同程度もしくは微増を見込む。
委託費
※ 百万円未満は四捨五入
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｜従業員の状況
⚫ 当期は前期末比10-15名程度の増員計画により、微増を見込む(前期は+62名の192名) 。
⚫ BPOは足元受注好調につき、人員増加。
2020/6末
2020/3末 コーポレート
部門
クラウド 25
ソーシング
11 (▲3)
(+3) NJSS
コーポレート
クラウド
部門
合計 68
+10名
22
ソーシング NJSS (+2)
14
合計 66
202名
(内、正社員133名)
192名
(内、正社員127名) BPO
その他CGS
BPO その他
75 23
(+7) (+1)
68 CGS
22
(括弧内は2020/3末からの増減)
※ 臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)を含む。 臨時雇用者数は、年間の平均人員を換算。その他CGSは、えんフォト事業部、fondesk事業部。
コーポレート部門は、財務経理部、人事総務部、採用広報部、業務支援室、情報システムチーム、内部監査室。
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｜2021年3月期1Ｑ セグメント情報
(単位：百万円)
クラウド 全社費用
NJSS その他CGS BPO ソーシング (コーポレート部門) 連結
売上高 371 92 165 7 - 636
EBITDA 175 ▲ 40 ▲2 ▲ 29 ▲ 97 7
EBITDA率 47.2% - - - - 1.2%
セグメント利益 174 ▲ 40 ▲8 ▲ 30 ▲ 99 ▲3
利益率 46.9% - - - - -
1Ｑ末従業員数(名) 68 23 75 11 25 202
20/3期末従業員数(名) 66 22 68 14 22 192
※ 百万円未満は四捨五入
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
※ 従業員数は臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)を含む。 臨時雇用者数は、年間の平均人員を換算。その他CGSは、えんフォト事業部、
fondesk事業部。コーポレート部門は、財務経理部、人事総務部、採用広報部、業務支援室、情報システムチーム、内部監査室。
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｜2021年3月期1Ｑ 連結BS
(単位：百万円)
20/3期 1Q 20/3期 21/3期 1Q
流動資産 3,309 3,287 3,356
うち、現預金 3,077 2,890 2,985 ⚫ NJSSによって創出された潤沢な
キャッシュ基盤。
うち、売掛金 115 190 150
うち、その他 112 204 154
固定資産 191 324 304
有形固定資産 124 163 155
無形固定資産 26 27 26
投資その他の資産 40 133 121
うち、長期前払費用 0 91 82
資産合計 3,500 3,612 3,661
流動負債 1,105 1,325 1,376
うち、借入金 40 40 40
うち、未払法人税等 9 0 12
うち、前受金 663 691 883 ⚫ 将来の売上となるNJSS前受金が順調
に増加。
固定負債 160 132 128 ⚫ 前受金の増加はキャッシュ・フロー
うち、借入金 149 119 109 に好影響。
負債合計 1,266 1,458 1,504
純資産合計 2,234 2,154 2,157
負債・純資産合計 3,500 3,612 3,661
※ 百万円未満は切り捨て
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3 事業別ハイライト
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｜NJSS 有料契約件数・ARPUの推移
⚫ NJSSのサブスクリプション売上高は、有料契約件数×ARPU(一件当たり日割り売上高)で構成。
⚫ 例年1Qは有料契約件数は減少トレンドであったが、中期経営計画に基づく解約率低減施策等の結果、当1Qは前4Q比
でARPUを上昇させつつ有料契約件数が増加。
件 NJSS有料契約件数 ARPU(一件当たり日割り売上高、円) 円
4,000 1,250
1,188
1,170 1,169 1,167
1,152
3,500 1,128 3,395 1,150
1,122
1,110 1,115
1,105 3,282
1,092
1,085 1,079 1,084
3,148
1,065
3,028 2,999
1,037 1,034 2,958 2,962
3,000 2,899 1,050
2,884
2,851
2,742
2,587
2,499 2,469
2,500 950
2,360
2,256
2,157
2,000 850
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
17 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
｜えんフォト 契約園数の推移
⚫ 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて新規契約園獲得のための営業活動が制限されたものの、電話、メール、
及びビデオ会議システムを活用した営業手法に移行することで、契約園数は着実に増加。
園
3,000 + 70園
2,547
2,477
2,500
+65園
2,167
2,099
2,034
+116園 1,969
2,000
1,832
1,773
1,673
1,557
1,500
1,289
1,163 1,215
1,000
500
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※ 契約園数は、園以外のクラブ・イベント団体向けに提供する写真販売サービス「クラプリ」の利用者を含む。
18 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
｜fondesk 有料契約件数の推移
⚫ 2019年2月18日にサービスを開始してから、fondeskの有料契約件数は大きく成長。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による
件 テレワークの急速な普及に伴い、有料契約件数が急増
1,200
1,017
1,000 +671件
800
600
400 +178件 346
+50件
+54件 168
200 +50件 118
64
14
0
19/3期 20/3期 21/3期
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※ 業務提携先であるChatwork株式会社が提供していた「Chatwork 電話代行」の有料契約件数は含みません。Chatwork 電話代行は2020年3月31日に「Chatwork
電話代行 powered by fondesk」にリニューアルしており、21/3期1Q末有料契約件数はChatwork 電話代行からの契約移行件数107件を含みます。
19 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
｜fondesk 累計着信件数50万件突破
⚫ fondeskの1日あたり受電数は約6,000件となり、クライアント企業の生産性向上に貢献。
20 https://www.uluru.biz/archives/8864 Copyright 2020 © .CO.,LTD. All rights reserved.
４ Appendix
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｜用語集
「Crowd Generated Service(クラウド・ジェネレイティッド・サービス)」の略。クラウドワーカーを活用
CGS して生み出されたサービスをいう(当社の造語)。CGSの代表格である入札情報速報サービス「NJSS(エヌ
ジェス)」の他、「えんフォト」、「fondesk」がある。
クラウド(crowd：群衆)とアウトソーシングを組み合わせた造語。インターネットを介して不特定多数の
クラウドソーシング 人々との間で仕事を受発注することをいう。当社ではクラウドソーシングサイト「シュフティ」を運営。
クラウドソーシングを利用して仕事を受注する人々のことをいう。
クラウドワーカー 当社の「シュフティ」登録者は主婦がメイン。
「Business Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」の略。
企業が業務の一部(主にノンコア業務)を外部の専門業者に委託することをいう。
BPO 当社では、データ入力やスキャニングといった電子化業務をはじめとする総合型アウトソーシングの
業務受託を行う。
「Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)」の略。 「サース」と読む。
SaaS クラウドで提供されるソフトウェアのことをいう。
製品やサービスなどを利用した期間に応じて代金を支払う方式をいう。
サブスクリプション 近年では、ソフトウェアの利用形態として採用されることが多い。
「Average Revenue Per User」の略。「アープ」と読む。
ARPU 本資料では、「一件当たり日割り売上高」をいう。
「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization」の略。
「イービッダー」「イービットダー」「イービットディーエー」等と読む。
EBITDA 本資料では、営業利益＋減価償却費＋のれん償却額をいう。
当社では、中期経営計画達成に資するM&A等を積極的に検討するため、重要指標としてEBITDAを設定。
「year over year」/「quarter over quarter」等の略。「ワイオーワイ」/「キューオーキュー」と読む。
YoY / QoQ 「前年(同期)比」/「前四半期比」をいう。
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｜ビジョン
人のチカラで 世界を便利に
うるるの考える 『人のチカラ』 とは、
Web上にネットワークされた世界中の人の
英知・マンパワーを指します。
Webの進化によって、場所や時間の制約なく、
私たちは 『人のチカラ』 を運んだり集めたりすることが
できるようになりました。
私たちは 『人のチカラ』 を活用できる仕組みをつくり、
今までにない便利なサービスを世の中に提供することで、
社会に貢献していきます。
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｜事業構成
⚫ 当社はCGS(Crowd Generated Service)、BPO、クラウドソーシングの３つの事業で構成。
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｜CGS事業 入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」
⚫ 官公庁等が発注する入札情報のデータベースを提供するサービス。
⚫ 数百名のクラウドワーカーが約7,700の入札実施機関から情報を収集し、当社が入札・落札案件
情報のデータベースを構築。
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｜NJSSの特徴
① SaaSモデルでサービス提供
クラウドソーシング(Crowd-Sourcing)を用いて作った入札・落札データベースを
クラウド(Cloud)で提供。
高い限界利益率を誇る(売上総利益率 2019/3期 90.7% 2020/3期 90.0％)。
② 売上はサブスクリプション
売上はサブスクリプションから構成されるストック型。
③ 独自ビジネスモデルと参入障壁
クラウドワーカーという大量の人力とWebクローラーの併用により、
網羅性の高い入札・落札データベースを構築。
また、落札データを過去に遡及して収集することは困難であり、参入障壁となる。
④ FCF(フリー・キャッシュ・フロー)貢献度が高い仕組み
原則、契約時に利用料金を前受金として受領。
売上高が増加するほど、FCFが増加。正常運転資金は発生せず。
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｜入札市場概観
入札市場の推移 業種の比率
◼ 安定的に年間20兆円超の発注がなされる ◼ 建設・土木工事等の工事案件は金額
巨大市場 ベースで約4割
◼ 6割超が中小企業との契約で成立 ◼ 物品・役務といった工事以外の案件が
約6割を占める
兆円 中小企業向け 中小企業以外向け
25
22.3兆円 22.7兆円 22.1兆円 21.9兆円
21.3兆円
20
7.3 建設・
7.4 7.1 7.5 7.3
15 土木工事等
それ以外
約40%
10
15.4
約60%
14.9 14.2 14.6 14.6
5
0
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
出所：中小企業庁「官公需契約の手引き」 出所：中小企業庁「官公需契約の手引き」
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｜NJSSのポテンシャル(TAMの考え方)
⚫ NJSS有料契約件数は落札実績のある企業数約40万社の約0.8%、全省庁統一資格保有企業数約7万社
の約5%であり、ポテンシャルは十分。
TAMの検討においては、
新たに入札市場に参入する
入札参加資格未保有の企業も
ターゲットであり、
落札実績のある企業数 数十倍の有料契約件数
(≒各種入札資格保有社数) 拡大余地あり
約40万社
(TAM: Total Addressable Market、
獲得できる可能性のある最大の市場規模)
(2019年時点、NJSSデータベースより)
NJSS有料契約件数
3,395件
(2020年6月末時点)
全省庁統一資格
保有企業数
約7万社
(平成30年度行政事業
レビューシート総務省より)
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｜CGS事業その他「えんフォト」
⚫ 幼稚園・保育園と保護者の手間を大幅に削減する写真販売システム。
⚫ 園のイベント時にクラウドワーカーをカメラマンとして手配することで付加価値を提供。
② 保護者が「えんフォト」上で
写真を閲覧・購入
幼稚園・保育園
① 園が「えんフォト」へ
写真をアップロード
(園は利用無料)
ウェブサイト
「えんフォト」 ③ 当社が保護者へ
写真を送付
保護者
①’ 遠足や運動会などのイベント時には、
クラウドワーカーであるカメラマンを
手配
カメラマン
(クラウドワーカー)
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｜CGS事業その他「fondesk(フォンデスク)」
⚫ 「月１万円から使えるスマートな電話番サービス」。
⚫ 企業宛に掛かってくる電話をクラウドワーカーが代理受電し、受電内容をSlack、チャットワーク、
Microsoft Teams等のチャットツールで伝言。
① 電話対応 ② 受電報告
お電話ありがとうございます
株式会社うるるです
fondesk オペレーター
10月22日 15：10
制作部の fondeskオペレーターです
佐藤様はいますか？ 以下内容のお電話がありました
ご確認ください
ーーーーー
入電時間: 2018-10-22 15:05:27
あいにく佐藤は不在ですので お名前 : △△社 すずき様
折返しご連絡差し上げます
電話番号: 090-xxxx-xxxx
ご用件 : 制作部のさとう様に入電
折返し : 必要
お名前・お電話番号・ご用件
をうかがえますか？
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｜BPO事業
⚫ クライアントのノンコア業務を受託し、国内外の協力会社やクラウドワーカーといった多様な
リソースを活用してソリューションを提供。
⚫ 特に、紙面情報の電子化を行うスキャンやデータ入力に強み。
【業務内容】 • スキャン業務のみ自社センター
• データ入力・集計 • DM発送代行 にて実施
• スキャン • コールセンター代行 • それ以外の業務は、国内外の
• データクレンジング • 事務局運営代行 協力会社やクラウドワーカーの
• データ収集 • ECサイト運営代行 ディレクションに特化
• OCR処理 • システム開発
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｜クラウドソーシング事業
⚫ クラウドソーシング・プラットフォーム「シュフティ」で、仕事を依頼したいクライアント(企業)と
時間や場所の制約なく働きたいクラウドワーカーをマッチング。
⚫ 42万人超のクラウドワーカー登録を有する(2020年4月時点)。
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｜注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの
基準と異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらのリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一
般的な国内及び国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情
報」の更新・修正を行う義務を負うものではありません。
本資料は当社についての情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入や売却等の勧誘を目的と
したものではありません。投資に関する決定はご自身の判断において行っていただくようお願いいた
します。
株式会社うるる
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お問合せ先
ir@uluru.jp
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