3968 セグエ 2020-03-24 19:00:00
監査等委員会設置会社への移行に伴う 「内部統制システムの構築に関する基本方針」の一部改定に関するお知らせ [pdf]

                                              2020 年3月 24 日
  各 位

                       会 社 名 セ グ エ グ ル ー プ 株 式 会 社
                       代 表 者 名 代表取締役社長     愛須       康之
                                  (コード番号:3968 市場第一部)
                       問 合 せ 先 取締役経営管理部長   福田       泰福
                                       (TEL.03-6228-3822)


              監査等委員会設置会社への移行に伴う
    「内部統制システムの構築に関する基本方針」の一部改定に関するお知らせ

 当社は、2020 年3月 24 日開催の第6期定時株主総会の承認に基づき、監査等委員会設置会社に移行い
たしました。これに伴い、同日開催の取締役会において、
                         「内部統制システムの構築に関する基本方針」
の一部改定を決議いたしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。

                         記


 当社及び当社の子会社からなる当社グループは、
                      「当社グループは、IT技術を駆使して、価値を創造し、
お客様とともに成長を続け、豊かな社会の実現に貢献します。
                           」という経営理念を掲げています。
 当社は、この基本理念のもと、グループ一体となって企業価値の向上及び透明性の高い効率的な経営を実
現するため、次のとおり内部統制システムの構築に関する基本方針を定めます。これらの方針は、原則とし
て当社グループに共通に適用するものとします。


1. 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

(1) 当社グループの取締役及び使用人が法令及び定款を遵守し、倫理観を持って事業活動を行う企業風土
  を構築するため、当社グループ全体に適用する行動指針(クレド)を定める。
(2) 法令及び定款の遵守体制の実効性を確保するため、取締役会の決議により、リスク・コンプライアン
  ス委員会及び委員(監査等委員1名以上を含む)を置く。委員のもと主管部署は、当社グループの取
  締役及び使用人の法令遵守意識の定着と運用の徹底を図るため、研修等必要な諸活動を推進し、管理
  する。
(3) 事業部門及び子会社にはコンプライアンス委員会またはこれに準ずる組織もしくはコンプライアン
  ス担当責任者を置き、主管部署とともに法令遵守体制の整備及び推進に努める。
(4) 反社会的勢力とは取引関係も含めて一切の関係を持たない。反社会的勢力からの不当要求に対して
  は、組織全体として毅然とした対応をとる。
(5) 当社グループの事業に従事する者からの法令違反行為等に関する通報に対して適切な処理を行うた
  め、内部通報の運用に関する規程を定めるとともに、コンプライアンス相談窓口を設置する。是正、
  改善の必要があるときには、速やかに適切な措置をとる。
(6) 前項の通報を行った者に対し、当該通報を行ったことを理由として不利益な扱いをすることを禁ず
  る。
(7) 内部監査部署は、当社グループの法令及び定款の遵守体制の有効性について監査を行う。主管部署及
  び監査を受けた部署は、是正、改善の必要があるときには、速やかにその対策を講ずる。


2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

(1) 取締役の職務の執行に係る情報は、文書化(電磁的記録を含む)の上、経営判断等に用いた関連資料
  とともに保存する。管理対象文書とその保管部署、保存期間及び管理方法等を規程に定める。
(2) 取締役の職務の執行に係る情報は、取締役から要請があった場合に備え、適時閲覧可能な状態を維持
  する。
(3) 内部監査部署は、当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理について監査を行う。主管部
  署及び監査を受けた部署は、是正、改善の必要があるときには、その対策を講ずる。


3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

(1) リスク管理の全体最適を図るため、取締役会の決議により、当社グループ全体のリスク管理に関する
  規程を定め、リスク管理担当役員及びリスク管理統括部署を置く。リスク管理統括部署は、リスク管
  理及び内部統制の状況を点検し、改善を推進する。
(2) 事業活動に伴う各種のリスクについては、必要に応じてリスク コンプライアンス委員会で審議する。
                                ・
  主管部署は、事業部門等を交えて適切な対策を講じ、リスク管理の有効性向上を図る。
(3) 事業の重大な障害・瑕疵、重大な情報漏洩、重大な信用失墜、災害等の危機に対しては、しかるべき
  予防措置をとる。また、緊急時の対策等を定め、危機発生時には、これに基づき対応する。
(4) 上記(2)、(3)のリスク管理体制については、継続的な改善活動を行うとともに、定着を図るための研
  修等を適宜実施する。
(5) 内部監査部署は、当社グループのリスク管理体制について監査を行う。主管部署及び監査を受けた部
  署は、是正、改善の必要があるときには、速やかにその対策を講ずる。


4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

(1) 当社グループ各社は、取締役会の運営に関する規程を定めるとともに、定時の取締役会において重要
  事項を決定し、取締役に業務報告をさせることにより業務執行の監督等を行うほか、必要に応じて適
  宜臨時取締役会を開催する。
(2) 当社グループは事業計画に基づき、予算期間における計数的目標を明示し、事業部門及び子会社の目
  標と責任を明確にするとともに、予算と実績の差異分析を通じて所期の業績目標の達成を図る。
(3) 経営の効率化とリスク管理を両立させ、内部統制が有効に機能するよう、ITシステムの主管部署を
  置いて整備を進め、全社レベルでの最適化を図る。
(4) 内部監査部署は、当社グループの事業活動の効率性及び有効性について監査を行う。主管部署及び監
  査を受けた部署は、是正、改善の必要があるときには、連携してその対策を講ずる。



5. 企業集団における業務の適正を確保するための体制

(1) 当社は、グループ会社が一体となって事業活動を行い、当社グループ全体の企業価値を向上させるた
  め、子会社の経営管理に関する規程を定める。子会社は、経営・財務の状況を定期的に当社に報告す
  る。
(2) 子会社は、当社グループの経営・財務に重要な影響を及ぼす事項を実行する際に、当社と事前協議を
  行い、当社は必要に応じて子会社に適切な指導を行う。


6. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項、当該使用人の監査等委員以外の取締役か
  らの独立性に関する事項及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項

(1) 監査等委員会を補助する使用人の人事に関する事項については、監査等委員会と協議を行う。
(2) 監査等委員会を補助する使用人は、監査等委員会より受けた業務命令に関して、監査等委員以外の指
  揮命令を受けないものとする。


7. 監査等委員会への報告に関する体制

(1) 監査等委員会の要請に応じて、取締役及び使用人は、事業及び内部統制の状況等の報告を行い、内部
  監査部署は内部監査の結果等を報告する。
(2) 取締役及び使用人は、当社グループの経営・財務に重要な影響を及ぼすおそれのある事項につき監査
  等委員会に報告する。
(3) 監査等委員会へ報告を行った者に対し、当該報告を行ったことを理由として不利益な扱いをすること
  を禁ずる。


8. 監査等委員会の職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項

  監査等委員会の職務執行上必要と認める費用について、あらかじめ予算を計上し、監査等委員が緊急
  又は臨時に支出した費用については、事後会社に請求できる。


9. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

  重要な意思決定の過程及び業務の執行状況を把握できるようにするため、監査等委員は取締役会に出
  席するほか、経営会議その他の重要な会議に出席することができる。また、監査等委員会から要求の
  あった文書等は、随時提供する。



                                             以 上