3967 M-エルテス 2019-07-11 15:00:00
2020年2月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月11日
上 場 会 社 名 株式会社エルテス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3967 URL https://eltes.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 菅原 貴弘
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 松林 篤樹 (TEL) 03-6550-9280
四半期報告書提出予定日 2019年7月11日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年2月期第1四半期の連結業績(2019年3月1日~2019年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
20年2月期第1四半期 450 9.4 49 183.3 50 195.1 32 ―
19年2月期第1四半期 411 ― 17 ― 16 ― △16 ―
(注) 包括利益 20年2月期第1四半期 32百万円( ―%) 19年2月期第1四半期 △16百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
20年2月期第1四半期 6.25 6.22
19年2月期第1四半期 △3.20 ―
(注) 2019年2月第1四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、
1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
20年2月期第1四半期 1,822 1,641 88.2
19年2月期 1,831 1,609 86.0
(参考) 自己資本 20年2月期第1四半期 1,606百万円 19年2月期 1,574百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
19年2月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
20年2月期 ―
20年2月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年2月期の連結業績予想(2019年3月1日~2020年2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 850 3.0 10 △61.8 5 △80.3 1 ― 0.19
通期 1,800 8.7 50 28.3 40 21.7 20 ― 3.89
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) ― 、 除外 ―社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期1Q 5,142,000株 2019年2月期 5,142,000株
② 期末自己株式数 2020年2月期1Q 109株 2019年2月期 72株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期1Q 5,141,928株 2019年2月期1Q 5,113,450株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社エルテス(3967) 2020年2月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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株式会社エルテス(3967) 2020年2月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
我が国のインターネット市場においては、デジタルデバイスの普及に合わせて、ソーシャルメディアの利用が社
会基盤として定着しており、マーケティングやプロモーション、リクルーティングなど、企業の事業活動において
もソーシャルメディアの役割は欠かせないものとなっております。
従業員の不適切投稿のみならず、消費者の行動を把握し、炎上を防止し、適切な情報発信を行うといったソーシ
ャルメディアにおけるリスクマネジメントは、デジタル化が進む社会におけるブランド戦略と密接に関わり、ブラ
ンドセーフティの考えの高まりとともに、経営全体における重要性が高まっております。
また、2019年5月に通称デジタル手続法が成立し、行政手続きが原則電子申請に統一されることになるなど、デ
ジタルデータの利活用はますます拡大していくことが見込まれます。そのため、ソーシャルメディア上のレピュテ
ーションにとどまらず、発展するテクノロジーの反動として生ずる情報漏洩など新たなデジタルリスクに対応する
マネジメントも急務となっております。
このような環境下、当社グループは「リスクを解決する社会インフラの創出」をミッションとして、リスク検知
に特化したビッグデータ解析技術を基にソリューションを提供し、デジタルリスクの盾となり、 社会的課題の解決
に取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間において、デジタルリスク事業は、ソーシャルメディア上のレピュテーションに対す
る意識の高まりや広告宣伝活動強化の影響で好調に推移し、前年同期に比べ売上高が増加いたしました。その他の
事業につきましても、新規サービスの企画を進める一方で、既存サービスの収益化を進めております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は450,533千円(前年同期比9.4%増)、営業利益は49,933千円(前
年同期比183.3%増)、経常利益は50,020千円(前年同期比195.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
32,162千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失16,373千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、これまで、当社グループの報告セグメントはソーシャルリスク事業のみであり、他の事業セグメントの重
要性が乏しいため、記載を省略しておりましたが、前連結会計年度においてその他の事業の重要性が増したことに
伴い、前連結会計年度よりセグメント情報の記載を行うことといたしました。また、セグメント情報の記載にあた
り、前連結会計年度末において報告セグメントの区分を見直し、「ソーシャルリスク事業」に従来「その他事業」
に含めていた「リスクインテリジェンス事業」を加え、「デジタルリスク事業」として報告セグメントとしており
ます。当第1四半期連結累計期間との比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①デジタルリスク事業
SNSやブログ、インターネット掲示板などWeb上の様々なソーシャルメディアに起因するリスクに関連するサ
ービスについては、多様化するリスクを背景に契約数を増やし、それらに対応した分析ノウハウを蓄積することで
競争力強化を図りました。また、AIシステムの導入やクラウド化を推し進め、分析精度と顧客利便性の向上に取
り組んでおります。
企業内のログデータ等多種多様なデータを統合的に分析する内部脅威検知サービスについては、セキュリティイン
シデントの多発や「働き方改革」を追い風に、国内大手企業から中小企業まで幅広くニーズが増大してる環境の中、
販売代理店との連携強化にも力を入れ販路を拡大し、新規受注の積み上げを図りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるデジタルリスク事業の売上高は447,209千円(前年同期比9.1%
増)、セグメント利益は172,629千円(前年同期比12.9%増)となりました。
②その他事業
その他事業につきましては、主に情報リスク分析と危機対応支援を行うAIセキュリテイ事業とその他周辺ソリュ
ーション提供事業を含んで構成されております。
これらの事業においては、新規サービスの企画並びに開発を進めつつ、顧客も交えた実証実験などに取り組みまし
た。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のその他事業の売上高は、5,423千円(前年同期比186.8%増)、セグメン
ト損失は16,457千円(前年同期は16,055千円のセグメント損失)となりました。
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株式会社エルテス(3967) 2020年2月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,822,497千円となり、前連結会計年度末に比べ9,050千円減少い
たしました。この主な要因は、現金及び預金の減少12,814千円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は180,752千円となり、前連結会計年度末に比べ41,149千円減少いたし
ました。この主な要因は、賞与引当金の増加12,528千円、未払法人税等の減少16,361千円、流動負債その他の減少
33,887千円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,641,744千円となり、前連結会計年度に比べ32,099千円増加いた
しました。この主な要因は、利益剰余金の増加32,162千円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年4月11日の「2019年2月期 決算短信」で公表いたしました第2四半期累
計期間及び通期の業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,197,620 1,184,806
受取手形及び売掛金 180,613 176,196
その他 29,628 53,848
貸倒引当金 △4,668 △4,826
流動資産合計 1,403,194 1,410,024
固定資産
有形固定資産 54,978 51,323
無形固定資産 32,651 28,870
投資その他の資産
投資有価証券 205,416 206,355
その他 134,548 125,220
貸倒引当金 △0 △0
投資その他の資産合計 339,964 331,576
固定資産合計 427,594 411,769
繰延資産 758 703
資産合計 1,831,547 1,822,497
負債の部
流動負債
買掛金 13,065 14,633
1年内返済予定の長期借入金 15,006 12,507
未払法人税等 28,633 12,272
賞与引当金 - 12,528
その他 152,690 118,802
流動負債合計 209,395 170,744
固定負債
長期借入金 12,507 10,008
固定負債合計 12,507 10,008
負債合計 221,902 180,752
純資産の部
株主資本
資本金 767,278 767,278
資本剰余金 743,728 743,728
利益剰余金 64,007 96,170
自己株式 △169 △232
株主資本合計 1,574,845 1,606,944
新株予約権 34,800 34,800
純資産合計 1,609,645 1,641,744
負債純資産合計 1,831,547 1,822,497
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
売上高 411,810 450,533
売上原価 149,226 176,219
売上総利益 262,583 274,313
販売費及び一般管理費 244,958 224,380
営業利益 17,625 49,933
営業外収益
受取利息 0 -
還付消費税等 - 253
その他 4 6
営業外収益合計 4 259
営業外費用
支払利息 41 49
投資事業組合運用損 639 67
その他 0 56
営業外費用合計 681 173
経常利益 16,948 50,020
特別損失
投資有価証券評価損 19,998 -
特別損失合計 19,998 -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△3,049 50,020
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 9,289 8,170
法人税等調整額 4,033 9,687
法人税等合計 13,323 17,857
四半期純利益又は四半期純損失(△) △16,373 32,162
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△16,373 32,162
に帰属する四半期純損失(△)
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △16,373 32,162
四半期包括利益 △16,373 32,162
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △16,373 32,162
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の「その他」に含めて表示しております。
(連結納税制度の適用)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間より連結納税制度を適用しております。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年3月1日 至 2018年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
デジタル 合計 計算書計上額
計 (注)1 (注)2
リスク事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 409,919 409,919 1,891 411,810 ― 411,810
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 409,919 409,919 1,891 411,810 ― 411,810
セグメント利益又は損失(△) 152,953 152,953 △16,055 136,898 △119,272 17,625
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、AIセキュリティ事業等を
含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△119,272千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
119,272千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
デジタル 合計 計算書計上額
計 (注)1 (注)2
リスク事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 447,209 447,209 3,323 450,533 ― 450,533
セグメント間の内部
― ― 2,099 2,099 △2,099 ―
売上高又は振替高
計 447,209 447,209 5,423 452,633 △2,099 450,533
セグメント利益又は損失(△) 172,629 172,629 △ 16,457 156,172 △106,239 49,933
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、AIセキュリティ事業等を
含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△106,239千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
106,239千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
これまで、当社グループの報告セグメントはソーシャルリスク事業のみであり、他の事業セグメントの重要性
が乏しいため、記載を省略しておりましたが、前連結会計年度においてその他の事業の重要性が増したことに伴
い、前連結会計年度よりセグメント情報の記載を行うことといたしました。
また、セグメント情報の記載にあたり、前連結会計年度末において報告セグメントの区分を見直し、「ソーシ
ャルリスク事業」に従来「その他事業」に含めていた「リスクインテリジェンス事業」を加え、「デジタルリス
ク事業」として報告セグメントといたしました。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を開示しております。
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