3978 マクロミル 2021-09-01 15:00:00
取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]
2021 年 9 月 1 日
各 位
会社名 株式会社マクロミル
代表者名 代表執行役社長 グローバル CEO
佐 々 木 徹
( コ ー ド 番 号 : 3978 東 証 第 一 部 )
問合わせ先 執 行 役 副 社 長 グローバル CFO
清 水 将 浩
( TE L 03 -671 6-0706)
取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
当社は、東京証券取引所が定める「コーポレートガバナンス・コード」に基づき、取締役会の実効性に関する
分析・評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおりお知らせいたします。
記
1.評価の方法
全ての取締役に対し、取締役会の実効性に関する評価の趣旨等を説明の上、質問票を配布し、全員から回答
を得ました。そのうえで、第三者専門機関による当該回答の集計・分析を踏まえ、取締役会における討議を通
じ、当社取締役会の実効性に関する分析・評価を実施いたしました。
なお、評価を実施した大項目は以下の通りです。
① 取締役会の役割・機能
② 取締役会の構成・規模
③ 取締役会の運営
④ 経営陣とのコミュニケーション
⑤ 株主・投資家との関係
2.評価結果の概要
当社取締役会は、評価を実施した上記の各項目において総じて高い評価となり、取締役会の実効性は十分に
確保されているものと考えております。
「①取締役会の役割・機能」としては、課題認識と対応策の実践について適切な取組みがなされていると評
価された一方で、後継者計画についてはCEOだけでなく、他の執行役や、社外取締役の在任期間なども考慮
した社外取締役の後継者計画の検討が必要との認識となったことや、昨年度の取締役実効性評価時の課題事項
である「取締役会の機能をさらに発揮するための施策の実施」に関し、取締役のトレーニング及びサポートの
強化について、今後も充実すべき事項として認識いたしました。
「②取締役会の構成・規模」としては、社外取締役の割合やスキルなどの多様性について高い評価となった
一方で、昨年度の課題事項である「取締役会の多様性をさらに強化することの検討」に関し、社内取締役や執
行役などの人数拡充、中期経営計画などの方向性を踏まえた人選につき、今後も充実すべき事項として認識い
たしました。
「③取締役会の運営」としては、重要議案や社外取締役からの依頼事項も適切に上程され活発に議論がされ
ており開催頻度も含め適時に把握できる体制と評価される一方で、一部議案などについては事前準備や議案の
時間配分などが十分でないケースがあり、よりスムーズに運営できる体制整備が課題との認識となりました。
「④経営陣とのコミュニケーション」としては、社外取締役が自身の経験を十分に活かす適切な機会は十分
に提供されており、それぞれが議案に関する自らの経験則などを述べて議論に貢献していると評価される一方
で、執行役及び執行役員と取締役間のコミュニケーションの場をより頻繁に設けると良いとの改善意見もあり
ました。
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「⑤株主・投資家との関係」としては、積極的なIR活動によって株主からのフィードバックや質疑応答な
どについて取締役会に報告がなされており、詳細な状況が把握できているとの評価となる一方で、投資家との
対話の参画については今後の検討事項との認識になりました。
3.評価結果を踏まえた今後の対応
当社取締役会は、今回の評価結果を踏まえ取締役会全体の実効性を更に高めていくために、以下の事項を含
む課題への対応策を検討し、必要な対応策を実施することにより取締役会の機能向上に努めてまいります。
① CEOだけでなく他の執行役や、社外取締役の在任期間、多様性なども考慮した後継者計画の検討
② 取締役会の機能を更に発揮するための取締役に必要なトレーニングの拡充、執行ラインとの接点拡充な
どを踏まえたサポート体制の強化
③ 取締役会の議事進行における十分な議論ができるための事前準備や会議時間の充実
以 上
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